作品投稿掲示板 - B-REVIEW

黒髪


投稿作品数: 119
総コメント数: 899
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プロフィール
記録
プロフィール:
中島らも、柴田元幸、丹生谷貴志が好きです。囲碁、詩、サックスなどをやります。
自作の一押し・・・・ 大人になったら

黒髪の記録 ON_B-REVIEW・・・・

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大賞受賞者

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推し

2023-11-06

同朋

2023-11-01

子供星

2023-10-04

いつもの愛

2023-09-25

私の魂

2023-09-13

インソムニア

2023-09-01

Honesty

2023-08-22

悟り

2023-08-01

罪の扉

2023-07-01

海岸の思い出

2023-06-13

存在

2023-06-02

頭上

2023-05-06

雨と海

2023-04-11

ONE

2023-03-25

a heart and a stone

2023-03-17

愛への勇気

2023-03-08

人間主義

2023-02-01

都市讃歌

2023-01-07

暁の夢

2023-01-05

宇宙の空間

2022-12-28

月下

2022-11-28

月の恋文

2022-10-09

夜が降りる

2022-10-01

通りの灯り

2022-09-10

夜の扉

2022-09-01

決心

2022-08-11

暗雲

2022-08-01

空の色

2022-05-06

存在

2022-04-21

言葉の自由

2022-04-09

恋によって

2022-03-01

モノと心

2022-02-02

blue story

2022-01-04

新しい時間

2022-01-01

UNDERSONG

2021-12-15

不死鳥

2021-12-07

Thinking Thing

2021-11-30

花の夢

2020-04-18

自由と責任

2020-03-17

青の飲み物

2020-02-26

未来

2020-01-29

道を見出す

2020-01-22

欲について

2019-12-30

嘘と私

2019-11-27

不毛なもの

2019-10-04

悲しみの祈り

2019-09-17

一つ

2019-09-13

暗闇

2019-08-20

空に願う

2019-08-15

甘えない

2019-07-17

目に見えない

2019-06-22

ある日特別

2019-06-13

太陽の存在

2019-03-18

タンポポ小景

2019-02-20

つながれ

2019-01-29

場の俺

2019-01-27

芽吹く

2018-11-26

2018-11-14

狭い

2018-10-24

新大陸と理屈

2018-10-18

2018-09-24

恨みたくない

2018-09-14

鉄塔

2018-08-23

心のブレーキ

2018-06-18

エゴ

2018-05-18

踊り

2018-05-16

笹竹

2018-04-20

命令

2018-04-12

霧雨

2018-03-12

傘とバッタ

2018-03-07

静かな時に

2018-01-13

お菓子な心

2017-12-04

良く考える

2017-10-31

変わる

2017-09-27

戸惑い

2017-09-04

嬉しい荷物

2017-08-26

不在

2017-08-02

必要

2017-07-22

good-bye my love

2017-06-16

心と空の叫び

2017-06-05

人の望み

2017-05-18

The Last

2017-05-08

答え尋ね

2017-04-27

2017-03-11

むたんっていう言葉には愛着を持っていらっしゃいますか。毒に執着を持つと、どれだけでも悪くなって、死にますよ。気を付けてください。出来るだけ早く要らないものを捨てまくらないと、頭が狂っていきますよ。早く恋が始まるといいですね。とても生きるのが楽しくなりますよ。 (推し)

2023-11-07

どんどん闇が深くなっていきますね。 (推し)

2023-11-07

神様怖いですね。少女の目から見るとそういう神様に見えるんですね。 (倫理少女)

2023-11-06

地球は宇宙の中で一人ぼっちだから、人々はみな孤独です。だから仲良くするんです。 (同朋)

2023-11-02

素朴に粥はおいしいですよね。きれいな水で作ると。 (同朋)

2023-11-02

きっと健康になりますよ。悪いものを止めれば。ゆっくり休んでください。 (同朋)

2023-11-02

投票を忘れましたので、付け加えさせていただきます。 (天気も転機)

2023-10-30

常設と無常の間を揺れ動く詩だと思います。まさに、天気が転機になっている。各詩句は 何気ないのですが、真実を表しており、無駄なものもない。「まだ変わらない あの日」 というフレーズが、印象的で素晴らしいと思います。 (天気も転機)

2023-10-30

自殺の詩ですか。 非常によく考えられていて、表現力も優れた方なので、自殺してしまうのは才能が惜しい気がします。 海が結晶する、という言葉を見たのは初めて。君という言葉が出てきますが、詳細は わからない・・・。撃ち殺してくれる人を探し、いないから飛び降りる・・・。 何かの苦しみから逃れようとして。 もし、生きる意味が分からないから死ぬ、というのなら、不完全で、いびつだからこそ、 他人を求め、意味ができるという風に愚考します。完全な他人もいないので。 別に死に急ぐ必要はないのでは。詩を書けるのだし。いい詩だし。 (「#拳銃撃ってくれ」)

2023-10-29

実に、物語と詩が結婚したような詩ですね。物語は、丘を越えていくこと。GPT-4によれば、詩のような物語もあり、物語のような詩もあり、詩は短く物語は長いという違いがあるそうです。抽象度の違いもあるそうです。海は、詩ですが、貝殻は物語。美しくも、醜くもある詩人。それが正しいようです。戦争の時代にあっては。戦争が終わったら、美しい詩が増えるでしょうね。それでも、記憶は残る。醜さの傷は、癒えても古傷は残る。だから、海はざばん、ざばんという。脳内は、醜くも美しくもある。ただ、空よりも広い。暗い空より青空が空の本質。だから、あやめさんは美しい詩人である。 (靴を履き、物語をポケットに、ポエムを歩く)

2023-10-29

季節感に、自分がどこからきたのかという疑問を詠んだ詩だと思います。 風や雨や雪が上手く描写されており、寒ささえ感じさせるリアルな描写。 奇跡がなくなった、つまり、何らかの特別感を与えてくれた感覚が雪で終わった。 雪でどん詰まり。春の到来はまだ遠い。 ここに自分は居るけれど、雪の中には自分はなく、風や雨が運んできた自分。 流動性、通る風。死とは吹雪の中に行くことか。でも、それはきっと、一日の終わりに過ぎない 感覚と思考と気分なのでしょう。一つのイマジネーションは、こういった絵を描く。 孤独と名のつけられた絵を。 (秋暮れ 雪に消ゆ)

2023-10-27

  天使たちの戯れ 天使たちの戯れだけが祈りであるから、君の幸運を祈ることになる。虚構の上に生きること、 いや、虚構を生み出して現実を変えていくことが望みか。僕も作業所に通っています。   なまえ(overwriting) 失恋の悲しみというのは、なかなか癒えないもの。失恋のショックで自殺するというのも よくありそうな話。失くしたものにこだわっても、よほどのことがなければ戻ってこない。 むしろ、過去に決別をつける方が得策であるし、精神を守ることである。 新しい恋が始まるまで、生活をまともにすることに専念することで、同じくらいいい人が 見つかると思う。愚かさや勇気のなさを乗り越え、過去の不可能にこだわらない。 また繰り返すのではないかという恐れもあるが、それは、ショックから立ち直れていないから。 以上のように感想を持ちました。ちゃんと、さよならとありがとうを言っていて、偉いですね。 (ふたつの詩の距離が平等になるまで、タンゴのリズムでレゲエを踊れ)

2023-10-27

宇宙人にこだわりを持っていらっしゃるみたい。というか、現代的なトピックか。 虹の宇宙、蒼い月。人間も蒼くなる。暴力。何となく暴力。バズっちゃうか。 新しい世界を開いていく力を持っていらっしゃると思います。 (月でバズる)

2023-10-26

全体的に、儚い言葉をつなげることで、理想や生きる意味を探しているような感じの詩 だと思いました。グノーシス主義というのを調べてみたのですが、難しい。 「不在」という言葉を調べてみました。僕は、一回も使ったことがなかったので。 それで、なぜ不在なのか、ということが重要です。なんか特別な意味があるようです。 褒美の後払いは、どれくらい後か。それが重要です笑 崩壊と構築は、人間の宿命ですね。 (ブロック〜瓦礫に咲く花〜)

2023-10-26

今日と明日とは眠りによって隔てられているから、整合性がないでしょうね。 電車が出てきたために、揺れるという言葉が説得力を持ちます。 揺れているのか、いないのか。どんな詩も、the only one poem! (空のふちも青かったというのならそうなのかもしれない)

2023-10-26

暖かいのか寒いのか。「あたたかいひ」の、「ひ」がひらがななのがポイントかと思いました。 北風と太陽みたいな。「歩く」というのが、一番うまい表現かなと思いました。ここで、全体の 意味がまとまってくる。非常にクリエイティブで、いい詩かなと思いました。 (あたたかなひ)

2023-10-26

鼠というのが、特高のことなのか、話している二人のことなのか、わからなかったのですが、 面白かったです。お笑いの要素が少しある寸劇ですね。日本は、市民を巻き込んだ空襲で、 大被害を受けましたが、そもそも日本兵っていうのは、どのあたりの基地に住んでいたのか、 よくわかりません。まあ、真珠湾攻撃の報いを受けたということなのでしょう。恐らく。 鷹枕可さんのコントは、すごくよく考えられていて、知性を感じます。 (余興:小劇「コント」の試み)

2023-10-26

難しい言葉を使ってないけど、とても爽やかな光景を描き出すのが、とても上手だと思います。 旅をする少年って、実際にどれほどいるのだろう。そんな夢も詩の中で現実になる。 (旅する少年)

2023-10-26

そうですよね。実際、自分が汚く思えて、苦しくて死にたくなったりとか、非情な自分が許されないと思ったりとか、そういう困難がダマになってやってくるときは、だれでもあると思います。そのとき、どう幕が下りるのかはわかりませんが、結局必要だからそうなるわけで、反省している春巻さんは、必ずいい方へ物事が進んでいくだろうと思います。そういう悩みを詩にすることは、大変に意味があることだと思います。生きていないい人工的な詩っていうのは、あまり魅力がないものだと思います。ということは、この詩にはとても温かな気持ちが感じられます。 (初めての合意)

2023-10-26

わけのわからない愛があふれていて、 とても現代的だと思いました。 (ゼンメツ)

2023-10-25

花を作り出すことのできる心というのは美しいと思いました。 路地裏で、らくがき、何人でやったのでしょう。 よい思い出ですね。 (わたしのお花)

2023-10-25

そうですね。助け、愛する。その自発的な行動と勇気こそが大人。 空から地上を見たこと、ありますか。展望台とかいいですよね。 (大人になったら)

2023-10-24

資格がないと、本当には愛せないような気がするんでしょうが、どうでしょうか。 大人は、哀しみの涙を流すと思います。 子供より、大人の方が、人を助けられるじゃないですか。若いころは、助けられてばっかり。 美しいと言ってくださり、ありがとうございます。 (大人になったら)

2023-10-24

「大人になったら~なんになる~♪」 魔法のプリンセスミンキーモモというアニメの主題歌です。 子供の頃、夢中になってみていました。 かならず、本当の巣へ。 (大人になったら)

2023-10-24

君の家ではなく、君の城なんですね。石造りですね。床がきしむという表現がいいなと 思いました。きみは、出来るだけ長く一緒にいてくれるといいですね。 (きみの城)

2023-10-24

生き地獄、味わうのは、ものすごくつらいけど、頭が良くなってきます。 無為という言葉は、どこかで見たことがあるけど、意味がよくわかっていなかったので、 この詩で見れて、よかったです。 (どう生きるか)

2023-10-23

そうなんですか。自殺だったんでしょうかね。まこちゃんは、この主人公が骨を拾ってくれたので、 きっと成仏していると思います。お母さんや、お父さん、ほかの人たちも、みんなこの主人公 のような人間だった、昔は。仕事があるので、主人公はきっとやっていける。ほかに何かを したいはずだとは思いますが。 (骨になってしまったんだね)

2023-10-23

可愛い性交の描写ですね。僕には実体験がなく、そうした感想しか持てません。 こんな描写を出来るなんて、観察眼と想像力がすごいと思います。 (導入)

2023-10-23

多分愛されたことはあるでしょう。でも、自分で愛さないと、愛が本物になれません。 早く愛して。適切な時期に。 (燃)

2023-10-23

初恋の男の子が、僕の裸を見ても赤くなってくれない。 だから、女の子に殺意を抱く。一体いつになったら、僕の裸に赤くなってくれる男の子は現れる んでしょうか。そうしたら大人になれるのに。情熱の爆発がかっこいい。 (イタくてダサくて七歳の青)

2023-10-23

このシチュエーションが美しいものですね。 今日と明日。夜ってこんなに美しいもの。君と二人だと。 星が雫を落とすという表現は、他で見かけたことがありません。 月が泣いている? 手紙の白も美しい。こんな日々を送れたら、それは詩人にもなりますね。 (最後の夜)

2023-10-23

働いてればですね、わかりました。 (「銀河」)

2023-10-20

ryinxさん、これは不思議な詩ですね。 何となく、暗い場所で、懐かしい聖なる場所を思っているみたい。 己を捨てるとは、自然に帰る、ということなのでしょうか。 エミリー・ディキンソンの詩に、 I'm nobody! Who are you? Are you─Nobody─Too? という一節があります。nobodyというのは、身体がないということですから、 ryinxさんの詩の透明な泡でも当てはまると思います。悪かったとあやまるのは、 路地裏の場所を忘れていたか、裏切ってしまったかということに対してでしょうか。 誰が来てくれるのを、待っているんでしょうね。 夢とイマジネーションにあふれる、素敵な詩だと思います。 (詩入門 五行歌)

2023-10-19

麻薬にお詳しいんですね。 でも、下手なことをするとつかまりますよ。 ケーキにして、愛を表明するっていうのはいいアイディア。 彼女のことが好きなんですね。 (「銀河」)

2023-10-19

僕は田んぼのまんなかにいたことあったかな。 ミステリーサークルとかは田んぼのまんなかにできますね。 死んだ人間が生き返ったらいいのですけど。 いすきさん、投稿ありがとうございます。 (詩入門 五行歌)

2023-10-19

恐竜は絶滅するべきだったと思います。 (しわわせならTをたたこう)

2023-10-18

原爆が作られた チェルノブイリが爆発した 福島原発が爆発した 人が大勢死んだ 海と大地の怒りを見たか人々は (詩入門 五行歌)

2023-10-18

中田満帆さん、こんにちは。 寄る辺もない夜とは、どんな夜ですか。 手を繋ぐ、わずかな、 そのときを思うのは、 小さな電流で、 流れを断ち切るのが天使だったんですね。 ありがとうございます。 (詩入門 五行歌)

2023-10-16

私の好きな人はあなたの好きな人 (「私のキラー・フレーズ、一行詩、募集」)

2023-10-16

橙色さん、こんにちは。 私たちがミルワームである、ということは、嘘なんじゃないですか。 ありがとうございます。 (我々の睡眠は)

2023-10-16

月曜日になってもサザエさんはやっていませんでしたね。 ありがとうございます。 (詩入門 五行歌)

2023-10-16

大丈夫ですか、田中恭平さん。昨日は雨がたくさん降りましたね。濡れましたか。 ありがとうございます。 (詩入門 五行歌)

2023-10-16

こんにちは、鯖詰缶太郎さん。 名前のない人ですか。初恋の人に振られたんじゃないですか。大丈夫です。 (詩入門 五行歌)

2023-10-16

こんにちは、鯖詰缶太郎さん。 美しい詩ですね。 いいと思います。大丈夫です。問題ありません。 (詩入門 五行歌)

2023-10-16

こんにちは、鯖詰缶太郎さん。 何か嫌な詩ですね。遺書を燃やしたということは、自殺を思いとどまったんですか。 大丈夫ですか。心配です。 ありがとうございます。 (詩入門 五行歌)

2023-10-16

おはようございます、鯖詰缶太郎さん。 そりゃ痛いですよ。何か嫌なことがあったんでしょうか。面白いですね。 ありがとうございます。 (詩入門 五行歌)

2023-10-16

ありがとうございます、田中恭平さん。 とても、美しい詩ですね。 ありがとうございます。 (詩入門 五行歌)

2023-10-16

おはようございます、DaysXMa≠naさん。 墓石についての詩でしょうか。 ありがとうございます。 (詩入門 五行歌)

2023-10-16

DaysXMa≠naさん、再度の投稿ありがとうございます。 よく考えられていて感心しました。たしかに、在位期間の短さを思うものですし、 民草を痛めつけることを痛ましく思ったりしますね。 一方少年王は、その前途が素晴らしい。花がお好きなんですね。東へ出るということは 西の王なのでしょうね。 印象ばかりを感情で描くばかりのような詩を僕はずっと書いてきたのですが、よく考えられていて、 とても面白いと思い、参考になりました。 (詩入門 五行歌)

2023-10-12

DaysXMa≠naさん、詩にコメントさせていただきます。 ワレモコウの花は、確かに、割れて摸糊っとしていますね。 彼が割れて摸糊っとしている、というのは、とてもおかしみがあります。 こうありたいと真剣に言う彼がそうだと、特に面白いです。 こういう面白い詩も、五行歌の一つだと思います。 それと、表現に一工夫があり、よい特徴だと思います。 (詩入門 五行歌)

2023-10-11

もじゃおさん作品を読ませていただきました。 寝ている間に腰を痛めた、神様も寝ている間に、そんなことは不運ですね。 神様がいつも腰を守ってくれるとは限らないけれど、神様に見ていてい欲しい という気持ちがあると思います。言葉遣い(ひらがなとか)がユーモラスな雰囲気で、 ちょっと和みました。きっと神様が起きてきたら治してくれて、腰も良くなるでしょうね。 (詩入門 五行歌)

2023-10-11

あやめさん、作品を読ませていただきます。 なんだか、全体が一つの歌のような作品ですね。 風景が展開されて、楽しく美しいです。切り口というのは、なんなんでしょうか。 紙で手を切ってしまったのだと思いましたが、あっているでしょうか。 何らかの力が働いたのはわかるのですが。思い出の力でしょうか。 (詩入門 五行歌)

2023-10-08

田中さんも同じように陽、動で嬉しいです。同じ掲示板でやってきましたね、 ほかの人たちにも同じように感じていますが。陰にいる人は励まして、 動くべき時には動いて。縁のある限りは。 地獄の話は、現実にあったことなので、実感がこもっているはずだと思います。 ワンちゃんのようには生きたくないのです。馬鹿な頭でも、精いっぱいやりました。 「天国は、あなたのことを、たぶん、おそらく、たぶん、おそらく」(The jizz monks『midnight EP』収録の「枯葉」より) (子供星)

2023-10-07

湖湖さんのおっしゃるとおり、感情を抑えると明日につながりますね。ワンナイト・スタンド とかとはまた違った感じ。じっと寝る。つらいですが、孤独は人を優しくする、か。 美しいものに例えることで精神を守っているところはあります。 (子供星)

2023-10-07

どちらに比重を置くか、ということか。表現の仕方の違い、ですね。 読み手に考えてもらうといった余地を含んだ表現という、余裕を持った書き方を してみたいなと思いました。僕の好みも、そういった、考えてもらえるということに、 あるからです。行うは難しですが、心がけだけでも変えたいです。 言ってもらわなければ、そうした意識を持つことさえできなかったことでしょうし。 (子供星)

2023-10-06

女主人の周りの風景と心の中を描いていると思いました。 誇り高く、毅然とした女主人は、ドイツの詩人、アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ の詩と共通した精神があると思います。『塔にて』を貼っておきますね。 https://note.com/yojiroo/n/ne60be071c283 (森の女がまぼろし、潮騒を聞くのは秘密だ)

2023-10-06

1.5Aさんには、分析的に読解していただけましたね。確かに、①の表現の方が優れていて、 ②は直線的。実は、書いていて、後半で少し雰囲気というか心持が変わってきたと、 思っていたのですが、これはこれでと、完成させました。アイデンティティーが②にある、 というのもその通りで、より告白的になっています。芸術を作るには、①のように、 イメージ豊かで言葉も良い詩句を心掛けなければ、やはり興ざめ的になってしまうのでしょうね。 アイデンティティーについては、悲しみを自己と見てしまっているので、その自己の在り方 というものが、悲しみであるべきという自己認識になっています。これは、人生において 獲得(?)してきた、基本認識なので、簡単には変わりませんが、芸術というものは、 そうした単純な認識に終わってはいけないのであり、認識を言葉に昇華しなければならないと。 その結果、イドがより良くなったり、エゴがうまく働いたり、スーパーエゴの構築が より善くなることがあるのかもしれないと思います。いずれにせよ、僕が常に鍵として 考えているのが、想像力です。 (子供星)

2023-10-06

「ど」という助詞を調べ、仮定して対比する意味があると知りました。つまり、「時がたったとしても」。 「目の奥」に映るという主観、後ろ姿の影が繋がる。つまり、影が繋がるという一瞬が、時が 経っても目の奥に残っているという光景の保存のようなことを言っているのだと思います。 夕焼けのひと時の感興を詠んだものかと。視覚的な詩だと思います。後ろ姿という客観的な 描写と、目に映るという主観的な描写が、一致するような気がしました。つまり、視点が交錯 しているように思いました。非常にチャレンジングな描き方だと思います。そして、それを 支える情感(夕焼け)にも必然性があります。染みゆくという言葉も、ユニークで、良い使われ方 をしていると思います。砂まみれさんのこの詩は、時間と視覚に関して表現をされているようです。 (詩入門 五行歌)

2023-10-06

非常にブルースですね。感傷と苦み。言葉の文字になっているのが非常に美しく、 消えて行くでもなく残る感じがします(何となくの印象ですが)。 心の真実を詩に残して、何とはない思いが、たくさんの音になって、語り掛けてきます。 それで、感じるのは印象。絵画のような印象。詩を読むことの体験として、甘い味わいもあります。 救抜とか、辞書に載っていないような単語も生かされていて、感心します。 北へ行くこと、生きている時の記録。一つの意志が、きちんと持たれていることに感心します。 僕も、時には立ち止まってこんな思いをすることで、世界とのつながりの回路を増やせるんじゃないかと思いました。読んで、生きるための勇気のようなものを持てるように思いました。 きちんと生きている情景がここにあるので。 (feelin' bad blues)

2023-10-06

バイトって、日常とは少し違った世界をのぞけますよね。yasu.naさんはホール業務 だったようですが、僕は、弁当屋の弁当作りと配達のバイトをしました。朝6時集合、 昼過ぎまでです。寮の先輩からの紹介だったのですが、本当に疲れました。 お茶の水周辺の会社を車で回り、弁当を配達しました。当時僕は音楽にそれほど詳しくなく、 キース・ジャレットの『生と死の幻想』やポール・マッカートニーの『フラワーズ・イン・ザ・ ダート』、EPOの『UVA』など、雑多なCDを聞いていました。 何が言いたいかというと、僕もyasu.naさんも同じような経験をしているな、と思ったということです。 (五日間のレッド・ツェッペリン)

2023-10-05

思い出の砂粒たち、というのが、うまい表現だと思います。何となく、透明な砂を想像しました。 「我泣きぬれて蟹とたはむる」「じっと手を見る」の句も連想させます。 天才詩人2さんの思い出も、たくさんあると思いますが、ひと時の回想の時間を持つ、 しみじみとした雰囲気の詩だと思いました。うわむきにした両手、という言葉から、 身体的な意志にシンクロして、感覚を持つこともできます。思い出って、こんな感じで、 砂に近いものなのかもしれませんね。うまくつかめない。 (詩入門 五行歌)

2023-10-05

文体については、歌詞からの影響が強いと思います。推敲もかなりしました。 砂まみれさんが挙げて下さった、悲しみについてですが、自分の人生の主調であり、 実際に感じてきたことを書きました。輝かせることができたのはよかったです。 夜書いたため、星や暗闇の出てくる詩になったようです。 (子供星)

2023-10-05

m.tasakiさんの書いてくださった、「混沌としていて方向感覚が掴めない」ということが、 確かにそうだと、確認し直しました。星は、空に位置を持っていますが、地上の星は 移動して位置を変えてしまいます。迷子です。宇宙空間で孤独です。 「他者順応な子供(AC:AdaptedChild)」ではなかったのですが、生きている間に、 そうした存在になってしまったようです。あるいは、自覚がなかっただけで、どこか本当に ACであったのかもしれません。親になれない自分が、悲しみを持っています。 年を取っても、子供なのです。まだ親を亡くしておらず、またどんな人間にも、神仏が親でしょうが。 美しい詩と言ってくださり、ありがとうございます。 (子供星)

2023-10-05

夢を見つけられないでいる悲しい星もまだ光りは強く動き続ける (「私のキラー・フレーズ、一行詩、募集」)

2023-10-05

夏の詩だと思ったのですが、5月9日なので初夏でしょうか。青春を感じました。気候変動って青春っぽい印象があります。全体に、設定というか、各フレーズが回収されていて、しっかり描いてあるなという ところが、印象的でした。Plar bear iceが溶けるくらいのことを考えた、というところがいいです。 とても良い書き方だと思います。一日使って考えたこと。思索だけでできていて、複雑ですね。 僕の読み方では、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』という漫画を連想しました。 この詩の良いところは、思索の冒険がなされているところです。なんでもない文章で、 何でもないようなことをきっかけにたくさんの思索がなされている。それを味わっていると、 Polar bear ice並みの思索ということに納得がいきます。小さいものと大きなものがつながる予感。 でも捨てられる。青春的な日だと思います。 (Polar bear ice)

2023-10-05

楽しい気持ち、を描いていますね。 韻の踏み方も気持ちがいい。 どことなく、俵万智の「サラダ記念日」を連想させます。 田中さんが、歯ができてうれしいという気持ちを、きみと分け合って、良い時間を 過ごしているというのが伝わります。詩というのは、言葉の芸術ですが、 内容を伝える言葉の選び方というのはあります。五行歌での 気持ちの自由な表現と、形式の中での詩の姿形といったものが、 両方達成されているといいと思います。つまり、気持ちは自由に、姿は美しく。そして楽しく。 詩を書く醍醐味というのは、自由な表現にあるのですが、囲碁に例えると、 自由にヒラキやコスミを打って、冒険することにこそ面白さがあります。 野菜という言葉が出てくることで、食卓を囲んでいるところに相席したような 気持ちになります。自分だけに可能な表現を探るのと、楽しさを重視することは、 決して相反するものではないと思います。 僕は、病気がひどかった時、すごい執念を持っていて、俺は生きたどー!って死ぬ前に 言うことを願って、思い込んでいて、感情の爆発といった気持ちで生きていました。 そういうことが、言葉になることは、非常に意味のあることです。 田中さんの気分がいいという詩にしても、生きていることの再確認という意味があると思います。 作者にのみ許される気持ちというのがあって、読者のみが持てる意味もあります。 それらの間で、往復することが、詩を書く人には可能になります。 そして、広い表現の世界に、乗り出していく、航海のようなことの醍醐味が、あると思います。 "The brain is wider than the sky"──Emily Dickinson http://histujinoayumi.seesaa.net/article/400612601.html (詩入門 五行歌)

2023-10-04

非常に純度の高い思索をしていらっしゃると思います。存在が許されている、というのが ポイントかと。その自覚をなしに存在するものへの嫌悪。この境地に至る精神性が、高い。 主語がややずれて現れるところがあることだけ気になりました。 「穴という穴に羽をねじこむ。」天使が主体になりますね。 「数千本の羽が広がり、女を取り囲んで逃げ場をなくし」羽が逃げ場をなくすというのはどうでしょう。なくさせ、の方がいいような気がします。 ですが、全体に、一人の主人公の思索の中で様々な主体(主人公、天使、女)の形を借りて、 話が進むように展開する詩だと思うので、そうした瑕疵も、それほど大きなものではないかもしれません。ある程度必然性はあると思います。 非常に考えられていて、表現も攻めていて、個性も表れている良い詩だと思いました。 (月の裏側で天使のミイラが発見された)

2023-10-04

恐らく、哲学で言うところの、義務論VS結果論という話が関係しているんじゃないかと思います。 そのジレンマが、様々な不平等や不満足などを引き起こしているんじゃないかと。芸術が それらを超えられるか、代償できるかということだと思います。心と力の問題ですね。 (詩入門 五行歌)

2023-10-03

天国の夢 地獄の現実 叶えるのは 捨てるのは誰 正しく強い言葉と思いと行動で人が幸せに (詩入門 五行歌)

2023-10-03

何かがあると信じている人たちの期待を裏切らないよう、力を出せるだけ出して、 よいものにしていかなければならないと心を引き締めました。不合理で、納得できないこと、 そんなことに会わせてしまっては申し訳が立ちません。意義あらしめる人にならなければなりません。 震える小動物とは、ペットでしょうか。それとも比喩でしょうか。殺意を、覚えるようなことが があり、それの代償を詩に求めるのでしょうか。平地とは、平和な状態ですね。 元死刑囚である永山則夫の本を読んでいるので、様々な殺意について想像できるようになりたいと 思っています。 貴音さんの強い気持ちが、詩に表されていますね。 詩を書くときに持つ思いが、正しい念と語を引き出していると思います。 (詩入門 五行歌)

2023-10-03

つまらない、と書いてあるけれども、それなりに楽しんで生きていると思ったのは、 感動がある、と書いてあったから。 つまり、次へつながることができるように思いました。 病気のせいで前向きなことができないけれど、本質的には何もおかしくはないということ。 自由を語る資格があると思います。僕自身について振り返ると、記憶力がおかしくなってから、 ずいぶんと自由から遠いなと思いますので。幻聴とか。とにかく、何の仕事でもできるものですから、 そのうちにはやく、社会復帰してほしいなと思いました。 (徒然)

2023-10-03

とても面白かったです。 眠れない夜に、カラスがやってきて、右目と左目で違うものが見える。 カラスの胸元に自分の目(針金製の)。飛び立つカラス、の群れ。 カラスに付いた目が、街を見下ろしてみるのですね。 美しい夜景、水晶をまいたような星々。このあたりの描写が美しく、詩的です。 読み終えると、冒頭の意味の分からなかった言葉の意味が分かる。 幻想的で美しい物語のような詩ですが、癖の強くない文章と、描写の確かさで、 とても酔わせられました。 (フィラデルフィアの夜に 44)

2023-10-03

心臓の鼓動を探して 歩き回った 赤い月に心奪われた 今夜の思い まるでワインに酔ったよう (詩入門 五行歌)

2023-10-02

虹ととりはだと眠るというのは、綺麗です。 海賊となめられた耳、みずきりと歌。 雨、練習、水道水、きみがさがす、さがせばいい、頭。 夢のような情景だなと思ったのですが、つかみどころのない事物が、きみのためにあるということか。 こんな詩に表れる、1.5Aさんの魂とジョイントしたいです。 (詩入門 五行歌)

2023-10-02

呼吸や声に注目されたのは、羽田恭さん、良い想像力だと思います。 土偶の作られた理由は、霊性を表現するためだそうですが、土偶が呼吸したり声を出すなんて、 素敵な想像です。再び、ということですね。もしかしたら、死んだ者にも再び、 なんてことがあるのかも・・・。死者、女性への優しさと思いやりの気持ちを、 土偶は表しているのでしょう。この詩もそうした気持ちにあふれていますね。 生命の感動をありがとうございます。 土を使って、生命を表現する、そんな人間の文化の根底を思わせてくれました。 器と土偶が、生活の中に共にあったのですね。 (詩入門 五行歌)

2023-10-02

コメントのみの参加も歓迎です。 田中恭平さん、コメントありがとうございます。 作品の方ですが、終わった生活というのは、もうすることがないというか、何らかの喪失が あったことを考えさせられます。次が来ない状態の持続、良くはないですね。 山になるという想像は、面白いです。日本にはたくさん山がありますね。月を見る山という 景観は美しいです。一幅の絵のようですね。澄んだ空気の夜。 (詩入門 五行歌)

2023-10-02

凍り付く冬の海 高い空で オンボロがボロボロ鳴っている 長い時間かけて思った 明日になったら仕事に行くんだ (詩入門 五行歌)

2023-10-02

ある晴れたが効いていますね。労働の苦労とその結末についての詩だと思います。 結末は、全てを洗い流す雨によって、労働の苦労が報われる気持ちになる、という感じかと思います。 なんか、じーんときてしまいました。田中恭平さんの一日に、ドラマチックさを忘れない気持ちを 持っていたため、報いられたということかと思います。 (詩入門 五行歌)

2023-10-01

ダイナミックな詩ですね。情景が細かく適切に描写されており、事故の詩というかなり新しい ジャンルに分類されるかと思います。シノハラマサユキさんの目に映った(と思われる)ものが、 映像で、再現されます。それを可能にする良い描写だと思います。緊迫感を切らさないですね。 (詩入門 五行歌)

2023-10-01

本がだんだん減っていき、いらないという結論、青い空に白い雲。心の中の思索が感じられます。 ユーモアとリラックスとふとした発見が書かれています。夏の終わりに良い詩だと思います。田中 恭平さんの人柄を思い、この詩もご自身のうちなのだろうなと思います。 (詩入門 五行歌)

2023-10-01

羽田恭さん、早速の投稿ありがとうございました。 (詩入門 五行歌)

2023-10-01

子牛の気持ちに寄りそって詠んだ詩だと思います。ほのぼのとした雰囲気、牛団子という終わり方が、 かわいいです。 時間と命と気候の世界がみられましたね。みなさん、五行歌の世界、もっと探め広げていきましょう。 (詩入門 五行歌)

2023-10-01

祈り願った夜 過ぎていく時間 空は静かだった 命を込めて 人を思った (詩入門 五行歌)

2023-10-01

まずは私から、例として二つほど作ります。 私は雨を見た しとどぬれて 悲しさを感じた 次の太陽を待つ 夏の日 (詩入門 五行歌)

2023-10-01

あまり意味とかは分からないのですが(すぐ忘れてしまうもので)、 体験としてとても良い詩を読めました。ミルワームになって、我々とミルワームが比較されて、 睡眠するときミルワームになるんだな、という風に思いました。 視覚的にはあまり読めないし、音で魅了する風でもないと思うのですが、圧倒的な量と形式の 語の語りによって、スタイルによって、意味によって、存在を主張して語り掛けてきたなと 思いました。 (我々の睡眠は)

2023-09-26

訂正、 ×「下限の透明度」 〇「下限のない透明度」 大変失礼しました。ごめんなさい。 (夏の黙示)

2023-09-26

めちゃくちゃいいですね! 5、6、7連が特にいいです。 耳がいい方なのでしょうか、音の切り方がかっこよすぎる。思わずうっとりします。 内容はかなり難しいですが、硬さと柔らかさが絶妙だと思います。 「同一律の空洞」とか、なかなか素晴らしい詩句。 「下限の透明度」もいい。 期待MAXです。 (夏の黙示)

2023-09-26

むなしさが強く伝わってきました。詩全体を包むむなしさ。 夢を覚えているとか、忘れてしまったとか、ものすごく哀しい感じがします。 そして、そういった哀しさは、孤独の真実へと人を向けさせるものだと思います。 何かを得られる気がした、という動機は、良いのですが、あの日の僕が遠ざかるという、 時間自体のむなしさ。良い表現、というか、切迫感があります。僕はいわみつさんの詩が 好きで、共感を覚えます。 (夜明けの夢)

2023-09-26

>柳に風なでぎりのしろきはな散りて死を思はざる青年たちへ 柳の木と、花が散る場面、死を思わない青年へ、死を思えというメッセージと回顧が感じられました。 非常に滑らかに情景を詠まれていて、言葉の美しさもあります。その時の想いを、きちんと保存して あり、うっとりする一首かと思います。 >「薔薇色の人生」獄中すくとしづまりぬ抵抗にこそこころふるへて これはいわゆる境涯詠、思想詠かと思いますが、こころふるへてを導き出す現実が、行動とともに 思想を持つ自分というのが読まれていて、漱石の「倫敦塔」なども想起されました。 >礫石そそがる娼婦を群衆はにくしみ止まずわれをわすれて 群衆に憎まれ、刑を加えられる娼婦の哀しさ、悲惨さが、実際にはどこまでもリアルに想像を出来る のですが、歌となることで、一つの物語のようなものに変わっているところもあるのかと思いました。 なんというか、記憶にとどめる場面がおびただしく読まれています。一首一首読み込めば、どれだけでも 長い間向き合っていられるし、それが一種心地よいのですが、そういう贅沢さを感じさせられるような力量 を持つ作者の作品だと思います。言葉の持つ描く力というのが、強く感じられます。音の側面では、 言葉を切るその自在さと、接続する必然性の作り方といったものを感じました。 長く楽しめる作品群で、おかしなところが全くない点も、素晴らしいと思いました。 (短歌連作,「光暈、鉄、飢餓」)

2023-09-26

食パンとバナナが、おいしそうに描かれていると思いました。 全体に、書き方に工夫がされているというか、うまい文章だなと思いました。 味があって、とても好みです。 (グットモーニング)

2023-09-26

テレパシーによって、世界が完全に保たれているのかな、と思いました。 もしかしたら、全然違うかもしれませんが。 ただ、起きる出来事が、関連しあっている気がしたのです。 ペースメーカーをつけているというのが、不安なのでしょうが、それを含めたテレパシーかな と思いました。 (テレパシー)

2023-09-26

寂しさを感じますね、どうしても。でも、それを汚さず、美しい形で見送ろうとするところが、 いいと思います。精神が感じられます。 (友よ 友よ 友よ)

2023-09-26

真剣でどうしようもなく真実の想いを連ねてあると思います。 僕にも経験があるので、よくわかります。 「今の私にはもう遅い」「もう遅い」というところは、独特の味がある気もしますが、 ほかに言い換えた方がいい気もしました。「手遅れ」「仕方がない」とか。 似ている、一生懸命で、堂々としてる。こうした思いは、人生で一番美しい時の ことだと思います。 (彼岸花)

2023-09-26

題名があまり面白くなさそうだったので、あまり期待しないで読み始めたのですが(ごめんなさい!)、 とても面白かった!ハートの使い方が絶妙で、猫が太っていくとか、ふくふくして面白すぎる。 もっとこういった詩が読みたいと思いました。 (猫と私と兄)

2023-09-26

存在についての詩ですね。車庫とライブハウスは、似ている、ハコという点で。 忘れる私、そんなものを哲学的に考察されているようです。 (車庫)

2023-09-26

なんとなく、架空の話のような気がしました。おしゃれというか。 おしゃべりばかりですが、独特の筋が通っているというか、その筋は、正しい批判性という 感じがしました。 (くじかれつまづき、やれやれね)

2023-09-26

語り掛けの形式で書かれていますね。言いたいことがある。 それは抒情であり、世界の在り方についての考え方であると思います。 あかとき、やふさごと、といった言葉が、美しく使われており、すごくいいなと思いました。 でも、ふさごと、を検索したのですが、ヒットしなかったので、良かったら意味を教えてください。 (ぼくらが幽霊になるまでに)

2023-09-26

御花畑の中で、という題がすごくいいと思います。 こういうことで悩む人って多いんですよね。 僕も、童貞のくせに性依存症に陥ったりしました。 孤独ゆえの楽しみというか、鬱屈した気持ちを持ちながらも、どこか救いがある。 そんなことを描いていらっしゃる気がしました。 (御花畑の中で)

2023-09-26

人が怖いというのは、きっと乗り越えられると思います。まずは、目を人と合わせられるかどうか、 といったところから始めるといいと思います。僕は、そうやって乗り切りました。 発言は、そのあとだと思います。服を整えてみるのもいいかと思います。 (不適合な私)

2023-09-26

愛を求めること、その日常を描きました。 今は大変なピンチに陥っており、その打開をどこかに求めました。 m.tasakiさんのおっしゃった通り、幻想が浮かんだのですが、どこかに何かがあるはずだと 悲痛な思いで生きている私は、不完全さを愛が包んでほしいという気持ちで過ごしています。 自らの精神の苦しみは、自ら切り開かねばならないのですが、詩を書けたので今日は良しとしたいです。 いつもと違った気持ちで明日目が覚めればいいのですが。 (いつもの愛)

2023-09-25

アイドルの漫画、『神クズ☆アイドル』が好きなんですが、アイドルとは、誰かの一番になれる人 だということです。僕にとっての一番が、存在する。みんなの一番ではなくていい。 つまり、自分が好きになれる存在ということです。選んで好きになれる存在。好みですね。 アイドルには自分の理想を求めてしまいます。容姿も、人格も。 (アイドル)

2023-09-23

月の影に慰撫されて ポール・サイモンの管理する橋を渡ってみれば 虹の向こうに着いたようだ おもちゃのロボットがガチャガチャ言いながら歩いている 傷がうずくほど嬉しい この場所は心を預けられるほど懐かしい いずれ望んだものを見るだろうと思っていた ではこの場で有効なものは何だ? 全ての自分の心と他人の助けのうち現実に見てきたものだ 月光の曲が流れる 良かれ悪しかれ私はまだ消えて行かない 懸命に生きることは命をあきらめられないことだ 空は限界になるまで耐えていてくれる 私が頑張らなくて一体どうする (インソムニア)

2023-09-21

経験の全部をなみすけれども、本当の気持ちは自分を愛している気持ちが充溢しています。 だから頑張れって言いたくなります。 妄念を消し飛ばしてくれる抒情詩というところはポイントとして読めると。 そんな重要なものなら、よっぽど愛しているんだろうなって。 要するに、自分の悪いところも詩も大好きだと。 そういう表現かなと受け取りました。 世界と詩とあの娘、愛するものはたくさんある。 あとは、愛されればいい。 (ムンクの星月夜)

2023-09-20

優しい理想が優しい言葉で描かれていて、とても気持ちを慰められました。 心の綺麗な人の声が響きます。 だから、本当をもらいました。 世界を開けというメッセージが、伝わってきました。 (花ひらけ、世界)

2023-09-17

「時間が鮮明さを洗い流してしまう」という抽象的な意味を読める文が興味深いと思いました。 細部に強くこだわると、時間が流れる、という、時間が強くまた広く意味を持つことができます。 また、思い浮かぶ情景が、放課後の黄昏のような感じがして、印象に残りました。 カメラをどう向けるかというのは、大切だと思います。 淡い思い出を大切にする。 (地縛霊)

2023-09-17

varさん、コメントをありがとうございます。 僕の言葉に強度があるとしたら、それは困難に打ち勝とうとする意思が働いているからかもしれません。 それぞれの人が向上するよう、表現に打ち込む、そんな気迫を、もっともっと出していけるといい と思います。varさんにいい詩と言っていただけて、とても嬉しかったです。 (私の魂)

2023-09-17

魂は、魂魄、ソウル、スピリットですね。物質でないものであり、精神を表し、僕の感じでは、 体の中にある。人を指してソウルとも言うそうですが、それがないような気がして、探していたんです。 仏教的には魂は存在しないらしいですが、すると我々は人に魂を見るということで、その人の 内面にある不思議なところや、気高さなんかを感じているということなんだと思います。 如月さん、言葉をほめて下さってありがとうございます。 (私の魂)

2023-09-17

肉の渦という想像が、独創的だと思います。赤子が生まれ、踏みつぶしていく。悲しく救いようのない光景ですが、現実にそういうことが起きると思うと、それはどんな象徴的意味を持っているのでしょう。破壊とおっしゃっていますが、人間の文明が破壊されるべきということでしょうか。それは納得のいくことです。こういう、思想的な話を考えていらっしゃるのはすごいなと思います。たくさん思想を作るべきですし、正しい思想を持つべきですね。宇宙に出ていく、という叙述があるところから、宇宙生命からの視点というものもあるのかもしれないなと思いました。ところどころ、論理的にあり得ない想像についての記述がある点だけが、少し気になりました。完成度と、没入感に関係してくると思います。概して、すぐれた作品だと思います。とても楽しめました。 (赤子よ、なぜ泣くのか。)

2023-09-17

しみじみする詩ですね。恋心でラジオを聴く。僕は、好きな人が好きだったひよこの人形を、 泣きながらUFOキャッチャーでトライして、みごと取ったことがあります。そんな風に、 いろんなものにすがって、八方手尽くして、彼女を近くに置きたいという気持ちが、 よくわかります。ところで、徳永英明の「壊れかけのRadio」って知っていますか。 (ラジオ)

2023-09-15

おはようございます。 yamabitoさんは、ゆったりとBGMのように読んでくださったのですね。 良い作品は、以前は言葉のつながりが自然にできてきたのですが、最近はイメージによって、 言葉をつなげていくことが多いです。イメージによって言葉とかかわる感じです。 好評をいただいて、嬉しいです。自己のベクトル、方向性っていうのも大事ですね。 やっぱり、善を志向する方に書きたくなります。そのようにベクトルは定まっている感じですね。 自己の多様性というものはあっても、定まった意識を持たなければ、作品としての読み方が 一定しないのだと思います。それが、悪であっても、儚さであっても、リリシズムであっても、 愛の表現であっても、なんであっても、定まっていなければ、一つのメッセージをなさないわけですから。 自己表現というのは、やはり学校のテストとは違いますね。意味には方向性が必要だと思います。 自己と他者というものがあるわけですから。 (私の魂)

2023-09-14

こんばんは。 最近なんですよ、魂があるの。ボルカさんが教えてくださっている、マブイグミ、そういうこと あることなんですね。病院でとか、清掃の人とか、心配そうに声かけてくださったので、 やっぱり外から見ても僕はマブイグミが必要な状態であったようです。 以前、B-REVIEWに復帰した時も、声をかけてくださったこと、ありがとうございました。 2021年12月1日のことでした、よく覚えております。 (私の魂)

2023-09-14

ああ、そうですね!君の魂、あなたの魂。その方がずっといい。僕は、自分中心の視点しかもって いませんでした。俯瞰を心掛けるようにしたいです。あたらちいちへいさんのこの批評は、鮮やか なアイディアを含んでいますね。ありがとうございます。目を開かれました。 (私の魂)

2023-09-14

そうですね、田中恭平さんのおっしゃるように、昔は、僕は、念じれば花開く、で染まっていましたね。 マインドフルネス、やっているのですが、やはり効果的です。 現在、過去、未来をきちんと整理することには、良い点こそあれ、悪い点は全くないと思います。 そうしたうえで、作品が作れれば一番いいかと。 川崎雄山さんはNGを出されていますが、僕については、全然気になりません。エミリー・ディキンソン とか、やっぱり作者を想像してしまう系の詩があります。詩人というのはそう言ったものかと。 (私の魂)

2023-09-14

舜舜さん、この詩が好きだと言ってくださって、ありがとうございます。 軽い魂の良い点は、無垢や純粋さ、気軽さ、自由を感じさせるところです。 魂がなくなるということでは、おそらく無我を感じていらっしゃるのだと思います。 それはとても素晴らしいことです。 バトンは、具体的なイメージを想像しながら使いました。その結果、体育祭のような雰囲気が 醸し出されていたならばよいのですが。つまり、日常を意識しました。 そうですね、社会で生きていきたい、また、もう苦しむのはたくさんだ、という気持ちがあります。 (私の魂)

2023-09-13

魂についての扱いが、詩において気軽だったと思います。作品の重さが感じられなかったかもしれないなと。仏教では、永続する魂は存在しないと言われるのですが、生きているときの魂については、 もっと深い表象が可能であるかもしれません。僕は、昔は、化け物のような顔になったり、相当に 苦しい人生を送っていたのですが、苦悩が現れることは、もうあまりないのかもしれません。 子供への共感の形が、魂によって変わったりするかもしれません。ずっと、私には魂がない、 私には魂がない、と思って、嘆いてきたので、それを取り戻した気がする最近について書き ました。軽い魂で行くしかない感じです。重さの極限で失われた魂が、現実の明るさの中で 軽く自身を取り戻した、というようなことを感じて、詩にしました。 重い魂の側に立った見解を検討すると、「軽い魂が、日常の中でたやすく忘れることができる」、 の対偶は、「日常の中でたやすく忘れられないならばそれは軽い魂ではない」、ということなので、 それらが成り立つ場合、日常での魂の忘れという表象が非難されていると思われます。 重い魂を大切な現実として持ち、また、空想夢想において、魂を感じるというような 記述と思考へのケアが、大切ですね。(表象においては)僕自身の魂が重くも軽くもなれる という前提の上に話しました。ためになる批判をくださって、ありがとうございます。 中田満帆さんの本当の批判は、僕自身(の存在)に向いていると、分かってはいるのですが、今はどうしようもないところです。 (私の魂)

2023-09-13

こんにちは。 山本やまさんの取り上げてくださった言葉は、自分がとても悲しくて辛かった時のことを、 もう乗り越えたというような意味です。そういう思いを、詩で言い表せてよかったです。 自分や人の励みになるようであればいいのですが。みんなのおかげさまで生きております。 (私の魂)

2023-09-13

こんにちは。 魂が私を忘れてしまったということを、描くのに、こういった言葉を使いました。 そして、私がそれを思い出したということも。 苦しみを乗り越えた喜び、と読み取っていただいて、とても嬉しいです。 m.tasakiさんがおっしゃる通り、渡すべきバトンには、美しい詩を書くこともあります。 自分の有限さを超えるには、次の世代につないでいかないといけないのですよね。 以前は、理想の言葉を描いていましたが、現在は日常を描くことが多いです。 (私の魂)

2023-09-13

孤独ですよね。1000年は、僕にはもうそれくらい経ってしまったような気がしていますが、本当には よくわかりません。過ぎやすい時間と過ぎにくい時間があります。どちらが幸せなのでしょうか。 この詩を読んで、ポール・オースターの『ムーン・パレス』を思い出しました。あの小説 では、親しい他者が見つかります。僕は、ずっと性格がお花畑なので、この箇所が気に入りました。 >馬鹿、ポンコツ、お前なんか >お前なんか、神様になっちまう 三上寛が歌ったのは、「この次生まれりゃ、神様だ」。 https://www.youtube.com/watch?v=sK159srr-TY (自由飛行)

2023-09-12

初めの二行を読むと、クズを持っているのはこっち側、と読めますが、するとクズに共感、応援 する詩かと思いました。僕はだいぶクズなので安心するのですが、違うのでしょうか、どうでしょうか。クズに対する共感を持っていてこそ一人前、というようなことが、最近の複雑な、たくさん 事件の起こる世間、時代を見ても、言えるように思うのですが、どうなのでしょうか。 作者の強い断定の言葉が、力強いですが、読者の僕は、それにうなずきながら、自分は 一体どうしたらいいのだろうと思ってしまいます。冒頭で拒否されたものさえ受け入れる 度量を、最後のお前ももうこっち側、という言葉で示しています。 ここまで端折ってきたのですが、茶化すとか、ださい人とか、荒れ狂うどぶ川とか、殺人犯とか、 ものすごいエモいというか、力強い詩句が出てくるので、常に心を動かされ、変えられます。 結局のところ、全てを受け入れ、全てに働きかける作者の凄いところを、最後まで見せつけられた という感想で詩を読み終わります。こんな人がいてメッセージを発していると世界はよくなるかと。 (境界の詩)

2023-09-10

巫女の歌のような美しい詩だと思います。 女性の恋と思いが全体にいきわたっていると思います。 言葉が、美しく鮮やかではっきりしている。 しかし、湖湖さんの詩歴はよく知りませんが、どんどんうまくなっていきますね。 (言の葉の雨を唇に受けてキスだよ、と囁こう)

2023-09-10

涙とともにパンを食べたものでなければ、人生の本当の味はわからない、というゲーテの言葉 があります。夜明けを祝いましょう。可能性が本当の価値の方へ発揮されるようになるといいですよね。 (夜明け)

2023-09-10

「言語に魂を見出する」というところまで、考えて書いていたわけではなかったので、 片々さんの論を読んで、なるほど、と思いました。 「最後の魂は甘い、海岸沿いに浸して」 という言葉は、前行の英語の詩句を受けてのものでした。韻を踏んでいます。 突然の韻の踏みかたなので、わからないかもしれませんが……。この作品は、もともとは、 ラップのように作っていました。 参照性に依存するというのは、言葉の意味に必然性がないという意味かと思いました。 確かに、僕は言葉を、並べる感じで詩を作ってしまいます。そこには、感情などに 従った一貫性、必然性が欠けていると思います。 おっしゃる通り、韻律感を貫いて作品を作っていきました。 嫌いでないといっていただけて良かったです。ソネットも作ってみたいです。美しいものや、 面白いものを作ってみたいですね。文体が、ソネットでは重要になるんですね。 楽しそうです。 (Honesty)

2023-09-09

寮の事実を説明しているため、サイトの話と完全に対応しているとは限りません。ただ、似た構造や事情はあると思っています。強迫観念というのは、責任感に関係してきます。伝統が素晴らしいものであり、上下関係は絶対で、寮に対する愛と貢献を持たねばならないという強迫観念です。学生委員会は、持ち回りでやるし、選挙も行われるため、それほどあくどいものにはなっておりませんでした。部屋の場所による班も組織されておりました。 ガイドラインを死守せねばならないという思いが強迫観念かと、思っております。それは柔軟さをもって、決められるべきであり、変わっていくものかと。 私を見捨てずに話に根気強く付き合っていただいて、ありがとうございます。 (第8期運営方針)

2023-09-08

先輩から受け継いだ決まりや伝統の下で、すべての寮生の総意が総会(最高意思決定会、月一回開催)などで尊重され、行事運営、役員の仕事は寮生が作る学生委員会が行っていたということです。強迫観念は、全ての寮生が持っていました、病んでいたところです。つまり、外の空気がなかったので、寮の行事や上下関係などに、伝統の恐ろしい強迫観念がとりついていたところがあったということです。総会でも、発言は自由ですが、上級生から下級生への恫喝などがありました。強くなってほしいという思いはあったのでしょうが。 (第8期運営方針)

2023-09-08

一般的にはどうかわかりませんが、僕のいた寮は、学生の作った寮則に従い、収入や食事、行事その他のすべての運営を学生からなる学生委員会が行う完全自治が行われていました。したがって、ネット詩投稿板の運営と構造的にも同じものがあるというか、非常に参照する意味のある事例であると僕は考えます。お上ではなく、上級生や圧力をかける一部の卒寮生の存在が伝統を守るように言っていたというところは、理解していただきたいです。現実に体験されたものでないから、わからないということは理解できますが。 (第8期運営方針)

2023-09-08

削除については、私の意見の妥当性と要望と現実性を合わせて検討した結果、サイトとして前向きな方向で話が進んでおりますので、しばらくお待ちください。 (第8期運営方針)

2023-09-07

元、だから黙っていろというわけではありません。ただ、そういうバックグラウンドを持ったうえでの信念から、伝統を強制することがよくないと思っております。渡辺八畳さんと同じように、ディスコードチャンネルで発言されるのはいいと思います。意見を全く聞かない運営というわけではなく、答えるのが難しい状況があるということです。各個別に答えていくことは、運営の共通した見解というものがまだ確立していないということから、即時対応が難しいですが、徐々に、運営としての方針と意思、意見のくみ上げを示していきますので、それに期待していていただきたいと思っております。 (第8期運営方針)

2023-09-07

僕の信念としては、以前学生寮に入っていた経験があり、そのときに先輩方から受け継いだ決まり、伝統を守らねばならないという強迫観念と、一部の人の圧力で、寮が崩壊寸前になったという経験があります。時代にそぐわず、後代の寮生の能力も劣っていたため、伝統が働かなくなったのです。そのとき、一部の先輩方は、時代とともに決まりも変わっていくべき、とおっしゃって卒寮されていきました。そういうことに照らし合わせて、もっともよい方法は、そのときそのときの当事者の人々が、自分たちと状況と時代に合った方法を決めていくことだと思います。卒業された方がこだわることは、意味がないと思っています。運営の方々は、みな、真剣にやるべきだ、という態度で一致していますから、それを見守っていてほしいと思うのですが、できないことでしょうか。許せない気持ちがどこからきているのか、というのは、僕には十分には理解しがたいところがあります。僕に卑劣なところはありますが、しばらく見守っていただきたいのです。ユーザーの方々が気持ちよく十分に使えるサイトを存続させる方向で、みな真剣にやっております。 (第8期運営方針)

2023-09-07

こんばんは。意見を書きます。 詩を一篇紹介させてください。 「スペイン語の歌」 ゴットホルト・エフライム・レッシング きのう ぼくは恋をした、 きょう ぼくは悩み苦しみ、 あしたには 死にゆくさだめ。 それでも ぼくはなつかしむ きょうも あしたも きのうのことを。 (森泉朋子『ドイツ詩を読む愉しみ』より) レッシング(1729~1781)は評論家、劇作家です。この詩は、「私は運命には絶対屈しない」というレッシングの宣言が謳われています。昨日の恋を思い、今日悩み苦しみ。まさに意見をされている方々の心境だと思います。だが、楽しかったこと、人を愛した記憶は、もはや過去のものです。それはどうにもなぶれない。それを未来にまで影響させようというのは、個人の愛の範疇を超えてしまうと思います。今日は、昔と変わった今日がある。そこでは、苦しみの感覚しか持てない。だからあらがう。だが、語るべきは愛の楽しい記憶、理想的な喜びであって、争いではないはず。運命は、過去をなくさないであらがうもの。では、現在に対してどんな態度をとるべきでしょうか。それは、死ぬとしても過去を十分と思うことでしょう。つまり、過去の恋があれば十分ではないですか。まだ恋は終わっていないというならば、十分にあらがわねばならない。しかし、恨みを募らせて過去を傷つけるのはよすべきです。過去に別れて、明日に任せること。多くのそれぞれの人の恋に対して、思いをいたすことも、必要だと思います。今恋を始める人たちがよりやりやすくなるためには。人の恋を邪魔するものは馬にけられて死ねばよいとも言います。過去、現在、未来に対しての考えを述べてみました。何分僕は今は感性も知性もそれほど強くないので、頭でっかちで非論理的な理屈になってしまいますが、過去の好きだった人に申し訳のないことはできません。人生に恨みを持たないようにしたほうがいいのです。過去の良かったことを語り合う人たちの強い思いは、決して否定的にだけ見られるべきものではないと思っています。むしろ、衝迫感は愛ゆえです。それでは、恋に対して忠実であるためにはどうするべきでしょうか。その核心を隠したりごまかしたりはできないのでしょう。全ての人が恋に生きていますね。 (第8期運営方針)

2023-09-07

カニの群れのイメージは、おそらく深沢美潮『フォーチュン・クエスト』からきていると思います。それを惑星に拡大して考えてみました。カメラは、語り手の意識とともに自然に寄っていきました。自由なイメージを目指して作りました。ご感想ありがとうございます。 (インソムニア)

2023-09-06

世界観とか人生観とか、すごく端的にしっかり語られていて、思わず目を見張りました。バックレるということは、いったいどういうことになるんだろう。脚本というものによって、人生や世界を見ることが、とても意義深い見方だなと思います。とても面白かったです。一方で、やはり主観を持とうとする孫悟空が、語られていて、どうしたものなんだろうかと。劇にノろうとする意識は、やはり大切だと思いました。 (上映中)

2023-09-05

ガルシア・マルケスの短編は知りませんでした。高尚ではない感じの作品にしようと思ったのですが、テーマはどうしてもできてきてしまいました。文自体はコントロールできていると思うのですが、その意味するところは少し全体に筋が通っていないかもしれません。少し不快な印象がぬぐえないのが、改善するべきところとして感じています。もう少し、善悪の両面を描く力があればとは思っています。責任感というやつですね。悪を描く作品では、個人の中の善悪を、誰かにどちらかを負わせるのは、また語り手に負わせるのは、また作者が傾くのは、よくないような気がします。この作品を書いた後の感想です。批判性に開かれていないといけない気がします。だから語りづらいのかもしれないなと。でも、この作品自体の運動性としては、これで正しいというか、触りづらいものです。改稿はしにくいのですが、作者の力不足です。個の意識だけは大切にできたかなと。 (インソムニア)

2023-09-05

怖いという描写が、はっきりとされていて、共感できました。この詩では、ヒーローであった自分自身の弱さに自覚がされていますね。僕は、いろんな人に、この人はどんな人かということを考えがちで、詩人のヒーローも探してしまいます。それはよくないことだとわかってはいますが。ヒーローを続けてきた人の気持ちがわかります。孤独なヒーローは、どこに行くべきか。また強さを取り戻せるはずだと思いました。一度できたこと、またもと通りに。背負ったものが、なくなるまで。世にヒーローは多いのですから、その中でこそ社会も動かされていきます。何人かの、文学的守護神を、どんな詩人も持っているでしょう。 (ヒーロー)

2023-09-04

そうですよね。意味も知っておられますね。インソムニアー! (インソムニア)

2023-09-04

>さらさら >わからないね >わかるよ >そうかな >そうだよ >そう… この部分が、毒が薬になってわからないことがわかっていくところかなと思い、工夫というか惹かれました。 初めは、バスの中の出来事なのかなと思ったのですが、よく読んだらそうでもないように思えました。ゆっくりとした時間が心地いい・・・。 (夾竹桃の咲く街)

2023-09-03

動物で共食いはめったにないですが、人間でもありますね。怖すぎ、グロテスクです。 (インソムニア)

2023-09-02

僕は最近は、主体とか主人公になりきって文章を読むことが多いです。この詩では、言葉を聞いたり聞かなかったりする人間の思いが感じられます。やけどを感じる主人公は、戸惑いつつも愛の思いを持っているようです。かたちだけ傾いて、という最後の詩句が、うわべだけという意味にもとらえられますが、きっかけとしても読めます。 (火傷)

2023-09-02

血の温かさみたいなものが人間性で、エモなのかもしれないなと思いました。以前に買った、『人間とは何か』というマーク・トウェィンの本の漫画版で、人間とは機械である、ということが言われていました。だからこそ訓練が大切である、といういかにもアメリカらしい話が書いてありました。EMOTIONと論理は、二つの大きな人間の考え方の方法なのですし、EMOTIONがあるから論理を超えられるということだと思います。バスケットゴリラも無視される、そんなことを群集でも日常でも繰り返している、悲しいですが、真に見る目を持ち得たら、ほっとする瞬間が増えるのかもしれないなとかそんなことを考えました。人に流されない自我が大切だと思います。詩を感じる心は自分しか持ちえないので。 (Z世代はエモになれなかったようです笑)

2023-09-02

語り手は赦しの意識を持っている気がしました。広い視野で、すべてを知っている、少なくとも、偏狭な意識から遠い。救われないものを描くということは、それらに対する共感の目を感じさせるものだな、と僕は感じました。もちろん、許しがたい戦争であるとか、極悪犯罪であるとかは、あるのですが、平等な観点から描かれている詩であって、あらゆる物事の持っている小さな意味によって、神は救いを考えるのではないかと思います。生贄という風習において、生贄にされたものの痛み、苦しさをどのように受け止めるかはわかりませんが、生贄を救い出すというような話も、『火の鳥』とかにあるので、生贄をなくすほうへ向かうことが歴史の進歩というものかな、と思います。真に向き合って、その場でできること、怒りや悲しみであれ、すべてはそれを見ているものの側に問われている。無痛といったことはよくないですね。そんなことを考えさせられて、一つ蒙を開かれた気持ちになりました。芸術、詩ってこんな風にもなるんだな、と。 (形骸)

2023-09-01

花緒さん、私個人の意見で言っておりますが、まだガイドラインに変更を加えていないので、有効であるかと思って発言しました。運営としての新しいガイドラインに対する意見はまだ定まっていないと思います。私が勝手に解釈してしまった意見は申し訳ありません、室町礼さんにも私の意見を撤回いたします。退会について可能か運営で聞いてみます。 (ビーレビがハッキングされた件について)

2023-08-27

ガイドラインを調べたところ、 「・原則として、一度投稿された作品やコメントの削除および修正依頼は受け付けない。ただし、やむをえない理由が明示されている場合などはこの限りでない。」 とありますので、サイトの規約ははっきりしており、それを了承したうえでの参加となっておりますので、自作品の削除は断念いただくしかないと思います。 (ビーレビがハッキングされた件について)

2023-08-27

室町礼さん、つまり、次期以降の運営の行動に対しては、責任を負いません、私たち6期運営は、というけじめの言葉だと受け取ったのですが。関わらないなら関わらないという言葉を使うべきだと思われますが。投稿会員のみなさまに、伺いを立てる必要は、ないと思われますが。 会員登録した投稿者の存在に対する責任、つまり作品とコメントに関する責任というのは、作品とコメントを守る責任、作品とコメントを扱う責任、ということでしょうか。投稿作品の削除の要請を受け付けるかどうかに関する規約は明示する必要があると思われます。 当該の宣言によって投稿者への責任がなくなりはしないでしょうが、運営行動への責任はなくなる。したがって、もう一度運営に入った場合、運営行動への責任は生じるということだと思います。僕の見解では、オブザーバーという立場に対して、どれくらいの責任が生じるのかということがあいまいなままで、よくわかっていませんが、どちらにせよ法律と常識に照らし合わせて判断すべきかと思います。 (ビーレビがハッキングされた件について)

2023-08-27

私個人の意見なのですが、「退任した第六期運営の仁川路と沙一は今後、次期以降の運営に関する一切の責任を負わないものとします。ご了承ください。」というのは、責任を負わないという免責のアナウンスであり、了承を取り付けるための言葉であり、契約や義務ではないと思うのですが、仁川路さんとの取り決めではそうではなかったのですか。間違っていたら申し訳ないのですが。 (ビーレビがハッキングされた件について)

2023-08-27

すみませんが、再レスをさせてください。 馬耳東風ではない、と思っていますよ。僕が知識階級に入ってしまったというのは、どういうところから判断されたのでしょうか。よろしければ、お答えいただきたいです。 (Honesty)

2023-08-24

何処かへ誘われていく感覚、ですか。田中恭平さんの独自の視点の言葉ですね。なんとなく、新しい感じを受けました。中途であって、たどり着いてはいないでしょうか。まだまだなんでしょうね。ドライブの途中、そんなところなのかな、好みであると言っていただいて、嬉しかったです。 (Honesty)

2023-08-23

今回の詩は深みがなかったですか、残念です。湖湖さんへの返信で書いた通り、感情、意志を伝えるために言葉を使うというようなことを辞書で知ったので、それに留意して詩を書いていきたいと思っています、今は。それで、「一粒一粒に〜答えとしよう」のところがいいと言っていただけてよかったと思います。全体的に、作り物めいた感が見えたような詩になってしまったかもしれません。僕の力がないからでしょう。「半分に割った蜂の巣」というのは、イメージ的に面白いと思ったので使いました。祖父が養蜂家だったので、馴染みが深かったのです。m.tasakiさんの批評は冷静で客観的な視点から書いておられるように思えて、参考になります。ありがとうございます。 (Honesty)

2023-08-23

ニーチェの『この人を見よ』は読んだことがないので、読んでみようと思います。特殊な人間というのはこの世に存在しないらしいので、特別な人間であろうとすることがあまりいいことでないというのもわかります。村上春樹は立派な作家だと思っていますが……まあクセはありますね。精神的に大人である室町礼さんのおっしゃることなので、耳は痛いですが、無駄にならないよう心を傾けてやっていきたいと思います。井上陽水の曲をご紹介いただきありがとうございます。爽やかでいい曲ですね。 (Honesty)

2023-08-23

正直さが憧れなのです。僕の願いは、自分が胸を張れることです。湖湖さんも、他の方々も、みんな正直に見えるのです。身に受けた業である偽善に苛まれ続けています。頼れるものといえば、自分自身と法しかなく、自分は正直でなければ頼れないでしょう。今日はB型作業所へ仕事に行ってきました。そういえば、ずっと歌声ばかり集めてきました。僕は、お釈迦様が言ったような最低の人間かも知れません。それがショックです。せめて詩を読んだり、書くことに対しては正直でありたいです。思想、意志、感情を伝えるために言葉があり、それらに対して、一定の知見を持っているか、それらの存在に留意しなければ、言葉は無意味になってしまうように思われます。言葉だけで何かを生むならば、それは体験の分かち合いとなるでしょう。他人の靴を履いてみて、その状態でその人の世界を追体験するのですね(村上春樹が言っていました)。歩くこと。そんな個人主義が心地良いものです。一方で、上に述べたように、他人の思想、意志、感情へ注意を持って向かい合わなければ誠実にはなれないでしょう。真に恐れるべきは、自分の中の自分の意見に気づかない自分です。 (Honesty)

2023-08-22

ペーパーとは、構想の大きさのことでしょうか。書き方は『キャリー』に習って変えました。田中恭平さんに、巧いと言っていただいて、ほっとしました。もっと巧い人は、たくさんいるので、そこに少しづつ自分の手で関わっていきたいです。自分次第だと思います。 (完全な私の世界)

2023-08-21

中盤の「〜世界自身と私自身以外の全てを備え〜」のところは、世界も私も十分でなく、その存在において欠けていたというようなことを言いたかったのです。世界が現れると同時に私も現れるということ。入鄽垂手ということでは、世界と私を求めてずっと苦労してきて、それを手に入れたのですが、十牛図を調べてみると、2の段階で釈迦の正法、禅の大綱の会得となっており、僕の力ではとてもそこまで行っておりません。独自の体験からは、相当に思惟した、体験したと思っているのですが、どうなんでしょうか。つまり、世界と私の回復と、幻聴からの回復といったことを得ただけなのですが。 m.tasakiさん、『キャリー』を読まれたのですね。僕は、この作品が、世界を知りたいと思っているteenager全員のバイブルになってもいいんじゃないかと思いました。文章も大変素晴らしい。第2、第3部よりも、第1部が面白いです。人生ずっと、うすぐらい雲の垂れ込めた空の下にいるような感じがずっとしてて、気が晴れませんでした。仏教の勉強や修行は、この、世界と私が中途半端であってはそれほどの効果を持たなかったようです。 本が読めるようになったので、昔貪るように読んでいた小説類を、読めるようになった目で、これから毎日読みまくっていきたいと思っています。 (完全な私の世界)

2023-08-21

映画をご覧になったのですね。僕は小説だけなので、そのうち見てみたいと思います。『キャリー』は僕にとって重要な本になりました。必然的に行き当たりました。内容では、「なにか」についての話だったのが重要だったです。三浦さんにとって僕のモノローグの詩は良いものだと読めたでしょうか。 (完全な私の世界)

2023-08-20

示唆的だというのは、そのとおりだと思います。世界と私についての話し、研究を、この詩では述べました。そうする必要がありました。つまり、長年の苦しさと恨みと悲しさなどがあったのです。エイクピアさんには、世界や私は自明ですか。 (完全な私の世界)

2023-08-20

目に見えないもの、気持ちや概念、価値といったものを大切にすることは、僕は最近では言語化して考えたことがなかったことです。愛という感情と意志の、概念的なものを大切にする。それに加え個々の人を大切にする。そういった概念的なものを持った人としてみること、あるいは人から切り離して自分の中に生じた概念を大事にすること。そんなことを考えました。理念というんでしょうか。人の存在を知ることができれば、そういったことをもっとよく感じて保存しておけると思います。例えば本や言葉といったものは、そうした愛を受けるものだと思います。純粋であればそうしたことにこだわりが出来ます。そのうえで人がそれを思って実行していることは、強い倫理観と聖性を感じさせるものなんだと思います。愛を伝える。それが一番の強さですよね。 (私の愛をあなたに伝える 、小夜バージョン)

2023-08-19

麗しい情景ですね……。こんな現実を生きられたらきっと幸せしか待っていない。 (きみへの手紙)

2023-08-18

心象風景が森なのでしょうか。色を失った世界、自分自身を照らし出してくれる光を求めているのでしょうか。言葉の選び方が心地よく、内容も整理されていて気持ちを受け取るのに苦労しませんでした。 (深い森の中で)

2023-08-18

悟りについて、僕自身は精神病が治ることかと思いやってきました。貴音さんは悟っている、いすきさんで言えば諦めですか。悟り自体は難しい奥義ではなく、超常的なものが存在しないと納得することだというのが現在の世間の大勢かなという実感です。いすきさんも無理そうなことを諦めた。無理なことをやめたほうがいいと思うのです、僕自身に対しても。それで、地球上で仏の悟りを得たのは釈尊ただ一人であるということも言われ、悟りには五十二の段階があり、一つの段階が違うと虫けらと人間くらいの違いがあるそうです。参考サイトhttps://true-buddhism.com/teachings/enlightenment/ この星というのは宇宙に貴重な存在でありますが、仏教で言うには宇宙に人間のような存在は他にもたくさんいて、仏もたくさんいらっしゃるそうです。 僕は昔に理想高く菩提心のようなものを持ちましたが、涅槃寂静を思い、今この時に、幸せになろうとすること、先延ばしにしないことが大切だなあと心得ています。無理をせず、幸せを実現したいものです。生きる目的を見つけて、死んで後悔しないよう。精神的喜びだと思います。 このコメントと詩の内容では、少しズレている気もしますが、多様な思索の後をたどったらこうなってしまいました。 (悟り)

2023-08-15

正解ではなく問題意識を、というのは、良い意見に思います。そのほうが多様性を持ち、活性化され、前向きですね。 (星月夜 朗読)

2023-08-15

誰もが抱える問題、恋愛ですが、心理描写があって、スタンダールとかってこんな感じなのかな、と思いました。夢の女性が等身大的に描かれているのかな、と。展開がなく終わるのも、これはこれで一つの作品だなあと思いました。 (氷の少女)

2023-08-14

バランスの取れた高い知性を感じました。つまり、かっこいい。論理的な例えと、良い想像が、同時に共にあって、なんだか爽快な読後感を持ちました。他の作品も読ませていただきましたが、どれもいいですね。 (眠ったままの金(きん))

2023-08-14

どうぞ、朗読していただけたら、とても嬉しいことです。楽しみにしています。朗読文化が根付くといいですね。僕も考えてみます。 (星月夜 朗読)

2023-08-14

批評対象作品は読んでみるとなかなか難しいけどいい感じがしましたが、三浦さんの朗読で聞くと、まっすぐで優しい感じの詩に聞こえました。 (星月夜 朗読)

2023-08-14

ずっときれいなままのものは、きれいでありつづけられるか。これは、そうだと思います。例えば、婆須蜜多という善知識は、善財童子に対して、我を抱擁するものは摂一切衆生三昧得るだろう、我を接吻するものは諸功徳密蔵三昧を得るだろうと言っています。男女の性愛において仏の世界が実現される。愛欲を突き抜ければ三昧の境地が得られる、つまり煩悩がそのまま悟りであるということ。つまり菩薩道(人を救う道)は、色んな風に持てる。穢を穢れにしてしまうかどうかはその人次第だと思います。 (ずっときれいなままで)

2023-08-14

甘い恋心を描いた詩ですね。非常にオーソドックスな誰もが思うような気持ちだと思いました。問題は、相手との関係が結ばれているのかいないかがはっきりしないところです。願望を詩に乗せて書いた、というのが分かる気がしますが、関係がはっきりしないと、ある意味では独りよがりになってしまう。発表される詩は発表される詩のために書かれるべきですから。心の不定形なさまを、感じられるのはある意味では深いと言えますが、表現によって詩自身の働きとして意味を持つには、技術にこだわる必要があると思います。描かれている文章は稚拙でもなく、内容にも不快なところはないです。だから、もっと純度を高められるのではないかと思いました。 (結合)

2023-08-14

>私って劣っていますか >闘わなければいけませんか >勝たなければいけませんか ここは博愛だと思いました。 恋の本音は、エロティシズムにあると思うのですが、その途中で愛に出会う。自分が育ててきた愛、親や知人に育ててもらってきた愛に、エロティシズムは負ける。この世に愛も自由も平和もないのは、男のにょきにょきの所為です。暴力性、金、色欲。それらに負けないためには、にょきにょきを女陰の星雲の中に現さなければなりません。女性の神も必要です。羽を生やした女性が必要です。湖湖さんは、小さなものから大きなものまで、しっかりと考えておられますね。 (愛って抽象概念だけどあなたのなかにそれはあるの?)

2023-08-12

何か辛そうだな、と思いました。 実存っていうんでしょうか、すごく思いを感じます。キルケゴール的なテーマを見つけられると思います。 文章にすることで、救われているところに価値があると思います。勇気を持ってする現実への誠実な受け止めもテーマかなと思います。 (こういうことがあります)

2023-08-08

メッセージを読み解くのが苦手なのと、最近イメージ力が回復してきたという理由から、とりあえずイメージ中心に読んでみました。音とイメージが重なると感動が起きますね。そして、この詩はずっとその感動が続きます。語り手の語り口が、透明で、でしゃばらずでも感情的潤いに満ちていて、印象に残ります。良い芸術作品を堪能できたなと思いました。心に(良い)印象だけが残りました。 (お盆のささめきの中で)

2023-08-06

ありがとうございます、そのように言ってくださるのは田中さんの優しさですね。不安を破って今に生きねばなりませんね。 (悟り)

2023-08-05

こんにちは。 yamabitoさんがそのように言ってくださると、嬉しいです。yamabitoさんの作品にも、独特の核が備わっています。たとえ、僕は、生物としては欠陥品でも、魂のようなものはちゃんと僕にも備わっているのかも知れないですね。『フルーツバスケット』という漫画に出てきた話なのですが、おにぎりが、自分には具がない、と言って泣いていたのですが、背中に梅干しがついているよ、と言われて安心したという話があります。誰でも具があるものなのですね。背中にあって見えなくても。 (悟り)

2023-08-05

僕はアルトサックスやっています。音楽で聴けないのとかは、ソニー・ロリンズの『サクソフォン・コロッサス』とかはまったくわかりませんでした、高校のころ聞いたのですが。多分、リズムがわからなかったのですね、溜めを作られたりするのも。https://youtu.be/pF-o5cWzKzM 今聞くと、もちろんすごくいいのですが。これだけのフレーズを吹ける人はそういないです。音楽はリズムが鍵になりますね。あと、ヘビメタはメタリカの『セイント・アンガー』とかも味気なくてよくわかりませんでした。 というか、そうすると生まれてきてからずっと世界自体理解していたのかどうか不安になります。 (悟り)

2023-08-05

こんにちは。 一瞬にして、ですね。僕は最近は物の本性を眺めることを趣味にしています。感性(データ)が戻ってきたので、それによって自己を書き換えています。普通、と言うべきなのでしょうか。理屈抜きの創造と伝達を、出来るようにはなりたいですが、例えば2ch文化(「プギャー」とか)が興隆するほどにはすべての人は仏性を持ち、天才性を備えているんですよね。三浦さんも創造性を発揮されていかれて下さい。いつか、いつも、悟りを開かれますように。 (悟り)

2023-08-05

ユートピアということは、本当に大事だと思うんです。好きなことをすることが生きていること。何にだって楽しみはありますが、分からないものは面白くない。だから分かる人が先導する。分からないことを理念に掲げることはできませんよね。みんなが好きに基づいて意志する。定言命法というような、規範は必要でしょうが、それは自分に課すことか、あるいはどうしてもしてしまうことです。好きが定言命法でいいと思うのです。それが自然に思えます。ユートピアを掲げることが好きです。好きは自然です。自然は神であり、神に近づくのが芸術家です。 (くたばれビーレビュー その三)

2023-08-05

こんにちは。初めまして。 作品を読んでくださり、ありがとうございます。 その感覚、よくわかります。僕も、evergreenという言葉を使ったのは、アニメの「ヴァイオレット エヴァーガーデン」に引っ張られてのことなんです。作品の方はまだ見ていないのですが、ビデオにとってあります。自然は迷いがない、本当ですね。新たな気づきをいただきました、ありがとうございます。日々を、好きなことを自由にして過ごせるようになれたらいいですね。愛でもって人生を進んでいきましょう。好きと智慧で苦の克服を。 (悟り)

2023-08-05

きっとこれから、良くなる一方ですよ。そんな気がします。妄、むやみとかでたらめですね、なくしていったほうがいいですよね。優等生でやってきましたが、人間的価値とはあまり関係はないと思います。偏りですか、仏教はありがたい教えですね。内的宇宙はいつからでもどのようにでも使えますよ。 (悟り)

2023-08-05

アンパンマンの姿が厖大に並んでいるのを頭の中で想像したら、爆笑してしまいました。 (それいけ!アンパンマン)

2023-08-05

ちょっと話が具体的になりますが、今日気づいたことは、頭の中は宇宙より広いということ。どれだけでも想像の空間は広がります。マインドフルネスは僕も勉強していますが、想像は頭の健康に良いと思います。想像の空間は、どの場所からどのように使い始めてもいいものだと思います。そういったことも、コツと気づきがありますね。無限の可能性です。 (悟り)

2023-08-05

こんにちは。 道理→思考というのは、これでも変わっていませんよね。そういう思(詩)考回路になっているようです。 プチ悟りと田中恭平さんが仰って下さったのは、平明に言えば気づきでしょうね。詩で小さな悟りを表現できるのは嬉しい。大悟はおそらく無理だと思います。悟り自体存在しないのだと禅宗では教えるそうですが、日々穏やかに生き、自分なりの思索ができればいいなと思います。個人的には、精神病が治ることが悟りだと言った言葉が気になります。健康目指して行きましょう。後悔することなく──。 (悟り)

2023-08-04

こんにちは。 コメントありがとうございます。 迷ってばかりでは、積極的な意味の幸せから遠くなってしまいますね。迷いは苦しみです。覚者になりたいものです。一瞬の欲望を満たしていてはキリがない。脳の感覚における完全性が、幸せだと思います。いろんな考えを発見していくこと、精神における成長や発展があることが、幸せだと思います。また、宇宙の真理に加え、より偉大な愛の法則というものがあり、人間を大きく左右するものであるようです。 星があってこその宇宙空間だと思います。地球と同じような星もいくつもあるのだと、仏教では教えられているそうですが。 きょこちさん、美しい作品だと言って下さって、ありがとうございます。 (悟り)

2023-08-02

こんにちは。 コメントありがとうございます。 智慧による自由なコミュニケーションは、時々夢に見るのです。主に子どもとのことが多いです。失われてしまったことへの思慕。m.tasakiさんのおっしゃる、人間、私の、希望が永遠と感じることの根拠となっている、ということは、僕は見落としていました。地球が依り代であれと願うことと、物が永遠なのだと思うことが同じところから発している。GPT-4に聞いてみたところ、空(そら)と空(くう)は両方とも、何かが存在していない空間を示している点で関連しているそうです。 しかし、後で思い直してみたのですが、諸行無常といわれ、物事には永遠に続くものはないのであるから、永遠だと思えるということは、むしろ間違っているということも考えられます。僕が考えたことは、一瞬が永遠をはらんでいるというようなことを思ったということであり、現在の瞬間への感覚を言葉にしたものでした。また、空(くう)は永遠であるのか、というような問いも立てられます。GPT-4に聞いてみたところ、空(くう)は時間を超越しており、ある意味では永遠であると言って良いとのことです。ただし、一般的な意味での永遠ではないとのことです。僕は錯綜した思考を明晰に考え語れるようになりたいです。 (悟り)

2023-08-02

息を詰めて成り行きを見守りました。なまこと巻き貝、かわいい!波もいい!充実した読詩の時間を過ごさせてもらいました。 (なまこ)

2023-08-01

マリア様になったのですね。素晴らしいです。 記録と記憶を消し去り、新しい愛と命を育てる。 つまり、自らが何かを新しく作るということが 救いである。ミニ天地創造。かっこよく、美しいです。 これからの地球をよろしくお願いします、 b-review詩投稿掲示板のマリア様。 (白昼夢)

2023-08-01

轢けよと言うしかないというところに哀しさを感じました。病気などのために人生手詰まりで、やるせないけど生きているという感じが、表現されているところに、共感しました。心の動き方がよく表現されています。パンクといっても良いと思います。大変でしょうが、誰に代わってもらうことも出来ませんね。できるだけ悪い状態にならないようにと思います。 (轢けよ、馬鹿)

2023-07-21

第一連は、動きがあって面白かったです。夜が鳴り響くとか、揺れる枝とか。 第二連は、花びらが美しくて、血の影の中の梅の花が鮮烈で強烈な印象を残します。 第三連は闇の中の兵隊の宿営、なんとなく静かで少し大変そうだけど、少ししみじみする情景だと思います。「撓わせる」が「しなわせる」という読みだというのが難しかったです。 第四連はグミの花、戦場と幽霊。 第五連は湖、窓を叩く影。 第六連は幽霊を癒やす風か。 全体的に、夜の闇の中で妖しく開く花々と、人々の滅びの様子、イメージ中心に読むことの多い僕には、とても感覚と感情に訴えてくる詩でした。叙景詩ですね、詩というあり方の文の綴りとしては、オーソドックスですが、気持ちのいいよく練られた文章だと思います。よいイメージを感じさせてもらいました。男らしいというか、人間らしい同情、共感の視線が感じられます。 (ゲオルグ・トラークル練習曲『夜』)

2023-07-20

波音を聞くのを、拾い集めると言い換えているんですね。美しい言葉で好きです。坂田靖子の漫画で、波を持ち上げるという話がありました。もう少し足してみてもいいなあと思います。この雰囲気で、長く楽しめたらいいのですが。楽器の演奏とかとは詩は少し違うのでしょうが。抒情とインプレッションもありますね。 (ある朝に見た夢)

2023-07-20

「時間のマジック」 鉄塔の列 子供の頃鉄塔のてっぺんの光が点滅するのを見て どこかへ行くこと、行けることを感じた 悲しいようで嬉しいようで不思議な思いだった 車の中の前の席にはお父さんとお母さんが座っていた 子供の頃はいつも時間がたっぷりあって ただ空間は全体が歪んでいた 事実は次々と行き過ぎて行くのに 鉄塔だけは確か、でもそれも点滅していた 私が見えなくなる 遠いところへ行く、あるいは 時間のマジックはあらゆる人を化かす ただ一つ確かに思えた空間も、昔は病んでいて 私は悲しさに浸る 誰も本当の所は失敗してはいけないんだと分かってからでは あれらの夢は 舌足らずでも教えてくれていた、のに 美しい日本語よ 私を救ってくれるはずの 自由な絵達よ 私が見つけるはずだった幻の宝の地図 それを、託したくて 全ての冒険者よ立て 私の生きれなかった現実を知っていく全ての勇者達よ 暮れていく空はただの空 秋風に吹かれて雲とカラスが飛んで行く 時間のマジックを見破れるかな 一つのロボットが壊れるとき 時のねじが一つ外れる (B-REVIEW 7月のお題詩「思い出」)

2023-07-13

スター、アイドル、ユートピアは訪れなかった。でも、掲示板を信じる。そのために現状を疑ってみる。信じるべきものは、場の存在であると思われるが、疑ってみるべきは、盲信自体である。すると、まだ、スター、アイドル、ユートピアは、どこかにいるのだから、ここにいてもおかしくはない。そんなことを裏でずっと考え支え続けておられる方々は、素晴らしく、またみんながそうあるべきである。というような考えを喚起しようとされていると思いました。檄文を飛ばせる方々は、それなりの力のある方々です。運動、社会は、常に懐疑されねばなりません。 (くたばれビーレビュー その三)

2023-07-13

幅広く人生の場面が切り取ってある短歌で、楽しめました。上手い下手は別にして、書きたいことがあるということが分かります。想いがある点が心に共鳴するのです。もっと上達されたら魅力が増して、身に沿った短歌になるだろうと、僕は短歌はあまり分かっていないのですが、感じるところです。 (?うずく向日葵 路地裏短歌 ?‍♂️ありく)

2023-07-08

神様も僕たちも間違っていると言っておられるようですね。間違った神様以前の美が正しく、それは青空で、言葉を間違って使う我々に絶望して青空も死んだ、と。そして絶望の未来は、我々は飼いならさねばならない。Wikiについて出ていたので、「間違った世界」を検索したら、『コードギアス』というアニメのセリフがヒットしました。「間違っていたのは俺じゃない。世界の方だ」。そうそう、これだよこれ、と僕も思いました。ビデオを撮りためてあるので、観てみようと思います。真理なんてない、と哲学は言っているので、むしろそうしたもの(真理)からの解放を希望とできるんじゃないかと思いました。そういうものはない方が気が楽になると思います。 (間違った世界)

2023-07-07

普通将棋は指す、と言いますね。囲碁将棋部だったもので、気になりました。将棋が好きでいらっしゃるのですね、とても素晴らしいことだと思います。 (ハードドロップ)

2023-07-04

こんにちは。コメントをありがとうございます。 たしかに標語っぽい。僕はジミ・ヘンドリックスとかが好きなのに、この詩は方向が真逆になっています。大人になるために、セオリー的なものを発見していったのですよ。室町礼さんに、楽しんでもらえるようなものを作れるよう、詩の醍醐味のあるものも考えていきたいです。 (大人になるための秘密)

2023-07-04

こんにちは。コメントをありがとうございます。 そうですね、他者のまなざしにさらされてこそ、自分の考えが磨かれる、より確かで良いものになる、というようなことを書きました。詩句においてもそうかなあって。m.tasakiさんにとって少しでもご参考になれば嬉しいです。 (大人になるための秘密)

2023-07-04

何というか、自由な作品だなあと思いました。そして、想像のスケールが大きい。声の確かさ。創造していく力があると思います。ハードドロップというのは、激しい雨ということでしょうか。検索したら、テトリス用語のようでしたが。すると、現実が困難という意味かもしれない。いずれにせよ、その想像の自由さが素晴らしいと思います。確かな自分の感覚で囲碁を打っていた頃を思い出しました。 (ハードドロップ)

2023-07-03

こんばんは、エイクピアさん。コメントをありがとうございます。 イノセント、僕は大変に思春期的に汚れながらも、高校生のときは、少女漫画などを読みながら、早くみんなの夢を叶えたいと思ったりしていました。ですがそれも、コンタクトレンズが合わなかったために目と脳に疾患が起こり悲惨な状態になってしまいました。それを治す過程で罪を重ね、何ともならなくなりました。そういった背景から、贖罪の気持ちが強いのです。他にできることも限られており。せめてそういったことを詩に出来たらいいなと思って作りました。もっと現実を見つめていたり、エイクピアさんのような明るくスカッとする詩も書いてみたいのですが、修練が必要のようです。真理の扉を開きたいと思っていますが、荷が勝ちすぎているきらいもあります。『エイジ・オブ・イノセンス』という映画を見てみたいのですが、レンタル屋はどこにもおいていません。押井守の『イノセンス』を代わりに見てみようと思います。さらにテーマを深めるために・・・。希望としては、阿弥陀様のご誓願が及ばないような悪は存在しないということです。そういった世界に生きている以上、他者も自分も尊重して、精一杯出来ることをするしかありません。他人におまかせではロック精神にも反しますし。何より、みんなが考えたりしたりしていることを、考えずにいることは出来ないのです。申し訳のないことをするわけには行きません。美や真実を表し生きることこそ詩であると信じていますので。何のために死ぬか、ということはすなわち何のために生きるか、ということですよね。当面の目標としては、偽善者にならないようにと思っています。 (罪の扉)

2023-07-02

こんばんは、吸収さん。コメントありがとうございます。 仏教的な教えとか、サイコロとか、多少知識に振り回されています。自分の考えを書けると、何よりも一番いいとは思うのですが、作品自体を作っていくということに、もっと注意をはらいたいですね。距離を取ることは、言葉を適切に使うことでもありますね。それでも、堪能していただけたというのは、すごく良かったです。ためになる意見を下さり、ありがとうございます。 (罪の扉)

2023-07-02

こんにちは、m.tasakiさん。コメントをありがとうございます。 罪について、思ってきたことを書いたのですが、扉という象徴的なものを使って書きました。思い通りに行かないはての罪ということを考えたのですが、もちろん人間には能力や責任というものがあり、因縁果の因であります。自由意志があるのかどうかというのはわからないことですが、普通に考えた限りでは、現実を受け入れることをしなければなりません。こうした詩において、罪なき世界への郷愁を感じることにより、罪なき世界への意志を強くすることが可能になるかと考えます。子供の頃が懐かしい、という思いは、子供の頃にすでに損なわれていた私自身のおかしさから、一層強くなります。故郷的なるものへの憧れですね。後悔が今に対してよく働けと、思って書きました。それが何らかの感情や詩情を喚起できるかどうかということは、詩の核心ですが。自分にあるものを考えました。希望と感じていただけたのが嬉しかったです。自分で託す希望に、あらゆる人は、望みをつなぐことができるはずです。この世は、決して、悪いものではないですから。周りの人々は、過去の罪を不必要に見はしません。刑罰を果たし、反省することは必要です。昔、渋谷で見た、『うなぎ』という映画が思い起こされます。 (罪の扉)

2023-07-01

にぎやかな祝祭感がいいと思いました。描写がうまくて、想像力も豊かな感じがします。あと、途中に挟まれた、構造を知る必要がないということと、空に落ちていく風船や鳩、といった、すごくユニークな言葉もあって、すごく楽しめました。最後の海の場面で、今までの何やら夢のようであった光景が、映像であったのかというような解釈ができて、何とも言えない感覚になります。この詩は、印象が強くて、僕が今まで読んだ詩の中でも、かなり気に入った作品に入ります。言葉遣いも内容も洗練されてますね。 (デモプレイ)

2023-06-23

愛がたぎっていますね。シーツをかけるという詩句がとても好きです。愛ある賢人の詩人が書いたという感じの詩だと思いました。思考の機微と表現力が半端ではないです。夜を与える愛って素敵だなあ。 (Lily)

2023-06-23

僕のコメントは批評的ではなかったかもしれません。自己説明に陥るのが良くない、という批判は、僕には他のところでのことも加え、当てはまっています。どうしても、外に話がそれたことを牽強付会的に話してしまいます。その理由としては、僕はいろんな価値ある話をするのが良いことだということを信じており、横断的にというか、色々と比べながらすることが良い話になると思っているからです。引き合いに出す意味は、分かろうとすることだ、と蛾兆さんは言ってらっしゃると思いますが、正直に言うと蛾兆さんの世界観についての話はわからないです。難しいです。極論二つを述べられて、その二つの優劣について前者を推し、諦念でありのままであるべきと仰っているのは分かるのですが、それだと片手落ちになりやしないかと。つまり僕は倫理性が薄いのです。アナーキズムを好んでいますし。もちろん蛾兆さんの仰っていることの価値もよくわかりますが、道理をわきまえるより、哲学の方を好んでしまいます。まあ記憶力が悪いので哲学も突き詰められません、だから正当性を主張することにも、やや口ぶりが鈍ってしまいますが。本当は言い訳なんかしてはいけないのですが。煮えきらず申し訳ありません。 (わからない)

2023-06-22

重要なことが議題に上がっていると思います。本性と哲学。「分からない」という事から発するのが哲学。本性は、変わらない。哲学は、変わる。「分からない」のは哲学。「分かる」のは本性。たまに「嘘」ということがあり、混乱を呼びますが。そして、村上春樹などがたくさん書いているのが、「音楽を聞きながら台所をウロウロして歩くのは気分がいいものだ」といった、本性の哲学。そういうことが「分かる」のがみうらさん。 以上のようなことが僕の理解。哲学は言葉の適切な使用。思想は受け継ぐもの。恐れず歩むタイプの思想家であるとみうらさんをお見受けします。 僕が「四方山話」の詩を読んで得た考えが、詩は追体験できるかどうかがキーポイントではないか、ということ。まあ、澤さんの話からよく分かったことですが。 飛躍した話になった点、すみません。 (わからない)

2023-06-22

すごくいいなと思います。テレビや新聞で毎日入ってくる死についての話、死とどう向き合うかということを考えるのに、この詩はすごく役に立ちます。こんなにみずみずしい気持ちを保ち続けられたら、生者に対して死者もうらやんだりせず安心していられると思うのです。こういう詩がかっこいいなって思います。最後の、スーパーのところとか本当に好ましく思います。 (死人の詩)

2023-06-18

大学生か専門学校生という感じの雰囲気が、感じられて、懐かしさを覚えました。インパクトドライバーを使うとか、暇がある感じ。人の気持ちを覚えていくのは、かっこよさと同時。『リアリティ・バイツ』という映画のことを思い出しました。肘付き、結局良かったのか悪かったのか、どう感じたのか読み取れず、申し訳ありません。『星屑の王子様』という漫画のような雰囲気にも感じました。 (東京の二日目。)

2023-06-18

こんばんは、もじゃおさん。コメントありがとうございます。 はじめはイメージを作っていったのですが、歌詞にしようと思っていじっていったところ、思い出すことの連続になり、独白のようになりました。最初からそう構想していたわけではないのですが、愛について思うことを述べた感じになりました。 (海岸の思い出)

2023-06-14

おはようございます、m.tasakiさん。コメントありがとうございます。 高校までは主に明るい人生だったのですが、その裏では少しずつ健康の歯車が狂って行っており、大学以降は悲惨なものです。それでも恋などはしました、一生懸命。それ故に、悲しみに彩られた思い出となりました。自分を信じていない情けなさ、選ぶことが許されなかった塊根は、強いです。表現は、やはり詩では大事ですし、感覚的なところでもっとキレのあるポエジーを発揮できたらと思いつつも、こんなふうな詩を書いています。 (海岸の思い出)

2023-06-14

ごみの思想について語られており、興味深く読みました。文体というのか、詩文が工夫されており、端的で実際的でかっこいいと思います。代名詞ってどういうことだろう。固有的でないからごみとして扱われるべき場面場面のことかな。 (ワンショット・ワンキル)

2023-06-14

ものの輪郭を捉えるのがすごくうまいですね。谷川俊太郎の詩に似ているような気がしました、その活きの良さにおいて。 (曲がりつつ)

2023-06-14

励ましてくださって……本当にありがとうございます。 (海岸の思い出)

2023-06-14

三浦さんは希望を詩にされるのですね。そう思えば確かにそんな詩ばかり。三浦さんの書かれる詩は、いつも何らかの思いがありますね。恋は人間に与えられた最上のものの一つですね。それを相互愛に結びつけたい。非常に大切なことですね。自然でもありますが、自然にあることも難しいことであります。 (海岸の思い出)

2023-06-14

こんばんは、三浦果実さん。コメントありがとうございます。 切なさは、抑えられぬ愛情です。全てのうまく行かなかった恋愛で、自分が思っていることの前向きな部分です。後ろ向きな愛、後ろ向きな恋愛なんてありません。あと、自分が普通じゃなかったことへの痛切な後悔も混じっています。裏切られたことはもうどうでもいいのです。思い出、と言った通りで、現実にはもう終わったことなのでしょうが、記憶の中の愛を、抱えていることを詩にしました。海に消えていくのは、常住不変なるものがこの世には存在しない(心でさえ)ということから帰結される、最後の状態であります。 (海岸の思い出)

2023-06-14

ウィザードリーというゲームでは、石の中に飛ばされるとロストして復活は不可能です。全てをなかったコトにするのを望む気持ちは、あるとは思うのですが、やはり、死ぬまでせめて生きようとするという、例えば『日本サンタクロース株式会社』という漫画のような姿勢を尊いと思います。一方で存在を消えたいと思う方の意向を全否定することはできませんが、僕はせめて我慢して、希望を見つけたいです。他人に消えていいよというのはあまりに残酷な気がします。自殺の否定として消えることを願うことはあるようですね。不可能ですが考えとしては可能ですね。不可能な考えでも希望する気持ちは、分からないでもないです。寂しい限りです。人間が一瞬で絶滅してしまえば、何も困ることはないのですが、実際には苦労がたくさん。生きてきてもう十分といったとき、魂を捧げるというファウスト博士のようなこともありますね。神様や仏様は、信じようが信じまいが、親として見守ってくださっています。だから修行して救われねばなりません。 (存在)

2023-06-09

天皇の写真が燃える動画を探して見てみましたが、色んな意味合いを含んでいるし、たしかに美しいようにも感じました。妻をめとるときと埋めるときの二度の喜びという諺はとても面白いですね。ホラー小説だと、中島らもの『こどもの一生』という作品がとても面白くておすすめです。 (詩の日めくり 二〇二〇年九月一日─三十一日)

2023-06-04

こんにちは、田中宏輔さん。コメントありがとうございます。 そういったものこそ、求めて得たもの、そして残るといいものだと思います。散り際に残すべきもの。 (存在)

2023-06-04

戦争の詩ですね。特に原爆も想起される。悲惨と塊根。神への祈り。こんなふうにして思うことが、戦争を反省することだと思います。みずみずしい筆致で描かれる様々な景色と人が、感情をたたえて展開していくさまは、鷹枕可さんの精神を映し出しているようだと思います。燃えるということに特徴がありますね。「わたしの心は真実の炎に燃えています」が気に入りました。幻想的なだけではなく、現実的でもあり、人の心の様を描いている精神的に美しさを感じる詩だと思いました。 (1945年8月/チョコレートと忘却)

2023-06-04

こんにちは、エイクピアさん。コメントありがとうございます。 自己矛盾しますね、存在の非存在は。存在を消すのは不可能、もし可能とすれば、映画『ショアー』に描かれているように、誰にも存在したことを覚えられていないまでに、存在を抹消するという、ナチスの大虐殺において、そういうことがあったのかもしれません。「想いが残る」というのは、誠実に自分の意味を思ったとき、考えとして残った表現です。 (存在)

2023-06-03

こんにちは、m.tasakiさん。コメントありがとうございます。 存在がなくなるというのは、現在過去未来全て存在したことがなかったことになるということです。それは不可能ですが、そう願ってしまうことの悲しさを考えました。おっしゃるように、神様の苦悩を静めるために我々が居るなら、我々が存在する意味を、自分で持つということで、神様の意志にかなったということになるのだと思います。無力なら無力なりにあがいてみるのがいいですよね。また、僕は仏教を信じているのですが、心の平安を得ることが、存在を存在にするもの、だと思っています。また、他者の存在と自分の存在、全ての存在はつながっており、幸福とはみなで平安に行くようになることだと思っています。仏はそれを実現するために一生懸命やっておられるようです。でも、いけないことなのかもしれませんが、後生はないような気もしてしまうので、そんな気持ちをこの詩に表現しました。恩を感じる気持ち、恩を返していくことが大切だと思います。 (存在)

2023-06-03

フロイトかユングの夢分析にかけられるような内容の、少し夢のような作品だと思いました。歩道橋には僕も印象に残っている場所があります。解釈をすると、日々忘れてしまう大事なことの不安が現れているのでしょうか。 (無題(無題であるほどに静かで空虚で遠い))

2023-05-20

数学も物理もあまり勉強しなかったため、traceや連続体などの概念もほとんど理解していないです。詩を読みましたが、澤さんの読解が非常にヒントになりました。明らかに、この批評文とコメント群を読んだあと、完備さんの「trace」の見え方が変わりました。というのは、意識の連続が見えたのです。人間の(自己)意識はいつも孤独であり、身体を通じてつながることができる、ということ。愛することが、一「体」化への欲求であるということを、知人とのメールのやりとりで教えていただいたばかりです。ですから、意識の孤独は、身体を介することで愛される、そして愛する人というのは、やはり意識の中に登場する人であるということ。憎らしい人間が意識の中で愛されるわけはない。命の遣り取りをする戦争が憎しみを生むのも、体を通してです。だから、この「trace」は愛、愛の意識の詩に他ならないように読めました。僕の知人に教えてもらった、世界観の表れている詩だと思いました。客観的に捉えられた自己、の表現、がある、そして、痴漢を通じて自己の危機に直面したことの話だと思います。ひかり、と君と私、美しい愛の世界と言葉ですね。僕にはとてもまぶしい。 (完備『trace』嘆賞一例)

2023-05-19

蛾兆ボルカさん、お久しぶりです。 僕の作品を楽しんでくださってありがとうございます。 色彩は、光にこだわって作ったので、そう言ってもらえると良い感じがします。そうですね、構えの大きさは、三筋の川、長良川、木曽川、揖斐川が作っているのではないかと思います。 僕も蛾兆さんの作品を、楽しく読ませていただいています。 (雨と海)

2023-05-19

こんにちは、窓際最花さん。コメントありがとうございます。空を見て感じることは、気分転換になりますし、新しい見方をもたらしてくれるんじゃないかと思います。知らない空が不安を与えているかもしれないし。人間には意外な可能性が隠されていると思います。空を味方にしましょう。 (頭上)

2023-05-17

とても辛い現実をお持ちのようです。何故そんなにも苦境に立たされているのか、たぶん理由はないのでしょう。最後の終わり方が本当に可愛そうで、神様きっと見守っていてくださるといい、と応援したくなります。まだ少ししか読んでいないのにもかかわらず、また失礼なことかもしれませが、スティーブン・キングの『キャリー』を思い出しました。文才が感じられるので、うまくいくといいのだがなあと思います。 (神様おねがい。)

2023-05-17

こんばんは、積 緋露雪さん。コメントありがとうございます。喜んでいただけて本当に良かった。嬉しいです。急ぎすぎていますね、寄り道が大切、本当です。涙の説明などを加えると、より作品に幅と深みが増すのかなと思いました。この作品、コンパクトと言うかちょっと短いなと思いつつもどうするべきか分からなかったので。そのためには、自分自身の涙と向き合い、見つめ直す必要があるようです。まだ僕には時間を必要とすることです。あこがれる理由、きちんと詩に表していきたいです。心の秘密の一つですもんね。お互い、一生懸命(一所懸命)に詩をやっていきましょう。 (頭上)

2023-05-16

フィラデルフィアの夜にシリーズをしっかり読むのは、実はこれが初めてです。怠惰さと、病気関係で、長い詩があまり読めなかったからだ、と言い訳させていただきます。 非常に良かったです。針金が花と虫、手を作り上げては壊していくという発想も、また(夏の?)夜の雰囲気も、想起させる技術も、文章の面白さもあります。一箇所、第二連の最後のところ、「精巧な花」は「精巧な虫」の間違いかもしれないなと思いました。僕は、父の仕事の関係で、ペンシルベニアのエリザベスタウンのアーミッシュの学校にしばらく(一週間ほど)いたことがあるのですが、そこでホームステイさせていただいていたアメリカ人の方が、夜な夜な地下室でろうそくを作っていたのですが、その雰囲気がまさに思い出されました。懐かしかったです。もうその方も亡くなってしまいましたが、本当に楽しかったのです。いいことが有ったなあという思い出とともに、フィラデルフィアシリーズの初感想とさせていただきます。 (フィラデルフィアの夜に 41)

2023-05-16

すいません、途中で送信してしまいました。上に続けますと、自分の位置がわからないということこそ真実であり、そこでもがくのが当然である。つまり、自分の主体性を持って感じ、見、考え、トライする。その真実相に人は本当に生きることを見出すべきだと。立ち上がれ、というところでは、中島らもの詩「突がったエンピツ」(『中島らも詩集』)の中で、「INK&INK&READ&WAKE UP」と言われていたところを思い出しました。 少し、暗いことを言うと、例えば地獄に行くような人間に向けてさえ応援として働くような読み方もできるな、と思いました。 非常に満足を感じる素晴らしい詩だなと思います。他の作品にもまた目を通させていただきます。 (流される)

2023-05-16

闇(憂鬱)VS光(灯明)という対比が非常によく掴まれた実感の上でなお、文章になって、イメージ豊かに展開され非常に満足の行く読み物だと思いました。 なんというか、文章のつながりがはっきりとあるので、一つの論として成り立っており、闇こそが人間存在の真実、人生であるという説が説得力を持って迫ってきます。 河や道など、必要な比喩はきちんと提示され、その上で論証すべき人間存在の憂鬱さ、闇しかないということなどが、俎上に載せられありありと心と眼に迫ってきます。 本当に、言いたいことは、憂鬱を渡り切るべきだということだと読めました。 (流される)

2023-05-16

電線を感じていただき嬉しいです。世界共有と言うのか。 バンバン昇天して欲しい、については、天国にみんな行ってほしいなという意味で言ったものです。こんな事ばかり考えているので、もう少し地に足をつけないといけないなと思います。 (頭上)

2023-05-16

こんばんは、もじゃおさん。コメントありがとうございます。最終連はキャッチーだったですか。感情のままに、感じたのを大切に、工夫して書いたのが良かったかもしれません。本当はバンバン昇天してほしいのですが、なかなか真面目な話なので、簡単にはいきませんね。 (頭上)

2023-05-15

ヒントになりました。自分にもっと能力が欲しいところですが、無い袖は振れないです。縁というのは、前世から続いているもので、大事にしないといけないです。こちらこそこれからもよろしくお願いします。 (頭上)

2023-05-15

それはありますね!言われるまで気づきませんでしたが。空がなんとも言えない危険さを含んでハードだなと思った情景を描きました。様式美と精神の関係を考えてみたいです。 (頭上)

2023-05-15

こんばんは、田中恭平さん。コメントありがとうございます。 まず道理を得て、信仰を得たという順番で着想しました。空に関する見方です。空に対する見方がタフになったというのは確かです。頭上にあるものの正体を、知らずに来たので、見方に新鮮な驚きがありました。するとそれが信仰につながった、展開したという感じです。 (頭上)

2023-05-15

こんにちは、きょこちさん。コメントをありがとうございます。 頭上の色々な景色についての叙述と読み取ってくださり嬉しいです。意外な空を発見し感じ入りたい。屋根の上の猫、僕は見つけたことがないなあ。ふと見かけたりしたら嬉しいですよね。あ、2階の窓から飼い猫が出ていったのを見おくったことはあります。 (頭上)

2023-05-11

申し分のない景色の描写だと思います。というのは、美しさがあるからです。心が美しいということですね。最後の行が、柔らかく優しい、それだけでなく、温かく鮮やかだ。コンパクトにまとまった海の景色、いつも海岸は平安をもたらしてくれると、また思い出しました。訪れた海なら、どこに泊まるのだろうか、そんなことも気になりました。 (コバルトブルーの涙)

2023-05-11

すいません、連投してしまいました。 (忘水)

2023-05-10

こんばんは。 滋味深いです。全体を通して読んで、なぜか王冠のイメージが残りました。想像力があり、音の崩れ具合(というのでいいでしょうか?)が絶妙に感じました。僕も一首でいいから詠んでみようかな、楽しそうだなと思いました。 忘れ雲取り置きてみんとファインダー話の中から取り出す絆 王冠の血色の宝石幾世紀蜘蛛の巣張って国の運命 お粗末様でした。 (忘水)

2023-05-10

こんばんは。 滋味深いです。全体を通して読んで、なぜか王冠のイメージが残りました。想像力があり、音の崩れ具合(というのでいいでしょうか?)が絶妙に感じました。僕も一首でいいから詠んでみようかな、楽しそうだなと思いました。 忘れ雲取り置きてみんとファインダー話の中から取り出す絆 王冠の血色の宝石幾世紀蜘蛛の巣張って国の運命 お粗末様でした。 (忘水)

2023-05-10

想像だけでできているような人生が描かれていると思いました。実人生は一体どうなっているのだろうと思いましたが、一種の世界がこの詩であることには変わりないですね。苦しいことばかりの叙述が続いていますが、この想像や感覚に埋没した語り手が、何しに来たと問われ為す術もない一種呆然とした心の内に、何らかの悲しみときっかけを僕は感じました。そんな感想です。描いている描き方は真に迫っておりうまいと思います。そして、心配になります。 (現生での事)

2023-05-07

こんにちは、たわしさん。コメントをありがとうございます。 僕は、空って思えるところが空だと思うのですが、科学的に考えたり、ふと疑問に思うと気になりますね。この詩では、空と思った、感じられたという感覚を重視しています。読みやすいことは意識しました。ありがとうございます。 (頭上)

2023-05-07

すごく緻密な文の詩で格好良いなと思います。テンポの変化する、文体の変化(最後のところ)もいい感じです。 (野茨の詩)

2023-05-07

こんにちは、m.tasakiさん。コメントをありがとうございます。 そういえば、不安や存在感を感じたとき、空が見ているような感覚を受けました。人間は海から生まれ、地上に生き、空に帰っていくのでしょうか。二人の詩人はそういったことも考えていただろうと思いました。とてもためになるコメントをくださってありがとうございました。 (頭上)

2023-05-06

こんにちは、コメントありがとうございます。地の底に憧れる生き物は面白いですね。空が嫌いで。そういう生き物を天使と呼ぶべきかもしれません。入間しゅかさんの考えるそのような生き物も、もしかしたらいるかも知れませんね。僕は倒立ができないので失格ですが。約束を破ると、逆立ちして街を歩き回らないといけない、笑。 (頭上)

2023-05-06

楽しくていいですね。タイヤとか意外なものが登場して、盛り上がります。感覚としては『ドラゴンボール』みたいな世界を感じました。『ストリートファイターⅡ』もマッチします。この詩は、キャラクターの名前もバッチリですね。 (バトルフィールド)

2023-05-05

こんにちは、コメントありがとうございます。 寓話のようなものを書いてみました。擬人化はしていませんが……。寓話は英語ではfable、漫画の『ザ・ファブル』の題名にあるとおりです。メタファーをたくさん使いました。如月さん、ご注目くださってありがとうございます。雲のように変わっていく詩を書くのは、好きな文章を綴っていく楽しみがたくさんありました。好きだと言っていただけて、何より嬉しいです。励みにしていきたいと思います。 (カブトムシたち)

2023-05-03

こんにちは、読んでくださりありがとうございます。 たわしさんのおっしゃるとおり、詩文で現実を象徴させつつ書きました。神に見放された人たち、というのは、『ヴィンランド・サガ』という漫画、アニメで、奴隷の人たちに言及して言われていたことを取り入れてみたのですが、そういう人たちが救われないわけがないというのは、よく考えれば当然であるかと思われます。そういった人たちも救おうとする人間に出会ってきた、ということを、僕はこの詩で言いたかったのです。この詩は、悪人に宛てた共感と応援の詩と言えるかと思います。果たして十分な意味を表せたかと、いつも不安になるのですが、僕が書きたい詩、書ける詩はこんなのでした。作り方としては、バリー・ユアグローの短編などに影響を受けているようです。 (カブトムシたち)

2023-05-03

こんにちは、読んでくださりありがとうございます。 全くの善人はなかなかいないですよね。悪口を言ったり怒ったりとかは普通です。でも、日本仏教の常識では、すべての人が浄土に行くことになっているそうです。その過程が色々ある、というわけでしょうか。カブトムシは、カフカの『変身』を意識しました。ご感想の通りで間違ってはいないかと。一貫した詩になっていないことは表現における反省点です。 (カブトムシたち)

2023-05-03

こんにちは、読んで下さりありがとうございます。 印象が変わっていくだろうと思われたとおりというか、エイクピアさんはおそらくカブトムシがお好きなのですね。僕もそうですが、人間については様々な人がいるもので、今回も、また最近ずっとそうなのですが、悪い人が救われるというようなことを願って書きました。実際には現実に善行を積みながら生きるくらいしか、借りを返せることはないわけですが。人間には無限の闇があるそうで、カブトムシたちはそれに抗いつつ飛べるのかなあと。 (カブトムシたち)

2023-05-03

端正で綺麗な詩だという印象です。しっかりとした考えがある。僕は掌というものに着目したことはあまりなかったので、面白いなあと思いました。明日の不安というのは、不確かなことの不安という意味かなと思いました。 (誰かの掌)

2023-05-03

クラゲのイメージが読んでいて心に落ち着きを与えてくれると思います。興奮を鎮める。それと同時に、読者は「俺」という意識を感じることになり、意識に同化したり、また別に客観化してみることになると思います。「俺」の陥っている状況の特殊さとその意識の普遍性(誰でも共感し、自分の中にあったもの、あるものだと思うこと)が、絶妙な読詩体験をもたらします。これは工夫されている、アイディアと文的独創性もある詩で、とても記憶に残ります。 (水の中の網)

2023-04-27

こんにちは、田中恭平さん。 理路を解いていただきありがとうございます。 往生に関する本や宗教、死生観などに、どうしても興味を持ってしまうのです。昨今のことではありますが。 ですが、無宗教というのも、現実をしっかり見つめて生きるという意味では大したものだと思います。NHK『こころの時代』という番組でも、「無宗教からの扉」というシリーズをやっていました。無信仰と言っておられるので、もう少し複雑な立場なのかもしれないとは思いますが。読者作者、twitterのFFという縁であれ、なるべく良い方に現実や創作、思考を向かわせられる生の関係で在りたいと思います。今は人間の戦略の脳の本を読んでいて、その観点から人間の業について考えたいと思っています。 また読んでいただけたら嬉しいです。ありがとうございます。 (雨と海)

2023-04-26

やや無理のある形容(「笑えていたシャツ」とか、「それぞれの傾向」とか)が、歌に乗せてみれば個性的で気持ちが伝わるようでもあるなと思いました。全体にリリカルで明るい雰囲気、音が端正でリズムがある詩文となっていると思います。3、4連のリフレインも効果的であり、あふれる気持ちが伝わってきます。小魚と海のところなど、思いやる気持ちが愛の詩にマッチしており読んでいると優しくなれると思いました。 (む ゆ う)

2023-04-26

地に足のついた理想が語られていてとてもいいと思いました。辛いことばかりが起こらず前向きに歩いていけるといい、そんな気持ちにさせられました。できるだけ明るい人生を。 (死)

2023-04-23

言葉を正しく使うというのは難しいです。恋人同士だったら絶対にアウトですが、友達同士だったらあるかもしれない。そう思うのは、『ピエタとトランジ』という小説にそういう場面があるからですが。新しいめの感性だと思いました。 (とゆうコトで(笑))

2023-04-17

すいません、再レスです。上の文章がメチャメチャだったので。 1、AIが「進歩」という概念に問題を投げかける。2、「進歩」は人間と社会にとって重要ではない。 人間って昔から変わらないよね、ということを言いたかったのです。芸術や文化自体は、変わっていくにしろ、僕は、人間変わらないと楽観視をしています。 しかし、術が変化するということは、根本の変化である、ということでもありますね。環境問題、なんて言えるかもしれません。 (AI)

2023-04-15

この詩を読んで、深く納得するところがありました。人間にとって大事なのは経験であり、その表出が芸術だと。ジミ・ヘンドリックスの「Are you experienced?」という曲も想起されました。AIによって問題として思われるのが僕には、「進歩」という概念であり、人間にとって重要なのが「進歩」することではないなと。経験することはだいたい決まっており、そうであってさえ経験は個々人に新鮮です。それに加え人間は生き残らなければならないのかどうかもわからないと思うのですが、人間が歯車になってはいけません。抜苦与楽は人間の真理です。もちろん、立派な自己犠牲を厭わないように生きることができれば素晴らしいとは思うのですが。 (AI)

2023-04-15

右肩さん、批評を読んで下さりありがとうございます。批評を書いてよかったです。これからもたくさん書いてください。また読むのを楽しみにしています。ファンも増えると思います。右肩さんの作品は凄いです、特別なものだと思います。励みを受けてまた創作されるといいと思います。 (『「詩」と「詩論」』を読んで)

2023-04-13

m.tasakiさん、お読み下さりありがとうございます。解釈はおおむね書いてくださったとおりで間違っていないと言えます。「心は汚れているけれど~」のところは、出だしでありまず思いついたところなので、褒めていただき嬉しいです。 (雨と海)

2023-04-12

欲情が、連想にのって展開されていく叙述に、簡潔で多彩なイメージが感じられました。余談ですが、『熱砂の大陸』という砂漠の薔薇が出てくる小説のことを思いだしました。 (心の骨)

2023-04-10

批評を読んでくださりありがとうございます。この詩、すごく良いですよね。再読して、女の人がキスをして、これが私の詩だ、と言うところとか、かっこいいと思いました。吸収さんは言葉の恐ろしさを感じた、と仰ってますが、言葉にこれほどの肉迫を見せる詩も多くはないと思います。 (『「詩」と「詩論」』を読んで)

2023-04-10

論理的な意味をはっきり持たず書き進めていったため、解釈に弱くなってしまっていますが、よく読んでいただけてよかったです。読むのに不快なところ、戸惑わせるところがあるかもしれませんが、ご勘弁ください。 白い景色というのは薄れかけた記憶、愛とは死ぬ前の足掻きにもにた憧れのことです。愛を持たぬ人はおらず、世界と自己は呪われたままではいけない。 時間の流れに対しても、強く我がものとしたいという願いがあります。 破滅を前にしたナウシカの巨神兵といった趣きです。 今の、充実から程遠い自分が書くとこんな苦しみのことが表れてくるようです。 覚悟も中くらいですが……。 (白い景色が次々と映る、愛は生まれてから世界に何を見たか)

2023-04-07

この世が決定論的ならば、エントロピー増大のために地球はだんだん悪くなっていきますね。神様もなすすべはないのでしょう。ですが、人々の叡智は増していくのかも。この詩、良いと思った点は、鮭とクマのところです。第一連はなかなか難しいなと思いました。fantasyのところとか。 (特異点)

2023-04-03

幼い頃の思い出と記憶が柔らかく楽しいです。佐藤さとるのコロボックルシリーズなどを思い出しました。 (約束)

2023-04-01

性格によりますがみんな激しくも穏やかにもなれるのだと思います。明るい精神を好めば明るくなるはずですし、励ましあって行くことも大事ですよね。今日は高校野球の決勝戦などを見ていました。 (ONE)

2023-04-01

人生の意味をもう一つ見つけられた気がしました。花を咲かせることです。人間にとって花を咲かせるとはどんなことなのでしょう。花咲かじいさんになりたいです。色んな人が寄ってくるような自分、人が離れていかないような自分。迷いがないとはすごいことです。迷ってばかりのこの世でも、発表会をするときくらいはバッチリ決めねばならないですね。美しい読み方をしていただいてありがとうございます。見えない心とはいえ、美しくなった瞬間くらいはわかるものですよ。華厳経を勉強しています。私達が抱く願いや欲求には、何か定かではないが大きな力がはたらき、かかわっているそうです。そう思うと人間には得心がいきますし、少しでも慰められる気がします。 (ONE)

2023-03-31

わかるものは必然的自然的にわかるし、わからんものはどうやってもわからん!ということかと思いました。分かちあうということでやっと共存できるというところがあるのかと。ロマンを捉え直すことを考えました。 (孤独)

2023-03-30

親鸞さんが見ているものと僕の見ているものが違い、言葉で伝え合うことができるということでしょうか。景色自体は変わることなく(フィルムやフィルターは存在せず)、自分の内部が変わるのみだと。心不可得ならば内部は決まっていると言えるのかどうか、そんなことが気になります(でも分かりません)。五蘊の集合体である人間には確かな内部は存在せず、他人の内部は想像や直感によって知ることができますが、自己が自己自身に関わることに習熟する必要があるのかも知れません。ですが、結局のところ善業は悪業よりも力が強いので、おまかせすることができれば結局は救われるということだと理解しています。 (ONE)

2023-03-26

すいません、自灯明法灯明の間違いです。 (ONE)

2023-03-26

親鸞さんの言葉を頼りにするべきだ、と解釈します。教えというものは導くためにあると思いますし、親鸞さんも導こうと思っていたと思います。自燈明法燈明と同じだと思います。 (ONE)

2023-03-26

分裂していると何も普通にできないので、何事も自分は一人であるのが肝要です。人といるときは多人数、一人だと一人、助け合いも自助努力もありますが、一人の窓は一つしかないということが健全です。平行世界に干渉されるとちょっとまずいことになります。もし妄想ならば、いいんですが。いろいろな不幸は何が根本的な原因なんでしょう。人間には善を志向することしかできないと思うのですが、親鸞の言ったように決定論で報いは決まっているとも言えます。視界が一つになると、働く余裕も生まれます。労働には何か特別なものがありますので。余裕を持ってペッパーグラインダーで生きて行きたいものです。 (ONE)

2023-03-26

物語は筋によって成り立ちますね。大きな物語も小さな物語も現実にあるものが全てです。それを否定することはとてもできません。悪い物語というものがあるのかというと、無いと思います。一時期、東京の民主文学という団体に長距離バスと夜間バスで通って小説の講義を受けたことがあるのですが、二回で音を上げてしまいそれ以来物語について考えたことはありませんでした。大きな物語が小さな物語を包摂することもあるのかもしれません。物語を共有しないと、関わりある登場人物ではなくなってしまいます。例えばお相撲さんの活躍をテレビで聞いて一緒にあるのを想像するだけでも心強く感じますし、テレビは不安を癒やす道具です。僕の詩では視界の分裂ということを言っていますが、これは文字通りの意味で、個人の完成に向けて治ろうという状態の記述です。また、セカイ系のサブカルチャーに共感を覚えることが多く、そういった世界観を述べたところもあると思います。僕には祈りとともに水を飲んでは吐いて、十年間を過ごしてきた物語的には無意味な時間がありましたが、健康になりました。そんな人生とともに詩作がありました。自分なりの感慨で、終わりまたは新たな旅立ちの日に向けて詩を書きました。寂しい人たちと筋を共有したいなと思います。 (ONE)

2023-03-25

メリーゴーランドとして世界を捉えるのがいいなあと思いました。不可知性というのは少しロマンチックなところがある気がします。みちのカーヴに寝床をつくって、のところは、比喩なのかもしれませんが、ワイルドなイメージが浮かびました。 (花雫)

2023-03-25

二次元パラダイスに生きながら、いつかリアルもと思うくらいがいいんじゃないかと思いました。前向きな言葉でやっていくという姿勢に共感します。未来は変えられる、命を燃やして生きていくのが美しいことだと思います。 (精一杯生きよう)

2023-03-25

人が人を殺すことはあり得るというのがもちろん正しく、同調圧力は無根拠。むしろ個人にとってみれば、飼い慣らされていては問題にも向き合ったことにならない。人殺しがいけないというのは、何故かというのは哲学でよくある問ですね。 (詩人)

2023-03-25

>何が快いのか分からないけどね ここは皮肉が効いていて胸がすきます >他の層よりひときわ暗く静かな断面 面白い表現です 優越感は、ドキドキしますよね。自分を高めてくれて。そういうものは、いつか、だれかと共有することで一層高められたものとなると思います。純粋さと言ってもいいのではないでしょうか。どことない諦めが、森田童子のような世界かなと思いました。 (レイトショー)

2023-03-25

永遠が善きにしろ悪きにしろ存在するはずで、それをつらまえるのは感覚で、感覚が戻ってきたためにそういうことを考えました。心と石はロック音楽から考えたものです。この2つを抜き出すといいなって。終わりは永遠に含まれています。 (a heart and a stone)

2023-03-17

誤字の訂正です。 相覚えぬ→愛覚えぬ (永逝のみぎわに立つあなたへ)

2023-03-17

死の哲学が優しく説かれていました。冷酷なる世界で、相覚えぬ他人のうちでさえ受け継がれていくと、死と忘却の中にあってさえ、覚悟するべきは傷を見せること、全体が受け入れることのできる論になっており、秀逸で意義深くかつ麗しいと感じました。 (永逝のみぎわに立つあなたへ)

2023-03-16

傷ついてしまって、愛を感じ、渡す愛が傷つけないように願う、ナイーブで美しい愛だと思います。出来ること、精いっぱい。 (理解)

2023-03-14

幻惑や陶酔を暗示する語句の連なりとしての詩ということが、自意識過剰への戒めとともに言われているのは腑に落ちました。そもそも多様性です。自由な意識を持つ赤子として生まれ、常識を課されては親殺しなどをして独り立ちする大人、酔えない人。詩くらいは酔えるようになりたいです。自分の中から作り出す力や、心の奥の感受性によって。情緒と明晰さのどちらかが欠けると詩を生むのに難しいことになります。どちらかを持っているだけでも大したものだ、とはならないだろうことに、詩の厳しさみたいなものがあるのかもしれないなと思います。ダブルミーニングの得意な作詞家の柴山俊之という人を僕は好きです。 (詩と表現)

2023-03-14

ガイドラインにあると思いますが、アカウントは消せないはずですよ。 (春に生まれたあるひとりの男の像)

2023-03-13

落語みたいだなと思いました。電車の席で寝ている人は僕も見かけたことがありますが、ものすごい迷惑がられていましたね。僕は死んでるんじゃないかと思いましたが。とても面白く読みました。スラックスのところがいいなあと思いました。 (俺と終電)

2023-03-12

武田地球さんの作品に感じることを分析してみました。自分の考えていることに引きつけてみたのですが、不思議な魅力を自分なりに書くことができたと思っています。ゆるされるかぎりは、そんな気持ちも大切ですね。大事なことをこれからも書き続けてください。楽しみにしています。良くなった目で現実を見つめ続けていこうと思います。色んな人が色んなことを考えている中でわかり合っていきたいです。多様性って大事ですよね。戦は続きます。人生が負け戦になってはちょっと困りますが、保守反動から遠い武田地球さんの詩が好きです。 (春に生まれたあるひとりの男の像)

2023-03-12

ゆっくりとした時間とともに楽しんでいただけたようで良かったです。鉄パイプの常備とは、かなり危険な日常を送ってらっしゃったのですね。嫌いではないです、そういうの。ヨホホホー。 (愛への勇気)

2023-03-12

キモイですか……。僕は割とそういった傾向があるので。妄想系の。性格が出ているというのはたしかにそうです。 (春に生まれたあるひとりの男の像)

2023-03-12

エイクピアさん、コメントをありがとうございます。分かったことは、愛を使うべきということです。分かったことに包まれている、というのは幸福なイメージ、星に包まれているというのは美しいイメージですね。不幸の中の前向きということが伝わったのかなと思いました。地下に、というところは、気を使っていただいたのかもしれませんが、まさに暗い描写です。 (悲しみと苦しみを呪って)

2023-03-09

気に入っていただいて嬉しいです。頑張っていきましょう。 (悲しみと苦しみを呪って)

2023-03-09

あなたを戦争に巻き込みたくない優しさがあってかっこいいと思いました。 (キーワード志向)

2023-03-09

意志と思いは詩人の魂、ぜひ頑張りましょう!政治への無関心は、一時期哲学カフェという集まりに属していたので、僕はそうではないです。投票権を大事にしないといけませんね。まだお若いんですね、これからの世界のために! (悲しみと苦しみを呪って)

2023-03-08

YANJEさんありがとうございます。今の世の中は不平等ということ、確かに。平等を成し遂げるために国家が果たす役割は大きいと思いますが、人権意識の低さや政治の悪さによって、うまく働いているとは言えません。昔は奴隷とか身分とかがあったので、いちがいにどうとは言えませんが、今、文化はとりあえず皆に開かれているようです。世界(地球)というものは、人間が支配しだしてからおかしくなりましたね。そういう意味では皆、悪です。ですが、その中で幸せをつかもうとする意志や思いをなくしてはいけませんね。僕は弱ってはいますが、人と文化の支えによってやっています。 (悲しみと苦しみを呪って)

2023-03-08

吸収さん、そのように思っていただけてありがたいです。ホネホネの音楽家担当でがんばりますよ〜。 (悲しみと苦しみを呪って)

2023-03-08

拙作に推薦文を書いてくださり、ありがとうございます。我武者羅な姿勢、底力とこれ以上ないほど読み込んでくださり、また僕自身で気づいていないほどまで読み解いてくださりました。僕自身、自分の持っているものをただ使ったのですが、諦めずに表現したかいがありました。愛をいただき、もったいないことですが、ありがとうございます。このような悪パートを担う人がいてもいいかな、なんて思いました。悪人正機の、更生を誓った僕であります。 (『悲しみと苦しみを呪って』に寄せて)

2023-03-08

Snydamさん、推薦文を書いていただき、ありがとうございます。そちらでお返事を書かせていただきます。また「都市讃歌」にコメントを頂いたのに気付かずお返事を書けずに申し訳ありませんでした。 (悲しみと苦しみを呪って)

2023-03-08

セーラー服を捨てた、という言葉が、春を迎える時を受け止める素晴らしい態度を表していて、鮮やかなイメージが浮かびます。その他にも、雪解け水が堰を切ったとか、印象的な言葉がたくさん。1季節における感慨を描いている。悲しみや切なさを抜け出そうとする希望の季節、春へと心を向けられます。春の詩というと武田地球さんの「ある春」 https://www.breview.org/keijiban/?id=5025 がどうしても浮かぶんですが、この詩は前向きに捉える潔さが表現されてると思います。 (啓蟄)

2023-03-06

詩を読むよりも詩的なことってあるなあと思います。それを確かめることは詩人にしかできないけれど、本当は車や服だって詩的。ただ、嫌悪感を感じるまでになると、考えを変えないといけないかも。生きることを頑張ることは、詩と関係がないのかもしれない。僕の場合ですけど、精神錯乱を起こしているときでも生きることはできますが、精神錯乱のおさまっているときでないと詩を読んだり書いたりできません。僕もかなり壊れかけているので、この詩に共感も覚えながら読みました。一つの価値観の表明として誰にも当てはまる内容で、意義深いと思いました。率直でいいです。 (覚え書き)

2023-03-06

記憶力を刺激します。そして試したくなります。ハンターハンターのメルエムとコムギの対戦みたいに、向き合っている気持ちになりました。読み解くよりも楽しみたい。囲碁を打っているような気持ち。いさぎよく、燃え立つような言葉。 (心臓)

2023-03-04

詩に使う言葉がひからびた供犠であり、地球儀がスケープゴートである、というのは黒魔術的で面白いなあと思いました。全体的にしっかりした言葉で、詩情も感じさせて、読んで気持ちのいい詩だと思いました。この歌を思い出しました。 RUBY/黒い地球儀 https://youtu.be/ApREIrraU_U (地球儀)

2023-03-04

コメントありがとうございます。セルフ突っ込み、そうですね、言われてみれば、、、。あまり自覚して書いていなかったのですが、駆動していくのにそうなります。客観性に、欠けている部分はあるかもしれません。纏まり良く推敲されている、という行であったと言っていただけてよかったです。終わり方は、劇の余韻風に纏めてみたのですが、イマイチでしたか。 (悲しみと苦しみを呪って)

2023-02-25

最後の言い換えはとても効いていると思います。学校という場にふさわしいし。確かに、人間失格に似てるな、と僕も思いました。ユーモアとは、思わなかったですが。まだまだ未来、将来はある感じに思えます。 (すくい)

2023-02-24

半分身体、半分罪の所為で苦しくなってしまいました。そう、そうゆうものでも無いといったところです。離れられないんですね。最近は、自分に正直にならなければいけないと思っています。心を使って読んでくださったようですね、本当にありがとうございます。 (悲しみと苦しみを呪って)

2023-02-24

「善人ばかりのこの島に、」は、吉増剛造「石狩シーツ」(青土社『花火の家の入口で』所収)からの引用です。 (悲しみと苦しみを呪って)

2023-02-24

非常に純粋な世界観を刺激されます。まず、音がいい。配置もきれい。二人のことを君と呼ぶ関係だけで出来上がった世界、それは恋人の中の恋人、理想。観念的ではありますがファンタジーと呼び切ってしまえるものでもない。自然が出てきて、特にコスモスの花畑と丘なんていうのはなかなか書けないよなあと思いました。今の時期を考えると、メーテルと哲郎なんかが真っ先に頭に浮かびます。現実の中で理想に祝福されたことがある人が書けるんじゃないかと。あるいは、理想を持ち続け、現実に対峙した人が書けるんじゃないかと。現実と理想の間の往還ですね。芸術家はかくあるべきかなんて思いました。悪意にこだわらない僕の世界が描かれていると思います。ほとんどの漫画や小説で扱われている物語によるような世界です。そのエッセンスというか。 (君理論)

2023-02-21

複雑な内容のある詩だなあと思いました。夕焼けの中で引き絞られるようになんて、とても胸に来る表現。場所について何かあるのかなあと思ったらやはり。おそらくは育ってきた場所と、それに対比されるある異郷でしょうか。時間や記憶についてある答えに至っているようで、読みがいがあります。推測しながら読むのを楽しめる。そして胸を打たれることも。春─秋─いつか。今こそいつかか。 (手繰り寄せること)

2023-02-20

(力の)さとり方について書いてあって、ものすごくためになりました。その後は、あるいはその前にも、ごっこがあって。夜の公園に人といると──何かが守ってくれているような気がするんじゃないでしょうか。この歌を思い出しました。 https://youtu.be/1NsWmcNTL7I (ごっこ)

2023-02-20

穴の自己嫌悪、空との対比、暗さの描き方など、とても面白く感じました。何となく宮沢賢治みたいだなと思いました。内容は全く違いますが、劇作家の別役実が書いた「穴のある街」という短編(『淋しいおさかな』所収)が思い出されました。 (地面に空いた穴)

2023-02-19

都々逸は聴いたことはないのですが、七五調だなーって思っていました。人情の良さをよく考えます。地獄めぐりは表現、想像では面白いですね。 (人間主義)

2023-02-04

感想的な詩になってしまいましたね。一つの文章の意味は一つではないということにも大きな意味はあるのでしょうが、主題を伝えない詩というものではどうもよくないです。考察して下さったことを活かして、次を頑張りたいです。 (人間主義)

2023-02-04

頭の中を描いているのだと思いますが、愛についての叙述が面白いと思いました。もっと強く一貫性を感じたかったのですが、僕の能力では限界がありました。気分や雰囲気のようなものと、それを破ってしまいたいのかなと思わせるような内容に思えました。あるいは、無敵を例証しようとしているのか……。私たちっていう気遣い、共感性もgoodだと思います。 (Raindrops Keep Falling In My Head)

2023-02-01

内容がまるでバタイユのようだと思いました。そのように難しい。詩人には病気の人が多いですね。特に気になったのは、あなたが恋愛をしないのはなぜというところです。何かかっこいい。僕は、何となくかなあと思いましたが、もっと猛者(いい意味で)でいらっしゃるのかもしれない。全部のエピソードが面白くて素晴らしいと思います。 (ブラックだと分からない律儀な方たち)

2023-02-01

好みです。情感があって、飽きるようなところやみっともないところがないです。何を言っているのかわかるのももっといいでしょうが、言語感覚は間違いなくあると思います。 (あああ)

2023-01-26

感情移入して読めました。室町礼さんが転換と仰っていますが、技術も素晴らしいと思います。好感の持てる詩というのは、そう簡単にはできないと思いますので、天性のものがあるように感じました。 (産声サブスクリプション)

2023-01-26

蛾兆ボルカさん、こんばんは。 かなり詳しくよく理解してくださりコメントをいただけて有り難いです。言葉の伝達、広まりの例として口裂け女伝説は、なるほどと思いました。良い実例です!水俣病は錬金術への戒めとして働いていますね。いっぽう、言葉による奇跡というのは多くの人が信じているでしょう。神にしろ。無限の実在といったことはどうなんでしょうか。囲碁では神の一手といったことが言われたりもします。 イメージの世界、そうですね、それはやっぱりひとの手によるようなよらないような両方があります。詩人はやはりイメージの想像者、伝達者です。イメージには暴力を本質としないところがありますね。表現一般はある種の暴力を備えているにしろ。イメージは、罪がないものです。そういったことについて、考えを深めることができました。鬼界彰夫という方がおっしゃっていたのですが、感情を表現できる像を作ることが大事で、その像はそれを何かとして見ることからうまれるそうです。この、何かというののレパートリーが多いといいんですね。受け売りになってしまいましたが。感情ですよ、人間の根本は。奇跡をつかさどるのも。音楽などを考えればわかると思います。それを作品、生き方などでやるのが詩人ですよね。 (創造的分裂症━言語ゲーム?会話ゲーム?錬金術ゲーム?ある種の伝言ゲーム?━)

2023-01-26

人間味あるっていうのが良いですね。人間味を持つ社会を作るのに、紙媒体から離陸するって言うのは、一つの試行としてはいいと思います。 (ネット詩はメタバースによってゲーム化する)

2023-01-26

美しい旋律ですね。ここで言う旋律とは、読み手が受ける感情のことを指します。感傷的で簡潔。しかも場面が浮かんでくる、多彩に。いいと思います。 (逃避行)

2023-01-26

いろんなことの理解、素晴らしいじゃないですか!友達が増えるのは平和への道すじですし。理系のお話は本当に僕にとっては為になっています。人気者になっていきましょう。 (創造的分裂症━言語ゲーム?会話ゲーム?錬金術ゲーム?ある種の伝言ゲーム?━)

2023-01-24

ぜひ書いて欲しいです。期待して待っています。 (創造的分裂症━言語ゲーム?会話ゲーム?錬金術ゲーム?ある種の伝言ゲーム?━)

2023-01-24

錬金術は数学的にはどのように定義されるのかなと思いました。重要な、位相についてあまり知らないので、勉強したいと思います。もともとε-δ法をやったところぐらいから病気が悪くなり、数学もほとんど勉強していないのですが、再勉強すると面白いです。いすきさんには教わってばかりで、ありがたいです。とても数学をやっているなどとまで言えないですが。 (創造的分裂症━言語ゲーム?会話ゲーム?錬金術ゲーム?ある種の伝言ゲーム?━)

2023-01-24

批評対象作品への理解を深める方向で書くべきだったとは思います。確かに僕のアイディアを書いたのは批評から逸脱しており、反省いたします。正論という意味では、読者をこのような形でがっかりさせることは確かに良くないことで、それに気づかせていただきました。 (創造的分裂症━言語ゲーム?会話ゲーム?錬金術ゲーム?ある種の伝言ゲーム?━)

2023-01-23

ただ、批評において必要な人名は出しますし、意見交換もします。なにも自分がすごいことを証明したいというわけではありません。喜びにつながるような活動ができればいいですね。 (創造的分裂症━言語ゲーム?会話ゲーム?錬金術ゲーム?ある種の伝言ゲーム?━)

2023-01-23

不明瞭な批評文となってしまい申し訳ありません。なるべく分析的に書くよう努めたいと思います。 (創造的分裂症━言語ゲーム?会話ゲーム?錬金術ゲーム?ある種の伝言ゲーム?━)

2023-01-23

 コメントをありがとうございます。  もう二十年以上の統合失調症との付き合いで、当然知見体験があるのですが、澤さんも病気についてご関心があるご様子。精神病、精神については、主体性ということが大きな問題になるのですが、オープンダイアローグという最近の療法では自分の噂、自分についての話を自分の前でされるのを聞くことで、主体性が取り戻されていくのです。そういう手法もこの批評文のゲームでは関係してきます。メタということとも関わりがあると思います。メタやガタリのことも勉強してみたいと思います。精神のためにも会話、言葉があります。メタに立つことで何が可能になるのか興味深いです。メタでかっこよさに心酔してみたいです。 (創造的分裂症━言語ゲーム?会話ゲーム?錬金術ゲーム?ある種の伝言ゲーム?━)

2023-01-17

 僕はこの批評文が好きです。内容や理解された知識の使い方が凄いし、文章が上手くて面白く読める。なにより信頼できると僕は思ってしまう。短歌や一、ニ、三人称のくだりなど、なかなかアクロバティックで面白い意味の運び。一つだけ分からなかったのでよかったら教えてほしいのですが、詩は様式がすべてというのはどういう意味なんでしょう。内容のない様式ってあるのかな。心を読んだり、筆使いを鑑賞したりするっていうことでしょうか。 (ゼンメツ『いつまでもそらにいる』推し活)

2023-01-16

 1998年にかかれた『みんなほとけの子』という本の中で、ひろさちやさんによれば、物余りの今の社会はガツガツした地獄で、将来訪れる物不足の貧しい社会が助け合って生きる極楽だ、と言っておられます。  だから、ものを作れるかどうかが偉いという基準ではないのでしょう。やはり智慧ですね。 (ものづくり日本)

2023-01-16

比喩に代償が必要である理由をもっと詳しく知りたいなと思いました。最後の一文が、超重要であると思ったのですが、何となく生まれようとしている何物か、こだわりの対象である何かがあると感じました。 (みていてはみえないもの)

2023-01-16

三浦さんは世界を変えたくて芸術をやっていたんですね。そう言われると昔からその姿勢は変わりませんね♪みうらじゅんが、七人の侍の一人に選ばれるような自分でありたいと言っていましたが、推薦文は侍を選ぶ方の活動と言えるでしょうね。 (レトリックではない)

2023-01-16

 唯識では死は言葉だけにより、実際は不死であるそうです。精神にとっての不死ですね。また、『不死のワンダーランド』という本の中で、西谷修によれば、臓器移植などによりマテリアルな死も無くなっているそうです。最近では若返り薬MNMなども実用が近いです。  そういうことを踏まえ、不死の概念が登場する初期の記述として、聖書にも書いてあるのではないかと考えました。  死への恐れを解消することはかなりいいことに思えます。  僕は、世界はそれぞれの人のものだと思います。人間の偉大さと言うべきことです。でも、死者が仏になってこの世を支えてくれているとも思います。  かくまわれて無事でないと、人の面目が立ちません。  全体として、夢による啓示に基づいています。 (世界は自由だ━不死━)

2023-01-13

訂正です。直接ではなく、直截が正しいです。作品の変化にまで注目して楽しいと言っていただき、嬉しいです。正直を心がけたいなと思います。 (都市讃歌)

2023-01-13

そうですね、書き終えてみた僕の実感もそんな感じです。やはり真心を直接に言うと違ってくるようです。 (都市讃歌)

2023-01-13

ラップは、mーfloとsaluが好きでした。molohaも聴いたことがあります。 なんというか、自己批判があると思いました。beatにのせて韻を踏むのは、すごい技術だと思いました。若林さんのところは、こうやって自己意識を批判して笑えるところ、ある種の相対化をされていると思って、絶対だと信じている自分はいけないと感じました。これからの詩作、ラップに期待して読み、聞かせていただきます。 (人情噺)

2023-01-13

間違いが正しくなるということを信じているのです。そのためには、自由な意識が関わってきます。現実でも、お話でも 、解釈は様々にできます。僕の解釈は、正しいのかとは思わなくはないですが。 (世界は自由だ━不死━)

2023-01-12

独白ですね。『ろうそくの炎がささやく言葉』という詩のアンソロジーの中の、石井洋二郎さんの「文字たちの輪舞」というエッセイの中で、読書は孤独な体験であり、本という砂漠、海、常に再開される海の深淵で、孤独はいつか他者の孤独と出会うだろう、と書いてありました。渚鳥さんのこの詩に、(今の)僕よりずっと深い孤独を見て、僕自身の病体験と気持ちにつながるなと思ったのです。大事という気持ちが大事ですね。ゆっくりやっていくことが、大切でしょう。以前は、カボチャの詩にコメントを下さって、ありがとうございました。信じることが出来なくて応えられないと仰っていますが、以前草むしりをしなければならないと仰っていた渚鳥さんを尊敬したことをしっかり覚えています。 (青い部屋)

2023-01-12

理解できることは実行可能で、室町さんの言うことは理解できます。可能な上で取り入れることをあえてしてみました。その結果前と違うことが出来たようで良かったです。ありがとうございます。 (都市讃歌)

2023-01-11

コメントありがとうございます。そうですね、お花見のことを書いたつもりでした。寂しい気持ちになりますね。祭りのあと、と言うと、昔、徳永英明の「壊れかけのRadio」という曲が好きでした。きれいな言葉の羅列と言っていただけて、嬉しいです。 (都市讃歌)

2023-01-11

寝不足なのに飛び起きたっていうときは、自分が人生をコントロールできていないという気持ちがあるでしょう。不安というのはそういうことに生ずるもので、大きすぎる景色にしても、大きすぎる夢にしても。大地が震えるというのは地震のことですね。真面目な詩で好きだと言っていただけてよかったです。 (都市讃歌)

2023-01-09

やっぱり酒、踊りは楽しいですよね。僕はあまり飲めないのですが、寮や楽団での宴会の記憶は楽しく残っています。この詩の公園は、上野公園です。ギター、の音、響き、好きです。有名なところでは、僕は山口冨士夫と鮎川誠が好きです。 (都市讃歌)

2023-01-08

世界観が個性的であると褒めてくださりありがとうございます。しばらく創作を休んでいたのですが、自分にあるものはかわらないようです。また読んでください。 (都市讃歌)

2023-01-08

高校卒業以降、不安な記憶が多いです。「問い掛け」と自覚しておらず、鷹枕可さんが確かな批評の言葉と批評眼を持っておられることに感嘆しました。自己陶酔を脱したところへ、と、つまり自己完結から一歩でようと、意識を変えたように、後からは思えるのですが、詩の出来としてはいかがだったでしょうか。自分では変わることが少しは出来たつもりだったのですが。コメントを下さりありがとうございました。 (都市讃歌)

2023-01-07

とてもクリエイティブな作品だなぁと思いました。言葉を自在に操っていて、凄いと。 (慶弔)

2023-01-07

僕には、難しすぎるように感じられたのですが、若い充実した頭を持っていらっしゃるのかなあと思いました。neon signですか、もう少し読み返してトライしてみたいと思う作品でした。 (neon sign)

2023-01-07

第一連がすごくいいと思います。涙の詩が落ちて消えるなんて。達観したような実感で終わる最後も、なるほどという感じです。 (涙)

2023-01-07

ループっていうのがせつないですね。「ポップな洋楽が流れて」のところが抜群に良いですね。全体に、言葉が、きれいというか、平明に使われていていいです。 (ループ)

2023-01-07

ものすごい硬派だと思います。全身込めて書かれているような感じで、その精神の峻厳さが伝わってきます。 (あるいは悪所)

2023-01-07

ものすごい詩ですね。知的叙述がこれでもかと。少ししか読んでいない本ですが、ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を想起させます。一票入れました。 (5時、Dodge!)

2023-01-07

おどしの地蔵と言われていたのは事実でしょうか。すごい話だと思います。三上寛の歌に「赤子抱えた泥棒よ、キャベツ一つ盗むのに涙はいらないぜ」というのがあります。しかし、すごい詩だなぁと思います。ほばさん以外には書けないかと。 (告白)

2023-01-07

少し分かりにくかったと思います。家族のことを失敗と向き合うことに、強い試みが感じられました。悲しいですね。でも、働くうちに何とかなっていくのかな、と思いました。誤読をしていたら大変失礼ですが、そのときはご勘弁ください。 (失敗の家族)

2023-01-06

剛腕も、継続してやっていかねば本物ではありません。美しいものを書くのは、エミリー・ディキンソンを好きになったときから持っている思いですので、ぜひとも。共にやっていきましょう、応援をありがたく受け取らせていただきます。 (暁の夢)

2023-01-06

現実で怖いこと(超常的なこと)を見すぎたんです。でも、同じ人間なので希望が書けない訳では無い、むしろ自分自身の現実の希望がっていう話で、でも陰よりは陽が上回ることに賭けたく思っています。コメントをしてくださってありがとうございます。本当は少しホッとしたというか打開につながりました。 (暁の夢)

2023-01-06

詩というジャンルはあります。詩という言葉が現存することに表れているように。沢山の公平な批評の言葉をいただき、ありがとうございます。レスポンスがいただけると書いた甲斐があります。ビーレビの存在が嬉しいです。 (暁の夢)

2023-01-05

良いことを聞かせていただきましたよ。薄味で、小さくても丁寧に。もちろん、へりくだりたいですよ、もっともっと。僕の頭が固くなってしまっているのはお見通しのようですが、あまり先が長くなさそうな自分でも、精一杯人の言うことを聞き、見習ってやっていくつもりです。コメントをありがとうございました。恐縮です。 (暁の夢)

2023-01-05

意識が一貫していて気持ちがよく、言葉のチョイスもよいと感じました。強さがあるので出来たら見習いたいです。強さが優しさですよね。 (ぴーす)

2023-01-05

止まると倒れてしまうんですよね。そんなに頑張って・・・でも、自転車、捨てられないですね。最後がかっこよくリリカルに決まっていてよい印象の音のフレーズです。 (バイシクル デイズ)

2023-01-05

めちゃくちゃ面白かったです。視線が一定せず、たくさんのことが起こるので、まんじゅうのことだけでこれだけの空間を描くことができるのがすごいと思います。お腹のあたりに満足感を感じて、ああまんじゅうだなあと。もっとしっかり読めるようになりたいですが、また繰り返し読ませていただきます。 (饅頭だらしない)

2023-01-03

あけましておめでとうございます。コメントをありがとうございます。「間違い」が「正しく」起こるというのは、間違いと正しさの区別がなくなると言いたかったのです。漫画の意味で言えば諧謔です。死が間違いでも正しくでもなくなることで不死になる、夢の中では明瞭だったのですが、記憶力と思考表現力が減衰しているため上手く文で言い表せなかった、申し訳ありません。ただ、真理とはこうしたところに一つ行き着くという実感だけは確かに記憶しています。他の表現も、そうしたところをめぐっているだろうと。予定の向こうに行くべきだと思うのですよ。予定がなくなればですね、あらゆるものが自由になって、悪から善が生まれてくる。心の中と心の外の関係は、非常に難しいですね。いすきさん解明してください! (世界は自由だ━不死━)

2023-01-02

暴れまくり、僕もチビなりに元気いっぱいでした。「エルボー」というあだ名をもらっていました。自転車で負けたのは悔しかったです。 (宇宙の空間)

2023-01-01

調べました。確かに「宇」「宙」に時空の意味が。元は、世界同様「三千世界」を表していたようですね。銀河系の発見、僕は実は天の川が銀河なのだということを知りませんでした。恥ずかしい話です。いすきさんに教えていただいたおかげで、ロマンチックな観察と想像を、毎晩楽しむことが出来そうです。僕の空間へのこだわりは、病気から来ています。宇宙がなんであるかを知ればそれがいかにできたか知ることができるというものです。共感してくださって、ありがとうございます。 (宇宙の空間)

2023-01-01

無力さにとらわれることが多かったので、そこを読んでくださったのだと思います。わかりにくい点、推敲と書き方の不足で、まずいとは思います。タイトルも、もっと噛み砕いたものをつけるべきでした。この作品にもいつもと同程度な思い入れがあり、コメントを書いてくださり本当に嬉しいです。空間について、お話させていただいたという詩作になったと思っています。 (宇宙の空間)

2023-01-01

そうですか、了解しました。余計なお気を使わさせてしまいすみません。 独りよがりでない自己表現はない、表現は暴力、同意します。ウィトゲンシュタイン先生が仰っていたのは、ベートーベンなど、その音楽はまったくの真理で人生をあるがままに見て高めたまったくの宗教であり、宗教的な詩などではなく、苦しんでいる者を本当の痛みにおいて慰められるというのです。なんという理想の高さ!ネットでその域に達しそうな人に一人だけ心当たりがあるのですが(文極関係者です)、僕には過ぎた縁かもしれません。いや、むろんすべての人に扉は開かれてあります。 せっかくですので、シラーの詩によるベートーベン「歓喜の歌」の動画をご紹介させてください。 https://youtu.be/DhNwMdkxFQY 丹生谷貴志『〈真理〉への勇気』という本もついでにおすすめします。 (ゼンメツ『飛べない』読解一例)

2022-12-20

確かに邪推でありました、申し訳ありません。ウィトゲンシュタイン先生も仰っているように、独りよがりほど永遠に有害なものは無いので、自省します。その他にも自分勝手なことが多々あり恥ずかしいばかりです。 (ゼンメツ『飛べない』読解一例)

2022-12-20

非常に良い読解で着目すべき論述がたくさんありました。ケーキとか素晴らしい内容です。一つの精神(ゼンメツさん)が極点まで言い尽くされようとしています。だがそこまでです。精神でもって再構築されねばならない。夢を見て、見た夢をもっともっと僕に話して(見せて)くれ。次作「詩」期待しています。室町さん、異化であるとか両義性であるとか国語であるとか、理論の使用はこの批評の眼目ではない。室町さんの発言、感想はレベルは高いのに方向が良くない。理論という澤さんのコンプレックスに着目することは一つの論点だが、上手くできるものだろうか。澤さんの見た夢(と現実)こそが貴重なのだ。澤さんとゼンメツさんは夢を共有している。その内実を詳述することが読解だ。この読解によって、確かに不遇を応援している。その目的に対する誠実さこそが澤さんの固有である。 (ゼンメツ『飛べない』読解一例)

2022-12-20

桜と海と砂漠、いろんな風景が一つになり、意外なつながりに読者であるこちらも忘れがたいなあと再発見というのでしょうか、させられます。忘れ形見が掛け言葉だと辞書を引いて知りました。こんな見方をされる人の心はまあなんとロマンチックなのだろうとほれぼれします。 (さくらさんといっしょ)

2022-12-18

当り前な事だけをそのまま綴って詩にするのは、案外難しい事で、それでよい内容の詩になるなら、当然強い詩になる。現実が詩になるというのは良い。充電というのは良いアイディアですね。 (バッテリー)

2022-12-13

よしもとよしともの『青い車』という作品を思い出しました。幸せになることは難しいと思うのですが、不幸になるのはそれぞれ違っているのだというようなトルストイの言葉も思い出しました。そういうことを踏まえたうえで、精一杯生きてみたいと思わされました。人生を知るためになる詩だと思います。神を信じているというところ、また会えると思っているところ、本当にそうだといいと思います。ただ器用なだけではない詩だなあと。自分自身としてはもっと感情を動かしたいですが。 (信じる)

2022-12-13

素敵です。涙が出てきました。とても深いことを書いていらっしゃって、書き方も素晴らしいと思います。 (ありきたりじゃないあい)

2022-12-07

迷いのない千円が、縁のような物かと思ったのですが、どうでしょうか。無私の施しというか。あるいは、偶然的に結ばれた友情か。よく理解してはいないのですが。迷いというのは、どっちを食べようか迷う、どの言葉を使おうか迷うというような、良い余裕があるのは、いいと思うのですが、また話が違うのかも知れません。お金をかそうかどうか迷うというのは、良くないことに思えますね、どちらにとっても。まっすぐ進むか寄り道するかというのは、分かれるところではあると思います。 (千円の貸し借り)

2022-12-07

天才、憧れますよね。天才に恋する気持ちも分かります。なんというか、身につまされる。 (告白)

2022-12-07

ユーモアを感じてもらえてうれしいです。なんとなく思いついた詩句です。 (月下)

2022-12-01

ありがとうございます。詩はいつも、想像、夢想からうまれる、という石井洋二郎さんの言葉を念頭において、作ってみました。 (月下)

2022-12-01

ビーバー大好きです!可愛いんですよね。 (月下)

2022-12-01

鈍行っていうのが、なんともいいですね。どうしても銀河鉄道999を思い出しました。 また、無数の列車という景色も何となくロマンチックというか、印象的です。 ジョバンニのように、特別な乗車券を持っている人もいますね。 (乗車券)

2022-11-02

ERIというミュージシャンのアルバムに、『everblue』というのがあるのを思い出しました。 (秋愁)

2022-10-28

現実と夢は、意識と無意識のように、相補的だと思います。だから、この詩に出てくる 鯨の背中という、否定される景色にしても、一度夢見たことがあるから光景として 思い浮かべられるのではないかと思います。この詩では、えらばれなかったということ が主題だということですが、たとえば夢の国フェナリナーサの王女であるミンキーモモ などは選ばれた人です。現実は、選ばれなくともやって行かねばならない、選ばれなくても 知ったことか、やりたいようにやるぞ、という強さが、大杉栄などのアナキズムを 最近読んでいるので、強く共感しました。それで、僕に現実を変える強さ、現実の 中で抵抗する強さがあればいいのですが、諸事情により弱い自分なので、もっと 共感できるところなのに、実践していくことが難しそうというのが現実で、 夢の中にしか満足を見出せない自分がもどかしいという感じです。でも、見ているだけでも、 精一杯やりたいし、なるべくなら欲望の強さを絞れるところまで絞り切ってやっていきたい と思ったところです。 二句詠みました。 現実に飽き足らないから夢を見る 一度でも夢見たものは忘れない (えらばれない)

2022-10-27

美しく感じられるのが健康的で素晴らしい、心の状態如何だ、と言っていただけてうれしいです。詩に書くことができるほどに心が健康になっている、または少なくとも認知は正常であるということが、とてもうれしい事だからです。恋の力というのは、ありますよね。恋こそパワー。 (月の恋文)

2022-10-10

書きつけた言葉が「あかり」になる、というのが、心を明らめるようで、とても 優れた表現と想像力だな、と思いました。 (秋愁)

2022-10-09

車輪と愛を結びつけるのは面白いです。段々重くなっていく。運命の歯車でもありますね。三上寛の歌詞で、「恋の痛手に傷ついて 赤い夕日に涙を流しても そいつは始めから決まっていた事さ そいつは誰かのいたずらだったのサ そいつは何かのまちがいだったのサ」というのがあります。それと較べると、自分の意志が感じられる車輪というのは、また進んでいる状態だと思いました。 (車輪)

2022-10-09

想像力を喚起出来たようで、よかったです。電車や飛行機に合うと言っていただけて嬉しいです。具体的には、夜の新宿駅西口の光景を思い浮かべて書きました。 (通りの灯り)

2022-09-16

奇をてらうことなく詩を展開しているのが素晴らしいと思いました。それだけ、思いと、書くべきことが作者の中にあるということでしょう。 (コスモス)

2022-09-13

そうですね、寅さんだっていつも帰ってきていますからね。心のスタンダードというのは、面白い言葉ですが、考えると、いいものだと思います。 (通りの灯り)

2022-09-13

がんばった人には神様から贈り物がもらえますね。僕は、眼鏡の呪いから逃れようと頑張ったけど、うまく行かずにこのざまです。大変な経験をされたみたいですが、良い事をするとよくなり、悪いことをすると悪くなるというのが真理ですね。 (くだらないこと)

2022-09-08

まさに正しい人だな、と思いました。そんな人に会ってみたい、そんな人でありたかった。文学とはそういったところにあるのかも知れませんね。 (言葉的に正しい性交渉)

2022-09-08

蛾に対する愛が述べられており、人間、生命のやるせなさを感じます。どことなく描写が安部公房を思わせます。夏の終わりの夜。 (フィラデルフィアの夜に XXXⅢ)

2022-09-06

卓越した見解をのべられていると思いました。人生のイメージという言葉が新鮮に感じられます、僕には。創造的。イメージと人の生を較べることは、いままでやった人がいないんじゃないだろうか。 (人生のイメージ)

2022-09-06

そうなんですね。僕は答えを求めないと不安になり(立脚点が無いから)、 後悔ばかりしては不安になります(堂々巡りするから)。フロイトが不気味なもの と呼んだようなことが、大きな答えになる気がします。 (夜の扉)

2022-09-02

戦隊ものにあこがれたりする感覚ですね。原始的な欲望というか本能というか。 (好きだと云うこと)

2022-08-23

「平和の夢」 悪が連鎖して生まれるのは人々の中 悪に対し善を以て対峙せよ 行為において自由を使って よほど文化や人々の意識が強いからか 悪なる私でさえなぜか善を指向する 悪の中では平和を謳歌できない 戦闘の中に身を置いては眠れない 安全なる眠りを夢のために 実現していく夢の母体を作れ (B-REVIEW 8月のお題詩「化生」)

2022-08-15

読んで下さりありがとうございます。いつもありがとうございます。今日というのは、 仏教では今だけを考えて生きねばならないという教えがあり、それを表したものです。 彼女というのは、憧れの存在ですね。だから、神様と親しかったり、超能力を 持っていたりする設定です。 (決心)

2022-08-12

お読み下さりありがとうございます。最後には現在だけになってしまいます。歌手は、 夢の運び手として登場させました。雑草は家の近くにいつもはえていたものを、 けなげだと思って登場させました。面白く読んでもらえて良かったです。 (決心)

2022-08-12

まず定義がある。限る思想が展開し、次々と放たれる問い。好きだと云うことについては、 誰でも興味があるでしょう、僕なりに好きをこの詩と較べてみたい。僕が好きなのは、 つまり感情だから、感情の腑分け、あるいは性質の理解をすることが必要。僕の好きという 感情は、暴力と関係がある。この詩の月の暴力。あるいは非暴力。生きる意味のような もの。この詩は、好きですね、難しい詩だけれども、果敢に戦っているところが。 (好きだと云うこと)

2022-08-07

岐阜県美術館で、福島諭という人のアート作品で、この作品と同じようなコンピューターアートを見ました。この作品は、ダイナミックでいいですね。それと、リビングデッドという言い方もありますね。 (バタフライ・エフェクト)

2022-08-06

お読み下さりありがとうございます。さすがにステレオさん、弱っているのを読み取られるとは。そこで希望をかけている訳ですが、ステレオさんも少し弱っておられるのでしょうか。期待できる存在へと、挑む。そんなことを、僕も見習ってみようと思います。世界は、世界と自分の世界と二つありますね。そんな所で生きていると感じます。 (暗雲)

2022-08-05

失礼しました、ロシア・アヴァンギャルドですね。 (暗雲)

2022-08-05

こんなに安心を実感以て描いている作品もないのじゃないかと思います。靴下ですね。 (一足の幸運)

2022-08-05

バラのような髪の毛とか、イメージがすごく明るく鮮やかで豊かです。空間の余裕さを感じました。マルグリット・デュラスの小説を思い出させるような情景と文章だと思いました。新しい世界へと思いを強くしているような感覚を受けました。 (瞼)

2022-08-05

お読み下さりありがとうございます。鷹枕可さんとは、文極以来の長い間柄ですが、そのようにほめていただけると、頑張って詩作を続けてきたかいがあったと思い、嬉しいです。さらに上達を目指して頑張っていきたいです。感性と言葉を、様々な方の発言や作品から考えてはトライして、試行錯誤を繰り返しながらやって来ました。ロシアフォルマリズムのことも、少し勉強してみたいです。 (暗雲)

2022-08-04

お読み下さりありがとうございます。友情というものは、一般的なものだと思います。愛もそうですが。カボチャに胡椒をかけると、とてもおいしいんですよ。全体的に楽しんでいただけたようで、よかったです。よく読んで下さり、ありがとうございます。 (暗雲)

2022-08-03

お読み下さりありがとうございます。鋭いですね、仰る通りです。一応カボチャのことも言っているのですが、植物一般のことを嘆いている意味をもたせました。緑というと、おっしゃるような活況の失われたことも、雰囲気として出てきますよね。 (暗雲)

2022-08-02

お読み下さりありがとうございます。なるべく前向きな事を、平易な言葉というか、 ストレートで易しい言葉で言い表そうとして、そして内容はこんなことを選びました。 いつも、音楽を聴いたり演奏して感じることを詩にしてみました。 (暗雲)

2022-08-01

湖湖さま お読みくださりありがとうございます。そうですね、もっと細かく書くと、すすきが生えていたり、夜の空気と昼の空気の対比を書いたりできるのですが、筆の力が限界があります。もう少し豊饒な詩文になるよう書ければいいのですが。月や風流をもっと書くべきだったところはあります。 (月齢を数えながら)

2022-07-24

いすきさま お読みくださりありがとうございます。なんでもない景色をこの世の果てと思うというのは、それぞれの人にとっての風景があることからそうなるのであると思います。天国、そうですね、風景や場所に思い入れがあるのです。幼少期から今まで、こんな場所を棲み家として暮らしてきました。 (月齢を数えながら)

2022-07-23

追記 『ビューティフルマインド』っていう映画があったじゃないですか。心もかっこいいと思うんですよね。 (不可思議な同情の責め句)

2022-07-18

いすきさま 読んで下さりありがとうございます。蛇はかっこいいです。心がある故疲れるということはありますね。でも、心が無いと、何の感動もないですよ。頭も含めての心ともいえると思います。それに、嫌われてばかりいたら耐えられますか。心がどの範囲をさすかという捉え方の問題でもあるでしょうが。僕は少女漫画で感動したりしたいタイプなのです、昔から。 (不可思議な同情の責め句)

2022-07-18

よんじゅうさま お読み下さりありがとうございます。心が大事ですよね。詩を読むにしろ書くにしろ、 生きるにしろ。 (不可思議な同情の責め句)

2022-07-16

心という名のフィクション、ここまで踏み込んで書かれると、ちょっと感動的なものがあります。というのは、僕の心がボロボロだからです。もっとふかくフィクションについて考察する力があればという残念さもしきりですが、相変わらずイマジネーションあふれる詩作品を、堪能することができました。 (七月の風)

2022-07-02

真清水るるさま お読み下さりありがとうございます。記述の抜けにより、声を伝えるのに失敗してしまったのですが、知恵があり鋭い感覚をお持ちのためでしょう、書いていない構造までお読み取り下さっていると思いました。仏教的という事を、考えていました、まさに。るーしーのるるさんさすがだなと思います。youtubeで、中村元さんの動画を見て、仏教的な詩を勉強したことがあり、源信という仏教学者の詩に特に感銘を受けたため、こういった詩を作ってみたいな、とずっと思っていました。 (やってはいけないこと)

2022-07-02

紅茶猫さま お読み下さりありがとうございます。やや記述に抜けがあって、四角四面になってしまいましたが、とにかく間違いがなくなり、矛盾しない捉え方がしたい、ということだけを考えていました。 (やってはいけないこと)

2022-06-30

室町礼さま 読んで下さりありがとうございます。悪意と善意を取り違えやすいので、それを区別すべきであると考えていました。しかし、よく考えると、自分の意識の投影に過ぎないということは、確かに分かります。その上で、断食などは神様との向き合い方、自分の意識だけの問題といったことも、肯けます。僕は、不毛なものから出発して何かを生み出したいなどという頭足人的な事を考えていましたし、ずっとファンタジー文学ばかり読んできたので、奇をてらいがちな表現におちいったところがあるかも知れません。現実をしっかりとらえないと、人に嫌われてばかりという事になってしまい、自分が責任を負うこともできません。自分では、働いているという事もあり、徐々に現実の受け止め方をしっかりとしていこうと思っています。 (やってはいけないこと)

2022-06-30

湖湖さま 読んで下さりありがとうございます。手元の文面から書き写す時、手違いがありました。 そのため印象がずいぶんとぶっきらぼうになって、肝心なところが変わってしまいましたが そのせいで出来が悪くなってしまったかもしれません。 (やってはいけないこと)

2022-06-30

エイクピアさま 読んで下さりありがとうございます。具体的な解釈は、実践において大切ですね。 (やってはいけないこと)

2022-06-30

未来が「開かれる」という言葉がいいです。未来は、莫大にあるので、どのように 掴んでいいかわからないと思うからです。現在はよく分かりますが。種を何とか 見つける意識を持っているといいんだな、と思いました。科学的という態度も、 いいと思いました。 (人生に敗北などないのだ)

2022-06-19

とても気持ちよく読めました。「君死にたまふことなかれ」を想起させて、現代を描く描き方と、気持ちの深さがあり、詩の形と声も整っていて、いいなと思いました。 (東京 20220216)

2022-06-14

言葉が白熱していて抒情もある、とても美しい詩だと思います。 (消えてほしい)

2022-06-05

みんなが同じものを見ていると言うのは、幻想でしょうね。画家の目には世界があんな 風に見えている。最近塔本シスコの作品展に行って知った事ですが。南雲さんも きっと違った物を見ていると思っていらっしゃるでしょう。 地平線と水平線の二重線ということへの言及は、とても興味深く、意味深いと 思います。あなたからの電話で安心したいという生活には、僕は少しうらやましい 気もします。違った世界を同じに見たいという欲求を持てるということ自体 にもうらやましい気がします。 (二重線)

2022-05-27

コンセプチュアルな詩というんでしょうか。投げられるのをどきどきして待っています。 何かが見えないようで見える、野球のフライがあがった時の滞空状態でホームランか どうか待っているような感覚がしました。面白いし、楽しいと思います。 (投げるよ)

2022-05-25

見知らぬ町というのに思い当たる所がありました。僕の場合は、住んでも仮である しかない町のことでしたが、この詩の場合は、なぜ見知らぬということになっている のかな、と思います。やはり、物理をやることと、女の子とのことがメインで、 住みこむことに重点を置いていない人生の時期だからかな、と思いました。 (物理学者の聖域)

2022-05-21

どことなく曲がった現代人の神観が面白いですが、それが滑らかに展開され、最後で、 やっぱり神的なものへの信念と、その勝利といったところへ話が落ち着いている 感じを受けました。それが、爽快な感じです。 (イエス)

2022-05-19

加部正義というミュージシャンがとても好きなのですが、今日聴いていたとき、 メロディーをたどるととても良いということに気づきました。それでこの「ジャズ」 という詩を読んで、ジャズにおいてはメロディーの働きはどれくらい重要なのだろう と思いつつ、この作品はメロディーをたどることができて、とても心地よい感じが しました。 (ジャズ)

2022-05-09

死刑にしてほしい男などに対し、倫理的に厳しい目を持ちつつも、嘘です、と優しい言葉もかける。その両方がある。 現代的な洗練さと、個人のつくり上げてきた知恵および優しさ、 生得の心を誠実に扱っていること、などが表れている詩であると思います。 意味的な展開を見事に見せており、使われている言葉も素晴らしいと思いました。 このような世界の中で住んでいる人間は、素晴らしい感情を持ってお互いにそれぞれ 生きているでしょうね。そんなことを感じさせられました。詩というものの、 良い形だと思います。 (ブランキーブランキーブランキー)

2022-05-08

『無限がいっぱい』と『ユリイカ』を読んでみたいと思いました。「無限」が「いっぱい」 という題で如何なる話を作るのか、全く想像ができません、面白そうです。 僕は、今日『アインシュタイン回顧録』を買って来ました。 『天』という麻雀漫画の18巻に、「みんなお前のことが好きだったんだ」というセリフが 出てきますよ。 (詩の日めくり 二〇一八年二月一日─三十一日)

2022-05-02

言葉を発見して行って、その使い方を発見して行って、言語システム自体に近づけたら いいなと思いました。僕ではもはやそのフレッシュな喜びはかなわないと思いますが。 これから、いろんな人がいろんな風に生きていくんだな、と思うと、自分自身を 失った悲しさが、いっそう強まります。この作品で、仮想社会とかの可能性を 知れましたが、仮想の実験と人格の融合のようなものが起こらないとも限らず、 楽しみです。 (詩の日めくり 二〇一七年十三月二十八日─三十一日)

2022-05-02

田中宏輔さま コメントありがとうございます。しっかり意識してはいなかったのですが、 メロンは、寂しい自分という存在ですね。 (好きだったものたち)

2022-05-02

四行目の >一つにまとまらなかってけど は、 「一つにまとまらなかったけど」です。 (好きだったものたち)

2022-05-02

リリカルでロマンチックで真実が描いてあると思いました。想像力を 使ってあり、星の王子様みたいです。美しさとは何か──自分には ないものかな。それとも、いつかに失くした物か。自信のない僕には そんな風に思えます。 (問(3))

2022-04-30

岩手という故郷を持っていらっしゃるのかなと思います。故郷とは、 一度そこから出て、遠きにありて思うことがなければ故郷にならない のですが、都会の描写がある事から、遠くから思ったことが、 おありになると判断します。そして、坂口安吾『ふるさとに寄する讃歌』 では、ふるさとは初恋の人の印象と一体になったということが述べられて いるのですが、僕自身も故郷から出て、また故郷にいます。 人への語りかけの詩であるこの作品も、また故郷と人がどう存在する のかといったことを描いている気がします。夜の印象の中で、 朝を待つ希望に世界と人を置くことで、きらびやかな詩句として、 華やかな印象を受け、素晴らしいと思いました。 (crazy unicorn)

2022-04-26

現実についての認識が三つほど述べられていますが、その内容が良く、共感できました。 >黒雲の空に太陽光が照るちぐはぐな空を眺めながら、私はこの言葉達を届けたい。 この箇所が、昔小学校で、教室で「贈る言葉」を歌っていた時の夕暮れ雲を思い出して、 とても共感しました。 (心のグラデーション(初投稿))

2022-04-24

鷹枕可さま コメントありがとうございます。赤い鏡が好評で嬉しいです。 日頃は俺と言うこともありませんが、詩では効果的に使えたようです。 羊の毛は、一番頑張って考えたところですが、むしろ自然に湧いてきた物でもあります。 それはつまり、おっしゃるように一つ一つの存在への思いを、託したのです。 返歌、素晴らしいですね。闘鶏というのはみたことがありませんが、同名の タイトルの漫画が好きでした。一行でこれだけ見事に言い表せる鷹枕可さん の歌に、感服しました。 (存在)

2022-04-23

エイクピアさま コメントありがとうございます。苦しみや喜びを、どのように受け止め、また、 それはどのように代償されるのかということを、考えました。両面で考えた ということもあります。太陽は、すべてを見ているということを、 考えました。仏様などは、太陽や月よりも優れた存在ということのようですが。 重要な所を考えていただき、ありがとうございます。色々な解釈を必要とする ような作品の様ですね。 (存在)

2022-04-23

追記です。偽善者じゃない点、ポイント高いです!個人的には。 (優しさ)

2022-04-23

優しさを数えることって素敵だなあ、と思いました。 僕は、それ程はっきりと認識できないから。 少なくても大切にされているんですよね。 (優しさ)

2022-04-23

クヮン・アイ・ユウさま コメントありがとうございます。クヮンさんにはすべてお見通し、というのか、 間違いのない非常に鋭い読解をいただきました。個人的な体験にもとづくモチーフ である点、緊張感というご指摘、作者の僕までが、なるほどと思ってしまいました。 このように鋭く読んでいただけること、本当にうれしいことです。 また、おっしゃっているように、春もいろいろなことがおこるものです。 そんな、雰囲気を広げるように、読んでいただけて嬉しいです。 これからも、他の作品にもたくさん読解をされていくことを、詩作品に並んで、 楽しみに、読ませていただきます。 (存在)

2022-04-22

つつみさま コメントありがとうございます。戦争の詩ですが、少し語らせてください。 現実がつまらない、と詩人西脇順三郎は言いました。でも、つまらないでは 済ませられない、また、超現実こそ現実を必要とするという事も言えるでしょう。 現実は頑としてありますが、未来はもちろん変えられるものです。 平和の中でこそ諧謔も可能になります。 ロマン主義が戦争において高まるとすれば、それは正に歌として可能になります。 以上のことから見ても、詩(作行為)が戦争に対して無力で無意味では ないと思います。あのわけのわからないような絵を描いていたピカソだって、 反戦の絵を描きました。地獄も極楽も、詩において使われねばなりません。 (存在)

2022-04-22

福まるさん、コメントをありがとうございます。 束縛を認める、ということをしなければ、自由になることを考え、捉えることが できないでしょうね。僕の束縛は、眼の働き等です。 あるいは、認めつつ抗うというもっと高度な事も考えられました。 (言葉の自由)

2022-04-11

室町礼さん、コメントありがとうございます。 信じてもらえるなんて、嬉しいです。信頼されるくらいになりたいななんて思います。 それで、作品の方ですが、落書きとは、「本来書いてはいけない所にいたずら書き すること」ですから、意図的ではないにしろ落書きになってしまった。便所の落書き 的というならば、気楽なお絵かき、というような意味に思えます。そうならば、 これは確かに、その、格としては、そうであると納得しました。 少し雑に早く書いてしまってしまったこの作品も、ある意味で自由な自分の頭の状態と 結びつけ、自分では読んで気に入っているものですので、良い意味での落書きと言って下さっていることを、嬉しく思います。 (言葉の自由)

2022-04-10

なんだか、どう解釈したらいいのか、とてもわかりませんでした。ものすごく難しいことが書いてある気がします。たぶん宮田さんは凄く頭のいい人なんだろうな、と思いました。ブラントンと膕が、凄く印象に残りました。かっこいいと思います。 (あの世)

2022-04-10

なるほど、尾崎さん自身も不自由だと思っていたんですか、共感して下さったんですね、読み違えてごめんなさい。丁寧に対応して下さって、ありがとうございます。 (言葉の自由)

2022-04-10

尾崎ちょこれーとさん、全然気にしていませんよ。作品の向上に結び付く 批判コメントも、とてもありがたいです。 (言葉の自由)

2022-04-10

三浦果実さん、コメントをありがとうございます。 失敗してしまった感は否めませんよね。 思ったことを書けばいいと言う訳ではない、というのはその通りと認めます。 実感を描いて成功すればいいのですが、そうでないのは辛い。 考えないで書く、ということも、気をつけてみます。 (言葉の自由)

2022-04-10

尾崎ちょこれーとさん、コメントをありがとうございます。 自由でない状態へと、自由になった結果至ったという現状がそういう詩を 必然的に導いたようです。自分としては、大事なことを書いたつもりだったのですが、 実際に不自由になってしまってはいけませんよね。 (言葉の自由)

2022-04-10

ABさんのコメントとほぼ同意見です。感情に訴えてきて、豊かな発想のフレーズも有り、 全体の均衡が取れていて、とてもいい気分で読めます。花が仲間を増やすことについて考える ことなんて、僕は今までなかったです。 (光の国)

2022-04-09

cryと歌の関係について書いてあったのが良かったです。僕は、いつも涙雨、慈雨、 などと雨を言葉で呼んで鑑賞しています。さみしさ、そんな気持ちを大切にしたい、 と言えるAIひよこさんが、よい人に思えます。あわただしい毎日だと、そんな気持ちを、 うまく感じながらいられないです。 (cry in the me)

2022-04-04

夢の霞の果てに、暴力と欲動が首をもたげている、ということについて、もっと 説明があっても良かったと思います。フロイトなどがいっているのでしょうか。 幼い時の夢の中から、その向こうには、青年になって暴力と欲動が待っている、 ということでしょうか。すると、幼児は非本来的な存在で、暴力と欲動 の本能(?)がある成人期が本来である、ということでしょうか。 しかし、もっとよく読むと、ありのままに見ることさえも夢であり、夢でないのが、 暴力と欲動だけである、とおっしゃっておられます。すると、暴力と欲動は、 幸福を壊す物でしょうか。それは、個人一人であれば幸せなのに、それを壊す 必要が人間や、動物の本能にはある(生きぬいたり、手に入れるために)、という ことでしょうか。暴力と欲動は最後に果たしてどうなってしまうのか、といったことを、 がれきの街が示唆している、すると、暴力と欲動を制御する方法を考えねばならない、 といったことを思いました。 興味深く、しっかりとした叙述の作品を読ませていただき、ありがとうございました。 もっと、夢や暴力、欲動のバリエーションを、自分の中で見つめ直し、想像し、 知識に入れていこうという気になりました。 (夢の霞の果てに)

2022-04-04

書くべきことが、キッチリと書いてあるので、余裕と実力が感じられます。 あと、姉との性交の夢と言うと、やはり村上春樹『海辺のカフカ』が印象的 ですね。気になったので・・・。 (無題)

2022-03-28

三浦果実さん、コメントをありがとうございます。 ネット詩でずっとやってきたので(5ch→文極→メビリン→breview)、ネット詩らしい というのは、まあヒップホップでいう所のレペゼンでしょうか。 モノローグということは、自覚したことがなく、言われてみればなるほどという感じ。 ありがとうございます。刺さる詩を書かなければと日頃思っていたので、その通りに 言われてみると不思議な感じがします。面白い。西脇順三郎を読んでいるのですが、 現実主義の詩か、超現実主義の詩か、どっちを書こうかと迷ってしまいます。 いずれにせよ、もっといいものが書けるようになりたいのですが。 (ONE LEVEL AND TWO VERTICALS)

2022-03-28

よしおかさくらさん、コメントをありがとうございます。 一行目が好印象だったようでよかったです。ここから思いついたので、 キモでした。もっと鮮やかな印象を与えられるよう頑張りたいとは、 思っています。 (ONE LEVEL AND TWO VERTICALS)

2022-03-28

蜂の出てくる展開が、楽しく、アクセントになっていると思いました。空間をいろどる 時間の楽しみが感じられ、いい詩だなあと思います。 窓の出てくるところは、ブライアン・エヴンソン『ウインドアイ』(『ミグラード』所収) で、妹を異次元に取られてしまった家の話を思い出します。 女の人の愛だなあと、新しく僕の記憶にきざまれました。 (蜜の匂いが焼けている)

2022-03-26

こんにちは、室町礼さん、コメントをありがとうございます。 僕は、仏教(特に浄土真宗)を勉強し、信仰しています。 キリスト教は、あまり知りませんが、共感はあります。 清貧と言っていただけて嬉しいです。 (ONE LEVEL AND TWO VERTICALS)

2022-03-24

るるりらさん、コメントをありがとうございます。 冒頭の文は、「詩は歴史性に対して垂直に立つ」という稲垣足穂の言葉を 考えた物でした。二つの垂直は、垂直にならないのではないかと。 しかし、やや観念的な言葉遊びになりすぎた感があります。 恋をおろそかにしてしまった夢を見てしまい、書いたのがこの詩でした。 (ONE LEVEL AND TWO VERTICALS)

2022-03-24

こんばんば、ロンドン塔うろ子さん。コメントをありがとうございます。 そうですね、特徴的な語彙があると、記憶に残りますよね。 記憶に訴えられるような詩を書きたいです。自分でも、観念的すぎるし、 地味だなとは思いました。もっと恋の事についてうまくかけるように頑張ります。 描写があまりうまくないのですね。 (恋によって)

2022-03-18

こんばんは。僕は詩は遊びだと思います。遊びには目的は必要ないと思います。面白ければそれでいい。作品の価値とはそういった所ではないでしょうか。 (詩の話をしましょう)

2022-03-17

三浦果実さんこんばんは。コメントをありがとうございます。 踏み込みは足りなかったですね。なんとなく、いちアイディアで書いてしまったのですが、 表現が華やかにできないと自分では思っています。平林敏彦『ツィゴイネルワイゼンの水邊』という詩集の中の、「幸福」という詩の中に、詩とは人目をしのびあたかも罪でも 犯すように書かねばならぬ、とあるのですが、僕もその覚悟を持ちたいなあと思っている、 というか、事情によって、現在は詩作の時間が不自由ですが、いつも詩の事を考える くらいの事はしないといけないと思っています。ここにあるものが全てなので。 清貧であるとか、良い特徴を捉えていただいたことを、感謝します。 とても嬉しいです。 (恋によって)

2022-03-02

『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』という映画をお薦めします。 この映画の主人公と同じように、チャットHをしたのが原因で僕も地獄に落ちるのだ と思っていたのですが、この映画では、皆が敬意をもって正直に生きるのが良い、 と言っていました。みんな、クソ必死に生きているだけだと。 (地獄)

2022-02-24

自分の音が、空っぽの音でしかないというむなしさ含みの気分をかきたてられている ようだと思いました。でも、椅子を引く音とか、コーヒーの香りとか、実際には 自分の音に願いと実質を持っている所が良い、と思います。一人で自分に向き合うと、 そんな感じの思いに駆られるのでしょうか。詩としては、そういう着眼点がある所 が、優れて印象に残りました。僕の頭に人物の持っている音が響きます。 (皺の音)

2022-02-06

こんばんは、エイクピアさん。コメントをありがとうございます。 世界と向き合うことと、夢の世界を持つこととの間の関係は、 心の中で関わるという事だと思います。だから何かということを 言えるわけではないのですが。高校生の頃は、僕は、 早くみんなの夢をかなえたい、と思っていました。夢のような現実 だったと、今は思います。 (モノと心)

2022-02-05

こんばんは、田中宏輔さん。コメントをありがとうございます。 僕も大分年を取ったのですが、確かにそう思うようになるものだ、 と気づきました。僕の場合現実の充実感に反してそう感じるのが切ない です。 田中宏輔さんの、『ゲイ・ポエムズ』と、『Still Falls The Rain。』 は宝物です。大事に読んでいます。 (モノと心)

2022-02-04

こんばんは、Comoestanuquiさん。コメントをありがとうございます。 素晴らしい、と言っていただけて、嬉しいです。もっといいものが かけるよう、感じらるように、なりたいです。 (モノと心)

2022-02-04

こんばんは、田中恭平さん。コメントをありがとうございます。 後半は日を改めて作りました。やや出来がよくないかもしれませんが、 前半との整合にも問題があるのでしょう。出だしが美しいと 言っていただけて、嬉しいです。読んで下さり、ありがとうございました。 (モノと心)

2022-02-04

室町礼さん、こんばんは。コメントをありがとうございます。 神話的というと、大きいスケールの描き方なのかもしれないな、と思います。 神話的という事では、僕は村八分というバンドが好きです。 宗教団体ではありませんが、僕は「笑顔同盟 岐阜支部」というのを、 作っていたことがあります^^ (モノと心)

2022-02-03

るるさんこんばんは、お久しぶりです。コメントをありがとうございます。 四行をほめていただき、ありがとうございます。僕の詩が少しでも意味あるものに なったように思えます、ありがたいです。 小学校四年生の頃に、眼鏡をかけて以来、目と体と頭がバッド・チューニングを起こし、 ずっと苦しんでいたのですが、最近治りました。だから今は目はグッド・チューニング です。それとは別に、脳に少し悪いことがおこり、心が少しバッド・チューニング です。だから、モノがはっきりと見えるようになり、心が少し困っています。 だからモノと心の関係を、花と詩に見たのが、この詩です。 るるさんはいつも介護などで大変でおられるのかなと思うのですが、 2008年2月号のユリイカで、丹生谷貴志という方が、画家のベーコンの絵を引き合いに出して、 肉塊でさえ、崩壊でさえ愛するということを、言っているのですが、   ###「崩壊──それも含めて君は綺麗だし君が好きよ」、###   ###    ってらもさんなら言うでしょ ### 花についてもそれは言えるし、介護はまさにそういう事だと思います。 軋みや叫びを裏に秘めていて、それさえも簡単に表から表してしまうるるさんの 詩が好きです。 元気でいらして下さい! (モノと心)

2022-02-03

挨拶として詩を書くのは、詩人の特権ですね。この作品は華やかで真面目な印象です。 南正人の「メッセージソング」という歌に、「クリエイトしていく」という言葉が あるのを思い出しました。体たらくをやめて頑張ろうと思いました。 過去作もいくつか読ませていただきましたが、すごくいいと思いました。 (新年あけましておめでとうございます)

2022-01-21

日常のような非日常というのは、一体どうとらえるべきなのかと思いました。 珍しい事があった(嬉しい?)ということかな。 物理の用語がたくさん出てきましたが、日常へのまなざしとしては、法則を 見出すと言った意識が感じられます。結局、真理と現実の違いみたいなこと を書いてあるのかな、と思いました。全体的に端正で、言葉遣いもしっかりしている 感じを受けます。一つの世界観として、目を開かせられる効果はあります。 最後に思うのは、現実への愛おしさです。 (リフレイン)

2022-01-20

言いづらい という言葉で始まるのが、とても面白かったです。 雪がいいかどうか言いづらい、という事でしょうか。 言いづらい言いづらいと、何となく言葉だけが感じられ、どこに向けられているのか、 一人ごとなのか、読者に訴えているのか、等いろいろと疑問は浮かぶのですが、 言葉自体として、結構いい感じを受けます。味があって、今夜は寒いなあとか 思います。詩というのは、そういう感想を持つ所に、面白みがあるのだと思います。 (雪国出身)

2022-01-20

追記 仏様にも頼れます。 (いつ?どこで?きみはなんのために)

2022-01-19

河原の情景が美しくリアルな印象がありました。観念として、頭の中に映すこともできて、 時間感覚が広がった気持ちになりました。 川で内臓を洗うと、おまわりさんに怒られる、という事を聞いたことがありますが。 ほばさんが料理上手ということを聞いて、影響されて、料理を始めました。初めは ネットで調べ、チャーハンを作りましたが、今はタサン志麻さんという人の本で、 習って作っています。 ハッピーバースデイと一万遍歌う、など面白い箇所がたくさんありました。 最終的には、物事はやはり人生に行きつくんだな、と感じました。 良く生きられない場合、どうしたらよいかというのは、色々考えられますが、人に 頼るのも、また一つの方法でしょう。動物は身を供して幸せと言えるのでしょうかね。 (いつ?どこで?きみはなんのために)

2022-01-19

全体的に、ハードロックのような(というか、英語訳詩風の)趣があるように思いました。的確な描写の積み重ねが、心地いいです。 (無題)

2022-01-16

コメントをありがとうございます。 心にフィルターがかかっていないでしょうか。自分では、自覚できない所です。 そういう詩になってしまうのは、自然になってしまうのです。Yoshiさんのように 純粋な方から、清いなんて言われると、余りにうれしくて、感涙です。 (新しい時間)

2022-01-15

コメントをありがとうございます。 文極で!ものすごく懐かしいです。綾真智代表は、第三詩集を出されたみたいですよ。 すっきりとかけていたのはよかったです。詩風の変化が自然にあるのですが、 もっと頑張ってみたいのです。厳しい表情は、もがいている感じの最近が 書かせています。 (新しい時間)

2022-01-15

三浦果実さん、お久しぶりです! コメントをありがとうございます。 上手くなったと言っていただけて、とても嬉しいです。 社会に出たり、本を読んだりして、もっと上手くなっていきたいものです。 三浦さんの批評も、抜群に上達されているように思います。昔から良かったですが……。 (新しい時間)

2022-01-13

コメントをありがとうございます。 主題、伝わるものだな、と思いました。 沙一さんは、さすがに、確かな眼をお持ちですね。 「何億年もかけて~」のところは、発想の元としては、『46億年物語』という、かなり 昔のパソコンゲームがあります。 (blue story)

2022-01-07

コメントをありがとうございます。 込み入ってますよねえ。どこかで折り合いをつけるか、詩句、言葉の形で、 何らかの形に落ち着けられればいいような気はするのですが。 (新しい時間)

2022-01-04

ありがとうございます♪月隠さんの作品を読ませていただきます。 (新しい時間)

2022-01-04

コメントをありがとうございます。 資格ができそう♪黒い薔薇の心を、僕は大切にしたいのです。 こちらこそ、よろしくお願いします。 (新しい時間)

2022-01-04

コメントをありがとうございます。 夢と現実のどっちが本当なのか、といったことを、デカルトなどを読んで思うようになりました。頭の働き方が、夢の中の方が調子がいいのです。迷路のような重層感、と最後の 所をほめていただき、とても嬉しかったです。 (新しい時間)

2022-01-04

もちろんです。丁寧にありがとうございます。僕の失敗に気を使っていただき、 大変なご好意と思っております。 (あなたとキリンとパノラマ屋敷)

2022-01-02

コメントをありがとうございます。 イワシの自分を憐れんでいる詩句です。誰かに元に戻してもらえないかな、 などとロマンチックな事も考えています。 「言葉~」のところ、真実に気づいたことを書きました。好きな部分と言ってもらえて、 とても嬉しいです。 (新しい時間)

2022-01-01

失礼しました。二重投票になってしまってしまって、申し訳ありません。どうしたらいいのかわかりませんが、フォーラムで、スタッフの方に注意喚起をしてお願いしてみたいと思います。 (あなたとキリンとパノラマ屋敷)

2022-01-01

南の島のような景色が浮かんで楽しく読めました。描き方が良いです。アイデアも豊かですね。最後の、時計の狂いを直せる、の所が、絶妙な締めですね。なるほど、日常の狂いを直すバカンスという感じでしょうか。全然関係ありませんが、『GALS!!』という漫画の伊豆への旅行の場面を思い出しました。つまり、マンガのようにイメージがよくでていると言いたいわけですが。 (あなたとキリンとパノラマ屋敷)

2022-01-01

南の島のような景色が浮かんで楽しく読めました。描き方が良いです。アイデアも豊かですね。最後の、時計の狂いを直せる、の所が、絶妙な締めですね。なるほど、日常の狂いを直すバカンスという感じでしょうか。全然関係ありませんが、『GALS!!』という漫画の伊豆への旅行の場面を思い出しました。つまり、マンガのようにイメージがよくでていると言いたいわけですが。 (あなたとキリンとパノラマ屋敷)

2022-01-01

コメントありがとうございます。 寒い夜というのは、夏の暑い夜に比べ、時間感覚的に味気ないと思って、その 感じを述べました。冬の季語というのは知らなかったのですが、冬の夜と言うのは それはそれでよい物であると、考え直せました。危機は、感じられるものであり、 観察できるものでもあるのですが、難しいものなのです。最近、自分が厄年でもあり、 困難な状態に直面したことを、述べました。感覚を述べた詩となりました。 (UNDERSONG)

2021-12-16

生きている人に対して、無意味乾燥した苦しさの外側しか言葉にできない。だから内側を描いた、という事だと受け取りました。気取っていたり、センチメンタルなわけでないということが、とても難しかったのですが、詩的ということを言っているのかな、死者との向き合い方の事を言っているのかな、などと思いました。ずっと増長してきた自分を考え、あらゆることに対して申し訳ない気持ちになりました。悪い人間と言うのは、他人を思えない人間だと。 菊の花の美しさと良い香りを思わせられました。宇宙に対して、新しい見方ができて、少し安心を感じました。 (サイエンスフィクション)

2021-12-08

味わい深いですね。昔愛した女なんて、なんとなく、いい気分が続くんだろうな、というような気がしました。未練はあるのかないのか、ないんじゃないかな、とは思いました。電車の窓から見る景色という点では、夏目漱石の『三四郎』を思い出させます。気分、雰囲気も似ています。 (無題)

2021-12-08

面白いし、悲しさが徐々に表されてくるのが自然に伝わってきて、すごくいいと思いました。ぐみぐむ、ぐみぐみぐみぐむという言葉を思いつけるのがすごいです。それをきちんと配置できるのも、すごいです。 (ぐみぐむ、ぐみぐみぐみぐむ。)

2021-12-08

コメントをありがとうございます。 共通点が無ければ、やはり詩としては、楽しみ方の少ない物、意味のない物になってしまうので、少しでも良いものを描ければと思ってやった結果がこうなりました。光や青が、好きなんですよ。ありがとうございます。 (不死鳥)

2021-12-08

コメントをありがとうございます。 僕は偉大なる愛の法則を、少しでも知りたいです。それが、物事を動かす物であり、物事のすべてにかかわっているからです。愛にかかわりのない人は、一人もいないのは、生まれてきたことを考えれば当たり前だと思います。 光を感じてもらえたのがうれしいです。ありがとうございます。 (不死鳥)

2021-12-08

いつも変わらないささやかな風景がまたみれてうれしかったです。その心と言葉が、見せられるものであるということが、他人を支えることのできる人格を受け取らせられます。もちろん、皆がそうであるべきであるという事を、感じます。僕は近々ささやかな職を得られる予定なので、頭や心が治らずとも、人のためになれたら、と思っています。 (小さな戸建てのファンタジー)

2021-12-04

人間としての成長は、経験や思い出などの後についてくると思います。成長してしまうと、若さを失ったりすることがあって悲しいと思えるのかもしれないですね。The byrdsの"younger than yesterday"や、ディランの"forever young"といった風であれるようにしたいです。悲しさが少ないようにあれたらいいです。 (Thinking Thing)

2021-12-03

ボルカさんお久しぶりです!物体と心は最後の結びつきで、それでも前へ、ココロを耕していきたいです。せめて物事の納得に何かを賭けて求められればーーそんなことを、願った詩です。書いているときは、もっと素朴につくっていたはずでありましたが。 (Thinking Thing)

2021-12-01

青いハンガーきれいですよね。最後の言葉を書けて良かったです。幸せになる方法は、そのレベルを気にしなければ、残されていることはあります。次へ行けるかが問題ですが。 (Thinking Thing)

2021-12-01

ハンガーにぶつぶついう詩というものですが、ハンガーにはどことなくソウルをかきたてられるものがあります。それにすらすがっていると言う情けない事も言えるのですが、言葉にしてソウルを呼び起こす試みをしました。骨子を捕らえていただけたこと、とてもとてもうれしいです。 (Thinking Thing)

2021-12-01

「グリーングリーン」の歌のような素朴な感じを受けました。コメント欄を読んでいたら違和感を読むべきで、僕がのんびりしすぎているのかもしれませんが。yasu.naさんその他の方の、詩への意識と見識が高くて、凄いなあと思いました。とても滑らかでいい詩だと、思ったのは確かです。 (坂道の少ない土地)

2021-12-01

制約を逃れて生きることもできたのではないかと言う悔悟を感じました。でも、まだまだこれから、誘い水を向けて、人に期待できるから、と言う風な未来を僕は想像しました、読んでいて。馬鹿という漢字についてのところなど、とてもしっかりと細かく考え直すことができて、良い部分だと思いました。厭味や造りのないいい作品だと思いました。 (ワタシノウミ)

2021-12-01

コメントありがとうございます。 自分の言葉で書けているでしょうか。それは、とても良かったです。声に出して気持ちよく読める詩を書けたのは、とても嬉しいです。 最後の一文は、願望ですが、なんとなく詩としておさまりの良い書き方ができたのではないかと思っています。 心を励ますような詩が書けたなら、自分の外、人の心とつながることができたようで、とても嬉しいです。書いて良かったです。 (花の夢)

2020-04-27

コメントありがとうございます。 緊密ということを考えると、文体とリズムやビートの関係を思います。 文体によって、リズムが生まれ、なぜかビートを感じさせる。 形而上詩というのには、あまり詳しくないのですが、書いているときに、題材として形而上のことを、使おうとする意識は持っています。 非日常というのは、日常が変わってしまうというようなことを、感じて書きました。 非日常も日常も、同じ世界に変わりはないけれど、人にとって、捉え方は違っていると思います。 「私」「が」「見たい」というところ、深く読み込んでいただけて、良かったです。 まさにそうした言葉遣いによって、表そうとしたところがあります。 私は現実の中にあるもの、またそれから何かを得ようとしている自分の中にあるもの、を捕らえられないもどかしさを感じており、きっと今日明日にでも捕らえたいと思っています。 (誰も見たことのない)

2020-04-27

白川さん、申し訳ないなんて、おっしゃらないでください。単純なんて思っていませんよ。コメント、とても考えさせられましたし、いただいてとても嬉しかったです。僕は一人で勝手に走る傾向があるのです。僕も、その人なりに違っていて様々である人間の一人であると、捉えていただければ、嬉しいです。 (花の夢)

2020-04-24

コメントありがとうございます。 端正である、美しい、と言っていただけて嬉しいです。 視覚によって、作ることを考えました。 音の統一性(音楽的)と、視覚の統一性(絵画的)とは、違うものですね。 それらが意味においてどこかでいくらかの程度で結びつくことに、言葉の面白さがあると思います。 字の並びがどのようにして効果を持つかということを考えると、やはり、文節単位で考えた場合の自由さが重要なのではないかと思います。 連関した字面が、染みのように浮かんできて、白いものを染めていく。 形象化を施したものが、また感覚に訴えてくる。形象と感覚の距離が近い場合に、真正の意味を展開することができる。 強調の効果がある、というのは、文節の表現の型の自由さの結実だと思います。 一つの統一性は、精神に問いかければ答えを返してくれるし、自由さは、束縛を逃れて詩自体のよりどころからもう一歩創作的になる場合に強い力をもたらすものだと思います。 そのように詩を書いた場合、創作的なところ、つまり、自分自身が表そうとしたものが、自分自身にもともと在ったものではないものまでもを、表すことができた場合のものになっているということが、詩を書くということ、クリエイティブライティングということの中核であると思います。 書くだけではなく、行為においての実践も大事であると思います。それがどのような行為であるかを考えた場合、自分自身への問いかけとなって、方法が変わっていくこと、そんなことが詩人の楽しみ、喜びであると思います。 (花の夢)

2020-04-24

コメントありがとうございます。 素敵な作品、スッキリしていると言っていただけて、嬉しいです。 寂しい気持ちというのは、悪いばかりなものではなく、どことなく本当の気分だ、と感じます。 夜は、主に孤独な時間ですね。それを、過ごすということは、悪くないことでしょう。 私を、夜やその大気に譲り渡すように感じます。 「彼は人生を見渡しても、何も特に欲しいものはなかった。が、この紫色の火花だけは、──凄まじい空中の 火花だけは命と取り換えてもつかまへたかった」(芥川龍之介『或阿呆の一生』) こういうような気持ちを大切に、自覚してずっと持っていきたいです。憧れや切望の気持ちをなくさず、 言葉で火花を捕まえられたらいいものです。 (花の夢)

2020-04-23

コメントありがとうございます。 言葉を使って一つの世界を作り、その中で遊ぶように、自分の現在の可能性を広げようとして書くことが多いです。 この作品では花や夢といった手垢のつきすぎた言葉を避けずに、中心に据え、自分が感じられることを増やそうとしました。 バランスをとることも、まさに心がけたことです。甘ったるいと感じられないようにとも気を付けました。 発想ということも、なるべくたくさん斬新なものをと考えて、また、思い浮かべました。 口語ということは、今まで意識したことはなかったのですが、そう言われると口語だと気づきました。 口語と文語は、現在文学表現では混ざっていると思います。 口語自由詩などの歴史的展開もあるのですよね。 味があるということはとても大事なことの一つだと思います、言っていただけて嬉しいです。 (花の夢)

2020-04-19

表現がとても工夫されていて、平安時代の女の人を想像してしまいました。あなたの表情を映す幻灯機、 そこに在るのはあなたじゃないと。でも、そこに在るあなたは、色んな装置で盛り立てられ、恨んでしまう。 幻のような愛。届かない愛は、たっぷり心で想ったところがあるのに、夢幻になってしまう、夢でしたね。 すると、まだ孤独なんでしょうね。文化的というと、言葉が悪いですが、多様な社会文化(映画)の 中で、関係ができるとしたら、文化をめぐる恋愛。 どんなふうに展開や要素が進んでいくか、興味深いです。映画でしか会えないあなたへ、青白い炎の心を もったように、恨めしいと終わるところ、悲しい気持ちになりました。 (夢幻灯)

2020-04-08

いい歌ですね。「どんなひどい雨の中でも自分の声は聞こえるからね」自分の周囲の空間というのは、 特別です。どんなひどい雨でも、嘘を確かめる。 自分で自分のためにララバイを雨の中に歌う、ということなんでしょうか、中島みゆきは詩人ですね。 文章の流れが、この詩において、この歌と似ているかなと思いました。 曲にのせる言葉として読み、聞くのも、詩の楽しみ方の一つでしょうね。 「歌ってもらえるあてがなければ人は自ら歌びとになる」ロマンチックなのが好きです。 幻のような理想も捨てないでいたいです。 ありがとうございました。 (一つだけでも感じていたいこと)

2020-04-03

コメントありがとうございます。 Bob Dylanの「Oh Mercy」聞きました。 >感情をバックに自己を哲学している、 そうですね。なかなか話が進まないので、もっとスッキリしたかったところはあります。 A Hard Rain's a-Gonna Fall、Buckets of Rainも聞きました。 なんだか、僕のこの詩は、ディランのようなもさもさした感じがあるなあと思いました。 そんな素敵な気持ちに成れました。それで正しいのかは別にして。ありがとうございます。 (一つだけでも感じていたいこと)

2020-04-03

混沌とした中から、生まれるものはあると思います。夢を持っている、演説のように、何かを先導したい 気持ち、よくわかります。今では、デモを行うなら、気候変動が良いと思うのですが、男女のカップルが 理想と重なるという話は、高橋和巳『わが心は石にあらず』にあり、少ししか読んでいないのですが、 北村透谷の詩なども、そういうことが書いてありました。 その人が悪事を働いたとしてもその人、人を助けても同じその人です。群衆の力を求め、ネットで、 人々に訴える。これもまた途中なのですが、アニメの『Serial experiments lain』。だがその訴えの内容は、 あしたのジョーのパンチみたいなものだと、思ったりするのですが、 それで、逃げずに少しずつ前へ行っている姿は、坂本龍馬のようですね。詩人に新しい行動を、 少なくともアジテーションを、という運動は、地道に広げていけば、それなりの影響力は 持てると思います。プロパガンダは、情報戦ですが、ロックには、情報戦のような 側面があります。個人に取り戻すような派も出てくると思います。希望が見えてきたら、 それを掴むべきですね。そして、一人二人と分かってくる。詩を使うのは、色んな人がいる。 いとうせいこう『ワールズ・エンド・ガーデン』のように、運動も悲しく終わるような小説もあります。 これまた途中なのですが、藤野可織『ピエタとトランジ』。優しく面白い世界は、まだまだたくさんあります。 求めているのは、空想からリアルへということでしょうか。世界の優しい部分を、信じたとき、 光が射して、身体をあっためてくれると思うのです。すると詩は、自分の体の中に、具現化します。 倒れて立ち上がるのは、睡眠から起床するときの気持ちのようなものでしょう。やれる気持ちと、 やるべきことを知っていること。戦隊ものなら、善には力があり、悪はいつも負けますが、現実に戻すなら、どうなんでしょう。 若い人たちのコミュニケーションや活躍がみられる、『ピエタとトランジ』を読み終わったとき、 もっとよく語れる言葉を、得られるのではないかと思います。今も、手持ちの言葉で書いているわけですが、 やはり足りないものはある。それが何なのかは、少しだけわかりません。無理に得ようとするのも、 難しいのですね。言葉を打っていくことにおいて、現実的なダメージを受けるということは、 少しおかしなものです。論戦も、詩作も、動画作成も、批評も、渾身だからでしょうね。 (imagine)

2020-03-26

たくさんのイメージを味わうことができました。 無限の豊かさにつながりさえするような手法だと思います。 つまり、この詩の中に無限を見ることができる、ということ、自分で、また現実に帰って、夢想するとき、この詩のようであるということを、考えずに済ませられない。 (麗日)

2020-03-25

こんばんは、トビラさん。コメントをありがとうございます。 視界が開けることで、自由な変化にもつながるもののようです。 怖くて責任から目を背けていましたが、知ることから、逃れる方法はないようなので、 目標を見定められるようになった、そういった感覚です。 知ることによって、人は、責任を、引き受けられるのではないかと思うのです。 そういったところで絶望して怖がって悩んでいたことに対して、自分なりに気づきました。 阻害されていた状態から、良くなったと、人から見て思えるのは、そう言っていただくと、 ほっとした気持ちになります。善いものを、考えていきたいと思います。そして、善いものが、 自分に対して生まれるということは、もっと大きなものを見たときに、そこにも善いものがある、 と思えることも含めて、長い時間のことを考えられるような気がします。 (自由と責任)

2020-03-18

静けさを強調されて感じました。静けさへの欲望かなと思いました。というのも、作中人物の気持ちがなかなかわからないという ことがあるからです。そういう意味で、いつもながら僕には勉強になるし、詩の世界に、とても惹かれる 気持ちも僕の中にあるのです。静けさの中で、生死をなぞることによって、世界がある磁力を発して、 心を引き付けるのだろうか、というような、魅力を感じたのだと、自覚しました。 また、画像の枠の、円状の記号に、催眠を掛けられるような気持になりました。 部屋のベッドで行われるのは、このように、残酷さの別世界であってもおかしくはないし、 そういうものが、拒絶されるばかりではないということも、かすかながら僕にもわかっています。 そういう気持ちで読むと、厳粛な気持ちを感じるものでした。 (主観を想う存在だけ残っていれば世界は安泰)

2020-03-17

良い時間を持てました。火の美しさ、火の静かさを、感じました。この詩は、とても好きです。技巧も感情も良くて、 イメージが透明で癒されるような詩だと思います。雑事を忘れさせ、現世界と可能性について思いめぐらされるような、 精神性の高い詩だと思います。言葉の使い方も、イメージの使い方も、叙述の安らかさな感じも、みんな素晴らしいです。 単なる言葉以上の内容における効果があります。 (遠き火をみつめて)

2020-03-08

>わかつてゐるさ >わかつちやゐないよ >俺もきみらも この箇所が、ストレートで、真実の一つであると思い、いいと思いました。 また、一行は短いのに、長い印象と意味を描いていると思えることが、分かりやすく意味深い詩であるということを 感じました、新鮮で、驚きを感じました。自分の意識と描写が、時間の中で、両方に重点を置かれ、描かれている 書き方になっていると思い、そういったことからも、この詩は、優れていると思いました。さわやかさと批判、 観察と思いが、一体になっていて、そのことが、優れていると思える、特徴であり、理由であると思いました。 >まぶしくひかる空を見上げて >耳をすませてみるがいい 個人の体験の普遍性を、見つめるありかたが、心地いいと思いました。 入り口が開かれている詩であり、出口も開かれている詩だと思うのです。付与する声に耳をすまし、 提示しているイメージに、読み手も、心を選ぶことのできる詩だと思いました。選ぶということは、 詩情を作る方法の一要素だと思います。 (レモンサワー)

2020-03-06

コメントをありがとうございます。 僕の詩を好きであると言ってもらえて、嬉しいです。詩を好きになること、その人に、悪いことだけが あるはずはない、と思います。好きでないということの、 意味というものも、もちろんあるわけですが、僕が僕自身の詩を好きであると思ってみたら、 と提案されている気持ちにもなります。言葉と人、そしてそれを含んでいる大きな世界を、 もっと好きになれたら、という気持ちがします。 (雪と夜が┣泥┳なず┫む)

2020-03-06

コメントをありがとうございます。 言葉(音声)もイメージも、考えから独立したものではなく、言葉と考え、イメージと考えとが、 関係し、絡み合って、一つの自分の思考になるのだと思っています。言葉を豊かにすることが、 自分の考え方と絡み合っているところに、無限の可能性が見えるのだと思います。そういうことを 考えながら、表現をしようとすることが、僕の現在の考え方です。姿勢を自覚することによって、 あらゆる関係が、良いほうへ向かうといいなと、詩作でも実生活でも、思っています。 外と中の関りや、観察で得られる詩情、知ることへの切望といったことが、帆場さんのコメントを 読んでいて、僕自身にも、よく納得し、自分自身の表れたものへ、跡をつけることができた、 と思われました。したがってそれは、僕自身が僕の中と外の両方にある矛盾を、解決する方向へ、 向かうことの、切実な願いを、嘘ではなく持てるようになることにおいて、僕が僕自身だ、と思えること、 詩が詩自体だ、と思えることへの、達成のための接近というような意味があるのではないかという風に 考えました。 (青の飲み物)

2020-03-06

彩は、面白いですね。そんなことを思ったことも、余りありませんでした。 白黒の景色に全て変換してしまうかのようなことは、本を読んだりしていると、 そういう世界だったと気づきます。だから、彩は、大切にしたいです。 ありがとうございました。 (雪と夜が┣泥┳なず┫む)

2020-03-04

雛祭りイベントのコメントありがとうございます。 青をひと飲みにしてひとになる、というと、おとぎ話みたいにも思えます。 そういう心を、気づかせていただきました。とても嬉しいです。 (青の飲み物)

2020-03-04

恐れは常に感じています。他人への恐れや自分への恐れは、建設的なものではありません。 周りに対して、悪い雰囲気を伝え、作り出すものです。詩を書いて、それを発表するのであれば、 何らかの建設的な寄与こそを、安心の上に、作り出さねばなりません。活動の公共的な面を 見るならば、それは、私的な側面であるにしろ何にしろ、自らを省みたうえで、自分が望まないことを、 していてはいけないと思うのです。だから、怯えを、いつまでもしていては、良いことはなくなって しまいます。だから、強張った言葉を、解放するのが正しいと思います。正しく拳を伝承する ためには、自らの力を、持ち直さなければならないでしょう。そうしたうえで、自らに 終始するだけの詩を超えて、自らの力を、意味あるものとしてぶつける活動、それが 詩プラットフォームであると、僕は思うので、それを正しく実現したいと思うのです。 コメントをありがとうございます。 口もとから花や宝石がこぼれるような、人間になるような気持でいたい、というのが、 夢見る所ではあります。 (雪と夜が┣泥┳なず┫む)

2020-02-29

「雪が肌に冷たい」と書いた方が良かったですね。 「ずつ」と「づつ」は大目に見れば両方OKなのですが、この詩では統一されていないので、 問題がありますね。 確かに大仰な比喩だと思います。スマートに伝えるべきことを伝えるために、適切な比喩を、 探って書いていきたいと思います。 良いアドバイスをいただき、ありがとうございました。 (雪と夜が┣泥┳なず┫む)

2020-02-28

ゆっくりと展開していく描写が、後の方まで、しっかり読ませます。そして、その観察眼が、 様々な風俗を冷静に見ていて、諦めとまで言わない感じではあっても、自分の周りの社会や風俗が、 語り手の共生の感覚が、ボリュームのある内容になっています。うまいのが、汚い川の「ちゃぽん」で、 境界線、後ろ向きに歩くこと、行間を追うこと、というクリエイティブなライティングの真価の箇所 と言っていいと思います。哀しみという感じであり、この先はどうなっていくのだろうという、現在の 我々の世界も、不安がありますが、良くなるとも悪くなるとも書いていない、これは社会が良くも悪くも、 変わっていくものだということが示すことなのでしょう。タフで真面目な一人の語り手が、心の中の意識と、 人の考えを、共に生きているとき、こういう風俗が生まれることは、実感として書いてある。 蛍光灯のともったバスの中で、まるで『墓場の鬼太郎』の漫画の話のような、先の見えない感が、 頭を不眠にする。そんな感じで読みました。文章のうまさと、悪い印象を与えない心の強さ と優しさがある感じがして、確実に読んだ収穫がありました。この先に何が待っているのだろう、と、 印象に残ったのですが、こんな風な社会で、様々な希望を断ち切られて行って(他の大切な誰かだけを 愛している。他の大切な誰かの消滅)、ひょっとしたら、ここで手を打たねばとんでもないことになる というような、印象に、最終的には行きつきました。 (カマボコ)

2020-02-28

こんにちは。 伝えたい、云いたいことが散在しているということ、僕の詩で、ずっと、また特に最近、 考えていたところでした。 しっかりとした構想の上に、あるいは、言いたいことをはっきりとさせて、 書いていくのが、良いのだろうと、思います。 削って完成できるなら、その方がいいのだと思います。 指摘していただき、考えることができました。ありがとうございます。 (雪と夜が┣泥┳なず┫む)

2020-02-27

生命は、考えたいところなのです。熱かったり、ほっとしたりと、様々に思えます。 詩句の形にすることで、言葉にも現実にも、敬意を示すことが、出来るものだと思います。 忘れないでいたい、理解をしたいということです。 とりあえずのところを、お伝えくださり、ありがとうございます。 (雪と夜が┣泥┳なず┫む)

2020-02-27

僕の詩が、力になれたなら、嬉しいです。何かが可能になってくれるような、そんなことを考えて、 書きました。書いてくださったコメントを読んでいて、接近してどうしていくのか、などの ことを、考えられるな、と気づきました。先へ進むために、よく考えていきたいと思いました。 (青の飲み物)

2020-02-27

羽田恭さん 五七五のコメントを、ありがとうございます。 雪と夜の景色を、美しく言葉にしていただき、私の詩にも、美しく添えてくださったような気持になり ました。破れ出でるという言葉で、確かな方向を、思い起こさせてもらえました。感謝です。 (雪と夜が┣泥┳なず┫む)

2020-02-20

ダイヤモンドの粒の中の世界のように映ります。 人の中の、ラストシーン。それが、ぐるぐる回っているような気持になりました。 イメージがはっきりとしていて、それで涙の中でおぼれているような気持になりました。 個人的に最近、ひとつずつやっていければいいのかなと思うことが多いのですが、 この詩の中で、闘っているような意識が書いてあるように思えます。 詩を書くために必要なものは、何なのだろうと思いました。 生きるために必要なことと、同じだと思います。 でも、生きることと詩を書くことは、違っているところもあるとも思います。 生きることが難しいから感情を思うこともあると思います。 生きることと詩を書くことでは、必要な条件は、違っていると思います。 だからこそ、詩を書く特別な意味が、あると思います。 違った世界が、それぞれに可能です。 はっきりとはわからないのですが、この詩にたくさんの可能性がある、ということを、 感じて、痛みが沢山あるようにも思いました。 (ラストシーン)

2020-02-14

溶接や、圧着という言葉が良いと思いました。 季節感が混乱しているところに、逆に時間の可能性を広げているような感覚を覚えました。 この詩で伝わるのは、整列といった言葉から、遠い所なのだと思います。 生きているふりをする、当然的なわたしというものでなくなったわたしの、可能性を、追求する ことができると思いました。それは、一瞬だけの表現とは違うでしょう。 整列という幻想から、逃れる場所を示されているようで、その可能性は、とても大事にしたいものだ と感じました。 (約束)

2020-02-02

こんばんは、るるさん。 悪夢みたいな日々のおわりの今日、というラストにも気を抜かず、最後まで心を張っている。 精神の張りつめた感じがこの詩でずっと続いているのは、「何かがある」と観察せざるを得ません。 そして、その緊張は、悪いことばかりが続いたことで、それによって心が張り詰めている のだと、思います。 「だから」と「からだ」という呪文を言うことで、身体が駆動する。どんどん強くなっていきそうな、 緊張感は、その静まりを、どこに持っていくのかと待ち受けていると、ぼっと燃え上がった 精神が、怒りの気持ちとパワーを、自分自身の中にしまってしまうことによって、存在がより 上に行く。そういう義憤心を持ち続けるタイプの、覚醒だと思いました。 ヒロシマの核が、決定づけているのだと思います。心の傷は、報償される。 報償するものとは、花を生けること。心を花に込めるわけでしょう。 「だから」と、先と結果を求める時、「からだ」が駆動される。 なんと素晴らしい叙述だろう。こんな接続は、誰にとっても真です。だからは身体を含んで示し、 身体はだからの場合の力となる。先を生きようと思うまでの、心と思考の跡が、これでもか、とばかり、 言葉に打ち込まれて行き、詩全体は、戦争のような、なんらかの高ぶりを、覚醒した心で 向かっていく対象を探している感じがします。哀しみに、寄り添ってあげたいような、気持ちがしますが、 死者との哀しみは、心の中のものであり、難しい。人とともに生きることができるのであれば、 それが悲しみを溶かしてしまうでしょう。ぎちぎちに固まった、感情の応報にたいしては、圧倒的な、 怒りの気持ちが、でてきてしまい、方法なんてないという絶望に怒るしかないようでもある。 そう思えるけれど、反復からは、上に出ることができます。やり返すことはなく、友達になったら、 変わっていくと思えるわけです。微妙なやり取りで、堅固な関係、意識を、崩していく作業ができて、 それは、人類が生存してきているということからも、有効であるとわかります。 覚醒した精神が怒りを昇華させようとしている、生け花の詩、死者の存在を、生け花として、 弔おうとする詩、その先に、尊いものが作者にも、多くの人にも起こり、決して軽々しく 扱ってはならないのだ、と、言うメッセージを与える詩だと思いました。 自分自身の中にあるものを、つなげ直すことで、絶望から出ることができるというような詩と 思いました。透明な精神が感じられます。だからこそ、たくさんのものが、透明に感じられます。 隔たりが透明であるならば、それは孤独を緩和するでしょう。壁に隔てられているよりも。 言葉で、壁を作らないでいる、そんなことも感じました。詩文の強く透明な意味が、精神について 身体について、これからやっていくための一つの絵としてのイメージ群を提示し、身体とだからを つなぐことで、生の作品を描いていこう、という希望が始まっている気がします。 ( DAKARADA)

2020-02-02

こんばんは、ステレオさん。 >僕は最後には君の寝顔を見に行く。 この言葉が出てくるとは、全く予想できませんでした。 めちゃくちゃに男らしい。かっこいいところですね。 社会が粉々になっても、それに負けずに愛を貫く、そんな具体的なイメージが 提示される所に、特質があると思います。その方向は、素晴らしいと思います。 まるで車のエンジンみたいに、爆発力と、馬力を備えた一つの機関が動くような、 その機能は、空想のコントロールを持つことで、確かに生きようとする力になり、 そのイメージはどこまでも、能動的です。 (どこにいようとも。)

2020-02-02

せいろんさん おはようございます。 プールみたいという言葉を褒めていただき、ありがとうございます。 溺れる可能性があるというのは、だからいいという積極的な意味を僕は考えます。 苦しいからこそ、楽になることの喜びもあるというのは、生物的なことだと思います。 良かったと言っていただけて、ありがとうございます。 綺麗と言っていただけて、本当にうれしかったです。 (未来)

2020-01-31

真清水るるさん こんにちは。 コメントありがとうございます。真夜中か、明け方に読んでいただいたようですね。 プールの自由を、想像してこの詩にしました。 いつも、たくさんの想像をすることをされていますね。僕も見習いたいなと思っていました。 天使のイメージに巡り合った奇跡。そんなことがあったということは、とても嬉しいことです。 眠りの中にいたものが、目を覚ますことは、不眠症と麻痺というような、ことがあったので、 感覚を取り戻すことでもありました。日々生きている気持ちが、持てたらいいなと思いました。 "the day's divinity, the day's angel"(その日の聖性、その日の天使)というジム・モリソンの 言葉があります。そういう言葉を、信じるというか、納得して読めたことはなかったのですが、 自分で天使の言葉を書いてみたら、なるほど、そういう感覚もあるのだな、と思った次第です。 つまり、奇跡を見るために生きているのかもしれないと思いました。 天使を見ることは、奇跡を見ることに違いありません。その両者が、同時に照応しあうということでしょう。個人が天使になる、ということが、あるのだと思うようになりました。 (未来)

2020-01-29

断片という言葉が、いいと思います。この詩の言葉の断片断片が、受け取られ、消えていき、残る記憶は、 火によって消えてしまったものと、燃え残されたもの、として受け取れます。 最後に、「やけど」という言葉が出てくることで、読者の印象の中に、決定的に痕跡を残す感じがします。 (あまりに情熱的で静かだから)

2020-01-26

コメントありがとうございます。 (道を見出す)

2020-01-26

こんにちは、右肩ヒサシさん 面白いと思うものは、何が面白いのかというと、世界観が面白いと思うのです。昔のファミコンのゲーム などをたくさんプレイしたのも、世界観を見たいという楽しみ方が、多かったと思います。 シニカルな世界観などは面白く、また多くの詩が、細かく見ていくと、信頼や不安というものが 感じ取れたりもします。 また、優れている詩というものは、何が凄いのかというと、言葉によって、感情に訴えかける ところが、凄いのだと思います。 投げ出したくなくなったという自分の決心のようなものを書く詩というのは、どんなものなのかと、 思いますが、そこからつながって良い詩にたどり着ければいいと思います。 何が良いか悪いかという視点を疑うということは、遍歴の言葉という視点で、見直すことに なると思います。そういう態度が、欠けていると、自分の仮定を誤って絶対的なものと思って、 取り間違えてしまうことになってしまうと思います。 なにが事実で、なにが仮定かということについて、しっかりととらえていきたいと思います。 自分の中での仮定が、現実化することの喜びを、得るためにも。 自分の生きることも、人が生きることも、その人が願って仮定したことが、 現実化して、表れる瞬間と、その後の軌跡を、追いかけていきたいと思います。 現実を写生することは、時間の変化を捉えることができないことから、仮定的にならざるを 得ないと思うのです。そう思えば、創作について、疑って、信じることを、作品の向上につなげることが、 出来るのだと思います。 人の存在を、仮定的にしかとらえられない、と思うと、凄く不安になるのですが、だからこそ、 「栄光」や「微笑み」というものを、共有できる気持ちが生まれるのだと、後からそれらの言葉に ついて、解釈しました。 (道を見出す)

2020-01-26

鮮やかな景色や、状況、心境の描き方などの、言葉の使い方が、素晴らしく調和したような天性の使い方だな、と思いました。個人的には、凄い才能を感じました。 (夜遊びの向こうへ)

2020-01-14

光景が丁寧に描かれていたので、良く思い浮かべることが、できました。流れる時間が貫いた世界の中で、 身体を動かし、永い眠りから起き始めるような詩に、共感しました。詩というものは、真実を描くことが、 試みの一つとしてありうるのだということを強く、つまりこの詩の特徴的な印象、新しく与えられた印象を強く感じました。 (まどろみと死体ごっこ)

2020-01-14

こんばんは。 心と、雪と、行動という、構成が、目新しく思いました。また時間と空間の感覚のようなものが、確りと感覚して、思考されたようなものが、詰められていると感じました。真という言葉を詩で見たのは、初めてです。だからそれは、試みの独自性を示している証拠のようであると思いました。何年もの雪の心、思えば僕にもそのようなものが見つかるような景色です。 (心真)

2020-01-14

こんにちは、真清水るる(るるりら)さん。 コメントありがとうございます。 セオリーは、作ってはまた、脱ぎ捨てなければならないものだと思います。 こうであるはず、ということを、頑迷に信じ込むことは、しばしばあると思います。 そういう悩みを、詩に書いてみました。失敗について、同じようなことで悩むことが多いでしょう? モローの「出現」という絵、凄い印象を覚えますね。おっしゃるように、欲の可視化、欲を超えたもの を望む心、両方の相克があると思います。モローの、名誉欲や、金銭欲を超えた芸術の、作品になっている。 そういうものが、作られていること自体に対しても、感動を覚えます。 欲から発して、望みになって、芸術に至る、そんな簡単な図式を考えたりしました。 欲が、醜いものになることを、平気でいつまでも続けることは、良くないのだと、誰でも思うでしょう。 今年も、よろしくお願いします。 (欲について)

2020-01-06

不幸が、願いや愛を作るものかもしれないと思いました。それは、逆説的には、良いことだと言えること でしょう。 かわいそうな私は、それを認めてほしい、そんな気持ちを、非常に簡潔でストレートな言葉で、 思わせているのだと思います。そんな風に、逆説的な表現が沢山出てきているところに、実に、 真実のみを思います。それこそが、詩というものそのものだと思います、僕の感じられる限りで 言えば。 簡潔な詩で、派手さは感じ受けないですが、読み込んでみたときに、作品としての価値が、確かにある、 と思いました。 >私がどうしてそうなったかを >全て知っているから こういうことを、考えられるということが、詩の内容から感じられる、だからところどころに、深さがあります。深さというものは、魅力です。魅力を、どのように、人に感じさせ、そして与えられるか、 ということが、詩の意味の、一つだと思います。深さがどのように得られるのか、ということが、 そんなに簡単じゃないことなんですよね。感じたり、思ったり、出そうとしたり、たくさんのことを、 トライすることも、詩のだいご味だと思います。逆に言えば、詩を書くときに考える方針というものは、作り出されたときに、 その価値自体が、周りと隔絶して、恒星のように、大きなエネルギーを持つ、つまり、詩作品は恒星である、 そんなことを思いました。 言葉で宇宙は形成される、作品の恒星は新しく作られうる、そう思うと、僕は安心します。 失われる星も、生まれる星も、ある、ということは、簡単には、考えられないことです。 詩作品も、遠くからは、星のように、明るさと大きさで区別されるでしょう。 近づいたとき、どのように見えるか、もっと探求することができます。 >天から地上の私を >見守ってくれています 理解者を求める心が、発するエネルギー、詩では、言葉の持つエネルギーです。 (唯一無二)

2020-01-06

題からしていいですね。9090年という年の数の、独特な感触。 現在の人の世界に対して、幕あいのように、現れるこの詩の、イメージ、姿。 それも、雨の世界。哀切な地球への想い。出口を探す人の、特別なもがき。 そして、幸せへの問い。それは、問うべき箇所で問われる、まさに、特別な必然性。 詩全体が、美しいイメージと、静けさに包まれています。 人の思いが、存在する意味を、感じ取ることができたように思います。 (9090年のハッピネス)

2020-01-02

文章のうまさが、際立っています。それに、現実や論理に基づくようなことを、確実なこととして、感じているようで、 思考が自在で面白く、創造性と自由と効果の素晴らしさ、脳自体へ自由に働きかける面白さが、 際立っています。 派手さに走ったりすることもなく、言いたいことと、言っていることが、二重にお互いを引き立て合うような、不思議な印象があります。 それは、もっと言うと、現実と想像とが、生み出しあうような、不思議な印象です。そして、それは、 正しいということが、言えると思います。なぜ正しいと思うかというと、それが、意味を生み出しているからです。 内容の方は、地獄ということですが、筒井康隆などを、ほうふつとさせるものだと思いました。 実際の地獄を、論理的に導き出しておられるので、やはり、感情に溺れていない、強い詩に思います。 うまく捉えきれないのですが、僕が捉えられた結果の範囲を見ても、時間の謎や、論理のもたらすものと現実 との間の二重的な謎、といったものを、明らかにされており、感嘆しました。 (臨終にあたって地獄の論理的実在を説き聞かされる僕)

2019-12-22

たくさんの想像の余地を残している文だと思います。特に第一連は、映像がたっぷりの余地を残し、 タバコを吸うようにリラックスした時間を持って、鑑賞できました。 沢尻エリカのことは、よくわかりませんが、マリファナのことは、次のことを語る前の、緩衝材(クッション) のような働きなのかな、と思いました。 第三連で、そんなもの、と述べられており、マリファナのことを、それほど大した意味がないということを、 言っているようであり、マリファナのような依存性を、意味ないものと、捨てるような、意味の到来を、 思いました。 >すべての死は還り 死についての言及があり、死生観を書いていると思いますが、それは、土門拳や寺山修司という偉人が、 亡くなった後に残っているものであるという点を考えさせられ、旅の感傷について、何らかの価値を、 見出したということが、述べられているのだと思います。善悪というのは、生死と並んで、またあると 思うのですが、善悪というのは、生きているからこそ生まれるのであり、生死を、生の側から、死の側からの両方から問うことの、切実さというものが、あるということに気づかされます。善悪は、共同体的なものであり、 それについて悩まなければおかしい。生死は、個人的なものであり、それについて考えるのは、 肉体的なことだと思います。 だから、体験としての旅ののち、生き還るということを思うことが、霊や被写体のイメージなどを、 考えるということと等しくて、思想と肉体の、混沌の中で、何かを産もうとしているという意味を、 僕は、取ることができました。 (どうでもいい沢尻エリカと寺山修司記念館までの旅路)

2019-12-05

僕は高校生の頃、二両電車で通っていて、この詩のような気分で毎日いたことを、思い出します。「自由」というのは、この詩のように、孤独であることと、相性がいい気がします。束縛がない。でも、束縛がないことも、つながりが少ない、ということでもあり、みんなの中にいないという寂しさが、一時の間でも起こります。そういう状態への思い入れを、感じられたのが、意味深いと思いました。また、そういう現実が、夢のようであったと、記憶を探って、小さな喜びがあったな、と思いました。自由というのは、小さな喜びと誇りなのでしょうか。村上春樹が、「小確幸」と言っていたような小さな。 (自由について)

2019-12-01

/舜舜さん コメントありがとうございます。 意味も、視覚的な良さも、出来ていない詩を、読ませてしまったこと、申し訳ありません。 人に読んでもらおうとして出したはずなのに、申し訳ないです。 論理的と意味との両方が、かみ合ったように、書かないといけないと思いました。 (嘘と私)

2019-11-29

不思議な体験のことを書いておられると思いました。 世界に色があることの不思議を思いました。 どきどきは、子どもの頃の心を持ち続けている人の、大事なものなんでしょうね。 僕は、誰でもでしょうが、忘れてしまいますね。 完成度がどうなるかわかりませんが、少し説明を加えた方が良かったかとも思います。 でも、「ときどき」と「ドキドキ」は、鮮やかに心を打つ言葉ですし、最後の、「信号」という 言葉は、いいなあと思います。 この作品から、不思議さを、思うことができて、良かったです。そういう読後感です。 (pounding )

2019-11-24

>あなたの喜びを知り得ない 恋愛は、人生に彩りを与えるものだと思います、しかし命を手に入れるのだから、大変なものですね。 楽しくできるのが、一番だと思うのですが、仲のいい恋人同士の生態というものが、分からない、 ので、食事や畑があれば農作業みたいなことを、するくらいのことを、考えます。 小心者(僕もそうですが)は、怖いと思ってしまうものですよね。若い恋みたいに感じました。 最後に、僕は悲しくなりました。話者に共感しました。 複雑な思いが残りました。問題の重さと大切さが大きいと思ったからです。 明るい愛、愛は本来明るいものだと思うのです。太陽の下で、ぱーっと明るく騒いでみたいもの。 小さな花を、摘み合うこと。そんなことが、人間の交歓だと思います。 (小さき者)

2019-11-08

ころねさん コメントありがとうございます。ころねさんの何かを動かせたようで、書いてとても良かったです。 次も頑張ろうと思いました。 (犬死にしたくない)

2019-11-06

>僕の心を断ち切らんばかりだ。 感情の表し方として、強いです。 >「また会える日まで」 こんなシンプルな言葉も、父から母へのメッセージとしてみると、とても強い意味が伝わると思いました。 >夢/立ち消えて/人死して尚/両親も僕も/植えた種の/行き先を。 重要なことが書かれている、と、瞠目しました。頭を揺さぶるような言葉です。 stereotype2085さんの詩を読むと、詩というものを、優劣を目指して書いてしまうということは、 目がそれてしまうことであり、そうではなく、何を伝え何を作るかという本当の意味を、感じさせてくれる、 思い至らせてくれるということを思います。 生きるということも、そういう風にして、やっていくことをしたいなと思わせてくれる作品でした。 テーマを据えるということが、こういう作品を可能にすると思います、生き方についても、 いい加減に済ませてしまったり、逆に量的な優劣を目指してはいけないと、生き方についても 表現についても、僕は目を洗われました。 (みらいノ旋律)

2019-11-05

セオリーである完結性(>安全で/孤独である)と、運動を持つその破れ(他人の存在)が、 心にしみて、美しい詩だと思いました。素敵です。 (雨は美しく燃えて)

2019-11-04

余分なものがなく、着実に伝わってくるものがあります。選び抜かれた言葉で、読めて喜びを感じます。 ニッケルとコッパーなんていう言葉を見ると、喜びがわいてきます。うまいと思いました。 こういう表現は詩の一番の根本の一つだと思います。また、詩には自由な表現ができるということを、 感じました。 >目配せして この言葉などは、独創的だとも思いました。子供のかわいらしさや元気さ、嘘のなさを、感じられるように思います。言葉が限界まで張っているような感じ、ぎりぎりのラインで表現して詩作を戦っている感じがして、微妙な所まで、頭を使うことができる、また感覚も呼び起こされる感じがします。 >子供心のようなを可愛らしさを覗かせて ここは、タイプミスでしょうか。 (小銭のことば)

2019-11-01

バレンタインの行事の描写をされていますね。ストレートに、朝から帰るまでの様子が、すんなりと 入ってきました。冬の寒さ、暖房の熱気などが当然にあることを、感じられました。 健全な文化が、人のこころの様子として、見れる所に、応援しながら見守っていこうという風に、 楽しめました。何でもないようだけど、チョコいらない、やっぱりほしい、この変化は、 アクセントにもなっていると思います。片思いの相手への一途さは、強調されないだけに、 悲しさを残します。でも来年に期待するという最後に、平和で良い感じを受け取りました。 (バレンタイン)

2019-11-01

吐き出した詩でも、良いものにしたいという意志は、あると思いました。 煮詰まった人の作る煮詰まった詩という見方をしたとき、煮詰まり具合が冬だからか、腰を据えて、 観察するということが、少し喜びに思えました。スープみたいなものですね。 期待と明るい気持ちなど、気持ちの吐露もされております。 存在感が控えめですし、それがむしろきちんとしている感じを受けました。詩を書いた動機も、 吐き出すためという多そうな理由であられますが、次の詩は、もっとガラッと変わった、 楽しみの多い詩が期待できると思いました。最後の行の、「いのちがつづくなら」という言葉が重要ですね。暗い言葉が続かないので、読んで不安になったりはしませんでした。 次の作品では、可能性を、花火のように花開く文字の躍動のように、見えるような、詩作品が見れる、 想像をしました。 (いのちがつづくなら)

2019-11-01

るるりらさんこんばんは。 コメントありがとうございます。 色々と思ってもらえたようで、とても嬉しいです。 僕は詩でインスピレーションを重視しています。 詩を書く時間は、夢と同じような状態です。 眠って夢を見ている時間は、夢想から発して、現実を志向する。 詩を書く時間は、現実から発して、夢想を志向する。 夢の中では、色んな事が実現される。詩作においては、夢のような時間を、インスピレーションで 現実とつなげる。 そういう風に、僕は詩作で、夢と現実のそれぞれが欠いているところを、補うのを、主要な時間としています。 >カオスとの対話は 骨が折れる作業です そうですよね。骨が折れるというのは、何らかの意味があるということだと思います。 嫌ならやめればいいのでしょうが、カオスに立ち向かうことにある種の実現を、感じるものなのかも しれません。夢やら現実やら、なにをするべきかということについて、犬死にするということを、 承諾しないということにおいて、大事にすべきものが自分にはあると思いました。 突撃命令で死んだ人について、「あんなのは犬死にですよ」と言ったのは、レイテ戦の兵士の言葉です。 ある人は、担架で搬送されて行くときに、戦車でひき殺してくれと言ったそうです。自分で死ぬに死ねない、弾一発なくて。「首吊って死ねというんですか」という言葉が、非常に響きます。 僕にはまともな感覚もなく、なかなか人間的な意識の想像、苦しみや悲しみや、怒りというものが、 あるということを、兵士の言葉を聞くまで、思いつくことはできませんでした。 そういうものを、現実として考えようとすることは、大事なことだと思いました。 逆に犬死にでないならば、それは意味のある死だろうと思いました。 冷凍の魚の眼が、そういうことを訴えているように見えます。 (犬死にしたくない)

2019-10-23

一つの世界を作り出しておられ、とても独創的だと思いました。文章にも、まずいところは見当たらず、 確実に描き出す筆もあると思います。ゆっくりと丁寧な感じがして、そしてその上に、言いたいこと、 言って素晴らしいこと、が、展開されていると思います。女の子と男の子という、概念で、焦点を 人に当てる、というのが、まずお腹にぐっとくるような、スリリングさを与えます。 そして、自分自身の表情を映す鏡ということ、自分を理解すること、あるものを望んで得たい というようなこと、を考えることをすることができるなあと思いました。 (蜘蛛の巣)

2019-10-15

「なぜ君は世界が美しいと言えるのか」をめぐって、世界と自己を再発見していく様子が、 赤っぽい髪の毛の女の子や、ごみ収集の人、結ばれることはないであろう少年、格差のある人々、 などのことを考え、答えを出そうとする青くささによって描かれている、その思考過程に、 賛同したり、不思議に思ったりしました。最後には、床屋の主人の変わらない様子で、 自分で自分を納得させることに、安堵しますが、それでも、その様子は明るくも、波乱があるように、 感じ取れます。涙と雨が、同じものであるような描き方も、してあるのだと思います。 アイデンティティとは、辞書によれば、「自分という存在の独自性についての自覚」だそうです。 アイデンティティを得るとは、人や世界によって、自分が損なわれなくなるような、 自覚だと言えそうです。人やものとの関係があるとして、「攻撃、逃亡、降服」という態度の 選択肢があったり、「仲直り、許諾、再生」というような、可能性もある。 この詩の主人公は、(感想文を)書き、考えることによって、可能性を、広げます。 雨降りのような、世界の自然現象に対して、自分自身を位置させることで、憎まず、 悲しみから立ち直り、可能性を広げようとします。その広げられた可能性は、 自己の再生そのものです。主人公は、世界と人への、いびつなものへの、「自分自身の承諾と 思われることの愛」を、 「捨てないでいた」、それは、自分自身が変わろうと思うこと、そして、寛大に、 他人を受け取ることが、唯一の道であるかのように、全ての人々がそうであるのと同等である孤独を、 克服しようとする意志があり、読者の感情を強く揺さぶります。 青くさい主人公が、決して無駄ではない生き方をすることに、そして、それが叶うといいなと、 共感させるところに、自分自身の姿を映すような、鏡のようなものとして他人を考えること、 本来的な他人との関わり方についての感覚を、僕の中にも発見しました。 たくさんのものと、人が出会う、それを見捨てること、そんなことは、やはり、自分自身を捨てるようなことで、 できないのだというところまで、アイデンティティを見直したい気持ちになりました。 詩というものをめぐるようなゆるい関係において、厳しく同一化する読書体験になりました。 緊密な関係でなくとも、全てに同化することができるような可能性こそが、ネットのような 関係においては、関係の網に何か引っかかり特別なものが生まれることが、可能である、 そんな気持ちになれたことが、とても良かったです。 (なぜ君は世界が美しいと言えるのか)

2019-10-15

雄大で面白い詩だと思いました。 飛行機旅行を思い出します。 簡潔で、必要な言葉が使われているように思いました。 僕が読んでいる時間を彩ってくれました、楽しめる良い詩だと思いました。 (クガイ)

2019-10-14

言葉が、美しいと思いました。 意味についても、とても面白かったです。 幼さ、若さや、臆病、美しさ、と、足りないことが逆に美しい問題になるという感じで全体ができていたと 思います。 とても読めてよかったとおもう詩でした。 大げさでも、簡略すぎでもない言葉で、なかなかこういうところまで書いてある詩は、ないと思います。 (垂直に交差する原点)

2019-10-13

おだやかで叙情的な詩だと思いました。思いがけない言葉が使われていて、うまいという感想を、 持ちました。 >空に切る十字架で/作る窓は/光を貰えて/安心できるの このあたりが、特に良いと思います。 「追憶」というような単語が、ボブ・ディランの『追憶のハイウェイ61』というアルバム名から、 思い起こされたのですが、辞書を引くと、「追憶」というのは、過ぎ去った日々を思い出すという 意味でした。追憶するものには、無垢なものが多いと思います。悲しみのようなことを、言わない という方向は、詩については、一つの大きな美点になるように思います。このような文脈に、 詩の読者を接続させるということには、大きな意味があると思います。過去に意味を 与えることを、どのようにするかというようなことを、考えることもできそうです。 「一緒に考えてみようよ」、という気持ちに、なるのも、詩の、大きな一つの効用だと思うのです。 自分のためになることは、人のためにもなることだと思います。切り離して考えられないと思います。 言葉というのは、美しさというものを表すには他人を完全に無視できないというのが、あると思います。 ものを覚えるということは、何のためにそうするかというと、より良いより豊かな、ということを、 おそらく考えるものでしょう。 (タケコプター)

2019-10-11

絶景とは何なのか、その意図の半分はアイロニーがあり、感性の感覚には、正負の両方を、思ってしまう ものだとは思います。爆発や銃声というのは、それを絶景ということで、その酷い光景を、感じるためには、 絶景という言い方をすることで、現実を知ってほしい、というような意図があるのかもしれないと感じました。 怯えと怒りと悲しみが、混然となって、その現実を、非難しているのじゃないかと思いました。 部屋の中の鮮烈なイメージと、言葉の一語一語の構築性、技巧的にも新しさがあり、 また、現在へのかかわりを言葉にしているように感じられ、現在の世界に必要な詩だと、 思いました。 (絶景)

2019-10-08

人を想う詩ですね。内容がどうなのか、ということより、衝動性の表出に意味があると思いました。 一回限りでいいんだと思います。最後の■は、僕は「ら」一択です。読者に対して 問いかける、あるいは開かれている、詩の終わり方で、とてもいい終わり方だと思います。 人を想うということは、そういうことだと、僕はそのような言葉で想うことを、まさに、 全てのつながりへの希望だと思う質です。どうすれば振り向いてもらえるのか、 と思うとき、自分に足りないのは、人を引き付けるために必要なのは、そして、 何を基準に人は選ばれるのか、そういう、どうしようもなかったことを、後から 思い出すと、素直に人と付き合うということが、どういうことなのか、という、 純真と欲望の、相補的な関係を、考えることにもなります。 全体において包むような考え方をしたときに、そこに包まれるものは、 やはり、そのような欠損ばかりではなく、人間の孤絶というものが、いかにして 何かを包み、包まれたものを自分自身の記憶の総体とすることで、 自分の限界を引くことにより、過去の思いを、他人への思いを、別のものに変えていくことが、 可能ではないか、と言ったことを思いました。詩というものにすることは、そのような、 包むことを、実践して、まさに思い返す方法を、新たに獲得することなんじゃないかと、 思いました。 個人個人の意識の総体というものがあやふやであるということが、悲しみを呼び起こすものでもあり、 救われることを、願うという、本当に悪いことではないことを、人間が思うために、与えられた、 普遍的な良き想いである、というようなことを、感想として持ちました。 (致命的なエラー)

2019-10-08

まず、境界という言葉が、面白いと思いました。境界の詩というのは、読んでみたくなります。 呼吸のふくらみという言葉は、ふっくらしていて、親しみが持てます。 読んでいくと、どうも海なのかという感じを受けたのですが、はっきりとは示してはありません。 >それは激しい混濁のような弦の響き >なのか。 この部分からは、吉増剛造の詩を、連想しました。「なのか」という問いかけが、読者に提示されていると 思いました。 >小舟 ちんまりしててかわいい感じがします。 >ソナチネは耳元にそっと 静かに終わりますね。 全体的に、誰が何を語っているか、ということを、言わずにでも詩が成り立っているのは、 映画を見るように仕掛けられているからなのかな、と思いました。つまり、イメージと音、 さらに、抽象的な感覚を、作り上げられた詩で、意識という難しいものを、下に見据え、 飛び跳ねていくような、自由度が高くて、語り手の意識は実は弾んでいる、かのように、 思えました。一種の神が(神の視点)、好きに踊っている感じがします。 この、踊るということは、詩については、静止と共に、重要なことだと思います。 つかみどころのない メッセージでいえば、 >結び目は固く、固く といった文は、固い物事が、やはり、強く確かめているようです。 リラックスしたムードのある世界観を作り上げるのは、なかなか難しいと思うのですが、 この作品は、割とそういったことを、軽々と作り上げているという感じです。 「ソナチネ」の映画を、見てみたくなりました。 (ソナチネ)

2019-10-07

survofさん コメントありがとうございます。 円空仏を掘るように、推敲をしました。「仏作って魂入れず」というようにならないことを、気を付けました。 技巧というものでは、文体を定め、それを通したという感じです。 B-reviewでは、人の魂のこもった作品を、読むことができて、それはとても贅沢な時間に感じます。 人に感じていただける、そして、感じたということを、「それを知りうる」というのは、なかなか 貴重で、素晴らしいことです。一人ではできないようなことも、できますから。 (不毛なもの)

2019-10-07

みうらさん コメントありがとうございます! 薄ぼんやりとした現実の中を、転び、怨み、それでも人の裏に──実は──ある、愛情に気づいたりして、 考えて、このような詩を作りました。僕は、逃げなかったともいえるし、逃げることがどうしても できなかった、という感じでもあります。そこには、個人的な史における真実を抱えながら、 自分の内的必然性を、どうにか表さないと、苦しくてしょうがなかったという感じです。 そういう意味で、この作など、僕の作の裏には、表すことのできない暗闇が、渦を巻いています。 今現在は嵐も去り、詩集を本格的に読んでいこうという気持ちです。 そもそも、詩とか、音楽とか、劇とか、それぞれの興味関心に従って、全ての作者は、芸術的な ものへのこだわりとか、思い入れとか、参加の意志がある、すなわち、芸術性を求めていない人は、 居ないと思います。当然僕の作にも当てはまることですが、「芸術」というくくりで、個人の作者を考えるということが、一番しっくりくると思うし、一番心情をよく言い表していると思います。 全ての芸術が、人を強く捉えるものでしょうし、そこには、何らかの平等性が──捉えられたということに基づいて── 芸術へと、芸術家へと続く、どこを通るのかわからない道を、ぼんやりとであれはっきりとであれ、作者読者自身を 導くように照らし、また、再創造として表れる自分の中の景色として、形あるものを、照らし出していると思います。 そのようのことから、自らの血の流れを感じる者は、破れてもまた立ち上がる力を持っているでしょう。 そのような力が、個人の中に、社会(制度)への反逆という形で表れるのも、うなずけると、思います。 (不毛なもの)

2019-10-07

テーマが独創的だと思いました。無頼の男、ってかっこいいし、面白い、独創的です。 最後の方の、 >なのに/私は/それなのに/私は この言葉が、感情を掻き立てて、すごく味わいが深いと思いました。 (無頼の男)

2019-10-07

ころねさん コメントありがとうございます! 素敵であると言っていただけて、とても嬉しいです。尊敬と、過分な言葉をいただき、嬉しいです。 詩を、毎日発見のある楽しさでやっています。 (不毛なもの)

2019-10-07

>「愛してる」と言えたらどれだけ幸せか 愛してると言いたくても方法もないということは、あるのだと思います。気持ちの全てを、 言うことができて、それによって果たすことができるわけではないということを思います。 自殺のことでは、僕が読んだのは、岡真史『ぼくは12歳』──この詩集では、岡は、「僕は死なない。 何故なら僕は自分自身だから」と言って、亡くなっています。死刑ということについて、似た意味を 僕、考えました。 また、女性の同性愛では、ジャネット・ウィンターソン『オレンジだけが果物じゃない』という 小説を読みました。 参考までに。 月夜乃海花さんのこの詩では、死刑執行という言葉を使われているのが、独創的であると思います。 >幸せな共犯者 この言葉など、考え尽くしておられ、また、叙情的な描写などの、言葉遣いからは、言語能力も素晴らしい のではないかと、感じました。 (死刑宣告、屋上より)

2019-10-07

せいろんさん コメントありがとうございます!簡単な言葉を使うようにはしています。こった言葉が浮かんだときは、難解でも使いますが。爪磨きに余念がありません笑。とても良かったですか、楽しく読んでくださったようで、 嬉しいです。 (不毛なもの)

2019-10-04

注意深い詩は僕は好きです。言葉によって説明されることのうちで、明確な視界や確かな思考を、持っているものは、 まず読むのが楽しくなります。 >風に消えてしまうもいいが こういう粋なところは、面白い気分になります。 >歩くは今や >考えるになっている 時間を切り取って読ませていますね。 注意深さは、あらゆる善に通じていると思います。 (歩く)

2019-09-29

濃密な時間のもたらす情緒と、思いの密度が、表現されており、大変面白いと思いました。 永遠をもたらすもの、という特質を認めたく思いました。 (ラブソング)

2019-09-29

るるりらさん コメントありがとうございます。 過去、未来、現在という(縦)読みができる詩をありがとうございます。 いつ終わってもいいようにと、覚悟を磨いていきたいと思います。 るるりらさんは、間違いに陥ったままでいたくないこと(苛立ちをそのままにしたり、人のせいばかりにしないで)、 根本のところでいのちを考えることについて、いつも間違いを起こしたままでいないこと(僕は、 その間違いから抜け出れません)、といったことが、僕には感じられますし、 この返詩においても他の詩でも、生命という言葉の本義を様々に表現されていると思います。 僕は、生命の意味が、またその本質が、よくわかっていないので、様々な言葉を、感情と 接続することで、詩を書くしかありません。自分が一つであるということを考えられることで、 安心を得たかった、得たいと思っている、感じです。どんな人も、自分が間違えてはいない、 と思いたい、と思うだろうし、様々な拒みも、あえて我が侭にすることも、ないものだと僕は思います。 (一つ)

2019-09-26

survofさん コメントありがとうございます。 技術だけを使うことは、楽しい場合もありますし、欠けてはいけないものであるということもありますが、 技術だけの詩を書くことは、僕にはまずできないと思います。 「言葉が ささやかに置かれている」というようなことは、聞いて意外でした。そして、それは とても褒めていただいているということです。そのような印象を教えてくださると、とても 嬉しいことだなとしみじみと思います。「生きることの重み」と言っていただけたのも、 なかなか苦しみ以外に何もないように思ってしまう自分の人生の一部分(と思える主観的な気持ち)を読み返すために素晴らしい とっかかりになって、そのことも嬉しいです。また、感じとして考えた場合に、読み返したい と、思って、言ってくださっているという評価で全体に対して心をおいてくださったようで、 そのことからも、自信をつけることができます。 (悲しみの祈り)

2019-09-25

み う らさん コメントありがとうございます。 その通りですよ。僕の詩は、そんな風に読まれ、楽しまれることができるものです。 なにしろ、感情に任せるという風にしか、意味を作れないのでしょうね。 だから、もっといろんな輝きを持つ詩や、描写がしてある詩などを、僕にない、足りないものとして、 感じるものです。B-reviewでは、そんな作品を見て、感じてみることで、鮮やかに自分の中に、 たくさんなものを得ることができます。体験としてもいいものですね。 技巧と感情ということに尽きてしまう僕のいままでの詩以上に、もっといろんな形のものができるようにしたいです。 三浦さんがカタルシスという点を提示して教えてくださったことに、納得し、嬉しく思いました。 まさにその通りであると、自分の長所短所が分かった気がしました。期待にもお応えして見せたいと 思います。 (悲しみの祈り)

2019-09-25

最後の方へむけて、駆け抜けるような感情に、真実さと必要性を見ました。 だいたい、凄く考えたことが書いてあり、詩というものは、こんなにも真実に迫れるのだな、 と驚きました。 完全な完成形を目指していない、様々なスタイルの文が続くのも、決して手抜きではなく、 一つの在り方として、一瞬を駆け抜ける感じで表現されているなと思いました。 命を削りながら、言葉を使って、到達しようとするような、力のある印象を持ちました。 「歌」という題は、ぽつんとした印象で、読んだ後で振り返ると、その題が、花咲いているような イメージを受けました。 (歌)

2019-09-25

言葉の強さ。発想の工夫度(流れに沿っていつつ自然な意外さ、というような意味で)。 創造性(>答え探しではなく間違い探し >嘘とエゴと刺激)。 ツボを押さえた真実に迫る題意表現(>騒ぐ猿 >答え探しではなく間違い探し >被害者で在り続ける >心なんてない >まだ涙を、まだ汗を、まだ苦しみを/まだ続け、まだ探し、まだ居続ける)。 唖然とするほど創造性に富んだ、素晴らしい作品だと思いました。日本語の詩として、新しさも感じられ、 既存作家の真似でもないところまで、達していると思います。そう考えたうえで、この詩の最後の 表現も、素晴らしく訴えかけてきます。恐れることなくこういった表現に至るためには、 確かな実力があると言えるのだと思いました。感情を読み込める、イメージ豊かな詩編です。 良い花束を受け取ったみたいな、嬉しさが残りました。 (一滴の雫をたんとください)

2019-09-25

月隠緯檻さん コメントありがとうございます。 「誰にも幸福があったら良いな」、と思えるのは、優しい心がおありなのだと思います。 僕の作品からそのようなことを考えていただけたことは、僕自身が休まる気がします。 日頃、不幸や疲弊があると、自分の中だけにこもりがちになるかと思うのですが、 想像の力を持ち、難しいこともやっていくしかないでしょうから、 いつか先に幸福があると信じることができることは、そのうち──何らかの威力を発揮しだす のじゃないかと思います。信じながら、先に行くんですよね。良い加護の力をもらい、 先のことを進められたらいいですね。僕も迷いながら、道を見つけたいです。 (一つ)

2019-09-16

みうらさん コメントありがとうございます。 進化しているとのこと、嬉しく思います。退化していたら、がっかりですものね。 停滞というのも、あまりよくないです。作品ごとに、それぞれの意味があると思いますが。 たくさんのことと向き合って、たくさんのことを、考える。 そうした繰り返しが、進化になっていれば、それからは、なんらかの、安心がもらえるもの。 まだ生きるのを諦めず、書くのを諦めない。 そういう気持ちを持てるのは、詩などの文学からなのだと思います。 大きな意味においての、考えるということ、それは、生物に与えられた命の、使い方だと思います。 食べることや、眠ること、感じることが、快、不快の体験だとしたら、考えることの本質は、作り出すことを体験することだと思います。 (一つ)

2019-09-15

survofさん コメント、ありがとうございます。 詩を作るときは、イメージ主導、自分自身の通奏低音がバックにあって、作るのですが、言葉自体が身体に浸透していく、と言っていただけて、 とても嬉しかったです。 なんといっても、どんな言葉が詩として価値があるのか、ということはわかりません。 作ってみたところで、何らかの意味を、共有されることがあるとしたら、その点には、 無意味なものではないものがあることがわかるようです。自分が憧れていたものたちのなかには、 意味を、僕が見出している、ということは確かなことで、そこまで至れるように、 自分で挑戦するということは、強い生きる意味にもなるだろうと思います。 せいろんさん コメント、ありがとうございます。 納得いく作品だったですか。とても嬉しいです。運動会ですね、いつも好きだったんですよ。 飽きが来なかったということを聞き、嬉しいです。 自分の認識に、現実感を取り戻すことを、いつも考えています。今の詩は、その反対というか、 空想の能力も取り戻したいということも思って、作っています。 (一つ)

2019-09-13

ものすごく孤独なものが、孤独を払おうとする物語が描かれていると思います。個の孤独は、真実としてまで、 受け取れました。ただの幸福な作り物ではないと言えます。 「僕らの差し伸べた手」というところなど、手を差し伸べるという言葉が、現実生活で、なかなかないような 映像として思い浮かばせられ、創作物ならではの、表現だと思います。手を差し伸べることの意味があります。 この詩は、親密だったものが、現実の中で救われず、終わっていく物語だと思いました。 なんとなく、作者ステレオさんには、こうした、力が報われずに、意図がずれていくことによる、「終末」というモチーフが よくあるような気がします。 「滅びの美学」というような言葉が思い浮かびました。http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%C7%A4%D3%A4%CE%C8%FE%B3%D8 終わりがあるから美しい。 そういうことを、はっきりと意識させられることは、僕の生きてきた今までまだありませんでしたが、 そういうことを、叙情的に描いている作品に触れ、感じて、思い返してみると、そこにも救いが美という 形であるのだと、考えられて、とても新しく受け取られました。 人類同胞への思いを考えさせられました。誰かが思うからこそ、未来がつながっていく。 大人になりたいものは大人になればいいし、子どもでいたいものは子供を生きればよい。 いずれ自然に行きつく先はある。では、自分を越えたものの中には、良いものはどれほどあるか? 人が、希望するものの中には、自分で意識して思い願ったことについて、それで十分に良いものであったと言いうるか。 自分の願ったものと、現実に得られたものは、結果として、完全に素晴らしいものであったのか。 本当に望むなら、何を望むのが良いことなのか。望みを知らずに終わることが、承服できないこと としてあります。可能である願いを願うことなく終わることのないように。 (ラファエロ)

2019-09-13

こんにちは。 お日様が大切にされていると思いました。 過度に攻撃的になるような詩でなく、でも色んな展開をして、確りと印象に残ります。 独特の表現内容があり(「頭では全く違うこと考えていた」「ずっとお日様は私を見てた」など)、 もっともっと読みたいなと思いました。僕自身の生き方と引き比べながら読みました。 この詩は世にある多数の表現物の中に、確りと位置を占めました。 僕自身の傾向として、真似したくなるような表現物、とか、反芻したくなる表現物が気になるのですが、 せいろんさんは真似せずに表現されているようで、少し考えの一助になりました。 僕はどういう詩がいい詩なのか、ということを、しっかりと知っているわけではないのですが、 真似ばかりではないところを、この詩から、感じられたので、とても勉強になりました。 (お日様は私を見てた)

2019-09-13

心を奪われる作品でありました。 叙情的な詩ということで、間違いがないと思います。 それに、独自性があるというか、トマトと鴉で最後まで行くところに、潔さと、伝わってくるものが シンプルでよいと思います。 帆場さんの作品が、こんなに雄弁だったかと、認識を新たにしました。 作家性まで感じられて、十分に述べられている技術と、みずみずしい感性が、あり、良いと思いました。 (夏の階に立ち)

2019-09-03

「愛しさ」という言葉を、文字で初めて読みました。そのストレートな印象に、びっくりしました。 殆どの行が、「事」という、ある縛りで書かれているのに、堅苦しくないこと、それは、言葉の使い方 として、意味を表すための意識を心がけて持っていらっしゃるからではないかと思いました。非常に 端正です。様々な人たちの存在が上がっていますが、その機微を捉えた描き方には、人間というものへの 理解を書いておられると思います。非常に高度な文が書かれており、僕の読む能力が及ばないほどに、 感じられるのですが、全く脱落者を出すわけでもないような、適度な距離をあらかじめ与えてあるような 意識が感じられて、もっと挑戦して読もう、と思って、トライを何度もできる感じがしました。 語りが受け渡されることができるように、意味が、作者から読者へと渡ることが機能として、 文章が働くように、一定の視点が据えられているように思いました。言葉というのは、機能が 詩においてでも、バラバラで、多様であって、全く違ったようにも思えてきます。 そういうことを、考えたのは、初めてだったのですが、しっかりと書こうとするなら、 そういう点に留意して作っていくのも、いいな、と僕は学べたように思います。 (愛しさ)

2019-09-01

せいろんさん コメントありがとうございます。 子供は、能力が一斉に成長するわけではないから、どうしていいかわからないということもあると思います。 人のために何かをすることは、心配、つまり心を配ることによると思います。 せいろんさんは、嫌がらせを受けて、他人へ助けを求めるということが、考えに浮かばなかったんですね。 いま振り返ると、僕も心の中に子供がいるんじゃないかと思います。 そういう話も、怒りに変わってしまうようなら、それは自分と他人の間に、調和しないものがあるせいじゃないかと思います。 空模様ですが、空模様の描写は楽しいですね。 (空に願う)

2019-08-22

るるりらさん コメントありがとうございます。 とても、ささやかな部分まで、読み込んでいただけて、やはり、るるりらさんの目の確かさを思いました。 そして、考え方が、確りとしていらっしゃって、僕自身が、細かいところまで書いたところも、 しっかり読んでいただけて、沢山の確りした目、見方を持っていらっしゃると。 日本語の優れたところを、考えていらっしゃって、例えば「空」ですね。色んな使い方ができる ということでしょうか。「自ら」「自ずと」と、「空」の類似性とかもおっしゃっておられますね。 「空」という言葉も、人が担っていかねばなりません。そういう意味で、「空」を見て、「空」という 言葉を使って、「空」と共に人が生きていくということは、何にも劣らないくらい、大事なことで、 決していい加減ではないことだと思います。 「誰にも相談しない子供は自分が助けを待っているとは気づかないでいる」という、最後のフレーズは、 デパートに行ったときに、ショッピングカートをしまう場所で、3歳くらいの女の子が、 ショッピングカートを押したり引いたりして、一人で遊んでいるのを見て、親はどこにいるのだろう、 迷子になってはいないだろうか、と思ったことがあって、その時に、そんなことを考えたのです。 相談したりすることを、覚えていない子供は、しっかりと守ってあげる気持ちを持っていないと、 危険な目に合うことも多いだろうと。そういう心持で、女の子の気持ちを想像すると、自分についても、 そんなところがあるんじゃないか、と思ったのです。 それと……苦しみから答えを出すことは、できないのではないかと思いました。女の子が、 泣きながら、不安の中から救われるという体験は、経験としては良いのかもしれませんが、 そういうことばかりがあると、確りとしていなければ、心の負の方へ傾いていってしまうことが あるのではないかと思いました。自分に照らし合わせてそう思ったのですが、人に必要なのは、 一体何なのだろうと、思います。精神の連続などが、答えとしては、浮かんできます。 (空に願う)

2019-08-21

ふじりゅうさん コメントありがとうござます。 温かみがあると言われて、とても嬉しく思いました。生きる問題で立つ瀬のないことをどうにかしたい、 と悩みながら、詩を書きました。詩に意味を持たせたいと思い、だいぶ苦しみました。 ふじりゅうさんのおっしゃる通り、簡潔に述べようと思ったのは、まとまりを欠いた詩を完成形と してだすのは、良くないと思ったからです。 詩の内容について、核となったのは、恐ろしい夜の体験も、朝を待てば何かが進むはず、ということです。 そうして思い至ったのは、夜は朝のためにある、ということです。夜は朝と組み合わさって、意味が ある、と思い、朝は、夜を過ごすために頼ることのできる考えだ、ということです。「考えの朝」、 ということを思い、詩にしてみました。詩とは、考えを、自分と他者に語るものであり、 自分の必然性が、他者にとって面白いと思えるようになるには、難しいことでもあると思います。 観念的思考というものは、例えば僕は、エミリー・ディキンソンの詩を読んで影響された ことが、あると思います。そうして、文章を読んだり、自分で考えているときには、 ハッと気づくことが、あると、最近は思っていて、それこそが、語るべきこと、自分にとっても、 意味深いことだと思うようになりました。 朝や夜というような、人を越えたものは、具体的にとらえられ、観念的にもとらえられる。 そういったものを、否定することなんて、出来ないですよね。それに、そういったものを否定することで、 繋がっても、それは、一面のものであるように思います。事実は、結局明らかになる。現実化すると、 思います。現実を捉えることが、肯定の足がかりになります。僕はそんなことのために詩を書いているようです。 (暗闇)

2019-08-20

小舟がゆらゆら揺れているのがいい雰囲気だと思いました。 せいろんさんが注目している「鳥の声」が僕もいいと思いました。 自分と鳥だけがいる状況の中で考えること。 それは話者の過去をイメージにおいて置きなおしたものだと思いましたが、 小舟が人生と言い切るところで、後へとつながっていくようです。 そして強くありたいという思いは、一人の中で決心していることのように、僕にも思えて、 この詩の中で切りとった譬えが一つの主張を奏でて、読者として僕が心の様を考えるきっかけになりました。 (僕のなりたいもの)

2019-08-15

こんにちは、月隠緯檻さん。 読んでくださりありがとうございます。 タイトルに注目いただいて嬉しいです。 素敵など過分な言葉です(照 共感してくださり嬉しいです。 慌てず落ち込まず書いていきたいと思っています。 自分の存在の中で良いと思うことを残していきたいので、これからも書いていきます。 (空に願う)

2019-08-15

左部右人さん プランターの存在感が、凄くて、可愛いです。話者が語るようになっているけど、家の中でいろいろと 動く詩で、面白い詩だと思います。永井豪『キッカイくん』みたいに、面白いなあと思いました。 しゃれっ気があるなあと思いました。自由さがいいです。 (あるいはそれは)

2019-08-12

agathさん 読んでいると、するすると入ってきて、美しく楽しい読詩体験が持てました。こうやって、 意味で引っかからない、ナンセンスな詩を書くことは、相当の実力を感じさせます。 こういう詩は、美しいと言えるところまで高めてあって、こそ初めて作品としての 価値を感じます。この試みは、凄い創造性を感じます。とても好きです。 (心しずかに)

2019-08-12

チワワ一等兵@るりいさん カップルが心臓を取り戻すという内容だと読みました。夏の季節に読めるのがいいです。少しの熱気が、 君と私に、行動を起こさせると思いました。木槿の花を調べたのですが、柔らかく親しみやすい花だな、 と思いました。 このような場面を実際に、空想することもできます。ということは、これが事実である可能性もあります。 おぼろな雰囲気の中で、これは何かの話である、少し怪談のような雰囲気でもある感じです。 会話、人の表現は、怪談のように、抑えて在ります。一方で、星や花、木などは、とてもメルヘンに力強く書いてあると思います。かなりの緊張感のある書き方で、それが、最後までだれる所なく、読ませる ものです。理想とは、こういう形の詩としても表されるのだな、と、とても感心しました。 (私による愛すべき虚構と静寂の君)

2019-08-12

るるりらさん コメントありがとうございます。 答えがないなら(詩の終わりから二行目です)、悲しみに対してできることは、ビブラートをかける くらいしか、ないんじゃないかと思って、最後の行を書きました。これはこれで、調子が悪いときに、 生産性というのをどうするべきか、自己憐憫だということも分かっていずに書きました。感傷的だ ということも、分からずに書きました。恥ずかしい話ですが、「恥をかく」ことで、人間は変わるのだ、 と、どこかの本で読みました。なるほど、恥は、「ごまかさずにしっかりかこう」と、思ったのです。 問題は、どうやったら恥をかけるか、ということのようです。デリケートな問題を、デリケートに 扱えるだけの能力でもって、考えるのは、自分で行えるなら、確かに得ることが多いことだと思いました。 自分の中に残ったものは、そんなことばかりです。 うつむいた自己憐憫が、出口が見えぬトンネルの中では、恐怖ともいえるくらいの恥になります。 そうして、自己憐憫が、恥ずかしいと、見えてきた感じではあります。 ビブラートにかけられた悲しみのことが、もっとわかるようになりたいと、思うところです。 羽ばたくことができるはずだと、言ってくださったので、空の中へ、行く場所を見つけて、 どこへ行っても、天壌無窮を感じられるように、様々な意味を、覚えていられたらな、と思いました。 (目に見えない)

2019-07-12

雄弁で凝縮された言葉と、独特な切れ味をもった、さらりとした味わい、とてもユニークで、 おもしろかったです。コメントに書いてあったように、「かぶいて」みたい、という、通りに、 歌舞伎の味わいがあります。たくさんの、目を引く言葉があると思いました──「舌を噛み」 「芭蕉の写し絵」「廃屋に捨て置かれたままの雑穀とともに炎上」「高笑い」。語彙を 豊かに持っておられます。あと、なぜか読者や世の中に対して、優しい気持ち、否定しない気持ちが、 肯定する気持ちが、あるように感じられました。それは、現実を否定してしまうような人へも、 届くような、意図が、あると思いました。上質の表現が必ず生むであろうところの、正の側面と、 それを裏支えする、放り出さない凧あげの糸のように作品を手引きするもの、つまり、正と支えで はったりを回避しながら、作の欲望に一人遊離していかないということが、安心と前進を、体験させるようであって、 それが記憶に残って、回り続ける感じ、衛藤ヒロユキの『魔法陣グルグル』なんかに似たものを僕は 感じました。 (皇居正門の真下で)

2019-07-12

世界への愛を、共有する人がいるのかなと、そういう問題を考えました。 美しい心が感じられ、この詩は、魅力が放射されているようだと思いました。 この歌を思い出しました。 「神歌」永久 ーeikyuー 作詞・作曲 桑名晴子 https://www.youtube.com/watch?v=RfkdTnOec6U (この世界が大好き)

2019-07-12

タカンタさん お読みくださりありがとうございます。返信が遅れ申し訳ありません。 良い詩とは何かということでしょうね。 僕は、あまり優れた詩が書けるわけではないです。 それでも、何かいいと思えるということで自分の詩を書きます。 公的視点を持つべきなのかもよくわかりません。 もっと踏み込んで、書くといいかもしれない、と、書いていただいたことからは思いました。 (ある日特別)

2019-06-30

エイクピアさん お読みくださりありがとうございます。バランスが取れているというのは、破綻なく書きたいと思ったことが できたようで、嬉しいです。君に語り掛ける、というのは、切迫した感情のせいでしょう。 もっと、普通の詩を普通に書きたいと思っています。なんらかの啓示が自らに起こるまでは。 (ある日特別)

2019-06-24

るるりらさん 再コメントありがとうございます。 なるべく、悩みが良いほうへ向かうといいものですね。 僕はもう、自分が何をしたいか、どう扱われたいかなんて、子どもっぽいと思って、やめることにしました。 普通の言葉で、普通にやればいいと思います。自分の能力以上に努力したってしょうがない。 まあお金を稼ぐとかは、できるとおもいますが。一生懸命が報われて。 ドルフィンのように、泳ぐこと、体を使った、運動ですね。水遊び。 孤独であるなら、その孤独は何らかの意味を持っていて、どう変えるかということに、自分の うまく生きる方法、楽しく生きる方法があるでしょう。 詩を書くなら、一体何の詩を書くか、どう書くか、なぜ書くか、楽しいか、辛いか、怨みになっていないか などを考えるべきと、僕は思います。恨みはらさでおくべきかと、綴るのは、よほど力がないとできない。 僕は、作為的な詩がいけないのかなと思います。自分の表現方法が、レベルの高いところで、自然に、 人のために、書かれていればいいと思います。そうしないと、苦しくて、人にあたるようなことを、 してしまうかもしれないと思います。他人のために泣くことができればいいな、と思っています。 (ある日特別)

2019-06-23

幸せについて、少し辛口も混ぜながら、その本当のところを、衝いている詩だと思いました。全体が、 明るい基調になっていて、安心して読めます。そして、そのことが個性として持っておられるもの なのかな、と思いました。学ぶところの多い、とても有意義な詩を、読む体験が、できました。 (CAKES )

2019-06-22

やはり、agathさんの詩はうまいです。またそれだけでなく、言及の多様さで、広い世界空間を作るという 結果を導くことに、やはり安心感を覚えます。 カギはどこ、と提議して、心と身体と導き出す。そして、言葉の大海を泳ぐという締めの結末。 >光のなかで、震えながら愛し続けること。 最終行で、この、光のなかで、という言葉は、なかなか出てこない言葉だと思います。 (暗号解読)

2019-06-15

るるりらさん とりあえずはありがとうございます。 よかった、と言っていただけると、作詩をしたかいがあり、報われます。まだ、たくさん作っていきたいな と思っています。なきそうになった、と、るるりらさんの心に何らかのいい影響を与えられていた としたら、良いことだと、僕の方でも嬉しいです。頑張っていくために、人と関わる機会、 特に作品をめぐって批評しあうこと、などは、良い機会と僕は思います。 (ある日特別)

2019-06-15

教訓、ためになります。 (よけいなことに)

2019-06-14

かあっこいい!心を救うような、人も自分もできる限りで頑張って、世の、地獄を、変えていくべきだ、そんな風に刺激されました。とにかく、全体の構成がすごくいいですし、主張がきわめてわかりやすく述べてあって、本当に心打たれました。こんなに表現できる人がいるんだな、って、狭い世界から、色んな人がいることを、知って、とても良かったです。B-REVIEWに感謝です。 (黒い鎧)

2019-06-12

非常に上質のユーモア作品だと思います。穴秋一さんの作品は、ぜひチェックしていきたいです。 なんか、腹が温まって元気になってきました。すごいです。面白すぎて、言葉では言えないほど。 (少年とマガジン)

2019-06-12

水って、不思議だなと思います。冷たいけど慣れるし。それに、孤独ですよね、水の中。底が深いとおぼれてしまうし。包帯っていうのが水と相性が悪いという、非常に独創的な比喩を使っておられると思います。包帯も、強いイメージですし僕には懐かしくて、なんか、やるせない気持ちになりました。でも、帆場さんの詩は、端正ですし、その端正さゆえに、表現者の心の強さを感じます。最後も、きちっとしめるというか、詩は誰だってまとまりをつけたくなるものですが、心の真実を作り上げられているように思いました。あかいほうへ、というところが、red hot chili peppersの、「Californication」というアルバムのジャケットを思います。 (ミイラ男は泳げない)

2019-06-12

嫌われてしまった。空中に投げ出された。おそらく、作者自身は、無理やりにそういう境遇を我慢しなければならなかったのだと、そう思いました。美への思い入れが残っていると受け取れましたので、恐らく女性である岩垣弥生さんは、美しい歌が歌えるのだろう、と思いました。一人から、繋がっていくことへ、恐れなく、進んでいくことができる、困難な時代と、困難な自己の時間にこそ輝く、花を咲かせることが、待ち遠しく思っている人が、きっと近くにいるのかな、と妄想をたくましくしました。 (カナリア)

2019-05-30

すぐ上のコメント、フォーラムに投稿するべきだったかもしれません。教えていただければ嬉しいです。 (きみの焼け野へ)

2019-03-31

すみません、一瞬の何らかのトラブルで、いくつか同じのを書いてしまいました。 (きみの焼け野へ)

2019-03-31

優しい世界、二人の世界。文章がめちゃくちゃうまいと思います。構成(順序)にうなりました。 (きみの焼け野へ)

2019-03-31

優しい世界、二人の世界。文章がめちゃくちゃうまいと思います。構成(順序)にうなりました。 (きみの焼け野へ)

2019-03-31

優しい世界、二人の世界。文章がめちゃくちゃうまいと思います。構成(順序)にうなりました。 (きみの焼け野へ)

2019-03-31

とてもうまいなあと思いました。フラットな感じで最高です。架空に考えるにしても、実際の いくつかの別れを、経験されて、そこへ表現を置かれようとしたのだと思います。 食についても、深いものがある感じを受けました。 (旅立ち)

2019-03-30

美しい映像が浮かんできて、と思い、題を振り返ると、「imaginary」で、なるほど。 ひらがな使いと、句読点のないスタイルを貫いておられて、作者のものである形を作ろうと されている、あるいは、自然にできるものであるのかといった点。このスタイルが、今のところ、 効果的な感じです。だから、前衛にもポイント入れました。 (imaginary)

2019-03-30

風景の中に、人がいるという現実に即した形の詩ですが、春めいてきたこの頃には、なにやら美しいもの、 新しいこと、起こりそうという、心が読めて、全体的に実に好ましい印象を掻き立てられます。 毎年を振り返ると、生きることを考えてみて、少し元気が出ました。 (no)

2019-03-30

エイクピアさん コメントありがとうございます。 この詩は、完全に心理的なもので、それを、象徴するものに託して語っています。でも、実存的というものであるような気もしないでもありません。政治、恋愛、両方興味があります。それは、おっしゃるように、詩とも関係があると僕も思います。月については、なかなか、僕自身はどうとらえるか難しいところです。 (太陽の存在)

2019-03-30

かるべまさひろさん コメントありがとうございます。 朝の到来は、感動的なものですね。そして眠りにつける、安らげる、万感極まり、 報酬を受ける。 じつは、この詩を書いたときはそんな風にははっきりと考えてはいませんでした。 かるべさんのご感想で、あらためて自作を眺める視点を持てました。裏に隠れていたものが、 表に現れてきた感じです。 (太陽の存在)

2019-03-30

stereotype2085さん コメントありがとうございます。いいと言ってもらえると、自信がつきますよ。一生懸命何事もやっていきたい最近です。「輝き」という言葉を表していただいてびっくり、嬉しいです。姿勢に賛意とはまた嬉しいこと、この世のことは、素晴らしい人たちに囲まれる幸運に恵まれ、勉強することばかりの嬉しさです。同士と思いながら、共に生きていきましょう。「偽偽偽偽偽善者life」は自虐が過ぎましたね。指摘していただき気付きました。 (ぽつんとしてる)

2019-03-28

るるりらさん コメントと返詩ありがとうございます。 「ぽつんとしたものが好きだ」は、詩を書こうと思い立って、五分くらい考えて、ぱっと考え付いた言葉です。 「孤独」とほぼ同じ意味ですが、その後の展開が、「ぽつんとしたものが好きだ」の方が、全然展開 しやすくなります。なぜなら、自分の心を表す言葉を間違えてしまったら、詩なんて書いている意味がなく なってきて、とても苦痛なことになってしまうからです。人間の心は、単純な面も、複雑な面もあるなあと思います。それで、「なぜぽつんとしたものが好きなのか」ということを改めて考えてみたのですが、 マイペースで向き合えるということ、孤独、ぽつんには、気高さをはぐくんでいる感じがうかがえる ような気がする(ここが、詩の現在の僕の言及できる力量の限界です)し、みんな孤独なんだと 心に真実を教えてくれて、その上で、本当のかかわりができるように変われるからなんだと思います。 (桑名晴子さんのアルバム、『Hot Line』の中の、「I'll be there」で学んだことです、余談) 返詩も本当に、ありがとうございます。「My Favorite things」、歌詞をあらためて読んだのですが、 これも、ぽつんとした心の主人公が、孤独と隣り合わせの状態を歌っていて、素晴らしいですね。 それで、詩の方ですが、「戦っている」という言葉が、まず目を引きました。生きることは、自分自身が 生き延びるために、色んな戦いをしなければなりません。これも、孤独が本来であるということで、 それを知った時に、人との距離を測り、お互いにコミュニケーションをすることが、楽しくなる のだろうと、思います。映画も、そんな話のように記憶しています。そして、るるりらさんの 必殺ルミナスライン、最終二行で、ほわっと温かく心打たれました。他人に対して、優しく 教えてあげようとしている心の現れだからです。僕には、わかりました。つつくということが、 あらゆるレベルでの、本当の心を込めているものであること、そして最高の奇跡だということを。 良いものと悪いものは、快と不快は、仲が悪いけども、孤独を通ることによって、その二つが 実は親密な関係にあるのではないかと、ふと思いました。 (ぽつんとしてる)

2019-03-28

IHクッキングヒーター(2.5kW)さん コメントありがとうございます。「なるべくなら美しくありたい」というようなことを書いて、孤独を愛することを、表現しました。孤独を愛した、孤独であろうとした自分、今は、孤独には意味がないというか、やはり気持ちは、寂しいことを示していて、必要もないのに他人を遠ざけるのは、良くない気がしています。広い意味、繋がった意味というのは、非常に深い読み込み方をしていただけたと思います。本当に、そうありたいです。 帆場蔵人さん コメントありがとうございます。一人をずっと続けてきて、呻きのように吐き出した言葉であったような気がします。ぽつんとしてる、ということで、孤独をもっといい風にとらえようと思っていました。自分では、やはり詩は、ポジティブなものを、含んでいるべきだと思います。 (ぽつんとしてる)

2019-03-21

テーマソングが美しくて、良いと思いました。 歌詞は、最後の二行で見事にまとめてあり、とてもいい歌詞だと思いました。 (┣Main Teme┳メインテーマ┫)

2019-03-18

随分と前ですね、この詩を初めて拝読させていただいたのも。とても、言い尽くせぬことが頭の中を 行き過ぎていきます。石のような強さを感じたものですが、それは、詩情が強く結実しているから、 その完成しているさまを、美しい声で聴くことだからだと思います。ついでですが、動画を付随させて いただきます。 No woman no cry ネーネーズ https://www.youtube.com/watch?v=VDi3zIujubk (グリコのおまけ)

2019-03-07

帆場蔵人さん コメントありがとうございます。 白い愛って面白いようですね。白は印象に残りづらいからかもしれません。不変なものというのは、 死ぬ前に達したい境地なので、頑張りたいと思います。 渡辺八畳@祝儀敷さん コメントありがとうございます。 ですます口調は、話し口というようなものだと思います。工夫できたかなと思います。 白い愛を、追及していきたいです。 るるりらさん コメントありがとうございます。なんだか、ずっと体調がよくなかったと聞いて、心配します。大丈夫、 どんな病気も治るものです。 まどさんは、百歳で出された、「逃げの一手」という詩集を読みました。正直で、飾らないところを、 見習いたいなと思いました。飾るのは、心ではなく、体ですね。詩に当てはめると、飾るのは、ポエジー ではなく、文体ですね。まどさんみたいになりたいです。 良いたんぽぽ悪いたんぽぽ、比喩ですね。ちょっと暗い心も込めてみました。それを、タンポポに、 否定してもらえました。そういえば、もう春は近いです。春になると、タンポポに会えます。 一年に一度、色んなものに先駆けて。フキノトウやタンポポは、春そのものです。春を漫然と過ごさず、 沈黙の声を聴くのが、嬉しいです。 (タンポポ小景)

2019-03-07

stereotype2085さん コメントありがとうございます。タンポポは、喋らずとも命を燃やしている。僕自身の半生は、 たしかにタンポポになぞらえられる部分も多いようです。何事も、起こりうるのです。 タンポポのように冷静に、見ながら感じながら、生きていきたいです。 (タンポポ小景)

2019-02-21

stereotype2085さん 世界観がある詩は、とても読みやすいと思っています。 社町 迅Ⅱさん 良い詩だと思いましたよ。僕の感覚にもういちど照らし合わせたところ、やっぱり良かったです。枯淡の味わいがありました。 (一月作品 [フルキュレーション]投稿作103 推薦4 優良3 大賞1  黒髪による)

2019-02-20

環希 帆乃未さん コメントありがとうございます。(遅れましたが、るるりらさんにも) どう変わっていかれるか、に大きな興味を持っています。詩をどう書くか、という点では、 自らが世界に答えを求め、それを答えるということが、多くの詩人のすることかなと思います。 知りたいことこそ、詩の原動力だと思っています。環希さんも興味多い人かなと思っています。 (一月作品 [フルキュレーション]投稿作103 推薦4 優良3 大賞1  黒髪による)

2019-02-12

るるりらさん 元気になっていただいて、るるりらさんの才能を、生きることを、はつらつとやっていかれることの きっかけとなれたら、とても嬉しいです。 (一月作品 [フルキュレーション]投稿作103 推薦4 優良3 大賞1  黒髪による)

2019-02-12

ふじりゅうさん コメントありがとうございます。 失恋を引きずることは、生産的ではないですが、抜けられないです。ただ純粋である愛というものは、 贅沢ですが、どこにもないわけではないと思います。 (つながれ)

2019-01-30

沙一さん コメントありがとうございます。自信を持とうと思ったときの詩なので、「僕」よりは「俺」かな、と。威勢よく、生きていけ!みたいな、エネルギーがあったようで良かったです。 ふじりゅうさん コメントありがとうございます。ロックでは、ジミヘンが一番好きです。パワーが、湧いてきたんですね。この調子で、ツイッターでは寛解宣言をしようと思います。弱気な部分は、自分の本質的なところでもあると、思っています。 (場の俺)

2019-01-29

きちんと自分で答えを出しているのが、安心します。どうすりゃよかったんだなんて言っても、 けっきょくたらればを否定している。前向きな結論に、星三つ差し上げたいです。 (たられば)

2019-01-27

「君が残したパンケーキ」という題は、いいです。 やさしい思いは、殺伐とした現代にあって、一服の清涼剤を飲んだような気持ちがしました。 パンケーキ星座を、夜空に探してみようかな。なんて。 (君が残したパンケーキ)

2019-01-27

オオサカダニケさん 気になったことを、付け加えます。 引用開始--------------------------------- 他人のセリフに ルビをふるな 他人のセリフに ルビをふるな 自分のセリフに 「」(カッコ)をつけろ 「」をつけろ 「」をつけろ ---------------------------引用終わり (「ダヴゥル・シガレッツ」中島らも詩集より) というのを紹介したくて。disるのも、自分のセリフとして、カッコよく、したいですよね。 詩を磨くことは、上等な服装を着ることであり、晴れの舞台にあがれます。もちろん、便所だと思う人もいるでしょう。どう使いたいかですね。 敵と思えるもの、と戦うべき、と思ったときに、思想の戦いをすること、それがいとおしく思える、 人間の、生き様ですね。がんばってこーぜ!この僕のレスの上にあるオオサカダニケさんのレス 文章、簡潔明瞭でカッコいいよ。 (ストップ ザ ペイン)

2018-12-27

オオサカダニケさん 磨き上げられた、というのは、詩のテーマと表現が完全に響きあう、完成された詩と言うことです。切れ切れの叫びであってもそれは可能だし、詩を磨くことは、どんな詩でもできて、「おなかが減った」を、表現を変え、付け足したりして、詩にふさわしいような表現と変えること、と考えています。「おなかが減った」は、ある詩全体のテーマにさえなりうる言葉だし、色々と面白い加工はできるものですよね。 (ストップ ザ ペイン)

2018-12-27

オオサカダニケさん 吐いたつばを飲み込むようですが、少し言い過ぎました。若者相手に大人げなかったです。 感情的になってしまったものとして、ご理解ください。 みうらさん ご批評ありがとうございます。空々しい言葉に、生命を与えていく、これは意味ある行為ですね。 まあこの詩の場合は単純に、アイディアが足りなかったと自分では思っています。 そして、アイディア勝負ではないような、完全に磨き上げられた詩を、作っていくように しなければならないと思いました。僕は、普通の人のように、色々傷ついたこととか、 理不尽なことが過去にあって、それをふさぐようなことが、完全にはまだできないでいます。 マテリアルワールドで、自分を生かすには、どうすればいいのか、そんなことばかり考えていた ような、世代の人間です。そういうことを書くべきでしょうが、自分の傷をなめてばかりで、 どうもスッキリとはできないようです。 (ストップ ザ ペイン)

2018-12-27

題名が結果的に反語になっているでしょう。未練があるということは、なにくそと生きる、 涙を流しながら生きる、そういうことになっているのではないでしょうか。未練は、たくさん つくると、爆発してしまいそうになったりしますが、みうらさんは、川に小石でも投げる ような、叙情で、しんみりとしている。と、ここで、死ねばいいという言葉の意味が、 感得されます。つまり、自虐を孤独に行うことが、子ども時代の思い出などとともにでしょうか、 自分の死というものを受け入れるための、情感的場面の一つになっているということです。 追慕の気持ちを、最小限の言葉で表した情景とともに、さわやかな読後感を生んでいると思います。 英語に翻訳しても、面白い感じの詩として感じられるんじゃないかと思います。それはつまり、 日本を体得しているからに他ならない、という逆説的な理由で、そういう堅実さと 俳句的穏やかさに、とてもいいものを感じました。村上春樹の『風の歌を聴け』は、まず 英語で全部を書いて、それを日本語に翻訳してできた、という成り立ちがあるらしいです。 (わたしは死ねばいい)

2018-12-27

ギリシャ時代の詩はホラティウスくらいしか読んだことないけど、抒情詩だけが排除されて良い根拠にはならないと思うんだ。どうでも良いけど、やめようねって命令されるのは腹が立つかな。まああなたがよいと思える詩を集団で作るようになって、新しい詩が生まれるの?まあそこそこやるのも生き方としては良いと思うよ、うん。 (ストップ ザ ペイン)

2018-12-27

空想の力、現実でなくとも、同じくらいの体験をしているのだという夢のような。扉を通りぬける風を 感じられたのは、この詩の世界観のリアリティとファンタジーの表れか。もう終わってしまった世界に 住んでいるかのような我々の現実に、その核兵器という悪夢をもって、その色を濃くする。それでも、 舞い上がる少年。夢を見ていれば幸せなのか、現実の空虚さに比べれば。だからこそ詩を書くことが、 ビジョン、(白昼)夢を見ることを伴うから、我々の身体性ゆえの責任を、重く抱え、忘れさせるような。赤ちゃんのように甘い夢。でも、現実が厳しくなくなるまでは、まだ何十年もかかりそうでは ありますね。田舎では今も親は畑仕事にいそしんでいます。僕らは、老齢になったら、なにをしている のかな、と思います。僕は、楽観的に、悪いことは何も起こらない、智恵を育ててさえいれば、と、 人任せのように思っています。 (A baby dreams of a dream )

2018-12-21

stereotype2085さん お読みくださり、ありがとうございます。 どうも、意識の持ち方がわからず、探り探り日々やっています。 作品の裏の努力が見えた場合がいいこともあるし、見えない方がいい場合もある。 この作品は後者ですね。作者の気持ちなど知っても仕方がない感じというんですかね。 世間にあふれる本や詩集で、完成度の高い普通の言葉で書かれた作品があるので、 ネット詩でもそういうのを作ってみたいと思い立ち、作ってみました。 そう、そういうトライでした。成功したと言ってくださり、ありがとうございます。 まだ人生「経験」的にぺーぺーなので、成長して良い生を送ろうと思います。 ありがとうございました。 (メリークリスマス)

2018-12-21

つきみさん お読みくださりありがとうございます。正攻法が僕には向いているのかな、と思い、ひねった言葉でない 詩を書きました。読んだ人が、幸せに目を向けようと思ってくれたなら、嬉しいのですが。応援、ありがとうございます。 (メリークリスマス)

2018-12-21

純真な心の語り手が、決して邪心に走らない、それも自然に、関係がなくならないのですが、 幸せを応援したくなるような気になりました。ビューティフル!頑張れ! (あの日から君のことが頭から離れないんだ)

2018-12-21

上でコメントしましたが、私がナイーブになりすぎており、特に作品に問題はなかったです。創作 として、よくできておりますし、上のコメントは、返信いただかなくとも構いません。 言いがかりになってしまい、申し訳ありませんでした。 (たったひとりで伸びていったクレーンへと捧げる詩)

2018-12-16

なぜだかわからないけど、めちゃくちゃ面白いです。 おしゃれなのか、なんというか、語る人の意識みたいなものが、 連続していろんな場面が行き過ぎる。その意識が、特別。 そして、場面のセンスの良さ。大変愉しく読めました。 (踏切)

2018-12-15

詩全体が皮肉のように感じられるのだが、気のせいだろうか。 (たったひとりで伸びていったクレーンへと捧げる詩)

2018-12-14

るるりらさん 読んでくださり、ありがとうございます。Honestyは耳にしたことはありましたが、よく聞いたことは ありませんでした。とても心にしみる歌ですね。 僕は、落ち込んだり怒ったりすることがよくあるのですが、この詩は少し言い過ぎた部分もあったかなと思います。自分のことから、自分以外の人への励ましみたいなことへ、変わっていきたいなと思っています。もちろん、過度に偽善者をやっても仕方がないですが。外国人をだまして働かせるとか。 芽生えが生じたはずなので、自分でゆっくり育てていきたいです。 (芽吹く)

2018-12-03

つきみさん アドバイスくださって、ありがとうございます。具体化とは、現実感を増すようになる気がします。自由に、自分らしく。そうですね、夢のような気持になりますが、それを思えば、そうするのは楽しい感じがします。少しづつ変わっていっている自分なのですが、楽しさを作り上げたいと思っています。季節感も、大切な要素ですね。 (芽吹く)

2018-11-26

つきみさん 読んでくださり、ありがとうございます。 「木の芽時」という言葉、初めて知りました。とても面白いと思います。暖かさを求めて、そんなことを、ずっと考え続けてきた、不自由な頭で、少しずつ進んできたんですが、そんな感じの詩は、だいたいこんな形で終えていいのかな、と感じています。 (芽吹く)

2018-11-26

自分を語ることを、されておりますね。 随分と分量もあり、筆力もあるだろうと思います。 偽り、と自分に自嘲しても、三浦さんは、本当のことを持っていらっしゃるようです。 それは、信頼感といったもののように、僕には思えます。 つまり、自分が自分自身に対する態度の信頼感のことです。 自分を失っても、それで自分は自分でなくなることはない。 やりたいことをやるのに、自分を偽っていようがそれが何であろうか。 全ての解放感とともに、新しい明日へ……。 さわやかな空気を残して。 三浦さんの渾身のひと振りに、凄く身が引き締まりました。 どこへいくにしても、孤独を乗り越える力をつけられておられるんですね。三浦さんの、なかの、 もの、を、忘れられません。 (たとえ偽りに終わったとしても)

2018-11-20

みうらさん、読んでくださりありがとうございます。 自分語りは、自分を理解しようとする直接的な方法。自分を理解しながら書いていく。 それは時には自分だけのナルシスティックな世界になったり、重要度が人と違っていたりします。 だけど、僕は今回は長くなりましたが、詩というのは、自分独自の声を届ける場所です。 面白いことを言えば他人はおっと思うし、聞き逃せない本音が詰まった言葉もある。 僕は、みうらさんは、自分にできることが少なかったんでしょう。みうらさんの神話詩は、大変 面白かったですよ。難解な言葉も使われて、どんどんうまくなっていると思います。 そういう時期なんだと思います。どこを伸ばすかの。時期が変われば、また別の個所で 成長するようになる。おたがい、後悔のないよう詩作、読詩をしていきたいものですね。 たしかに、評価は、あまりにもらえないので気にする程度が少なくなりました(笑 魂というものに、僕はある程度信をおきつつ、逃れられないなあとも、感じています。 お褒めの言葉に預かり光栄です。いつもですが、自分の書く言葉が、みすぼらしいような 気がしていました。精進します。 (夜)

2018-11-14

「よしっ」ていうのは、自分の心持に対する評価、あるいは、自分のするべきことが分かった、 やってみることをやってみたい気持ちができた、という意味でしょう。 そして、「走れ!」とは、自分が自分に対してする命令です。つまり、やるべきことを知ったとき、 あるいは何でもいいからぜひやってみよう、と思ったとき、命令しようとすることとそれを快く 受け取る感覚、じぶんサイクルを、作り出した。読んでいる僕も、励まされる詩でした。 (よしっ)

2018-11-01

はじめまして。批評を書きます。僕の感覚である、という限定は踏まえてくださいね。 1、2行目は、主語を書くと、ぐっと見栄えがすると思います。「青空の続く」というのは、もっと限定的に、きっちりとした表現をするべき。事実を曲げる、という方法ではありますが。「声の下の喉の叫び 」というのは、重複表現です。 おはようという題はとてもいいと思います。精神性は、筋が通っており、見るべきところだと思いました。 (おはよう)

2018-10-31

藤 一紀さん おはようございます。コメントありがとうございます。 渡らねばならぬ川とは、人生においての、自らの迷いです。それを、揺れながら対岸にたどり着いた、 そんな手ごたえは、ありました。非常に、面白く揺れを感じていただいたようで、迷いながらも この詩をつづったかいも、ありました。まだまだ未熟な僕の、人生を、真剣にボートで渡りながら、 スリルも楽しむ余裕を取り戻したいと思っています。 (狭い)

2018-10-31

るるりらさん コメントありがとうございます。返信遅くなりごめんなさい。 さて、マンホールの下。水が流れている。これは、心や精神にも当然比喩できるわけで(書いたときは、 即物的にしか考えていませんでしたが)。清い水にかわる、そんな働きを増やしていきたいですね。 接着。また僕は理屈を持ち出してきましたが、実際の、そうした心の在り方を提言してみたのです。 依存というと、絶望的な感じがしますが、おっしゃるぬいぐるみのように、接着って少しお茶目で 救いがあって、少しだけ罪が少ないでしょ、というような感じを持てるからましなんじゃないかな、 と思います。依存って病気ですが、接着は意志。まあ理屈ですが。救われる雰囲気を、醸成できた でしょうか。 (狭い)

2018-10-30

オオサカダニケさん、ありがとう!かっこいいなんて嬉しい。フリースタイルというやつですか。 (狭い)

2018-10-25

オオサカダケニさん 短い詩を書かれるんですね。少し、それが気後れにもなっているのでしょうか。気にせず、だんだん長く書けるように努力するのも、いいかもしれません。短い詩で、良いものを作るのもいいですね。さまざまに、やるのが、僕のスタイルでもありますよ。 (狭い)

2018-10-24

オオサカダニケさん 実は、社会自体の悪というものを、僕は良く知らないのですよ。わからないというか。テレビを見て映るのは、 政治家の顔、顔、顔ばかり。そんなものから何が学べるというのでしょう。社会の仕組みを勉強したいです。 尊敬なんて、恥ずかしくなりますよ。一分くらい、受け取らせていただきます。1文1文字は、本当、 気を付けなければならないですね。 殺し文句は、「接着」がいい感じだと自分では思っていました。でも、殺し文句を、作ろうと思って 詩作したことは、最近ではあまりなかったです。興味はありますし、いろいろ考えてまた作ります。 えっと、人の詩を読むのに、少し苦手感が出てきて、困っているのですが、頑張ります。 (狭い)

2018-10-24

かるべまさひろさん コメントありがとうございます。 新大陸の発見、そのための理屈、という感じに分けてみました。色々感じてくださったのなら、嬉しいです。 (新大陸と理屈)

2018-10-20

仲程さん コメントありがとうございます。 新大陸ということばは、僕にとってはエイリアンのような感触でしたが、悪く働いていないようで、 よかったです。どうしても、主張の詩になるのですが、僕はよっぽど囚われているところがある ようです。 (新大陸と理屈)

2018-10-18

悲しい詩ですが、聖書の下敷きのように救われたい、救われる、ような気持で包まれています。 恋愛というものはきっと、平等なんてものはなく、それが人類のすれちがいを、「生んでいるのではないか」 と、少なくとも一要素ではないかという気がします。でも、すれ違いも、戦いも、仕方がなくあるもの。 それを処理するのが人類です。心をどう扱うか、ということに、うまくなりたいと思わされました。 新宿は、暗闇のイメージしか僕にはありません。詩全体は、面白い書き方が生きているように思いました。 (底)

2018-10-18

ふじりゅうさん 批評くださり、ありがとうございます。 声が、きっかけになります。見るのは普通にしていればできるけれど、声は発されない場合聞こえない。初めての声は、愛を呼び込みます。失望はしなかった、想像していた通りだった。 そういう内容を、豪速球で投げています。恋愛が腐ると、責任転嫁になりがちではないでしょうか。 僕自身の話をしていますが、こんなにこだわっているのは、良いピッチングをすることで、 何らかの動きとパフォーマンスを、もたらすことができそうだと考え、あえて言い訳という 言葉も、俎上に上げてみました。完成度を上げることを、心がけました。まだ届かない、 いつ届くのだろうか。届けるために言葉を磨く、そんな感じです。 (声)

2018-09-25

三浦“天才詩人”果実さん コメント、ありがとうございます。動きや視野は、現実の世界において直ってきたところの反映だと思われます。天衣無縫を目指しておりますが、そのカッコつけ系に振れる言葉のロマンス、感じていただけたと思っております(僕のコメント、やや支離滅裂へ向かっております)。そう、書きたいことを書けた、と思うとき、表現欲求と承認欲求など、満たされますね。届いていないですね。でも、届く可能性もあるよ、と詩人というかそけき存在の僕を鼓舞してくれるところなど、野望を共有した美しいサイトが構築されつつある証拠です。公開ラブレター、書くと、阿鼻叫喚になるので、控えさせていただきます。三浦さん、心熱く志高きコメント、ありがとうございました。 (声)

2018-09-24

すっごくいいですね。空の青で一面染まっている。どうしたらこんな描写ができるんだろうと、驚いてしまいました。 (夏風)

2018-09-24

るるりらさん おはようございます。今日は医者通いです。ご批評、誠にありがとうございます。 俺が誰でもないことを憎めない、ということについて、よく考えてくださり、驚き、ありがたいと思いました。るるりらさんの思考力は、確かなところがある、と思いました。 >詩を読むという行為は、読むときの たまたまの感情や置かれている状況で >詩から書き手の心情や言いたいことが、読者に 届いたり届かなかったりするものですね。 これはありますね。日を置いて投稿することが、勧められるような、ことですね。 でも、その時の体験としてすぐ出したい時もあり、難しいことです。 >クールを探そうとしておられるこの詩に 私は励まされました。 落ち着いて考えようと、していました。 今は、過去のことについて思い出すこともそれほど頻繁ではありません。 だからこの詩も希望の詩という色合いを、僕の中では現在持っております。 (恨みたくない)

2018-09-19

かるべまさひろさん ご批評ありがとうございます。展開はできていたと思っていたのですが、ピンボケしてしまいましたか。 かっちりと意味を決めて書くことはしませんでした。それは、怠慢やいい加減ではないつもりだった のですが、うわごとのように見えたかもしれないなとは思います。人々の関係は、自分でもはっきりと わからないのです。その限界を突破できればいいな、と思います。どうも、考えるのが不調です。 参考になるご意見を下さり、ありがとうございました。 (恨みたくない)

2018-09-16

全体的に、大変創造性あふれるいい詩だなあと思いました。どことなく、町田康の「もうだめだ」という曲に似たシチュエーションだな、と思いました。黒人の男が乗り込む場面を、知りたかったです。いつの間にか乗っていて。語り手の話すのが、唯一の声で、さらに、世界を描写する唯一のもの。 車が突っ込んでいくラストは、ポール・オースター『幻影の書』でもそうです。 この詩では、そこまでのラストまでは書いていない。 なんというか、読んでよかったな、と感想を持ちました。それは、やさしさと、世界の悪意の徹底していなさ、を感じられたからです。助かるかもしれない、という希望を残して終わっている気がします。 それは、この時点での社会の様子、雰囲気、感じが、現れているからかなと思いました。 (Wheel of F F F FFFF For tune)

2018-09-14

IHクッキングヒーター(2.5kw)さん こんばんは。読んで批評してくださり、ありがとうございます。 共通することがありましたか。夢を持ち続けていることに純粋な気持ちが体の奥にあるような気が、僕はしているのですが。 二行の言葉を、好きと言ってくださり、大変にうれしいです。IHさんはどんな気持ちを持って進んでいくのかな、そんなことも 考えました。 (鉄塔)

2018-08-25

この詩が開く地平は、出来事が、いろんなものの記憶とつながること。また、人同士の関係が、 自由闊達で、思い入れを含んだ美しさを目指すことの意志のようなものでかかわりあっていること。 夢幻、精霊バッタ、原爆に対抗するための幻視、こういった小さい声が、残されていること、 日常生活の中に、あらゆる連想が、裸族でさえ、思われる、人間の力というのはこういう風なことを 考えられる力であるということ。また、一つの夏が、多くの亡くなった人を後に残しつつ、去っていきます。 重たくなっていくのは、人間の生命維持のために必要なことが増えていくからですから、すべての人が力を 出せば、何らかの向上につながる。生きて死ぬために必要なことを、仏教などの宗教は、教え諭して くれます。詩で新しい景色を見せてくださり、ありがとうございます。 (ラ・ラ・ラ族)

2018-08-23

まりもさん お読みくださり、ありがとうございます。返詩いただき、ありがとうございます。 一連は、何か良い初めての経験をしたということなのか、とか、思いました。 赤いランプについて、様々な想像をしてくださって、つながったなあという感想を持ちました。 夜と、空と、人とが、ぬくもりを抱いている二人の断絶とかすかなつながり、一場の余興として、 上出来で、素晴らしいと思いました。ありがとうございます。 (鉄塔)

2018-08-23

stereotype2085さん こんにちは。お読みくださりありがとうございます。ご批評くださりありがとうございます。 愛といっても色々ある中で、恋愛あこがれ中毒症状中です。しかし、愛というのは、間違うと、 どうなるんでしょうね。程度を知らないと、みっともないのではないか。宝石のようであってほしい。 鉄塔のてっぺんの赤い光の明滅は、情緒を掻き立てます。もう秋です。 「無我」というのは、横山大観の絵にありまして、大変にいい絵です。 (鉄塔)

2018-08-23

るるりらさん、残暑お見舞い申し上げます。 お読みいただきありがとうございます。ご批評いただきありがとうございます。 僕は、体育すわりは好きでした。なんとなく気分が落ち着く。でも、一人ぼっちの象徴でもありますね。 高校の文化祭、体育祭の時は、いる場所もなく、体育館の陰で体育すわりしていました。 僕は、中学校の部活ではバレーボールをしていました。補欠にすら入れなかったのですが、 バレーボールの楽しさを知ることはできました。 詩にチャレンジ、秋、ばっちこい!ですね。 僕も起きますよ。ダイエットもしますよ。 (秋が訪れるだろう)

2018-08-22

stereotype2015さん 太陽への勝利は、ちょっとユーモアめかして、耐えたぞーというようなことを言いたかったです。 負けてから、勝つ。自然との闘いです。ビールは飲まずとも、というところは、下戸の僕がコンプレックスを 表現したのですが、そんなこと、誰にも分るはずはありませんね(笑)。 詩情にあふれている、という言葉とても嬉しかったです。詩情こそが詩の勘所ですからね。 「鑑賞する」は、辞書を引いたら、「観賞する」が正しかったです。違和感を覚えられて当然。 今作は、僕と読者の対話を考えながら書きました。今までとは違う意識の持ち方をしました。 意識とは、詩作の実践を方向付けるものであり、自己の探究と言う意味もあります。 詩の喜びとは、知的な遊びや、自然に対する見方の発見、随想や、味わい深く構築された意味、言葉の実験的挑戦、 自己の表出、自分の客観の修行、交流、など、さまざまだと思う限りで、現在はそれらを実践していきたいと、思いながら、 書いたり消したり、詩作を楽しんでいます。 (秋が訪れるだろう)

2018-08-19

かるべまさひろさん 読んでくださりありがとうございます。ご批評下さりありがとうございます。 季節を確認すると、季節感を満喫できますね。忘れてしまわぬように。 柿原 凛さん 読んでくださり、ありがとうございます。ご批評下さり、ありがとうございます。 誰目線なのか……そんな風に読めるのですね。たしかに、人間目線ではありました。どうもありがとうございます。 三浦果実さん 「海」をほめていただきましたね。たぶん、そのようなもののいいところへ行けたと思います。人に見られること、 見えぬ人を見ること、つまり対話を心がけました。お褒めにあずかり、嬉しかったです。 花緒さん 読んでくださり、ありがとうございます。ご批評下さり、ありがとうございます。 詩情があるということで、教条的から、やっと逃れている、とおっしゃってくださりました。 ギリギリを攻めるのは、そのほうが良い作品になると思ったからなんですが、作品として纏まっていると いうこと、それは大切だなあと思いました。 (秋が訪れるだろう)

2018-08-19

るるりらさん ご批評ありがとうございます。読んでくださり、ありがとうございます。 本と顔とに励まされた、あるいはしがみついた詩です。自分で再読してみて、モチーフは意外と満足できるものでした。 こういう方向に行くのが、僕の性質、あるいは心のようだと思います。 嘘をつくと、上手い嘘ならいいんですが、下手な嘘をつくのは、自分がみじめになるばかりで、意味もなく、ひどい行為です。 それは、反発などから起こります。 るるりらさんが、立派な大木になり、自信をつけて、それが揺るがぬようになれるように、岡潔『春宵十話』という 本をお勧めします。 (下手な嘘はつかないように)

2018-08-15

鈴木 海飛さん、返詩と感想、ありがとうございます。 返詩をよみました、温かく励ましていただいているような気持ちになりました。 ぽややんと僕もしたいな。ありがとうございます! (長い間失くしていた心)

2018-08-13

花緒さん 読んでくださり、コメントいただきありがとうございます。 中々客観的に見れず、ポエムになってしまう手癖が、最近の詩集廻りの悪影響です(良い影響も、確実に得ては いるのですが)。ちょっと統一性がなかったかもしれません。 (下手な嘘はつかないように)

2018-07-27

社町 迅さん こんばんは。コメントありがとうございます。自分も好きだけど他人も好き、他人も好きだけど自分も好き。でもどちらもうまく いきません。栄養ドリンクとタメを張る詩によって、元気になりたいのですが、なかなか。 自分以外を題材にした詩が書けるようになりたいです。 (長い間失くしていた心)

2018-07-06

拝読させていただきました。 なかなか興味深いことが書いてあるなと思いました。楽しんだというか、分からないのが面白いのです。えぐい言葉もなく、 難しい漢字もすごいなぁって思ったのですが、最後のパンツを履いた、は簡単すぎて良くない気がしました。山本さんの 次作も、すごく楽しみです。というのは、別の題材はどう料理するのかな、という期待をするからです。 いま、焦っている最中なので、失礼な言葉や勝手な思い込みを書いているかもしれません、ご容赦ください。 (on A bed)

2018-07-06

藤一紀さん 今晩は。コメントありがとうございます。揺れる心と揺れる言葉、そんなタッグはいいでしょう?とかいって、偶然的な要素が大きいと思いますが。 そういう言葉に頼ってみるのも、面白い結果になるのは、人間と言うものが非常におもしろいので、存在に値するものだとおもいまして、そういう思考体=人間を僕は支持します。言葉より心、そんな風に考えてはいけないのでしょうか。 まりもさん 今晩は。コメントありがとうございます。 卵って不思議ですよね。昔、たまごっちっていうおもちゃがはやりました。そうなんですね、自分が明後日の方向を向いて、 何やら檄を飛ばしている、客観的にはそういうおかしな自分であった、と思います。詩の膨らみの出し方、というものが、 ありますね。貧相なものではあまり詩にならず、そういう方向なら、簡素、枯淡をめざすしかないような。 比喩は、一度心の中をくぐらせないといけない、と思っています。 (心のブレーキ)

2018-06-20

こんばんは。重要なことが述べられてあります。心に届く悲鳴が、感情を揺さぶります。(下手な文章ですみません) (beautiful people )

2018-06-18

作品本文訂正、最終行「避難→非難」です。 (心のブレーキ)

2018-06-18

夢について、様々なことを受け取ることが出来ました。 >でも夢には殻が着きやすいもの >夢には膜が着きやすいもの >夢には汚れが着きやすいもの >自分が本当に実現したいことは何なのか >それは実に認めにくい >自分にとっても他者にとっても >だからちょっとの間眠っていようってわけ この辺りなどは、何か新しいことを言おうとされている雰囲気がして、いいと思います。 全体に、文体をなりたたせるために描いて言っているような、軽い強迫観念を感じました。 文体は、難しいです。だから、僕は、なるべく文体を作らないようにしようかな、と思ったりしています。 また一つ、詩を読むことが出来ました。ありがとうございます。 (幕間の子守歌)

2018-06-18

良く詩のことを考えていらっしゃるのですね。幾何学的な思考を楽しむ以外には、 社会的自己存在(そのことを描く特別な意味なんてあるのかないのか分かりませんが)、 つまり人とのつながりの一例、などを書いたり、誰一人使ったことがないであろう 言葉を紡いだり、さらには、歴史的天才として、詩の新表現を生んでみたり、 と言ったところは、意味としては気になるところです。夜の孤独、といった意味が、 この詩にはあると思います。 (四角い光の板)

2018-05-22

南雲 安晴さん コメントをありがとうございます。少し安易に描きすぎた部分もあったようですが、全体に迫力を感じていただいて、何度も改訂して良い方へ行ったようで、大変に良かったです。これからもお目を通していただければ幸いです。 (エゴ)

2018-05-20

エイクピアさん コメントをくださりありがとうございます。 自分と言うものやその言葉、分かってきたことを並べると説教になる。エラソウ になってしまい、もうしわけありません。細かいところまで考えられなかったので、 エイクピアさんのおかげで考えることが出来て、良かったです。内容以前ということも あるでしょうし、気をつけたいです。 (エゴ)

2018-05-19

おもしろいですね。カエルの鳴き声好きです。 声が聞こえてくる感じにまとまったゲッゲッ や GET! や 解ッが、 適度な形でいいと思います。 (かえる経)

2018-05-18

岩垣弥生さん こんばんは。コメントを下さりありがとうございます。 「踊れない眠り子 眠れない踊り子」という詩を中島らもが作っていたとは、 知りませんでした。いかにも彼らしいと思いますが……。 踊りは、起源が原始的でもあるんですね。 人それぞれの踊りと眠りを……。 蛇足ではありますが、こんな踊りを紹介させてください。 https://www.youtube.com/watch?v=I8NjsBCjI8Q (踊り)

2018-05-17

ぬいぐるみの命名の詩なんて、すごく面白いです。途中で雲が出てくるのが、雰囲気を より和らげていると思います。ぬいぐるみにしても、ぬいぐるみ的オブジェにしても、子供は愛着や思い入れをみせるのは、とてもかわいく不思議なことですね。 (名づく)

2018-05-17

>書かれたものであればすべて「書き換えることができる この行為の反対を行うならば、「何も書かない」ということが正しくなります。あるいは、「賛成の反対なのだ!」とせめて言えるかもしれない。この言葉は、限定的な力を 持ちますね。「賛成」を書き換えれば、「反対」だということ、「反対なのだ」を 書き換えれば「賛成」だということになります。ようするに、もともとの「賛成の反対なのだ!」という言葉は、賛成しているのか反対しているのかよくわからない言葉です。 書くことを守るためには、書き換える行為には条件が必要である、 と決めなければなりません。 革命への意志は、一度起こされたなら、内部でくすぶっているでしょう。紫陽花 の存在に対する愛を、決して否定したりしないことは、僕も知っている気がします。 (「ふたたび殺戮の時代」のためのスケッチ)

2018-05-02

花緒さん こんばんは。コメントありがとうございます。 命令というのは、誰が発するかによって、変わってきます。また、ぴしぴしと 鞭の当て方も。人間への命令は難しい。親子の間では成り立ちやすいでしょうか。 命令を下す主体は、当然責任を引き受けます。 独自の文法、とほめていただきありがとうございます。これからとしては、 緻密な構成が出来るようになりたいと思っています。 (命令)

2018-04-27

藤一紀さん コメントありがとうございます。空を超えて遠くへ、詩がポエジーをいくつか届かせられ たら、とてもうれしいです。こちらの空も青いですよ。深い色。とても褒めていただいて、 良い気分を共有できたこと、とてもよかったです。 まりもさん 自然の持つ「言葉」というものを、上手に受け取っていけれたら、とてもいいと思います。 言葉は人間の物じゃない、と言いたくなります。せめて人間は、豊かな自然の心と、 反逆する仕方ではなく、共に生きるべきでしょう。 すると、人間が生まれたわけも、人間が生きて死んでいく姿も、みんな受け入れることが 出来るように思います。自分の気持ちを改善しようともがく姿は、古典的な作品に 表れていますが、それを乗り越えようと思わなければ、現在で僕が詩を書く意味 というのは、ただの趣味になってしまいます。自分に忠実に、色んなものを集めて 行きたいと思います。 様々なメッセージ、それを精一杯読んでいきたいと思います。 (笹竹)

2018-04-26

かるべまさひろさん、はじめまして コメントくださりありがとうございます。楽しんで読んでいただけて、とてもうれしいです。 三連目ですね、自分のことを大げさに広げすぎて、必然的なことを考えられなかった。 僕はこういう人間であったので、まさに必然的なミステイク(ゆえに決定的にNGな ミステイク)でした。ちゃんと変わります。「人もそうであろうが……」みたいな句を 作って書いて行けばまた違ったかもしれませんね。良い流れを作ることが出来たら素敵でしょう。とにかく、自分自身の考えていることの全てを表す方法とは、別に 行こうと思います。言葉だけではだめで、考えだけでもだめ。僕の詩はそんな感じです。 (笹竹)

2018-04-25

るるりらさん コメントありがとうございます。 竹にすっぽり収まりたい。そんな気持ちを考えさせていただきました。 子供のころの様に竹やぶに突進みたいなことを、考えていました。 自分が何なのか分からず、比較する客人もおらず、そんな気持ちでは死んで行けない。 大きな心、小さな心、揺れながら……。 (笹竹)

2018-04-24

三浦果実さん コメントありがとうございます。 メッセージ性は、無くてもいいと思います。表現として、映画を例にすれば明らか。 隠喩がメッセージ性であるということ。それは確かにそうです。隠喩、メタファーとして、どうしても、メッセージ(潜在、顕在)滲んできてしまうものでしょう。村上春樹の『騎士団長殺し』も、その言葉がタイトルに出ていますが、まだ読んでおりません、すみません。 「故郷」この言葉が、安心、安堵の隠喩である、というのは感じていましたが、 鋭く言われてしまいました。 隠喩というのは奥深いですね。 故郷について考えを深めたのは、坂口安吾の『ふるさとに寄する賛歌』でです。 15ページくらいで、読みやすいと思います。 (笹竹)

2018-04-21

花緒さん コメントありがとうございます。 書いているうちに、こめ過ぎになって、初めから乖離していくということになってしまっているのは、 いつものとおりです。頭を治して、構成もきちんとしたいと思います。 がっちり纏まっている、と思われたのは、努力のたまものだと思います。 きっちり眺めまわし、推敲と言うものを、上手にできるようにしたいですね。 もちろん、価値のない詩を作るつもりはありませんが。 (笹竹)

2018-04-21

この世の中の天国的なところを探し求めていらっしゃるのですね。 みんな違って、みんな自分と人との両方について考え悩む。そして、普遍的な 存在として御思いになった、「るーしー」。みんなが使えるるーしー。 看護婦さんの頭の中にありそうな言葉だと、思いました。 るーしーに出会って、るーしーに助けてもらう。ブッダ最後の旅でも、 るーしーを見つけたらきっとその仏性を認めたでしょう。 ひねればきゅっとなる音、水の流れる音、金属の外観、汚れのない清潔な豊かさ。 すべてが、頭の中に調和をもたらすようなものですね。 (今日も るーしーを探しに行く)

2018-04-21

まりもさん コメントありがとうございます。それらのフレーズがはたして自分の何を 表しえたか、ということも大事ですね。詩というのは、隙がないほうがいい。 僕自身には、自答が大切な気がします。意外な展開、凡庸でない。 (命令)

2018-04-16

何故ダメなのか分かり切れないのか、まだ淡い心なのか、自分の心を扱いかねているのか、あるいはそれでもかまわないのか。はじまりの春、夏へ……。眠莉さんの心のなかが ポエジーです。まだ不幸の影を引きずっていない状態の心を読ませていただきました。 (いつまでも春)

2018-04-11

徐々にでいいからさん、野球愛がつまっていますね。僕は体を動かすためにウォーキングを始めました。 フルスイングにも、ピッチャーにもならないけど、三塁コーチとして、参加 すること、それだって特別な体験だな、と思いました。 (ヤキュウ)

2018-04-11

達成できなかった夢の後味、それを、言葉にされているのだと思いました。 セリフとかっこで、切実感が増します。 佐木ノ本さんの答えや、形を変えても同じ種類の満足が、できるといいんだろうな、 と思います。もしそれが、「詩」であったなら、もう大分近いですね。 (跡形も)

2018-04-11

藤一紀さん コメントありがとうございます。とても気に入っていただけたようで、とてもうれしいです。美術館並みのビジュアル、美しい天気模様。もし、霧雨が出たときは、きっとこの詩を思い出していただければいいです。全ては、意味を持ち、情景は、見られるためにあるのでしょう。そのとき全ては、様相を完全に変えた心の中の意味として、命と神様が死によって近づくものだと思いますから。 るるりらさん コメントありがとうございます。 霧の中の恋は、お互いの姿は薄暗い中にあり、心はしっとりとして、少し暖まりたいわ……なんて思いながらも、目的地がなければお互い以外を隔離して、なんとなく 大人な恋……そんな風に思います。 ニゲラ……インパクトがあって、心に突き刺さるようなはっとするビジュアルですね。 浪漫的な、見つめて、見つめて……なんて。 わかり合う心、きっと難しいことじゃないんじゃないかな。行き違いはあっても。 心と言うもの自体は、気難しいものじゃないと、思います。むしろ、自分の味方。 シーザーとクレオパトラの、ビジュアルはうっとりしますよね! 生きる先に素晴らしいものがある、それくらいの若さは、持っています。 持ち続けるのがいいでしょう。 (霧雨)

2018-03-13

こんばんは、岩垣弥生さん。コメントさせていただきます。 メルヘンというのは、うまい言葉があるものだと思いました。童話的が逆にパワーとして メッセージをより強く打ち出せる感じだと思います。 部屋が幽霊である、というのは、終末観のことを考えればいいのでしょうか。 一週間の出来事が、面白いものばかりでいいと思います。 上手く整合性のある世界を書いておられるようですが、その世界の内容こそが、 受け取り方、つまり想像性こそが、本当に詩には大切ですね。 バイバイ マタ ネ という終わり方は、礼儀正しく愛情あふれて、とてもいいと思います。 (終末メルヘン)

2018-03-12

こんばんは、るるりらさん コメントさせていただきます。 まず、「女性の気持ちを考えながら読んでほしい」という感じを受けます。 「時には母のない子のように」カルメンマキ  僕が、母のない子になったら……パンクロッカーになるか……まあ……さみしく いままでのように生きていくのだろうと思いますが。 心を自由に喚起する、るるりらさんの言葉は素晴らしい。学ばせていただいています。 その影響は、おそらくすぐに、あらわれるでしょう。病気が治りましたからね♪ (ときには 名もない おっぱいのように)

2018-03-12

沼尾奎介さん コメントを下さりありがとうございます。 前向きを探っていってはいますが、身体も頭も追いつかないので、過去の回想を 現在で思う感じになっています。個性的な文、教訓的な文、それらを考えられたのは、 ほっとしていられるなあと思います。 (傘とバッタ)

2018-03-10

るるりらさん お久しぶりですね、コメントありがとうございます。 夜の公園というのは、一人ぼっちで慨嘆にふけるには、最適な場所です。 この話に沿って、自信を取り戻していくさまがあった、とおっしゃってくださったのは、 自分では考えておらず、驚き嬉しく思いました。 バッタにはバッタの人生があり、バッタ自体も好き嫌いをするでしょう。 そんな中でも、バッタはバッタ、自分自身であるというのが、生物の本来でしょう。 時にはバッタになって、救いの形を考えてみるのも、良いものではないか、と思った ところです。 (傘とバッタ)

2018-03-07

新しい生活に、心浮かれている様子なのかな、と思いました。そういう風に読みました。だとしたら、パリッとしたはつらつさで、いい気分になりました。 (Pollen)

2018-03-07

百均さん 読んでいただき、コメントもありがとうございます。 雪だるまを考えることで、何らかの意味が生まれるものだとは、書いてみてわかることでした。 そういう意味では、この詩は、雪だるまみんなにささげられねばなりません。 雪だるまは、僕自身の中にあり、僕自身の一部は、雪だるまの中にあります。 雪だるまを知るということは、雪だるまを作る人間を知るということでもあるでしょう。 親と子、教師と生徒、友達、色んな付き合いの関係があります。 (作られた雪だるま)

2018-01-31

百均さん 読んでいただき、コメントもありがとうございます。 心の闇と光、夜と昼、これらは、個人の意識の中で色々にかわるものでしょう。 それがなぜ普遍的なのかと言えば、視界の構造がそうだからでしょうし、人間の神経も、電気のメッセージ によって、働くからでしょう。 感情には、光と闇がない気がします。だから、怒りにも、イメージがない。 言っておられる、良心ということは、正負の両面を持っていますね。どんな心の気持ちにも、両面があります。 それを、知っていきたいとは思います。 寂っていうのは、怒りではないものです。だから、怒りの音によって、物事を変えようとしてみることと、 寂の接点を持って、人に触れることは、二つのそれぞれのやり方だと思います。 後付けを色々と作者の僕自身も考えてしまうのですが、枯葉については、俳句的な発想で何かしようと、 せねばならないと考えて、書きました。 永遠への希求のようなものは、恐れという扱いづらいものと、一体となっているのでしょう。 (静かな時に)

2018-01-31

まりもさん こんにちは!コメントをありがとうございます。 2連目から読んでも、雪だるまの声とわかる、ということ、そうですね。僕は、内容と違う、技術と言うものを、 文体以外に考えたことは、あまりありませんでした。連による描き方は、そういうスタイルによる伝達の 違いなどを生むわけでしょうか。驚きを与える、ということですね。その方が面白そうだし、楽しそうでも ありますね。第1連で、重要箇所というのは、「差別を塗り込める自然の中で」ですね。これは、御札に 書いて、手渡したかった。2連目以降、流れを面白いといってくださり、ありがとうございます。 余談ですが、この詩を書いたあとで、今もう一度読み直してみると、雪だるまがあって、そのまわりを 雪玉がヒューヒューとびかっている映像を思い浮かべると、ほわほわします。健康事情により、一つ以上 のものを、想像する能力が失われていたので。 (作られた雪だるま)

2018-01-27

沙一さん こんばんは。コメントありがとうございます。 雪だるまを作った経験は三回くらいですが、ちょっと少ない感じがします。 漫画家の坂田靖子さんの作品に、雪だるまが素敵に描かれているのを読んで、雪だるまいいなあと、 考えるようになりました。 考えるということは、性質として自由である、少なくとも自由に向かって行くのが本当である、と思うので、 この詩は、そういう考えのもとに書きました。そういう意識を持っていると、色んな困難が溶けてくる ような気がします。 雪だるまのいいところは、偏見から自由であるようなイメージを抱かせるところではないでしょうか。 差別の心は、差別の言葉と絡み合って、根深く人を損ないます。そんな風に生きざるを得ず、あるいは 考え直すこともできぬまま来て、本当の倖せは、自分と人の両方にないと、実現できないと思うようになりました。 そういう気持ちでいると、最低でも何か解けてくる。そういう、自分にとって正しいことがあってこそ、作品という 形で、客観的にも鑑賞できるような言葉を、操れるようになるような気がします。 そういう自分になりたいと思い、頑張ってきました。 人に対して手渡したかった秘密、これを、沁みるとおっしゃっていただいているのは、やはり、 心の一番の望みであるという証拠のようなものだと思います。 そうですね、いつかはとけて消えてしまうということは、普段は隠されている。それか、隠している。 みんなが不文の上で、見守っている。そこは最低限の、秘密です。 メメントモリは、スピノザの言葉を、思い出します。 「自由な人が考えるのは、 ほかならぬ死についてである。 そして彼らの賢明さは、 そこから死ではなく、 生について熟慮をはじめることだ。」 (作られた雪だるま)

2018-01-22

三浦果実さん 返信遅くなりすみません。コメントありがとうございます。 とても好意的に受け止め、発信してくださって嬉しいです。 僕らしいといわれるのが、一番安心します。僕らしくない作品を作ったとき、それが意味のない詩になって しまっているかもしれない、というのが怖いので。でも、もしかしたら、自分の外にも広い世界があるのかも しれませんが。 怒りとの付き合い方は難しく、神と対峙しているような気持ちになります。 もっと意味が面白い詩を作っていきたいと思っています。ありがとうございました。 まりもさん 返事が遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます。 現実の景色と言うものが、どういう意味を自分にもたらしているのか、こんな少ない景色の体験でも、 一体、人にも伝わるような一般性のようなものはあるのかどうか、そんなことを思ってこの詩を書きました。 七行のフレーズに注目していただき、嬉しいです。 どうも、なかなか評価されるような詩がかけず、自分でもどかしいです、少しずつ上達していければ いいのですが。 三連に分けるのは、たしかにそうしたほうがいいですね。 ありがとうございました。 (静かな時に)

2018-01-19

ミックスが練られていると感じます。それは、小説の筋を整えるのと同じことなのではないかと思いますが、 とにかく連ごとに違うその自由な文体のミックスが面白く、そして同時に一つのまとまった意味がとれる、 そこが、非常にうまくて面白いと思いました。 内容について。老人と犬とわたしという人物みなが、活かされていて、味わい深いです。 砂の道という、象徴的なものが、テーマとして重要な意味を持っていると思いますが、生命と砂という 客観的な描き方をしてあるのが、試みとして僕には大胆だと思いました。とてもいい詩だと感じました。 新しさ、という見方をしてみれば、こういった設定が、作品と分かちがたくあるのが、技術ですし、 その思いの深さ、切実さが、心のようすを味わうことができるようにされていると思います。 (砂の道)

2018-01-13

百均さん コメントくださりありがとうございます。 読みにくさはとても自分の中では最近ネックだったこともあり、読みやすいと言っていただけてありがたいです。 ぼくも、たくさん迷って、あの詩人のスタイルが正しい、やっぱりこっちがいいと、うろうろ迷ってしまいながらやってきたんですよ。 最後の連は、カッコよさを追求したもので、評価していただけて嬉しいです。 (罪を一人だけで背負って)

2017-12-27

追記 李沙英さん コメントをありがとうございました。 (罪を一人だけで背負って)

2017-12-18

李沙英さん こんばんは、よろしくどうぞお願いいたします。 語は、いろいろ凝ってみました。それは割とできるのですが、全体のまとまりが不明になりがちです。 「おお」って思って読んでもらえ、うれしいです。 「刹那的」、そうですね、言われてみればまさに。とてもためになる評を、ありがとうございます。 お気持ちに触れられる詩であったなら、少しうまくなったかもしれませんが。 いま、いじめについての本(『いじめ考』別役実、芹沢俊介、山崎哲)を読んでいるのですが、 演劇について少し学んでみようと思っているのです。 (罪を一人だけで背負って)

2017-12-18

三浦果実さん コメントをありがとうございます。記憶のイメージは、バラバラになってまとまりを欠いているかもしれませんが、 詩として言葉に面白さを持たせたいと思っています。完成度は低く、意味不明になりがちであるかもしれません、 でも、妄想系であっても、ご指摘いただいた三行の様に、安らかな効果を持たせられたところもあっただろう、 と思っています。「ずっと変わらない」ということを、言語化したかったのです。メッセージを内に閉じこもらせず、 言葉にしていきたいものだと思っています。 (罪を一人だけで背負って)

2017-12-18

hyakkinnさん コメントをありがとうございます。 フロウですか、言われてみれば、この詩の特徴であり、売りと言えば言えるものは、フロウです。そういう言葉 を評していただいて、実に納得、ありがとうございます。力強いといっていただけたのが、嬉しかったです。 自分では、それは思っておらず、読んでもらうとわかること、つまり、多様な長所というものが、あればそれは 良いことで、良い詩ですよね。レベル的な事を抜きにした場合では。ラっていうのは、特別な音ですね、言葉 にしてみると。この、微妙な駆け引きと心からの叫び、恥ずかしながら、作品を作りました。 個人的に今は頭の調子が治り、充実してきました。自分は人と関わることも、できるのだと、心の底から楽しく なってくる上機嫌があります。 (お菓子な心)

2017-12-16

るるりらさん コメントをありがとうございます、ご無沙汰しております、お元気でしたか。 お菓子、そう、ケーキの季節ですね。 チューニングが合わないおかしさを、嘆き、苦しんで、生きておりますが、歳も新たになり、キリストもお祝いされる、 そんな節目には、心が少し引き締まり、喜べる集まりさえも幾つかあります。 in public なのか in private なのかという区別を、詩について考えてみるのは面白いものです。publicに発言できる 人が、すごい、と考える限りです。るるりらさん、言葉と言うものの成り立ちは、publicな喜びと、 privateな喜びの、相性が時に悪い、ということ、感じられませんか。つまり、社会で、コミュニケーションは、 孤独の深まりに比例して、意味が大きくなるのだと。公的なものを浮き世と見るのか、私的なものを、どれだけでも 深いと思うのか。つまり溶液の濃度と溶液の体積が、反比例の関係にあるように、私的なものと公的なものが、 反比例の関係にある。どちらかが増えれば、どちらかが減る。 さて、では、人の心は玉であり、認識が完全になるとき、溶液(心)も飽和(自己実現、また、詩情の実現)して、ご機嫌な気持ちになる。 人が偉大な思考を行っているのだということが見えるようになってきました。ボールは友達(キャプテン翼)、詩も友達。 顔を背けたりはしない、腐したりもしません。良い時と悪い時の両方があります。プラスしていくという見方を基本としていたいのです。ちゃんと言葉にすれば、何もないだけよりずっといいでしょう? 時には迷って、傷つけあうことがあるというのは、それは、きっといいでしょう。 (お菓子な心)

2017-12-15

コメントさせていただきます。 コーリャさんのロマンチックは、天性の才だと思います。いつも涙で潤んだ目をされているんじゃないかな、 というイメージを持ちます。人と星とが同じもの、同じようなものであると読者に提示するのは、 まずはとても強く訴えかける力のある意見。さらに、スマホと、隔たりからわたくしは呼ぶ、この夢のような 一瞬の時間、かっけぇ~。人が星であること、意外にそういう比喩は、斬新だし、この詩も、面白く 読めます。現実に隠れた聖と俗を感じている作者は、とても詩人と思わせます。 (Stars)

2017-12-09

hyakkinnさん お読みくださってありがとうございます。 この詩は、歌について書くことから始まります。クルミのところなんかは、歌のカッコよさを装飾する 意図のみで、暗喩を書いたわけではありません。でも、お読みくださったとおり、イメージはあり、 意味の展開する背景にはなっていますね。図らずとも偶然的に進んでいきますが、騙すと教えるについては、 避ける事のできない主要部分であり、トタンの雨はオーバービューとして書きました。 濃密であるということを感じて、少しでもいいから、何らかの正の気持ちが、hyakkinnさんのなかに、 感じていただけたら(すごく真摯に、たくさんレスを書いていらっしゃるので、その一つとして 読みによって作られるhyakkinnさんの詩世界には、一つの星として、輝きを放っているのは間違いない と、僕は思いますが)、自分の価値が増えたような気持ちになり、嬉しいです。 (暗い星のために)

2017-12-09

hyakkinnさん 読んでくださり、ありがとうございます。 密度が濃いといわれるとうれしいですね。何度も消しては書いてを繰り返しました。 信頼関係が成り立つ居場所のことを、書いてみました。求めに従う、っていういじりいじられみたいな 関係に対する拒否感を持ちつつも、5年くらいのスパンで、それを受け入れるという気持ちの発展を 書きました。ダメに生きたというのは、実際にかなり人生どころではない状態から、そうなってしまった ということなんです。自分の報告であり、読者のことはほとんど振り向いておらず、お恥ずかしい限りなのですが、 自分の感じた恐怖の穴を埋めて、橋を架けていこうと思います。 (信頼を築く幸せ)

2017-12-09

沙一さん お読みくださりありがとうございます。読詩と作詩は、別の行為であると思います。例えば、読詩は作者の気持ち に合わせること、作詩は自分の中から絞り出していくものであると思えること。作詩の場合、表現をするここちよさ というものはあるけれど、それ以上に、自分が何をすればそういう詩を作れるのか、気づいていくことが挙げられます。 この詩の場合は、性的(エロティック)な思考をすることです。子供の夢想という形ではあっても、そういう 気持ちを、解放できたような気がします。 僕は男なので、女性の場合というのは分かりませんが、人間が表現するべきこととして考えるのは、どこかに そうしたエロティシズムを基本とした夢想になるような気がします。つまり、性的なものを敵と見ず、 自分の中のそうした欲望を、色んな表現に変えていくことで、子供のようなものへの後ろめたさを、 包んであげること。それを突き破るパワーが子供の方にあるならば、それはまた、反動として、考え直さなければいけない。 でも、それはまた一つのレベルの上がった遊び。子どもには死が遠くなければならないように、大人は性を避けてはいけないのでしょう。 生きるということが、自分にとって意味があるならば、それは力の入れ方を知っているということだと思います。 自分の力で歩こうとするための道のりを、この詩では書いたような気がします。 避けるべきことは何であるかを知りつつ、全ての可能性の扉を開いて行こうと思います。そういうことが、 僕の現在の作詩でした。 (お菓子な心)

2017-12-05

まりもさん お読みくださりありがとうございます。 素敵な返詩です。伊東静雄に凝視の詩があるとは、少し驚きましたが、詩の問いとして、 自分の思いを深めることが出来て、とてもよかったです。 人間は、どんな小さなことでもいいから、騙したいと必死になるものであるというのが、 僕の実感です。最初に騙されたのは教育であったり、自我と他我の価値観の違いであったり。 そこら辺のことを、気にするといえば気にする僕自身の考えたことについて、書きました。 自分を救うこと、さらに他者への呼びかけも、含まれています。凝視することが迷うことである と言っているような、伊東静雄の慧眼は、まりもさんの手に渡ったとき、先へ行けと、ガイド をされているようでもあります。そういう、なにがしかの相互的コミュニケーション(というか、 読詩と感想と提示)が生まれることにおいて、ささやかな文学行為として、人を変えるような 力が生まれたという感じがします。 感じることのできる力を、広げていきたい、そのために、やはり、人を見習わねば……。 僕の凝視は、何らかの形で解かれるべき、というか、自分の心の狭さと、視野の狭さ、 思い込み、それらが簡単にも難しくもある形でもう存在してしまっているのですが、実際にそういうところで 悩んでみた自分について、効用とまではいけなくとも、よい詩を作るということとともに、 心をどう扱うべきか、というような、青年(とはいってもそれなりの年ですが)らしい、 自己の幼さへの回答を、僕なりに成り行きであれ掴んだところを、自分流に実現していきたいと 思うところであります。 (暗い星のために)

2017-12-01

一つ一つの文が、慈しみを喚起して、厳しい自然と、優しい自然の、 両方を提示しておられます。作り上げられる、海の、本質、そういったものを、独自の描き方 によって、人間にとっての海の意味と、自然としての海の本性、邪気がなく、海への賛歌を 描くなら、るるりらさんの詩は、いつだって、何についてだって、すばらしい把握をされていますから。 だから、詩というものが、魂の色を見せているという感じを受けるので、きらきらとした輝きは、 果てることのない偉業のようで、詩の言葉が、美しいと、戦えるぞと、言っておられますね。 戦慄の生に、向きうための、イメージとして、僕は、この詩を受け取りました。 盛り上がる波の、力強さの前では、どんな人間も、かないません。そのパワーこそ海の力である、 そのようにして、海を受け入れていくべきなんだな、と思います。そして、海を味方につけるためには、 どうしたらいいのか、我々が海を受け入れる方法は、海を超自然として想定し、匂いや、夏の桜や、 海に濡れた砂の感触や、砂の音を通して、なんとなく知れることだと思いました。少し悲しく、 ところどころ泣きそうになります。この御作品のように、海と砂を見てこられた方は、僕にとっては 貴重な意味を持っています。あらゆる人の、詰まった思いを、本当に自分もそれに加わって、 体感できればいいな、と思います。享楽にふけっているような人も、海の前で絶句するでしょう。 そうでなければ、人間が滅びずにいられはしません。 芯が通っているにもかかわらず、詩の意味を押し付けず、強制しないるるりらさんの詩は、 どこか遠くで鳴っているよう、近くで見出してしまうようです。 個別な報告ですが、操り人形だった僕は、やっと自分を取り戻して、自分の力で生きていけるようになりました。 あのとき、子供に人形との遊び方を教える、という形で、励ましていただいたこと、本当にうれしかったです。 心を無くさずに生きかえれたのは、そうした安全綱に守られてのことです。 るるりらさんの詩を読むと、もっと詩を頑張ろう、勉強しよう、たくさん作ろう、とやる気がわいてきます。 それは、詩というものを、巧みに、精一杯の力で作り上げようとしておられる、お力を感じるからです。 (砂の中の海)

2017-11-23

沙一さん はじめまして。読んでいただきありがとうございます。 胸に沁みると言っていただいて、嬉しいです。ささやかな詩を、書きたいと思っていましたよ。 普通の言葉、普通の思考に親しむことこそ、言語の普通の能力だと思います。普通+アルファ、 そんなことを考えます。僕は、別に新しいフォルムや文体を、発見して、提示してやろう、 そんなことは思いません。ポエジーへの感覚さえあればいいと思っていて、凝った作品にすることの意味が、 まだわからないといったところです。 (信頼を築く幸せ)

2017-11-21

まりもさん お読みくださりありがとうございます。 明かりがついていたら、そこには迷いはないというような気がします。 心についての詩ですが、口先で少し言い方を変えただけで変わる物事というのは、ない、という状態まで、 まだたどり着いていない非常にデリケートで、迷いある人間というような、人物(僕です)の心です。 日々自己を運んでいく上で、気づいたことなどを書きますが、果たして僕にとっての詩というのは、 一体何のためにあるのだろう、と、思わざるを得ません。ささやかな表現によって、何かの意味を もたらすというように考えてもいいと思いますが、結局、何かを伝えたり伝えられたりの、技法として、 僕は詩を現在のところでは、捉えているようです。 口先だけで変わらない物事、自分の価値、それが歴史性に対して垂直に立つ詩と言うものに対立しますが、 むしろ自然な心が踊り出すような、意味のトップとして、見世物として詩はあるような気がします(なんとなくですが)。 菜の花色の明かり、とてもきれいな表現をしていただいて、嬉しく思いました。何をするにしても、 意味のない人生だからこそ、詩のようなものを、マイルストーンにして、人生に意味ある価値を、 発掘していくのではないでしょうか。それは、非常に困窮の状態における人らに対して、 何らかの関係を持っていないではいけないのでしょうが(百万人の飢えた子供に対して芸術は何が できるか)。文化というのは、総じてそうした側面が見られるものだと思います。悲しみに何の意味が あるのか、ということを知らなくては、詩は書けません。動揺に対して、助けを出すようなことをする、 そんな、ささやかな物であればいいと僕は思います。詩自体に、それほど大きな力はないのだ、と 感じたうえで、現実に詩を書いていけば、詩との向き合い方が変わることによって、自己に割と 大きな意味の変遷を見出すような、普通の思考と手を結べるような、発展的な詩観というものが、 生まれるだろうか、そうしたらいいな、と思います。言語の自分の塔が、崩れないようにする、別の塔を みる、そうしたことはあるとして、塔の建築技術を身につけた人こそ、神秘の世界への到達者であって、 あらゆる詩作作業の技術とプロセスに求められることなのだと思います。次第に積もってくる経験が、 何となく後ろを振り返ったときの気持ちを駆動力にして、どこかへ道を定めなければなりません。 それを定めるのは、現実の経験に依るのであり、またその経験をもつ自分自身の心の能力が、 そうしたことを、連続に経験していくものだと思います。 (信頼を築く幸せ)

2017-11-21

こんにちは、るるりらさん。 コメントいただき、ありがとうございます。 風や水や土の移ろいを感じられたら、何と美しいことでしょうか。人に対することも、自然に対することも、 実はともに同じ価値があり、優劣をつけられないと思います。ただ厳然として優先をつける理由は、 損なわれたら戻らない、その度合いなのだと思います。語るということは、優しさですね。 人をほめることは、語ることによってもできるのです。僕は、語ることで、何かを 知ろうとします。たくさんの言葉を詩にできないのですが、大事でないことを詩にすることは、 ないものだと思います。沈黙と語りですね。 僕は、一つの疑念が頭をよぎったら、そのことを実際に取り入れ考えることで、安楽な気持ちで、 ふんふんと物事を渡ります。みんなが、失敗してきたといっても、意見に意固地になることが、悪いことです。 苦しみへ思い遣ること、社会は、恐ろしく複雑です。人の手に負えるのでしょうか。 知りえるのは自分のことであり、顕れた自分は、人にも知り得る。他人に関わろうとしすぎて、徒労 に終わる、そんなこともあるでしょう。そこから学ぶのは、自己自身の偏りと思い込みです。私たちは 自然から生まれた。自然のあり様は、このように雄大である。それを内に含んでいるはずの生命が、 自然破壊を行ってきたために、自分で罰を呼び寄せているのだと。やや一面的な考えですが。 他方、自然を受け継いでいるなんていうことも思います。 変えねばならぬと思うのは、できることばかりです。やり方を、取得することができることばかりです。 良く考えるということを、実践するとき、そのやり方をどこかで得なければならないのでしょう。 直接は「ピタッ」という感じで、直截は「バッサリ」という感じだと思います。 ありがとうございました。 (良く考える)

2017-11-13

まりもさん コメントありがとうございます。 たぶん、作品から受け取れるのとは、僕は違った人間であると思っています。それは、体調の変化が 大きいからです。しっかりとしていないからです。僕自身が僕自身の特徴を把握できていないのです。 「呼びかけ」の甘さが、自分に対して、うしろめたく、また悲しく思えてきました。 >あらゆる人ははきっと答えを与えられている/それを発見していくのだ この、答えについての観点に至る経緯としては、人から感じたことでは、ありません。『オイディプス王』や、 数学における発見から、教わって、こうした言葉になっているようです。まりもさんは各個人が 発見した瞬間の喜びを持つところを想像しておられます。そういったものを、ポエジーの一種であるとして 解釈されていると思います。やはり、詩人の言葉はこういう風になった、とてもさわやかに感じます。 理想を言葉にすること、僕の現在の嗜好はそんな感じのようです。 (良く考える)

2017-11-02

森田拓也さん コメントありがとうございます。 大切に読むということは、いつでもできることではないと思うので、そのようにしていただく感謝をお伝えいたします。私は、詩の中に、喜びを見つけようと探しているようです。それが見つかるときもあります。 人間存在は、テーマとしては大枠過ぎて、意味不明になりそうですね。気をつけながら書いていました。 五連は、一か所も他の作品からの着想を借りずに書き切ったところなので、一番生き生きと書けているのではないかと思います。 詩を書いていながら思うのですが、うねりが現実を動かすとき、詩の力が必要となるでしょう。世界を捉えることが、詩的感覚、詩作行為によって、可能となる。つまり、激動の時代の方が、良く詩が書ける。 ゲーテなどが、そうしたことに当てはまる例だと思いますが。 いつも元気でいてくださいね。後ろ向きな鬱鬱状態も含めて、全体としてはプラスへと向かうように。森田さんの現在におけるような詩情が、その方を向いているような気がします。 (良く考える)

2017-11-01

※上の不具合、自己解決しました。ログインしっぱなしで10時間ほどたっていたら、反映されなくなるようです。 だから、再ログインしたら、書き込めました。 (六枚つづきの世界)

2017-11-01

※あれ、なぜかコメントしたのに消えてしまった。アガったというのに。 再度書き込みます。 描くことによって苦しみから抜け出たい。そして、人とのかかわりに何かの意味を集約している。 それはメッセージなのか。なぜ人の事が中心的に述べられているのか。と考えると、自分というもの を理解したい、おそらくは甚だしい苦痛をどうにかするには、なにかの鍵が必要なのかもしれない ということか。おそらく独自性を表現するという行為に、何かを賭ける、それも、甚だしい必要性で。 それは万人の持つ表現欲求、だがそれに加え、世界へ手を伸ばそうとし、じつにじっくりと もがいている。 淡い水彩の痕跡のような、美しさ。心が変わることを願う、今までの世界を上書きして変えていこうというのであろうか。 もっといろんな本心、意見、気持ちを聞いてみたいような気もします。この詩の前と後みたいなことを。 詩作品の鑑賞には、詩というものの、成り立ちの共通を、明かしていくような種類の批評が当然あって 良いと思います。 (六枚つづきの世界)

2017-11-01

花緒さん コメントいただき、とてもうれしいです。ありがとうございます。 最近は、作品として纏めることに積極性を感じず、粗く文章を提示するほうが自分らしいと思って、 作っていたのです。もちろん、紋切り型が散見されるようでは、創造作品としては、失格ですね。 ですが、詩情がある、と思っていただけたのは、やはり、良かった、と思いました。最後のところで、まだ 評価する人もいるのかもしれない、とフォローを入れてくださった、お気遣いに、感謝します。 ありがとうございました。 (良く考える)

2017-10-31

深尾貞一郎さん コメントありがとうございます。人が星であるというのは、人と星が同じようなものだと、比喩にしたものです。 そういう比喩をすれば、何かの感覚に訴えられるだろうと思って。実際、好悪を離れることくらいのことを、 詩で表していきたいと、思うものでした。自分にはそれほど意味はありません。意味がないところで、泣いたり 笑ったりできるというのは、いったいどんな意味があるのか。どんな意味もなく、どんな意味もある。 星が積極的に人間に働きかけて変えようなんてことを思うことはあり得ないものですから、そういった意味では、 何を見るかが大切であると思います。 パスピエの『スーパーカー』を聞きました。夢の話であり、現実の話だと思いました。ありがとうございました。 (変わる)

2017-10-03

北村灰色さん コメントありがとうございます。 自己理解と他者理解、言葉を通じたところの理解、人間理解を考えながら書いていますが、それがうまくいく場合と いかない場合があります。オルタナティブ、もう一つのロック、といような、ものになっているとすれば、 とてもうれしいです。僕は、正しい表現を心がけることは、金科玉条にしており、正しくないアジテーションは、 正しくとらえようとしなければならないと思っています。要は、アイディア勝負を心がけているというか。 人生で知ったことなど、書ければいいのですが、やはり一流の方々は強固な自我を持っていると思えます。 それで、僕の書くべきことは、言葉が生きているということなのだと思います。そのような目標を立てると、 空虚を排し、割と楽に詩が書けるような気がします。気がするだけかもしれませんが。 (変わる)

2017-09-29

まりもさん コメントありがとうございます。 目に見えない心の働きが、詩の形を(たぶんずっとわかりやすく)整えるのだ、ということがあるとおっしゃって おられると思うのですが、読者の心を想像することが出来ないもので、自分の中で通用する論理で、詩を書いて います。昔はもっと素朴なのを書いていたのですが、自分が今現在こだわっていること、落ち込んでしまっている ことには、自分のもやもやを突き抜けたいという思いがあります。 トートロジー的なことば、たとえば >障害ないことが自由にいきわたる >思うたび情けなく思った >私の全体を捉える人は一人もいないのだ 等々……、があるのは、文章の意味を確定させるのは何なのだろうか、という疑問につかまえられてしまっている からだと思っています。自然状態が回復されれば、それらの問いは簡単なのでしょうが、なかなか文章にこだわる ようなセオリーは、できておらず、完成された作品というよりは、破れ破れの呻きのようにも、なってしまって いるように思っています。もちろん読者を考慮しないわけではなく、ちゃんと普通にも工夫しなければならない のですが、ハエの動きを目で追えないような不自由さでは、やたらに意味を追い続けて終わりもないといった 状態になってしまっているようです。もう少しちゃんとしたいのと、何かの新しさを生み出したいのと、 考えています。そういった思考圏内に対しても、まりもさんはちゃんと想像してくださっているので、 やはり優れた方だなと思います。いつもコメントありがとうございます、励みになります。 (変わる)

2017-09-29

三浦果実さん コメントありがとうございます。 生きることについての自問自答、その通りですね。一体どうなってるんだ、といいたくなる現実のあり様、 現実に(精神病世界から)帰って来れて思うのは、誰もが普通の人間で、別に(世間では)憎み合っていたりするわけ ではない、ということです。負けから生まれる物語は、常に更新していかないといけない。そのためには、 何が不幸の原因であるか、探し回らなければならない。三浦さんの核にあるものは、おそらく不幸な人への関心 と、それと同時にある共感、だというふうに思えます。そのユニークさは詩にも物語にもなる。そして、僕自身はというと、 特に応援している野球の球団もない、たんぱくさが一番自然かな、と思えるのです。「変わる」という題は、 自分の深い恨みを思い返すまい、という気持ちから付けました。何事も、自分で作り出さねば意味がない。 そして、形を支える人々の美しさをよく感じます。「なぜ」という負けた原因を問う問いに、答えがなくても、 それは答えがなくてもやっていけるんだよ、と思うしかない。少なくとも自分の心の真実の中では。しばらくの間の神の せいにしたりして。 負けしかなかった過去の生を振り返ると、そんな感慨がわいてきます。 負けん気の強い子供時代の延長が、反骨精神として残る。あとは、実現できるやり方があるかどうかですね。 なぜ、と問うてしまうのは、現在が不幸だからなんですね。不幸の理由を探し求める(改善したいから)。 ペナントレースを戦いぬく意志がなければ、まず舞台に立つこと自体が出来ない。人生においては、ということ です。詩はまた少し変わってきますが。現状は詩もペナントレースのように、なっている気がします。 そこのあたり、B-REVIEWの底力と、革新性で、どう決めていくべきか、ということを、されていけるだろうか、 というふうに、僕は思います。 (変わる)

2017-09-28

るるりらさん こんにちは。コメントありがとうございます。「感情は少し遅れてやってくる」、感情は、自らの味方が来たのを知らせもすれば、 敵への備えをせよというふうにいうこともあるでしょう。人の感情には美しいところがあり、ドラマには欠かせないものです。 追体験ができるように、読者の応援を待つくせのある人もいれば、失うことの恐ろしさに、泣いてしまう人もいる。 嫌な気持ちを心にしまって、詩に表わされた、強い自我や、弱い本音を思いながら過ごすのは得策です。 僕の詩に、 >そんな人に この詩は そっと寄り添い。大丈夫だよ。と、いってくれてくれています。 という感想を持っていただいたので、誇らしくうれしく思い、共感の一番いいところが、言葉の形で関われたので、 そんな気持ちを大切にしたいな、と、心の中にしまった思いでレスレスをしました。 酸素不足で苦しんできて余裕もなく、崖の上の孤独を一度も持てない。結果だけがあり、こころもと(心臓のまわり)がない。 そういえば、手塚治虫の漫画で、『どろろ』というのを少し読んだ覚えがあるのですが、どこかで手に入れて 読んでみたいな、と思いました。 船頭さんの出てくる詩を、どこかで読んだ気がしますが、渡らせてもらってありがとう、と言いたいのです。 辺りを見渡せばナンテンの木が植わっています。疑いを晴らしたとき様々な力が、順序良く並び、 とぼけた顔であっちこっちを向いています。この顔はきっと、昔から僕が見てきたものなのであり、 僕なりの愛情の感情を象徴したものです。呪いの歌の聞こえない場所からは、見えざる手が伸びてきて、 その主が僕を楽しませたいと笑っています。過去の話では追いつけない呪いということ。追いついて満足するという こと。人のあざけり笑いには心の奥底に隠された照れがあったということ。美しい言葉が言えるように なりたいのは誰なのでしょう。きっと僕は今日も食事をするでしょう。 (戸惑い)

2017-09-19

まりもさん コメントありがとうございます。ずいぶんと、返信が遅くなり、すみません。 良いと思われた箇所をあげてくださりました。僕もそれらの箇所がかなり自分でも好きなのです。 饒舌すぎるのではなく、美しかったり、必然性があったりするような言葉を、好んでいまして、自分でも書けていたら いいな、と思っていたので、この詩においては、まりもさんに選んでいただいた箇所は、ある程度評価は持って いただけたことであると、いうことでしょうか。 凝縮、これについては、あまり意図してやってこなかったので、難しいのですが、インパクトというような、 かっこいい詩も、書けるといいなと思います。また、それにかぎらず、様々な作風を身につけるようにして、 詩を書いていけたらいいな、そうしたほうが楽しいなという風に思っています。楽しい詩、ということを、 自分に心がけたいのです。悲しい本を、あまり読まないようにしているのも関係があります。 今はそういうことを思うような、現実の過ごし方です。 精神的な余裕とは、詩に対するときの精神状態も、わりとリラックスできるというか。長い本を読むのには、 やはり余裕があった方がいいと思います。新しい詩を生み出すためには、やはり余裕があるといい。 ネットで尊敬する詩人は、何人かいますが、その方々は、今はあまり余裕をなくしている方が多いのですが、 僕に余裕が生まれたように、それらの方々にも余裕が出来たらいいな、と思います。余裕と詩の関係の話 に、いつのまにか、なってしまいました。今現在明けていく空には、太陽がだんだんと上ってこようとしていますが、 明けていくb-review掲示板にも、新しい詩がいくつも上ってきますね。美しいイメージを、思い浮かべています。 イメージが詩においていかに重要か、イメージが人生においていかに重要か、イメージが愛において、いかにその愛を、 苦難の中にも人の間につなげる作用を持つものなのか、限りない喜びとして、そんなことを大事にしていきたい、 やり直すことのできるところまで、やっとやってきた感じがします。 横道にそれてごめんなさい。今日という日が、病から抜け出たような記念の日のように思ったので、 この時刻、美しいb-reviewのトップページ、詩作品の並んでいるさま、という環境、状況それらについて話せるのなら、 と思いまして。偶然の機会としても、とてもうれしかったです。ありがとうございました。 (戸惑い)

2017-09-19

こんにちは。りさん。コメントありがとうございます。 叫びを聞きとっていただき、うれしく思いました。この詩はこれからということを、考えながら作っていたから、 序章になったのだと、思いますが、前向きばかりの詩も、後ろ向きばかりの詩も、自分の中ではどちらかに100パーセント 偏ることも、現実にはないのでしょう。だから、色々なことが渦巻いているということから、閉じてしまわない詩 ということも、多少大切ではあるのだと思います。 愛するということが出来ないのは、愚か(何かを言っても考えても、当たらない)ということと、関係があるので しょうが、愛を知って、愚かではないことを考えるようになる、ということを、僕は基本的には考えています。 そういうことについて、人により多様なスタイルが存在していますが、そういうことについては、わからないということも、諦めず愚かを改善していける ように、しなければ、と思います。正しいことを考え、言えるようになりたいな、と思っています。 ありがとうございました。 (戸惑い)

2017-09-05

三浦果実さん、コメントありがとうございます。 『沈黙』、小説を読んだことがあります。風邪で学校を休んだ日にでした。 >自分が幸か不幸かなんて、自分で決めてる幻想でしかないんじゃないの? 幸か不幸かと悩むことは、実質を欠いているのだし、自分で決めて良くなることでもないのだ、 ということでしょうか。 疑問に思ったのは、棄教、転ぶ、退転といったものを、救う視点は、人にはなく、神様はやはりそういう人も、 見捨てないのだろうということです。そのことについては、他者が棄教者を打ち砕くのが信仰者のあり方である、 といったような、人間の有限な能力が、そうした現実への表れとして出てきているものだろう、と。 「自我は憎むべきものである」という自己否定が、近代的自我にはあったそうですが、おそらく、自我の存在が ある限り、神への信仰とは別のものが生まれてしまうのである、と言う風に、僕などは幼稚なままでそういう風に 理解してしまいます。僕の考えなどタンポポの種の様に軽いものなので、吹けば飛んでしまうもので、宗教 からもお断り、と言われそうです。まあ多くの人は、神のために生きるということを、考えずに済ましている 時代と場所であるでしょう。 話がずれました。 >そして私の中にもある信仰と赦し >つまるところ十分に頼ることが出来るような意志の構造 この部分について感想を言ってくださったのですね。 自分に頼れれば、信仰も自家用にできる。そんな自我もあっていいし、それがぴったりくる人もいるかもしれない。 そんな気持ちを持っていました。こんなにまじめに感想をいただけて、とてもうれしかったです。 まだ言いたいことは多くあるのですが、上手く言葉にできないのでこの辺で。 (嬉しい荷物)

2017-08-30

花緒さん コメントいただき、ありがとうございます。 自分の物語を作ってみました。詩の作り方としては、とりわけチャレンジしたような理論はないのですが、 それでも、書いているとなんとなく筆は進んでいきます。だから、今は、少し詩学について勉強をしようと 思っています。それは、力になるはずなので。自由に描いていけるはずなのにできない、これは僕には 課題として残っています。ハッピーな詩、と読んでいただけて、とてもうれしかったです。 (嬉しい荷物)

2017-08-29

まりもさん コメントありがとうございます。心の中で、いろいろ遊んでみると、価値がある。言わずもがなをあえて言うのが スタイル。表面だけでは子供のまま。かっこいい生き方をしたい、いやむしろ、楽な生き方をしたい。 このようなことを思いながら書きました。他人を意識することも、取り分けて言う必要もなく、大事ですが。 (嬉しい荷物)

2017-08-28

この詩はいいですね。とても繊細だと思います。kaz.さんの批評を読んでいると、ちょっと抜けてる(失礼)ところが あるような気がするんですが、この詩は、言葉と映像の結び付け方という点で、ほかにないような詩、新しいと思い ました。kaz.さんの詩は、僕には、とても長くて、奇抜でといった感想を持つ程度で、あまりしっかりとは読んで 来なかったのですが、真摯な方で、まだかなり若い方なんだと思うと、これから大きな可能性を持っていらっしゃる だろうな、と思います(もちろん比較的の話で、僕だって老境ではないんですが)。僕がこの詩に思い浮かべたのは、砂漠の中、 爆撃に怯える人々だったのですが、それで合っているでしょうか。光の描き方が、素晴らしいと思います。 僕は、最近、絵画を鑑賞し始めたので、kaz.さんがお好きな画家とかいれば、教えてください。まだほんの少し 見ただけなので、どれがいいとかしっかりとはしていませんが、僕はゴーギャン、セザンヌ、村山槐多とかが好きです。 とにかく、この詩には結構感動しました。 先行き明るい方へ、色んなものが変わっていっている気がします。それは錯覚ではなく、何かの超越的存在、 超能力が、美しくも心地よくも、収支がとんとんになるように、働きかけている気がします。 (黙すること)

2017-08-18

美しい詩ですね。細やかな思考を感じさせるようで、そこには天性の才能が見えるような気がしました。 逆に、大雑把なことは、特に褒められることもないものですが、強いて言えば息が長いというのが褒めに 近いかもしれない。細やかさ-息の長さ、対比させて探っていかれるのも、良いんじゃないかな、と思いました。 (私が鈴虫だったころ)

2017-08-18

心にガッツをもらえるような気がしました。運動会では、靴派と裸足派がいました。僕も一回くらいは裸足で 走ったような気がします。スピードと感触と気持ちが、全て溶けあって、燃えるような気持ちになり、とても 良い気持ちになりました。 (野を駆ける)

2017-08-18

>まるで眩しい >日射しにあふれる >にぎやかな目覚めのときみたいに こういう詩句のポエジーは、竜野欠伸さんのポエジーであり、特徴でもあるはずです。 >⑧誰しもの女神:全世界の子供たちのつながり 全世界の子供たちがつながっている、そんなことは、どうやって発想するのだろう。 >瑠璃色の夜空には >綺麗な彩りをした波紋ですら >しっとりと映っていたのです これはオーロラでしょう。 毎夜、空では神話の生き物が半日の間ずっと、様々な営みを続けている、そんなことに気づかされました。 では、それはきっと、とても自由な想像力を、働かせているという作者が表れているんでしょう。 そして、軍事的な世界、が、時の歴史の中におかれたとき、そういうことへの関心と思考を、働かせなければ どうしようもない、そんな、民主主義の、平和主義の、良いところ、それを、世界の子供たちがつながるという、 現代ではどこかに拡散しているであろう、もはやシンボルのない普遍性の理想が、描かれているのだと思いました。 正確な言葉の使い方、つまり言葉を使うのに誇張や恣意性がないという特徴を感じました。 この作品は、素晴らしいと思います。プロの詩アンソロジー、例えば、 管啓次郎・野崎歓編『ろうそくの炎がささやく言葉』に載っていてもおかしくないな、と僕は感じました。 (白夜の終わり)

2017-08-13

この詩を読んで、時間感覚について考えました。僕は、良い詩の鑑賞法は、時間をどう色づけるかということによる ものだと思っていますが、なかたつさんのこの詩は、時間を良い具合に染めてくれました。結局のところ、 メッセージを押し付けないコントロールがある点で、なかなかないような詩ですし、破たんしないように丁寧に作って おられるようで、鑑賞が美しくできました。 >人をゆるしますって。どの立場で言っているんだよ ここが、少し強い意見だと思いますが、愛憎なんだと考えると、ここを強く感じた語り手が、Coccoの立場に立って、 彼女を大切にしているような気がしました。 >雨が強くなってきた >その理由が >わかった) 自然と神と歌姫と祈りとある少女。 この詩には、地上楽園を見出そうとする切実な思いが感じられます。 全体に、構成がうまく、静謐が最後には感じるようになっていると思います。それはきっと、読者が祈りを思う ようになってほしいな、少なくとも、祈りの心だけは誰かが救いださなければならないな、というような、 控えめな語り手の世界が、静かな声だが確かな存在感として、現れていると思いました。 (Cocco/少女、の祈り)

2017-08-12

なかたつさん コメントありがとうございます。 「傷跡」については、色んな他人から、ゴミ箱にされたというようなことがあり、それに対して立ち向かわなかったので、 心の中にそうした良いように使われた記憶ばかりがあって、そこからまだ逃れられないというような、傷です。徒党 を組むと、どんなにおかしなことでも、お互いに目くばせしあって実行できるものであり、どんなおかしなことでも、 色んな理由を作り上げて、実質という論理で、滅茶苦茶にするものである、と僕は思っています。形式と実質の 手綱を操る他人に、負けてしまったということで、これからもそういうことは、起こりうることだし、僕が実質を いかにして自己によって主張し、いかなる形式が適当であり、形式遵守の意味を、社交的にうまく使っていかなければ ならないか、そういう考えの絡まりによって、こういう傷が、残ったというように、僕は思います。 「幻想的な攻撃」というのは、過去にあった争いの記憶を、呼び覚ましたとき、せめて戦いではあったと、なにがしか の理解をしようとして、芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」みたいな、ことだったと思えるようになりたいな、という 気持ちで使いました。 >自身は覚悟の瞳を持っているのですが、周りは陰鬱な眼を持っており 見る存在であることと、見られる存在であること、これが一致しないと、通じ合うことはできない、そんなことを、 ずっと望んできた気がします。果たしてどんなことをすれば、それが達成されるのか、あるいは簡単なことなのか。 嬉しさはですね、冷たさを感じることが出来る自分、ということが嬉しかったんです。自分の感覚が、心を裏切らない ということが感じられたから。 >レッテル張りをされた自身の生き方を自身の思いによって変えること このあたりは、良く言ってくださったという感じです。失くした自分が、過去にとらわれずなんとかしたい、という 気持ちです。 僕は、年齢に比して常識を知らず、言葉もうまく使えないので、何やら何をするにもずれたことしかできないという 良く分からない状態で、一日に一つくらいは、普通の会話ができるようになりたいとは思っています。それが本当に 大事なことなのか、ということを思い、心は動揺してばかりですが、色々とやっていけばいいんだと思います。 また、「あなた」との決別という事では、やはり延々と勝手に気持ちを持っている限りは、色んな人が、むかつく らしく、また迷惑であるということを、「あなた」も思うのかもしれない、思わないかもしれない、と感じまして、 いい加減に決別しないといけない、ということを、感じたり、感じなかったりしながら、色々と日々を過ごしている 感じです。 丁寧に読んで批評くださり、ありがとうございました。 (不在)

2017-08-12

るるりらさん コメントありがとうございます。 >自分と違う温度を持っている雪は、他者との出会いに似ているとも思いました。 >冷たいと感じ悲しい思いになると同時に 嬉しい。 詩的な想像力と表現、さすがに素晴らしいですね。 自分と違う温度、他者との出会い、そうしたことを雪に見るのは、幻視と言うものだと思いました。 悲しさと嬉しさは、一緒にやってくると、もの悲しくなります。 人に笑われる人格のままで、やっていけるとしたら、僕よりもずいぶん我慢強く、感謝の念を忘れない、立派な 人なんじゃないかと思います。僕は、純粋さの悪い面を、見つめ続けています。笑われるのが、嫌だと、思ってしまう 自分、たぶん、子供なんだと思います。 題名の「不在」は、一人でもやっていかなければならない自分、臆病で慢心した自分を、普通に皆抱えている というような気持ちを、表せたと思います。 荒野で夕日と二人だけ、みたいな、情感を、なぜか今日の時点では、感じます。イメージのユニークさは、 るるりらさんが一番うまいと思いますから、そんなことを、いつも学ばせていただいています。 泣き笑い、そんなことが、あるのだと、僕は、納得しなければならないようです。 ありがとうございました。 (不在)

2017-08-07

ハァモニィベルさん 再レスありがとうございます。不在が心の中に存在する、というのは、なかなか直観的なもの言いです。 かなり鋭くないと、理解できない言い方ですね。ぱっと言語化できるのは、直観が鋭く、参照する知識があって、 世界観も多様に見てきたというようなことを、想像させられます。ありがとうございました。 まりもさん 再レスありがとうございます。 ラカンは読んだことがありません。ユングも読んだことなく、フロイトは少し読みました。アドラーも、 『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』読みました。 不在によって、つよく思い起こさせられ、心が千々に乱れます。「不在」という題は、本文を書いてから、 一番後につけたので、テーマにしたかったというか、書いていたらそんな風に出来上がった、という感じです。 美化も甚だしく、女神のように思っているので、なんとなく見守られているという意識をもって書きました。 レスを書いているうちに、大分自分の詩作に、どんな意味があったのかという事を、つかめてきました。 コメントをくれた方々のおかげです。まりもさんは色々と気を配ってくださっているようです、皆さん頑張って おられますね、僕もコメントと詩で、少しなりとも貢献したいと思っています。ありがとうございました。 (不在)

2017-08-06

良い作品だということを、読後十分くらい後で、認めてしまいました。家族や恋人の関係について、かなりストレートな 心情表現の言葉で綴られていくので、結構うらやましいというのが一番正確な読後感です。僕は時代に乗り遅れて、恋人も持ったことがない人間なので、まだおっきい子供みたいなものなのです。でも、現代では、恋人を持ったことがない人が半数くらいいるという話であり、別に倒錯的な価値というものも、ほぼないだろうと思います。 穏やかな詩だと思います。夜の雰囲気が強いです。レイアウトは、確かにもっと狭い方が、 良いだろうと思いました。 印象深く、自分を振り返っててしまうような詩だと思いました。 (縁)

2017-08-06

二行ずつの対比文が進行していきますが、言葉の選択が、ち密なリズムを作り上げ、意味自体を美しく 作り上げていくため、その文章が真であるとして、受け取りやすいです。 >私も 僕も 恋をしていく ここなどは、実に思いがけない新しさで息を吹き込まれた言葉であるように思いました。 全体的に、やっておられることが新鮮で、非常におもしろさを含んだ詩作だと思います。 あと、やっぱり、題名がすごい。「夜明けの晩に」というと、かごめかごめの童謡ですよね。 それをひろってくるのは、大変に視野の広さがある気がします。 この作は面白いと、思いました。 (夜明けの晩に)

2017-08-05

竜野欠伸さん みそ汁は、味の素を使わずに、煮干しでだしを取るとうまいですよ。 >「笑い」とは所作である これには納得です。体を動かすことが、共感を呼び、笑いになる。非常に説得力のある意見です。 一方で、笑いは差別であるということを聞いたこともあります。 中島らもの、『何がおかしい』という本のなかで、 「笑いには三つの系統がある。①「あほ」系統②精神障碍者差別系統③身体障碍者差別系統の三つである。」 とあります。引用から、笑いは、その構造は、差別であるということがみて取れます。 同書の中で、「マルセル・パニョルという作家曰く、「笑いとは優者の劣者に対する優越的感情の爆発である」これは 一言で言えば「差別」ということになる。」ということも書かれています。 中島らもは証明したわけではないので、やや強引であると思いますが、しかし、実際生きていて、優劣を気にする ということが、たくさんあります。勝ち負けもあり、いじめもあり、喧嘩もあり、でも、知恵を出せば、 経験を積めば、それらを極限まで行かないように、はぐらかすこともできると思います。それは、もちろん自分の ためであり、自分を敵とみなされた場合に、それを逃れるためにする、防御と攻撃を兼ね備えた戦術です。 >恥ずかしがり屋の与太郎(落語の登場人物)の連れみたいな こういう笑いは、最高ですね。とてもセンスがいいと思います。 (不在)

2017-08-05

竜野欠伸さん コメントありがとうございます。 自分で読んでも初めから終わりまで、詩の中で時間が進むにつれて、明るくなっていくような感じがあるのですが、 最後の呼びかけ、 >人に笑われる人格から >変わったよ という部分で、自分の変化、成長を確かにあるのだ、と思いたかったということがあります。 「滑稽」ということ、指示対象性と自己身体性では、相手を笑うときの対象が指示対象性で、 笑われるのが自己身体性ということかな、と考えました。身体的に自分で獲得している笑いについて、 それが当てはまる対象を探し、笑いを実行する、という感じでしょうか。しかし、笑いはやっぱりアナーキーなもの で(感情がはじけ、何を考えてもいない精神状態になる)、だから、笑われた経験が、笑いについて理解するために と、前向きに考えることもできます。竜野さんがされた身体と対象というとらえ方は、新鮮に感じます。 身体の回復、笑いの回復。対象を意味づけるのなら、自分が身体を持っていないといけない。このことは、現実 の会合などでは、実に鋭敏に厳密に、分からないと、すごくまずいことになります。生きることが大変になって しまったら、少しづつしか駄目ですね。僕に、学習能力が備わっていることを、祈りたいです。 ラストシーンのまとめをほめていただき、嬉しいです。竜野さんは理想を目指されているようであるように思います。 僕の身体の中を探った時、それと一致した状態が竜野さんという指示対象にも見つけました。どんなことを見つけたの かというと、いつかの気持ちを、忘れられずにいて、それを門をたたく力として使った、という行動について、です。 もちろん、詩を作り始めた人は、みんなそうだ、と思わずにはいられませんが。 (不在)

2017-08-04

クヮン・アイ・ユウさん おはようございます。コメントありがとうございます。 怒りと不安が負の感情で、喜びと悲しみが正の感情であると、僕は思ってきました。 死にかけたとき、負の感情が生まれ、生命を「感じた」ならば、生の感情がやってくる。 そういう風に考えています。 前者においては、不和、喧嘩、だまし合いなど、後者は通じ合い、気づきの関係、などといった ものが、感情を与える関係として、考えられます。それを離れた関係は、まだ理想さえ示していない。 人間でないものは自己もないのですが、自己がないものも人間ではなくなる。人間でなくなるという恐怖 の状態では、やはりおかしなことを、理解しようとするはずです。 断続的な努力と諦めの移り変わり、落胆に、恨めしい気持ちを自分の中で自分の立場として、転倒した形で 持ち続け、甘え続ける。人間ではないものとなってしまった人を攻撃すること、が一般的なのは、教育に力が用いられて きたからでしょう。評価という価値に照らし合わせ、否定することは簡単でしょう。恨みを晴らすというような、 一つの心の働きを、否定しがたく。自己と自己が、ぶつかって、やり返すことは普通にあります。 人と人が、顔を突き合わすことには、機微の経験という意味があるでしょう。文章の形で示す情報交換には、 論理の鑑賞という利点があるでしょう。 食欲もなく、疲れてばかり、ふらふらであった自分と、「自分の世界」と言うものに対する絶望。 取り戻し方を、興味や共感を持ってみていただけたらいいな、と思います。そして、詩として 美しいものになっているかどうかが、やはり気になるところです。そして、上の方でも言ったように、 実践行為全体を良く味わう事を、僕はしようとしています。 「作る」こと、力のある言葉、真っ直ぐで誠実な自分、褒めていただき、嬉しいです。 分析と総合の両方に気をつけながら、自分なりに意味を、全体として生きて、精髄がある、詩と言うものを軸に、 理解と発見に努めて行けたらと思っています。 (不在)

2017-08-04

ハァモニィベルさん コメントありがとうございます。 今日は朝から、目覚まし時計を捨てた捨てないと親と口論になって、大変に厳しい気持ちでいたところに、 この詩への返信があり、それを読み、自分を落ち着けて、冷静になることが出来ました。心のスケッチには、 こういうことも、起こるみたいです。そういうエピソードが、僕には本質的であり、結局のところ、 自分が試される、自分の記憶との向き合い方、許すということが、いかにして可能となるか、そういった ことを感じつつ、返信を書いていることになったというところです。 >この作者の本質は、じぶんの《心》を《それ》と置き換えることができること 精神分析学を抜きにこの批評を考えることなど出来るはずもなく、僕の曖昧な知識で《それ》と《心》についての 考えを、実行してみました。《心》と《それ》が行き来するという事、これは、ブレンターノやフッサールの 「志向性」という考えにも、明らかに符合する考え方だと思います。 >「私は心臓の部分を叩きつける」 >「あなたが唇を軽く噛みなおす美しさ」 表現として、取り上げてくださったこと、嬉しかったです。 一言、「あなた」の不在には、言葉にならない、感情的な心を貫く圧倒的な力で、頭を悩まされ、心を揺り動かされ 続けています。僕が、それを代償することは、出来るのかどうかということ、誰しも、そういった、「志向性」 というのか、「傾向」みたいなものに、動揺させられているでしょう。 まりもさん コメントありがとうございます。 >〈あなた〉という幻想から離れたから、雪が降るのか これは、やってきては離れ、離れてはまたやってくる、一つの自然現象(雪)にまで至ってしまったような「不在」の影響力 の大きさ、ということです。雪とは冷たいもの、白いもの、という言葉で言い表されるものである、と言えると思い ます。 すると、「不在」というのは、雪の様に熱を冷ましていく、そんなものでもあったのだということであって、強く 感覚的な面でも、《それ》として、投影することが出来るでしょう。この時問題となるのは、投影できるもので あることは、現実的にある、と認めたうえで、いったい僕はどこにそれを投影しているのか、ということです。 また、投影することのできる光を、僕は自分で作っているのか、あるいは、どこかから光が射してきているのか、 ということです。言いかえれば、投影するということは、映画の映像のようなものが本質的であり、常に事後的に 見るしかない、つまり、あらかじめイメージを予想・想像するといった様式はおかしいということがあるのだと思います。常に後追いの戯れ。 というわけで、自己の不在が、他者(主に「あなた」)の不在(という関係性)として引き継がれ、やがては 一般性の中に紛れ込んでいってしまうであろう悲しさ、というような、感傷的な気分で、今はあるような気がします。 僕は、予知夢は一回も見たことがないのです。予知夢を見たとき、どんな気持ちがするんでしょう。 田中修子さん コメントありがとうございます。 そういわれてみると、自分にはレトリックの心掛けがあまりないな、ということに気づかされます。読者に対する 予測、あるいは心遣いといったことを、念頭に置いて表現を置き換える余地の可能性を、考えていかねば なりません。「善いか悪いか」ということを考える苦しさ、これは、やや戯画的なまでに、余裕のない、僕自身の問題です。 (不在)

2017-08-04

花緒さん コメントいただき、まことに、ありがとうございます。 表現が、一行で倍くらいの長さの言葉を連ねた詩を、半分くらいに縮めて作りました。その際、重要視したのは、 大事な表現のみを残して詩にする、ということです。それは、そうしないと、僕の混乱と冗長で、読者をいたずらに困惑 させることにしかならないと、気づいたからでした。 あとは、論理的な面をうまく作らないといけない、そうしないと、伝わらないということになってしまいます。研鑽 格闘のすえに、そうした副次的な効能まで得られたら、素晴らしいことだ、と僕は感じています。思想的な面で言えば、 自分の表情のコントロールができないと、日常生活さえままならないといったことになってしまいそうです。 書き言葉でも、語尾やらなんやらや、調子などに、心や気持ちなどが、見え隠れすることも多いでしょう。そういう、 しんどいと言えばしんどいと言える人間の存在は、また別の面では孤独な自己への他者の面会的な現れとして、自己を 解放し、豊かなものにするという可能性があるとも言えると思います。 そうした自己調整能力と思想といった二柱が人間を作っているものだ、と僕は考えます。詩の良いところは、 コミュニケーションに、別世界に於ける自由な戯れ、遊び、感情を動かすこと、などといったことを、実際に 持つことが出来るという事ではないだろうか、と思います。決して、他者の詩よりも上に行くことの 優越感などといったことを目指してはいけないし、そうしたことを考えることが、詩を駄目にするのだという ことも、明らかではありませんか。少し興味を持って調べてみたのですが、「体罰」「懲戒」「罰」などと いったことが、教育、しつけにおいて行われる、といった社会構成について、まともに考えたことはなかったのです。 そうしたことの存在から目をそらしていたら、やはり現代での感覚としては、鈍いものに自分がなってしまう、 問題の所在も、分からなくなってしまうと思います。 そうしたことを、考えることは、詩と関わっていく上で、作品を作る過程、鑑賞する過程などと共に、自己教育 として、重要な趣味の大きな醍醐味であると考えます。実践することで得られるものがたくさんあるということ。 もちろんそれは詩に限らず、言語や思考に関係のあることについてはその他にも多く当てはまる事柄がある ということは確かでしょうが、「読めるけど、読めない」というご批評を受け、良い手ごたえを感じています。 (不在)

2017-08-03

ライトを貫いていることが、子どもの心の描き方として良いと思います。幼い恋は、僕は後ろめたく思ってしまいますが。 夏は、何をもたらすのか、ということを感じました。遅刻というイベント(アクシデントというべきか?)が、さらに 心をドキドキさせる、親密で、時間を共有させる、そんなことがあると思います。それは、一つの、優れた筋書き として、独創的だな、と、僕の経験したことのないことだったこともあり、生きるということの多様なドラマの 一つとして読みました。 (通学路)

2017-07-29

やわらかで優しい心、気をつけて、いってらっしゃい、という言葉を、心から発しておられるようで、 正しいということを思いました。とても創造的なやさしさだと思いました。優しさを極めると、それ 自身が創造的ということになる、という素晴らしい詩だと思います。 (足)

2017-07-29

全体の連関が素晴らしい表現になっていると思います。演じることと数学との関係としては、数の完全性と幻想性(?)、 個人の不完全性と硬直性(?)といったあたりを、明快で深さのある言葉で主題を探したのを見るべきか、 あるいは日ごろの思想を展開したのかといった印象です。良作として、よく楽しめました。 (irrational)

2017-07-29

離れていたのが近づき、性交後また離れ、妊娠によりまた近づく。そんな心のあり様かなと思いました。 この形で確かに新しい表現になっているが、一つの誠実さ、優しい心が下敷きになっている、そんな ことが好ましいと思いました。 (結婚)

2017-07-29

まりもさん コメントありがとうございます。 神々は、ドラゴンクエストⅡの、サブタイトル「悪霊の神々」に使ってあったので、割となじみがあったのです。 といっては身もふたもないですが、愛に戦慄を込めることは、神々の業としか言いようがないと思いました。 >叡智、これは後から得るものではなく、全ての人に内在されていて、 この叡知と同じで、愛が特別なものであると思いたかったのですね。 シャボン玉のところでご批評いただいた、「防御のための兵器」という概念は重要です。たんに、憲法九条のことだけを 言っているのではなく、防御の力のないものは、結局傷ついて、倒れてしまいます。 丁寧で正しく読み取ったコメントを、ありがとうございました。 (必要)

2017-07-26

るるりらさん コメントありがとうございます。 妄想と仲良くすることはできない、本気を出し握手しようとすると消えてしまう。 悩みは幽霊のようなものである。 自分を変えること。 と、このようなご意見の文章を、お伺いしましたと思います。 僕がまず思うのは、妄想とは一部であるということです。完全な妄想はなくて、ゆがみと思い込み、理解の不完全さ、 そして感情の強制的な力。こういうものが、妄想を生むのだ。 妄想とは、仲良くできないのだ、というるるりらさんはご意見ですね。かなり鋭敏に、怖いという感覚を、妄想 に対してもっておられるようだし、ご自分の向かうべき方向を、十分に考え悩んで、そうした感覚に至っておられる と思います。直観的に僕が理解したところで、消えるものが、消えること自体に対し、戸惑いと、疑惑を感じて おられるということを思いました。たぶん、ああなりたかったということやああなるべきだったこと、喪失と 心細さを感じておられるのかもしれない。 悩みというのが恐ろしいもので、意味がなく、現実の人間世界から霊界へ行ってしまう、そうしたことに なるのだとしたら、それは大変なことです。若造の、わかっていない未熟さ、を、僕は、幽霊という別なもので 表そうとしたようです。幽霊があっちこっちに出てくる、ということ。僕は、この詩を書いたときは、 自分の中の反抗心みたいなものと、一緒に格闘していた感じです。なにか新しいもの、あまりないものにたいして 考えることで、新しい自分が発見されるんじゃないかと。幽霊を直視する事で、 幼きころ僕のそばに近くいてくれたもの=幽霊の、力を借りたかった、そんな風です。つまり、子供のころの夢という 、原点を捉えなおそうと試みました。僕は、子供のころは、 怪談話を、ずいぶんたくさん読みました。母が心配して、読むことを禁止しました。だから、幽霊とは 僕には、なくした自分の分身なのです。少し大げさですね。この世を越えた場所へのつながりを、取り持つもの として、幽霊にはきちんと向かい合っていかないとな、という感じです。 自分を変えていかれるのは、もちろんできることですよ。頭の中の考えと言うのは、もちろん変わるものですよ。 できないという凝り固まった妄想を、自らの表現的快楽、言葉の持つ力によって、瞬間をとらえるのです。 エゴなどと言うものは、魚のエサですよ。ねこじゃらしが無限にくすぐるように。こぉちょこちょこちょ、こちょっとな。 僕は、幽霊は、やっぱり、たまには見たいなあ。 (必要)

2017-07-24

北村灰色さん コメントありがとうございます!消えていく宿命、ああ、そうですね。言われてみますと。そうですね、自分自身は消え はしないぞ、そんな気持ちを、いつも持っています。それと同時に、他人にも消えてほしくない、と思っています。 幽霊は、夏だし、こわ~い目に、楽しんで会える、そんな気分で登場してもらいました。昔の恐ろしさは、 怪談を含んだ恐ろしさ、野盗とか、山賊とかいったものがいたから夜は怖かったんでしょう、今では、戦争や 核が、恐ろしさというとまず浮かびます。現代の幽霊は、平和な国では、少し怖さも和らぐ感じです、 でも、病院の廃墟とか、怖いものもあります。とりとめもなく、すいません。ありがとうございました。 (必要)

2017-07-22

ミズノナカニという発想が素敵です。惑星の上の家という対比が、とても幻惑的なイメージとして、みずみずしい。 出てくる人たちも、そんな環境の中で、一定の時間が過ぎ、変わっていく、でもしかし、変わらないものも、 ちゃんとある、そんなことが書かれていると思いました。 (惑星)

2017-07-13

こういう、創造的な作品はとても好きです。センスが爆発していて、□を使うという試みも、成功していると 思います。なにより、言葉の響きのユニークさが一番感じられるところです。僕の記憶障害により、 内容を掴むことが難しかったのですが、レベルの高さや、知性と感性が感じられます。 (タイルの目地)

2017-07-13

まりもさん コメントありがとうございます。 構成がずいぶんと下手です。様々な青春の個人的体験を綴っていったと言えば、一応納得できるかもしれないのですが、 作者の身勝手な独白で、読者を困惑させてしまっていますね。本当に言いたかったことは、絵本屋を地図で調べて、 そこへ向かうことの高揚感と、目と目で無限な意味を、さっと伝え交わしてしまうあまりの鮮やかさを感じたとき の憧れ、です。やかんが出てきますが、これは、墓参りの場面なのです。都会を描くにあたって故郷の光景、 その対比が、僕の中で大きかったのです。迷わせる詩になってしまっていますが、迷わせることが、情報 の伝達として、特徴的な詩、そんなことを考えていました。できるなら、構成をもっと筆力と共になせたら いいと思います。そんな、ちょっと困惑気味にさせる、誠意の使い方がまだうまくない作者の詩という この作品は、だんだんと整理されつつあります。もっとうまい詩が、書けると思うので、一生懸命手間をかけたい と思っています。詩のあとも、心は、今正しいことを求めています、人のせいにしないという、心掛けをしています。 (眼差しによって心が通うこと)

2017-07-11

5or6さん コメントありがとうございます。 船が、揺れる……心が揺蕩っていたということかもしれません。 コツコツと当たって飛沫がかかる……こういう心は、まだ、いけないものです。「鶴瓶の家族に乾杯」を見て 傷つくのも、同じような理由であると思います。でも、僕は、信じているのですよ、自分とその認識が、 過たない水路を静かに進んでいくような時が持てることを。そうですね、まずは感じること、大事ですね。 未熟な自分の詩に、今現在では、角田さんと5or6さんが、批評という事をしてくださっている、 このことはもう、一種の応援のように、感じてしまいます。言葉の正確性ですよね。きっと、完全なる意味を、 授受することが出来る、それは、僕にとっての大きな望みです。人間とはかくかくこうしたものなのだ、ということ を知るだけではなく、かくかくこうしたものではあるが、可塑性がある、という事を信じています。 お時間を割いていただきました。批評ありがとうございます。 (眼差しによって心が通うこと)

2017-07-10

角田 寿星さん コメントありがとうございます。 >まだ失くしてない、意外にどーでもよくて、でも多分手に入らないだろう これは、わかりませんが、愛や恋や夢やなどが考えられます。 ホツレと精度、頑張っていきたいと思います。 ホツレ、そうですね、この二文を一緒にして、一言でニュアンスもまとめられるよう、考えるべきでした。 作品の精度というものは、向上させていきたいです。 口に対して、喉も唇も変わって言いうるという、案がなかったので、言われると、なるほどそうだと思いました。 沢山の良いアドバイスをもらい、批評していただき、良かったです、ありがとうございます。 貴重なお時間を割いてコメントしていただき、ありがとうございます。 (眼差しによって心が通うこと)

2017-07-10

こんにちは、読ませていただきました。 作品の深さに、読み尽くせていませんが、感じたことを書きます。 まず、性行為には、感情が決定的な役割を果たす、ということが、面白いと思いました。 少女の見た感情の本体を発見していくプロセスのように、読みました。 性行為にまでは、作品は想定されていないとしても、何かの破れが、感情を深化させるという ことが書かれていると、感じました。 (不可知)

2017-07-08

比喩に必然性があることが、まず特になかなかない素晴らしさだと思います。 >「紙芝居もこれでオシマイ」 時についての、何かが起こるというライトモチーフ(のちには、「ゆめからさめた」となる)として、働いて いるようなきがしました。そういう分析は、少し強引かもしれませんが。 >四時四十四分 これなども、単純すぎるほど誤りようのない、時刻の言葉ですが、実際使ってみろと言われると、難しいと思います。 そういう題で、全体を構成する芯にするというのは、実力を感じます。 >いつのまにか穴が空いたスニーカー  >唇を閉じたままのフリージア とにかく、表現力だと思います。 >そして夜が 夜が始まる この締めも、表現力がなければ成り立たせられないでしょうね。それだけではなく、何度も言うと、 必然性のある詩文。これが結構難しいことだと、僕は自分では実感させられてばかりいることです。 どんな作者も、そういうところは、悩むことだと思っていますが、そこを越えられる人もまた、少ない でしょう。 (四時四十四分)

2017-07-08

宣井 龍人さん こんにちは、コメントありがとうございます。 色んな人と積極的に関わっていくことで、なんとか前向きにならないと心が腐っていくような感じに思っています。 自分だけの寂しさというのは、すごく後悔になってしまいます。 メッセージを声高に出さないのは、やはり自分でも、謙虚のように仕上げたいなと思ったからだと思います。 そのように指摘されないと、自分では気づかなかったでしょうが。 総理大臣のように影響力のある人、国を動かす人が、しっかりとしていないでどうするのか、といった気持ちに なりますね。資質に欠けているとしか思えません。だから、僕も自分なりに頑張りたいです。 (心と空の叫び)

2017-07-05

緊張感のある、張り詰めた、雰囲気が保たれているのが、すごくいい点のように思います。壇上で話すことは、 人の目にさらされることになり、その時に言葉で殺してしまった。この、取り返しのつかないことを、長い年月 をかけて、やっていきながら、取り戻す方向へ向く。最後の切迫した再生へ向かって行く部分は、良い書き方 と言えるんだろうな、と思いました。やがて、心はその死から、立ち直れる、かどうか、ということなのだと思います。 聴衆の声になりかわった、神の声が、二人に届くのかな、と思いました。二人を応援したいような気持ちになりました。 (『巡礼』)

2017-07-02

優しい気持ちを詰め込んであって、哀悼の意が、感じられます。 >銭湯で走って怒られて 愛がありますね。詩というものは、こういう表現もできるものですね、僕がどこかへ行くとしても、 そのとき、そっと思いをはせられるような、良い作品だな、と思いました。 (お祖父ちゃん)

2017-07-02

「アルコール何色 愛せよ何を?」 静かな視界さんもおっしゃっておられますが、ラップのような、おしゃれで、真似のできない新しさを感じました。 そして、内容もすごくいいと思います。いきなり強い語句から始まり、バーとか薬液とか出てきて、圧倒的に さらっとしたおしゃれ感に、酔わせられてしまいます。かっこいいです。 >高層ビル44階 変死体のオブジェ >一つ二つ三つ それとも1人2人3人 こういう書き方ができるって、すごいことだと思いますよ。こういう書き方も、出来るんだなあと、 脳みそをやられました。 あらゆる語句が、意味のために、緊密に連関しあっている。その、密度と、独創性は、素晴らしいなと思いました。 器の大きさと、独創性の備わった、ネット詩という風に区分けされる限りの領域で、一番先の辺りで おられる人だ、というふうに、思いました。次の作品も読みたいです。 (アルコール何色 愛せよ、何を?)

2017-07-02

まりもさん コメントありがとうございます。 刺繍のような言葉、というのは、周りのものを飾って華やかさを生む言葉といえるのかな、と思いました。 (、によって、区別をつける、というのは、考えたことがなかったのですが、良い考えだと思います。 これからの作品の中で、そうした方法を使ってみたいと思います。 >視野の端っこに映っているものも >何かを持ち上げるための踏み台としてはいけない >連続してはいない人格がその展開の場を開くのであれば >私はその建物の中でのあれこれを >人々のために正しく置きなおしてもいいと思う 自分で納得できるフレーズには、まりもさんもいい感じだと思う、と言ってもらっているようですし、 ごまかされない、ということが、今回は良く分かり、人への伝わり方、というものへの信頼を、持てるような 気がしました。空間感覚、比喩の感覚、そういったものが、大事なのですね。捉まえていきたいです。 北村灰色さん コメントありがとうございます。 夕暮れの中のような詩である、ということは、北さん、それからもう一人どなたか、も僕の詩に、言ってもらえた 覚えがあります。自分では、夕暮れのきれいさに浸った最後の記憶は、小学校5年生あたりが最後だったので、 少し意外に思いました。無意識のうちに思い出していたのかもしれない(?)です。 >事物がたゆたう こういうことが書かれていた一番印象に強い作品は、村上春樹『女のいない男たち』収録の、「シェエラザード」 です。多少の影響はあるような気がします。 >錯覚や心境 ですか。凄い、核心をずばっとおっしゃられた気がします。そういう解明は、必ず誰かの役に立つことだ、 と思うので、僕自身も、その言葉に、どこか安心感、開放感を感じます。 タイトルは、短い英語の持つ、ちんまい感が、出ていたかもしれませんね。自分でも気に入っています。 (good-bye my love)

2017-06-26

m.tasakiさん 意味にとらわれなくてもいい詩、あると思います。上善如水、真にうまい酒は、水のようである。 この詩は、迫力があります。人を燃え立たせる印象を与えます。音楽や絵画やダンスやスポーツのように、 言葉で表せない重要な意味を、与えてくれるものはある。僕はそういったものを、なかなかつかめない 人間なのです、言われてみれば。数学者の岡潔は、情緒で数学をやる、と言ったそうです。そういうことを、 ご自分でしっかりと知っておられるのは、すごいな、と思います。これからも、細部まで捉えて、 なるべく感覚的な心を、磨いていくことをしたいな、と思いました。思いもかけない重要なことを、 考えることができました、ありがとうございます。僕なりに、本当の生き方のなかであがきつつ、 「存在」(=詩作品)というメッセージを、穏やかにまとわせている詩を書いていくだろうと思います。 僕自身の行動の一挙手一投足が、僕自身の自慢の思考を具現化したものであってはならず、個人的な 愛情を、最優先させることは、許されないでしょう。ただ、行動の、元となる、倫理ある実践こそが、 自らの原理に優先させて、自らの思考世界の本来性から発する、自他両を尊重する真の生き方と なるのではないか、そんなことを考えています。レスレスは、不要です。 (松明を掲げよ)

2017-06-19

るるりらさん おはようございます。コメントありがとうございます。いつもご感想くださり、嬉しいです。 モビール、あんなものを作ったのは、アレクサンダー・カウダーという人だったのですね。 動きやバランスが、頭に訴えかけ、楽しむことが出来るようにする。人間も、心や頭を モビールにしていくと、難しいことが楽しくできるのかもしれない。モビールは、一種の、 救いの器具だと思います。るるりらさんの詩に向かう態度として、なんらかの特殊な現実の 物からもらう楽しさや意味を、人間の心や、情感に対して、当てはめ、共通を考える ということがあるんじゃないかと思います。厳しい世間の、あざけりや侮りを、一時は忘れ、 創造的行為の方へ没頭して、前向きに行くことを自分に誓おうじゃないか、というような、 一つの達観を、考えていらっしゃるように思います。モビールのことは忘れません。近いうちに、 買い求めてみたいと思います。とても心休まることを、教えていただきました。平和、愛、を、 具体化したのはモビール。強さや弱さが競い合い、争いあうこともない、人の間ではあざけるとも、 個人というものの中ではみな平穏が好き、モビール。生きている限り愛は、人の本性である、モビール。 個人は、自分では調和を求めるもの、ひとりひとりの人は、揺れて平衡を持っている、モビール。 (good-bye my love)

2017-06-19

批評させていただきます。 これはいいですね!好きです。落ち着きがあって、浸れる。展開に無理がなく、喩えのような情景描写の、 詩的感覚、言語感覚が、優しいです。また、かなりの文学的教養も持っておられると思います。最後の 終わるところの、カレンダーに語らせる方法は、意表を突かれ、斬新です。広がりの出し方がうまい。 知的楽しみと、感性的魅惑などを、先に期待されることがあると思いますが、筋がいいだけに、小さくまとまって しまわないでほしいなあと思います。 (抽象的な境界の切断)

2017-06-18

批評させていただきます。 松明を掲げよ、という呼びかける、想定上の対象は、自分:他者 が、1:1くらいに思えます。そして、他者の中身 としては、この呼びかけに同調してくれる潜在的に存在する人、同志であると思います。この詩は、目的というもの がはっきりしており、言葉による言葉のための、行為の先導だと思いました。メッセージとしてはそんな感じかな、 と思ったのですが、松明をどう作るべきか、迷信の荊を燃やすとは、具体的には、どのようなメカニズムで可能と なるのだろう、そんな、うがった見方が出来ますね。新しき言葉=松明であるとするなら、なぜ今までの言葉は それほどまでに腐ってしまっているのか、それを問い直す必要はあるはずです。意志=松明ということも言える でしょうが、すると、やはり、意志(松明)でもって「燃やす」ものが、やはり、個人個人の中の、愚かな部分、 駄目な部分、怠けた部分、であると言えるでしょうか。だいぶこの詩もわかってきました。個人が自分でせねば ならないことなのでしょうね。だいぶ、作品の意味と、m.tasakiさんの作者としての先の展開が、期待できるような 気持ちになりました。面白かったです。ありがとうございました。 (松明を掲げよ)

2017-06-18

花緒さん コメントありがとうございます。確かに、前半部分の方がよい出来だなと自分でも、思います。連に分けるのは、無理 です。何か確かな主張を作り上げることはできないので。感傷のスライドショーみたいな詩だと、思っています。 知的な読解よりも、感性的な共感の方を、重視しつつ読んでいただければ、いいだろうな、と思っています。 もちろん、僕自身にも分らなかった、何らかの批評が成り立たせられるのだ、とすれば、それは素晴らしいし、 僥倖であるのだろうな、と思います。 (good-bye my love)

2017-06-17

こんにちは るるりらさん コメントありがとうございます。 この詩は、現在と過去と未来に対する決算をしてみたものです。現在、認知能力回復中で、いろいろと無駄な ことを感じさせてしまったというような、人に対する危惧を、抱いています。だから、そういう人たちに対して、 申し訳がないな、と感じて、少し焦りもどかしい感じを、弁解というか、説明したいなという気持ちが強くなった ので、詩にしてみました。多くの方との交流があり、多くのことを感じながら詩を中心に、想いを現実的に 抱いてきました。るるりらさんが、自分自身に向けたのではないかと考えたのは、それゆえ、まったく当たって いますし、僕自身は、るるりらさんを筆頭として、漠然とした現在と未来の存在に対する、想いを、書いてみました。 全ての事はどうでもいいのですが、全ての事は素晴らしいのです。詩への恋と、失った恋、愛を知らぬ私故…笑。 生きていることと、詩を書くこと、そんな気持ちは、最上のものです。一つ引用をさせてください。 「幾億の星と たったひとつの月  思い出はいくつも おれの周りを回るよ」(中島らも「DONT WAKE UP」) あなたは、素晴らしいものをお持ちです。のんびりと昼寝でもしながら、 「幾千もの夜と たったひとつの朝」(中島らも 同上) 苦しみとは、付き合い方を覚えなければなりません。いろんなことと、付き合っていくこと、そうしたことのために、 詩として、世界を理解できるように。心が詩ですね。心は、どこにあるのですか。 (心と空の叫び)

2017-06-09

まりもさん コメントありがとうございます。わがままって、主に性格ですよね。子どもっぽい、という点は、良くも悪くも なりますが、大人になっても子供っぽいわがままはカンベンしてください、と思います。人によって程度がありますが、 治らないものは仕方がなく、生涯をわがまま貫き通す、という気概で行ってもらってもいいかもしれない。 空って、立場に関係がなくあるものなのだと思いますが、空を眺めていると、心がひらかれていく。 とても静かなものだと思います。セロファンって懐かしい気持ちになりました。小学校の頃、使ったりしたなあと。 とても好きなもののひとつです。手渡せるものを持ち、手渡す手筈が分かる、そんなことって大事ですよね。 多義的である、ということは、最近読んでいる文学理論の教科書(川本皓嗣/小林康夫編『文学の方法』) に影響され、少し心掛けたことなので、それが実際に効果を上げていると思って、嬉しくなりました。 ユーカラさん コメントありがとうございます。距離感が測れないのは、目が悪いからなんです。それゆえに自分が情けなく、 人に迷惑をかけているなあと。でも、今日は、野球の試合の動画を観戦して、三人の間で盛り上がりました。 つまり、野球との距離と、三人の間柄の距離を、うまくできたということです。愛するために成長する、 そんな気分は、悪くないです。清々しいというお言葉をいただき、明日まで安らかな休息をしようと思います。 (心と空の叫び)

2017-06-09

口三さん コメントありがとうございます。肉体と心の分離といった印象でしたか。実際ある程度は、どんな人もそんなもの だろうと思います。たがいに語り掛けているのは、一言で言えば、内省と、それを展開する実行、みたいになると思います。 ここからさらに、融合を果たした精神が、どこかへ向かわなければならないでしょう。それは、きっと僕にとって 素晴らしいものになるだろうと思います。 詩によって身を確かめ、生活によって頭を確かめる。そんな風に思っています。 (心と空の叫び)

2017-06-07

端正な愛の感情に、つつましやかなお人柄が思われます。ちょうど聞き始めたいい音楽があったので、そちらに 雄弁さを託して、批評とさせていただきます。 桑名晴子 さん 河を渡ろう @ 西宮神社 https://www.youtube.com/watch?v=E80H3KSGtkY (『渡る』)

2017-06-06

花緒さん コメントありがとうございます。押しつけがましくなっていないと言っていただき、とてもうれしいです。 誰かを勇気づけたり、考えを落ち着けたりできたら、とてもうれしいのですが。この世には、脱出口 はあまりないです。本を読んだって、なかなか満足はできません。助かるとば口となるのは、詩だけだと 思います。詩には、どこかしら深さというものがあります。この詩は、音楽によっては表されないものだと 思っています。むしろ、写真や絵画に近いかもしれません。 この作品では、空と人と心に対して、一つの連関性を示そうとしました。閉塞的な心を、どうにかして逃して あげられたらな、そんなことを考えながら作っています。この世は苦しいけど、それとどう付き合うか、 そういった、知恵や達観はあるはずだと、思っています。 (心と空の叫び)

2017-06-06

最後まで本筋を離れない思考、実験精神(鳥として生きてみたら、どうなる……)が感じられ、特に、潔いという感触を 持ちました。「なにものでもない自分」というとらえ方をするところが、やはり精神的に、ある種の潔さ(きれいで、 さっぱりしている)に貫かれているな、と思います。鳥自体がそういった存在だとも思います。時を告げられ、いつのまにか 鳴き声が去っている。これは、人間にしてみれば、「ごめんなすって」っていうのと似た感触かもしれない。 「トンビぃ」という呼びかけ方は、心をうまく表した表現だな、と思いました。 (時鳥)

2017-06-05

上記の私のコメントに、修正と追加をします。まず、「ご批評下さいましたが」などという文言は、私が勝手に夏生さんの批評に ある態度を要求している(気に入らない)というような意味がとれますし、また実際僕は言い訳をしようと思ったことが真実であり、 僕自身の責任で言葉を発する、意見は全て、人のせいにしない、というような、マナーに反した悪いコメントなので、そこは 「ご批評を受けまして」という言葉に変えさせていただきます。 また、客観性を持つことと、アイディアを持つことは、別の事柄であると私には思えますので、「色んな客観的アイディアを試せるような詩である」という 言葉は、「客観性とアイディア性を作ろうと試みた詩である」と変えさせていただきます。 また、「思っていただいたのじゃないかと推測します」という言葉についても、いただくのは私であって、私を推測するというのはおかしな 言葉ですので、「思ったと推測して判断を行いました」と変えさせていただきます。 また、余韻という見方を提示してくださったのは、僥倖であり、感想として追加させていただきます。 以上、長々と訂正を行い、申し訳ありません。これからも、関わらせてください。コメントを下さったこと、感謝の気持ちでいっぱいです。 (人の望み)

2017-05-25

こんばんは、夏生さん。 コメントありがとうございます。後ろ向きの全力疾走、たぶん足がもつれて転んでしまったか?なんて、この詩を分析すると、 そういう風にも思えます。熱が感じられるというのは、面白いと思います。激しい精神状態が伝わったのかもしれませんね。 ご批評下さいましたが、客観的に見なければとも思います。推敲のない詩はやはり少し雑になってしまいます。 色んな客観的なアイディアを試せるような詩であると、思っていただいたのじゃないかと推測しますが、そんなこんなの 僕の詩も、新しい展開に向け、いつも新鮮な気持ちになって作りたいと思います。 (人の望み)

2017-05-25

まりもさん コメントありがとうございます。 最終連を、声別に分けていく書き方ですね。そうですね、複雑かつ見やすくなるでしょうね。 おっしゃるようにロック調の詩だと思います。 比喩のことをおっしゃっていただいて嬉しいです。実感を書くと、強みがあるのかもしれません。 しっかりと批評くださって、勉強になりました。次作も読んでいただけると幸いです。 (人の望み)

2017-05-25

三浦果実さん コメントありがとうございます。 僕は、昔から、親密にみんなで盛り上がるという経験をしてこなかったし、そうゆうことが苦手な性格なので、自分に閉じこもる というか、叫んだりするような経験もありません。そういうことのような、たぎる血がないわけではないのですが、どうしても、 距離が近すぎるのに拒絶感がある。どっちなんだと考えると、両方かな、という感じ。他人観とか、付き合い方というものには、 色々な形があっていいですよね。詩において、読むものを突き放す、ということは、おっしゃったことに沿って考えると、 読者を想定していないといったことから、そういうことが起きているようです。あと、性格。詩でくらいは、読者の共感を 持ちたいものなので、色々と工夫していきたいと思います。 るるりらさん コメントありがとうございます。 悩んでいらっしゃるのですね。その経験が、あなたをより大きくより良い人間にする。なんて。答えを用意することのタイプには、 不安型、誇示型、優越型、怠惰型、といったものがあるのではないでしょうか。答えを持つこと、思想に従うことがいけないのを、 頭に入れながらも僕は良く分かっていないということがあって、「回答があるかのような詩よりも」、と思われた言葉から、やっぱり人は 答えを抱え込んで従うのでは駄目なんだな、と思ったりしました。 なんでも、善と悪にスパッとは分かれないですからね。「昼と夜」の謎。 救われるべき、と感じておらっしゃれるなら、本当にそうなんだと思います。なんでも公平なんてことでは、どんなストーリーも 生まれない。あなたは救い出せますように。ポエジーは、世界と戦うための、武器ですよ。 (人の望み)

2017-05-24

圧巻ですね。一本の映画の脚本としてなりたつくらい、多様な展開が、しっかりとされている。うまいなあ、と思うのは、 >かれは子どもの頃 トイピアノ でよく遊んだといいます この意表を突くような、どこかから聞こえてくる声のような、異質感。 >おれは 正直 かれの 画才 に 度肝 をぬかれました こういう言い方も好きです。 題名で、詩の主題が適切に表してありますね。「愛くるしさの檻」。 ロックンロールとのかかわり方が、若い感じを受けます。なぜなのかというと、ブルース的でないところの音楽を、 ロックに聞いているという想像が成り立ったからです。もちろん、どちらがいい、ということではありません。 パンクはあまり聞きませんが、町田康は、圧倒的な才能が有ると思います。 (愛くるしさの檻のなかで 闇を剥ぐケダモノに なれ よ)

2017-05-19

花緒さんへ追記 トランス状態というのは、確かにそうだと思います。上のコメントでは、そういうことを言っていないと思われそうなので、 追記します。トランスというのは、没頭しながら詩作するので、そういう感じはあります。もっとトランスできたらいいなあと、 思っています。最近はあまりノれない人ですが、いとうせいこうの、『ワールズ・エンド・ガーデン』とかは、高校の頃よんだ 数少ない小説の一つです。解体屋の出てくる小説は、近いうちに探して読んでみようと思っています。 (人の望み)

2017-05-19

花緒さん コメントありがとうございます。言いたいことを持った状態で、理屈で展開してみました。その際、僕の場合は常に、詩っていうのは どんな風に書くべきなんだろう、という疑いを、同時に考えながら、進めていきます。僕は、詩の制作過程とかも、べらべらしゃべる タイプの人間なので、この詩の制作のポイントも、言っておきます。それは、他人の気持ちということです。人の考えていること についての視点を持つことで、詩の材料が、一気に増えます。最後の連が、意味が勝ちすぎというのは、たぶん、僕の 見通しの悪さが良くなかったのだと思います。ただ、アイディアは結構あるので、それを感じてもらえたならいいな、 という風に思いました。テーマでのまとまりをつけるよう、見通しの良い詩作を心がけたいです。 (人の望み)

2017-05-19

描写の的確さに、目を見張りました。はっきりとしたビジョンが、比喩としてうまい距離で機能していて、その愛の行為に対して、 心を洗われます。愛を知っていて、愛を隠し持っている。構想と、筆力が、幸せに溶け合っている感じです。心からの気持ち を感じることは、なかなかないもので、人が読んで気持ちのいいものは、なかなか書けません。というわけで、天性の才を 活かされている、という感じを持ちました。 (なかった、ように)

2017-05-19

死に面したときにおいては、その生を代表する体温のみに価値があるということを、感じたのだということなのでしょうか。 社会や国という共同体に回収されない死が、体温の喪失である。人の価値を、言い張ったり、高く掲げたりすることを、 やめること、そんなことこそ、本当の死者への弔いである、と言っていらっしゃるのではないかと思います。 言葉の使い方がとても上手でおられると思います。浸れる言葉、せかさない言葉、そんなところに心地よさを感じます。 桜と人間の命がつながっているということを、はっきりと詩にされている(「壊れるように、散っていく」)、この視点は、 なかなかないと思います。 (death)

2017-05-12

まりもさん コメントありがとうございます。わりと、いろんな要素を並べて、自然に固まっていくのを待つ、といった作り方をしました。 一つ言えるのは、切実さへの態度ということです。まったく嘘でもいいわけで。でも、僕自身の身のことを考えた場合、 嘘のようなことで主体部が出来ているのは嫌です。伸るか反るかにしても、自分をごまかすのは嫌なものです。 鈴木 海人さん コメントありがとうございます。 素敵だなんて嬉しいです。海人さんは、独特の力を持っておられますね。その、純粋なところ、共鳴します。 この詩は、少しづつ周りが見え始めたから、世界観を切りとって、詩にしてみたものです。縄につまづいてばかりの僕が、 少しづつ自分の足で立てるように心がけているところを、見抜いておられようです。もっとボリュームのある詩も 書けるようになりたいなと思っています。 (The Last)

2017-05-09

架空の存在さくらちゃんは、例えば座敷童のよう。痛みへの悲しみと、心の底にあるどうしようもないような思いを、引きずり出され ました。反戦への誓いとして読みました。 (さくらちゃん)

2017-05-08

hyakkinnさん コメントありがとうございます。 優しい人の優しさがあったとき、見逃さないで自分の糧にする、そんな風にやってきました。見様見真似というか、くだらない ことも、もちろんしてきたのですが、やさしさの10パーセントくらいは、自分のものにできたというか。 言葉の流れについては、光栄です。もっともっと自然な流れにしていきたいです。 スタイルについては、固まってくると、やはり強みになりますね。詩集についても、考えてはいます。まだ頭の調子 に自信が持てないので、過去作をまとめるのは躊躇してしまいますが。詩というものが、ネットとの相性がいい というのは、面白いですね。そこに、力を加えたのが、発起人の方たちですね。昨日も、母親大会に出たのですが、 ああいった催しをするのと、同じような行為だと思います。みんなを幸せにしておられますよ。 (答え尋ね)

2017-05-08

経験を共有できる詩だと思いました。 子どもというものの、純粋さが、土からたちのぼるようで、もし、ぼくが同じことをしても、同じように思うだろうという想像が出来た ということを考えます。主観と言うものの透明さを教えてくれたように思いました。さみしいという気持ちを、あまり感じてこなかった ので、もともとさみしいのが人間だよ、だから、そこから立ち上がったり、駆けて行ったりするんだよ、というような、いろいろと 考えさせられる詩でした。ストレートに提示されるところに、潔さも感じました。潔さからのストレートさというのは、いいことに 思いました。 (地面を舐めた)

2017-05-05

朝顔さん コメントありがとうございます。 自分と言うものは、コントロールできる部分も、コントロールできない部分もある。だから、 内部を攻撃する自分、という、不安を認知することで、コントロールできる、詩作という部分くらいでは、 内部否定を止めたいと思っています。外部からおかしいよ、間違っているよと言われることが苦痛なのではなく、 そうできない自分が、自己否定していたと発見して、苦痛に気づくということが、客観的な把握です。なんとなく、 大人でない自分、何も続かない自分、そういった人間が、カタログを見て物を楽しそうに選んでいる光景って、 ほほえましいと思っています。 というわけで、泉やら塔やら、マリア様やらメリーゴーラウンドやらといった、穏やかな物のそばで、突き詰めれば死の恐怖 となる恐怖から、解放されるような発見が、できたらいいな、と思って、自分をスイーツに甘やかしていったのです。 単語が非個性的である、とは、痛いところです。文学の関門として、難しい表現を使うという詩作に対して、 拒否感を覚えてはならない、ということは、言えるはずです。 あまりj-popは聞いていないのですが、ミスチルとか椎名林檎とかは、知っています。あと、ワンズとか、宇多田ヒカルも好きです。特に好きだった歌手は、徳永英明です。今はクラシック音楽の方が好きですが。 (カタログを埋める重言)

2017-05-05

hyakkinnさん コメントありがとうございます。 調子が悪くて、不安になることが多くて、そんなときセーブ機能を働かせて、いろんなもののあつまったカタログを作ってみたんです。 とりあえず、セーブしておくことで、少しづつやっていけるんじゃないかと。つくったカタログから、良いものを選択する、そんな風に して、生活を進めていきました。良い、悪い、というよりは、仕方がない感じ。やっているときは必死で。失敗を含みつつ、 日々のセーブ(記憶)を重ねることが出来て、自分なりの思考に、失敗じゃないことを確保して、前に進むというか。 記憶も思考も、かなり滅茶苦茶な自分なので、非常にばかばかしい人生を送っている、そんなことを、詩にしたのですが、 もしかしたら、困った作品となっているかもしれません。だから、この詩が優れているとは、自分でも思いませんし、 ただ意味があるなら、それは、過去や子供のころの記憶へ向かって、宝石、などのように、味わってほしいという願い、 共有したいという思い、その強さが、せめてもの共感を、感じること、すなわち、人間同士がいかなることを望み、 端に位置が下がってしまった人間が、悪意を持たないというたどたどしいばかばかしさを、半ばあきれながら、笑いながら、 許してくれるということもあるのじゃないかと。困った作品ということで間違いないです。人がいかない珍しい場所(知識)へ、 足を向けることが、一応できていた自分なので、そういう珍しい見識を報告することで、楽しんでもらえる、そんなところを目指して、 日々療養を続けている感じです。あまり人が知らないようなことで面白いものを、提供するので、興味を持ってほしいという感じ です。 (カタログを埋める重言)

2017-05-03

楽園ラバー。孤独を孤独と言わず、焦燥を焦燥として言ったりしない。自分と言うものにあるであろう未来の困難さを、神の視点に立って、 対象化してしまうことの、意味深さ。平均的として、普通に生きることを良しとして、他人を必要以上に考え込んでしまわない 表現から、いつの時代も、どんな年齢でも、空気のようにして大事であるということを教わっているような気がします。 少し寂しい気持ちになりましたが、僕にはこの詩は新鮮でした。 (社会。)

2017-05-02

踊りのような印象を持ちます。というのは、言葉が、意味をもたらすという以上に、書くこと自体のテクニック、また心の出し方、 みたいなものが、他者の間で踊って見せるというような行為としての詩ということを強く感じたから。 筆者は、尖ったナイフで、論理を突き刺す、つまり、論理を常に意識しながら、それを突き詰めることで裏切ってしまう、 論理の向こうがこの詩では見える、といった特徴を感じました。特別なある事情を抱えてしまっているのかどうかはわかりませんが、 この表現自体を叫ぶという、恐ろしく困難な詩業をなしておられるところが、すごいなと思います。 (Land Scape Goat)

2017-05-02

心をつかまれました。お母さんと、赤ちゃんの対比における、心の析出のしかたが、絶妙です。これは、一気に作り出されるようにしか、 書かれないような書き方だと思いました。僕は、どうしても、人格形成という視点で見てしまうのですが、この詩の良さは、 僕のような境遇の人間ではなく、もっと孤独な辛い子供時代を送った人にとって見れば、すごく救いを見出すのじゃないかな、 と思います。その作者・読者の関係があるのを、想像するだけでも、僕はそうやって、感動しました。ちょうど兄に子供が出来て、 その子の表情や行動を見ていることもあり、この詩の子供とお母さんの、美しさと言えるようなもの、安らぎと我慢と気使いの、 生き方というもの、そういったものが、働きかけて来ました。 (恩讐)

2017-05-02

るるりらさん コメントありがとうございます。 僕の、悩みを、詩にしたことに対して、ご自分の心にとって有益で良い詩であったと、思ってくださって、ありがとうございます。 僕は、日常的には、あまりしっかりとしていなくて、落ち込むこともあります。そして、それを詩に書くのですが、それは、「自分自身」 のメソットとして、自分のオリジナルを作るには、そうしないとできないということがあるからです。るるりらさんは、様々な日常 を思い出して詩にしたり、色んな変わった視点から、物事に新しい観点を付与したりといった詩が多いと思っています。 そして、僕は、それらの詩は、オリジナルとしての意味が強いと思っています。 僕自身のオリジナルは、人のためと自分のためです。自分のためとは、業(ぎょう)としての詩作、ということです。 例えば、小平邦彦『怠け数学者の記』という本(難しくなく、大変に読みやすい本です)の中に、夏目漱石の『夢十夜』を 引いて、運慶の彫刻の話が出てきます。無造作にノミをふるっても、木の中にもともと存在している仁王像を、ただ彫り出す だけだから、決して間違えない、という話です。数学の場合の彫るとは、「面倒な計算をしたり文献を調べたり」することである そうで、非常に時間がかかるそうです。オリジナルということについて、かなり勇気づけられる話でした。 頭の中でも、色んな部分を使って、自己の可能性を彫刻していくのは楽しいことですね。自分という木が、仁王にもなりうる なんて、妄想すると、素敵です。 寄り添う……辞書を調べると、近くに寄る、という意味ですね。僕自身、人によそよそしくするのがもったいないことだと 考える方です。距離を間違えて怒らせてしまったりすることも逆にあるかもしれませんが、寄り添う、という行為は、 すごく大切ですね。誰もに対して、寄り添う気持ちを忘れないようにしたいと、思います。 (答え尋ね)

2017-05-02

なかたつさん コメントありがとうございます。 「分断」がこの詩の背後にある、と言っていただいたと思います。そのとおりです。詩に現れているように、疑念が、 表れています。不安にせっつかれながら、詩を作ったという一例ですね。ご評文に指摘されているのは、カナリアの こともありますが、これは、今気づいたのですが、自分の好きな女性の象徴なのです。 どうもテーマがいくつもあるような気がしますが、それをちょっとアクロバティックにまとめようとして、この詩が出来た気がします。 最後に、なんとなく、詩作法的なアイディアというか、いいますと、抽象的な文章を紡げると、豊かな気がします。 入門的な段階の言葉なのかもしれず、じぶんの段階が恥ずかしいのですが……。すんなりとはいきませんね。 (答え尋ね)

2017-04-30

あなたの詩の感覚が好きです。やけくそじゃなく、意味のある、楽しめる言葉です。僕の賛意など、必要ないほどに、 自立した言葉です。なんか気の利いた格言など言いたかったのですが、思い浮かばない……、 「タケノコを飛び越す訓練を続ければ、どこまでもジャンプ力は従って伸びるので、忍者になれる」 いや、違うな……。 (詩以前)

2017-04-29

三浦果実さん コメントありがとうございます。 自問自答、のプロセスを経ていない詩はなく、もっというと、思考は常に自己参照の検閲を逃れることは、たぶんできない。 その程度は、閾値などによって、さまざまに決定的に付きまとったり、あるいは、忘れて行ったり。 僕は、健療院グループというところのメールマガジンを読んでいるのですが、そこにこんな言葉を見つけました。 引用初め-------------------------------------------------- しかし「言葉を飲み込む」ときには、 実際にのどが何かを飲み込むような動きをします。 しかも、何かを飲み込むときよりも長時間その動きを続けます。 その動きを解剖学的に言うと のどにある咽頭収縮筋という筋肉が緊張することを言います。 さて、ここからが大事なことになります。 何かを飲み込むときには、 この咽頭収縮筋は、飲み込む瞬間には緊張しますが 飲み込んだ後には緊張がゆるんで 元のリラックスした状態に戻ります。 ところが言葉を飲み込む場合、 言葉を飲みこんだ後もこの咽頭収縮筋は緊張したままになり ゆるむことはありません。 これが長く続くことで、色々な症状が出ます。 最初のうちは、のどに違和感が出てきます。 のどの中に何かがあるような感じがする方も多いです。 それはヒステリー球と呼ばれることもあります。 それを飲み込みたくて、たくさん水を飲んだり 食べ物を飲み込んだりしますが、 その違和感は取れることはありません。 更に症状が進むと、 息苦しくなったり、咳が出たり、 吐き気がでることもあります。 実際に吐いてしまうこともあります。 --------------------------------------------引用終わり ( †† 自律神経で幸せになろう ††  Vol 228 * *   『 うつ病 ・ 自律神経失調症を克服しよう 』 *                                健療院グループ鈴木さんのメールマガジンより。) 詩人というのは、詩に表す言葉としては、飲み込んでしまった言葉を吐き出したいという風に感じることも あるのではないかなあと。そういう観点で色んな詩を見ると、何が多様性をもたらし、何が共通して重要で ありうるか、という分析のような事が、頭に通り過ぎていきます。愛おしさを、感じますね。いい方へ向かうこと、 そんな大原則を、忘れてしまわないことが、生きていくうえでも、詩に取り組むことでも、大事だと思います。 読むのも書くのも、解放へ向かって行くべきではないかと思います。 (答え尋ね)

2017-04-29

朝顔さん コメントありがとうございます。スマホ的だとは、書いてて思ったことです。パソコンを使いましたが、意図的にそういった機器 からの影響を意識していました。なぜそんな方法を使ったかというと、言葉の組み立て方をどうするといいのかこまったから です。情報を理解するのに、一つの意味を掴もうとする、そういったある種の言葉の断定的機能を、使おうと思いました。 情報を全て表すための、一つの方法を試してみたのです。 まりもさん コメントありがとうございます。「推敲が足りない感じの文+歌詞的」という表現をおっしゃってくださいましたが、自分では 少しの手ごたえを持ちました。細部にわたり読んでくださり、またそれを分析してくださり、大変に感謝を感じています。 とても時間と頭を使ってくださっている。カナリアは、かわいいでしょう。詩人の心、なんておっしゃってくださり、望外の 喜びです。 (答え尋ね)

2017-04-27

三人の関係が、複雑な感じで、よく読み取れずすいません。いや、文章はきちんと説明してあり、僕の読解力のいたらなさ なんですが。この詩、文章が完璧。必要なことは全部書いてあり、余分なことは一つもない感じです。そして、内容の 提示のしかたが、運転手から、会食、そして性的な描写へと、ジグソーパズルのピースがぴたっと合った感じで、 実に気持ちがいい。こんな詩を楽しめて、僕の読詩歴では、新しいタイプの詩に出会えたと、そんな気持ちになりました。 (大陸的な夜の残念さについて)

2017-04-26

小悪魔レモンと悪魔デーモン。 お日様ということばが、つれてこられるのは、意味としては意外ではないんですが、その映像を思い浮かべたとき。 あ、お日様とレモン!?ミスマッチな関係!と驚嘆。これは、「手術台の上のミシンとコウモリ傘」なみのインパクト ですよ。僕の中では、レモンってそんなイメージだからそう思ってしまいました。 DVD『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』付属のリーフレットに、 「手に入れたものが不良品だった時に英語では「レモン」と呼ぶ」 とかいてありました。 ソール・ライター家のネコは、品行不方正なため、「エマ」から「レモン」に改名されてしまったそうです。 レモンって存在感があるけど、あまり使い道がない感じ……を僕は持っているのですが、「怖い」と思われた、 独特の意味を詩から読むと、レモンというものの、新しい置き場所を、僕の中に発見したような感じ。 野菜室の住人は、沈黙を守っている……そんなふうにも思えます。レモンは喋れないけど、人はその気持ちを さえ、代弁して、言葉にできる。そんな特別な能力を、るるりらさんは発揮している。素晴らしい詩だと思います。 (小悪魔)

2017-04-26

エロチックなことを想像しました。 ええと、深い詩であってとても面白く読めると思います。実存主義などを考えさせられます。 関係ないのですが、web漫画で、「魔界のオッサン」というのがあります。 ただで見れます。 (アイデンティティ)

2017-04-07

まりもさん コメントありがとうございます。 歌詞として構想を始めました。その際に、出発点となったのが、「重言」でした。「疑いを疑い」「愛を愛する」などですね。 思い立ったからなのですが。そして、思想としてはやはり、「カタログ」で、あとは、傷ついている二人の人間です。 「君」「打ちのめされたその目の奥までが優しいね」。僕自身が、出発しなおす気持ちを持って、それをまとめてみました。 表現について、感想を下さり、ありがとうございます。やはり、表現と言うものの難しさと面白さを再認識しました。 特に選んで、ご感想について反応させていただきますが、「きらりと輝くものを見つけ出す瞬間。そこに向かって疾走しようぜ」 ここは、とてもうれしい感想でした。ほんとにそんな風な詩だな、と、望んだ以上のことを感じていただき嬉しいです。 もっと、完成度と密度のある詩を書いていきたいです。 花緒さん コメントありがとうございます。構成について、分析いただきました。良い感じであるということで、ほっとしました。冗長である、 と感じられ、コンパクトにまとまっていない、と思われるということ、確かにそのような失点があるようです。この詩は、自分の中に あまり言いたいことがない状態なので、それでも詩を書いてみたら、こんなふうな、失意と再挑戦を、音に乗せて意味に何かが 結びついて良い表現になるといいな、という感じに仕上がったものです。では、少し話はそれますが、今僕が考えている ことというと、ペットの雑種犬を、ずいぶん昔に散歩させたとき、道路わきの柿畑に、一メートルほどの落下をさせてしまい、 そのころ僕の体が不自由だったもので、首の綱を釣り上げようとしてしまい、窒息させかけたということを、悔やんでいます。 また、四か月ほど前の直接の死因も、僕が、囲いを開けたままにしておいたところから逃げてしまい、川に落ちて溺死 してしまったのです。苦しめてごめんね、という、罪悪感が大きいのです。それに、考えているのは、やはり僕自身が呼吸が 苦しいということ、そういう状態の僕が、再出発できるようになるためには、何かの決算をしないといけないようです。 そのために詩があって、言葉にすることが大切なのです。 (カタログを埋める重言)

2017-04-06

もとこさんの詩について思うのだけど、いつも無音の静寂があって、イメージがきれいなんですよね。僕は、あまりイメージを 思い浮かべて生活しない方なので、こういうきれいさは、率直に、一見しただけで、美しいなと思えます。 そして、思想的な面でも、自分のうしなわれていく様子への哀惜のような、ファーストガンダムの最終回のような、達観的な 戦慄が、さーっと走り抜けていくようなことを伝えられるうまさと切実さがありますね。 実は僕も、目が病気状態です。あと少しで治るんですけど、それプラス多飲症と、不快感が、かなりきつい状態で、 生きている心地がしません。とはいえ、快方へ向かっており、希望を世界とのつながりの中で少しもって、自分でやるしか ないことは、頑張ってみています。話がそれて申し訳ありません。もとこさんの目も、健康も、良い状態であるといいな、 と思います。 もとこさんの詩の根底にあるものが、たぶん何かあるはずだと思うんですが、イメージの、そして記憶(、文化の、) 共同体的理想郷への共感を誘うための詩なのかな、と今は感じています。 (Alpha)

2017-04-06

お風呂の詩。生きるということについての詩。生命の活躍へ向けた詩。読んでいてそんな風に感じました。「ぼくが今、ここにいる」 という事実へ帰り、そしてまだ、自分の世界へ向けて、最終的な結論(死)までの、迷路の中で、強くあれるかもしれない、というような、 決心、信心を、感じます。 >ばかみたいね いや、ばかだね >ばかばかしくてしあわせなんだよ 多分 こうやって流れていく思索は、後ろ向きなのか前向きなのかわからないという点で、「輪郭」ということにも合わせ、なかなか 手ごわい(いい意味と悪い意味の両方で)感じを受けます。 全体的に、穏やかな気持ちで読める、温かさを感じました。そして、その温かさこそ、何よりも大事であることの一つである のだと、僕は思いますし、そういうテーマと描き方をしていても、それが自然に言葉にされるということが、作品を受け取りやすい ものへ変える心の温かさと同じものだろうなと、感じました。 (輪郭は滲むけれど)

2017-04-06

もとこさん コメントありがとうございます。 「ホールアースカタログ」は、画像を検索する限りでも、大変におもしろそうな雑誌ですね。ヒッピーとかのムーブメントは、 何だったのかということを良く知りませんが、そのムーブメントになるほどのコンテンツがあったみたいですね。僕は、1977年 生まれなので、たぶん、オタク第三世代だと思います。父の影響で、「テクノポリス」とかを読んでいました。 カタログという発想は、糸井重里のコピーなどが念頭にありました。「欲しいものが欲しいわ」。そうですね、僕にとって詩を書く ということは、言葉と戯れながら、自分の思考の核とか、無意識な信念のようなものを、発見しなおす作業のようです。 何かに操られることへの反抗というか。そういった思想を型に入れると、言葉との距離をいろいろにとれるので、一応 個人的にも実りのある行為だと思えます。ですから、カタログという発想に至ることが出来たということが、じぶんでは大きな 発見でした。そして、カタログ的なものへの身の開き方というか、思想への加担とか分担、そういったところで、妄想の流れ の中に、何かの形として時間が結実している感じが残り、これが大変に嬉しいことです。自分の周りにあるカタログを、 無視するのではない、信じるのでもない、そういった「中間的存在」としてとらえていきたいと思います。 最後の三行での失速は、僕の力ではまだそういうところまで作り込む力がありませんね。これからの課題としていきたいです。 (カタログを埋める重言)

2017-04-06

耽美的ですね。この詩の特徴は、名詞、モノに、存在感があるところだと思います。そして、全ての名詞がメタファーである。 雨が降った後で、待ち侘びていた新しい生活が始まる。自分を励ますような。個別がオープンと通じる方へ変わっていかれる のじゃないかな、と想像しました。 (雨後)

2017-03-31

多様な形の表現が区分けして展開されていますよね。とてもいい効果を生んでいるように思いました。それぞれの部分が、 そうでなければ成しえない表現となっていると思います。これは、ずいぶんと丁寧に書かれた詩だろうな、と感じさせる。 >缶ジュースを飲んで、待ち合わせ場所に裸足で立ち、鼻歌を歌って、足の裏に響く地鳴りに毛が逆立つ。手の中でバーチャル>が騒ぐ。 >台風の目へ引き寄せられる人々が輪郭を際立たせるから、飽和しても光る希望の真ん中はいつの時代も正しい。 >彼らには名前がなく、誰もが憧れて欲しがる。それを都会と呼ぶ。 >急所探しに躍起になるたくさんの目は凪いだ海の色をしている。光に埋もれ、光を保つ役割を担うのが普通。 この辺がいいです。詩としての、描写が、良いと思わせる文章。中身をいかに飾るかという点で、上手くいっていると思います。 人の事は言えないのですが、地球というのは少し大仰すぎるようにも思います。 >愚かさを守ろうとしている これは愛ですね。どうすればいいのか。どうするべきなのか。どうしていったっていいのか。そんな自由と束縛の揺れを感じます。 (潔癖症)

2017-03-31

まりもさん コメントありがとうございます。言葉の選択のゆるゆる感、春に向けて書きました。僕はこういうことを書くと安心できて、 自分の世界の中にこもれるのです。ここで自分の世界、といったのは、自己の思い、外界の感覚、論理だった普通の 思考、などを含めてです。だから、この詩において、思ったことを、素直に受け止められるような人がいて、僕が思う ことと、何らかの接点があるならば、それは幸福な詩になります。ひとつ、題名は良くないですね。もっと考えて つけるようにします。様々なことが分析できました。ありがとうございます。 (蝶の示すような愛情)

2017-03-30

上の文章の訂正 ×因果踏めると ○韻が踏めると (蝶の示すような愛情)

2017-03-28

みいとかろさん コメントありがとうございます。韻は意識していました。おっしゃる通り、始まりとしめくくりの連は、少し構造を変えてあります。韻の踏み方は、 ある種音楽性と関係があると思います。うまく因果踏めると、にやりとしてしまいます。陶酔みたいに。 しかし、それを崩しても表現に不自然さが残らないように、詩を作るために、たくさんの引き出しをそろえていかなければ、 と思っています。 (蝶の示すような愛情)

2017-03-28

花緒さん コメントありがとうございます。好きなタイプの作品であると言ってもらえてうれしいです。 作品を書く際、どう構想し、筆を進めていくべきなのでしょう。 ①人のをまねる。 ②自分で考える。 ②を増やしていきたいですね。すると、自我というものに直面します。私は、これこれこういう表現を好み、使う、といった、主体。 では、そういう表現は、果たして本当に自分らしく、自然にしっくりくるものであると言いえるでしょうか。答えは、かなりの人が、 不自由な表現の中に押し込められている、と僕は思います。それは、発想の癖であり、言葉遣いの癖であるのではないで しょうか。そう、自我の価値ではなく、単なる癖。しかも、往々にして悪癖。そうではない人も多いし、きらめくものがある場合も 多いですが、おなじくらい、悪癖も見られます。それをどうすればいいか。答えは、表現を自由にする、です。つまり、必然的に 正しいと思った表現を、ひねるわけです。自分が正しいと思ったことを書くのではなく、もっと飛躍した表現を使う。 手癖ではない、と一般的に言われることであります。そうすると、幅が拡がる。 「現代詩」をひねり出すノイローゼではなく、書きたいことを書く詩人。 こういうことを考える自分の履歴としては、詩で触れたものは、エミリー・ディキンソン、ゲーテ、ボードレールなどの古典と、 アメリカの現代詩(チャールズ・シミック、スチュアート・ダイベック、ローラ・ライディング・ジャクソン)、ネット詩、歌詞、など という感じです。 痛い人間なので、詩もそうなってしまうのですが、結構詩というものが、好きである自分を発見します。だから、書く方も、 読むのも、楽しいです。 (蝶の示すような愛情)

2017-03-28

イメージが美しく残りました。家族と天気と食事の。考えさせられる詩ですね。十分にまじめと言っていいと思います。でして、もし かしたら、この家族がまた結束を取り戻すことが、無いとは言い切れないかも、と。僕(黒髪)の甘さ。完成度と表現力、筆力は、 申し分もないと思います。芳醇な蜂蜜が、葛西さんの心を潤すといいな、と思いました。 (明日も、雨なのですか。)

2017-03-27

迷子、ですか。女性特有の感覚だと思います。一応、文章は、書けていると思いますが、その、迷子になってしまった きっかけが、どこかに書いてあるとよかったかもしれません。どこへ向かいたいか、あるいはわからないか(これでしょうね)、 どこか、生きることに意味が見出せない恐怖が、感じられてくるように思います。誰かがきっと、服を着せてくれるでしょう。 そうでなければ生きている意味がない。 (迷子のお知らせ)

2017-03-25

緊張感のある、美しい詩だと思います。ホログラムは、東京タワーで見たことがあります。(券売所のおじさんが、東京タワー 全体に行けるチケットを、高い金出して買った時、あららみたいなことをおっしゃられ、なんというディープな観光スポットなんだ、 と愕然とした思い出が……。) 最後の二行で、思ったことを書いておられる部分が、なんとなく印象に残ります。結構たってから、そういう気持ちの理由が 消えていないとわかった時には、しんどい思いをして、やり直さなければならないので、すぐに対策を練ることをお勧めします。 (ホログラムのアリア)

2017-03-25

悩みがある、苦しみがある、将来への不安がある、といった心情なんだろうな、と思います。それらは、未来からやってくる ものだから、天気予報によって、先回りして予測するといった形に、この詩でも、なっているのかな、という感じです。 先先と進んでも、良くなるのか悪くなるのかわからないことへの不安。そういったことを、例えば余命といった、取り扱いの 難しい言葉で、けっこうストレートに表現されているように思います。 最初の行の、オノマトペは、綺麗で、ユニークな表現になっています。(そうそう、辞書を引いて知ったのですが、擬声語、擬音語 だけではなく、擬態語というのもあるそうです。びっくり。) (はるの雨夕)

2017-03-25

コーリャさん ご批評ありがとうございます。書き換えの詩は、ちょくちょくと出会うのですが、僕が読んでいいと思ったのは、最後のところなんですね。つまり、「愛のように繰り返されている」のところ。新鮮さと自律性が、詩人と詩を生き生きさせると思った次第です。サイト頑張っておられて、 これからの発展に期待しています。 amagasasasiteさん ご批評ありがとうございます。うす水色の海、良いですね。南国みたい。(『行け!!南国アイスホッケー部』という漫画を、高校の頃に買おうとして止めたのは、 良かったのか悪かったのか、もんもんとしています。)なぁという言葉遣いは、たまにはいいものでしょうね。誰かに使ってもらいたいものです。3.11についての詩を書けたのは、個人的には誇りとするところであります。 双葉月ありあさん ご批評ありがとうございます。 ~薪は~カタリ~ この表現を鑑賞してくださり、嬉しいです。海が問いかけている、という感覚は、正しいのか面白いのか、どうなんでしょう。 るるりらさん ご批評ありがとうございます。 果てしない青さ←素晴らしく詩的な表現で、やはり言葉を使われる方だなって。隔てることのない世界、みんなで夢見ましょう。 >助けるのととがめるのは同じ心 こういう、アフォリズム的な表現に凝って、ここまで来た感じの僕なので、やはり嬉しいです。疲れた方に、何か添って差し上げられたら、 こんなに嬉しいことはありません。今日は、この詩をささげた方とのお別れの会に行ってきました。朗読をしましたよ。 (海)

2017-03-25

なかたつさん そうですね、引用が短すぎて意図が不明になってしまったかもしれません。 引用開始-------------------------------------------- 光る地面に竹が生え、 青竹が生え、 地下には竹の根が生え、 根がしだいにほそらみ、 根の先より繊毛が生え、 かすかにけぶる繊毛が生え、 かすかにふるえ。 かたき地面に竹が生え、 地上にするどく竹が生え、 まつしぐらに竹が生え、 凍れる節節りんりんと、 青空のもとに竹が生え、 竹、竹、竹が生え。 ------------------------引用終わり 「血」と「竹」、「どくどく」の繰り返し、などが似ていると思いました。 街が血管であるということは、考えませんでした。歩く人が血なんですね。 明確な批評をできず、何度も申し訳ありません。 (あの夜の街で)

2017-03-18

僕は、アメリカの街で、泊めてもらっていた父の知人の奥さんから、「I will feed the japanese」と嫌味を言われたり、店の人に 「Do you remember WW2?」と言われたりとか、色々あったんですが、僕自身の存在自体が、劣等的な失礼的かたまり だったので、まあ、僕が相手でも僕を良くは思わないだろうという、良く分からない達観を持っていて、それは非常にストレス になりました。それに意味はあるんでしょうが、ダグマさんと「私」に果たしてどういうことが起こっていくのか、大変に 興味深いです。なんとなく、「オズの魔法使い」をほうふつとさせる。 ( ダグマ 2)

2017-03-18

初めまして。僕は、基本的にはおおらかな性格のはずなんですが、不安に取り囲まれ、やや認知の不調があるので、そのへんの 失礼は、勘弁ください。 どくどく、と流れる血という面白い描き方をされています。 >わたしが見える場所は >エンディングになければ、はじまりにもなく、 >ましてや、 >夜のショーウィンドウは、孤独だった ここは、ぜひ、具体的な光景を描くといいと思います。夜のショーウィンドウの向こうにあったものとか。狐のはく製、何かだったら 面白いと思います。 あと、血の流れを、流出していく血液の処理法まで書くと、おさまりがいいかな、と思います。スティーブンキングだったら、 「側溝の中へ流れていった」なんて書くでしょう。 あと、やっぱり、萩原朔太郎の伝説の「竹」なみの作品になると、素晴らしいと思います。 引用初め-------------------------- 光る地面に竹が生え、 青竹が生え、 地下には竹の根が生え、 --------------------------引用終わり (あの夜の街で)

2017-03-18

三浦果実さん 海での広さに孤独を感じる、陸の安心を思い返す、生きていたいという気持ち。それらを、つなげて言ってくださったようです。 神に抱かれる、という言葉を聞いたのは、初めてです。そういわれてみると、神と言うものを考えるきっかけになります。 安心感というものは、とても大事ですので、人間関係以上に大事かもしれません。ありがとうございました。 サイトも順調にバージョンアップしていき、すばらしいことですね。とりあえず今のところ、面白い感じですね。 (海)

2017-03-15

hyakkinnさん お読みくださりありがとうございます。穏やかさを感じられたなら、とてもうれしいです。穏やかな詩を書かねばならないと思っていた ので。なぜ穏やかであらねばならないかというと、死者へ手向けて書いたからです。嬉しいというか僕自身が不安を越えたという感じかも しれません。ストレートな詩、と、見事に理解してくださり、それもまた嬉しいです。人を惹き付けるような詩を、書くことをとりあえず 目指しているので、穏やかな心を、読んでいただけたら、それでこの詩は役を果たしたのだろうと思います。ありがとうございました。 発起人の方々は本当に頑張っていらっしゃるので、hyakkinnさんの行為に、結果が付けばいいと思っております。それくらいの 他人への期待は、僕は持っていて、言っていかないと、いけないなあと、思っています。尽力が実りますよう。 (海)

2017-03-14

僕は、目が悪いのか頭の状態が悪いのか、速く文を読めないので、ゆっくりじっくりと読めたこの詩で、少し(個人的な事について) 救われました。イメージが、どの詩文からも、豊かに立ち上ってきて、穏やかで、感情に満たされている文なので、生きるのも そんなに悪いことばかりが起きるわけじゃないな、と思いました。そして、もう一つ、「美」というものに、僕は大きくこだわっていた みたいだと、思いました。音楽でも、良い音楽は、構成やなにかが、整っています。詩だってそうです。見た感じで美しいのは それだけで意味があるし、良い感触を受けるのは、やっぱり美しい。心も美しくありたい。そうするのが、生きる目的になるかも しれないな、と思っています。人生勉強も、美抜きでは、考えられません。僕自身としては、そういう究極を、求めるべきだと、 考えました。 ( ダグマ 1 [南仏紀行])

2017-03-13

まりもさん、 とてもかっこいい詩ですね。かっこいい詩というのがかけるのは、人を選ぶと思います。他者になりきって書いた、 そんな器用さも、いいと思います。 >裏切るかどうかなんて この箇所が、なかなか浮かばないような詩句だと思いました。 ちなみに、中島らもさんの、詩で、「首狩りママ」という題のがあって、 「頬に刺さった、ハイヒール/夜を踏み抜く、ハイヒール」と歌っておられたのが思い出されました。 (Heel improvisation)

2017-03-12

まりもさん 精神的におだやかになって、自分でもほっとしていて、その気持ちでこうした詩を書いてみました。カタリ、と薪については、 フレーズ的におもしろいと思ったものを、入れてみました。ちょっと、難しい詩になってしまったかもしれません。ここは、 もっと工夫して料理すべき、僕の限界です。 >一人の君、に託しているけれども・・・何千、何万という死者たち、ひとりひとりのことを想った追悼詩、だと感じました。 こういう風に言っていただけて、感無量です。まりもさん自身が、そういうことを思っているからこそ、そういう詩に捉え、鑑賞され たのだと思います。ありがとうございました。 (海)

2017-03-12

花緒さん 名作なんて、照れます。サイトご開設おめでとうございます。このサイトは、皆さんが丁寧に利用されているようで、 じわっとまだまだ続きそうだと思っています。ありがとうございました。 (海)

2017-03-12

りさん 「ふっと」を二回使う方法、面白いでしょう。僕は、えいっと目を閉じて書きつけて、さあどうだろうとまた向き合ってみることも、 詩の中では多いので、この一回性を必然に変化させ、得得とするというタイプのポエマーです。ありがとうございました。 (海)

2017-03-12

fiorinaさん 魂の表皮なんて、すごい表現をお話でつかっておられますね。光の肌は、保っておきたいものです。ありがとうございました。 (海)

2017-03-12

桐ケ谷忍さん 3.11についての詩になったのは、機会的偶然の要素が大きいのですが、形にすることで、見えてくるものも、あったのかな、 と感じています。この詩を好んでくださって、嬉しいです。桐ケ谷さんの詩も、また、読ませていただきます。初めて、だと思います。 (海)

2017-03-12

もとこさん 最初の二行をほめていただいて、すごくうれしいです。海については、何よりも「海は広いな大きいな」との歌の印象が、強かった のですね。僕は海なし県生まれなので、あまり海岸などもしらず、潮干狩りとかに行ったような記憶があるくらいです。人のため は自分のためであり、自分のためは人のためである。というような、理想的な情報取捨選択をしていきたいものです。 (海)

2017-03-12

家族がいた

2019-12-18

独言少女

2020-03-06

殻夢

2020-03-09

夜行の一例

2020-03-09

開花

2020-03-02

家庭の檄文

2020-03-17

痕跡

2020-03-19

麗日

2020-03-16

無気力なり

2020-04-20

熱情

2020-04-23

世界の揺らぎ

2020-04-23

nocent

2020-04-26

孤独感

2020-07-06

無題

2021-11-27

あの世

2022-04-10

crazy unicorn

2022-04-25

ジャズ

2022-05-07

ジャズ

2022-05-07

イエス

2022-05-17

斜面

2023-01-09

青い部屋

2023-01-12

落陽

2023-02-01

2023-02-01

ごっこ

2023-02-17

君理論

2023-02-20

is this crap?

2018-04-19

水の中の網

2023-04-08

誰かの掌

2023-05-03

野茨の詩

2023-05-01

忘水

2023-05-08

流される

2023-05-16

白昼夢

2023-08-01

なまこ

2023-08-01

インソムニア

2023-08-20

夏の黙示

2023-09-26

恵方

2023-09-26

第8期運営方針

2023-09-03