『巡礼』 - B-REVIEW
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萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

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それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

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世界は自由だ━不死━

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あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

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鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

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こっちにおいで

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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

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羽田恭

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

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きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

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だれのせいですか

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渇いた心を満たす雨に満たされていく

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『巡礼』    

わたしは 人を殺したことがあります その人は 物心ついた頃から いつも言葉の刃で切りつけられて 身も心も傷だらけで 酷く怯えた目を持ちながらも 口許には いつも笑みが貼り付いていました 悪くもないのに ごめんなさい が口癖で 悪いことが起こるのではないかと いつも明日が来るのを恐れている そんな人でした   それでもその人は いつか報われる日が来ることを あの天空から きっと神は見放さずに見ていてくれると心のどこがで信じながら 寄せ来る不幸の荒波を ぼろぼろの危なっかしい舟で 懸命に乗り越えて生きていたのです わたしはそれを いつも側で見ていました そうです その人の頑張る姿を 懸命に生きた日々を 一番知っていたのは わたし以外には居なかったのです なのにわたしは あの日 自信にみなぎる人々に圧倒されて 壇上の上で言ったのです この人は空っぽです 何にも残して来ませんでした 皆さんのように 誇れるものは何一つありません その瞬間 彼女はわたしに 驚嘆の目を向け やがてそれは哀しみの色へと変わっていったのです そしてそのとき以来 彼女の魂はその身を置き去りに 遠く遠く 宛もなく旅立ちました 彼女は 生くる屍となったのです 言葉の刃で 人の息の根を止めることが出来ると わたしはあの日 初めて知りました それからわたしは 生くる屍と共に この長い人生という旅路を ずっと歩いているのです 逃げていった 魂の居場所を探して それを取り戻す事が出来るのは わたし以外にいないのですから そして今 わたしとその人は この檀上に立っています そこにいる魂に呼びかけるために 戻っておいで あなたの人生は 素晴らしかったよ


『巡礼』 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 833.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-07-02
コメント日時 2017-07-15
項目全期間(2024/04/25現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
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閲覧指数:833.2
2024/04/25 23時12分57秒現在
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    作品に書かれた推薦文

『巡礼』 コメントセクション

コメント数(4)
黒髪
(2017-07-02)

緊張感のある、張り詰めた、雰囲気が保たれているのが、すごくいい点のように思います。壇上で話すことは、 人の目にさらされることになり、その時に言葉で殺してしまった。この、取り返しのつかないことを、長い年月 をかけて、やっていきながら、取り戻す方向へ向く。最後の切迫した再生へ向かって行く部分は、良い書き方 と言えるんだろうな、と思いました。やがて、心はその死から、立ち直れる、かどうか、ということなのだと思います。 聴衆の声になりかわった、神の声が、二人に届くのかな、と思いました。二人を応援したいような気持ちになりました。

0
まりも
(2017-07-03)

物語詩、ですね・・・ 告白する、ということ・・・誰に向かって、何に向かって・・・神、と呼ばれる存在が、すべてを「みそなわす」存在が、もしも本当にいるのであれば、その、全てを知る人、に向かって・・・ 〈寄せ来る不幸の荒波を〉不幸、という言葉が、ちょっとストレート過ぎるかな、と思いましたが・・・ここを比喩などで置き換えていくという作業を入れれば、きっと物語の進行、流れを遮ってしまうことになるでしょう。このままがいいのかな、と思いつつ・・・読む、ということよりも、聴く、ということを意識すれば、ここにさほど違和感を感じないのでしょうけれど・・・文字で読むと、あまりにもあっさりと「荒波」を「不幸」という一言で言い換えてしまっている、感覚もあり・・・(でも、先に言ったように、ここでゴチャゴチャ脱線すると、物語から外れてしまいますね) 〈そこにいる魂に呼びかけるために〉ここで止めてもよかった、ようにも思います。 なぜなら、人々の前で〈この人は空っぽです〉と言い放ったのは、語り手自身の精神である、ように思えた、から・・・。自分の精神が、自身の魂を追い出してしまった、心を殺してしまった、瞬間、を描いている、ように感じた、から・・・。 私自身が、周囲の目に(圧力に)負けて、私自身の心を殺してしまった、魂を追い出してしまった。その魂を取り戻すために、〈生くる屍と共に/この長い人生という旅路を/ずっと歩いているのです〉それが、この語り手にとっての「巡礼」なのだと、感じたから・・・ 過去に、他者との間で起きた出来事への悔恨の作品かもしれませんが(たとえば、自分の娘と自分、母と自分、友人との関係、などなど)、〈それを取り戻す事が出来るのは/わたし以外にいないのですから〉この爽やかな宣言に、やはり、この作品は過去の自分と現在の自分との対話から生まれた作品、であるように感じました。

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ユーカラ
(2017-07-15)

黒髪さん、講評を頂きながら、またもや返信が遅れましたことをお詫び致します。 本当はすぐにでもお返事を書きたいほど、コメントを嬉しく思ったのですが、どう書いたら良いものか分からずにいたのです。講評もそうですが、返信にも矢張力が要りますね? それにしても、深く読み解いて頂きありがたく思っています。 そうなのです、ここて出てくる私は、取り返しがつかないことをしてしまったのです。 費とを殺すことは容易くとも、生かすことはなんと難しいことでしょう!! 壇上で、聴衆の前で失った魂は、矢張り壇上で(聴衆の前で)しか取り戻せない気がして、最後の設定を壇上にしました。 緊張感のある張り詰めた雰囲気、最後の切迫した再生へ向かっていく部分が良い、と、作品の良いところを見つけオホメ頂いて、とても嬉しく思いました。 最後の、二人を応援したくなりました。 というメッセージは、人間を肯定的にいつも温かく受け止める黒髪さんのお人柄が、そのまま伝わる優しいお言葉でした。巡礼はまだ続いています。どうぞ最後まで見放さずに、見守ってくださることを望みます。読んでコメントをくださって、誠にありがとうございました。 ユーカラ

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ユーカラ
(2017-07-15)

まりもさん、いつも深い講評をありがとうございます。 またもや返信が遅れましたことを心からお詫び申し上げます。 それにしても、まりもさんにはかなわないなぁ、何でもお見通しだなぁと思ってみたりします。(敢えて何処が、と書き添えないことをお許し願いたいと思います。色んな風に受け取ってもらいたいので。) そしてご指摘のあった、不幸 という言葉がストレート過ぎるという点は、否めないなぁと思いましたが、おっしゃる通り、そこに重きをおいたり、膨らませたりすると、確かに表現したいことから遠退いてしまうということもまたしかりです。この中の苦労は、決して軽いものではないのてすが、(魂を失くした者にとっては)それでもそこを空と表現されたという事に重きを置きたかったので、あぁいう形となりました。自分の力不足に悩むところてすが、少しりライトできないか考えてみたいと思っています。 いつも勉強になる講評を頂き、本当にありがたく思っております。 どうぞ、今後ともよろしくお願い致します。

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