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エセ詩人

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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

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きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

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だれのせいですか

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衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

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いち    

綺麗な子がいた 振り返るともういない 綺麗な子はすぐいなくなる 数えてあげられなかった心臓の音 ごめんなさい ごめんなさい 気付いてあげられなくて 息が止まるよ ひとつ、ふたつ 感じるよ みっつ、よっつ つかまえて 早くしないと行ってしまう いつつ、むっつ いっぱいになる ななつ、やっつ もう数え切れない あなたはどれ? あなたは実はひゃくやっつ 本当の名前は いちおくさんぜんさんびゃくまん よんせんはっぴゃくごじゅうろく 「いち」はどこ? 「いち」はもういない 誰も覚えてない 遠くに行ってしまったから 仕方がないので最初の「いち」を探しに行く 綺麗な子がいた 人混みに紛れ見えなくなった 綺麗な子はすぐ過去になる 最初の「いち」で始まった 始まりは誰もが眩しいから 強く生きよと願った



いち ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 10
P V 数 : 573.8
お気に入り数: 5
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2024-01-15
コメント日時 2024-01-19
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/28現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:573.8
2024/04/28 20時15分12秒現在
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    作品に書かれた推薦文

いち コメントセクション

コメント数(10)
黒髪
作品へ
(2024-01-15)

非常にロマンチックです。心臓の音を数える、という繊細な思い。 いち、ということは、自分を数えるよりも先にその対象があったということ。 自分はゼロ(空)?世界の真理を曲げてまで、人を思うこと。その結果、 自分があるということは、人がいるからだと気づいたように思えるのです。 つまり、綺麗から発して、関係性の強い意味把握こそが、行動に等しい智慧であるということ。 詩情が全てを記述していく。一つの詠われるべき詩として、確かに存在感のある 作品かと思います。それが、読者にどんな心境を与えるかということのみが、 詩が届くということかと。

0
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
作品へ
(2024-01-16)

街中で、綺麗な人を見かけた時のドキッとする瞬間。そんな身近な経験から始まる詩のように思えて、裏のテーマが深く書かれる。 「綺麗な子はすぐ過去になる」、「遠くに行ってしまったから」という行は、単なる日常的出来事よりも、重みのある行です。 美しい人たちが、すぐに犠牲になっていく世界への憂いがあると思いました。「綺麗な子」とすれ違い、偶然見失ってしまったのではなく、世界がそのように流れているという必然性への気づき、嘆き。 大切な、輝くものの喪失には、何よりも過敏に反応する私たちのこの感性。それが街中の日常に鋭く潜み始めている、そういう詩だと受け取りました。

0
鷹枕可
作品へ
(2024-01-16)

不思議な味わいの有られる、掴み処の無い詩情の変化球が特徴的であらせられ。 それは本作でも健在でいらっしゃる様でございます。 思考の抽斗を刺激して下さる、魅力的且つ、普遍的な叙述。 「綺麗」とは、「非‐綺麗」との比較に拠って成立致します概念ですから、単数である内は、誰もが「綺麗」なのでございましょう。 増加と累積が「非‐綺麗」を結果的に分極せしめ、成立せしめて仕舞う、という因果。 それを、感覚的に考え抜かれていらっしゃる。 とても趣深い詩文でございます。

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エイクピア
作品へ
(2024-01-16)

よくまとまった詩ですね。百八と言うのは煩悩のことかもしれませんが、綺麗な子と言うのは「いち」の事ではないのかもしれませんが、綺麗な子の中に「いち」が溶け込んで、詩魂が醸成されたのかもしれません。

0
妻咲邦香
黒髪さんへ
(2024-01-16)

ありがとうございます。ロマンチックは止まらないので友達のエリアからはみ出すんです。抜けてるとこなら彼女のエリア内です。心臓の音は生まれた時から数えるのが正しいのか、それとももう既に幾つか過ぎているのか、その答えが知りたくてですね。誰か最初から数えてた人いませんか、という問いかけです。詩は天地無用でお届け。

1
妻咲邦香
熊倉ミハイさんへ
(2024-01-16)

ありがとうございます。どういう仕組みで世界は流れるのか、どこに動力があるんだ??という質問ですね。出会いとか、別れとセットになってるのが納得がいかないんです。そうそう一回の食事にドリンクなんて何杯も飲めるわけないのに、サラダバーは別にして欲しいんですよね。 記憶とは残酷なもので、残ってしまえは後を追うしかない。なのに消滅する瞬間には立ち会えない。記憶がドアの開け締めを覚えるのは、死ぬ姿を飼い主に見せたくないからなのです。

1
妻咲邦香
鷹枕可さんへ
(2024-01-19)

ありがとうございます。そうですね、第一人称から見る対象物はどれも絶対的存在で綺麗と形容されるのかもしれません。なるほど深く読まれましたね、参りました。 掴み所はなかなかあるつもりでは書いてるのですが、いっぱいばら撒き過ぎてどれが餌だかルアーだか、釣りは好きだけど本当に不得意です。ちなみに西京焼が大好物です。合掌。

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妻咲邦香
エイクピアさんへ
(2024-01-19)

ありがとうございます。ちゃんとリンスするシャンプーを使えば詩はまとまります。キューティクルもなめらか。 百八つとは仏教で無限を意味するそうです。つまり煩悩は無限。いや今調べたんです。なんか上手いこと言いたいけれど本当はたまたま「ゆく年くる年」見ながら書いてたのでそれでちょっと、いや知ってたらもうちょっとなんか、こう、まあいいですわ。

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Metro
Metro
作品へ
(2024-01-19)

詩人だから、生と死のあいだにも詩情を見つけてしまうんですね。

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妻咲邦香
Metroさんへ
(2024-01-19)

ありがとうございます。そうですね、つまり詩人というのはこの世で一番面倒くさい生き物、ということですね。大変そう。

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