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この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

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きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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だれのせいですか

どんな身体でも

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sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

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狭い    

行って戻って行って戻って 学習装置は壊れ気味 愛も恋も 嘘ばかり 本当はいつも叶わない 嘘だって その意味全体では本当のことだ 当たり前だ瞳をそらすな 夢も死も 楔も縄も この生の中に僕をつなぎとめる 何を思っても 何かが思われても 失われたものを忘れない なぜならあなたが 今までの僕の生全体と等しいから 切ってつないで 切ってつないで 笑顔を想って 聞けなかった声を聴こうとした 地面に打ち付けられたとき しばらくそのままで まなざしを壊した 思ったから 心のまなざし 朝を待つ夜 生と死を考えないでいられた 壊すことと生きること 愛することと思うこと マンホールの下を流れる水を 気にしているのは僕だけだろうか あなたのあの瞬間の笑顔を 愛したいと思っているのは僕だけなんだ 契約や秘密なんてなくてもやっていけると思っていたはずだったのに 行為のきっかけから空飛ぶ羽根を作らなければならないのだ 一人で飛ぶことができる 羽根を大きく広げて そんな夢が愛と同じだと思える 光でも空気でも やっと知ったことを自在に取り入れて いつかは僕は決めることができるだろう そのいつかを待つ楽しみ 苦しくなんてない 感傷の涙と 取り戻されない偽悪者 人を傷つける人 邪悪は消えていくだけだ 誰からも許されることなく 善だけで生きていくわけじゃないのと 複雑すぎるルールに従わなければと時々の強迫観念 絡まったひもを燃やしてもう一度始めることにするか テーブルに肘をついて何かに対して微笑んでみる 嘘を言ったという自覚につつかれながら いつも待ってる 一緒にいるって想って言う 時間も空間も全然遠い こんなにも遠い距離に 一緒にいるわけないじゃないというべきだろうが 想いの中で とても狭い世界だと考えることによって 全てのものをあなたに帰するのは 全ての人が否定することみたいだけれど 依存という事であなたの名誉を傷つけることをしてはいけません 一つの依存を作り出したそんな人間であるという結果の中にあなたを落とし込みません 自分で生きることができなかったのは病のせいであったのです あなたは僕に素晴らしいものをくれた素晴らしい人なのです 依存じゃなくて接着したのです 心の働き次第ではがれるようなものじゃなかったのです


狭い ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 10
P V 数 : 878.0
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-10-24
コメント日時 2018-10-31
項目全期間(2024/04/26現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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2024/04/26 08時12分33秒現在
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    作品に書かれた推薦文

狭い コメントセクション

コメント数(10)
オオサカダニケ
(2018-10-24)

感性が鋭く、繊細な感受性をもつ人が感じ取る社会に対する抑圧を表現なさったのでしょう。とても長い詩ですね。これだけ大量の文章をお考えになったことを尊敬します。詩においては1文1文字が命取りになるかもしれないらしいですね。殺し文句が見受けられなかったことが気になってしまいました。黒髪さんは殺し文句には興味がおありではないのでしょうか?

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黒髪
(2018-10-24)

オオサカダニケさん 実は、社会自体の悪というものを、僕は良く知らないのですよ。わからないというか。テレビを見て映るのは、 政治家の顔、顔、顔ばかり。そんなものから何が学べるというのでしょう。社会の仕組みを勉強したいです。 尊敬なんて、恥ずかしくなりますよ。一分くらい、受け取らせていただきます。1文1文字は、本当、 気を付けなければならないですね。 殺し文句は、「接着」がいい感じだと自分では思っていました。でも、殺し文句を、作ろうと思って 詩作したことは、最近ではあまりなかったです。興味はありますし、いろいろ考えてまた作ります。 えっと、人の詩を読むのに、少し苦手感が出てきて、困っているのですが、頑張ります。

0
オオサカダニケ
(2018-10-24)

おっしゃる通り、接着という語が印象的な使われ方をしていることに気づきました。私自身皆様を呆れ返らせてしまう程のとんでもなく短い詩しか書けないような文章力ですので人様にご意見できる立場ではございませんでした。黒髪様が人の詩を読むのが苦手とおっしゃる理由は、感傷的でねっとりした情景描写を用いた作品が多いからでしょうか?私もそういったいかにも「詩」といった作品は苦手です。

0
黒髪
(2018-10-24)

オオサカダケニさん 短い詩を書かれるんですね。少し、それが気後れにもなっているのでしょうか。気にせず、だんだん長く書けるように努力するのも、いいかもしれません。短い詩で、良いものを作るのもいいですね。さまざまに、やるのが、僕のスタイルでもありますよ。

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オオサカダニケ
(2018-10-25)

いわゆるフリースタイルというやつですね。かっこいいyo

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黒髪
(2018-10-25)

オオサカダニケさん、ありがとう!かっこいいなんて嬉しい。フリースタイルというやつですか。

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るるりら
(2018-10-29)

おはようございます。 この話手は なにかに依存する傾向のある人物を思っておられるようですね。 この作品を拝読して 私が感じた ちょっとショックにも似た感じを うまく書けると良いのですが、あまり自信はありません。 》依存じゃなくて接着したのです 心の働き次第ではがれるようなものじゃなかったのです ↑この一文は ショックな断言を詩にしておられるなと思いました。 依存とは なにかを頼って存在していることであり、依存が依存症となってしまうと、日常生活に支障をきたしてくるようなことをイメージします。たとえば、お酒依存。買い物依存。あとは、ネット依存というふうに。だから 依存傾向を自覚した人は かならず落ち込むことも ある。 落ち込みやすい人に対して 黒髪さんは 》あなたは僕に素晴らしいものをくれた素晴らしい人なのです と、いううメッセージを届けようとしておられる。 》マンホールの下を流れる水を 》気にしているのは僕だけだろうか マンホールの下を流れる水は雨水かもしれないし下水かもしれないけれど、その水は、水道という循環の中で浄化されて清い水として供給されているはずで、 狭い 思いにとらわれている人にしても 地下ではつながっていて、清いものに変換されたものは常に供給されていて、 清い笑顔を だれかにみせることは きっとできるだろうと、わたしは思いました。 あと、個人的なきづきとして 【依存】じゃなくて【接着】したのです 心の働き次第ではがれるようなものじゃなかったのです。 と、いう一文に、わたしは ちょっとした救いを得ました。 友人に ぬいぐるみ依存の子がいまして、その子はいつも ぬいぐるみを我が家にくるときもつれてくるのですが、ぬいぐるみにキスしたり 私に ぬいぐるみを介してキスさせたりするのです。わたしは きしょくわるくて 鳥肌がたつことがあったのですが、 【依存】じゃなくて【接着】したのか。じゃあ とてもきれいな笑顔だし まっいいっかと、おもえるようになりました。ありがとうございます。 混沌や暗い思い狭い思いにとらわれることは、だれしもあることですが 》マンホールの下を流れる水を おもいたいです。

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黒髪
(2018-10-30)

るるりらさん コメントありがとうございます。返信遅くなりごめんなさい。 さて、マンホールの下。水が流れている。これは、心や精神にも当然比喩できるわけで(書いたときは、 即物的にしか考えていませんでしたが)。清い水にかわる、そんな働きを増やしていきたいですね。 接着。また僕は理屈を持ち出してきましたが、実際の、そうした心の在り方を提言してみたのです。 依存というと、絶望的な感じがしますが、おっしゃるぬいぐるみのように、接着って少しお茶目で 救いがあって、少しだけ罪が少ないでしょ、というような感じを持てるからましなんじゃないかな、 と思います。依存って病気ですが、接着は意志。まあ理屈ですが。救われる雰囲気を、醸成できた でしょうか。

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藤 一紀
(2018-10-31)

おはようございます。ボートに乗って川を渡り、無事に岸にたどり着いた感じ。揺れのペースが心地よく感じられました。

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黒髪
(2018-10-31)

藤 一紀さん おはようございます。コメントありがとうございます。 渡らねばならぬ川とは、人生においての、自らの迷いです。それを、揺れながら対岸にたどり着いた、 そんな手ごたえは、ありました。非常に、面白く揺れを感じていただいたようで、迷いながらも この詩をつづったかいも、ありました。まだまだ未熟な僕の、人生を、真剣にボートで渡りながら、 スリルも楽しむ余裕を取り戻したいと思っています。

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