T RAIN - B-REVIEW
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羽田恭

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あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

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居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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きょこち(久遠恭子)

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ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

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T RAIN    

傘を閉まって憂うというのに まだ拍手が止み切っていない 太陽はあとで訴える 雑巾髪を キュッとしぼって 拍手が懲りずにまた瞬いた できた水溜りは迷子にさせておこう 雲のドアから怯えて覗く 指輪がキラキラ輝く太陽 お前の子供は多すぎるから 誰を人質にしてもいいねえ 駅のホームは いつの間にか私を埋め立てていた 上を見過ぎた 罰かもしれない オレンジ色の切符が一枚そこに落ちている それは皆と同じように並んでいる よく見れば皆 切符として並んでいる 私の睫毛も切符になって ああ邪魔くさい でかい切符が二頭 電車をドコドコ運んで来た ドコドコドコドコ 何処何処?と叫びながら 通り過ぎていきやがった それから夜まで待っていた 切符は水溜まりに浸されているが 生存本能から 折り紙の小舟になったりして耐えている でも カラスが何羽か降りて来て 彼らを攫って飛んで行く すると決まって 周回してきたドコドコ電車にぶち当たって轢かれて死ぬ 真似しやすい死に方だなぁと思った ただ どの切符も私は拾えない あの雨とまだ 離別できていないから とうとう大きな池にもなって 粘土みたいな鯉が跳ねている 切符も身を捩りながら跳ねる いつしか電車は止んでいた 線路の奥で眼を開きながら 雨の音を聴き眠ってる こうやって世界は 私を忘れて行く 今日は私の誕生日なはずなのに まだ拍手が止み切っていない 十番線から 列車が参ります 気づいたら朝になって今 太陽が列車を落っことした 私こそ それに乗らなきゃいけない! 切符がドサドサ私を阻む ドコドコ何処何処 横入りも ああ! 邪魔くさい! 傘を開いた 切符たちが弾け飛ぶ しめた! 太陽列車が私を貫き 辺り一面に弾け飛ぶ どんなものよりも 冷たくなれる 忘れ物センターに捨てとけ 傘は


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T RAIN ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 14
P V 数 : 502.9
お気に入り数: 1
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2024-05-03
コメント日時 2024-05-04
#現代詩
項目全期間(2024/05/20現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
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構成00
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閲覧指数:502.9
2024/05/20 04時08分28秒現在
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    作品に書かれた推薦文

T RAIN コメントセクション

コメント数(14)
Molloy
Molloy
作品へ
(2024-05-03)

降り止まない雨と通勤ラッシュがダブルで重なった時の鬱陶しさが見事に表現されていて、この感覚、すごいわかるなと思いました… "今日は私の誕生日なはずなのに まだ拍手が止み切ってない" という一節が特に好きです。

1
万太郎
万太郎
作品へ
(2024-05-03)

作者が追われている状況と焦燥感、それを冷静に俯瞰している鋭い眼差しを感じました。 ドコドコ、何処何処。 こう言うオノマトペを使った言葉遊びはやはり上手いなと思います。

1
A・O・I
作品へ
(2024-05-03)

オモロいと素直に思えた。意味を持つ意味をズラしてるけど 意味が生えるようになってる巧妙さ、どういう思考パターンしてるんだ??(*' ')??謎い。堂々とした書きっぷり凄い。予想がつかない才能を見ると悔しさが滲んでしまうなあ。くやしーー( ु ›Д‹ ) ुバンバン!!才能ないの=(´□`)⇒グサッ!!っときたwwwまじオモロいねん( 'ω')クッ!( 'ω')クッ!(_`Д´)_クッソォォォォォ!!_( _ ́ω`)_クッソォォ…(以上twitterに書き散らかしたものですwww) 選評を読んでどんなものなのかとても気になってました。それで読んでみて想像以上だった。ちょっとどう言って良いのか、考えたけどうまく言葉に出来ないので、とりあえずコレだしときます。まとまらなかったらコレ以上は言えなかったということで許してください。なんか久々にすげえもん読んだです。素晴らしい(拍手)

2
黒髪
作品へ
(2024-05-03)

僕は、眼を少し悪くしているので、正常な時間感覚をくれる詩は好きです。 生きていて、目に映ったものを、確かな記憶力と言葉で描くのは、かなりの才能がいると思います。 詩を書くのも、文章作成法には違いがなく、生きていると全身で叫んでいるような熊倉さんのような 方を見ると、いつかの自分、なんて、歳を取ってから思います。嫉妬、やっかみなどに負けず、頑張ってください。

1
佐々木春
佐々木春
作品へ
(2024-05-03)

「傘を閉まって憂うというのに/まだ拍手が止み切っていない」 という最初の二行を読んだだけで、わたしには絶対に書けないと感覚的に思いました。 大したコメントはできないのですが、かっこいいなと思います。 ひとつ、「今日は私の誕生日なはずなのに」というところで、一貫して「憂い」様子の「私」の誕生日への思い入れが気になりました。それともこれも比喩で読み切れていないだけかもしれませんが。

1
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2024-05-03)

うん、おもしろいですね。個性的な作りにも光るものを感じる。鬱陶しさに追われる雨の日の列車。意味を逆なでするようにナンセンスを含んだユーモアとも読めるのですが、度々出てくる拍手がそんな支離滅裂な言葉たちを打ち消すように意味深く胸を辛辣に捉えてもきますね。不思議です。拍手が止むとはなんでしょうか。単純に煩わしい雨の音? 僕はもう少し突っ込みたくなります。拍手とは、これまで歩んできた作者の事象で、それは人生経験をふり返る自他ともに込められた期待感への祝福の雨音。その鬱陶しさから、作者はこれが止むのを待ちきれずに、語り手を通じて失念の雨を降らせているのでしょう。

1
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
Molloyさんへ
(2024-05-04)

コメント、ありがとうございます。 好きな一節、ため息が出てしまう言葉を持つ詩に私もたまに当たりますが、届ける側になれてうれしいです。 通勤ラッシュ、あの混雑さ、息苦しさ、同じ場所へ向かう一体感、うっとうしいですよねえ。 ありがとうございます。

1
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
万太郎さんへ
(2024-05-04)

コメント、ありがとうございます。 これからも効果的にオノマトペを使っていきたいですね。音が意味を呼んでくるのと、意味がバラけて音になるその二つの効果、その発展の先に行けたらなと思います。 ありがとうございます。

1
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
A・O・Iさんへ
(2024-05-04)

コメント、ありがとうございますw 思考パターン、今回の詩作の過程は、今までの作品の試みの盛り合わせだったりします。他人の作品のイメージを拝借したり、でも自分だったらこう考えるのに。と、自動筆記による無意識と理性による時間をかけた分析でバランスを取りながら作っていました。確か。 選評にもあった通りですが、課題がまた一つ見えまして、要は詩の調が見えない時がある。転調しようにも、今転調したの?と気づかれなかったり、無調音楽でも聴き続けると疲れたり、むやみやたらにイメージを拡散させるべきじゃないなと。 限られたメロディとコードで、洗練された構築を目指したいですね。アイデアをひけらかして、それを一曲のうちに出し切るのじゃなく、ちゃんと踏みとどまっていきたいです。 とは言っても、私の中では詩の雰囲気は一貫してると感じてたので、その感受性から培わないといけないですね。 ありがとうございます。

1
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
黒髪さんへ
(2024-05-04)

コメント、ありがとうございます。 一つ言えることは、生きていると私が叫ぶ時、ほとんどその声は他人から発せられている感覚がします。幼い頃の友人、通りすがりのあの子、テレビに映るニュースキャスター、誰かの声が降りてきます。だから、皆で叫んでる感覚ですかね。 他人の嫉妬などの感情も詩に取り込んでいきたいです。個人的に、今の自分のライフイベントが嵐の前の静けさの中にあるので、それに備えて自分の真の声も整えたりしていきたいです。 ありがとうございます。

1
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
佐々木春さんへ
(2024-05-04)

コメント、ありがとうございます。 他者の作品は自分を映し出す鏡という仮説を持ってます。私も、佐々木さんの詩を見て同じ感覚を持ちますよ。かつ、私はまだ佐々木さんの作品に対してコメントできるレベルじゃないなと踵を返してしまいます。自分の届かない場所にいる、と私の目からも映ってます。いずれコメント欄にお邪魔したいものです。 それはさておき、「誕生日」についてですね。最初は、現代人の滑稽さを描こうとして配置しました。安っぽい理由からくる怒りですよね。こういう人を見ると鼻で笑ってしまいます。でも、比喩だと捉えるとするなら、電車が何駅も回って自分の駅に到着するように、誕生日も一つの駅ですよね。祝福が色んな人の誕生日を回っているのに、自分の駅には来ない。雨の拍手は望んでいない。365日も待っていても目の前を通りすぎていく絶望感があると思うと、アレ、簡単にバカにできないな、とは思います。 そんな具合でしょうか。 ありがとうございます。

1
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
メルモsアラガイsさんへ
(2024-05-04)

コメント、ありがとうございます。 拍手の考察について、私の中で解像度が上がりました。ありがとうございます。一つ、そのような視点から見ると、この詩は隠された音が散りばめられてあると思います。 雨の音(ザーザーなのかシトシトなのか、人による曖昧な音)、列車のドコドコ走る音(ただ、ユーモアに振り切ってるので非現実的な音)、カラスの飛ぶ羽の音と轢かれる音(これは結構インパクトのある音かもしれませんが、直後の「真似しやすい」という回想で打ち消されてる感覚がします)。 これらの音より輪郭が強く、かつどんなイメージも介入させない「拍手」だけが異質な音です。確かに読者は「単なる雨音の比喩ではなさそう」と思うかもしれません。祝福という概念への鬱陶しさ、確かに秘められていそうです。区切りを強制的につけられるあの感覚……たしかに、たしかに。 アイデアがふくらんできました。ありがとうございます。

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おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-05-04)

熊倉ミハイさんは日に日にオタサー姫化してるので、 ビーレビがサークルクラッシュしないかが心配です。

1
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
おまるたろうさんへ
(2024-05-04)

コメント、ありがとうございます。 なんか、草です。 サークルクラッシュなんて。まあ、節度を守ってひっそりと活動していきます。そろそろシュルレアリスム詩に戻ってゲテモノを投下しても良い頃ですね……

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