作品投稿掲示板 - B-REVIEW

A・O・I


投稿作品数: 33
総コメント数: 120
今月は10作品にコメントを付与しました。
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みなさま真摯に読んでいただけるのでとても楽しく感謝しています(^^♪
自作の一押し・・・・ 俗説。我らが啼泣

A・O・Iの記録 ON_B-REVIEW・・・・

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いすきさま、コメントありがとうございます。詩にも満たないし小説にも成れない、自分では足りない物を書いているなという自覚はありますけど…これが私の詩だと思ったので続けています。けどこれが「new」なんですかね? だれもやってないんでしょうか、確かに見たことないですけど…oh!(~_~;) まあオモシロイと思っていただければそれが何よりありがたいのです。古いはよく言われますけど渋いは初めて言われました、ちょっと嬉しいです。わがままを言ってしまえばいろんな見解を知りたいんですけど、なんせこの文面なので大分そっ閉じされるとは思ってますので、読まれただけでありがたいなと!それでなにより――読み手サマがたのしんでくれたらそれで万歳です。およみいただきありがとうございました! (それは奇麗な泥でした)

2023-03-20

なにかに準えて書いているのかなとも思わせるぐらいの歯がゆさは感じます、つよくもないことばの、繋がりもない風が流れていきますが。間で区切られているものですから、違和感もなく、意味を希釈するばかりに見えるのは。やはり出だしのお陰でしょうか。なんか美味くまとめたけれど、後味もない、どころかスガタカタチも見受けられない、確かに呑み込んだはずなのに、突き放された、そんな詩に思えました。終始興味を持てました、ええ、オモシロかったです。 (美ヶ原)

2023-03-17

現実における幸せも実際ぶっちゃけてみればこんな感じでしょうけど…日常で無償にも愛し尽し合うことが当然だと疑うこともなく生活しているならば、この強い口調で語られる自嘲じみた唾棄も、些細なズレや喧嘩の 些細な愚痴のようにも思え、この詩の最終連で「私は/あなたに愛されたことがある」と断言したところで、なら幸せだと感じさせることができる。この問いかけともとれる投げ捨てられたことばたち、いや作者サマがどうお考えになられてこれを書いているのかはわかりませんが。読み手それぞれの思いを呼び込める構成すごくないですか(拍手)! 詩のなかの私さんは独り立ちをし幸せになれると信じています。最終連にて、そういう強い意志を、それぞれのあなたに問題として、いま、突きつけたのではないでしょうか。 (水仙)

2023-03-16

次はこうしてやろうみたいな器用なことはできねえので、これはこういう形になったというだけですね。ですから参考としておすすめしていただきました「木原敏江」さんのマンガを読んだところで、変化はないと思います。 あと流石におすすめするに25年組あたりのマンガは古すぎるかなと…しかし鷹枕可さんが少女漫画を読むとは思いませんでした。おすすめするぐらいだからお好きなのでしょうね。いやあ、もっとこう印象派の画集とか哲学書とか、手当たり次第に分厚い本を買って読むとか、アノ文体ですから、そういうお硬いイメージ持ってました、意外でしたね好感度超↑UP です。 まあ自分若かりし頃けっこうマンガは分別なく読みましたけど。あの辺りは手はつけなかったです。古いから読まないのではなくてこれは好みの問題ですからね。 ええ、世辞にでも今度読んでみますとか言えない性分なんで気を悪くしたらほんと申し訳ないです。ここではぶっちゃけていこうと思ってるんで、すいませんです。 今はほぼ本もマンガもゲームもあんなに好きだったのに興味も薄くなったもんで。若いとき買った本を今安く買い戻してはノロノロと読んでるぐらいが丁度いいですね。すっかり自分の思う詩を書いてられれば幸福であると思っています。 鷹枕可さま、こめんとありがとうございます。また暇なときにでも、およみくださればありがたく思います(^^) (繭に成る。それが、だ)

2023-03-15

私の詩が偶然にも、つつみさまのお役に立てたようで嬉しく思います。お読みいただきありがとうございます! (繭に成る。それが、だ)

2023-03-14

詩人の呼吸とはどんなものなんでしょうね(?_?) いつも書いてて非常に変だなとは思うんですけど、まあ好きで書いてるんでこれでいいかなと、とりあえず波紋法と全集中もプラスしてみますね ハーイ\(^o^)/ どうしてかこんな古めかしい書き方しかできないですよね、もうそれは手癖なので味ということで、お楽しみ下さい。当方一応今の時代に生きているつもりではあります。5or6.(ゴロ)さまコメントありがとうございました! (繭に成る。それが、だ)

2023-03-13

澤あづささま、はじめまして。コメントありがとうございます。 確かに瑕疵は多いと思います、あえて謎に増やし続けることは不必要にも思えるでしょう。もっと削ぎ落としキレイなひとつのかたちを言いたいことだけで成立させられることはわかっています。 これは私のスタイルの問題なのですが、読み手サマが幾通りにも答えが見えるような形を取っています。澤さまが、ひとつの本筋を導き出したように、多分他にコメントいただきました読み手さまたちも、違う形で違った思いの詩として見出していただけたのだと信じています。 吸収さまのコメント返しで書いたのですが >ただこの詩を最初に配置した時のタイトルは『しのまえに しのあとに』です。それと同じ二重鈎括弧を使っているのが『繭に成る それが だ。』と最終列の『彼方』です。彼方はどう言う意味で読んでも結びつけるようにはしたつもりですが、さてどうでしょうか。 私はそういう『し』におけるゆらぎのような、繭のような彼方である面々を、一篇の詩のかたちとして大切にしたいと思って書いたつもりでいます。 ただ自分はこれはいつものことですが…本当に一度書いてしまうと削れない性分なので(そこからまたあれやこれや膨らんでしまうものでして…)内容を削らずとも洗練できればいいなとは思っています、もっと精進が必要だなといった感じですが。 いままでけっこう何も考えずに詩を書いていたのですが、ビーレビのコメント欄でぶっちゃけるように思ったことを書くようになって、読み手サマがどう感じなにを主軸に思ったのか、それは自分の言いたいことよりも大事なことで、これをまた自分で読み解きながら言葉を選んでみると今まで以上に自分のことが見えてくるわけです。コメントを返す際に読み手様の思いを汲み取りわかるように文字に落とすことはひじょうに勉強になります。なにぶんまだ詩歴5年程度ですし、詩というジャンルではものを見ていないので自分が納得できる方向へしか行けないので、乱雑なものですが。まだ行き詰まってもいないので、まあのびのびと自分の思う詩作を試せていけたらいいなぁと思っています。 澤さま、この度は丁寧な批評をいただき、非常な才能などととんでもなく過大評価いただきましてこちらこそ恐縮です。その言葉は素直に受け取り、これがまぐれでないように、自分なりの詩作を続けていきたいものです。お読みいただきありがとうございました! (繭に成る。それが、だ)

2023-03-12

色や音、形を好んでもらえたようで嬉しく、またこの詩に描かれる『わたし』をなにかしら、感じ取ってくれたようで書き手としてありがたく思います。Snydamさま!お読みいただき、コメントまでいただき感謝いたします!! (繭に成る。それが、だ)

2023-03-12

>泉鏡花の短編小説に似た読後感を覚えます。 とても嬉しく思い(ง ᐛ )ว小躍りします。やったね!! 泉鏡花は一字一句読み落としないように脳裏にえがかないと読みきれないのでなかなか疲れるのできちんとは読まないのですが、いきづまったりするとその辺にある積読から言葉の節々を読み、琴線をひっかくようなことはよくしますからその影響かもしれません。 >言葉やイマジネーションが氾濫する作風に圧倒される これにも繋がるのですが連想用語辞典(Web)を使っています。自分の言葉は貧相です。書き連ねながら違和感をおぼえるところは辞典の文字を追い言葉の意味を沢山の形と見るとそこから先が開けて参りますからそれをうまいように 今書いているときや時間や物事に引っかけて文字として組み込んでいく感じで。ですからこの奇天烈文はすっかり染み付いてしまっていますが私の才ではないのだと思います。 >しかし今作は、それまでと比べてコンセプチュアルな脈を感じ、新鮮でした。 佐一様には『それが』一体何が見えたのでしょうか?非常に興味がありますが、答えをここでいうと次に読む方が引きづられてしまうことを懸念して聞かないでおきましょう。 いつも読んでいただけていたということがまずとても嬉しく思います、ビレビ特有のPV数ではいったいだれが実際どれほど開かれているのかはわからないので小さなことでもコメント頂けますととても喜びます。そしてここで言うのもなんですが、運営さまいつもありがとうございます。いろんな形の思いを詩と置いて沢山のひとの思いが大なり小なり見えるこのサイトをとても楽しんでいます。佐一様、本当にありがとうございます! (繭に成る。それが、だ)

2023-03-11

【投函】 『 いつかの雨で濡れたレンズを拭き取って  ある草藪の晴れた日に翳してみました  けれどやはりうつくしい櫻も霞んでいきました  あかあおきいろの紙風船は破けたままに  背表紙さえも色をなくし  タイトルとしての意味さえ見えず  いろとりどりのパンジーすら、  しおりの役目も果たさずにくすんで折りました  今日という一ページは破かれても  胸のうちに 一生色濃く 痕を遺していました 』  これは、これは、春の夜の夢を写し執る 「カガミヨカガミ」と。ドラマティックにも  日常に散らばる 或るヒトヒラのことで  波打ち際は足元を掬い、寄せては返す吐露ですが  リフレイン・ノイズと滴っていったのです  ふたりの誰かは知らないままに  夜着の裾を浚うばかりの白昼夢をすり抜け  暗礁に打ち付け障壁を暴いたとしても  届かなかった| 壁 |の中へと戻ることは叶わないのです  滲んだページと一枚破り なかったことにしようとしても  今では低いすべり台から 未来へ向かって捨てたところで  白紙のくせに 訛っている  耳ざわりの酔い  誰かの  歓声が 慟哭が 傷を遺し  ――つづけて行った――  あれは ヒンデンブルク飛行船の優雅さ  あれは ほど近いほど遠い目を滅した零の戦闘機  それは 何の種かは わからない風船を膨らませ  紙飛行機に乗せた原文を、  だれもが真実から離れたところで掲げ  その名前も人生も、  思いも祈りも紐解けやしないのに  簡単に未来にのせて、疾走らせる、  だれも 停められやしないところへ  みなが 照らされるこころで  落下していくばかりのいまは時代錯誤に貶めて  また誰かの首を締めあげ、また誰かと共に歩んでいた  消せるボールペンで書かれた手紙にはきっと  ボクが死んだら一緒に燃やして下さい  とある時代が生んだ引出物を破って  喉に貼り付けた 濁声より バイク便より  私を描いた物語より詰まらないものでした  沙羅と吹き抜ける ひとひらは ありふれている  今、記すべき言葉が どんなに照らし合わせても  記号化された教科書像では 見つかることはありませんから (B-REVIEW 3月のお題詩「手紙」)

2023-03-11

>文字を追って理解するのではなくて 一枚の絵のように面で読むみたいな感じなのかなあ それなら色と光を感じる事は出来たがそれによって理解できたとはとても思えなかったな 認識を変えること言う事かもしれませんが。 わたしのものは文字を追っても支離滅裂ですから、クイズとか連想ゲームに近いはずです。書かれた文字がすべてを表しますが、それらがどう結びつくかはそれぞれだと思います。この詩の色や光を感じ取れるなら、それを言葉に嵌めていけば何か見えるかもしれませんし感じるかもわかりませんが。やはりこれは偶然の閃きみたいなものでしかないと思っています。答えあわせはありませんから、どうぞ美味しいかな?と思ったところを目指していただければと思います。ただこの詩を最初に配置した時のタイトルは『しのまえに しのあとに』です。それと同じ二重鈎括弧を使っているのが『繭に成る それが だ。』と最終列の『彼方』です。彼方はどう言う意味で読んでも結びつけるようにはしたつもりですが、さてどうでしょうか。 さてこの連想ゲーム楽しんでいただけたならとても嬉しく思います。吸収さまお読みいただきありがとうございます! (繭に成る。それが、だ)

2023-03-11

お読みいただきありがとうございます。楽しんでいただけましたなら、書き手として至極幸いです(^^) (そら、くも、ひかり。そして水母)

2023-03-10

この詩をタイトルの意味で伝えると間違いなく、タイトルさえ理解できれば補完できるのだと思います。そういう意味でこの詩はできているのだと思いますが、なんていうか繰り返されるばかりで語りとしての上辺ばかりが強く、今までのアナタの感情もアナタらしさも、全く欠片も崩れてしまうなと、このタイトルを書くには経験が足りないかなwwwといったところです。これも川﨑氏の模索探究の一部でしょうから、これからもファンとして非常に楽しませていただきたく思います(^^♪ (五取蘊苦)

2023-03-09

いつもたのしみにしております。まずこの詩において「あなたのために」を反復することで強調していますが、それはタイトルからも読み取れることで、内容が一気に補完されてしまいます。それがすごく川﨑さんらしくないなと思いました。タイトルがどんなものであれ、そういった呪いじみたものにしか見えないんですね、これを意図して行っているようにも見えましたが、どちらにせよ、らしくない、それがアナタの思うタイトルであるならそれがとても虚構じみているのが怖いなーと、これは私の個人的感想なので気を悪くなされたら申し訳ないのだが、その一点だけを突き詰めることによって、このタイトルにむかっていくように躾けたのか、タイトルありきで拵えた感情そのものなのか、わかりませんが、なぜこうなったのか、書こうと思ったのか。かなり気になるところです。いや楽しませていただきました、次も期待してます。 (五取蘊苦)

2023-03-09

鱗子(揶白) さま、いつもたのしみにしております。なんか気にかかるというかオモシロイと言ってしまっていいのかどうか、素晴らしいとは違う、うつくしいもののすがたを見ている気分におとしめられます。じぶんの、陳腐であるこの、語彙力のなさを常々痛感してしまいます。 (二人)

2023-03-08

何やかよくわかんないながらも立ち止まりました、無理やり読み解くつもりもありませんがなんかオモシロイと目を引きました。あまり見ないタイプなので次も期待しています (「缶詰」)

2023-03-08

田中宏輔さま、コメントありがとうございます。 (それは奇麗な泥でした)

2023-03-05

エイクピアさま、こめんと有難う御座います。当て字のような漢字は私の通常運転です。あれを誤字だの違和感だの言われてしまうことが多いのですが、印象として残ったことを嬉しく思います。 Weblio辞書国語辞典についてですが後付として「幽隠/偶感」の意味を引用したとことを明記だけで意味はありません。 あと「一服。洩る」も部分も間だけの意味で「一服ついて、洩った」それだけです。深読み頂き書き手としても嬉しく、さて楽しめましたでしょうか。エイクピアさまコメントとしてお伝えいただき、ありがとうございました。 (それは奇麗な泥でした)

2023-03-04

三浦様コメントありがとうございます。どこからお返事すればよいのか迷いますけれども、まず匿名で置いた嬋花 ですね、アレの三浦氏のコメに対し感性が合わないだけといったことを詫びなくてはなりません。かなり鋭い指摘でクスクスわらいながらコメントかえしたんですが。しかしまさか読み取られていたとは思いませんでした。ぶっちゃけあれはシコンに出したものなので当時の選者の影響も多大だったと思います。お二人いらっしゃってその作風にあわせてかいていたことを思い出します。その当時の流行りっていうのもありましたけどなんかいろいろ模索することが楽しかった時期のものです。 今、自分はなぜ詩を書いているのか、いまだに詩とはなんぞや?と思いながら書いてます。いろんな詩がありすぎますので、参考にもならない。ですから自分の好きな方へ素直に傾く所に、落ち着くように。結局自分のなかでつよく持つしかないと思いながら言葉を選んでいます。 ここ一年ほどビレビさんに投稿してみて、褒めていただいたり意図を汲んでいただいたり非常に楽しくしております。しかしやはりわからない古臭いと言った言葉をよくかけられ、黙ってそういう方もいるでしょう、それしか心に残らなかったのだなと残念に思ってはいたのですが、正直言われ続けてうんざりしたので、ぶっちゃけていきたいと思った次第です。 まあ自分が詩を書く理由は、暇だから、ですけど… [何かしら書いてないと落ち着かないので、とにかく言葉に落としていたいだけのヒトですから、ただなんとなく生きてるそのザマの意味や理由が少しでも垣間見えたら私が、納得する、ための言葉たち、その有耶無耶な私を詩と言って置いているだけなのです(烏鷺の返信コメントより)] これは自分からにじみ出たこの言葉の羅列を一体何であるのか自分自身で汲み取っても、自分自身の投影でしかないと今はそう思っています。ようは現実逃避するための暇つぶしをしているのですが、結局ずっと自分を見つめ続けているだけなんです。あーうまくなりてえなーって、思うけどそれ誰かに認められたいわけじゃなくて、もっと自分で気にいった表現がバシバシ出るようにならねえかな、ってそれだけのことでw まだまだネット詩界隈をウロウロしながら自分が楽しくかけるようにそれを面白く思えるひとに出会えるように、それだけを願っています。 私のものは支離滅裂ワードサラダ以下のヘタクソでカッコつけて真似事じみてみえるでしょう。創作ってぶっちゃけ、わけわからん自分と戦うか、いるかどうかわからん観者と戦うかどっちかでしかないので。別にそれでかまわないです。自分的には抽象画のような詩をかきたいとおもってはいたのですが、それがこれか!と言われるとなにが変わってきてるように感じます。まあ今はとくに詩を書くっぞ!と気合を入れてやってないのでゆるゆるとでも(自分のペーすで(ものすごいハイペースだが(-_-;))自分の思う詩作を試せてイケてるのでw 発表の場としてビレビを借りております。みなさま真摯に読んでいただけるのでとても楽しく感謝しています(^^♪ 長々と語ってしまい申し訳ない、自分喋らせると止まらない体質なのですいません。 えー、ツイキャスいんたびゅーはこえだしNGなので、家族がいるので無理です。コメントという形でしたらまだ、時間と都合があえばですけどね。参考に如月さんのいんたびゅを聞いてみたんですけど、非常に身になりそうでたのしそうですが、すいません、自分は謎の変人のままでいたいと思いますwww 三浦様、お読み頂き素敵なコメントありがとうございます。三浦様の飽きるまで、または私が飽きるまでお読みいただければ幸いです。 (それは奇麗な泥でした)

2023-03-03

はじめにお題を酌んだ時に( 笑人、カイナ 一糸 綴じ梟[それは奇麗な泥でした。])を考えました。それからノリで書きすすめていって組み替えたり調べながら自分がなにを書きたいのかわからないながら形を作りました。すると「はじめに器ありき」で考えたものだったので、中身も味も心も体も、思うようにはならず「おもえばそううつるもの」だということを、何にしろタマシイを書きたかったはずです。ですからその器が何を示しているとしても器自身はひとつであり、茶器であり、空のモノで、ヒトとありました。まあようはツチクレのはなしというわけです。(そんときの気持ちなんて、わからんけどな…) そのときに茶器と一度調べたときに確かに曜変天目はチラ見しましたけど…あゝそう読めるかもしれねえがな、とは思いましたが、固有の何かを思って書くことは私はないです。もし仮にそう見えたとすればそれが読み手様の中で納得できれば素敵だと思っていますので。ええ、楽しんでいただけましたでしょうか?(ニッコリ(^^))そんな気持ちの常々です。 いつもマジ適当に書いてるので、書いてる最中になにか見えたり形になってしまうだけなので本当に明確な事象な物を書くことはありません。それが伝えたい事柄でしたら、曖昧にせずわかるようにきちんと書くべきですからね。言いたいことも伝えたい事も出来上がりには含みも願いもありません、わかるわからないで書いてないのですから。 ただいろんな事柄に結びついてどう読んでも何が見えるのかは人それぞれにしたいと思って、ぼんやりとなにか掴めるように書いてることは確かです。 私を理解するのではなくて、読み手サマが作品を仕上げるものだと思ってるので、私のものは画材や素材を列べたようなものです。詩は自由でありますから、私は自分の考えを押し付けるような行為もお話も感動も共感も置きたくありません。お話にする気もないですし、強めの思考も恨みつらみの吐瀉も言いたいこと書きたいことには繋がらなかったので。自分の書きたいことやモノをちゃんとヒトにわかるように説明することは、読み手の自由な発想を阻害するだけですから。 わたしはそういうものを詩と思って書いていたいだけのひとです。やっとじぶんの書き方に納得がいって出しているので変える気もありません。まわりに合わせようとしてしまったり、自分を殺すようなことはしたくありません、ですからあわよくば楽しめるひとの所に届けば嬉しいですね、自分が楽しんで納得して書いているだけ、それだけのことなのです。 吸収さま今回もご来店ありがとうございました!コメントいただけると読まれていることがわかりますので非常に嬉しく思います!感謝ですぅ!! (それは奇麗な泥でした)

2023-03-02

Snydamさまコメントありがとうございます。これはタイトル通りの「そら、くも、ひかり」であって、それが詩の内容として移り混んでいる、そんなイメージで書きました。途中で海月をいれてありますが、これが本物のクラゲであってしかしそのクラゲがなにを示し、成し得ようとしているのかは、読み手さまそれぞれの自分の経験や好みで変わり、そして「水母」というタイトルに解かれるのかと思います。まあ私のものはいつだってこたえは置かないので、それぞれ見えたもの、捉えたこと、思ったことを好きにかたちとしてお持ちいただければ嬉しく思います。お読み頂きありがとうございます! (そら、くも、ひかり。そして水母)

2023-02-20

この作品の意味はタイトルそのものなんですけどよめませんよね(~_~;)  そうですね、まあチカチカするのは そらくもひかり ですから、何を示すかは読み手さんのなかでしかなくて、そうだと思ってくれれば私とは違う見解であれ、詩として成立するはずなんですけど。 自分のものはお題でもなければマジでなにも見えてねえまま書いておいて、思い込みで文字連ねてるようなそのうちなにか塊に見えてくる。そんな書き方です。まだまだとっちらかっているので、一見してみれば意味不明でしかない。まあ自分の中での設計図のような、式のようなものは何を書いても同じなんですが。目を惹くぐらいの、強さも丁寧さも見えないので。やっぱり技工も何も知りませんからヘタクソと呼ばれるものなのだとわかっています。 例えばこれは言葉的には、きれいをならべたものなんですけど(自分ではそう書いた)、偶然にでも瞬間に符号してみないと、わかりゃしない/ききとりずらい/鼻歌みたいな……そんなかんじで(?)。どうやら最後にオチみたいに浮いて置いてしまうのはどうやら手癖みたいです気づきませんでした。指摘頂きましてありがとうございます。吸収さまコメントありがとうございました。 (そら、くも、ひかり。そして水母)

2023-02-16

うらさびしいところで。粘土質のしつこい微温くすんだ顔して、鳴いて。逃げていく足跡だけ、とても食べたい。骨もなさそうなカラダで、軸だけを残して、飛び回る蝶蝶に成り変わるらしく。なけども、わめけども、くそやろうどもと多分ひざまずく/膝枕で、ゆたんぽであれば尚いい。紙に描いた鼠でも咥えて、いきいきとしたところ、で。ココは地獄、ぬかるみすらヌルい、やわらかすぎるからだはとても、「美味だった。か。」陽だまりの香りを だいぶ 腹に収めている 魔性のおんな、不詳にも、公園の角で死んでいる。たぶん、今日もそうだ/これからのことに、相違ない。 (B-REVIEW 2月のお題詩「猫」)

2023-02-11

柳煙さまコメントありがとうございます。酒に酔いますとやはり本音が出てきますから書き留めるとオモシロイので結構やるんですけど。これはそうですね価値観がダダ漏れしてるのは見たとおりです。私の場合ですけどあくまで詩作は自分との対自でしかない。自分は自分だという確固たる自身を理解していきたいんです。なんも崇高なことはない、自分がなんとなく生きて、なんも理解できないままここまできて、偶然にも詩を書き始め、はじめはなにかを表そうとしていたんですけど。そのうち考えより早くぼやけたものを文字に落としていくおもしろさですよね。それが形を生してなくても自分の中では意味があると思えたわけです、けれどその意味は大事ではない伝える必要はない。詩とうたわれるものは、読み手でも書き手でも自分で考えその胸響かせることだと思うので。いつかどっかまともなものが、できればいいとは思ってますけど、それは理想でもないし目指すものでもないです。ただ何かを思っていただけたら有り難い、コメント内容ではなく私に対し、言葉をかけていただくという感謝の気持ちはみな同じと思いたい。まあひとそれぞれですからね、オモシロく拝見しています。まあこれらすべて今のところは、そういう考えているだけです。(これクソながお気持ち吐瀉や。楽しく滑り散らかしましたスイマセン(+_+) (俗説。我らが啼泣)

2023-02-07

こめんとありがとうございます。川﨑さんのことだから私の遍歴も込みで言ってると思ったので、先ずコメントの出だしにクソワロタです。まあこれは酒に酔って書いた吐瀉物と創作+詩を気持ち良い感じで、まとめたことはバレてると思うのですが。この具合で、どの程度読めるのだろうかとこの場に出したものです。もっときちんと詰め、形に抑えたほうがいいのは、いろいろ試しましたが、まあわかってはいます。川﨑さんがよく使う反復法は、如何にもthe詩ってかんじで、自分のものには合わないだろうなと思っています、いつか洗練されたもので嵌まるようなものができれば使いたいですが。どうなるんでしょう、私のものでそれはくどすぎる、もっと酒臭く陶酔地獄と化しそうですけど^^; 自分のものはぶっとびすぎることはつねづねわかっていてもっと、掘り下げたり角度を変えるようなことができればいいんですが、なんていうか性格上大雑把なので、いつだって察しろよぐらいの材料をぶちまく、演出だけのものになってしまいます。まあ今のステージは見せるという重たい柵を今のところは外して、どこまで羽を伸ばせるのかと自分で自分がオモシロイ、ただそれだけの最中ですからどうなることやら自分でもわからないです。まあこれからも暇なときにでも、この変な人の移り気をご観覧いただければと思います。お読み頂きありがとうございます! (俗説。我らが啼泣)

2023-02-06

田中宏輔さま。お読み頂きありがとうございます。 (俗説。我らが啼泣)

2023-02-05

これは創作と詩と吐瀉が混じり込んでますので、それを自分的に美味しくぶちまいたモノになります。そのなかで読めるところをナニか汲み取っていただければ嬉しく、読みがいがあるとのお言葉ありがたく思います。ついでに王下七武海ならトラファルガー・ローが好きですが、最近は読んでないのでどうなっているのやら、わかりませんwww吸収さま、コメントありがとうございました。 (俗説。我らが啼泣)

2023-02-04

確かにラスト手前の連はこじつけのようにも、ここだけ蛇足のように浮いているに思えるかもしれませんが、これをはじめにもってくることは、読んだままの世界に容易く入り込めてしまうことは、承知で。それでは考える隙がないので。敢えて読み手様の気持ちの上で持っていくものが、内容として置きたいことでしたから、これはどう汲み取られるかはわからないように書いたつもりではあります。がやはり最後に入れると、ただ必死にまとめ上げたようにしか見えないものでしょうね。確かにこれはすごく粗っぽいものでしたから やはりむずかしいことです。エイクピア様お読み頂きありがとうございます。 (俗説。我らが啼泣)

2023-02-03

鷹枕可さまコメントありがとうございます。鷹枕可のコトバは詩もコメントもいっつもむずかしいので、わからないなと思いつつ失礼ながら勝手に楽しませていただいております。わたしのこのモノに対しなにか見えましたでしょうか。どうぞどうぞ朗読でもなんでもお好きにしてくださいませ。 (あんてぃっく)

2023-01-16

室町礼さま、コメントありがとうございます。すべてを漢字にしてしまうと重たいかなと思ったのかどうか、いつもあまり考えてないのですが、これはカタカナ表記も含めて多分よい配分にできたのだと思います。お褒めいただきありがとうございます。 (あんてぃっく)

2023-01-16

ありのまま受け入れる、こころからの 無害なものへ、つつがなく、どうせ続かない未来へ 消極的になっても逃げきれない面倒で変な事件や病気は、つまづいたようなかたちに正座して/つまびいたこわいろに 星座を模した。経験した、なんとなくでもこうやって初めて気づく 調えられた頭を、すげ替えるだけの時間と/誂えただけの唄を、噎せ返るような周忌とする。「まあむりしないで、」そんなかんじで肩でも叩かれ 酒の続きでも飲み、泥酔しない程度によいところまで、食っちゃ寝していたい。〈ゆめがある〉金槌で、拝を併せて つちくれに灰を蒔いたばかりの、嬰児のしなやかさを 鋳型の坪庭に置いて眺めていたい。生命は握られていて まだまだ遊び足りないといったところで、なんて甘い考えで腰を据える居場所として、相応しい程度の長さは偶然ですべて泥沼、無限の砂漠。温いかどうか(もう遅いかも叱られるかもしらんがな。)ダメかもわからないからナンセンスに。いるという自信。本当は頼りない根拠、 実際は何処にも見当たらない意図。 ただなんとなく 心地いい なんて 乱雑な空論で種を蒔き散らす。 (B-REVIEW 1月のお題詩「抱負」)

2023-01-12

自分は詩が好きだからとか救われたとか誰かの道標に成りたいとか理解されたいとか、そう行った形で詩を書いているわけでもないので、自分の納得のかたちだけを求めているのでこういう見かけになってしまったようです(*_*; が行き詰まってもいないですし、共感や同調の感動も求めてないので、特になにか特定の指針と成るべきものを探すこともありません。ただのツイ廃です。まあ今のところですから、これからもどうなるやら、「わからないな、」といった探究でしかない感じですケド。ですから自分勝手な我流でしかない今現在の私の詩に対して、くろかみさまのコメントは非常に有り難いお言葉です。お読みいただきありがとうございます! (慶弔)

2023-01-07

良いと言っていただきありがとうございます。表し方書き方が自分で制御出来ないので、もうこれが自分だとひとつに決めるのはやめたのです。ですから気楽に好き勝手に出てくるままに書いてます。いつもどのタイプを出そうか迷いますけど。これは今一番力を抜いて書いているシリーズ(?)です。 こう書こうと思って気張ると何もろくにできないですし、逆に自分を出したり言いたいことを置いたり現実や現代を分かるように絡めるほうが難しいのですが。まあただ同じ詩という冠に置いているだけで詩はそれぞれですからね、わかろうとなさらないのなら、いちいち喧嘩したところで意味がない。ああ、そういう方もいるな、いろんな考えがあるなと、ビレビさんは兎角おもしろいなという次第、とても楽しんでおります。 (慶弔)

2023-01-03

なにか思い出すきっかけになれば、幸いです。コメントありがとうございます。 (慶弔)

2023-01-02

ボクも読むよ、よんじゅうさんの弔辞ってやつをまっすぐに書いて、/読んで/見るよ、それでいいよ花丸だよ百点だよ!(コメントありがとうございました!!) (慶弔)

2023-01-01

コメントありがとうございます。題名の烏鷺は黒白という意味です。なにがどう黒白なのかは全く書いてませんからそれは読み手様の想像に委ねております。そもそも何か明確なモノもコトも置かず、書いてる最中に見えてくることがあってもそれを引き立たせるような、答えをひとつに狭めしっかりとした信念を読ませる方法は行なってません。これは連ごとにざっと感覚で書いたものを纏めただけなので…執念と言われると吃驚するんですが、何かしら書いてないと落ち着かないので、とにかく言葉に落としていたいだけのヒトですから、ただなんとなく生きてるそのザマの意味や理由が少しでも垣間見えたら私が、納得する、ための言葉たち、その有耶無耶な私を詩と言って置いているだけなのかもしれません、と分析する今は、ですけど。読み手様にはまあなにかしら楽しんでいただければ、幸いですと考えています。とにかく透明でない意味はそういうことです(どういうことですか??)yasu.naさま、わからないとか古臭いとか思わずに(よく言われるので)遠ざかることなく、お読みいただき感謝いたします。 (烏鷺(彼方とは))

2022-12-15

雨の日はモノクロの百円分価値を持ち コンビニの福袋を開きます ええ なんでも生成りのモノからクッキー缶まで 独りよがりな瞳が転げる附録 美しすぎる ひとみひとつ、無人島に持って出ていく 鳶に攫われた片道切符がいまごろ泣いている 月は、既読の付かない同窓会のリセットボタンを押した 30をこえたあたりで、下着をめくってみたら 茶封筒からは呪い祝い鈍い のりしろの現実が顔を覗く、 可愛らしい兄妹のタイミングでわらっていた 今日はザコ敵の肩に雪が積もっている もう動かない梟、きっと星の子、蹄の足音に撹拌した もっとおおきなしゃもじで、切り分けるように 蛹のことなんて、想像に過ぎませんけど 深酒が切れてからでもよろしいかしらとあしらって ほら、スロープなんてどこにもなかったのに ドーナッツには穴があって、 おむすびは逃げ出してしまっても 食べるものにも着るものにも困らないので やはりこなれたレプリカにライトがあたる リボンや包装紙のみた夢は 綿菓子の墨に、口下手な餡蜜が似合う 付箋ばかりがぺたぺたと歩いておりましたので (B-REVIEW 12月のお題詩「ギフト」)

2022-12-12

気に入っていただきありがとうございます。これは数年前お題「鮮」で書いたものですが、これが何を意味するかは読み手様がお好きに捉えられれば良いのだと思って、答えなどないぐらいの勢いで、今も(ノリで?)書いてますが。なんとなく読み見えるぐらいの言葉をおいて、どれだけ魅せられるか。そんなところです。この頃のもののほうがやはり好まれるのだなあと、過去作を出してみては納得するところです。わかっていただくために心に響かせるために詩を書いているわけではないので、自分の納得を第一に置いて、出したものは私の手を離れていますから、好きにしていただきたい。でも褒められるとにっこにこで嬉しくなりますので、出してみないとわからないという偶然も含めて、この場所はありがたく楽しみたいと思っています。 (嬋花)

2022-12-07

これは数年前、お題で書いたものなんですけどガチガチなのでかなり人は選ぶと思います、当時の私の流行りでまあ今もお気に入りです(^o^; 今も十分クセだらけで書いてますけど、ほんとうに出来上がってみないとわからないので、こういうものが私と決めるのはやめました。ですから匿名投稿しています。今この詩を見て感じたことがみなコメントとして現されているだけですから遠慮なさらず、なにか死んでるように思われるのは多分それ、三浦さんの感性と合わないだけです。なのでがっかりさせてしまってごめんなさい。純粋になんとなくコメントいただけることが、まず心動かしたということで(∩´∀`)∩ワーイ、とてもありがたいことなのです。 (嬋花)

2022-12-04

コメントありがとうございます。そうですね私は今まで読み込むようなものは書いたことないですねえ。実際そういったコトバの意味を置き換える詩を、一つの形として目指しているわけでもありませんから。未だ、おもいをつたえようとか理解をいただきたいとか思えない、身勝手なものでしょうねえ。コトバ一つ一つに意味を重ね欠け紛らわしてるだけといえばそうですけど、(そういうところだぞ!)文字と読みを汲み込ませているだけ、(そういうことだ!)ですから感覚で射さってくれればそれでいい。興味を引きお読みいただく、出会いであり、とてもありがたい、嬉しいことです。一票ありがとうございます! (嬋花)

2022-12-04

田中宏輔様、コメントありがとうございます。 (嬋花)

2022-12-04

コメントありがとうございます。この詩も数年前に書いたものですから今はここまでガチガチな美文形態は行ってないのですが、(対して変わってない気もしますけど。)まあタイトル見た目そのままでありますから、そうですね白粉臭いぐらいの気持ちだったと記憶しています。このころの振り切れたものはどこを見て掻い摘んで組み上げて書いていたのか、思い出したいところですが、今ではさっぱりわかりません。別に厭われても構いませんけどね、人の好みも詩を書く理由も、その読み方も感じ方もそれぞれでありますから。 (嬋花)

2022-12-03

意味が違いますが勝ち負けから遠いところで詩作したいと思っていますw 何か気にいっていただけましたでしょうか。でしたらありがとうございます。コメントは軽くあって衝動に任せて伝えても構わないとおもいますから、私は嬉しく思っていますよ(^^) (中空蘭鋳)

2022-11-22

コメントありがとうございます。これは数年前に某共和国に出して落選したものですw 今はまったり詩作できればよいと思って、自分の好きな様にあらわしているので、こういう書き方をしてないのであれですが、自分でも気に入っているものでしたから出してみました。ですからこうして評価いただきますと、とても嬉しく思います! (中空蘭鋳)

2022-11-22

漢字にしてしまうと意味を固定してしまうことがいやで多分こういう形を取ったのだと思います。数年前に書いたもので気に入っていたものでしたが、思い切って推敲してみても良かったのかもしれません。コメントありがとうございます(_ _) (中空蘭鋳)

2022-11-22

 『薄氷に産声を添え、ひたむきに笊で酌む』手入れが行き届かない代物への反感を生むエゴや束縛はうつくしい装丁とは。  これら雲は魚/飛び跳ねるカゲカタチ黒猫 ようこそ海馬の少ない電球色へ、破裂が生み出す感情、慎み深さ注意砲。窒息、記念日でもないのに。  当てこすり弾けるアルバムの擦って捲ることで消える記憶、色づいて枯れ始める頃。冷めてしまった盤面の日焼け痕の機能は、しばしば地面に落ち、時間的に軽く踏まれただけのような気がする。  温厚な、或いは小さな理科室の特効薬と付属の紐の疑問が心に燻るだけの、自己中心的な匂いを込めて、いつかの深淵、灰汁の強い絨毯に影を、落としそうな裁判官は瞳を閉じて、味深な嘘月と、開いた窓と成りあがりに、怠さと鈍い失恋を塗りつぶした。無理心中、ですよね。  怪しげな暁光が抜け落ちた棒読みを照らし、諭すように言葉を贈る。ウオータークラウン真ん中ドロップ。無にするような問わず語りばかり。可能性ひとつもすりぬける   (戯れにも諦めもと点いたり消えたり>遊び心と諦観もオンオフを繰り返し)  晴れやかないま、ランプのような年輪を重ねる。  ふるい聖堂に纏わりつく惨めな我らが身寄りのそのあとに。ワレモノ注意のタグが、その場のストリートスナップに再起動し、行き場を失ったカメレオンを印象づけるだけの恐ろしい陰部の、難民の泥除けから、露出したつらはやはり美しいのだろうが。  さて、きらめく水面に落ちた花弁が、正当化された若い死の目薬に似て、麗しく淀んだ地面を掘り起こし生を繋ぐ、空模様ばかりのもぬけの殻のような引き出物とは、ただただ瑠璃色の頁がワンシーンとしてあるだけ。 (B-REVIEW 11月のお題詩「祝祭」)

2022-11-12

コメントありがとうございます。自分的には己自身が死んだあと、あれこれ勝手に想像されたり手を付けられたり大層なものでもないのに記憶に残るなんて気味が悪いと思いますけどね。自分ごと綺麗さっぱり存在すら消えてくれたほうがいいですけど、なんにせよありえませんから、それは不可能なものですから。まあ死んだあとのことなんて自分わかりませんので、それこそケセラセラ、作品だけ残って関わった人たちが金に困らないぐらいの余裕でもうんでくれればなんて、あわよくば思いますけどw そんな感じのごろ寝の空想を書いたものです(多分ね。) (コノハシグレ)

2022-11-12

お読みいただきありがとうございます。詩とは関係ありませんが無知であれば何の不満も出ませんよ、ですからアナタの中でなにかが重なるように見せたものでしょう。ついでにこの詩は、絶望ではなく希望に近いと思いますが、数年前に書いたものなので、さて答えはわかりませんけど。読み手さんがそれぞれの思いを持って詩を完成させるものだと思ってるので、こうしてなにかしら思われたことが私のもとに届きますと、嬉しく思います。コメントありがとうございました(^^) (すいません(-_-;)自分ボケて作品に対してのコメントかましていたみたいなので再送します。申し訳ない) (コノハシグレ)

2022-11-11

およみいただきありがとうございます。私のこの詩を読み、現実に直結しなにかしら思い感じることができる想像力と感性が素晴らしいかと思います。『いくつか読み込めない部分があり、コメントしようか迷いましたが、』とありますが総てを結びつける必要はなく、読みたいように解釈を引き出せないながらも、こうしてコメント頂きますと嬉しく思います。全部読ませようとするつもりもありませんし、言いたいことをなぞらえてほしいとも思ってません、そうであればこんな変な書き方はしませんからね♪ 私は私の書き方表し方で詩を書いていたいだけのヒトですので、どう思われるかは問題ではなくなんであれ考えていただけたそのことを楽しく嬉しく思うばかりです、コメントありがとうございました! (コノハシグレ)

2022-11-11

お読みいただきありがとうございます。詩とは関係ありませんが無知であれば何の不満も出ませんよ、ですからアナタの中でなにかが重なるように見せたものでしょう。ついでにこの詩は、絶望ではなく希望に近いと思いますが、数年前に書いたものなので、さて答えはわかりませんけど。読み手さんがそれぞれの思いを持って詩を完成させるものだと思ってるので、こうしてなにかしら思われたことが私のもとに届きますと、嬉しく思います。コメントありがとうございました(^^) (コノハシグレ)

2022-11-05

好きと言われるとやはり単純に嬉しいので小躍りしますよ‹‹⸜(*ˊᵕˋ* )⸝›‹⸜( *)⸝›‹⸜( *ˊᵕˋ*)⸝›› コメントは読み手が思ったまま感性に従い書き連ねる場所でありますから薄い厚いもありません! 私はこうして伝えていただけることがまず嬉しく思います。お読みいただきありがとうございます! (浮遊葬)

2022-10-09

これは試みだとまえまえのコメにも書きましたが。これは創作物で私の書きたい詩の一部なので、わたしの心を書いているわけではないので。いやたのしかったですけど。ワタシ的には簡素な生活詩なんてかいてどうするの、誰か救ってくれんの憐れんでもらえるの?助けていただけるのでしょうか? 同意同調哀れみを覗くような詩は今は書く気がないですね。はい! 正直人と違うとかどうでもいいんだけど合わねえと思うことはいっぱいあります。でもそれ自分の主観でしかないからどうでもいいし、ただ自分がこう思うっていうのはどうしようもなく変えられないことで、合わせる必要もないことなんですよ少なくとも今の詩作においてはそう思っていますが。 室町さまが私の詩を読んで自分の過去を振り返り言い聞かせるのは構いません、全然失礼じゃないと思いますよ。ここは自分が思ったことを書く場所ですからね。いやおもしろいなここは。 室町礼さま、およみいただきありがとうございました。 (浮遊葬)

2022-10-06

ラスト二行に具体性が見られるとのことですが、そうですね、しるしような何かが 目につくように。人がそこにいるのかもしれませんし、過去であれ今にせよ、ひっかかるようにあるのだと思います。田中宏輔さまお読みいただきありがとうございます。 (浮遊葬)

2022-10-05

昔はこういうのが流行っていたのでしょうか。定形とか基本とか気にして書いたことがないのでわかりません、ただこの書き方もひとつの試みだったので、こうして教えていただけますと有難いものです。自分の自由にただあらわしているだけなので、その中で自分の形というものがいつか定まればいいと思い続けております。コメントありがとうございました。 (浮遊葬)

2022-10-03

こちらこそお読みいただきましてありがとうございます。 (浮遊葬)

2022-09-29

擬人化したつもりはありませんがわかるように書いてないのでそれぞれどんなふうに思われるのか、コメントくださる方は面白い読み解きをなさるのでこちらこそ感謝して毎回とても楽しんでいます。これはタイトル通り、まあ残り香みたいなものを書いてます。まあハトメの封筒は大事なものをしまうものだと思いますよ、関係ありませんが私は登記簿を入れてます。お読みいただきありがとうございます。 (浮遊葬)

2022-09-26

「カタルシス」 今し方までボクとおなじぐらいの松林の、障子の破れ目がそこいらから背に射して、唇を添えて、通じるオルゴールのようにまわっていたよ。熱したそこをものにして向こうは 鳴る。不可思議にも意識の割愛は、似合っている、天鵞絨の本を綴じて。対等な親友の花の中を辿ってここに戻ってきた、あぶく銭/盆の松。そこに舌を這わせるは微温い水に、浮いた和金の一匹が ほぉとかたどる/両面折り紙の、彈けるような淡白の、いっぱい詰まったカレイドスコープの一片、(道ならぬと文字通りのろけ、)書き付けてある定刻にぼぉんと、よろめく古時計がなりやした。『ソの海そのものの、』へやに入るのは、ゆらゆらとした池の照り返しでどこかあたたかい、「それが℃の一間の頂上でもムジョウ、ヒトの生きた証でございます。」わたしとあなたの狭間でマーガレットが咲いています。常夜灯の物陰から限りあるミは井戸水で一息に、シロイハを巳ております。ぽちゃんどちゃんと大きな声で呼んでいる、麗らかなおはなばたけで輪唱が鳴り止まないので困ります。隣のうちの塀の外にはシが二階の格子から、草笛を吹き、うたいあげ 熨して 輝いている晴天の赫が、砂糖菓子のような幾何学模様を画いているよ。気が済むまで/復. (B-REVIEW 9月のお題詩「ネットとリアル」×「カタルシス」)

2022-09-23

今を封じ込めるコトバにワタシを模倣する コピー用紙にサプリと塩タブを何重も塗り潰して すがたかたちなんてどうでもいいので 今を描いている黒塗りの未来を描いて 叩きつけておりますがなにか問題でもありますかね 現実なんて興味ないです どうせ絶対現れるものでしょうし 逃れられませんから、 のうのうと暮らしていたいところです コトバに込めることは現実逃避ではありません 深層心理に頼って読み解かれる文面にはたしかに 今の思いがのっていますが ですからこれがワタシの詩と申しますけど おもしろいかな、ひとのこころなぞ 思い寄せればそう見えるものですから 私自身が納得している、それが一番面白いネタで わかってほしくもありませんから、 今の姿がちょうどいいです カッコつける気もありませんからどうぞお勝手に 嘘もホントもどれも今しかなくて くだらねえかなこれもひとつの現実でしょうよ (B-REVIEW 9月のお題詩「ネットとリアル」×「カタルシス」)

2022-09-23

なにが手ごわいのか一言ではわかりかねますが、コメントありがとうございます。 (解体品)

2022-09-03

この解体品は6篇の詩から成り立っています。多くご指摘をいただきました『骨董。たとう紙』ですがこれは、タイトルにあるように骨董としてほつほつと文字として置かれただけのものです。これは時代や形、人や物の思いとあるのです。それは側面でも欠片でもほつれでも、どこをどうとっても真実のすがたはわからないもので。それを「ワタシ」は水が染み込むよう。「こころとからだ」に鎮めるわけですが、読めない言葉わからない文あり得ない視界、そういったものはあくまで『思いで』からしか、真の姿を表わすことしかありませんから、その未完成な部分もすべて含めてその後に続く詩に対してのいわばギャラリー的な意味合いを置いて辿るように導きます。すべては見えるわけもなく正しく書かれるわけでもありません。ですからアナタの中で芽生えることがなかっただけだともいえますし、わたしのものが単に拙いだけとも言えます。答えはつねに読者様が持つものだと思っていますので、わからないことにばかりひっかかってしまい、それ以上のなにも引き出せなかったそのことを毎度残念に感じていますが、ただ単にワタシのものが突飛すぎるのだとはわかっていますので、そういう現実をしっかりと見せてもらえるありがたい場所としてこのビーレビを楽しんでいます。詩としての重力が感じられるいうお言葉が、ありがたくおもいます。 (解体品)

2022-09-01

あなたをゆっくりゆっくりたべます そのてはもうつかえませんけど バースデーケーキの襞の縁まで、 奥まで薄日のままで、点火すればいい 破れた卵でしょ、天秤にかけた心臓は 鼓動はみられませんが、そうでしょうね 荒れた大地が スライドして広がりますから 延命治療は施されたセルロイドになれるわ 忍びないわね、アイドールアイのことだから ブーツなんか最初からこしらえちゃっても 断髪は済んだでしょ、おわかれなさいな しつこくても、 きばんだまんま 、くいしばって 違えているの、だからなんだっていうの そこにあるでしょ、ここまできて、そんな (B-REVIEW 8月のお題詩「化生」)

2022-08-20

室町礼ありがとうごさいます。これはここ数年で書いたその多量の詩の中から、夏に沿った物を集めて置いたものです。自分でも納得しているものだったので、評価いただきまして非常に嬉しく感謝いたします。 (?(ナツ))

2022-08-19

コメントも出ないのか(-_-;)上段が風で下段が之の漢字、親字が(夏)です…なんかすいません (?(ナツ))

2022-08-12

あっタイトル?になってしまったみたいです、すいません。?と書き(夏)と読みます。 (?(ナツ))

2022-08-12

著しく丸いもの 長じて、逞しく箸をかける ヒトナミという、ケダモノを呑み込むこと 変態。 土塊から、その湖へ、伝染る、いっぱしの ハネノネ、 鍛え上げられた高層ビルの屋上を渡り歩く 風が 橋かけるように 伸びて縮むは山中まで [ただ嵩む] バグった一枚が、糖度の頂点を占めした。今 このアバターは夜を徘徊する、ずんべらぼうの子宮から ――瞬く間に あやつられるのか、わたしたちが しをおそれるように、かおをそらすように もうすでにときおそく、膝を抱えてはみ出す 肩寄せ合うような/カタマリ 尻上がりの舌がもつれて、あると言わしめる 死灰のアナクロ 利き酒に馬鈴薯を、備える その先っぽを辿るが、 何処にでもあり、誰でもなく、隈を拵える、在れが。 触れもせず、佇むだけの かたわらのジャメビュ (B-REVIEW 8月のお題詩「化生」)

2022-08-11

バフォメットは己として他者に具有します 欠陥を用いた崇拝の擬人化で 薬指というモノだけにそれを提示します(今自分のものから読み解きました、これは一例です)答えは最初から存在なく、それを求めるようにも書いてません。あまり深いこと思わずなにかしら感じていただければ、それで有り難く、なにかしら反応があると嬉しく思っています。エイクピアさま、お読みいただきありがとうございます。 (一立法ヲセンチは 死臭『喝采』)

2022-08-02

この先に、見合う変化と受け入れるには、やはり勇気と覚悟がいること、と常々考えています(お読みいただきありがとうございます。) (一立法ヲセンチは 死臭『喝采』)

2022-08-01

ケタケタ嘲笑う、玻璃の意図で 心臓を縫い付けた、わたしたちの天体観測 隅々まで、血を舐めて、地に平伏せ 底は苑。ウジ虫が蠢く、腐った海に没れ 何も見えない夜 代わり映えもねえ灰の星が流れる それで愛されたいだけなんて フェルトのままごと 真綿の躰 先割れスプーンで、救うの/喰らうの (B-REVIEW 7月のお題詩「ミルキーウェイ」)

2022-07-31

自由美学様コメントありがとうございます。私の姿は生真面目なポエマーとしてあなたに映りこんだのでしょう。それをとても面白く感じます。未だ周りを見る余裕も誰かに伝わるような言葉にも到達できておりませんし、今の私には読み手がついてくるようなやさしい詩はどう足掻いても書けませんので…不出来なものでありますが、これは現実であれ虚構であれその瞬間の思いでしかありません。ですからそうですね、高度な瞑想ではなく私ながらのわがままがすぎる吐瀉と言ったものですが。ぶっちゃけてしまえば こういったものが引っかかる方たちに 好き勝手に説いて何かしら面白く感じていただければと思っています。そしてなんであれこうした一期一会、お読みいただき相手様の率直な想いをコメントくださるものですから、この場をとても楽しく思っております |ᴗˆ ) (住めば気狂い花の都)

2022-07-17

かずやさまコメントありがとうございます。指摘の通り句読点を 視点/思い/キャラの、それは読み手様の、思うようにすきに切り替えられるつもりで、ひっかかるように置いています。その意図は読み手様自身が自由に組んでいただければと思ってやっていますからわかるようには書いてません、ただつらつらとらくに引き込ませ同調させるために言葉を選んでいるわけではないのです、がやはりただ読みづらいだけなのかもしれませんね。タイトルお褒めいただきありがとうございました。 (住めば気狂い花の都)

2022-07-16

柳煙さまコメントありがとうございます。書き手はただモノとして置いて行くだけで正解はありません、答えを求めるのはいつだって読み手様でありますので読み解きは何時だって自由でしかありません、そのノリと感性でどしどし自分の詩にしちゃってくださいませ。空にビロード、空き家に天使。素敵です゚+.゚(´˘`人)゚+.゚  (住めば気狂い花の都)

2022-07-15

あのほしにはむかし、皓イ四ツ足が沢山すんでいてね から始まる短冊ものがたり ほら、繋いでね 架け渡してしまえば ボード状に散らばる星屑の、展覧会場にひとつひとつ 「ねぐらを抱いてみたんだ。」 無邪気な笹の葉から落ちた願い事のひとつが不貞腐れる 無愛想なもみの木からポラリスが願いを叶えるほどに 桜の木のもとの、木漏れ日のむこうがわに、 眩しくて冷たい、影だけが揺らめいていてね―― 頷くキミと対照的に首を振るキミを知っているかい 鈍行列車から、眺める、夜空に投げかけて 見て! 砂になったばかりの、氷菓子を、 山のようにふるってできた 小さな川を亘る かえらぬひとは 天を仰いでも 迎えが来る気がしたから 振り向いて、歩き出していたとすれば  何れにしても、どのみち。 (B-REVIEW 7月のお題詩「ミルキーウェイ」)

2022-07-11

すいません、烏滸がましいのですが一方的に恋をしました。酔い気分に浸れましたありがとうございます。 (花久留子)

2022-07-08

室町礼さま、コメントありがとうございます。自分は自由に書いているだけなので、現代詩としての歴史や表現などはまったく勉強してません。常にTwitterに張り付いてガンミしているだけの暇人です。古きものも現代詩としての価値観もなにもわかっておりません。突飛なもん書いてる自覚はありますけど、あまり気にしないように心がけてはいます。気にしたところで自分は書きたいようにしか書けませんし、それしか納得に至れないでしょうから。どこの界隈でも確かに流行り廃りはあります。ながれにのりたいひとや、仲間と分かち合いたい方もいらっしゃるでしょう。理解という結果で詩を読む方もいれば、共感を置いて詩と繋ぐ方もいるでしょう。それぞれが詩というタグだけが同じであり、同じ心で同じ方向を目指しているわけではないと思っていますので。正解はありませんし、罰を受けるわけでもありませんから。それぞれが楽しめるところだけを、上手に共存すればそれで良いのだと思いますが。ただこうしての出会い、読み手様の考えを知ることができるということは面白いことだと思ってはいます。 (【譚】骨と皮)

2022-07-05

引き伸ばされた声色は魅惑的調律と風を呼ぶ。 『己』はまだ彼女の瞳で息をしていることを強要され、外れることを許されていない。はぐらかした唇に薔薇を、やさぐれた胸にナイフを、暴れ者の足は切り出され、異彩を放つ腕は腐り落ちた。 <狂言強盗する少年Aに/葦の小舟に。アバターの夢を> ――突きつけて『破ヤる』 ふところを温めている、噂話の眉唾の、何事もない白樺の 古びたかいなを、意味を失くしても 熨ばし続ける 誰とも知れない呪縛にある。 そんな狂った身が正しいと刻み込まれている 血筋に意識に、無尽蔵に溢れて停められない コマネズミは地上に穴を開け古狐を誑かす。設えた廃墟におけるピアノが飾る、最期に騙る、その鄙びた虚無界の魂は折り重なり、尽きたあとも、隔たりは形を変え 花を持たせ永遠に燻り続ける 街角に成る、重箱の隅に、降りた遮断器の、急カーブのミラー越しに なにかが悼んで どこかしら鋳たんなまま   (B-REVIEW6月のお題詩「破戒」)

2022-06-17

黒江修一様、丁寧な読み解きありがとうございます。わたしのものには伝えたいことの答えは一切書いてないので、自由に読んで汲み取っていただければと思っております、何かしら感じていただき、それを私にお伝えくださり、こちらこそ この出会いに嬉しく思います(^^) (これからのアステリズム)

2022-06-15

室町礼様、お読みいただきありがとうございます。私のものは共感できるような具体的なものは大分見えないと思うのですが、それを何かしら室町様の心のどこかでなにか読み解かれたようで、その感情を動かされること、そのこと自体が完成された詩なのだと思っています。あまり素人とかそういう括りでものを見ないのですが、少なくとも室町様は詩に対し並々ならぬ熱を持っておられると感心しておりました。ですからコメントいただけて嬉しく思います。 (これからのアステリズム)

2022-06-14

「針千本の展翅」 地球を一蹴するようなはらわたが、空全体に表れたような、入道雲からシリアルキラーが降ってきた。切り裂かれた大魔王の簡単な休日。あんたもあたいも鼻くそ混じりでステップしなっ。そこら中の幸せ刈り取って恐怖に撃ち抜かれる、知能犯の、大粒の雹を尻から捻りだし鼻歌交じりの悪魔の槍で、その口から出た「あっ」という間に、例えるなら黴の栄えた四畳半で拵えた泥沼に浸っています。どうせいまさら走り出した彼方お隣の、澄まし顔したお嬢さんも、やっぱり木の股からうまれたわけを。もう遅い、一面に描かれた幼稚園児の記憶を遮断して、礎に転変したばかりのお嫁さん。夢見心地のきれいなお花畑に囚われてしまったオニイサン。私は嗅ぎ回っていい雄しべを噛み砕いて、弱肉強食に撒けた手指にマニキュアと血族を手コキして、どうせみんな自分勝手にりっぱなオナニーを見せつける変態のくせに、蝶になるのか蛾になるのか、その程度の額に、ひたむきに贈呈します。 (B-REVIEW6月のお題詩「破戒」)

2022-06-11

三浦果実さま、お読みいただきありがとうございます。詩は解ることを前提に共感や同調で読む方々が多い中、私のような一見さんドン引きみたいな変わり種を、楽しんでいただけで幸いに思います(^o^)  (ヒドクサレタ/セオイカゴ)

2022-06-04

アポロン様コメントありがとうございます。そうですね、しんどいっていうか多くは望まない、今ぐらいじゃないと持ちきれない見きれない手に余るって感じですかね。そういう幸せもあるってことで。 (浅はかな脈)

2022-05-16

アポロン様コメントありがとうございます。そうですね、しんどいっていうか多くは望まない、今ぐらいじゃないと持ちきれない見きれない手に余るって感じですかね。そういう幸せもあるってことで。 (浅はかな脈)

2022-05-16

ちいさな流れ、歩く 弱い立場に 感づく 丸をもらい 探し当てる >>花吹雪四角隔離でしょう ごちゃごちゃした部屋 気がかりな地下室 冷たい風が吹くところ 紐をつけたおもり 開け閉て 桁外れの楽団となるのか 惹かない 眼中にない いとしがる 実が実る丘を のぼりくだる (B-REVIEW 5月のお題詩「生命」)

2022-05-11

母子手帳手乗り謝りインコミニスカート金太郎飴 タロット激安占い彗星自慢話勘弁おみやげ依存性 素敵ネオン管引退睡眠不足不登校近所尾砂丘散策 息荒くカスタードアンパン  そのぬくもりあるバイブレーションにつぐ 残像をそそぎなさい 自然ありふれた深淵のベロア あらいざらいの武力、アクセサリ 鮮やか蜜蝋 置物のすべり台 青い 摩擦音、特急列車真正面 燻り続ける魔法のランプ 哀調を帯びた、こがねいろの旋律 ありとあらゆるひとりぼっちライブラリには 帯封のマトリョーシカとして顕微鏡ドーナッツを喰らい こころがこもる(アンティーク煮込み)として 血の気を失った道に(奈落画師)を有して要るのです (B-REVIEW 5月のお題詩「生命」)

2022-05-11

柳煙さまコメントありがとうございます。わたしのものに巣箱とは書かれてはありませんでしたが、何を思い巡らし卵巣を似てると名推理したのかわかりませんが、何か思っていただければそれで嬉しく思います。お読みいただきありがとうございました。 (闇雲縷々)

2022-05-10

ささら様、コメントありがとうございます。この詩は言いたいこと置きたいコトバを抽出した結果です。到底私の心は実直には程遠いようなので、これが素直な形でありますが、まったく混じり合うことができないので、それぞれに括って置かなければならないものになってしまっています。パッと見てその書式は拡大や縮小で崩れることは予想してはいましたが…。わざわざそれを、不思議と思いまた覗いていただき、また美しいと言っていただき、ありがとうございます感謝です。 (闇雲縷々)

2022-05-10

コメントありがとうございます。まずは詩とは伝えるためのツールかも知れませんがと前置きして。自分としては技巧や比喩などもとくに貶めるような思いでは全く行っているつもりはなく、ただ自分の好むように書き現しているだけなのです^^; でも確かに作者の意図など汲めないように、個人個人で想像し、それが其其の心の中で完成して、いただければと常々思っています。幾通りにも読めるような悪く言えば曖昧でぼんやりとした影であり日向を常に置ければいいと。作者の思いも相手の感じ方もそれぞれであることは確かで、ただそれを決めつけられることが苦手だから、多分そんな逃げのカタチなのでしょうが、実際はわかりませんが、今はこういった形がしっくりきます。まあどんな言葉に残そうと、考えて書いている以上、後付けの推論でしかないことは確かですから。場に出したものはどう思われても構わない、そういう気持ちでいたいとは常々強く思っています。今はそんな珍獣です。 私の意図を明確にくみ取っていただき本当にありがとうございます。 (手足ない鱗状のほそく)

2022-04-15

コメントありがとうございます。まずは楽しみにしていただき、とても感謝します、やはり読んでいただけるかたがいると思うと、こちらに傾くものですね。今は自分で模索していてもまだ壁に突き当たることはないので、まだ詩の基礎や技巧や指南書等で勉強もするつもりはありません。一瞥されればまだいいほうでお目汚しすいませんとは常々思ってます。ほんとうに、こんな妙なもんを書いているわけですから;・∀・) ただ自分が詩と思えればよいだけですから、共感や同意を生むスタイルではないし、自分自身を書く気にもなりません。読んだ方がどう思ってもいい。それはどう捕らえられてもよいように、書きたいと思っています。私のモノは比喩をどう受け取れるか、それは読者様の心の持ちようだとは思っているのですが、まずざっとみてドン引きされるようなものですからね。ですからお褒めいただいたりするとほんとうに貴重な出会いだと思っています。 (手足ない鱗状のほそく)

2022-04-14

コメントありがとうございます。楽子さまのやわらかな感性が、この詩から楽子さまの内面通してそう感じ取ることができたのだと思うのです。出会いに感謝します。お褒めいただきありがとうございます。 (手足ない鱗状のほそく)

2022-04-13

「バックヤード」 さしすせそをティースプーンで放浪させる、下弦の月の訛り、たくましいパッケージの差通り、魔方陣に無断記載する、奇襲された白い連休の土産話、夢見心地の望遠鏡で痛覚を河川に引き、鬼のようなハウスダストに音楽を着せる。問題集はメモ帳代わりに発煙筒をこの手に。エンドルフィンの迫害日記、弾かれたハリの山を覗き込む悪戯だけ。泥水に浮かべた笹舟の数を憶えている。 (B-REVIEW 4月のお題詩「B」)

2022-04-12

どういったお気持ちで段をこうしたのか分かりかねました。遊びと思うには雑で、時の流れとしては意味を与えず、語りとしての強弱とも思えず、ただずらずらと読みづらさだけが残りました。私自身から見れば、コトバとしていいたいことはわかりやすく、そういった書き方を行えるのが鷹枕可様だと思うので、毎回面白く読ませていただいております。 (華燭の茎_膠と絵筆)

2022-04-10

等身大の詩、そういったありのままの自分は詩にはならないですね。書こうとも思わない。気持ちが向かないので、私が書きたいものはそういうはっきりと見えたものを写し取ることではありませんから、まあ、気持ちが芽生えれば書くかもわかりませんが。お読みいただきコメントありがとうございます。 (as)

2022-04-07

コメントありがとうございます。言葉遊びは好きで取り入れておりますので、おもしろいと言っていただき光栄です。ガンバコも言葉遊びのつもりで、棺箱と玩箱の両方の意味を込めましたが、解釈は自由ですしそういった考え方もあるのかと感心しました。これだからこの場に出すことはやめられないのですね。 (as)

2022-04-06

コメントありがとうございます。これはわざと華美た装いを重ねた場合どんなものになるのかといった、詩を目指していますので、かなりやりすぎに盛ってます。ですのでそう感じていただいて大丈夫です〇 (as)

2022-04-05

雨は涙と血筋、これは循環。私はそう読み取りましたが違っていたらすいません、私の勉強不足です。よいものを読みましたありがとうございます。 (垂死体)

2022-04-05

柳煙さま、コメントありがとうございます。 ( デスマスクメタファー)

2022-03-31

タイトルが全てをものがたり、これ以上は必要はないのでしょうが、煙にまかれ何も残らない気がしました。 (煙)

2022-03-21

ロンドン塔うろ子さま、コメントありがとうございます。これは今の書き方とは程遠く、でも切り捨てることもできず、長々と配色したものです。心を込めてとか叩きつけるとかそういったテイストでは書いてないので、気持ち悪いという私の感触はいうなれば、らしくないに相当すると思います。ですから力は抜いてます。そういう意味での遊び、切り捨てられなかったその理由が、やってみて何か先に生かせればといったところです。 (彼方という天稟)

2022-03-18

ロンドン塔うろ子さま、コメントありがとうございます。作品を読み取る際に、やはり自分の心に思いに入りやすいものとそうでないものがあります。ひとでありますからそれは当然だと思います。共感や同意によって詩を読む方たちにとってはそれは至極大事なことなのだともわかっています。しかし私のモノは言いたいことが露出しているようなものではありませんので、何か感じていただければ、とそのぐらいの気持ちで見えない様な形をとっています。でもこれは狙った形でもなく、どうなるかわからないでいつも書いている次第ですので、書き終わって初めて見えてくる答えが私の中で構築できれば、それはそれでおしまいなのです。伝えるための丁寧さでは書いてないので、似ているとか心がないとか言われたこともあります。それはそれで構わないのです。ただ自分が揺るがないように強い心を持って、どうせこの先も逐一変わっていく姿でありますから、自分の思うように後悔のないよう、これら詩として書ければよいと、今今に思っております。 ( デスマスクメタファー)

2022-03-18

鷹枕可さま、こめんとありがとうございます。おっしゃる通りこの詩は理解よりも遠く置くことを目的とした御遊びでございます。普段ならばもっと綺麗にコトバも姿も並べるところですが、どれもこれも引けず、主題など消し罹る、きもちのわるい、こういった形であえて出しました。 (彼方という天稟)

2022-03-18

ひとつの文を多数の方向へ汲み見得るように、より優られた言葉のみが置かれる様を、美しいと思います。 (2)

2022-03-12

三浦様。こんな不明なモノの詩を一瞥で放置せず、まず読み切っていただき、ぐうの音もない素晴らしいコメントをどうもありがとうございます。あまりにもないことなので本当に励みになります、至極感謝いたします。 ( デスマスクメタファー)

2022-03-06

お疲れ様でございます…… (コメント及びお読みいただきありがとうございます!) (Re‐Birth)

2022-02-08

深いこと思わず なにかひっかかっていただける。その出会いが一番に有難いことです。 言いたいことが伝えたいものに繋がるから書かされる必然でありますが、私はそれは重要では無いと考えておりますので。好き勝手に読んでください。興味持って頂き またお読み下さりありがとうございます。 (Re‐Birth)

2022-02-08

詩は書こうと思ったときにはもう想いは込められているものです。ただ詩は好みも書き方も思いもひとそれぞれでありますから、そう見えなくても仕方ないことです。確かにきょこち様の作品に似ているところはあったと思いますが、あれに関しては人も物も感情も最小しか入れておりませんでしたので、そう感じられたのだと思います。ただ想い入れが無いと断言されてしまったので、わたしもただ吃驚して強めの口調になってしまったことを反省します。どうもすいませんでした。 (息災)

2022-01-25

コメントありがとうございます。 私の詩は感情に動かされるままに書いているので、これがなんであるのかは、書き終わってから答えを導くことも多いのですが、 この詩はほんとうにコトバとしての説明が異様に少ないのでやはり想像で埋め合わせるしかないのです。一般的な詩のかたちにすると、ひとつの流れとしてみられてしまう。すると容易に話は作られてしまうかも知れない。 それを伝えたいがために出しているわけではないので、答えは自由でしかない、それを楽しめる方に届けばいいと思って。 この視覚のズレは時や場所を表現したもので、それがまたひっかかるような、それとも嫌悪されるようなかたちにしました。 しかしやはり褒められれば嬉しいものです。 お読みいただきありがとうございます。 (息災)

2022-01-25

詩のかたちも思いも人それぞれでしかありません。しかし書きたいという思いから好きで表していることはみな同じく等しいはずです。こころもなく詩を書く人はいない、しかし出す理由も書く必要もまたさまざまでしかないと思っています。 ポストモダンがわからなかったのでネットで調べましたがこれがどんな括りにあたるのか正解はわかりませんでした。ただこの詩は意図的に作り上げているわけではなく、わたしにとっては行やフォルム、その曖昧さは、瞬間の自分自身があらわす自然に出たコトバであり、納得しておいた形であります。 お読みいただきありがとうございました。 (息災)

2022-01-25

一編の詩とそのコメントを読んで、私の文に対する姿勢や、思い入れがないとか、思いやる心が足りないとか、お知り合いならともかく初コメントでそれは大変失礼だとおもうのですが、いいきってしまうほどあなたは自分を確立されていてとても強いのですね。素晴らしいことだと思います。それに対してはあなたの考えでありますから、どうぞそれで構いません。私が伝えたいことは湾曲しており元をダイレクトに伝えることに重きをおいておりませんので出した時点で、すべてすきに読んでいただければそれが一番で、そのつもりでございます。技工についてお褒めいただきありがとうございました。 (息災)

2022-01-22

お読みいただきありがとうございます。わたしはミシシッピアカミミガメを川に逃してないので、このコメントに対し何処まで信じたらいいのか解りかねましたが、わたしは、書きたいように書いているだけなので、これが今までも在るようなかたちなのかどうかすら、知らないままで、自分の好きなように好きなように表せて行けたらいいなあとおもって、詩を書いています。コメントありがとうございます。 (息災)

2022-01-21

お読みいただきありがとうございます。私、短歌も詩も、既存や歴史をぜんぜんわからないのですが、かきたいからかいてるだけなので、うーん、この改行とフォルムのこだわりは、こうやりたいから自然としか言えないのですが、三浦さまにとっては不完全に思えるのは私より詩を理解していらっしゃるのでしょう。わたしは詩が何たるか未だにわからないので、それを出てくるままに書いている有様でございます。コメントありがとうございました。 (息災)

2022-01-21

もうしわけありません、なぜでしょうかコメント2回入ってしまったみたいです。 (息災)

2022-01-03

コメントありがとうございます。自分の書き方はあまり気にしたことはないのですが、これら支離滅裂に近いコトバの列は、詩でしか表現できないことなのかもしれませんね。こういうものを褒められたことがあまりないので、とても嬉しく思います、お読みいただきありがとうございました。 (息災)

2022-01-03

コメントありがとうございます。自分の書き方はあまり気にしたことはないのですが、これら支離滅裂に近いコトバの列は、詩でしか表現できないことなのかもしれませんね。こういうものを褒められたことがあまりないので、とても嬉しく思います、お読みいただきありがとうございました。 (息災)

2022-01-03

まずはお読みいただきありがとうございます。ネン氏の中でなにか見出すものがあったとして、それは物語まで思えなくても、理解を求めなくても、少しでも引っかかるものがあったのでしょうから、それが答えで正解なのです。それ以上のものもことも、今は必要なことではないから、わたしにもあなたにも産まれてこないのだと思います。誰かに意味を授けるために書いて出しているわけではなく、私のものはただ私が必要な言葉と列で書かされるだけのものですので、正解はありませんしそれを書く気にはなれません。ご自由にお読みいただければそれで非常に嬉しく思っています。コメントいただけますと読まれているのだという実感がわき励みになりますね。ありがとうございます。 (俗界)

2021-12-25

「ファムタル」 手紙という体裁で描き綴られた長たらしい絵日記を片付ける、これは妹の呪いでしかなかった。まったく未だに棄てられやしない、見ず知らずのものたちの手垢のついた系譜でしかない。青空の移った手鏡が割れ、そこら中に散らばったゆめまぼろしのあとを反芻されたように、呑み込めず嘔吐を繰り返す長兄、罵声と嗚咽を想った胡蝶が舞う。ひどくふらついては、視界が安定するまでの間に駆け巡る衝動を再現する。脱輪したまま駆け出し、野畑を踏み荒らした後に咲いた曼殊沙華であれば、美しく想えたのに。首筋にそって足の先まで這ったあとが引き攣り、うまく生きれない私を作り上げたモビールの依り代たちが煌々と燃える夕景を映し出す。追追経てられる直筆の糸は拾いきれずもうすぐに跳躍を模様し拗れた按配が善く。それで書いた傍から抜かれてしまうほど、節々に罹り傷んだ実でしかない。下卑たスクリプトを磔に独り立たされた無垢な赤子の生涯を知っているか。14時06分、ひとみを閉じる。また生まれ死ぬ。墓碑銘に到らぬ汚物を垂れ流す覚悟という嬌声。どうせ私の姿は彼に捕らえられ勝手に生れては消えていくのだからと落書き、ファムタルとつけられた遺書をまたひとり孕み出す。 (「びーれびしろねこ社賞」 応募スレッド)

2021-12-19

『座して亘る』 ガラスに可視化された雫が遊泳した しかし、 ときは後ずさり 物忘れに暖流を適し目撃する ただれた味を占める、 もはや、薄暑 飲みつぶれるほどかき混ぜる。巌窟を潜る蛟 いい加減な説明で、生贄に抱きつく 暁光を頂く台所の隅から匂い立つのは、まるで過去の産物 そこにはまたいつの日かあらためる 手足があり、 嫋やかな凪がいる。 山裾に降り注ぐ先入観を、日常の誤りを、 少し開かれた小窓が震えても 優美な落ち着きがあり、 見知らぬ未来に飛び込んでしまった 飛蚊症 弛緩する泥沼に架かる それはわたしではなく、あなたの未熟児 山襞から吹き込む風は冷たく、この部屋は陽だまりに過ぎ征く ビルの谷間から前貸しする せせこましい老若男女の執着心、 霧の中に濛々と人影が水面下に寄せて 荷台に転がる 柿と布の面が擦れて、奇病を作り出していた おのれは あなたの 記憶の一部に過ぎない。 熔けた暦の端を床に敷いて、指ですくう さながら絵のようだと書見を称する 化石のひらはあなたのもので、私はどこ吹く風になる、 あたりを見回して、やはり 我が身なのですか 長い参道の向こうには、きっと明日が見えるはずで これらを掠り、人工の川とうたえば 窓にうつる僕は居間で首を吊り、 ひとつの扉は頑として いきもしない キミは今、突然咲くであろう 枝垂れ桜の老墨のことを考えていたのだろうが (「びーれびしろねこ社賞」 応募スレッド)

2021-12-10

コメントありがとうございます。あなたにとってそう思えるのならそれが私としての詩であったと思われます。最後までお読みいただき感謝します。 (胞子質)

2021-03-06

コメントありがとうございます。「綺麗で、バランスが良い」と言わしめる、あなた様の心がうつくしく眩いものです。 (大福入水)

2021-01-15

コメントありがとうございます。かっこいいとかセンスいいとか言われたことがないのでとてもこちょばゆいものですね。この詩に対し説き伏せることもなく、真っ直ぐなあなた様のコメントが愛らしく想えました。 (大福入水)

2021-01-15

コメントありがとうございます。私の詩から沙一さまが汲み取った「高揚してくる幸福感」というものはきっと貴方様がそう感じられたことによって確かに、この詩に導かれたものだと思います。そして私自身にもこれが新たな詩としての見解と生まれました。 (大福入水)

2021-01-15