無題 リライト版 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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無題 リライト版    

 そこへ行くには、駅からかなり歩かねばならなかった。都市とそのベッドタウンと、そのベッドタウンではたらく人々が仕事以外の生活をする場所に、まだ適切な名称はないのだろうか。(私はこういう場所を、ほどほどの田舎と表現することが多いが、聞いた人によっては、全く異なる風景が描かれることが多く、周辺にあるスーパーやコンビニと、その駐車場の広さを見せるのが、望まないすれちがいを防ぐのに有用であると思う。)深い緑いろの胴体に、白い屋根が載せられたログハウス風の建物は、その周辺を、かざらない印象の、白をベースにした背の低い草花と、うさぎや小人の置物で装飾したかんじの良い庭で囲ってあった。中に入る前にぐるりと一周したところ、駐車スペースの反対側には、テラス席があり、テーブルやイスは、木製のように見えたが、ガラス越しなので詳しいことは分からなかった。建物へ向かう数段の階段は、靴底が当たるとカンカン音を立てるので、それに気を取られて、うっかりと蹴飛ばしてしまった銀色の、やけに軽くて私の拳くらいのサイズしかない小さなバケツを元にあったであろう位置へ戻す。この暑さのなか、駅から25分も歩いたために、私は汗をだらだら流していて、小さなバケツなんかどうだってよかったのだが、そのままではなんとなく後味がわるい気がした。よっ、と声をかけて、膝を折った姿勢から、もとの姿勢へもどり、扉をこちら側へ引いて、中へ入ると同時に、キンとした冷房の涼しさと、いらっしゃいませ!という複数の女性の声に迎えられた。ご予約は、と一番近くの店員に尋ねられ、ああ、予約していて、連れが先に入っているんです、若林といいます、と返す。店員の女性は、一瞬、黄色い花柄のバンダナから溢れた髪を耳にかけ直し、私の角度からは見えない店内を見渡したあと、案内ボードを確認してから、こちらへ、と私を店内へ案内した。信じられないくらいざわざわした店内では、20代から60代くらいのあらゆる女性たちがケーキを食べ、紅茶を飲んでいる。そこの喧騒は、小学生の頃、500人くらいの生徒が集まる体育館での全校集会が始まる前と変わらないくらいのざわめきで、私はここで、誰かとお互いを理解し合うための会話をすることは、きっと誰にも不可能だろうと思った。案内された店内の私から見て、左端の一番奥の席のテーブルの中の左側で壁に少しもたれながら、ホールの入り口の方を向いて座っているのが、母だと気づくのに、少しかかったが、出された水をちびちびと飲んでいる姿を見て、ああ母だ、と思う。店員は、私を席に案内したついでに、私の分のグラスに水を注ぎ、母のグラスにも水を足した。店員が、メニュー表をもってきて、今日のおすすめがほうれん草となすのトマトソースだと伝えて去るまで、私たちは目も合わさなかった。あ、久しぶり、と私が声を掛けると、母は、久しぶり、と返し、一つしか置かれなかったメニュー表を手に取って、目を通し始める。あー、その、元気?と、次切るのは、天気のことしか残らないペースで、私は母との会話カードを切ってしまう。元気も元気、昼間っからこんなとこ、元気じゃなきゃこれないよ、と返ってきて、私はそれに頷く。ここにいるさまざまな年代の客に共通しているのは、ありあまるエネルギーだ、そして、それは私に足りないものでもある。母は、メニュー表を一度隅から隅まで見たあと、また最初のページにもどり、二周目のメニューチェックを始める。店員に、もう一冊メニュー表を頼もうとするが、店員は忙しそうで捕まらない。それどころか、目すら合わない。諦めて、母のメニューが決まるのを待つ。母は、ナスとベーコンのペペロンチーノとオレンジジュース、私は、本日のおすすめとウーロン茶を頼むことにして、呼び出しボタンを押して、店員を呼んだ。注文が繰り返され、飲み物は食前にということになり、店員は喧騒のなかへ去っていく。私たちには、いよいよ話すことがなくなり、ただお互いのドリンクを心待ちにするよりなかった。それから少しして、おろおろとしながら、学生のような店員が、ドリンクを盆に載せてこちらへきた。私は、お手拭きや水の入ったグラスを壁際に寄せる。店員はにっこりして、何かの確信の下の行為なのか、ウーロン茶を母、オレンジジュースを私に提供して、消えていった。私は黙って、オレンジジュースのグラスを母の方へ押しやり、代わりにウーロン茶をとった。いやだわ、ああいうの、という自身の発したひと言が、トリガーとなったように母は、彼女を苛立たせるあらゆる物事について、堰を切ったように話し出す。パート先に新しく来た社員が信じられないくらい使えないこと、同僚が孫自慢をしてくること、近所のスーパーの店員の態度がおそろしく悪いこと、父が映画を深夜まで見て、彼女と口を聞かないのが気に食わないこと。この洪水のような発話を、止める術がないと私は27年間の母ー子関係で熟知しているため、曖昧な相槌をうちながら、ただパスタか、前菜のサラダかが来て、一瞬でも私が自由にできる時間がくるように祈った。私と母のもとにサラダがきたとき、急にヒートアップした母の声に驚いた私は、ウーロン茶のグラスを引き倒しそうになった。なんとか私はそれをパッと手を出して支えて、ことなきを得たが、母はその一瞬の出来事にも、目の前に置かれた彼女の分のサラダに目もくれず、日頃の鬱憤を晴らそうと、オレンジジュースを片手に話し続けている。私は、フォークを2人分、カトラリー入れから取り、一つを母に渡し、母にことわってから、サラダを食べ始めた。ドレッシングが甘酸っぱいような味で、水菜やサラダもしゃきしゃきとして、美味しかった。てっぺんに乗っていた、コーンをチョイチョイとあとで食べようと避けつつ、サラダを食べ進める。好き嫌い、まだあるの? 私は顔をあげる、母が白けた顔で私の方を見つめていた。まあね、まだ少しある。でも、嫌いなわけじゃないよ、食べる、けど、最後でいいかなって。私はそう言いながら、逃げるように、水の入ったグラスへ手を伸ばした。「そういえば、この前、お父さんが、ポップコーンなんて家で作ってた。後始末せずそのまま、お母さんが後は片付けた、いつも通り」。コーンを避ける私をチクリとしたついでに、ポップコーンへ連想をつなげ、見事に父の愚痴へと着地する母のみごとな姿は、オリンピックならメダルが貰えるレベルかもしれない。まあ、あれでしょ、映画、映画見て寝落ち……。よくあるよ、私もよくする。まあ、まあ!片付けは自分でしなきゃいけないよ、そうだけど!と言いながら、私はコーンを一粒、フォークの先に突き刺した。あんたはどっちにもいい顔をする。地を這うような声に顔をあげられなくなる。それは、たしかに度々指摘される私の悪癖だった。フォークの全ての先端にコーンを一粒ずつ装着しようとすることを、顔を上げない口実にしようと私は足掻く。そのうちに、それぞれに正しいパスタが届いた。私は、すべての先端に、ブーツを履いているみたいにコーンを刺されたフォークを見てふふと笑って、それを口に入れて、なるべく雑に噛み、すぐにウーロン茶で飲み下した。パスタはまずまずの味で、私は満足したが、母は味については何も言わずに、引き続き何かに悪態をついていた。  テラス席の方から、ちいさなポーチ片手に白いワンピースを着た女性が、こちらへ向かって歩いてきたのは、私がパスタにフォークを刺そうとしたのと同じ時だった。白いワンピースから出た手が、健康的に焼けていて、その、日焼けした肌と白い布の作るうつくしいグラデーションに目が吸い込まれていく。そのひとはさっさといってしまう。おそらくお手洗いに行ったのだろう。それよりも、私は、白いワンピースに包まれていた、いつかのおかあさん、を思い出していた。おかあさんは、私と同じで、(私が母と同じで)やけにしろくて、だからさっき見たようなグラデーションはできない。ただ、白い布に包まれた白い身体があるだけだ。わたしの左の上腕には、いくつか離れて火花が散っているような黒子があった。今もあるそれらを、当時は、何かあるといつも、指先でつないで、はやくおかあさんの気分が変わりますように、と願って、でたらめな方向に頭を振って、(すべてがまざるように、)わたしという、さなぎのなかみが均一にうつくしく塗りつぶされて、おかあさんを怒らせないにんげんになれるよう祈っていた。ふるえている赤いジャムのついたスプーンを掴んだ子どもの指先が、白いパンをめがけて、食卓上をたどたどしくうごく、このときに怒られているのは、わたしではなかったけれど、標的は、ねこのきまぐれみたいに変わった。わたしも、お父さんも、代わりばんこというか、常に標的を流動的に変えるおかあさんになれてしまって、もうどうしようもなかった。もう、わたし自体が、早いうちに何かに食いちぎられていて、吐き出された吐瀉物がわたしというにんげんのかたちをして、おかあさんの前に立って、頭を垂れているだけだったのに。だが、そうやって、ある種の知恵を身につけることが、わたしがさなぎから、孵るということだった。泣くなんて、嘘だよ。私が私へ言い続けた言葉。泣いたらお母さんはもっとひどくなる。泣くなんて、嘘だよ。おかあさんは、そんな私の様子に気づくことなく、いまだに皿から、どろどろした吐瀉物を、大切な娘にするように抱き上げている。でも本当はちがう。お母さんは、私にお母さんのお母さんになってほしいんだ。母の母、私の祖母は、とにかく花が好きで、花を育てることにだけ精魂を込めているひとだった。祖母は親としてはひどく未熟で、母は祖父と祖父の母に育てられてきたという。でも私は祖母が好きだった、まだ幼い子どもだった私からみても人として未熟なところは多々あった人だけれど、私は祖母には気を遣わなくてよかったし、祖母は私をとにかく甘やかしてくれた。庭でたくさんの花を見せてくれる祖母、西瓜を畑にぶつけて、来年もここに西瓜がなりますように、と二人で手を合わせて笑った。母がさみしい子ども時代を送ったことは、本人から何度も聞いて知っている。祖母はあきらかに親向きの性質、能力の持ち主ではなかったし、でもお見合いで祖父と結婚し、母を産んでしまったのだから仕方ない。母は子どものときに、ふつうのお母さんがいる家に憧れたという。だから自分は温かい家庭を作りたかったというのが彼女のいい分で、その相手としては父は不適だったという。お母さんにはお母さんの話を聞いてくれるお母さんがいなかったの。その代わりとされた私は、母の話を随分たくさん聞いてきた。私は彼女の優れた愚痴聞き係として、かつ標的として生きてきた。18で家を出たとき、家というのはこんなに静かで、誰からの制約も受けないのかと感動したものだ。私は素早く、パスタをフォークに巻きつけた。もう私は母の標的になることはそうそうない。その役割を一手に引き受けていた父は、近頃、母に別れを切り出したらしく、今日もそれについて私は母から呼び出されたのだった。私にできることはなにもない、私は何もしないと、はやく告げなければならないが、私はのろのろとパスタなんかをたべている。この後のことを考えると、胸が勝手に苦しくなるが、本当に私に出来ることはなにもない。ただのフリーターの私が、母を迎えて暮らすのはあらゆる観点から無理だし、金銭的援助も今以上には、無理だ。お腹が痛くなって、母に言ってから、ハンカチを片手に、お手洗いへ向かった。馬鹿馬鹿しいくらいうるさいここに、私の居場所がないことは自明だった。ならば、母はどうだろう。お手洗いのドアノブを握って開けたとき、しかし、私には、母がどのような暮らしをしてきたどのようなひとなのか、そして、その(物理的-精神的)居場所にも、すこしのこころあたりもなかった。  お母さんは、お父さんに尽くしてきた!と席に戻るなり始まった母の弁を私は深刻な顔で聞き流している。父に、母と別れる気力が残っていたのは意外だが、人生の終盤まで母の機嫌を伺いたくないというのは共感できる。私だってそうだ、似たような考えだから家を出たのだ。お母さんがどれだけ頑張ってきたか、と熱弁を奮いながら、感情の昂った母は、ついに顔を両手で覆って、ワッと泣き声をあげたように見えるが、いかんせんここはうるさすぎる。あんたには、わからないだろうけど……!と言って、母は顔を覆う手に力を入れる。泣くなんてうそだよ。私の声に、母がパッと顔を上げる、真っ赤な顔をしている、両目が充血しているのが見える、狼狽えた母を見て、私は反射的に口にした言葉を後悔する。子どもの頃からいつも、私はそう自分に唱えつづけてきたが、かといって、そのことを誰かに押し付けようと思ったことはないはずだった。母はぶるぶると、歳を重ねて皺の増えた手を振るわせながら、水の入ったグラスを取る。そこに水は入っていない。私は机を転がってきたグラスを掴んで、きちんとあるべき姿の向きへ戻して、母の手元に遣った。ここがうるさすぎる場所でよかったと心底思った。足元の荷物入れから、肩掛けの鞄を取って、黒い財布を取り出し、そこから三千円を出してテーブルの上に置く。そして、ちいさな紙袋をそこへ添えた。「お母さん、誕生日、近いから。おめでとう」母は今度こそ本当に泣き出しそうになりながら、テーブルの上から目を背けている。「じゃあ帰るよ、お母さんも身体に気をつけて。じゃあ」。私は席を立って、店内を横切り、レジにいた店員の女性に、連れがまだ中にいる旨を伝えて店を出た。カンカンと小さな階段を降りている間にも、ひんやり冷たかった身体が、すぐに夏の熱気に包まれてぬるくなる。薄い紫色の蔦性の花が地面を這って、敷地から溢れ出しそうな姿で咲いている。それはクレマチスと言うのよ。いつかおばあちゃんがそんな風に言っていた気がする。


無題 リライト版 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 15
P V 数 : 1144.3
お気に入り数: 3
投票数   : 3
ポイント数 : 0

作成日時 2024-05-19
コメント日時 2024-05-31
項目全期間(2024/07/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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構成00
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閲覧指数:1144.3
2024/07/21 00時37分36秒現在
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    作品に書かれた推薦文

無題 リライト版 コメントセクション

コメント数(15)
1.5A
作品へ
(2024-05-20)

もはやリライト前の「無題」とは別物というくらい、ディティールの細かさであったり、怖いくらいに描き出された心理描写であったり、好きな部分をあげればきりがないのですが、全体を例えるならば、商業誌レベルの作品であると思いました。登場人物、建物、空間といったところにまでしっかりと役割が与えられていて、個人的には建物の中の喧騒、父、それから祖母(最後の方でおばあちゃんと表記されていて、意味を持たされた違いなのかまでは分かりませんでした)がより物語に関わるように書き足し/換えられていて、それが浅過ぎず、かといって深くなり過ぎることなく、絶妙な比重で作品に陰影(深み)を与えていると思いました。特に祖母を登場させたことによって、祖母の子である母、母の子である私、目には見えないけれど、脈々と受け継がれていく“血”みたいなものが、より強く香ってくる作品になったと思います。

2
吸収
吸収
作品へ
(2024-05-20)

いや、流石に詰め込み過ぎかなと思う。魔の山とかデイヴィッド・コパフィールドとか思い出した 一周回って逆に流行ってるのかと錯覚してしまう 多分AIとかも詰め込みすぎとか言うと思う 内容は悪くはないと思うけどね ちょっと書き換えOKならやってみたいとは思うが

1
A・O・I
作品へ
(2024-05-20)

詳細にすること、心情をのせるようにかいていないこと。これは作者の個性なので、小説といってしまえば細かすぎこちゃこちゃと、視界が気持ちがぶれてなに読まされてるのか霞んでしまうという印象を持ちました。ですがこれが詩としての意味をもたせ、丁寧になぞることができれば。作中という舞台に入り込み自分が台本を読むことによって、読み手はその場にいて、私として感情を左右させることがかなう。没入感みたいなかんじですが。やはり書きすぎちゃって有り余る力が読みづらさと先に立ち尻込みしまう気がします。まあ読み手の好みもあるでしょうけど。

1
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-05-21)

最初に思ったのはクッツェ―の「サマータイム」ですね。 あれは、変な親に育てられた子供は文才があるっていう話なんですが、 その点も被ってるし。 なんか、書き過ぎとの声があるが、わたしはこれで10万字くらい読みたかったです。

1
ハツ
ハツ
作品へ
(2024-05-21)

みなさま、コメントありがとうございます。ちょっと個別でどう返信するか悩んでいるのが正直なところでして、コメント返しが遅れます。

0
1.5A
作品へ
(2024-05-21)

後から気付いたのですが、初めに投稿された「無題」のコメント欄を再読してみると、ご自身で、“自分の中では、祖母、母、子についての物語を書きたいきもちがあるので、いつかこの「無題」という文章の一部もリサイクルされ、長い文になって帰ってくると思います。”と書かかれていて、その予見通りの推敲が行われているさまに、ゾクッときました。序盤にあるメニュー表を眺める感じとか、見た目の判断で飲み物を置く店員だとか、そういったよくよく観察しないと見過ごしてしまうような細やかな描写が、重色していくように、後のシーンをよりリアルな世界へ昇華させていると思います。前コメントでも少し書きましたが、作中、祖母に与えられた役割がとても鮮やかで(ラストの感じも良かったです)、一方、祖父・父といった存在は血の繋がった他人(きっと良い人たちなのだろうけれど)程度の記述に収められていて、それが女性だけのファミリー・サーガ(この単語の使い方が正しいのかどうか自分でも分かりません)という、新しい軸が作品に挿し込まれた印象です。ここからさらに物語の可能性を探求するのであれば、「私」にもスポットを当ててみて欲しいなと思います。18歳で家を出て27歳になる現在まで、「私」はどんな生活を送ってきたのだろうかと気になります。さらに過去を遡って「私」の学生時代のこと、はたまた、結婚して「私」が母になる未来を書かれても良いかもしれません。作品という、切り取られた物語ではありますが、リライトをされたことによって、イメージを固定しない『無題』という表題が、数多の繋がりを頭の中に想起させ、特別な意味を纏ったように、しっくりと感じられるようになりました。まだまだ、家族の物語が終わらなければ良いなと思います。隙をついてもう1コメントでした、すみません。

1
ハツ
ハツ
吸収さんへ
(2024-05-23)

吸収さん、コメントありがとうございます。詰め込みすぎなのは、多分父のくだりだと思うのでそこを削ってみました。そこじゃない!ということでしたら教えてください。いつもコメントありがとうございます。

0
ハツ
ハツ
A・O・Iさんへ
(2024-05-23)

A・O・Iさん、コメントありがとうございます。突っ込んだコメントが貰えて正直嬉しいです。心情が乗らないので、視界や気持ちがブレブレのただの説明文みたいになってるんでしょうね。こういう小説気味の何かを書くと、本当に書き手の感情が薄いことやらがモロに出てしまっていつもいたたまれなくなります。ただの辻褄合わせ、異様に偏った説明の羅列。置き去りかつ、はなからなかったことにされる登場人物たちの感情、 わたし自身、他者を書くことに不誠実でそもそも書くことに不向きな人間性だと思っています。いきなりこんなこと言っちゃってごめんなさい。なんか懺悔みたいなレスレスになってて申し訳ないんですが、偽らざる気持ちはこうなので今回だけすみません。A・O・Iさんの詩読んでます、コメントは出来ていませんが。A・O・Iさんの作品読むと、言葉が押し寄せてきて、でもそれを捕まえられなくて、星座の本を見ない状態で見る星空みたいで、その途方に暮れて寂しくなる感じが好きです。収拾つかなくなってきたのでおわります!コメントありがとうございました。

0
ハツ
ハツ
1.5Aさんへ
(2024-05-23)

1.5Aさん、コメントありがとうございます。最後は祖母って書こうと思っていたのに、勢いあまって(?)おばあちゃんと書いてしまいました。意味合いの違いはありません。隙をついて(笑)2コメントも頂いたのですが、ロクな返しが出来ず申し訳ない。でもいつもコメント励みにしています。ありがとうございます。

1
ハツ
ハツ
おまるたろうさんへ
(2024-05-23)

おまるたろうさん、コメントありがとうございます。クッツエーの『サマータイム』調べておきます。教えてくださってありがとうございます。5000字に詰めすぎに内容を詰めすぎに思ったという意味合いだとわたしは解釈したので、もっと長くするのはいいのかもですね。でもそうなると、もう最後の方は、もう皆キライ!ダル!しか書けなくなってるんだろうな。それはそれでありな気もしなくはないですが笑。コメントありがとうございました。

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A・O・I
ハツさんへ
(2024-05-24)

んーみなさん相当褒められてる要素多いのに、なぜそんなに卑下懺悔しちゃうのか。心のなかではニンマリしてることと願います。多分ハツさんのなかで自分でも書きすぎたと思っているのか。でもこういう形にしかならなかった、そういう感じなのでしょうが。なにと比較して書きすぎたとおもうのか、不必要な箇所が自分の中でないならそれで良いはずです、というかこの形で出してきたということはそういう意味合いを自分の中で持ってるとおもうので。読み手に自分の意思を決めて貰う必要はないかなと。それを自覚したほうがいいのかなと感じました。ハツさんの作品はもう悩むことなく貴方の形になっているようにおもえます。ですから自分が書いたものを好んで信じてあげてください。ちな、私のコメントは後半の詩として読むと~の方に重点を置いていたことを付け足させていただきます。そういった「詩」の中に入り込める作品して私は読ませていただきました。 あと、自作品をお読みくださりありがとうございます、そういった感覚的なことを言葉にするのが一番難しいのではないかと思います、読み手がどう感じたかが一番聞きたい要素でもあります、なのでとても嬉しく思います。(名無しで出してるけどな~バレバレだろうけど??) ハツさんは良い感性をお持ちだと思います。ソレ稀有なんでマジ大事にしてあげてください!いつも作品を楽しみにしております!

1
ハツ
ハツ
A・O・Iさんへ
(2024-05-25)

再びコメントありがとうございます。 > 読み手に自分の意思を決めて貰う必要はないかなと。それを自覚したほうがいいのかなと感じました。 ほんとにこれに尽きますね。 あとA・O・Iさんの作品へのコメントができてよかったです(笑)わたしもいつもたのしみに見てます!コメントありがとうございました!

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エイクピア
作品へ
(2024-05-26)

読み応えのある散文詩だと思いました。母子関係、母娘関係。想いの深さが伝わって来ました。その深さから来る饒舌体でしょうか。滔々と流れる文体に魅せられた感じはあったと思います。熟年離婚などは時事的な話題なのかもしれません。

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ハツ
ハツ
エイクピアさんへ
(2024-05-26)

エイクピアさん、コメントありがとうございます。 >深さから来る饒舌体 という言葉にハッとしました。真面目な顔と口ぶりで母子、母娘関係をわたしはかけないかもしれません。気づきを与えてくださってありがとうございます。

0
1.5A
ハツさんへ
(2024-05-31)

人の呼び方って、自分の年齢によって変わってくるものだと思います。おばあちゃんという呼び方で終わるには、作中において、呼ぶ人の年齢を意識させるように書かれるといいと思います。おばあちゃんで終わる終わり方、作品によく似合っていて、すごく好きでした。

1

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