作品投稿掲示板 - B-REVIEW

1.5A


投稿作品数: 2
総コメント数: 38
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Polar bear ice

2023-09-02

チョコレート

2023-08-26

とても面白かったです。一行目から良くて、読み終えた後、自分の感情の色がリトマス紙みたいに変えられてしまった、という気分になりました。まるで紙芝居の舞台から紙を鮮やかに抜き取っていく情景の展開、セロトニンという単語に予期せず思い返す引力の欠落。それから漢字の使い方、筆者の方のデフォルトなのか分かりませんが、印象的でした。 (猫と私と兄)

2023-09-15

該当するスレッドにおける山本さんのコメントは、とても重要なものと僕は認識します。そこでやりとりをされている方々は、誰が良い悪いということではなく、その意味を噛み締められるべきではないかと思います。また、ユーザーから運営者の方へ直接連絡の取れるフォーム、そのような窓口があると、更なる安心に繋がるのではないでしょうか。作品とは関係のないコメントで申し訳ありません。 (しりとり)

2023-09-14

同棲→同性でした。 (しりとり)

2023-09-13

俺から始まって俺の言葉で終わるしりとり。末尾から逆算されたものなのか、冒頭から紡がれたのか、想像もつきませんが、使われている言葉の調子や子気味良いテンポによって、「しりとり」から「口喧嘩」に焦点がずらされていき、最終的に「ん」で締められているところに、「しりとり」だったんだと立ち返る、よく練られた作品であることが伝わってきます。「俺」と「口の悪い女」という言葉から男女の同棲のカップルであることを暗に示されていますが、「口の悪い奴」として、同棲のカップルの可能性も残されると、「しりとり」では終われない謎が残って、より良いかなと思いました。 (しりとり)

2023-09-13

村上春樹さんといえば「ふしぎな図書館」が連想されます。この小説、悲しい終わり方をするのですが、それすらも許容してしまう物語の独創性に、静かに魅了されていました。それを少しだけ思い出しました。感想ありがとうございました。 (Polar bear ice)

2023-09-12

>雪と夏、逆にした方が良かったですか!そうですね。その方が分かりやすいかもしれません。 ごめんなさい、言葉をお借りして、最小限の文字を勝手に動かしただけですので、あまり気にされないで下さい。「透明」と「雪」という言葉が僕の中では同義なイメージで、「見えない」「透明人間」みたいな感じでしょうか。でも、「透明な雪が夏であったように薄靄の雨が降る」という様な表現が詩中に点在することで、詩が、詩であろうとする時間が長くなっていく、そんな気もします。 「瓦礫と廃墟の世界」という一文を抜き取ってしまうのも手かと思います。この箇所だけ少し現実感があるので、そうすることで幻想的な世界観を保つ、それもありかと思います。 >詩は難しいですねー汗 そうですよね。書きながら分からなくなってきます。ちゃんと書けてるかなって。でも詩を書いている間、書いている自分が一番面白い時間を過ごしていると感じられたら、それでいいと思います。その楽しさが少しでも詩に反映され、そこから「少し」の欠片ぶんだけでも他の方に伝われば、これ以上幸いなことはないかと僕は思っています。 (白猫)

2023-09-12

>透明な雪が夏であったように薄靄の雨が降る 筆者の方の澄んだ個性を感じる表現だと思います。ただ、すっと頭へ入っていかない複雑な違和感も感じました。透明な夏が雪であったように薄靄の雨が降る。個人の好みの話ですが、こちらの方が僕の頭には優しく感じました。 物語が紡がれる舞台、瓦礫と廃墟の世界(そのように仮定しますが)、この瓦礫と廃墟の世界についての背景描写がもう少し欲しかったと思います。適切な例えではないですが、支柱だけがわずかに残された古代神殿とか、むき出しの岩肌に見えるシーラカンスが気になる白猫とか、ほんの少しの具体性を詩の中に入れられてもいいかと思います。筆者の方が思い描かれる世界を、登場人物の立ち位置とともに、可能な範囲で補足(可視化)することで、読み手の想像も深まり、人物たちの体温や息づいは鮮やかに際立っていくことと思います。 (白猫)

2023-09-11

読み心地はとてもよかったです。序盤、様な、みたいに、がすごく使ってあって、でも終盤ほとんど使われなくなってくるので、初めは故意にたくさん使われたのかと考えましたが、表現方法としてくどさは残るかと感じました。表題(本文中にもありますが)の、彼の娘という部分は、彼の存在が読み取れる形で登場しないので、彼でなくてもいいのではと思いました。僕の娘とかだと猟奇性が出てきます。そういった効果が付加されることで、読み方の自由度が高まるのではないかと思います。 >馬鹿なやつ 最後まで笑顔かよ この一文は素敵でした。他にも素敵な表現はありましたが、全てはここに集約されている、そのような気持ちになりました。 (墜落天使(天使の振りをした彼の娘))

2023-09-09

こういったテキストの詩を見ると、雪の上に書かれたような、あるいは砂の上に書かれたような感じがして、紙の上に書かれていることを少しだけ忘れさせてくれます。季節やそれを表す単語が少しだけ散りばめられていて、消えなかったでもいつか消えてしまうかもしれない文字に支えられ、発火するのを読んでいくようでした。 (沈水花(初稿))

2023-09-09

僕は賢くないので難しいことが分からない。だから上で話し合われていることはちんぷんかんぷんだったりする。でも分からないなりに思うことを書いてみようと思った。まずレッドカードのことについて、サッカーに例えてみる。サッカーでのレッドカードは退場を意味する。その試合はもうプレーできない。ビーレビでのレッドカードは、出入り禁止、アカウント削除となる可能性もある、と(ルールに)ある。ルールがあってすべての事柄が成り立っていることは、僕らは身をもって学んでいるはず。サッカーに話を戻すと、レッドカードを受けた人が退場しても、試合は続く。例え8人対11人になっても、試合終了まで続く。本来、運営者というのは審判に近い立場なのかもしれないけれど、投稿だってできるから、便宜上、運営者もプレイヤーと考える。とすると、レッドカードを受けた人が運営者に名を連ねている、退場処分になってもまだプレーを続けている、おかしい話だ、これはサッカーじゃないよね、となる。だからルールってとても大事。その人が背番号10番であっても。さっき書いたけれど、3人減っても試合は続けることができる。戦い続けることはできる。でも実際みんな普段の生活があって、結婚されている方は妻や子の為に働いているわけであって、投稿者は自分の時間で詩を書き読むことができるけど、運営者の方はそれプラスアルファの時間を自分の生活から工面しないといけなくて、目の見えない部分の大変さは大きい。一番分かりやすいのは背番号10番の人が矢面に立ってやりとりをすべきと僕は思う。なぜプレーを続けるのか。8期運営についてだけれど、仮にこの方々が辞めてしまったら、現段階で誰か運営を引き継げる人はいるのかなと思う。8期運営がダメだというのなら、少なくともその出口は用意すべきだと思う。僕はいくつかの詩のサイトも見てきたけど、大体(そのサイトの)初期の頃が一番いい。いい詩がたくさん投稿されていて、それは投稿者の多様性によるところだと思う。魅力のあるサイトに魅力のある書き手が集まってきれいな海みたいに詩が混ざりあって、循環もしている。僕はビーレビの歴史を知らないけれど、運営の方々に、常にそういうサイトにして欲しいという願いはある。例えば、有望な書き手をこのサイトにスカウトしてきて欲しいとか。段々詩のサイトも淘汰されてきて、ビーレビにかかる期待は大きいと思う。過度なコメントは駄目だからといって、必要以上の馴れ合いはいらないし、純粋に詩を読みたい、詩を書きたいと思う人が投稿やコメントを行えるサイトであって欲しい。色々書いてみたけれど、てんで的外れなのかもしれない。でも自分で思ったことだから、そこに正解も不正解もないので、僕の思いに対するコメントに対しては返答を控える。そんな時間があったら、デートにでも行く。 (第8期運営方針)

2023-09-09

カレーを作っていると、ひと味足りないという時があって、でも適当に足して食べるのですが、それで成功する時もあれば、失敗することもありますが、何かが足りないという感覚は大事だと思いました。この詩に必要なスパイスは、じっくり見つけていこうと思います。ありがとうございます。 (Polar bear ice)

2023-09-09

例えば米津玄師さんの海の幽霊やパプリカ、YOASOBIさんのツバメといった曲を聴くと感じるのは懐かしさで、その行為が僕のなかにある郷愁にも似た感情を呼び覚ましてくれます。僕がこの詩をとてもいいなと感じるのは、読後感のなかにその感情を見つけれたからだと思います。 (打つべし)

2023-09-06

ありがとうございます。先日借りた本を読んでいたんですが、半分くらい読んだところで、以前借りた本であることに気がつきました。ただ、読み終わった後の印象(読み始めからもですが)は以前よりも遥かに良かったです。例えるならばそのような感じで、この詩はまだまだ一連一連が弱く、完成前の段階であるとおぼろげに思います。ただこれを解決するのは時間であって、僕も、僕の時間をゆっくり待とうと思っています。 (Polar bear ice)

2023-09-06

僕はウルトラマンとか仮面ライダーでした。たぶん年代によって、ヒーローと呼ばれる像は少しずつ違っていて、でもこの詩は大よそどの年代にも当てはまるようにヒーロー像が描き出されていると感じたのは、その内面にフォーカスされているからで、しかし詩中に書かれた共感性と相まって、暗に自分もヒーロなんだと思わせてくれる手法だと思いました。山本さんが書かれるのであれば、怪獣の子供目線の物語を、密かに期待してしまいます。 (ヒーロー)

2023-09-04

詩を読んだとき、その詩の世界を追体験できる、それが良い詩だと考えています。それは筆者の方の考えや思いなど詩に投影させることが必要だと思います。この詩を読んだとき、きれいだなと思いましたが、それ以上でもそれ以下でもないように思いました。 (夾竹桃の咲く街)

2023-09-04

エレベーターとエスカレーター、語感が似ているので間違えてしまいます。歩かなくて済むので、どちらも便利です。ありがとうございます。 (Polar bear ice)

2023-09-03

>靴下? >無理でしょ の前のところまでは引き込まれるように読めました。これ以降、似たような言葉が並び始めて、山型のグラフのように読ませる力が弱まっていった印象があります。Z世代ってデジタルネイティブやソーシャルネイティブとも言い換えられていて、生まれた時から大よそ成熟したネット環境があって、呼吸するようにそれらを使える人達なのだと、言われているみたいですね。筆者の方が感じるZ世代、抽象化されたZ世代に関する事柄、その周囲を取り巻く視点や環境を、上手に織り交ぜて作品に落とし込むことができれば、供給曲線のように、さらに突っ切った世界がこの詩から見えてくる気がします。 (Z世代はエモになれなかったようです笑)

2023-09-02

ありがとうございます。5月9日はアイスクリームの日なのだそうです。1869年、今から約150年ほど前に制定された記念日とありました。この記念日、夏の日ではないのが意外でしたが、アイスクリームはいつ食べても美味しいと感じます。閉じつつ、開いている。開きつつ、閉じている。そのように評して頂き、言いえて妙だと思いました。夏の朝顔みたいなリズム。 (Polar bear ice)

2023-09-02

>「やけどね、、、」~窓の外、雨音、行き交う車の音 までがこの詩の読ませどころかと思いました。 >届かない声する方に >かたちだけ傾いて かたちだけ傾くという表し方が素敵です。素敵なのですが、上辺だけみたいなことなのかな、どういう意味なのだろうとしっくりこないところと、それが最後に唐突に書かれたように思えて、この詩の終わらせ方として十分に機能していない気がしました。「届かない声する方に かたちだけ傾いて」を効果的に引き出すためには、もうワンクッションなり、繋ぎの表現が欲しい気がします。 「やけどね」は関西弁に属するのでしょうか。この詩には必要な言葉なのですが、どちらかというとメジャーな方言であり、いくぶん新鮮味は薄れるかと思いました。マイナーな方言で書かれた詩、そういった詩も面白いかなと思います。 <その後に続く~どちらも向けなくなった までは「やけどね、、、」への誘導文としての意味しか感じませんでした。僕だったら省いてしまって、上記の読ませどころの部分を抽出していくと思います。 (火傷)

2023-09-02

料理をするとき、新鮮な青物に刃物を入れる、その一瞬に似ていると思いました。瞬間が積み重なってできる料理。それも見てみたいと思いました。 (辞世の唄)

2023-09-01

>先日からあげクンのハニーバター味なるものを購入しましたが、罪深い美味しさでした。 自分自身コンビニへはあまり行きませんが、からあげクンを見るとホッとしてしまいます。ポテチとのコラボ商品でしょうか。マチのほっとステーションを名乗るだけあって、間違えのない美味しさだと思いました。直七すだち味をこの夏に食べました。 >紐やテープ・コードと聞いて、一瞬何するんだろう!?とドキドキしてしまいました。笑 あー、そっちかと。実はカッターナイフと人格を掛けてみました。替え刃のように固定観念や人格や自尊心をポキッと折ることが出来たら、僕たちはもっと生きやすく優しい生活を送れるのではないかと考えてしまいます。決して、身動きをできなくする道具のことなどではないと、この文章を書いている人格は言っています。 (ゆりか)

2023-08-30

もう少しだけ書かせて頂くと、 >樹々がひろげた指の隙間に >虹の変調 >僕には、僕には、僕には など表現に個性を感じ、面白く読ませて頂きました。 >ほんのすこしひかりの当たり方が違うだけ これ以降、「さみしさ」という言葉が多用され、それは筆者の方が強く訴えかけたかった感情、なのかもしれませんが、「さみしさ」というある種便利な言葉を多用されることにより、この詩の密度が薄まってしまっているのではないかと僕は感じました。 >その為に手紙を書いたのだから そこにたどり着くまでの三連、すべてに込められた「さみしさ」を、匂いはそのままに、別の表現に置き換えることができるのは詩の面白さかと思います。 (宛先のない記録係)

2023-08-30

タイトルがすごくいいなと思いました。書かれてある内容も順を追って丁寧につづられていて悪くないと思います。でも割と誰でも書けてしまえそうな気がしました。その人にしか書けない、個性の様なものをを感じ取りにくかったです。宛先のない手紙ではなく、記録係と記されたように、詩の中にも驚きや不思議さが散りばめられていて、読み手がそれを一つ一つ手で拾いながら心にしまっていく、詩を読みながら、そんな作業がしてみたいと思いました。 (宛先のない記録係)

2023-08-29

通知を頂きましたので、追記を。 >総レース、薄桃色の上下セット。くるぶし丈の藍色の花柄ワンピ。ポエムのような日記がびっしり詰まって。 このあたりからほの暗い世界をひた泳ぐ女性を思い描きました。男性から見たアンダーグラウンドな女性像(とぼくは勝手に思っています)が、羽付き二十三センチとか、パーソナリティや生活感を感じさせる絶妙なフレーズが、この詩をとてもリアルに見せてくれるのだと思います。 >酒といくつかのつまみ これが山本さんの「ゆりか像」なのだと思いました。ぼくだったら何を買おうかな。からあげクンと紐やテープ・コードなどを切断するのに用いる工作用具でしょうか。交換できるところがとくに便利だと思います。 (ゆりか)

2023-08-28

今晩は、田中さん。 読み応えのあるコメントを頂きありがとうございます。 又吉直樹さん、ジャック・ケルアック、リチャード・ブローティガン、それぞれ作家の方かなとしか分からなかったので調べてみました。どのような文体で物語を紡がれた方々なのか、までは詳しく探せませんでしたが、恰好いい顔写真が出てきたので満足しています。というのは(僕は)海外文学が読めなくて、主人公が佐藤とか日本人の方の名前であれば大丈夫ですが、マイクとか外国の方の名前になるになると感情移入が上手くできず、話が頭に入ってこなくなってしまいます。でも書く方は大丈夫なんですけどね、不思議です。 「チョコレート」という響きには外国、特にアメリカを感じてしまいます。恐らくマッカーサーとか、ギブミーチョコレートの話が頭の片隅で(僕は)いつまでも転がっている年代なのだと思います。「Ice cream」から感じられる「強者への反抗」、それは一人で立ち向かっていく心細さを真綿で隠し通す行為でもあって、それは「チョコレート」に込めた思いに似ていると僕も思います。僕が拙い詩を書いている理由は、大体その思いからだったりします。 (チョコレート)

2023-08-27

読み手を引き込む物語だと思いました。 いで終わったりをで終わったり名詞で終わったりする文末から生まれたリズムは読んでいて楽しく感じました。 >誰かが知らない間に、この部屋で勝手に生活をしている。 この一文が読み手の憶測を否定しつつも、物語全体のバランスを整えているようで秀逸だと思います。 >向かいのアパートに住む爺さんが見ていたそうだ。ワンピースを着て外へ出て行く僕に背丈のよく似た男を。 ここで僕の二重人格を確定的にされているのですが、もっとファジーな表現でも良かったかなと思います、最後、僕は女性の人格になっていきますが、さらにもう一つ僕の別の人格が現れて終わるという可能性もありなのではないかと思いました。 (ゆりか)

2023-08-26

一読して感じたのは、これは夏の日の詩なんだということ。それに、10代特有の感性を込められたのだと思いました。でもこの作品全体を通して読んだ時、夏を全く感じられませんでした。最後に夏の日が出てきて、それになぞらえて終わらせてしまおうという気持ちを感じました。一連一連はすごく面白いのに、僕にはそれが少し残念に思えます。単純な作文的方法ではありますが、結論を初めに持ってくるといいかもしれません。つまり1連目と4連目を入れ替えてみる。それだけで、夏とティーンエイジャーの関連性が少し明確になる気がしました。 (ティーンエイジャー)

2023-08-21

作者の方が同じなので、同じ筆力で書かれているかもしれませんが、「Alkeher ghas」のような描写的な作品と、「Sound only/」のような心地良いイメージの作品が融合し合ったところに、「今日を、捧ぐ」の(読み手と書き手の)高い親和性が生まれてくるのではないかと思います。 (Sound only/)

2023-08-18

言葉のつなぎ方ってなかなかセンスが必要だと思います。その点でこの詩は優れていると思います。読んでいて気持ちがいいですね。同じ言葉を少しずつ変えながら見せていて、飽きさせない書き方は面白いと思いました。すらすらと読めてしまえるため、ただ言葉が躍っているばかりという印象も抱きました。完成というより、可能性を秘めた詩であると思います。 (Sound only/)

2023-08-17

ローカル単線、無人駅、若い女の車掌といった単語に、雪の深さを測ったり、恐る恐る確かめて歩くという動作が加わり、その情景や、そこに住む人々の生活といったところまで想像を巡らせてくれる、静かな良い詩だと思います。ローカル単線とわずか一輌のディーゼル車は同一なものだと読みましたが、それは言い換えることで単調さを嫌われたのだと思う反面、少し引っ掛かりを覚える所でもありました。恐らくこの詩の中ではずっと雪が降っているのだと思いますが、詩の最後に、動くことのない風景が、あらゆる擬態のようで、語り手すらも失われていた、という表現は読み手によって色々と異なる解釈になると思いますが、動かない景色が、動いている雪に擬態するくらいに、雪が段々と降り強まってきている景色が頭に思い浮かびました。 (初雪)

2023-08-14

資金源という言葉の現実感がこの詩の世界と少し合致してないかなと思いました。単純に資金とかリソースとかそういった言葉の方が違和感なく読めるのかなと思います。金魚の優雅さとか気ままさに憧れながらも、人間の本質を上手に表現された詩だと思います。 (金魚)

2023-08-14

素敵なご返信ありがとうございます。 >個人的な作業を人々と共有するための普遍的な輝きがそれだと思っていてそのために詩作が私にとって飽きることのない遊びになっているのです。 >明るい諦めが近いのかなと思ってます。 >言われてみると確かに映像にしづらい部分はあり、 言及させて頂きたい箇所を抜粋致しました。 詩がポップであること、とても大切だと思います。詩は、食料がない時代にそれでも食べてきたことや、贅沢なことはできなくても、みんながそこいるだけで幸せになれた心とか、でも僕はその時代をジャンプして生まれてきた人間なので、受けてきた教育に縋った価値観なのですが、そういった心を裏紙にして、綴られて行く先に見えてくる小さな願い事であったり、お言葉を拝借すると、遊び心であると思います。この詩に景色が見えてこないと書かせて頂き、それについて理由を考えてみましたが、この詩の本質は語りにあると思っています。一見、景色や想像を連ねて書いてあるように見えますが、でもそれ(景色)がはっきりと見えてこなかったというのは、そもそも僕の視点が異なっていたということ、明るい諦めという気持ちを、語り言葉で、話し言葉で、伝えていらっしゃたのではないかと考えました。これは感じ方に責任があり、反対にこの詩を読ませて頂いた後、僕の中には物足りないという気持ちがひとつも残らなかったということ、これがその証明をしてくれるのだと思います。 (遊びに行くよ)

2023-08-07

作者の方が見ている景色、これが読んでも見えてこなくて、でもこの詩の中には悲しさがあるのに、それを明るさで隠しているような印象を受けました。表題にもありますが、遊びに行くよというポップな着地がとても好きです。 (遊びに行くよ)

2023-08-07

好き勝手書いてすみません。余談ですが、本サイトに「外灯」という塚本一期さんの詩が投稿されています。「黒川くんちのざぶとん」に近い何かを感じます。イメージの一助になるかもと思いました。 (黒川くんちのざぶとん)

2023-08-05

僕の中では座布団≒黒川くんとなっていて、座布団に座ったらいけない理由を作者の方が明記されなかったように、黒川くん自身を説明する部分もごく簡潔でいいかなと思います。一連目の黒川くんのらんぼうさを、最終連で作者の方は孤独からきているのではと説明されているのですが、全体を読み返してみると一連目の黒川君のらんぼうさの説明が「浮いている」感じがするんですよね。むしろ、らんぼうさというよりは思春期特有の猟奇性を表現されたいのではないかと。もう少し言えば、二連目において黒川くんは注意をするんですよね。座布団に触れた「僕」を殴ったりはせずに。前コメントで僕が引いた方がいいのではないかというのは、そのあたりの整合性を保たれた方がいいのではないかという意味で、今後推敲を重ねてこの詩の世界がより深くなっていくことを願います。 (黒川くんちのざぶとん)

2023-08-04

一連目の「黒川くんはらんぼうもの~黒川くんはわらう」までは無くてもいいなと思うし、最終連の「乱暴者で怒りっぽい黒川くんの」は「らんぼうものの黒川くんの」でいいような気がします。同じく最終連の「座ってはいけない座布団」が実体として有るのか、僕の想像なのか、多分前者だと思いますが、黒川くんの不気味さを座布団(ざぶとんから座布団への表記変更の意味とか)に重ねながら終わっていくのは面白いなと思いました。この詩に必要なのは、説明をし過ぎず(言葉を足さず)、言葉を引いていくことだと思います。 (黒川くんちのざぶとん)

2023-08-04

道へ

2017-09-01