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風
風 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2816.1
お気に入り数: 4
投票数 : 7
ポイント数 : 0
作成日時 2023-10-06
コメント日時 2023-10-30
項目 | 全期間(2024/12/10現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
素敵ですね。思わずコメントしてしまいます。 特に冒頭三行すごく好みです。単語の最後の音を伸ばしながら、会話を留保して風を感じる余韻、を想像しました。 個人的な意見ですが、10-12行目は、少し簡単かなと思いました。風がもたらした過去の印象、ということだと読んだのですが、もう少し書き込んでも問題ないのではないかなと。 もう少し踏み込むのならば、 いくつかの選択肢を残して 私を私たらしめるために ここは何か言っているようで何も言っていないような気もします。本当はもっと書かれるべきことがある気がします。 人生、実存、あなたの光が見たい、物足りない、もっと読ませてほしいという僕の我儘をお許しください。 この短さでとどめるのもすごく素敵だなと思うので一意見として聞き流してください。ありがとうございました。
2>私を私たらしめるために >そっと頬をなでて 風というものが身体の輪郭を撫でるこの行為を「身体=私」として描いたのがとても印象的でした。 >母音になるまで >横棒を伸ばし 風の印象を線に見立てる手法も興味深く、上に挙げた「身体」に対して音からのアプローチをしていくのも、読んでいて僕という読者に気付きを与える素敵な書法だと思います。 具体物を排除する事と同時に私性を剥奪した叙述はやはり >私を私たらしめる 風と私の関係を逆に浮き彫りにし、過剰に語る事なく静かな抒情を醸し出しています この短さの中で、圧縮しきれなかったものも色々あると思いますが、小品としてとても興味深く読ませて頂きました 少し描写を増やした長い作品も読んでみたいと思いました。
1短いながらも美しい詩ですね。 一行一行に繊細さを感じます。特に、 「母音になるまで 横棒を伸ばし」 というところが、風の表現として新鮮だと思いました。また、 「私を私たらしめるために そっと頬をなでて」 というところは、風に頬をなでられてはじめて、風景を眺めていた自分に気づく、それまでは風景に没入していて自分を意識していなかった、個人的にはそんなふうに受け取りました。 違っていたら済みません。
1私を私たらしめるために まさに、頬をなでて抜けていく のがいいですね。
1ありがとうございます。 素敵と言って貰えて嬉しいです。 言い訳しますと元々Twitterであげた詩だったので字数に限りがあって削りに削った作品なんですよね。 その結果、少し描き込みが足りない結果になったんだと思います。ありがとうございます。勉強になります。
0ありがとうございます。 具体的な書法にふれてくださりありがとうございます。 初めから短く纏めようと思って書いた作品だったので、いつかもう少し描写を膨らませたバージョンを書いてもいいなと思いました。
1ありがとうございます。 ずっと読んでいたいと言って貰えて嬉しいです。ご指摘のところは少しストレートな表現過ぎるかなと思いましたが、そのまま使いました。
0うん。 この作品を読んで、その詩の通りのビジョンが浮かんだんですけれど そういうビジョンが浮かぶということが正確な意味での「イメージ」「イマジン」 なのだろうか。 そうすると、この何十年も僕は全然「イメージ」「イマジン」してこなかったことになる。 ときどきあるのは、やっぱり音楽を聞いて いったこともない風景が頭に浮かぶ感じ。 でも実はそれは小さいころに行ったことがあったかも知れない。不思議な詩。
1ありがとうございます。 美しいと言って貰えて嬉しいです。 そうですね、風によってはじめて輪郭を意識する瞬間があると思っています。
1ありがとうございます。そう言って貰えて嬉しいです。
1風が通り抜けるのが見えるような、風に触れられるような、そんな詩だと思いました。
1ありがとうございます。イメージを膨らませてもらえたようで良かったです。
1最高でした。それだけ。
1ありがとうございます。風に触れられるような詩と言って貰えて嬉しいです。
1ありがとうございます。ただただ嬉しいです。
0母音になるまで横棒を伸ばし、 ここギャートルズを連想しました。 その横棒が何色なのか、 手触りがどんななのか、 ずっと気になって読みました。
1僕はこの作品を読んだ後に感情というものが残りませんでした。それは表題にもありますように、吹き抜けていく風のような読後感を、筆者の方が書かれたかったのであれば、「残さない」ということが一つの読み方になるかと思いました(読んだ後、心に何かが残る作品が優れているというわけでは勿論ありません)。また、仮に表題が「無題」であっても、作中を駆け抜けて行ったのは風なのかもしれない、そう思える配慮が好きです。コメントを書かせて頂くか否か迷ったのですが、一つの感想として受け取って頂ければ幸いです。
2ありがとうございます。物事の違った見方見え方を詩の中で見つけられたらいいなと思っていつも作っていますので、多角的なまなざしと言って貰えて嬉しいです。
0ありがとうございます。例え、何も読後に残らなくてもこうしてコメントをしてくださったことに感謝します。
1ありがとうございます。ギャートルズがわからないので調べてしまいました。
0何か語っているようで何も語っていないとも言い切れないような、読むたびに違う感想を持ちそうな詩だなと思いました。 「出会い頭の事故のように」 出会い頭の事故は、この言葉の世界にはよく散見されることのように思います。 顔が見えないというのが要因の一つなのかもしれません。 読む人全員の顔を思い浮かべて言葉を書くというのは物理的に無理なことです。 大抵書く時は言葉の顔しか見ていないような気がします。 長々と失礼しました。
1ありがとうございます。読む度に違う感想を持ちそうって個人的にはとても嬉しいお言葉です。言葉の顔しか確かに見えない気がします。
0自分探しの詩とは違う、何かハッとさせられる詩だと思いました。母音と言うと母音の詩を書いたアルチュールランボーを思い出すのですが、この詩では「横棒を伸ばし」と来る。「それ」とは何か。タイトル通り風なのか。頬を撫でて行くから風の様なのですが、いくつか選択肢が散りばめられているような気がして、詩の内臓物を覗いてみたくなりました。
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