狼 - B-REVIEW
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狼は白いから12月くらいの雪だった 新雪であり 134回踏まれ続けると旧雪になって あわくろく溶けていった どこからともなく遠吠えが聞こえた 方向に耳を傾けると なまえのようなピアノが鳴るので 足でおもいっきり蹴ってやった おおきな足跡だった やがて雪は解けた すうがくのノートだけが残った 夜なべをして 問題をかたづけるふうに ふくれきった頭を雪のうたが冷やした 空気の匂いはしぬのをやめて 辺りに花の咲くことをめいじる 集団の生活をはなれて ことばのだしかたをすこし忘れる こころぼそくはないかと 風さえも口笛を吹いた あまざらしのひみつきちのなかで 冬眠する星座とかたった またやってきた季節のあざやかさに目が追いつき まけじと走り去る寒さのなかで清く眠った レオンハルト・オイラーの夢をみた 135回踏みつけるとどうなるか まだだれも試したことがなかった 試しだす足に響いた 狼はことしもいきていて 声だけが少し脱皮をする ひとつだけちがっていたのは ちいさな足跡もあった


狼 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 17
P V 数 : 1397.0
お気に入り数: 2
投票数   : 5
ポイント数 : 0

作成日時 2023-10-14
コメント日時 2023-10-21
項目全期間(2024/04/28現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:1397.0
2024/04/28 22時01分33秒現在
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    作品に書かれた推薦文

狼 コメントセクション

コメント数(17)
/舜舜
/舜舜
作品へ
(2023-10-14)

>あまざらしのひみつきちのなかで 冬眠する星座とかたった 表現の美しさといえば簡単だけど、表現の眩しさを言葉の端々に感じました。 狼の足跡、雪の踏みつけと、心の音と、作品全体で色々な場面の音がリミックスしているような音楽のような舞台のような、素敵な作品でした。

0
m.tasaki
作品へ
(2023-10-15)

美しい詩ですね。特に 「あまざらしのひみつきちのなかで  冬眠する星座とかたった」 「狼はことしもいきていて  声だけが少し脱皮をする」 といった表現がいいと思いました。 狼とは孤独のメタファーでしょうか。それが白い雪というのがとても印象的です。

0
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-10-15)

こんにちは。かなり飛躍した比喩表現を使用されていること、故意に深い心理描写を、これは欠いた表現という点に於いてから、私はこの詩にリチャードブローティガンという詩人、小説家に見受けられる、それは端的なうつくしさ、を見ました。その、作者がリチャードブローティガンをご存じなくても、村上春樹、小川洋子さんなんかは、かなり影響を受けていることからして、これは疎いのですけれど、現代の小説家、詩人にかなりの影響を与えていると思われます。ですから、作者が色々なものを読むなかで、リチャードブローティガンの、とおい木霊、というものを、そのハイセンスなところだけを、それはとってしまって、パッと展開しておられても、それはおかしなことじゃないと思うんです。ですから、その現代小説を読まれている方にしたら、それはなかなか難しい評、コメントになると思うんですけれど、その、端的なうつくしさ一点に於て、この品に向かって欲しいと思う。といった、私の願望まで描き出す、素晴らしい作品であると思います。

0
1.5A
/舜舜さんへ
(2023-10-15)

目で見たことも、書かれた文字も、はなたれた言葉も音だと思います。 耳を澄まして頂き、ありがとうございます。

0
1.5A
m.tasaki さんへ
(2023-10-15)

>狼とは孤独のメタファーでしょうか。 短く書くと、やがて忘れたころにやってくるもの、そのようなイメージに近いです。 孤独にも色々と種類はあって、寒い日に身にまとわれた毛皮の毛先が、グラスファイバーみたいだねって笑えるような、そんな孤独が広がり続けたらいいなと僕は思います。 ありがとうございます。

0
1.5A
田中恭平 newさんへ
(2023-10-15)

ありがとうございます。リチャードブローティガン、名前をお聞きするのは二度目ですね。そろそろ読んだ方がいいかなという決意に傾きつつあります。僕でも読めそうな(リチャードブローティガンの)本があればまた教えてください。小川洋子さん、やっぱり僕が行く着くのは「博士の愛した数式」です。梨木香歩さんであれば「西の魔女が死んだ」、宮下奈都さんだと「羊と鋼の森」でしょうか、べたですが。大方、共通したところに子どもごころというのがあり、大人の手本になる大人よりも、子どもの手本になる大人になりたいなと(僕も大人なのですが)心の中では目指しています。心がきれいな(大)人を子どもっていって欲しいと、多分に矛盾を含んでもおりますが、喉から声を届けたくなります。そんな雰囲気が、この作品にちょっとでもあれば書いてよかったと思います。

1
片々
片々
作品へ
(2023-10-17)

>空気の匂いはしぬのをやめて >辺りに花の咲くことをめいじる この表現にはおもわず痺れてしまいました 展いた言葉はその厳密性を喪失する代わりに詩情を担保する。よく聞く話ではありますが、真っ向からそれを見せられると脱帽してまいます とは言え、前作前々作とは違うアプローチに驚きました >あわくろく溶けていった >なまえのようなピアノが鳴るので といった主に初連で使われているような詩語の書かれ方に「???」となったり フレーズを偏重するような時代遅れの発想に囚われる事なく(でも挑戦されるのは良い事だと思いますが)、世界観を静かに捉え従える前々作、前作の方が個人的に好きでした (安い挑発にのって、ご自身の詩勢を過たないで欲しいのです。釈迦に説法だとは思いますが) 褒める点が多い作品ではあると思うのですが、あえて否定的なことを書かせて頂きました。どうかご海容の程を 書く語る機会がありましたら、いかにこの作品のことを楽しんだか、お伝えさせて頂きますね

1
1.5A
さんへ
(2023-10-18)

この詩のすべてを丁寧になぞって頂き、ありがとうございます。本当に存在しているか分からない、存在していたという軌跡をたよりに生活をするのは、もういなくなってしまった人に馳せる想いと、いなくなったり現れたりを繰り返しながら、時に足を止め振り返って待つように、誰かが小さく祈るように、気配にただ耳を澄ましながら、生きていけたらいいなという願いに似ている気がします。 「アンジュール」を読みました。途中の事故も、墓標(?)におしっこをひっかけたり、転々と彷徨い歩き、遠吠えを空にしたり、それは犬の世界のありのままが描き出されているからで、僕は動物と触れあうということをしてこなかったのですが、人と動物との関わりあい方について考えさせられました。最後のページ、男の子の表情が悲しそうに見えたのは、犬が悲しいそれをしていたからだったのか、推測でしかありませんが、でも最後に幸せを語りかけてくるような絵本でした。

1
1.5A
片々さんへ
(2023-10-18)

>この表現にはおもわず痺れてしまいました 読んで頂きたかった箇所に、着目して頂けて嬉しいです。 >展いた言葉はその厳密性を喪失する代わりに詩情を担保する。 片々さんの表現の方が断然格好良いと思って、言葉の美しさに強く惹かれます。 >とは言え、前作前々作とは違うアプローチに驚きました 「狼」は余り迷うことなく最後まで一気に書きました。途中付け足しを行っておりますが、推敲という作業もさほど時間はかからずに、自分のラインを踏んだ感覚があります。書き出して頂きました部分(表現)についてですが、こういった表現は自分の心臓に近いところに位置しているという認識もありますが、同時に自分の中での満足でしかなかったと感じました。アプローチという点では、詩にかかわらずだと思うのですが、書き方を変えていくことで享受できる(見えてくる)世界があると考えておりますので、もう少し書き方を変えた作品も、投稿できたらと思っております。そして、忌憚のないコメントの方が嬉しく思います。僕もそのお言葉の意味をしっかりと受け止めることができるよう、研鑽していきたく思います。お気遣い頂き、ありがとうございます。

0
山本やま
山本やま
作品へ
(2023-10-21)

この作品が好きであることをどうにかしてお伝えしたいのですが、コメントが下手なのはご容赦ください。 > なまえのようなピアノが鳴るので 音の響きなのか、曲なのか、音階が繋がって名前にきこえるなど、意味を考えようとしましたが、なまえのようなピアノはなまえのようなピアノだと思うことにしました。気になります。 >空気の匂いはしぬのをやめて 辺りに花の咲くことをめいじる しぬのをやめるのが空気の匂いであると、こんなにも美しく聞こえるんですね。しぬという単語の差し込み方を考えさせられました。すごく好きなフレーズです。 また読みに来ます。

0
エルク
作品へ
(2023-10-21)

134回踏まれ続けると旧雪になって すうがくのノートだけが残った 空気の匂いはしぬのをやめて まけじと走り去る寒さのなかで清く眠った このあたりは繊細さが際立っていますね。 狼が意味するのは生命力というよりは野生とか非文明、つまり私との対比なのか、ちょっと曖昧に感じるのは狼に対する憧れが多分に含まれているせいなのかな、と初めに思いました。 ああ、 >狼は白いから12月くらいの雪だった 白さが雪でそこに同化する狼もまた自然であり季節であり時間なのかな。 おおきな足跡にちいさな足跡が加わり季節がめぐる。 >声だけが少し脱皮をする 少年が声変わりに成長を周囲に告げるように。 解きかけの数学の問題が余白をより白くみせるように。

0
1.5A
山本やまさんへ
(2023-10-21)

>音の響きなのか、曲なのか、音階が繋がって名前にきこえるなど、意味を考えようとしましたが、なまえのようなピアノはなまえのようなピアノだと思うことにしました。気になります。 僕は文章を書くときピアノの曲を一緒に聴くことがあります。クラシックではなく、歌のある曲をピアノで演奏し直されたものです。結果、書くことよりも、たびたび、聴くことに気持ちが注がれてしまうのですが、それは原曲にはなかった(曲の)世界を、ピアノの音が再構築してくれるのかなと思ったりします。なまえのようなピアノというのは、その後に続く、足でおもいっきり蹴ってやったというフレーズから考えました。ここは直接ピアノを蹴っているわけでは勿論ないのですが、そんな怒られそうな行為のなかに、大切なことが眠っていて、僕の中で初連は吹雪のイメージなのですが、(吹雪のなかで)、そのなかだから聴こえてくるなまえがあったり、何かの足跡を見つけたりしたのだと思います。 >しぬのをやめるのが空気の匂いであると、こんなにも美しく聞こえるんですね。 冬の空気は澄んでいてよく息を白くするのが好きなのですが、それは生きる者が鳴らす音を静寂させた空気という気もします。 コメントを頂きまして嬉しかったです。 最後に全然関係ないのですが、TKGからAKGを引き出す術中が伏線みたいで好きでした。そちらにて書かせて頂きましたことに対し、色々とお調べ頂きましたこと、重ねてお礼申し上げます。

1
1.5A
エルクさんへ
(2023-10-22)

>狼が意味するのは生命力というよりは野生とか非文明、つまり私との対比なのか、ちょっと曖昧に感じるのは狼に対する憧れが多分に含まれているせいなのかな、と初めに思いました。 僕の中では狼というのは、もういなくなってしまった人や物を思い浮かべています。もう少し書かせて頂くと、自分の頭の中だけに生きている人や物という感覚に近いです。憧れという感情は、もう会えないという気持ちの傍にもあると思います。134回踏んだ時と、135回踏んだ時、果たして何も変わらないのかもしれませんが、そのくらいの差異が、読まれる方に、少しずつ違う何かを見せているのだと思います。 >おおきな足跡にちいさな足跡が加わり季節がめぐる。 ちいさな足跡は、ちいさな希望でもありますね。ちいさくても希望を見つけることができたのは、一歩を踏み出せたからなのかもしれません。 >少年が声変わりに成長を周囲に告げるように。 解きかけの数学の問題が余白をより白くみせるように。 数学において、答えを求めるまでの過程の美しさは掛けがえのないものだと感じます。僕自身、それはあまり得意な学問ではありませんが、答えがあるということに一つの安堵を感じられるように、答えを出さないこと、解きかけた状態であることも特有の表情があって良いと思います。それから僕は、エルクさんの詩、その向き合い方には数学的な部分を思い重ねていて、いくつもの詩(方程式)を書きながら、自分の答えに辿り着こうとなさっている、その姿を勝手に想像し、見習わねばと気持ちを強くしています。 コメントを頂き、ありがとうございました。

0
1.5A
さんへ
(2023-11-01)

こんばんは。PCに大切に保存させて頂いておりますが、自分の中だけで読めれば良いと考えておりました。そのようにお心遣いを下さって、とても嬉しいです。ただ、−さんの素敵な作品の中に並べられることを想像すると、大丈夫かなと不安になりました。連作(合作)ということですので、-さんのイメージにそぐわないところ、至らない箇所がありましたら、自由に手直し頂いて構いません。より良い形で、ご掲載頂けましたら幸いです。それから、ひとつお願いなのですが、このサイトに投稿された作品をnoteに再投稿頂けませんでしょうか?再投稿したいと思われる作品だけでも構いません。再投稿したくないとおっしゃれば無理強いは致しません。でも、大切な作品が消えてしまうのはとても忍びなく思います。ご検討頂けましたら幸甚です。

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1.5A
さんへ
(2023-11-01)

遅くにすみません。嬉しいお言葉を頂きましてありがとうございます。僕の著作権などあってないようなものですので、全然気にしておりませんが、−さんと連作(合作)という形で、1.5Aの名前を明記して頂ければ嬉しく思います。 >それから私の作品をnoteに再掲する件は検討しますね。 以前にも書かせて頂きましたが、僕は「re;」という作品が特に好きです。この詩の意識が「みすゆー」にも派生していくようであり、はじまりの予感を連れてきてくれる、読ませて頂くたびにそんな幾つもの発見があります。−さんの書かれる詩からは、読み手によって受け取り方はそれぞれだと思いますが、予感の種のような瑞々しさを頂く思いがします。だから何回も読みたくなりますし、読むと自分も何かを書きたくなる、イメージの比喩に挑戦したくなります。きっと、良い循環を生むのだと思います。僕にとっても、−さんの詩を読まれた方にとっても。それはでも普通のことではなく、特別なことなのだとお伝えしたいです。そして書かれるということを止めなければ、また新しく出会うこともできると、そう予感もしています。

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エイクピア
作品へ
(2023-11-09)

数学者の名前に立ち止まりました。そして回数に意味があるかのように、雪が踏まれる。狼の白さは雪をかぶったゆえであろうか。12月くらいの雪と言う断定に詩を感じました。そのほかにも辺りに花の咲くことをめいじるなど清新な詩の表現がありました。

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1.5A
エイクピアさんへ
(2023-11-12)

雪というのは降り過ぎると困りものですが、小さく積もるぶんには日常を隔離してくれる特別な雰囲気を感じさせてくれます。詩の始まりと終わりには中々気を遣うのですが、それが上手く表現できた時は、雪の降り終わりのように周りの全てが心地良く収まっている気がします。そして少しだけ身構えて、でも少しだけわくわくしながら、もうじき来る雪の季節を待ちたいと思います。コメントを頂きまして、ありがとうございました。

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