病気 - B-REVIEW
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病気    

お医者は言った 「根雪ですね」 「根雪ですか?」 私は首を傾げて返した 「この症状は 根雪ですね」 医者はそう繰り返す 「まだ霜月ですが…」 疑いを問いかけても返答はまた 「はい 根雪ですね」 根雪です 根雪です 根雪です 頭の中で転がる雪の塊が どんどん大きくなり雪だるまになって 静かに口を開けて発した言葉は 「根雪です」 大きく頭を振って私は再々問う 「根雪ですか⁈」 青白い顔をした雪だるまドクターは 「はい 根雪です。お薬出しておきますね」 と診察を終了 まだ 霜月なのに‼︎



病気 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 13
P V 数 : 1075.7
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2023-11-26
コメント日時 2023-12-17
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/28現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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叙情性00
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 エンタメ00
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閲覧指数:1075.7
2024/04/28 22時21分36秒現在
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    作品に書かれた推薦文

病気 コメントセクション

コメント数(13)
m.tasaki
作品へ
(2023-11-27)

面白いですね。 「この症状は 根雪ですね」 という診断が斬新だと感じました。 「まだ霜月ですが…」 という問いかけもウィットが効いています。 確かに慢性疾患は、ずっと融けずに居座っている根雪みたいに感じられますね。当の患者さんからすれば、本当に春が待ち遠しい想いでしょう。 末尾の 「まだ 霜月なのに‼︎」 という一文に、その想いが込められているようにも思えました。 あまり関係ないのですが、「雪だるまドクター」というところを読んで、『ジャック・フロスト/パパは雪だるま』という映画を思い出しました。 子供向けの映画ですが、そこそこ面白かったです。

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Thukiniko
Thukiniko
m.tasaki さんへ
(2023-11-27)

コメントありがとうございます。 この患者さん受診毎にしつこく主治医に質問してるかもしれません。自分の病気が初雪くらいさらっとして早く治るものだと思っていたら、根雪のように治療に時間がかかると毎度言われてるようです。医者と患者が嚙み合っていないから、患者には医者が雪だるまに見えてしまっているようです。辛いのは患者なんですけどね。

0
羽田恭
作品へ
(2023-11-27)

ここまで根雪を押してくる会話と言うのもおもしろいですね。 即興で返詩を川柳で。 「根雪です」 霜下りずに 冬が来る 「根雪です」 薬出されて 春が来る 霜月で 根雪診断 雪埋もれ 「根雪です」 医者の正体 冬将軍

1
Thukiniko
Thukiniko
羽田恭さんへ
(2023-11-27)

コメント、返詩ありがとうございます。17文字の表現でもとても伝わってきました。

0
A・O・I
作品へ
(2023-12-02)

titleの病気、が まだ霜月なのに、もう根雪 なのだからそうとう深刻なんだろうけど、なんかこの場面が浮かんできますよね、視界に。なんかドリフコントみたいでオモシロイと思った。

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Thukiniko
Thukiniko
A・O・Iさんへ
(2023-12-02)

コメントありがとうございます。 ドリフコントですか!言い当ててると思います。

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田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2023-12-03)

初めて見る名詞だ。

1
Thukiniko
Thukiniko
田中宏輔さんへ
(2023-12-03)

コメントありがとうございます。 「根雪」は溶けないで積もっていく雪のことです。大概、初雪は溶けます。

0
1.5A
作品へ
(2023-12-11)

かみ合わない会話を自分が受け入れることで、会話の相手の顔も相応に見えてしまう。でもやっぱり本当にそれで良いのかと自問自答をする。そういったことなかれのところを上手く切り出されていると思いました。大体が経験をする、しているであろうことで、みんなが持っている、本当の病気は根雪ではなく、そういった気持ちの方ではないかと思いました。

1
Thukiniko
Thukiniko
1.5Aさんへ
(2023-12-14)

コメントありがとうございます。 そうなんです。この人の病気は根雪ではないです。この人の病の根底部が何なのか伝わって嬉しいです。

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天才詩人2
天才詩人2
作品へ
(2023-12-15)

この人今は師走なのに!?!ってなってるすかね…

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Thukiniko
Thukiniko
天才詩人2さんへ
(2023-12-17)

コメントありがとうございます。 そうですね。そういう病気です。www

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エイクピア
作品へ
(2023-12-31)

ユーモラスな詩だと思いました。「根雪」と言う診断。まだ、霜月だと言うのにと言う切迫感は雪の様に溶けてしまうのかもしれませんが、出された薬も根雪だったのかもしれません。

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投稿作品数: 2