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【最多得票数作品】
crackの踵、鎮座するうららかな痺れ
A・O・I
https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=12737
かの数秘の世界では、生年月日ぜんぶの数字を1の桁になるまで足していって、1~9のどれにあたるかをまずよむ。大雑把に言って、まず、この世の人間は9種類の人間に分けられる。足す過程でのゾロ目の関係などもあるのだけれど、それは省いて、今度は生まれた月、日を1の桁まで足した数字だけをみる。すると、9×9だから、81種類の人間というか、個人のエゴの方向性でもって、私たちは成り立っている。この作者の作品を読んで、感心する、または胸のはちきれる思いをするならば、作者と似通った数秘か、または、真逆のパターンの数秘を持っている可能性が高いと思う。また、いまいち、その世界に入り込めないならば、そもそもあなたのエゴの感受パターンが作者の醸す世界と相いれない可能性がある。明言してしまえば、この世にはあなたの、私のわからないことがある。しかしそれを前提として、「”これ”は何か?」と考える癖をつければ、世界は芳醇になってゆくでしょう。大体、私たちはXやツイキャスなんかの、そもそも「消費」されやすいコミュニケーションを選択して、せざるを得なくて、そこでの「快」「不快」を振り分ける脳の単純なパターンしか使っていないのかも知れない。CDとかアナログ盤なのだけれど、「こんなジャケット、このアーティストじゃないと買っていない」というものを度々所持してしまう。しかし、だからこそアートとはそういうもので。いいじゃないか、アート。全然アート。とか繰り返せば、馬鹿みたいだけれど。私のこの作品に関する感想は、コメント欄のトップに書いてあるから、くりかえさないけれど、最近はやっぱりこの作者と自分を「比べてしまって」、落ち込むことが多い。だから、比べることはやめよう。最多得票数おめでとうございます! 【田中教平】
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【5月度のセレクション】
びっくりするほどのデブ
奥間空
https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=12750
内容、描き方等、至高のレベルに達しており、プロとして通用する程度の質を持っていると思う。詩において、叙事詩、抒情詩などあるが、現代詩というのは、こうした作品を許すことで、まさに芸術の新たな局面を開くことに成功した。私の今月の一押しである。その想像力と、思考、表現の自由さに頭一つ抜けている。【黒髪】
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偽書と焚書の断罪の物語
入間しゅか
https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=12763
感情と思いやりの二人の勝利。一人ぼっちを助けようとして救われる、感動の物語。入間しゅかさんは、本当の願いを知っている。入間さんは賭けた。そして真理が現実になり、クラスにやってきた。そして勝った。【黒髪】
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伝えたいこと したいこと
相野零次
https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=12780
人間みんな、天邪鬼。霊的次元が低いとき、純粋である。それより高い次元にいる者は、残酷さや脅かしについて知っている。それは、悪いことではない。伝えたいんですね、知っているから。そして、それを知らねばならないと知っているから。愛ですよ。勇気をもって、練達の達人になりましょう。言葉遣いが練熟されており、賞にふさわしい。【黒髪】
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優しさとはおむすびである
Molloy
https://www.breview.org/keijiban/index.php?id=12850
キリスト様ならばこうしただろう、と、日本のキリスト者への思いやりを示しておられる。おむすびという日本食について、しっかりと価値を再判断しており、評価に値する。優しさという概念は、ときに優柔不断と取り間違えられるのであるが、真の優しさは、親が両手で握ってくれた強い愛情に支えられた素晴らしいものであると、眼を開かせられた。詩を書いて永遠不滅の価値を、伝え続けること、新星登場。ゆっくりと成長されていって欲しい。【黒髪】
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線香花火
かずや
https://www.breview.org/keijiban/?id=12869
決していい思い出ではないけれど、忘れたいのかも知れないが、強烈にそのことを覚えている事がさいていでも私の人生にはあるし、この作者(かずやさん)にもあったということなのだろう。詩としてはすっきりしている。感情のピークになる起点の一行がありつつ、ほかを押し殺し、淡々と語られている。【田中教平】
(この「線香花火」という作品は改訂版も投稿していただいております。
以下、 https://www.breview.org/keijiban/?id=12896 )
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決別の夜
熊倉ミハイ
https://www.breview.org/keijiban/?id=12860
この最後の収束の仕方で良かったのか、疑問を抱くのは、作品に抒情性が濃厚であって、はたしてテキスト・ボリュームとしてここで終えるのが正解なのかと考えざるを得ないと。それだけ素晴らしい作品だからです。繰り返しますが、抒情性という部分が、他の投稿作品に比べて、群を抜いている印象でした。【田中教平】
熊倉ミハイさんの他の作品もお薦めしましょう。
T RAIN
熊倉ミハイ
https://www.breview.org/keijiban/?id=12772
「クロス・ゲームの手紙」MV
熊倉ミハイ
https://www.breview.org/keijiban/?id=12813
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出会い頭にご注意ください
ほり
https://www.breview.org/keijiban/?id=12852
この作者(ほりさん)の詩を読んでいると、過去をふりかえって、えてして自分はどうだったかな?と感じる。作者は自分のことを描写しつつ、読者の琴線に触れる詩を書くことができる。この詩を読むと、私は私を語りたくなる。自分語りと揶揄される一時期もあったが、今どうなっているのだろう。作者は自己を語り、誘発され、読者は自己を語りたくなる、詩の魔法。【田中教平】
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コアファイターのようなスポーツカー
伊藤正騎
https://www.breview.org/keijiban/?id=12832
ランボーはニュータイプだったし そしたらシャアも詩人で軟体動物だった言うことができるだろう だからパンクとは自由だし パンクとは遊びだ パンクのことはよくわからないけどきっとそういうことなのだ という気分にさせるポエム【天才詩人2】
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天国
秋乃 夕陽
https://www.breview.org/keijiban/?id=12744
2023年くらいから24年まで多くの日本のポップスはリフとキーフレーズで構成されていたのを思い浮かべる。まるでローリングストーンズのサティスファクションを一人でやっている 笑 中毒性が高い【田中教平】
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宝石
さてらいと
https://www.breview.org/keijiban/?id=12877
自分でぶちまけた宝石を踏み砕くというなんとも美しくも妖しい蠱惑的世界 宝石のリフレインがむしろ呪いの言葉のような ゴシック系ポエム【天才詩人2】
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かたい
杠葉にいは
https://www.breview.org/keijiban/?id=12841
短いセンテンスの中に芳醇なドラマが秘められている詩の魔法。何か洒落たバーから都会の路地裏を思い浮かべる感あり。〇。
【田中教平】【天才詩人2・選】
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煙草
中沢
https://www.breview.org/keijiban/?id=12867
漢字の配列がシブければ出てくるアイテムもシブい テーマもシブくそして最後なんか涙を流しているところも昭和感がありシブいという無頼ポエム とにかく描写が丁寧ですね 最後北欧なのはなんでなんだろう?【天才詩人2】
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詩と、使徒、
AIひよこ
https://www.breview.org/keijiban/?id=12838
バースデーケーキを吹き消すのは基本的にハッピーなバースデーですがこの人の場合はアンハッピーとのことまあこの先もたくさんバースデーをしていればハッピーなやつもあるはずですよ(凡庸な励まし) 【天才詩人2】
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無題 リライト版
ハツ
https://www.breview.org/keijiban/?id=12859
Other things may change us, but we start and end with the family. 何もかもが変わっていくけど結局家族に始まり家族に終わる という言葉を思い出しました 私小説風短編 純文学最前線な作品 ビーレビで読めて嬉しい【天才詩人2】
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指揮
類
https://www.breview.org/keijiban/?id=12856
こういうタイプのポエムはちょっとクドくなりガチですが釘に象徴される詩的な喩えがよく効いていて濃いけど美味しいみたいなナイスな読み味になっています【天才詩人2】
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リフレクト
佐々木春
https://www.breview.org/keijiban/?id=12858
架空のデスクトップがあったら架空のメモ帳を開いて架空のポエムを書けるかもしれないですね素敵発想 前バージョンより俺は好きです【天才詩人2】
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名をつける
入間しゅか
https://www.breview.org/keijiban/?id=12872
人間何がなんだかわからないものはひたすらに怖がりますが名前を付けると案外安心したりします 物事の真名を見つけるのはラピスのように確かなわたしを掴むことなのかなぁ…【天才詩人2】
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飛行場
シノハラマサユキ
https://www.breview.org/keijiban/?id=12781
リアルな飛行場の空的イメージと海底から天頂を覗くような海的イメージが重なり合う幻想 どこかユーモラスでありながらびゅーてぃふるな作品【天才詩人2】
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子どものコメントbotへ贈る散文詩
呉爾御息
https://www.breview.org/keijiban/?id=12863
なんだかくだくだしい純文学のネタに対して AI生成されたとおぼしきこどものコメントが絶妙な合いの手になっています 不思議な読み味 インターネット時代的ポエム【天才詩人2】
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盛夏の死
さか たけお
https://www.breview.org/keijiban/?id=12837
きみもしかして死んだことある? みたいなことがききたくなる すばらしい死の描写 時計職人のそれに相応しいような優美で正確な描写が素敵です【天才詩人2】
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【フレーズ賞】
うちに潜む蠍を解き放つのだ
関谷俊博
神々の遊戯 より
https://www.breview.org/keijiban/?id=12787
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わからない理由のままに、こうやって
妻咲邦香
空の別名 より
https://www.breview.org/keijiban/?id=12801
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だから、失くしたものは探さない
今更どうにもならないことだから
田代ひなの
羊水の歌 より
https://www.breview.org/keijiban/?id=12839
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君も僕の真似をして
少し離れた所に星を埋めた
すぅ
君へ星の贈り物 より
https://www.breview.org/keijiban/?id=12766
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どこにも存在は、しないんですよ
それは、私の名前みたいだった
橙色
Twitterでバズってる時だけ生きた心地がする より
https://www.breview.org/keijiban/?id=12888
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