かみさま

かみさま、ありがとう。あなたのおかげで、私は生きてこれました。つらいとき、苦しいとき、どんなときだって私の傍らにいてくれたのはあなたでした。反対に、楽しいとき、うれしいときも私の傍らにいてくれたのもあなたでした。自分勝手なお願いをして、困惑させたときだってあったでしょう。でも、いつもその無茶な願いが叶っていたのは本当にあなたのおかげでした。最後にお願いがあります。これが本当に最後のお願いです。私はもうすぐ今まで歩んできた人生を閉ざすことになるでしょう。私がこの世を去ったあとは、あなたに会えるでしょうか。天国というものが存在して、私がそこに行けば、あなたに会えるのでしょうか。会って、お礼を申し上げたいのです。それが、私の最期の願いなのです。生前、本当に苦労をかけましたね。私は、私は、、もう一度あなたに会いたい。会ってお礼をしたい。そして、迷惑をかけた分、あなたといつまでも幸せに暮らしたい。もう二度と、迷惑はかけないと誓います。だからもう一度、、、もう一度、、、僕と会ってほしい、、、最期まで、、わがままな僕を許してくれ、、、あなたが生きていたころ、、僕は愛してるなんて一度も言わなかった、、、言えなかった、、、、でも本当は誰よりも愛していたはずなんだ、、それも伝えたい、、、伝えたいことがたくさんあるんだ。。。ああ、息子よ、、孫たちよ、、お前たちは、、、人を愛しなさい、、人を愛して、、想いをしっかり伝えなさい、、そして幸せになりなさい、、、人を愛し、愛される人になりなさい、、そう、、、お前たちでいうおばあちゃん、、僕のかみさんのようにね、、、

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