B-REVIEW作品投稿掲示板


儚い夢   

咲羽 
作成日時 2018-11-13
コメント日時 2018-11-14

 

儚い夢がここにあります どこまでも続く この道に 儚い夢の傷跡があります 笑顔を忘れたあなたがいます 夢に打ち破れた 笑顔を忘れる私がいます 儚さを知りました でも、私は信じます 儚くても夢は夢で 叶えるものだと そういうものだと 私は想います


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まりも (2018-11-14):

この短さに、たくさんの想いを詰め込もうとしている、そのぎゅうぎゅう詰まった感じがみずみずしいですね。 もったいないところは、儚さ、という言葉が、なんども出てくるところ。道の途中に置き忘れられた、夢の傷跡って、どんな傷跡、なんだろう。儚いって、どれくらい儚いんだろう。 どこまでも続く道。これから続く、未知の人生を暗示する、進路。 そこで手に取った(そして、手に取ったとたんにとけるように消えてしまった)なにか、とはなんだろう。 傷跡のように道に刻まれた絵が、現れては消えていく景を思ったり、逃げ水のように映像を映し出して、行ってみると跡形もない、というような景を想像してみました。 咲羽さんの、最初に浮かんだイメージは、どんな感じ、でしたか?

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ほわいと・ふぁいあー   

白犬 
作成日時 2018-11-13
コメント日時 2018-11-14

 

5分前 ぐったりと 肉の奥までの深い疲弊 青灰黒の淀んだ空気が あたしをつま先から頭のてっぺんまで覆い尽くして 凡ては過ぎ去ったことのよう 凡ては酷く手遅れで無意味でどうしようもないことのよう 凡ては今日の曇空のよう あたしはやっぱり塵の滓の屑で何処にも手が届かなくて このまま喉をひゅうひゅう鳴らしながら 声も出せず 世界に溺れ死んでいくのだと。 煙草を1本吸いながら 言葉にすればそんなこと。 ぼんやり。 ベッドの上で浅い呼吸を繰り返す 見るとも無く留めたスマホ画面がふっと消える 目を綴じて 真っ黒な瞼の裏を 堪能する とぐろを巻いた白蛇のいめぃじ 体を丸めて世界を睥睨する白い犬のいめぃじ 狂暴で自由な動物達の 白く光るぎざぎざの歯のいめぃじ 降ってくる べっどの上で浅い呼吸を繰り返す あたしの体に降ってくる 心の内奥でなにかが、起きるの ふつふつ で ぷつぷつ 点と点を結ぶいめぃじはえご。 拙い舌をちろりと出し入れて 言葉を攪拌すると こころが攪拌されて。 知ってる 世界はもう手遅れで無意味でどうしようもない。 知ってる 社会が樹々の繁るジャングルのように見えてくる(あっちに居るのは虎、こっちには猿、あそこには猪、そこには嫉妬深い蛇 美しい声で囀る鳥 みんな友達みたいなもん、うそ?) 知ってる そして あたしは自由だ。 知ってる あたしが世界に突き刺すのは この左足の踵であって この右足の踵だ あたしは深く息を吸って 灰色の雲の匂いを吸い込んで 瞼をあげて 勢い良くベッドを飛び降りる ここだって宇宙の1部だ 笑える ね、それって 悪く無いんじゃね?って 思い出す あたしはちょっと笑ってる 怖いよ それで丁度良いんじゃない 灰色の雲も青い空も雨の夜も音も無く降る雪も みんなみんな好きだったことを思い出す 白い火がぷすぷす騒ぎ出すから ね 火に油 注いでよ 虚空に浮かぶ点々を架空の線で辿って いつか 君にも会いたいな たっぷり眠って目が覚めた後みたいに、静寂さえくっきりして鮮やかに見える時 ね、 今だよ ほわいと・ふぁいあ in 屑肉 (壊して。殺して。燃やして。生きちゃうからね。なんてね。遊ぼう)


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まりも (2018-11-14):

凡て すべて ではなく。 凡庸、平凡、凡人、 すべて塗り広げられた平坦さで 平滑な生を送るということ 几帳面に点を打つ、その内側に点を穿つ、 その一歩を踏み出せぬまま 沸き起こる疼きが身を燃やし尽くすのを 夢想しながら果たされない、その、平凡 かつえているのだよ、すべてに、だれもが もらい火ではなく 点火せよ マグネシウムが発火する

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言わざりし言葉   

矢部杏太郎 
作成日時 2018-11-14
コメント日時 2018-11-14

 

煙に当てられて、網戸の目も抜け出していけぬ蚊のように あぁ、、、消えてしまった


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まりも (2018-11-14):

蚊取り線香の威力を調べようと思って、蚊に煙を当ててみたら、手足を縮めるようにして落ちて死んだことを思い出しました。一瞬、ぞっとしました。 この二行の短詩で、消えてしまったのは、なにか・・・題名に「言わざりし言葉」と明示されてしまっているので、言葉、と「答え」が出てしまうのですが、短絡的に「答え」が出てしまう流れではなく、題名と本文との間に、あと一息、余白やずらしがあるとよかったのではないか、と感じました。 あるいは、例えば ルナールの 蝶/二つ折りの恋文が花の番地を探している 蛇/長すぎる のように、エスプリの効いた比喩の面白さを伝える、ということであれば、 言わざりし言葉/煙に当てられて、網戸の目も抜けだしていけぬ蚊 と止める、など。 言いかけて、飲み込んで・・・のどのあたりに挟まったまま、という不快な感じが、うまく出せるといいなと思いました。

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君の目   

abso0509 
作成日時 2018-11-13
コメント日時 2018-11-14

 

あなたに手首と握られたとき、貴方の長い前髪から見えた眼は私のことなんて映してない。ただ歌う事、音掻き鳴らす執念だけの強い目だった。 死ぬほど愛おしいモノを見た気がした。伸ばして摑まれたて手を降ろす事が出来なかった。 愛おしいモノの為にいるあなたが本当に愛おしい。


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みうら (2018-11-14):

一読した時、一瞬好ましい引っかかりがあった。それは私にも目が気に入っているミュージシャンが幾人かいるためだと思った。で、それだけでコメントをするのはいかがなものかと思い、一旦閉じた。二回目に読んで思った。この作品はそもそも書こうとしている題材がありそうでなさそうなもの、既視感があると一概に言い切れない作者が持つ固有な詩になっているのではなかろうかと少しハッとした。ただ少しイージーさが目立つ。気になったのは誤字ではないかと気になってしまう箇所が2点ある。次回作品も読みたいと思えた作者。読んで良かったです。

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工場午睡   

芦野 夕狩 
作成日時 2018-11-11
コメント日時 2018-11-13

 

果物農家の放した蜜蜂が山茶花の生け垣を越え 襲来している昼休み 陽のあたるベンチに腰掛けた老工が 彼らの数を数えている 数えられた一匹が空を差す彼の手の甲にとまる 気づかぬのか気にしないのかわからない様子で あれはもう致死量だね、と 喫煙所で隣の女がわらう 琥珀色の蜜がとろりと注いでいるのではないか 老人とベンチは何万年かが経たのちに 化石のように発掘されるのだろう そんな空想も更けゆく秋のせいにしてしまえば 枯葉も愛を語りだすだろう タバコの煙の行方は いつでも 帰る家の方に流れていく そこには昨晩またヒステリイを起こしてしまった妻が 布団にくるまり全てを 更けゆく秋のせいにしているのかもしれない 機械に油を差しておかねば 妻の歯車はよく回るのにバネは弛んでしまったのかと ふと昨晩のことを思い返す あなたは機械じゃないのよ でも俺は機械工だよ 答えにならぬ答えが妻のネジを軋ませてしまったのか 椅子に倚る 少し うとうとして 蜜蜂よ 秋は折れ曲がっている、その指から手首から肘から 秋は記憶を失い置き去りにした帽子が道路に飛ばされて何度でもトラックに轢かれている 秋は花の名を知らない、蜜蜂よ、秋を彩るのはただ経血の赤ばかりではないか 秋は暮れる 秋は血を流す 蜜蜂よ 秋は大樹に倚り お前の羽を毟っているのではあるまいか 少し うとうとして


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stereotype2085 (2018-11-11):

スペインの片田舎の情景。なぜかそんな情景を想い起こしました。この作品は洋風でエレガントなんですよね。感覚的な感想で申し訳ないが。僕個人としてはこの詩の核心には迫れなかった。それは筆者様及び作品のせいではなく、ひとえに今現在「砕けた詩世界」「生身の体を感じる詩世界」を志向している僕自身に原因があるのだと思う。筆者様が書籍の世界にいて、美しい象牙の塔にいて、僕はボロボロの現実世界にいるという印象。ヒステリイ起こしてしまった妻が…の下りはとても僕好みでした。この作品は品格と優雅さという点で多くの方に好まれると思います。

芦野 夕狩芦野 夕狩 (2018-11-11):

けいせいさんこんばんは。けいせい組鉄砲玉として遅参ですが馳せ参じまいりました。 ご感想嬉しく賜りました。もしかしたらスペインというのはビクトル・エリセとか好きなのかな、と想像してました。 ただ、僕は肉体労働者で、まさに昼休みのあの身体も疲れ果てて脳が程よく弛緩している時に空想したものだったので、そう読まれてしまったことには僕の力不足を感じます。 機械の油に塗れながら、 芦野

enokizenokiz (2018-11-12):

純粋に綺麗な日本語に頭があがりません。もう職人さんみたいな技巧というか言葉の使い方、選択が絶妙で繊細な日本語らしい美しい作品だと思いました!素晴らしいです!

芦野 夕狩芦野 夕狩 (2018-11-12):

enokizさんこんばんは お読みくださりありがとうございます。褒めすぎだと思いますが素直に感謝申し上げます。 題材があまり綺麗なものではなかったので、せめて体裁だけでも、と取り繕ったところはもしかしたらあったかもしれませんね。 重ねてありがとうございました。 芦野

帆場蔵人 (2018-11-12):

日常的な風景のなかでふと、現れる不思議な感慨のような二連目が印象的でした。まさに琥珀の中の何万年前かの泡を見るようです。言葉の巧みさに憧れすら抱きます。でも何より、惹かれたのは妻との噛み合わない会話に強く現実を感じて詩、全体が素晴らしく輝いて見えました。

芦野 夕狩芦野 夕狩 (2018-11-13):

帆場蔵人さんこんばんは とても良いようにお読みくださりありがたく思いました。 少し、冒頭と妻との場面との接続が悪いように自分では思っていたので、そのように仰っていただき、少しだけ許せるような心持になりますね。 地を這う亀を書くために、淀んだ曇天を描く、みたいな、少しうまく言えませんが、そういう迂遠さを、と思っておりましたので、全体としてそれが帆場さんの読みのうちに結実していたら嬉しいな、と。 お読みくださりありがとうございます。 芦野

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みもりの日記 2   

kikunae 
作成日時 2018-11-13
コメント日時 2018-11-13

 

水面に浮かぶ鮮血が こんなにもきれいなのは 女の子たちだけの秘密 なの、でもいつか 君になら見せるかもね この 気怠い匂いも教えてあげたい


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༺❦柿原 凛☂༻ (2018-11-13):

生理?のことを描いてらっしゃるんですね。水面はトイレの水ですかね? 気怠い匂い、確かにそんな感じしますね。 見せるかも、って言ってる時点でもう見せたい気満々ですね。 君になら、ってことは、誰かと比較したりしてるのでしょうね。 女と女性と女の子の、それぞれの狭間にいるのかなと推測しました。

ishimuratoshi58ishimuratoshi58 (2018-11-13):

あざといモチーフだなあと思いながらも、イメージの鮮烈さに引き入れられ、「でもいつか/君になら見せるかもね」の行で思わず心がざわめいてしまった(笑)時点で、作者の術中にはまった感じがします。生々しい感覚を喚起する結尾もいい。ただ、短詩としては完結感に乏しいようにも思えました。有無を言わさない鮮やかな「決め」にまで結晶させることができるのではないでしょうか。もしくは、この一節からさらに展開させるか、です。今のままだと、続きがないのが物足りなく感じます。

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ひまわり畑にて   

羽田恭 
作成日時 2018-11-02
コメント日時 2018-11-13

 

幽かに香る ひまわり咲く畑にて 紅い花が咲き乱れ 愚か者のうめき声が響いた ここは私の世界 お花たちが咲いています 立ち入ってきたあなた お話しましょうか 微笑む私 膨らむ期待 怖い顔のあなた 敵意を向けてくる 不意に始まり 散り散り 散り出す 火花が乱れ出す ワルツのステップ踏みましょね 楽しいひと時 突然終わる へたくそな空回り そんなあなたには お花を咲かせましょう 狂い咲き出した 鮮血の花々 飾り立て 咲き誇る 赤い紅い朱い花を あなたへ きれいな花畑にて 醜い姿を引きずり去りゆく 愚か者よ さあ 強くなりなさい 花々よ 美しく咲き誇れ 戦いの跡を消し去り 愚か者を見送れ 太陽の如く 花々は輝きだす 人を排除するのか 引き付けるのか 花々の中で私は一人回り踊り出す より強い誰かが来るのを望みながら いつか来るのか 強者よ 私に勝てるのなら 恋の花が咲くかもしれません


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社町 迅 (2018-11-02):

こんばんは。短いコメントですいません。 この作品にはなにかモチーフがあるのでしょうか・・・?

羽田恭 (2018-11-03):

社町 迅 さん、こんにちは。 風見幽香がモチーフになっています。 先月、社町 迅 さんの貴音さんへのコメントで、幽香の詩は難しいとあったので、勝手に書いてみました。 最初の行で”幽かな香り”とあるのはそのため。 二次創作を投稿する場合は、マリオをモチーフとした作品以外は極力一次創作に見えるようにしています。 社町 迅 さんの想定より凶暴性が強調した形になっているかもしれませんが。 もし楽しめたのなら、幸いです。

社町 迅 (2018-11-03):

羽田さん、おはようございます。 やっぱり。やっぱり! ”幽かな香り”はもうそのまんまでしたもの。ビリっと反応しました。 幽香さんモチーフというだけで大好きです。この作品。羽田さんも。 全体を通して戦闘狂の独白という感じがしますね。 あまりこの場で語り合うようなことするのは好ましくないかと思いますので自重しますが、 私は彼女の波打った緑髪とかハッキリした目とか彼女のテーマの奥深さとか思考の魅力とか弾幕とか夢幻館とかいろいろ、ほんともう色々書きたくなってしまいます(早口) 素敵です。ありがとうございました。

羽田恭 (2018-11-03):

社町 迅 さん、再びこんにちは。 幽香は自分としても気に入っているので、割と書きやすかったです。 行動原理がはっきりしているので動かしやすいですし。 ファンの方に喜ばれる作品を書けて、幸いです。

オオサカダニケオオサカダニケ (2018-11-03):

美しさと奥深さがあって詩の世界のひろさをかんじました。

羽田恭 (2018-11-04):

オオサカダニケさん、はじめまして。 美しさと奥深さ、とは良い評価ありがとうございます。 モチーフのキャラに頼ったところはありますが。 なかなかよく書けたようです。

6でなし6でなし (2018-11-12):

ひまわりが主役かと思ったら、咲き乱れた紅い花が主役なのかなと 思いました。 火花や太陽、鮮血が紅い花をイメージしてるのかなと思いました。 間違ってたらすみません。 構成がしっかりしていたので、読みやすかったです。

羽田恭 (2018-11-13):

6でなしさん、こんにちは。 なるほど、そうも読めますね。 今回は風見幽香という、花を操る能力を持ったキャラをモチーフにした、一次創作のような二次創作です。 このキャラ、実は戦うことが好きな上に、相当な凶暴性を持っていまして。 それで火花、鮮血、紅い花というのを散りばめてます。 構成がしっかりしていると言ってくれて、うれしく思います。

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思考の嗜好   

6でなし 
作成日時 2018-11-12
コメント日時 2018-11-13

 

考える。 大したわけもなく、意味もなく考える。 それはまるで休日のコーヒーか、はたまた一服のタバコか。もしかしたら意味もなく考えてるのではなくて、自ら好んで考えてるのか。 体が、本能が、思考を欲してるのか。 深く、深く、考えるけど、考えるほどに答えは出なかったりして、ダメだダメだって思いまた現実に戻って日々の生活をこなす。 気づけばまた、物思いに耽ったり、考えをめぐらしたり、妄想したりする。 大好きな子の事、趣味、いってみたい場所、聞きたい音楽、読みたい本の事、どうでもいいような失敗、死んだばあちゃん、伝えれなかった思い。 を考え気分を高ぶらせたり、落ち着いたり、気を紛らわしたり、凹んだり、涙したり。 そうかまだ、こんな僕にも感情ってものがあるんだな。ほっと一息胸を撫で下ろす。 いつのまにか、どうやら思考が嗜好品になってたりする。


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みうら (2018-11-12):

なんだろうか。主観で読めば好ましい作品で客観視すればルミナスラインが不足していると思う。それは読者を意識して作品に仕込むフックがないと言えるかもしれない。でもそんなことはどうでもいい。作者側にも書いてる時の感情があるし読む側の私にも読んでいる時の感情がある。そのお互いの感情が交わることがあったりする。例えば書かれている事柄を私も体験していたり。あるいは作者の感情がとんでもなくぶっとんでいて容赦なく押し込まれてしまう時。最も好ましい詩文には押し倒されてしまう。終いには鳥肌が立つ。エクスタシーと言い換えてもいい。癒しの詩文もあるだろう。憎悪が込められている詩文もある。ろくでもない感情がたくさんあってろくでもない詩文に閉口すらしてしまう。それは仕方がないことだよとあきらめてもいる。なぜならば私の日常はろくでもないし私の感性などただのおっさんだ。でも読んでしまう。ろくでもない感情しか書かれていないとわかっていても読んでしまう。言葉など信じてはいないが、でも言葉に出来ない感情が溢れてきたら私は言葉に感謝をする。 すみません、散文のひとりがたりな感想になってしまいましたが、本作のコメントとしてふさわしいと信じ、送信ボタンを押します。読んで良かったです。

6でなし6でなし (2018-11-13):

コメントありがとうございます。 詩というものがあまりよくわかってないので、見苦しい点はいくつかあると思います。 あと、ルミナスラインとはどういう意味でしょうか??さっき検索したんですが意味がでてこなかったので、よければ教えてくださいm(__)m 前半のコメント文は自分の理解力がなく表現されていることの全部がわからず、頭をかかえてましたが、 最後の文の読んでよかったですに、救われました。 ありがとうございます。 未熟な文に、コメントしていただきありがとうございます。失礼しました。

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傷みと傷み   

anko 
作成日時 2018-11-08
コメント日時 2018-11-12

 

幾度か見つめた瞳 あなたの 白いスーツと黒いシャツが 都会の光と夜に映えていた 裏切ると知らずに 愛の言葉を紡いでいく 傷つけると知らずに 慰め、癒す 自分も傷つくと知らずに 今、あなたの優しさと臆病を知る 今、あなたの臆病と、優しさを知る 記憶の中で幾度か見つめ返してくる その瞳に 今日も私は包まれて、 過去は光になり 未来は温度を持ち 時のすべては傷になる それでも 次会う時も あなたと私は幾度か 瞳と瞳を交わすことだろう 私はあなたを あなたは私を 待ちながら


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糸井翼糸井翼 (2018-11-12):

すごく優しく、暖かい印象を受けます。作者のankoさんもそういう方なのかなと思うほどです。 人は深く関わればお互いに傷つけてしまうもので、そういうことを詩にされているのかなと思いました。ただ、それを悲観しておらず、あなたを待つ、そう言えるのは、人の暖かさ、優しさみたいなものを信じているからだろうと思いました。 うまく書けておらず、すみません。 私はコメントが得意ではないので、見当違いなことを言っていたらごめんなさい。

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綺麗な産卵   

みうら 
作成日時 2018-11-05
コメント日時 2018-11-12

 

監視人の外套から落ちた手帳には触れてはならない洗浄液の運びの法が記され、貧しい先住民はそれを読めない。文字が読めぬまま死んでしまえとリニアに伸びた45番の棒は湾曲に振り落とされ共晶点が私たちに刻まれた。43℃の印は沸点さえも程遠く水を与えられない。綺麗な狂気になるまでの間に雨が降る。羽ばたく綺麗な狂気が生を抉り心臓と獣たちの皮を生け贄に暦の先を直覚する。タナトスが青銅を帯びた言葉の箱に柩とする糸を張る。私たちの血は抜かれ、管は透明な皮膜のままに剥製となって、重曹化された残り滓には偽りがなかったと印された。混じり色の雨が変質する最中、僕とあなたが復活をする。生きながらえていたアメーバ状の奴隷のひとりが微細なペニスを形ある最後の姿にして赤い水源の肥やしへと投げ出される。新しい芽生えは水面をゼリー状へと変えた。孵化することが期待された私たちの卵。洪水をなぞりながら浮かぶ船員達に引き揚げられ、直ぐにでも食べたいように船が揺れている。


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なゆた創なゆた創 (2018-11-06):

アンドレ・ブルトンとかそのくらいの手法への先祖帰りですか?

みうら (2018-11-06):

コメント有難う御座います。ブルトンあたりの手法への先祖返りとは異なる手法を使っております。手法について自説をしますと鶴見俊輔氏の著書「限界芸術論から遠い作品、つまり専門芸術の範疇とみなされたい作品を書くことをテーマとしました。そのテーマを掲げた理由として一つの仮説を立てました。専門芸術の定義と限界芸術の定義は交わる点を持つのではなかろうかと。二つの定義については省きます。交点を求めるにあたり、立証実験の手法として「固有の知識以外は使わずに書く」とのルールを課しました。得られた結果が拙作となります。もう一つ自説しますと本作を書く直前に約20年ぶりに小林秀雄氏の著作と地獄の季節を読んでおりました。と、書いて気が付きました。すみません。ブルトンあたりの範疇にランボウが含まれておりましたら、なゆた創さんのご質問にはYESと答えなければなりませんでした。失礼しました。

stereotype2085 (2018-11-11):

非常に読み応えがある。「神話を一度書いてみたかったからこの詩を作った」とツイッターで拝見したが、男女の性にまつわる物語が暗喩に次ぐ暗喩で隠蔽されながらも描かれているという点で、この作品はまさに神話的だろう。この暗喩に次ぐ暗喩でむしろ実像を際立たせるスタイルは「性や酒を人には分からない方法で書いているだけ」と公式キャスでコメをされた北村灰色氏の作品を彷彿とさせた。北村氏が現代社会の吹き溜まりのような場所で神話足り得る詩を絶妙に描いているのならば、この作品は三浦氏の観念的世界、時折見せる思索的、内省的姿勢の中で生まれた、また描かれた神話だと言えるだろう。とにかくも読み応えがあった。同調する人は少ないかもしれないが傑作の部類だと思う。

永峰半奈永峰半奈 (2018-11-11):

ディストピアSF的世界と神話的世界がねじれて繋がっているような、惹きつけられる詩でした。不思議とメビウスの帯やクライン管を想起させられました。詩論に暗い私にはこの程度のことしか書けず、申し訳ないです。好きな詩です。

みうら (2018-11-12):

ステレオさん 終末思想が魅力を存分に発揮する期間を過ぎて僕たちはモラトリアムな気分から抜ける必要に迫られた。次にぶら下げられた餌はワイヤードロジックを構築する夢の近未来で、終わらなかった世紀末を知る世代の僕らには最早、ダンスをする気分を促すトラックは鳴り終えていた。経済にコミットする権利を限定された僕たちの後の世代は近未来と化石の神話を融和させることの楽しみを見つけ新古の価値を容易く捨てた。それは聖域とされていた宗教にさえ楽しみの手法を見つけ出した。しかしながら僕たちの世代だけがやれる楽しみがある。一つだけの抜け道がある。アンケートとマーケティングの防壁の中でスポイルから外れて生き延びる手段を僕たちは知っている。詩人になれることを知っている。

みうら (2018-11-12):

永峰さん コメントありがとうございます。ディストピアと評していただきとても嬉しい。ディストピアはあらゆる有名作家や映像によって出し尽くされ、スタンダードな世界観にもなってしまった感があります。書こうとすれば既視感が伴ってしまう。それを回避する手法は極私的な固有の知識を駆使することではなかろうかと思い付いて書いた次第です。当掲示板にもおそらくはディストピア的なる作品が過去にもこれからも投稿されることでしょう。それらの作品が描く世界が全てパラレルに存在すれば、楽しいことに思えます。

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