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無表情
百の舌を持つ男が 友とブランデーを飲むのは 何時も路上だ ブッキングのような空が 日を燦燦と注がせて 死なぬ覚悟の巨大な蝿が 路上を低空飛行して居た ブランデーをこぼさずに飲んで 男は満足だった 友は樹木なので駅が嫌いだった ブランデーを飲まないので 男は友が好きだった 全部飲めるので零さずに飲まねば 路上の掟は厳しい 空と太陽と蝿が 笑うのを止めて無表情になった
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無表情 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 383.0
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2026-01-04
コメント日時 2026-01-05
| 項目 | 全期間(2026/01/06現在) |
|---|---|
| 叙情性 | 0 |
| 前衛性 | 0 |
| 可読性 | 0 |
| エンタメ | 0 |
| 技巧 | 0 |
| 音韻 | 0 |
| 構成 | 0 |
| 総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


現代人が陥った孤独で滑稽な情況をよく寓話に 出来ているとおもえました。わたしなどもこの ブランデーを飲む千の舌を持つ男みたいなもの かもしれないなと少し自嘲的に読んでみました。
1燦燦と日が差す路上で 蠅の様に小さく見える飛行機を見ながら ブランデーを飲む男が持つ 百の舌とは何だろうと思いを馳せながら ブランデーを喉へと流し込みたくなりました。 零さずにブランデーを飲み干した時 百の舌を巻く程に冷ややかな視線が 待っている様な予感がしますけどね。
1百の舌とは要するにペルソナや社会との乖離、ある種の異邦人的な孤独かな?と思いました ただ、あるがままに存在している あるいは、笑ってるかもしれないが、無表情 ある種の不条理文学の匂いを感じてすごい好きです
1takoyo2さんコメントを有難う御座います。現代人の孤独、ブランデ―程度では解消できないでしょうが、もしかしたら、孤独をものともしない強い男を待望してこの詩を書いたのかもしれません。寓話と言う言い方は意外でしたが、現代の寓話を書くのは詩の義務であるのかもしれません。
1白い影法師さんコメントを有難う御座います。ブランデーを飲めばただ酔っぱらうだけと言うのでは飲んだ意味がないので、飲んだ結果についてはこの詩では言及しませんでした。ただブランデーがもっと意味を持つ努力は必要だと思いました。
1俗悪ちゃまさんコメントを有難う御座います。百の舌は、言及すると、イメージが―分散すると思いそのままにしました。社会との距離感はあったのかもしれません。不条理文学の匂いですか、それは盲点でした。カフカなどが思い浮かびますが。
1こんばんわ。 「世界」というか 「すべて」的なものを縮図で描こうとすると 詩という媒体は、まあまあ便利だな と、思いました。 適度な重々しさ、物質の本来持つ重量を 鑑みながら読むと 死なぬ覚悟の低空飛行の蝿も ブランデーも 色を揃えなくてもいいルービックキューブで 遊ぶような快感があるな、と思いました。 作品、ありがとうございます。
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