空っぽの詩 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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空っぽの詩    

 それにしてもお金がない。こんな状況でもなければ冒頭は出来る限り大事にしたい部分だ。しかし僕には致命的にお金がない。どれほどないのかというと、まあ、詩を書いているくらいにはない。お金があったら違うことをしている。いや、今はそう言ってやりたい気分なんだ。とにかく、懐の豊かな僕はレトロゲームソフトのコンプリートに励んでいたかもしれないし、フィルムカメラ、それも相当に古くてところどころ地金の覗くブラックペイントのバルナックライカに、今やクッソ高くなってしまったフィルムを躊躇なく突っ込んで、どうでもいいそのへんのガードレールや立て看板なんかを撮っていたかもしれない。「家から1番近い電柱の観察日誌」とかね。めちゃくちゃいいじゃんな。最近は犬の散歩も見なくなったから変化なんてものはほとんど無さそうだ。昨日と明後日の見分けが付かない。きみはしかし、僕が水をやらずともいつまでだって枯れない。けれども僕にはお金がない。  だから詩を書いている。多分。多分なんて言葉は使わないほうがいい。多分。でもこれは僕のよく使う単語の一つである。僕は語彙力がない。お金よりはあると思いたい。だから詩を書いている。そもそもこんなタダで適当な時間を潰せる趣味が他にあるか? 僕は知らない。だから詩を書いている。もうだいたい10年くらいは書いている。ただ、10年の間で詩を書いていたのはそのうちの3年くらいだったかもしれない。多分。そのあいだはずっとお金がない。これは多分じゃなく。こんなにもお金がないと連呼し続けている僕だが仕事はしている。それなり程度の腕とハッタリの効く口で、まあ、どうにか。人当たりだけは良いので毎日のようにお客さんからお菓子や飲み物を貰っている。一昨日はなんとグラコロバーガーを頂いてしまった。しかも単品じゃなくてセットだ。飲み物はコーラだった。みんな炭酸の泡のようにそれぞれが申し合わせたわけでもなく、見えない何かに突き動かされて、こんな僕に食べ物を与えたいと思ってくれる。そんなわけで毎日のように貰える。僕は嬉しい。お金がないからか? 僕は、だからというわけではなく、みんなが求めることに毎日応えている。そうやって僕は生きている。そしてお金もないくせに詩なんか書いている。  今日ついに、妹から14万円借りてしまった。こんな一文の後に言うことではないがこいつはサイコパスだ。この間なんか10年以上連絡を取ってなかった昔の、なんていうんだ? とにかくたった一度もセックスしたことのない相手の片思いを利用して、最新のマックブックプロその他を100万円近くのローンで買わせていた。そんな妹がニヤニヤと14万円を貸してくれた。僕はまあ昔からしょっちゅう借りている。でもここ5年くらいは借りてなかった。多分。まあどっちだっていい。僕はお金がない。そして明日20日が再引き落とし日だってことは、やっぱり多分じゃない。そんな文面のハガキが手元にある。開くとその開いた部分がくるんと丸まるので、こういう剥がす形式は嫌いだ。適当にそのへんにほっぽり投げておいたって、とにかく丸まった部分の存在感が凄い。どうか静かにタイラでいてくれ。  さて、妹からお金を借りて安心した僕は、いま詩を書いている。いや、これは詩なのか? 詩じゃないのかもしれない。どうだろう。やっぱ詩かもしれない。というか重要なのはそこじゃないのかもしれない。ステーキが食べたい。スープカレーが食べたい。おでんでもいい。重要なのはそこじゃないのかもしれない。が、次自分で作るなら遠慮なく玉子だらけにしてやろうと思っている。玉子、玉コン、ダイコンだ。いいだろう。月曜から日曜まで好きなもの食べたい。これはラブリーサマーちゃんの歌詞だ。そういやアップルミュージックの引き落としが失敗していたけど普通に聴けた。調子に乗って詩のサイトを開いて自作に付いたレスを眺める。「素人でも下手でもみなさんが全円的にもっている人間や世界や自分を見る目が半分すこーーんと吹っ飛んでいる。」なるほどね。これは重要なことかもしれない。それはさておき僕は「みなさん」という囲いに含まれていないんだな。まあそこは重要じゃないのかもしれない。それ以降は誰もレスを付けていない。笑った。いや笑ってる場合じゃない。僕は全円的の半分どころか0円的のマイナスだ。だけど詩を書いている。どうだろう。多分ね。



空っぽの詩 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 17
P V 数 : 2176.8
お気に入り数: 0
投票数   : 4
ポイント数 : 0

作成日時 2022-12-20
コメント日時 2023-01-12
#縦書き
項目全期間(2024/04/19現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
前衛性00
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 エンタメ00
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閲覧指数:2176.8
2024/04/19 16時50分27秒現在
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    作品に書かれた推薦文

空っぽの詩 コメントセクション

コメント数(17)
三浦果実
作品へ
(2022-12-20)

これはゼンメツさんの印象になるんですけどね、ゼンメツさんは他の「書ける読める」ともてはやされるエセインテリアとはちょっと違うくて三浦にとっては好印象です。自分の「あたし書けるし読めるら皆さんとは違うんですー」的な人らとは明らかに違う。他人の作品に、しかも優劣を超えてコメントを熱心に書かれている。私はその一点でゼンメツさんの作品が、コメントがカッコいいと無条件で褒めたくなる。他人の作品、読んだとしてもコメントするなんて労力は誰もが嫌がって当たり前です。その労力はたとえ200%正しい正論の観念が書かれていようともそれ以上に美しい。そう、観念的な理屈などくそだ。どこまでいっても現実にあることには敵わないし、それを言葉に出来る人間を詩人というのだ。

3
Snydam
Snydam
作品へ
(2022-12-20)

タイトルから、ザ・スターリンの『天プラ』を連想しました。 「天プラ おまえだ カラッポ!」 こんな歌詞の曲でした。 ご存知でしたら失礼しました。 ゼンメツさんや作品に対する揶揄じゃなく、タイトルから浮かんで、勝手な親近感を覚えてコメントしてしまいました。 申し訳ありません。(-_-;) 私はただのパンク好きなんです。 そういえば、ザ・スターリンの遠藤ミチロウさんが、遠藤賢司さんのライブに筋肉少女帯の大槻ケンヂさんと出演した際、大槻さんに 「俺がまず出て行って『俺、遠藤』って言うから、大槻くんが『僕、ケンヂ』って続けてよ」 「2人合わせて、遠藤ケンヂ!」 という、お茶目な一面を見せていたそうで、作中に「スープカレー」が出てきた時に、遠藤賢司さんの『カレーライス』を連想して、そのエピソードも思い出しました。 https://natalie.mu/music/column/333205 こちらの記事に上記のエピソードが掲載されていました。 作中の食べ物のくだりから、遠藤ミチロウさんのソロ曲『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました。』の 「アンパンが食いたい  正月に作ってくれた栗キントンが食いたい  ブタ肉だらけの砂糖のたっぷり入った  スキヤキが食いたい」 という歌詞を連想しました。 こちらもご存知でしたら失礼しました。 作品自体の感想になっていなくて申し訳ありません。(-_-;)

1
湖湖
湖湖
作品へ
(2022-12-22)

平凡な日常をさしたる向上心も無い感じで淡々と書いていらっしゃるのですが、やけに饒舌で読みやすかった。お金がないから詩を書いている、は残念に思います。言葉のダイナミズム、言霊的感覚、ドラマ、冒険、可能性、そういうことを信じていらっしゃらないとたいして詩も面白くないだろうこと。

0
眞島脈博
眞島脈博
作品へ
(2022-12-22)

構造としてはブコウスキーなんかがよくやる絶え間ない自白なのだけれど、それよりもさらに他者性が薄い。自己撞着が基底にあって、それをイロニーとして提示することで、ってようは自己愛高いポエムってこういうのをいうんだよ、って技術で見せつけられているような、そんな感じを覚えた。 >こんな状況でもなければ冒頭は出来る限り大事にしたい部分だ。 明らかに詩というか読まれるための文章書いてますよワタクシ宣言が冒頭に来ることで「うわー」って思う人と、なんにも感じない人がいるんだろうけど、まあその事をメタに指示する事で、これから始まる私vs私の生活をちょっとした嘘とポップさで甘く飴がけすることに許しを得ている気になっている、ってそこは批判的に見ちゃうな。 徹頭徹尾言い訳で、詩の中でさえも言い訳して、それを饒舌体とよく練られた文体、構成できちんと料理して出せるのはとても興味深い。観念的な理屈なんてくそだ、って言ってる人がいたけど、この作品はそういう意味でとても観念的で、もしかするとくそなんだろうけど、そもそも言葉ってものが観念であることをこの作者はわかっている気がする。 「みなさん」に関する概念の提示は安倍公房みたいで面白かった。この時代に再度そこを発見し、表明し共有することの意味。ネット詩ならではのテーマでそれも撞着として提出できてるのは上手いと思った。 コンテンツの出し惜しみもなく、ネット詩として読むんだったらちょうど良い長さ。褒めたいところは他にもいくつかあるけど、ここのレスにしては書き過ぎな気がするから、やめておきます。 この作者が、他のテーマで書く何かに期待しちゃう、な。 あーあと。近所の公園に金銭感覚のお墓作って、きちんと成仏させた方がいいって、僕も思ったりする

1
ゼンメツ
三浦果実さんへ
(2022-12-23)

ありがとうございます! こんなこと言っちゃったらなんなんですけどね、僕の場合、単にめんどくさいよりレスしたいが勝ってるだけなんですよね。だって投稿は最大三作品までですけど、コメントって無限に書けるじゃないですか。言っちゃえば人の作品のコメ欄でスプラトゥーンしてるんですよ。書けると見たらできる限りクリティカルなこと言ってその場を塗り潰したい。といっても僕はレスがあんま上手くないから嬉しくない人もいっぱいいるだろうけど。 澤さんのとこで言いそびれちゃったけど、レスの「訴求力」って多分、どれだけ第三者意識しながら一対一の振りして書いてるか、これがデカいと思うんです。ケムリさんのに似てるって昔も言われましたけど、同じように書いてたんじゃないかな。てか僕のもそうだけど三浦くんさんのレスもやたら人の目意識してる分、すげー演技くさくないですか? だからなんだってわけじゃないけど僕はユーカリさんの書くレスがめちゃくちゃ好きで、彼のレスって誰よりもずば抜けて演技くさいですよね。 てか単純にコメント書いたほうが詩が上手くなりますよ。引き換えにアドバイス貰うとかじゃなく、こっちからの一方通行で全然よくて。他人の作品を真剣に分析すればそれだけで目が良くなってきますから。コメントに魅力がない書き手って大体詩もそこそこ止まりですし。もちろん例外はいますけど。まあレスするしないにも色んな理由がありますし。でも、レスで手持ちが目減りしていくとか考えちゃう程度の才能なら、勉強して上手くなったところでやっぱそこそこ止まりなんだよな。

0
ハツ
ハツ
作品へ
(2022-12-23)

空っぽと同時に希薄なイメージを受けました。作中主体の僕、はとにかく金がない。人から与えられたり、借りたり出来るけれど、彼に出来るのは詩を書くこと。"みなさん"に含まれているかわからない。詩を書くこともなんとなく双方向性には思えない。あっけらかんとした書き口だけど、なんとなくさみしく感じたりしました。繋がるとかそんなんは嘘っぱちだと私は個人的には思ってますが、だとしたら掲示板に詩を書くって何?というか……。なんか考えさせられる内容でした。うまくまとまらなかったですが、そんな感じです。

0
作品へ
(2022-12-23)

おでんって美味いっすね。あれだ、ステーキ奢ったるわ。いきなりステーキで良かったら、希望者がいるならゼンメツさんだけじゃなく、不毛な詩をそれでも書き続けてしまう呪われた奴ら全員に、美味しいステーキ奢ったるわ!俺は詩を書く人がどうしようもなく大好きだからな。本当だぞ。何だったら俺の怪しさ満載の作品に覚悟を決めて載せたメールアドレスにメールしてみなよ。ははは。1人も来なかったぜ! postscript。妹、紹介してよ。

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ゼンメツ
Snydamさんへ
(2022-12-23)

ありがとうございます! おーー、僕あれなんですよ。遠藤ミチロウの『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』これ生で聴いたことあるんですよ。子供の頃母親に連れてかれたんですけど、とにかく母親がその時一緒に出ていた『たま』の大ファンで大ファンで、どれほどかっていうと年がら年中つねに家の中でたまの曲が掛かってるんです。夏とかクーラー無くて窓全開なもんだから音がめっちゃ外に漏れてて、見るからに、ではなく聴くからにあやしい家でした。 いや、そんなことより件のライブが衝撃で、まず出てるメンツが確かシバ、たま、友部正人、遠藤ミチロウ、だったかな。そう、つまり遠藤ミチロウ以外は全然パンクじゃないわけで、つまり来てるお客さんだって相応に大人しいわけで。そんな謎い雰囲気のライブの最中ついに遠藤ミチロウが登場するわけです。意外にも腰の低い挨拶のあと始まった曲が『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』 まーー子供心にヤベー歌詞だなーって思ってたら、最前列にいた三人のお客さんが突然立ち上がって、そりゃもう凄い速度で頭をブンブン振り出したんです。他のおとなしいお客さんたちはその間ももちろん、シーン。それでも三人は気にせず凄い速度でブンブンブンブンしまくってて、なんかもう頭蓋骨のなかでぴっかぴかの泥団子作れちゃうんじゃないかってくらいブンブンしてて、なにこれなにこれ、他の人こんな静かに聴いてんのにうわーーなんかすげーー、ヤベーーって、で、終わったらそれまでの曲と同じように会場からふつうに拍手が起こってるんです。で、あんな曲の後なのに相変わらず腰の低い遠藤ミチロウがどっかはけてって。三人はシーン。お客さんはパチパチ。それ見た瞬間、僕はなんつーヤベーとこに連れてこられたんだ……ってすげードキドキしましたね。 それにしても『天プラ』めっちゃいいですね! そういえばこれこそあんま関係ない話なんですが、車やバイクが好きなやんちゃ系の人たちって、登録してない車に別の車のナンバーを付けて走ることを「天プラ」って言うんですよ。どう見ても普段マックか牛丼しか食ってなそうな面構えしてるくせして「天プラ!天プラ!」って連呼してるんです。でもこの曲を知ったこれからはそこにパンク魂を感じられるような気がしますね! ほんと長々ごめんなさい!

1
ゼンメツ
さんへ
(2022-12-24)

ありがとうございます! >お金がとにかくないわけだから、いいですねとか軽率に言っていいのかわからないけど、 自らの手で人目に晒しておいて「なに軽率に良いとか言ってきとんじゃ!」とか言い出したら相当やべーやつでしょ。まじやべくねーですか? でもなー、でもなー。僕は泥棒さんの『姉のネーミングセンスについて、』 http://bungoku.jp/monthly/?name=%93D%96_#a04 この詩に出てくる「姉」みたいな、そういう詩人になりたかった。なんていうか、どこにいたって包丁振り回してたかった。ムリだったけど。 なんでしょうね。僕は綺麗事が書かれているとあんまし生身が感じられないんですけど、それなんで作品にしたの?って感じのクソエピソードを見せつけられると、その「あえて感」に生身を感じたりするわけで。いやでも、それすら逆に「そこ狙い」なんじゃないかみたいな。でもなんで生身を感じるといいなって思うんでしょうね。やっぱ気になるんですかね。めっちゃいい詩書いてたらそいつのツイッターとか探し出してやりたくなりますもんね。やっぱりちゃんとセンスあること言ってたらやっぱりねーみたく面白いし、案外クソつまんないことしか言ってなくてもそれはそれで面白い。作家の作家性を無視しようとしたって、この現代じゃ手軽に追えちゃうもんだから、つまりあえて頑張って無視するしかない感じも出てきちゃう。それはそれで不健康な気がする。つまるところ作品外だろうがなんだろうが気になるもんは気になるじゃんなあ。

0
ゼンメツ
湖湖さんへ
(2022-12-24)

>言葉のダイナミズム、言霊的感覚、ドラマ、冒険、可能性、そういうことを信じていらっしゃらないとたいして詩も面白くないだろうこと。 実はですね。こんな僕にも信じているものがあるんですよ。僕はね「文字でしか表現できないものがある」とそれはそれは強く信じているんです。 湖湖さんの挙げられたそれらをそのまま手放しで信じられたなら、きっと「詩が面白い」んだろうなあとは思います。でも、そこを信じているだけじゃ決して「面白い詩」は書けないんですよ。 僕はきっともう書き手目線でしか詩を読むことができなくて、そこにどれだけ良い話が書かれていようと、文体が大したこと無かったら脳が面白いと感じられない。「これ詩じゃなくても表現できるよなあ」ってのが、もうどうしたって先にきちゃうんです。だからレトリックがしょもい作品は「詩として無価値」なんです。あくまで僕にとってはね。そう、これは僕だけのルールです。だって当然に人それぞれな部分ですので。でも僕は他人の詩を読んだとき、え、こんなの、わざわざ詩の形式を取らずとも曲や映像つけた方が良くないですか? そのほうがよほど感動させられるでしょ。ってしょっちゅう思ってます。幸いこの現代日本には感動を生むための様々な表現方法で溢れていて、僕は音楽を聴いて泣きます。映画やドラマを観て泣きます。名作から迷作まで、古今東西の素晴らしい作品をお手軽簡単に選び放題ですね。僕は思うんです。他国はさておき日本においては、詩だけを特別視できるような環境じゃなくなっているよなあ、と。だからこそ詩の可能性を追い求めるためには逆に冷静に詩を見つめる必要があるわけで。そして僕は様々を見てきたうえで、いまだ詩という表現を自分なりに信じているのです。「詩の可能性」について語るなら、それは「必然的に詩である作品」によって示してほしいですね。

1
ゼンメツ
眞島脈博さんへ
(2023-01-10)

ありがとうございます! こんな詩を先月書いておいてまたもやお金がない。ここまでくると笑えてくる。年末年始も働いてたし昨日だって休日なのに働いてる。つまるところお金だけじゃなく時間も消えていくので詩も書けない。ポエ太郎の敗北。 >ようは自己愛高いポエムってこういうのをいうんだよ、って技術で見せつけられているような、そんな感じを覚えた。 おうおう見せつけたる見せつけたる。我こそは自分大好きマン。いやそう。でもあれだ。こんなこと言っちゃうとなんだけど、そもそもなんも考えずに手癖で書いたって「技術」だとかいうのはパッシブスキルなわけで、そんなん使う使わないとかじゃなく自動で文体に盛り込まれてくわけじゃん。知的なんやらかんやらとかごにょごにょ言われてるけど、僕自身は「詩の書き方」やらを教わったり本で学んだりとかはしたことがないし、「レトリックしらねーやつみんなウンコメン」とか思ってるわけでもない。好きな詩を書こうと思ったら「そういう詩」になるだけだしな。そもそも僕の使うレトリックは誰が読んでもわかりやすいものばかりなのだ。普段目にする広告だって説明書だって伝えるための技術が盛り込まれてるわけで、誰が読んでも魅力が伝わると思うんだが。意識高いこと言って体現できてないみたいなのよりよほど開けてるし、開くための努力がなされてるだろ。なんかみんなレトリックを勘違いしてないか? 間口広げたいなら、敷居下げたいなら、逆に使えなきゃダメだろ。愚痴になってもうた。忙しいとだめだな。

0
ゼンメツ
作品へ
(2023-01-10)

ありがとうございます! >詩を書くこともなんとなく双方向性には思えない。 たしかにね。ネット詩ってなんなんだろう。僕個人的には、お互いに何万光年とか離れたひとりぼっち惑星から救難信号飛ばしてるようなもんだと思ってるんですよね。拾ってくれたらラッキーみたいな。でも拾ってくれたかどうかの確認も難しいけど。救難信号の材料は無限なんですけど、みんなだいたい最後は力尽きてますよね。いつまでも力尽きないやつが飛ばしてるのは救難信号のふりしたロケット花火なんじゃないかって疑いたくなっちゃう。 >繋がるとかそんなんは嘘っぱちだと私は個人的には思ってますが、だとしたら掲示板に詩を書くって何?というか……。 まず僕自身、僕の書く詩が好きなんですよね。繋がりが薄くても自己完結しちゃってるから書いた証明にだけなればいいのかもしれない。あつすけさんみたいにアーカイブ目的ってわけじゃないけど、実際やり取りするのは楽しいし、レスもレスレスも好きだし。でもそういうの苦手で書いてるひとは、ちゃんと書いてれば書いてるほど普通はむなしくなってくんだと思うけど。 もっと言っちゃえば僕は詩を書くことを「ロックマンのオリジナルボスを考えるのと同じくらいの生産性」だって思ってるので、でもムダを愛せる地球唯一の生物が人間だしね。ムダなことをすればするほど、より人間らしく生きていると言えるのかもしれない。やーーどうだかーー。

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ゼンメツ
類さんへ
(2023-01-10)

ありがとうございます! 奢ってもらうのに電車賃のが高かったら意味ねーじゃん!! 僕は何があっても立川のいきなりステーキしかいかねーから!! 誰でもいいから立川に奢りに来てくれ。どうなんだみんな。俺も怪しいメアド載せたら奢ってくれるのか?  え、妹紹介とかイヤでしょうぜったい、特定の配合で魔王と魔王掛け合わすとやばいの生まれるやつじゃん。テリーのワンダーランドでもそうだったから知ってんだな。

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atsuchan69
作品へ
(2023-01-10)

キシダが国民にチョキンせんとトーシせえといっている。たとえばNTT株を100株買う。これだと配当が1株50円で年の配当が5,000円だ。1,000株で50,000円。1,0000株で500,000円。だいたい3千万円くらいを妹に借りてトーシすれば、月額40,000円ちょっとの不労所得が得られることになる。1億5千万円分のNTT株を持っとけば配当だけでざっと月額200,000円になるので、これだとまあなんとか働かなくても詩が書ける。しかも令和24年からはニーサの上限枠が240万円となり、その枠内であれば利益分の税金が引かれない。それでもトーシがゼッタイとは限らない。まさかの大暴落があれば、1億5千万円が消えることだって無いとは言えない。たぶん、それはまずないだろうけど。でも、トーシが儲かるのであれば、ビンボー人は一人もいなくなるはずなのに、なぜか儲かる人は儲かってビンボーな人はますますビンボーになって世界は2極化している。そこで詩人だったらピンと来るはずなのだが、【金】も言葉のひとつなのだということだ。【金】は記号なんですよ、ただの。言葉遣い師である詩人がビンボーではいけない。だからボクはビンボーな詩人はトコトン認めない。もしも本当の詩人だったら言葉一つで100億円くらいあっという間に作れるはずだ。やってみれ、簡単だから。あ、言っとくけどボクは詩人じゃないっす、、

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鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
作品へ
(2023-01-10)

僕の経験してきた貧乏はとにかく悲惨だったので思い出したくもないのですが、こういった向き合い方もあるのだなと思いました。 悲壮感の滲ませ方が上品だと個人的に思います。 欲望って薄汚いけどかわいらしさがあるからまだ「汚い」ではなく「薄汚い」で済んでいるだよなあ、と、この詞を読んで感じました。 お金を貸したいなあと思ったのですが僕はしがない末端の肉体労働者なのでせめて票を投じさせてください。 憂鬱な朝を晴れ晴れとさせてくれたお礼です。 本当にありがとうございます。

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atsuchan69
作品へ
(2023-01-10)

あ、ごめんなさい。NTT株の配当が1株50円って中間配当のみで、年間配当額はその倍くらいでした。

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小夏 巣鳥
作品へ
(2023-01-12)

始まりから終わりまでずっと同じ調子で書かれているなと思いました。内容はほんのすこし寒い感じでした。

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