十月 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

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十月    

泳ぎ疲れた川魚の  ため息が水面にうかぶとき 十月は訪れる 他愛もない 言葉のくずを散りばめて だれもいない山道の清水に流してしまおう 季節は傾斜し 黙り始める そのはざかいに ぼくたちは生き 昨日の汗は いつのまに乾いている 意味のない視線が とどこおる時 脳はかすかに微動し せつなく揺れる 痛痒いいたみが皮膚に浮き出て 成熟した あきらめをうけとめる また、十月が来る 口のない冬の前に いっときの いろどりが踊り ぼくをしばし 泳がせる

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作成日時 2021-10-02
コメント日時 2021-10-27

十月 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 9
P V 数 : 1709.9
お気に入り数: 5
投票数   : 2
ポイント数 : 17
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2023/06/02現在)投稿後10日間
叙情性88
前衛性00
可読性44
エンタメ00
技巧55
音韻00
構成00
総合ポイント1717
 平均値  中央値 
叙情性88
前衛性00
可読性44
 エンタメ00
技巧55
音韻00
構成00
総合1717
閲覧指数:1709.9
2023/06/02 03時19分38秒現在
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    作品に書かれた推薦文

十月 コメントセクション

コメント数(9)
野良 ○弧
作品へ
(2021-10-02)

良い意味で、際物感が無くて良いと思う。文章もすらすらと読め長さ的にも程好さを感じる。 語尾を大半「る」で止めている事が作用しているのか、他人の良し悪しにもよると思うけど、詩に無機質感が出過ぎている(飽く迄、私の見解)所が、少し残念。 熱量の有る言葉を少しぶち込んで欲しかった。よ。

0
yamabito
作品へ
(2021-10-02)

野良月雲さん、こんばんは。 際物ですか、そういうものを書こうと思えば書けるかな?というイメージはあるのです。が、私は書きたい題材しか書かない傾向にあるようです。 無機質・熱量に着いてはある程度抑えているというのが実際のところですが、もう少し抉るような部分も欲しかったですね。‥と思いました。 御批評、ありがとうございました。

0
うたたね 宥樹〔記〕
作品へ
(2021-10-02)

幕間の時候の趣きを映した、とても興味深い詩。近隣旅行の風情にも似た旅情と重なる感動がある。 もしこの表現の背景に、衰退、あるいは老いに連なる情緒をとらえたい意思があるのだとしたら、景色と身体の関わりをもっと無機質で、写実的なものにしてもよいのではないだろうか。というのも喩は《魂》の躍動と考えられるからだ。

0
yamabito
作品へ
(2021-10-03)

うたたね 宥樹〔記〕さん、おはようございます。 季節がうつりかわるたびに自分の年齢を振り返る癖はさらに加速しているように感じます。それが、こと、冬に向けてという事になると尚更です。 御批評、ありがとうございました。

0
るる
作品へ
(2021-10-25)

この作品を読んで 一番に感じたのは、私のすべきことは この詩は書き写すべき作品だと感じました。 実際に書き写してみると、この詩は 私にとって 薬でした。「泳ぎ疲れた川魚」とは、私自身のことのような気持ちになりました。この詩は私に「雑念は 水に流してしまいなさい。」と、やさしく さとしてくれました。 そして、きがつきました。なぜ 私は書き写すべきだと感じたか。それは、現在の私(るる)にとって 十月が圧倒的に 足りていなかった。それというのも、私自身は とりあえず忙しくしていまた。それと、私の住む地域の天気予報は連日「十月とは思えない暑さに今日もなることでしょう」などと予報を立てていましたこともあり 私には秋らしい秋を感じる日が無いに等しかったのです。  けれど、この詩を書き写すことで 私の脳に 十月を注入することができました。 私に いっときの いろどりが踊りました。私を しばし 詩の中で 泳がせていただけました。 ありがとうございます。この詩は 私にとって 足りてない十月を身体に入れることのできる処方箋です。指示通り読めば ちゃんと 私にも秋がきました。

1
湯煙
yamabitoさんへ
(2021-10-25)

繊細な模写で引き込まれる好印象な一連の始まりですね。yamabitoさんの表現かと 三連はやや抽象性が高いですかね。かすかに微動しは、重複しているかなとも思いましたが。

0
yamabito
作品へ
(2021-10-27)

1
yamabito
作品へ
(2021-10-27)

真清水さん、こんばんは。長い間、この作品のコメントがなく、こちらのチェックは遅れました。亀レスとなり、失礼しております。 なにか、過分なご評価をいただき、恐縮しておりますが、琴線に触れた部分があったと理解し、うれしく思っております。

0
yamabito
作品へ
(2021-10-27)

湯煙さん、こんばんは。 自民党をぶっ壊す,,,,,息巻いた元総理がおりましたが、何一つ変わらず、・・・。全く私の詩のようでもあるわけですが、二年ほど前の作であるが故、いささか手垢の存在を感じております。そこらへんが眉間に眉と言ったところかもしれません。精進いたします。

2

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投稿作品数: 2