そらおそろしい - B-REVIEW
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エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

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誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

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これ大好き♡

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海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

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こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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きょこち(久遠恭子)

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だれのせいですか

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sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

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そらおそろしい    

さかあがりが できないころ さかあがりのあいまに けんかした さかあがりのあいまに 学校へ 行った おまえんちの家の前の空き地に むかし なまくびが ならべられとったんど じゃけえ おまえんち のろわれとるんじゃ けけけ さかあがりのできない日の そらは とびぬけて おそろしい 殺風景という字みたいに おそろしい さかあがりのできた日 ころすふうけいの空き地や そらを 世界を ぐるんぐるんなんどもまわした いまでも わたしは あんなふうに まわしたい 嫌なことをいう子のことも 好きじゃったから ああ そら おそろしいほど 晴れてる


そらおそろしい ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 18
P V 数 : 3372.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 78

作成日時 2019-04-01
コメント日時 2019-04-28
#テキスト #酷評OK
項目全期間(2024/03/29現在)投稿後10日間
叙情性2017
前衛性11
可読性1312
エンタメ117
技巧1310
音韻77
構成1313
総合ポイント7867
 平均値  中央値 
叙情性1.51
前衛性0.10
可読性11
 エンタメ0.81
技巧11
音韻0.50
構成10
総合63
閲覧指数:3372.6
2024/03/29 18時54分18秒現在
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そらおそろしい コメントセクション

コメント数(18)
yasu.na
(2019-04-01)

さかあがりがとても良いのだけれども、なまくびはちょっとゆきすぎたノイズでは? なまくび以外のところは好きです。

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ほば
(2019-04-01)

さかあがり、でぐるんぐるん世界をまわす、というのが生首やころす、という単語と相まって印象的でした。たぶん、ごく普通の光景にも様々な出来事が眠っているのでしょうね。自分の町でも何気ないところで、かつてはコレラの死者を積み上げて焼いた場所などあり、それを聞いたのを思い出しました。

0
るるりら
(2019-04-10)

●南雲 安晴様 さかあがりを気に入ってくださって嬉しいです。 なまくび部分は、わたしの耳にいつまでも残っている 本当に言われた文言です。 ちょっとゆきすぎたノイズのようなことではあります。この箇所は わたしが ある男の子に実際に言われたセリフをそのまま 書きました。わたしは いつも転校ばかりしている子供でしたので、その子が 意地悪で言っただけなのか それとも その子の親が 言っていたから その子は私に そんなことを言うのかと 悩んだものです。仲の良い友達に、「広島に住んどるんだから、どこもかしこも死体ならあったにきまっとるじゃろ。」と言われ、そりぁそうだ。怖がってもしようがないと きがついて 気持ちは収まりました。  そうはいっても大人になってからも同和問題とかが話題になったときなどは、わたしの住んでいた地域が もしや本当に該当するのではないかと ちょっと耳を そばだててしまいます。  つまり、わたしの人生の中で 耳に残っているノイズ。それが この詩だとも言えるかもしれません。 ●静かな視界 様 ありがとうございます。静かな視界 さんにそういわれると 俄然 パワーがみなぎってきます。とても励みになります。 ●沙一様 なまくびのあたりが、秀逸です。今作の核をなしていると思います。 平和な日常も、ぐりんと逆さまにみたら、そこには残酷な光景がある(あった)のかもしれませんよねえ。ほんと そらおそろしいです。 追記もありがとうございます。作中話者にとっては、日常こそおそろしいものであったのですが、この詩を私自身が読み返したいときって 大抵の場合は、平和な日常も、ぐりんと逆さまにみたら、そこには残酷な光景があるなあと感じているときなのです。 だから、とても良い評を頂戴できたと思っています。ありがとうございます。 ●帆場蔵人 様 どんな場所でも、ごく普通の光景にも様々な出来事が眠っているのだと思います。 なにもない山奥だから そんなことは ないと思われる地域であっても、 狩猟しかしなかった時代までさかのぼれは、なにかしらあったはずです。 コレラの死者を積み上げて焼いた場所とかいろんな場所にありそうですね。 想像すると 身が縮みます。  わたしたちは 累々と積み上げられた死体なんて目にしたことがない とても珍しい時代に生きているのかもしれません。 文字とか伝達の方法を進化させてきたのだし、死体が累々だけはなんとか回避する知恵を持つはずだと思わないではいられませんねえ。 ●●※最後にみなさまに 謝罪しなければないないことがあります。 実は、このサイトに本作品を投下したのは、なんと二度目でございます。 わたしにとって あらたに有益なご意見がいただけたので 感謝しています。しかし、 不快に思っておられる方もいらっしゃることでしょう。申し訳ありませんでした。 もしよろしければ、この詩へのコメントは いまも絶賛募集中でございます。 どうぞ あたたかい目でみてやってくださいませ。

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小寄道
小寄道
(2019-04-10)

さかあがりは、子ども時代には、壁というか通過儀礼のようなものがありますね。そのときの体験がよみがえりました。 さかあがりの視点は、青い空に向かいます。その抒情と世界がぐるんぐるん回るという、詩の転回が秀逸です。 空き地のなまくびのイメージも、さかあがりの詩の世界を非凡にしているのではと思いました。 短くても、分かりやすい詩の言葉で、積み重ねていく。いい詩だと思いました。 追記:「じゃけえ」とは、関西以南の方言でしょうか。

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yasu.na
(2019-04-11)

補って書かせていただきます。 私も現実的なこと、社会的なこと、体験的なことから目をそむけることは不可能なのですが、この作品では、第二連以外のところの美しい詩の面と第二連の現実的な面との間に段差があり、第二連だけがちょっと(ちょっとです)調和していないように思ったのです。 第二連のなまくびは、また別の詩の中にあってこそ、調和して生きるのではないかなと…… 実際私は第二連をとばしてこの作品を読んでみたが、良かった!

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るるりら
(2019-04-12)

小寄道 様 秀逸とかいい詩とか 言っていただけて とても嬉しいです。ありがとうございます。 「じゃけえ」とは、関西以南の方言ですよ。広島弁です。書き言葉では書けなかったのです。素顔がでてしまった気がしています。私は、たまに 方言も詩に使うことがあるのですよ。

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るるりら
(2019-04-12)

南雲 安晴様 重ねてのコメントありがとうございます。やはり二連目が不調和であるとのご指摘をいただきました。ありがとうございます。私も あの二連目は不調和であると思っています。しかしながら わたしは 「そらおそろしい」を表現したかったわけですから、不調和である必要を感じたので 生々しいセリフを挿入してみました。たとえば、琥珀に虫の入ったまま石化したモノがあるように、この詩 生々しいモノを挿入したかったのです。 なので、不調和であると指摘をいただくと 私としましては、成功したように感じられるのです。 当初から違和感を感じた連ですので、ほかの行開けよりも一行多めに行開けを設けましたので 紙などで隠していただいて読んでいただいても、良い気がしないでもないです。 また、セリフ部分を他の作品で生かすほうが調和がとれるという貴重なご意見をいただきましたので 書いてみました。元の作品は「さかあがり」でしたので、今回は「さかくだり」です。よかったら読んでみてください。 *********************** さかくだり      るるりら   あの懐かしい橋を渡れば 蛙のひしめく道がある いきものを ころさないように 体が傾むく川下にむかって 足をゆっくりと あるく  あの懐かしい橋を見下ろせば 大雨の日に流れていた大木が見える 身を乗り出して声を立てて笑いながら 激しい濁流を眺めてみると大人は怒る あの懐かしい橋のむこうで こどもたちは 喧嘩して仲直りもせず こどものままで いまも 住んでいる きょうもあの子は言う 「おまえんちの家の前の空き地は むかし なまくびがならべとったんど じゃけえ おまえんち のろわれとるんじゃ けけけ」 妖怪のような いたずらを 風のように じようずに うけ流すこともしないで こどもたちは いまも あの橋のむこうに 手を取り合うこともなく 住んでいる

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石村利勝
(2019-04-12)

今はどうか知りませんが、田舎の子供の言動はかなり残虐でした。差別やいじめのえげつなさも今にして思えば非道の限り。田舎の人が優しくて親切なんてのは都会人の幻想。弱い者にとって人生は家の中も外もホラーだったように思います。逆上がりができた瞬間に「勝利者」「強者」に転じた子供が世界を見据える目にも残虐さが宿っているように感じられ、それこそ「そらおそろしい」なと。 回想される過去が、甘い郷愁ではなく、異様な生々しさと高揚感で湧き上がってくることに呆然としながら「おそろしい」空の下で立ちすくむ所在なさ、心細さ。これもまた生きることの「そらおそろしさ」でしょうか。「もののあはれ」に打たれる最後の一行。名作です。

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yasu.na
(2019-04-12)

 不調和感を読者にもたらすことを成功と見ることもまた良いでしょう。でもやはり私は作品に一貫した美をとりたいです。  どんな陰惨なことを書いても、美が立ち現れるものです。   『さかくだり』。  抒情の中に例のセリフを埋め込みましたね。滋味豊かな作品になっています。一見平板ですが、記憶、孤独、不満、不和といったものが美しく書かれていて、こういうものを私は受け入れたいのでした。うるさい私も言うことがありません。  詩人、詩の実作者という者とはどんな者かを私はるるりら様に認めました。そのスピリットには頭が上がりません。いや本当に。

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左部右人
(2019-04-13)

〉さかあがりが できないころ さかあがりのあいまに けんかした 冒頭のフレーズに引き込まれました。詩を書く動機は人それぞれと思いますが、るるりら様は自分が書くべきテーマを明確にお持ちのように感じます。そういった方はあまり多くないと思いますので、素直に羨ましいです。 個人的には「さかくだり」よりも「さかあがり」が好きですが、「さかくだり」のラスト2行に、とても引き込まれます。

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るるりら
(2019-04-16)

●石村利勝 様へ つい先日NHKのいじめ防止番組をみていたら ある元ボクサーの人が子供の頃にいじめられたとして発言している中に「こんなこというとアレですが、田舎にはいじめがすくない気がするんですよね。」と言っていて、私としては ちょとんとしました。田舎だからが優しくて親切なんてのは都会人の幻想だと私も思います。都会にも暮らしましたが無視してくれててたすかることもある。最後の一行は、自分でも気に入っているので 着目していただけて嬉しいです。ありがとうございました。 ●南雲 安晴 様 『さかくだり』は どうやらお気に召したようですね。良かったです。私自身も書いていて気持ちがよかったです。リフレインを多用したり、言葉の語感をそろえたりして書きました。まるで自身で催眠術にかけて思い出を文字列にはめ込み起承転結のルーティーンどおりに書いたって感じです。半分寝たような精神状態でしたので、書いていて気持ちよかったんだと思います。 とにもかくにも、南雲 安晴 様のおきにもめすものが書けて良かったです。 しかし、わたしは いつも美しい詩が書きたいとは思ってないです。調和がとれた作品については、それもいいかもね派です。  私は これからも玉石混交でいくつもりではありますが、勉強になりました。ありがとうございました。   ●左部右人 様 〉さかあがりが できないころ さかあがりのあいまに けんかした 好意的に詩を書く人としての人物評価をいただき、恐縮です。この詩のテーマは「負けない」「継続して練習しつづける」というのがあった気がしています。けれど、わたしが書くべきテーマをいつも決めているかというと、    とてもあやしいです。うらやましいとおっとおっしゃるほどのこととは思えないのですが、ありがとうございます。 「さかあがり」冒頭と「さかくだり」のラストを気に入っていただけて嬉しいです。 実際のさかあがりは最初の気合が大切だし、さかくだりは 着地が実際にも大切な気がします。ありがとうございました。

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ふじりゅう
(2019-04-25)

拝見しました。 上手い。素晴らしいです。 1連目、 >さかあがりのあいまに のリフレインが綺麗にキマッていると感じました。「あいまに」の意味合いが前後で異なっているので、既視感はほとんどないです。 >じゃけえ おまえんち のろわれとるんじゃ けけけ 2連目でしっかり見せ所を作っているところも流石でありますし、口調の変化がむしろいいアクセントとなっていると思います。 3連目は具体性ある詩句を選ばれています。詩のテーマがここでハッキリします。 さかあがりが出来ることで認められる、と思っている主人公は、さかあがりの周りを恐ろしく感じています。しかしいざ成功したあとも、 >おそろしいほど 晴れてる の締めによって本当におそろしく終わらせています。極めてテクニックに溢れた詩でありますし、勉強になりました。

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哀愁亭
(2019-04-26)

僕は逆上がりができない子で、結局できないまま大人になりました。もう逆上がりはできないのだろうな、と思うと、なんだか少し寂しいような、でもまあ、そんなのどうでもいいことのような、不思議な感じです。 自分の力で何とかできることと、自分の力じゃどうしようもないこと。生きるというのは鉄の棒に掴まって、両者の間をぐるぐる回ることなのかな、と作品を読んで思いました。それでも空はやっぱり空で、ずっと向こうにあるんだな、と。 素敵な詩でした。出会えてよかったです。

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るるりら
(2019-04-27)

●ふじりゅう さま 詳細に分析していただいて、嬉しいです。とくに、一連目と最後への分析が嬉しかったです。 1連目で「あいまに」を連呼していることを、既視感はほとんどないと言っていただけるとは、思いませんでした。鉄棒している人って、そういえばめまぐるしく景色がかわっているはずですね。だから、既視感はほとんどない。って表現が すごい感性で捉えてくださったなあ。びっくりしました。いろいろと恐縮です。好意的に読み解いていただいて、 なんなら 公園にいって、こどもみたいに また さかあがりの練習でも始めたいほどに、嬉しいです。ありがとうございました。 ●哀愁亭さま わたしは、こどものころ クラスの中で一番最後に できるようになりました。あれができたからといって どうだというのか なんなのかわかりませんが、どうしても当時の教師が みなにさかあがりをさせることに燃えていたのです。 「自分の力で何とかできることと、自分の力じゃどうしようもないこと。生きるというのは鉄の棒に掴まって、両者の間をぐるぐる回ることなのかな、」というご感想は、まさしく私が表現しようとしたことだと感じます。わたしこそ 感想がいただけて ああ哀愁亭さんのお気持ちに出会えたな。と、思えました。コメント ありがとうございます。

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フェレットのしつけ
(2019-04-27)

るるりら さん はじめまして。こんばんは。 時系列が把握しやすくとても読みやすいのに、田舎の生々しいやりとりや不穏な少年の心が感じられて、とても面白かったです。 さかあがりの愉悦や、世界へのちょっとした恐怖とかの感情がダイレクトに伝わってきます。

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エイクピア
(2019-04-28)

最初の部分ですでにユーモラスですね。さかあがりのあいまに。さかあがりがメインみたいで、ほかの事は従属的なことみたいで。次の連で広島弁みたいな。さかあがりの出来ない頃や、さかあがりが出来た日など、さかあがりを中心にこの世が回っているみたいで、その骨格が賞美出来ました。

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鹿又 夏実
鹿又 夏実
(2019-04-28)

さかあがりのあいまに というフレーズが詩の世界にぴたりとハマっていてさかあがりをしながら詩を読んでいるような雰囲気を味わいました。最初から最後までテーマが一本線が通っているところがいいと思います。ドキッとするような言葉でも、テーマがブレていないので違和感を感じないです。

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tOiLeT
(2019-04-28)

子供ってそれぞれ「現実逃避の手段」を持ってて、無意識のうちにそれを使いながら、 現実をやりくりしてるような気がします。 僕はシンプルに『この子の現実への対抗手段はさかあがりなんだ』と思って読みました。 そもそも子供ってぐるぐる回って陶酔するの好きですし。 二連目については、個人的にはあっていいんじゃないかなぁと思いました。 かなり怖いですが、だからこそ『この子の手段であるさかあがり』の重要さ、健気さみたいなものが強調されるような。

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