作品投稿掲示板 - B-REVIEW

楽子


投稿作品数: 61
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良い作品に感想をつける。良い、と思うものにしか、感想は生まれないので。単純な性格なのです。ときどき否定的なことをいうかも?だけど私はあなたの作品が好き。わたしは、お前の作品が好きです。

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大賞受賞者

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ソランジュ

2023-04-30

日記

2023-02-01

はる ! 

2022-03-20

うぶ く

2022-03-04

涙ぐむ28の夜

2022-01-20

怒りあれ

2022-01-05

2021-12-18

君は夜だよ

2021-06-24

異界

2021-05-09

祈り

2021-02-22

ざんし

2021-01-11

ことば

2021-01-01

わかれ

2020-12-19

朦朧と檸檬

2020-10-07

めざめ

2020-09-27

不在

2020-09-12

乾いた砂浜

2020-06-14

分断

2020-03-12

黒点

2020-01-01

はいしゃ様

2019-12-01

残暑

2019-09-03

あいいろ

2019-08-26

私は真顔のまま正面を向いてますので、あなた、どうぞゆっくりと牙を仕込んでくださいませ。 何もなかったようなお顔で、さよならもいわぬまま、指先を絡めることもなく、愛を確かめあうことなく、深く傷つけて、誠実に謝罪することもなく、あなたは優しい人間でありたいという、優しい人間は優しい人間になりたいとはいわないので、あなたは鬼畜であることを自ら暴露している、あぁ、経験によって減るものばかりだなこの人生は。 互いに獣であれば良かったのにね。 おんなは人魚にはなれても犬にはなれないのだ。 あなたは犬にはなれても王子にはなれないのだ。 (B-REVIEW 1月のお題詩「犬に噛まれる」 「時間停止AV] )

2024-01-08

面白い! 好きだ、理由もなく。 ちゃんと文字が流れるしユーモアがある。 堅苦しいけど肩の力が抜けててよい (喰らう)

2023-09-01

コメント長すぎて読んでないんですが、これ詩として書いてるんですか? (ビーレビがハッキングされた件について)

2023-09-01

すごく素敵ですね。 なんでトレースなんだろう。 ひかり、という言葉を何度も書き換えているからかな。 たましひ、と書くことで、炎が揺らめいて光が生まれるような気持ちがした。 論文を書く「彼」との境界 おおげさなレトリックをかく君、 自らの身体さえ定まることのない自分、 ひかりは白ではなく多彩で、 分光されることによって暴かれる詳細は、 むしろ真実から遠ざかるのだと思いました。 でもどこかに境界はあるんですよね、 ひかりであることと、白であることの とにかく美しくて、ふらりとサイトを見に来てこの詩を読めて良かったデス。 (trace)

2023-04-29

『ぎふと、ぎぶ、と、いうと、』  とにかく喋っていて、喋り続けていて、何度も何度も頭の奥から湧き上がる不安を、這いずり回る不快な記憶と、恐ろしい未来を、忘れさせてほしい、とにかく、喋って、喋って、色々なことを喋って。  怯えとは定点を失うこと、さ迷える点P。 きみの語りより私は留まっている、輪郭を取り戻し、大きな曲線を構成する無数の点のひとつになる。  こんばんわ、前年は、永遠な。  与えられた、だからギフト。  無数の騙りに縛られていたい、だからまだ人間は夢を見ているのですか?  そうなら、さよなら。 (B-REVIEW 12月のお題詩「ギフト」)

2022-12-15

すみません、一度、他の方への返信を間違って送ってしまっています。 嫌味とか苦みとかが、出ることもないほど、秋という季節は足りているような気がします。 (最初にひらいた、次にとじた、最後にうたった)

2022-11-25

わーい ありがとうございます! (最初にひらいた、次にとじた、最後にうたった)

2022-11-25

こう、私事なんですが、 秋にはこう、不幸であっても満ち足りた気持ちを感じてしまっており… このところとても、満ち足りているので、 なんかそういう肥え太った感じが詩に出てしまうのかなと思います。 秋って食べるものに困らないからか、妙に満足してしまいますね 忙しい時期なのに… (最初にひらいた、次にとじた、最後にうたった)

2022-11-25

すみません 返信し間違えています(汗 以降コピペになります。申し訳ございません 「瞼と目の間」というのは美しい比喩ですね。 秋であること、秋というものであることは私にはとらえきれずに、 ただ美しいと感じてしまいます。 (最初にひらいた、次にとじた、最後にうたった)

2022-11-25

「瞼と目の間」というのは美しい比喩ですね。 秋であること、秋というものであることは私にはとらえきれずに、 ただ美しいと感じてしまいます。 (最初にひらいた、次にとじた、最後にうたった)

2022-11-25

ありがとうございます! (最初にひらいた、次にとじた、最後にうたった)

2022-11-25

良いと思う、喪失と苦しみ、でもこれは老婆の詩ではなく、老婆をみる誰かの恐れのように感じた、でもだからこそ、こわい 喪失は失う前が一番恐ろしいのかもしれないと、 そうおもいました (雨垂れ)

2022-11-10

良い。本当に良い。 文の意味なんてわからないけれど、圧倒的なグルーヴに、意思が溶け込んで、伝わってくる。 まっすぐに。 (すばしこい貝)

2022-11-10

美しくてすごしやすいのですが、なぜか詩に書き起こせないんですよね。 その理由のひとつが色だというのは、なるほどです。 アースカラーなくすみ色にこっくりとした鮮やかな紅葉、これらは自分の心の何なのかを、もう少し考えてみたいとおもいました。 (嫌いじゃないけどね)

2022-11-09

福まるさんの良さが端的に表されてて良いと思いました。 福まるさん、ビーレビュというネット上の投稿サイトだからこその美しさでもあると思うのですが、やはり毎回目を引きますし、なんとなく読んでしまう。 そのなんとなく、を こんなストレートで外交的な奴いねぇよ、皆文章使ってくうちに自閉っぽさが出るのにね。 で的確に見抜かれていて流石だな、と。 福まるさんには何度か自作の詩にコメントいただいてますが、毎回毎回、内側に閉ざした言葉と現実世界に扉を作っていただいてるような気持ちになります。 名批評でした。ありがとうございます。 (パッションあれば誰でも出来る推薦文。出来とか知らない、作者の気持ちなんてのも知らない。)

2022-11-09

素敵だなあ、と思いました。 「僕の心をあなたの日々へと近づける」 初読時、この言葉が心に残りまして、「どこで見たかなあ、たぶんビーレビかな」と思い探しました。 そうして読み返すと、全ての文章が丁度よくまとまっていて、だけど退屈ではなくて、突飛な比喩ではなく「文章」自体が面白いなあと思いコメントさせていただきました。 (あなたのその なだらかなほうれい線に)

2022-10-10

すごく良いです。 『免罪符のこの拳で』みたいなフレーズが出てくるかどうかで大きく違うし、 『免罪符のこの拳で』の『この』を入れられるかでも大きく違う。 勉強になりました。 (オレは怒ってるんだぜ)

2022-09-29

すごく好きです!いいなあ、言葉が綺麗。美しくて、痛みがあって。 「私が完全に私だって言えるの?」 ただ個人的にはここはもう少し良い〆があったような気がしました。 ただどこか浮遊感のある言葉選びの中に、「裸足の足の裏の痛み」という、 重力を感じさせる実感が混じった結果 「自分は自分なのか?」というのは、 浮遊と重力という、相反する2つの印象の結末としては正しいのかもしれない! (満月)

2022-09-01

ありがとうございます! (8月という名のまばゆさ)

2022-08-26

ありがとうございます (8月という名のまばゆさ)

2022-08-26

・まぶしさが霧のようにふってきて君は汗だくの天使になる (B-REVIEW 8月のお題詩「化生」)

2022-08-12

 何か物足りなさがあるのはわかります。  描写力というか現実味なのかな。  傑作になりうるかもしれないということで、来年の7月には推敲にチャレンジしてみようかと思いました。  感想ありがとうございます。 (イキチガイの空)

2022-07-30

「変に形が整いすぎて」  ちょっとわかります。青いのだけど透き通りすぎているからでしょうか。 その不気味さ含めて美しさだと思うし、私も残り二日間、七月の青空を楽しめたらと思います。 (イキチガイの空)

2022-07-30

私も迷ったところなんですよね。「思う」で濁したのは、 本当に他人である人間が夜に誠実かはわからない、 それでもそう思うこと/思えることが大切なのではないかという気がしたからなのですが、 単純に読後感を悪くしているようにも思います。 感想ありがとうございます。 (イキチガイの空)

2022-07-30

《星霜》  空から零れたのは白だった。よりによって死んだ魚を食んでるときだった。  怯えた子供たちは穴だらけになって順番にいなくなる。  彼らはたずねている。「夜は誰のものだ」と。当然ながら子供たちのものではない。  真夏の夜は汗の匂いがしている。  孤独の匂いだ。  ピロートークと口臭。  愛の匂い。  天使たちが掌を上に向けて笑っている。  熱い。星になったように燃える。それは輝くという意味でもある。  後には何も残らない。    これから生まれるのだ。   (B-REVIEW 7月のお題詩「ミルキーウェイ」)

2022-07-13

>「心に土足で入ってくる」 >この「土足」とはブーツのことだった。 ここすごく良い。 タイミングといい、切り離しかたといい。 気持ちいい。 最高です。 (煙草の火を消すように)

2022-07-05

ちょっとついきすると、「殺せ殺せ」がでるまではかなり好きなだった。 (えんたーていんめんと)

2022-07-02

朗読したら化けそうだな、と思ったりする。 文面だけだとグルーヴ感がちょっと物足りなく、 けど読み手にその力量があればとても面白い作品になりそう。 (えんたーていんめんと)

2022-07-02

これはエイクピアさんの作品のなかでは比較的わかりやすいというか、共感できるライン上にいる感じ。 もちろん悪い意味ではなくて、内的世界の複雑さ、二重構造、精神の揺らぎや自分でさえ自分に嘘をつくこと、 その説明を「斧で薪を割る」行為と山との精神的な繋がりから語る鮮やかさは見事だなあと思いました。確かにそれは分割や切り離しであると同時に一体になる感覚でもあり、 ある面で拒絶であることが、一方でまた接続にすらなるという、感情の複雑さ、容易には理解できなさを、それでも近く感じることができました。 無駄なく美しく素晴らしいとおもいました。 (統一体の中の分裂)

2022-07-02

すごく良い。 とても整っているし、すべての比喩がとびぬけてなくて、とても高いレベルでまとまってると思う。 それでいて詩に肉感を感じる。 めちゃくちゃ好みです。 (答え)

2022-07-01

いえ、私の心のささくれを撫でるような文章でした。 私は上手い下手であれば、下手、頑張ってる下手、そんな感じ だから技巧の指摘はあると思う、しかたない でも「こんな詩を書くのだから疲労してるのだ」はちょっとムムムッとなりますね。 つかれてる、ふこうかもしれない、 それを指摘されるのは嫌ですね でも大切なことを教えてくれているのだともおもったり。 (思春期、あの最悪な日々を切り取ったプリクラ、同級生への呪いを書いたオマエ、そしてアタシへの讃歌)

2022-06-28

ちょっとわかります。 写真をとることで繋がりを、楽しい日々を残したい、 原動力はピュアでひたむきな気持ちなんだと思う。 でもひねくれものには人くいの怪物だった。 (思春期、あの最悪な日々を切り取ったプリクラ、同級生への呪いを書いたオマエ、そしてアタシへの讃歌)

2022-06-28

んんんんこそばゆい。 でも実際に私の詩は半ば日記なのであっています。ひとの作品を、出来不出来を超えて読むことのできる方なんですね。 私もそのように読んでみたい。 (思春期、あの最悪な日々を切り取ったプリクラ、同級生への呪いを書いたオマエ、そしてアタシへの讃歌)

2022-06-28

てんまさんの詩は新しいものを読むたびに「最高傑作だ」と感動し、ため息をついて、自分にとって大切な詩になるのだけど、 その気持ちのまま過去の作品を読むと全然負けてなくて。 どうしてこんなに素晴らしいんだろうか。 唯一無二の、かけがえのなさがある。 (ペン士、募集)

2022-06-28

『りんごを切るひ』 りんごを切った。明日にはなくなっているのだろうか。 ちがう。 りんごを切ったのは、明日にはなくなっていたからだ。 そうして真夏にりんごは切られた。半分に。 やがて8つに。 ふるえと微風、おだやかな爆発、それから泡立ち。 つまりりんごは切られたということである。 私は笑いながらりんごを切った。 切り裂けぬものへの哀悼だった。 分かたれぬものへの惜別だった。 なまぬるい風に、それでも、 剥き出しの二の腕は凍えた。 (B-REVIEW6月のお題詩「破戒」)

2022-06-26

あ、すみません他者からだと意味がわからないのかもなので説明 鷹枕可さんは私の詩のコメントに、暗に「扇情に逃げてないか、心身のバランスを敢えて崩してないか」というような趣旨を書かれており、 私もそれにたいして痛いところをつかれたなあ、うるせいやいっと思ってまして。 きっと地に足のついた詩を書く方なのだろうなあと思っていたので、ということで、 作品自体は素晴らしいと思いました。 私ももう少し詩を勉強するべきなんでしょうね。がんばります。 (ドブンヌ)

2022-06-21

たぶんすごく良いものなのだろうけど、 そして間違いなく意味のある作品なんだろうけど、 個人的にはがっかりしてしまった。 素晴らしい技巧だと思います。 思いやりがある。 (ドブンヌ)

2022-06-21

写ルンです、まだ売ってると聞いたことがあります。私の住んでるところでは必需品でしたね。今みたく加工もできないし写りが悪いものを削除もできないので、外見にコンプレックスがあると、手頃に地獄を量産する機械でしたね笑 「限りなく透明に近いブルー」は私も好きなので、影響を受けているかもですね。 思春期の自分の肉や皮ってほんと、 びっくりするほど内面を裏切りますよね。 オマエはまあ、アホでしたね いまもアホらしいです。 死ぬまで数学を算数と言い続けるでしょう。 (思春期、あの最悪な日々を切り取ったプリクラ、同級生への呪いを書いたオマエ、そしてアタシへの讃歌)

2022-06-21

言いたいこともちょっとわかります。 私、此度の芥川賞選考はじめ、 うーんと思うことも増えてます、 人間、そんなに悩んでる?とか、 そこまで行けるとこまで行く?案外中途半端で安寧を優先するのが9割の世界で、 どうして創作物の世界の、とりわけ女の子は、泣き叫んでるか爆笑してるかばっかなのか。人生の9割は夕飯のことを考えてるときのような、無為な時間であるのに。 ビーレビでも陶酔を優先して肝心の詩がコントロールできてないなあと思ったりもしますが、その激しさがキマってて面白かったりするからなあ。 ただ私が思うのは、鷹枕可氏がどうしてこのコメントを残したかですね。 私の詩なんて、なんのアンチもないです。 ブス二人がギャル世界で生きるためにかいた汗の話です。 私が日常の確実性、虚構にない真実を見直すべきであると同時に、 あなたは詩の中で泣き叫ぶべきではないか。 あなたにも泣き叫ぶべき物語があるのではないか?そんな風に思いました。 ちょっと腹を立ててるので 落ち着いたらリンク先も見ました。 (思春期、あの最悪な日々を切り取ったプリクラ、同級生への呪いを書いたオマエ、そしてアタシへの讃歌)

2022-06-21

おはようございます そうですね、書きながら浮かんでた方々のうち一人は室町礼さんでした。 ほんとのことではないということに今更ながらびっくりしてますが。 ただ人生って作り話の最中にあるようなものですもんね。 感想ありがとうございます! (思春期、あの最悪な日々を切り取ったプリクラ、同級生への呪いを書いたオマエ、そしてアタシへの讃歌)

2022-06-21

・近づくと目蓋をおろしてしまうのでこのキス名前を目映いという ・バッカスの導きなくとも大丈夫 一杯の酒一生のよい ・犬ごとく這いつくばり祈るその横顔にこそ憎しみの墓 (B-REVIEW6月のお題詩「破戒」)

2022-06-15

すごく素敵だな、というのと、 さまざまな文体が矛盾なく調和されている面白さでした。 (消えてほしい)

2022-06-07

孤独が好きな気持ちは嘘じゃないのに、 やはり寂しいのはなぜなんでしょうか。 感想ありがとうございます (さよならママ、こんにちわパパ)

2022-06-07

私もなんとなくコメントしづらい詩があります。詩そのものよりも思い入れが先にくるもの。 感想ありがとうございます (さよならママ、こんにちわパパ)

2022-06-07

エイクピアさんって、いただく感想をみても博学な方なんだなーって思うので、一見意味を持っていないようなフレーズにもちゃんと意味があるんだろうなとは思うんです。 でも毎回そういった意味を越えた楽しさを発見できる。 異星人の情緒を読んだような気持ち。 (エム)

2022-06-03

がっつり誤字しました 正しくはワームホールです (さよならママ、こんにちわパパ)

2022-06-03

ありがとうございます! どんな本なのかは人それぞれな気がします。 私はつらいときには冒険ものを買いがちですね! (カスミソウをヤマイダレに浸けて食うのだ これぞ良く焼く肉の味)

2022-05-04

『つぶれた、こぼれた、なまやつはし、の、あんこ』  ね   Bは  月の、硬質さに少し  似てるね  びーれびゅっ、  て  飛んでいった軌道が  Bを  月にしたのかな  幻肢痛に悶えるぼくらは   まだみっともなく  Bの丸みのところから   滑り落ちた君を見てるよ  焼失した君の   プラズマ・テイルに  手を   いつまでも  差し出しているよ (B-REVIEW 4月のお題詩「B」)

2022-04-20

ハンドルネーム込みで良い作品だと思いました。 (なんですかそれは)

2022-04-20

『ぴぃ、じゃなくてびぃ、なのは、ちょっとだけ、さびしいからなのかな』 おっぱいかな タマタマかな ぴぃ、じゃなくて、びぃ ダメなのかな 走り出すのかな ぴぃ、じゃなくて、びぃ まるがふたつあって、かあいいね ゆれて、ぶつかる、くっつきたいけど、はじきだされて、ぎゅうぎゅうに、あつまって、まるまるふたつのたゆたい ぴぃ、じゃなくて、びぃ、て泣いた君は ぴぃ、て泣くよりも尖ってて でも笑っていたね ぴぃ、じゃなくて、びぃ。  まるっ!て君がいったから、ぼくは、  うん、まるっ!って答えて、  それから、  ぼくら、かさなることなく、  ただ、  ならんで、すわって びぃっ!  って。 (B-REVIEW 4月のお題詩「B」)

2022-04-14

すごく良いです。 鱗のように、虹色に乱反射する比喩。 そのおくそこにやわらかな心と肉体を感じました。 (手足ない鱗状のほそく)

2022-04-10

感想ありがとうございます。 ぞっとする感覚を持っていただけるのは嬉しいです (はる ! )

2022-04-05

こういう纏め方をしてくるのが福まるさんの面白いところだなあと常々思います。 感想ありがとうございます。 (はる ! )

2022-04-05

 諸魚無常は面白いです。 (はる ! )

2022-04-05

夕方~夜ごはんの間に書いたので、だいたい3時間ほどだったと思います。 構想⇒8割の完成までが20分で、あとは文章を直したり単語の意味を整えたり、見栄えがよくならないか考えたりして足したり引いたりする感じですね。 だいたいの文章は日頃つけているメモや日記から抜き出しているので、その時間も加えたらもっと長い時間になるかと思います だいたい皆さんどのくらいで詩を書きあげているんですかね? (はる ! )

2022-04-05

三連符ですね。ちょうど三連休なのと、さん、れん、きゅう、という三連休自体がもつリズムの符号、 三連休の、最初の、夜 というリズムの良さに気づいて取り入れました 音の響き、すごく頑張ってるポイントなので嬉しいです。 ありがとうございます。 (はる ! )

2022-04-05

この詩で一番難関だったのが出だしで、当初予定していた出だしは 「肘の裏側は、月光の重さに耐えかねて、かくり、と それは猩々のように」 だったと思うのですが、 ビーレビのサイトの場合出だしがすごく大切なので、 わるつ、というテーマをもうひとつ入れることにして、出だしになりました。 (はる ! )

2022-04-05

コメントありがとうございます。 この詩を書くにあたって、あささんの書く詩を参考にした部分があります それは、 文脈ではなく、単語そのものが持つ美しさというものがあるということ 単語だけではなく動詞の多様性に気づくこと 説明しなくても、響きは伝わるということ 幼生の美しさです (はる ! )

2022-04-05

コメントありがとうございます。 春に感じる恐ろしさを突き詰めたときに、存在の豊かさ、何か取り返しのつかないものが生まれてしまったおそろしさを感じるからだ、と思ったのです。 どこかに何かがいる気配が、あたたかくもあり、おそろしくもあるなあと。 それで何とか、そういうものを表現したいというのがきっかけでした。 (はる ! )

2022-04-05

好き。 この詩は、この詩が響く人のためのものだと思う。 ことば自体は目新しいとは思わなかった、 でもどれもバランス良く美しくて ほどよく地面に足がついていて、 それでも背伸びしていて やさしい 死にたいと言いながら生き続ける人のための詩だと思った (砂金)

2022-03-20

詩の中に死の気配はないんですね、あるのはタイトルの中で でもだからこそ満遍なく文字に心を砕けるし、 そしてそうやって読みたいときにちょうどいい長さだと思う。 あささんの論も素敵だなと思いました。 (わが老犬果てる前)

2022-03-20

詩を書こうとするとき「なにか上手いことをいおう」って気持ちが(少なくとも私には)あって、 だから戦争のことを書こうとしたとき、どうしても、戦争をお題にした大喜利のようなことを してしまいそうになって、それで二の足を踏んでいたのですが。 これはたぶん、そういった虚飾がない、福まるさん本人にはもしかしたらあるのかもしれないけれど、 詩自体は、あまり捻られていない、そして捻られていないからこその頑強さ、普遍的なもののようなものがあって、 いいなあ、と思えたのです。 ただ一方でこの詩が良いと思えるのは、ビーレビのように、 ことばを尽くすのがあたりまえの場所にあるからだろうという予感もあります。 (戦争)

2022-03-20

コメントありがとうございます。 「うぶく」も一応検索すると「初く」と出てきており、その意味や産声、産く、芽吹くを重ねているのですが造語で 「はるる」も「春る」ととれますが当然造語、 単なる異物のつもりです 「薄い吐息ぐらいで破れそうな皮膜」ひまく、という言葉が出てくるのがとても素敵だと思います。 ひまく。ひまく、良いですね。コメントありがとうございます。! (うぶ く)

2022-03-20

ロンドン塔うろ子さんの詩は、好きです。 肛門のリアリティとか、介護施設の帰りに見上げた夜空とか、 日々の生活の行間から奪われた詩情を取り戻してくれるようで。 べたべたしましょう。コメントありがとうございます。 (うぶ く)

2022-03-20

私があの詩を書いたときに審査委員をしていた方ですね。 真夏は夜の夢、はおっしゃるとおり真夏の夜の夢からの引用で、 真夏の夜の夢はなんとなく爽やかな印象を与える、それはきっと「夏」というものの持つイメージだろうなあと思います。 もちろん夏=怪談もあるので、あとはリズムもなんですかね? 作品自体が喜劇なので、そんなものがない、もっと恐ろしい方向にシフトするための語句チョイスとして、当初最後にあった真夏は夜の夢を最初に持ってきました。 今急いでお返事書いているので後になるかもですが、 いすきさんの該当の作品も、ビーレビにあるのであれば読んでみますね。ありがとうございます。 (うぶ く)

2022-03-20

ありがとうございます! 「月光」ってそのまま書いたときに、ちょっと漢字っぽさが前に出てくる気がしたんですね ここでの月光はそれそのものというより、魔術を利用する意味での装置なのて、 だったらよりスペルっぽい英語の方が良いのかなあということで変えました。 「不穏かついやらしい」は、私が一番表現したかったことなので、そう言っていただけるとありがたいです。 (うぶ く)

2022-03-20

ちょっとわかる。ポエジーというものはないと思う。 私、初めて読んで感銘を受けた詩集って、最果タヒさんの、「夜空はいつも圧倒的密度の青色だ」なんですね。 そこではもちろんポエジーもだったんですけど、何より、言葉ってものが与えてくるもっとプリミティブな唸り声、意味より先にくる印象みたいなものがすごいなってなって。だからエミリーディキンソンとか、ワーズワースも、意味知らないけどとりあえず音だけ聴くみたいなそういうことしかしてないんです。 だからこの詩も実質意味がなくて、謎がありそうな顔をして本質はないのかもしれない、 そういうのって空っぽだけど、本当に理想をいうと、そういうものを書きたいんです。 全然実力が伴ってないのはわかります (うぶ く)

2022-03-20

めちゃくちゃ良いです。 すごく柔らかで身近な文体なのだけど、 骨太な印象も受ける。 ちょっと不気味に見えて、最後は爽やか この時期の揺らぎやすさ、 恐ろしかったり去ったり到来したりする そういうものを強く感じました。 (プリドーン-Predawn-)

2022-03-17

とても素敵。 キュートなのに憂鬱で、悲しさの匂いがするのに軽やか。 イェイ、の入れ方だとか、 タイミングの取り方。 とても素敵で、今日何度も開いてしまった。 (不幸中毒、果ての月)

2022-03-14

とても良いですね。 常に文中に光が差していて、でも見えている光はいつも何かを通りすぎてきた光なんです。 柔らかな影、真っ暗ではなく光をふくんだ影が、私の脳内に落ちて、私もまた、文中に差したであろう、ほんとの光、あたらしい光を思い浮かべて、目を細めました。 (喘息の少年の世界)

2022-03-04

すごく好き。 何から何まで美しいし、ちゃんとふるえてる やさしいね、そして、かなしい。 (星の町)

2022-03-04

前作含め、漢字を官能的に見せるのがうまいなと思ってます。 あくまでも個人的な意見ですが、 もう少しひらがな部分の色気がほしいところです。 見てとかは「みて」のが美しいんじゃないかなあ。 素人の意見です。 (月光の灰)

2022-03-04

私もこの作品はまず、「清廉ではない人」「かしこくもない人」「邪悪でもなく」「カリスマ性もなく」「これといった特徴もあたえられず」「なんとなく脱個性化された人たち」に対する作者の共感があると思いました。 まずはそこへの共感があり、具体化したとき、今回はそれが「おばさん」だったのだろうなと。 だから皮肉には思えないんですよね。 作品としてすごい素敵だと思うし、私はすごく好き。まっすぐ汗をかいてると思う。 作者の技巧というか、言葉をキラキラさせる力もすごいと思う。 ただ、「おばさん」と「未熟」を掛け合わせた時点で、この作品は、「おばさん」に内包された悲しさをさらけ出してしまったのだと思う。ある程度は利用したと思うけれど、コントロールできてはないように思う。 作者が終始シニカルな態度で書いたのなら成功しているのかも。ただ逆に、シニカルな態度で書いたなら中途半端に愛がありすぎる気がする。 どっちなんだろう。 大賞おめでとうございます。 (2022年1月大賞作品「Twitterによくいる下手くそな詩を書くおばさん」)

2022-03-04

すごく良い。 欠損、間の使い方。 言葉と言葉のあわいに何かがいるような。 いないような。 (月が消えた)

2022-02-24

この「詩の日めくり」、はじめて読んだのだけど、読みながらグッと涙が湧いてきてしまい、眉間に皺を寄せて泣かないようにしながら帰りました。 別に悲しいわけではないのですが。 他の作品も読みます。 (詩の日めくり 二〇一七年七月一日─三十一日)

2022-02-04

久々にうおおおおおお!て勢いで書いてしまいました。 元の2つの詩から、パワーをわけてもらったのだと思います。 (よくわからないからとりあえずキスをしている)

2022-02-03

12月大賞作品「平等」 三浦果実さん「魔法はあるよ」 にあやかって書きました。 (よくわからないからとりあえずキスをしている)

2022-02-03

「平等」の詩においておそらく一番重要な問いかけである何か喪ったものってそのまま読むと共感性なんですよね。 当初赤ん坊の声とか聴いて「どうにかならんのかい!」って思ったけどどうにかしようと思ったら弱者としてアピールの上手い人が勝てるからどうにもならんよな。と きっと皆同じこと考えて何もできないってわかってるから何もしないんだな、これが大人か…。みたいな気持ちには当初感じてたはずの弱者への共感性がなくなってるので。 この詩が受け入れられるのって、この詩が提示している未来が簡単だからじゃないの?無気力な大人が傷をなめ合ってるだけでは。 という難癖じみた気持ちがあったんですが、室町礼さんの批評を読んで、なるほどね。と。 あんまり完璧な詩って意外と捨てちゃいますよね。 脆いけど取っ手があるみたいな詩の方が案外手に馴染んできたりする、気がする。 「平等」もそういう詩で、何か一言いいたくなる、そして言おうとして読み込むと中々面白いな、魅力があるな、思ったよりよく考えられてるぞ、と思える。 良い取り組みだと思います。 (2021年12月大賞作品「平等」)

2022-02-03

大森靖子さんはまあ苦手。まあまあ苦手だし「大森靖子が好き」っていってる人もちょっと苦手になるけど、 インコみたいな声で五月蝿くてたまに「うるさっ」て言いながら聞きたくなる。 魔法が使えなかったら死にたい、みたいな マジカルなパワーに満ちてて、 おぢさんに夢を見せるのもわかりました 笑 大森靖子氏の人となりなんて知らないからこれ大丈夫か?と思ったけど詩自体は好きです。本当によかった。 (魔法はある)

2022-02-03

すごく良い。 何が良いのかは他の人に任せたい。 それていく、 このワードがとても良い。 (それ)

2022-02-02

おばさん、は ときに、 群衆、とほぼ置き換え可能な言葉だと思っています ときに、私は そこにアイデンティティーを含ませたいのですが、 そんな現実の前で、おばさん、は、 おばさん、になってしまうのです (涙ぐむ28の夜)

2022-01-26

おばさん、を描いた詩でこれだ!というものはないのですが、 おじさんを描いた短歌で好きなのは永井裕さんの短歌ですね あとは別におばさんとかはないんですが、たつみさんの短歌も好きですね (涙ぐむ28の夜)

2022-01-26

この詩はhttps://www.breview.org/keijiban/index.php?id=8751Twitterによくいる下手くそな詩を書くおばさん  に触発された部分があるので、独力ではなく、 その詩に手を引かれ出てきた部分がありますね。 ちなみにご指摘の箇所は、 この詩をかく時に一番悩んだ部分でした。 (涙ぐむ28の夜)

2022-01-26

怒りは制御されるべきものであることは確かなんでしょうが、 我慢して幸せになれる人もいるんでしょうが、 怒るタイミングを逃して弱くなる人を見ると…… 怒りでしか救えない心もまたあるかと思うので 祈りですよね、ほんと (怒りあれ)

2022-01-26

わかります、怒りというエネルギーって、 なくても生きていけるんですが、 エネルギー源としての強さはありますよね。 自分だけの怒りだけではなくて、 絶望した友達と一緒にいるときに、 怒りあれと願うことがありますね 感想ありがとうございました (怒りあれ)

2022-01-26

優しくしてほしいなどとは言ってないので謝らなくても良いですよ (Twitterによくいる下手くそな詩を書くおばさん)

2022-01-21

知らず知らずのうちに影響された説はあるかもしれませんね? 最近はうまく言葉を嵌め込めず苦労してます 頑張りますねありがとうございます (怒りあれ)

2022-01-20

すごく良い詩だとおもふ 一方でこの詩が成立するには 「おばさん」でなくてはならず またそれこそがおばさんの悲哀であり 怨念であり敬虔さだよなあとか 美しい詩だと思う だけども優しい詩ではなく おばさんは人知れず泣いた (Twitterによくいる下手くそな詩を書くおばさん)

2022-01-20

とても好きでした。 (大晦日 あいつと)

2022-01-20

本当の怒りとか 本当の絶望みたいなものがないんです 普通に、すこしだけ不幸せなんです これは不幸の数ではなくて、量でも質でもなくて マイナスを感じる感度が鈍いということ それだと何者にもなれないんです 感想ありがとうございます! 真清水さんの詩は、何かがあると思います いつも読んでいます (怒りあれ)

2022-01-18

昨日見た夕焼けがバラバラになる飛び散る 優しさ、素敵、好きでした ハローハローって、私も呼びかけていたい 呼びかけられたい (記憶の街)

2022-01-13

タイトルと、はじめの数行、大切ですよね、 たぶん 名もなきユーザーには 改行をものともせぬ力が求められている ありがとうございます (怒りあれ)

2022-01-13

裁きや怒りがないことを裁きと思えるほど勤勉な人間になりたい、などと (怒りあれ)

2022-01-13

>彼らの肛門のような所に、最高のリアリティ現実は、息を潜ませている それを昆虫のような眼差しで、見つめなければならない この文句を何度も思い返しました。 好きです (肛門のリアリティ)

2022-01-13

『お笑いが苦手』    終わらないので…。 (「びーれびしろねこ社賞」 応募スレッド)

2021-12-19

『弔い』  顔も知らない、私の顔によく似た、あなたを弔って、たった7人で、席についた。もう広すぎるよ此処は。かつて14人がいて、今は7人だった。まるで花弁をちぎるように、回数を重ねながら、物事は小さくなっていく。どれほど抱き合っても語り合っても混ざりあうことはできない、2という数から上はその寂しさを数えることしかできないのに、私たちは、必死に、あつまった人数を数えている。私たちが持っているものを数えてしまう。1から上を。私たちはかつてあなたでした、あなたから生まれました、そしてあなたではなくなりました。世界が凍っていく中で私たちはただ祈っているのです。そして恐れているのです。かつて14でした、そしては今は7。あなたは私たちの顔も知らない、それでもあなたによく似た顔を持つ私たちをおいて、あなたは1人で悲しくなって、数えなくなって、あとは私たちが、うろたえながら、おびえながら、泣きながら、数えているのです。  よく凍った床の上では、ひとしく凍えることしかできず、良く通った鐘の音の中では、ひとしく聞き入ることしかできず、胎内にいるときのように私たちは、喪ったあなたとわたしたちを想いながら、しわくちゃの頬を濡らしているのです。 (「びーれびしろねこ社賞」 応募スレッド)

2021-12-19

(天国)

2021-09-30

これを私が書こうとしたら絶対に詰まらなく重くなるところを、星とほくろを対置させたことで軽妙に楽しく、しかし切実になるのだから。 すごく好きです。 (小松奈々)

2021-09-09

すごく好きです。 yamabikoさんの感想が適格で、それ以上のものが浮かばないのですが。 (宇宙ぶらりん)

2021-09-09

ほんとうにすてきです。 言葉が跳ねてるみたいできらきらしてて。 うらやましい。 (【百物語】あおくてきれいな二本の線の)

2021-09-02

ありがとうございます! 私が好きな詩は読みが浅いとか、正解の解釈などはなくて、人の経験によってかたちを変えながら響くタイプのものなので、 そういう部分でなにかを共鳴できたなら嬉しいてます。 (根拠のない優しさという名を持つ君は)

2021-08-14

そうですね、愛される犬。愛されない犬もいて、愛されない飼い主もいる。 感想ありがとうございました! (根拠のない優しさという名を持つ君は)

2021-08-05

わあ、ありがとうございます。 私も「よくわからないようでいて、でもなんかわかるような」みたいな詩が好きで 真っ暗闇でその形とか感触だけを触っているような気になるものが好きなんですね。 だから私の詩もそういうラインを保てているのであればとてもうれしいです。 (根拠のない優しさという名を持つ君は)

2021-08-05

いやこの言葉の組み合わせ本当にどこから出てくるんだろうな、と思いながら 読みました。 あとシュタインに囲まれて首だけがのあとに「顔だけが」と言い直すのもリズムが良い。 (ラージサイズ)

2021-07-29

解読させるタイプの詩で、そうなるための興味深さを備えていると思います。 ちょっとホラーっぽい出だしと落ち、その表現が好きです。 (甘い死を、家父長制に)

2021-07-29

ホメオパシー、カモフラージュ、フィーリングのどこか浮いた感じは意図的なんでしょうか。 一連目が好きで、きちんとしているなあという印象だけれど、 文字の意味合いから受ける印象よりは小さくまとまりすぎている気がします とはいえ一連目、めっちゃ好きです 言葉のリズム、呼吸、読むだけで感じました。 (端正な交差点)

2021-07-29

個人的に蛭子子さんってそういう「場面設定の表現力」の強さある人だなあって思っていたので、 夜、の表現力褒められるのめっちゃ嬉しいです。 (君は夜だよ)

2021-07-29

コメントありがとうございます。 そう、音の良さ! 音を良くするためにここ最近ずっと音韻とかそういうのを考えてたんだけれども いくつか詩を読んで、そうじゃないよなあと思うようになりました。 (君は夜だよ)

2021-07-29

コメントありがとうございます。 ピックアップトラック好きなんですよね、よく祖父と一緒に乗ったからね (君は夜だよ)

2021-07-29

コメントありがとうございます。 ヒーリングミュージックみたいな感じを狙っていたのでめっちゃ嬉しいです。 (君は夜だよ)

2021-07-29

ありがとうございます! 実際は30手前の女が辞書片手に書いてるんですが、 それはそれとして嬉しい言葉ありがとうございまして (この眼球を割れ!)

2021-07-06

めっちゃ良いですね とりあえず忘れないうちに投票だけしておきます。あとでちゃんとした感想を書きますね。 (しつ)

2021-06-26

紅茶猫さんのもわかるけど、 私はむしろ安易に広げた宇宙や神話が春らしい浮かれ具合が出てて好きです サンショウウオに近いビニイル袋が の一文はほんとに良い。 文中の比喩に統一感がなくてバラけてる気がするのはするけれど 良い意味で弾んでるかんじがあり 読んでて気持ちが良かったです (また 春を迎える)

2021-06-23

ありがとうございます! 最近なんか色々考えてて、 挑戦中なのでそういわれると嬉しいです もっと跳ねるように言葉で遊んでいきたいですね (ふしあわせのうた)

2021-06-23

ありがとうございます(?) わかります~ 私も短編小説じゃねぇんだぞ!て自分に言い聞かせてます べつに短編小説になるのが悪いんじゃなくて、もっと直感的な部分で面白くしたいんです 後半は、そですね、 まだ読む人が直感的にわかるような面白さを提供できる域にはいってないかんじがあります 単純に勉強不足でもあり。 次は頑張ります (異界)

2021-06-23

うーん良い 言葉の持つ抽象的なイメージを、 存分に使いきってる ただ反面枠のなかにあるだけにみえ もう少し飛躍がみたい気もする (朝焼けを噛み)

2021-06-23

夏の恐ろしげな夜、 茹だるような暑さとまとわりつく緊張感を緩めることなくラストに入る すごく好きです。 (もけ)

2021-06-23

良いです。 ラストはあまり強くないんだけど、 最初の2行でほしいものを全部くれる感じ。 (極地)

2021-06-23

あくまで個人的な感想としては、 勃起と愛撫はいらなかったなーと思いつつ、 それはそれで ラスト2行を成立させるために必要な気もする 好きです。 (死ね、ニュートン)

2021-06-23

良いです リズムの調整と題材と。 「比喩ではない」と切ったことで鋭くなったと思う。 (縮こまり快楽)

2021-06-23

すごい良いんだけど、 >夕暮れの屋上で聞いたような ここだけ比喩が飛躍しすぎてる気がして引っ掛かりました。 主に夕暮れ、かな、 この詩には夕暮れは暗すぎる、オレンジすぎるんでないか。 闇のニュアンスを出すなら夜明けの方が良かったのでは?それか昼光色の光とか。いやいまいちですね。 あくまで私の読み解きです。 昼間、明かりが強すぎて輪郭が飛んでしまうような色合いのなか、極彩色が生々しく主張しているような色合いに思ったので、夕暮れというのはフレームがしっかりしすぎているのですね。 比喩、表現としては美しくて好きです。 (白昼地獄)

2021-06-01

良いです。 少し勿体ないなと思ったのは、入りがちょっと弱いことですね。 良い詩なのにコメント0件!?とびっくりしたのですが、設定によっては詩の冒頭部分しか表示されてないこともあるので。 通りの向こうでは、茜色に染まった魔女たちが先を競って自らの長い影を切り取り、夜を短くする魔法をかけている。やがて乱立する高層マンションは次々に傾き、重力を失ったこの町は本格的な氷河期を迎えるのだ。 からの 閉ざされた60階建ての1室で、色彩を持たない花は君だった。 はとても良いと思いました。 けむり、氷河期、ながくなる夜、地上から遠くはなれた閉ざされた部屋、色もない無表情の君、世間の流れとは逆行して巻き取られ終わりを迎えるフィルム、喪ったものを取り戻せない僕ら。 読む人によって君と僕の関係性は異なるでしょうが、美しい世界観を練りながら、一気に部屋の中へとその世界を狭め、最後窓の外と君を比較する、そのカメラワークが美しいです。 (君は無表情を残して)

2021-05-26

すごい良いです。 >向日葵の芽が伸びて >誰かが 支柱を添えるように ここが大成功ですね。 これが無かったら締まらなかったと思いました。 水泳の時間、クロールで息継ぎをしたときにだけ見える空の青さのような、 息苦しくて美しい作品です。 (はじまりの世界へ)

2021-05-26

すごい好きです。 「文章」そのものが面白いというか。元々はすごいちゃんとした文章を書けるんだろうなというのが解る。 すごいちゃんとした原文が、途中で解けたり固くなったりするんですよ。面白い。その緩急の付け方というか、抑揚の在り方とか、本当に綺麗で面白くて歪んだ文章だと思いました。 かっこいい。 (客観的な当選に於いて(2))

2021-05-26

いやすごく良いんですけど、すごく良いとはしゃぐのも憚られるんですよね。 作者がどのくらいまで意図的なんだろうというのが気になってはいます。 (時の地雷)

2021-05-26

すーっごく好きなんですよねえ。 句読点で言葉とリズムが切れてしまうのは意図的として、 消化できない/言語化できないものをあらゆる角度からうつしとろうとしている感じがする。 多面的なものを何度も正面から見返して、 何かを伝えてくれそうな、でも伝わらないんだけど、 作者にとっての美しさや、耽溺具合が解るというか。 余韻も素晴らしい。すごく好みでした。 (郵便受け)

2021-05-26

ありがとうございます。 水は二層で出来ているんですね!?初耳でした。このあと調べてみます。 脱皮感、ループ感は気を付けたところです。 言葉遊びから一歩踏み込んでポップで触りやすいものを考えているのですが なかなか上手くいかず悩んでおりましたので、 感想ありがたいです。 (異界)

2021-05-26

ありがとうございます。 韻の踏むときって、やりすぎるとぎこちない、かえってリズムを壊すんですよね。 そこは気を付けたのでうれしい感想でした。 (ふしあわせのうた)

2021-05-26

ありがとうございます。 ここ最近は言葉遊びばかりしていて上手いこと詩に乗せられてないのが正直なところなんですが、 沙一さんから面白いと言われると救われますね。 (ふしあわせのうた)

2021-05-26

夜は蛇の目のリズムで 私の中に這入ってきます 口蓋に散った星々が 澱粉に変わる折り目には 君の詩の意味を考えています 君の死の忌みを考えています 澱糞に変わる折り目には 口蓋に膣った欲しい欲しいが 私の中に胚ってきます 依るに蛇の目のリズムにて (異界)

2021-05-09

ryinxさんの詩は、文字の連なりと配置が美しく、まずその点にほう、となり、 そして比喩の美しさにうっとりとしてしまいます。 この詩は特に上二点が良いです。 (雨に)

2021-05-02

感想ありがとうございます! 印象的なフレーズ、 意味は通じなくとも感覚でなんとなくわかる気がする、 そういうところを目指してます。 (やさしさは雨で簡単に煙る)

2021-05-02

コメントありがとうございます! 駆け足で過ぎ去ってるときは一生懸命でわかりませんが、 いま、その瞬間にしかないこともたくさんあり……。 そのもどかしさはありますね。 (やさしさは雨で簡単に煙る)

2021-05-02

感想ありがとうございます! 読みにくさ、解釈しづらさは 意図的な部分もあるので、 その部分だと良いなあ。 (やさしさは雨で簡単に煙る)

2021-05-02

面白い、好きだった。 単語の差し出しかたが良いのかな。 コップで回転するソーダ水 氷のブロックが崩れていく スローブルースの似合う夜に 車を走らせたい とかそうだけど、 水、氷 コップ、ブロック、ブルース みたいな感じで視覚的に繋がってるんですよね。 それで脈絡なく見える単語も 一本通った筋が見える。 (ウォチョカー・ウォチョカー)

2021-04-23

一連の、詩人をタイトルにした3作品のなかで一番好き、かつ響きました。 流れるようなリズムなのですが、一旦そのリズムを壊すように最後から二行目「その詩人もある意味悲しい?」と入ってくる。 最初の「悲しい?」は流しておいて、二回めに異物感と唐突さをだす面白さ。 そして最後の一文はほんとうに何気ないし余韻もないのですが、 それがかえってよい。詩情を削いだ美しさがありました。 (おい、お前ら、ニセモノ詩人たちよ)

2021-04-23

「あしたはきっと良い天気」は「虹」という歌の「きっとあしたは良い天気」からもじってます。 (あしたはきっと良い天気)

2021-03-24

とても面白いです。 ミッキーマウスってなんというか妙にイノセントというか、 ミッキーマウスの●●、みたいに様々な映画や商材に展開しているせいか、 ミッキーマウスそれそのものが役者っぽさ、空っぽな感じ、「ガワ」であるイメージがあるんですけど、 そういうミッキーとミニーという「ガワ」にお伽噺とか宇宙を仮託するのが、妙に納得感があって。 それからひも理論的なところに繋がっていくとおもったら、 「おどけるのはむずかしいね」って〆が本当に良い、染みました。 (ふるる)

2021-03-07

ABさんのおっしゃりたいこと、とても解るんですよ。 どうしようもなく抑えられない怒り、違和感、異質感、というのが、 別にそれを引用する必要のない詩にも浸食してしまいがちで、 それを理性で抑制しようとしながら、 結局できていないんだろうなあと。 (祈り)

2021-03-07

お褒めの言葉ありがとうございます。 実存や主観というのは宙に浮いているのに、 性的な部分というのは、 楔のように体の真ん中に撃ち込まれていて、 そこがとても不思議なんですよね。 (祈り)

2021-03-07

面白い見方のように思いました。 福まるさまは他の方への解釈を見ても、言葉の元通りの見方を大切にされていて、読んでいてなるほどと思うことがあります。 水死体は、うさぎのものを見たことがあります。 そのときの「あなたたち」への憎しみを思い出しました。ありがとうございます。 (祈り)

2021-02-23

返信をつけるのを忘れておりました。 実存とは何か、については、 ボーヴォワール、ひいてはサルトルは「本質に先立つ」「ある、ではなく、なる」と言いますが、 ここでは単に実在と言い換えても良いのですが、 実際に存在しうること、その保証くらいの意味合いですね。 振り子のようにさゆうに揺れるもの、が 一番尊く思うのですね。 時に右手が近く、時に左手に強く あなたの傍にあるとき、 私の傍にないような。 一定の実存、安定、固定された感覚というのは例えばそれひとつで詩にできると言いますが、 実はそれひとつを問うた詩なのです。 つまらない種明かしをしなければご期待に添えない実力を恥ずかしく思いますね。 (祈り)

2021-02-23

なるほど。 文体よりも響きを重視しがちなので、 そこは考えが足りないのやもしれませんね。 こう 固めの発話をしたい瞬間と やわめの言葉で留めたい瞬間と それぞれがどうも合わさらず。 またお時間ありましたらお話を聞かせてくださいね。 (その際は是非、sageで) (祈り)

2021-02-22

率直で端的で良いと思いました。 エナジードリンクではなく「エナドリ」としているところに一片の美しさもあり。 (エナドリの詩)

2021-02-21

すごく良い。 夜の瞬くような、揺らぐような、でも無機質な感じに 挟み込まれる肉感のある言葉。 (無名の詩)

2021-02-17

すごく良いなと思えるんですが、 どこが良いか具体的に指摘できないという。 上のかたが仰られてる通り、 バランスがよく調和がとれてるからでしょうか。 好きです。 (触中毒)

2021-01-21

たしかに中盤ちょっともたつく気もするんですよねえ。 序盤のリズムを崩すのに思ったより苦戦し、 それが出てしまっているのでしょうね。 私のなかではユーモアのなさが出た部分だと思ってました。 返詩、いいですね。ありがとうございます (ことば)

2021-01-11

お返事を書き忘れておりました 汗 申し訳ないです。 全然狙ってかいたわけではないのですが Twitterで4℃のアクセサリー(?)をプレゼントされた話がバズっており、「これを絡めた皮肉だな?」と別場所で指摘されました。 引き込まれる、 ふたりぼっちの悲しさを出せていたのであれば嬉しいです。 (わかれ)

2021-01-11

すごく良いです。 「拘束する時間を愛や恋に置き換えてしまった可哀想な人たち /おぐしを整えて、ブランドに落ちぶれて、立派な化粧をする」 のような直球のセリフが入ったところで、 「(あなたがたは鶴と亀の区別をつけられるほどの真菌をもっていない)」 のような文を持ってくるの、とてもセンスあるなあと思いました。 全体的に力が入りすぎてなくて、 でも切り込むところには踏み込んでくるかんじ とてもカッコいいです。 (大福入水)

2021-01-11

暗闇にぽっこりと落ち込んだようなときが人生にはあり、 それが一時的なものであれば良いのですが、 原因が相手であるとき、 愛が終わってしまうことへの恐怖、 相手を見切ること、 そして相手から見切られていると気づいてしまうことは とても怖いのですね。 感性の法則 (わかれ)

2021-01-07

コメントありがとうございます! 笑えればいい、 ほんとそう思います。むしろ笑いに方向を向けるほうが難しくリスクがあるような気すらするので、そういう詩を読みたいですね。 (わかれ)

2021-01-07

コメントありがとうございます! 詩の話とは違うのですが、 あなたの評価はあなた自身がリスクを追っているのが伝わってきて好きですね。 (わかれ)

2021-01-07

そうなんですよねえ といいますか「ことばという器で水をすくう」素晴らしい表現ですね。 すごいなあ。 ことばにした以上こぼれ落ちる水もありますが、 より的確により多くを掬い上げたく しかしもうその願望がすでに矛盾しておりますね笑 (ことば)

2021-01-05

そうなんですよね ことばのせいで、より複雑になり傷つけあうこともあるんですが、 ことばにしか救えないものもあり 音は鳴っててもこんなんことばじゃねぇよとつっかかりたくなる雑音もあり しかし私も雑音でしかなく、 本質的なところでわかっていただいたのはビンビン感じますありがとうございます (ことば)

2021-01-05

楽しいですね! 私の音読時のテンポが文字で表現できてれば良いのですが。 (ことば)

2021-01-05

そうですねぇ、 緩急といいますか パンチラインの付け方といいますか そういうものがあまり得意ではないんですよねえ。 コメントありがとうございました! (ことば)

2021-01-05

砕けたのは夜の街だった、というタイトルが素晴らしく うつくしく どれほど素晴らしいかというと、 内容を知っているのにタイトルにつられて八回ほど読みました(笑) また、おちていく私の心が砕けると思いきや タイトル「落ちたのは夜の街だった」 ダイナミックな変換と、 ぐるりと地上と天上が回転し 心が夜の街を砕くような美しい映像が流れました。 そして私もマンホールという言葉が好きです。 (砕けたのは夜の街だった)

2021-01-05

とても良いと思いました。 ケンドリックのDNAを思い出しました。 花を咲かせず害虫だけがたかる 美しいです。 日本的なおぞましさもあり。 種子、というチョイスも素敵です。 なぜか種子には忌まわしげなイメージがあるのですね。(悪の種子の影響もあるのですが) 深層に繋がる「祖父の遺物のある倉庫」きっと古びておりクモの巣もあるだろうに、 描写が巧みなこの詩の中にその情報はなく、 ただ口元にまとわりつく翅が おそらく入り口にかかった巣に阻まれて出られないのではないかといった想像をかきたてるほど、 暗く、狭く、しかし底のない詩でした。 (祖父の痕跡)

2021-01-05

すごく良いなと思っていて、 何故良いのかわからなくて、 とりあえず良いなあって気持ちです。 てっきり朗読動画だと思っていたので、動画をみて「!?  ???」ってなっていたのですが、 こういうジャンルに対する知識があまりになく呑み込めてない。 ただとても良いと思っていました。 (すみません、とにかく忘れないうちに投票したくまとまりのない感想をしてしまいました。) (日本のゆくえ)

2021-01-05

めちゃくちゃ好きです。 何が起きているのかまったくわからないんですが、 わからないなりに謎の物語が脳内で進行していって、 最後、なんだろう、本当に身近なあの感じ、 友達と喋っていて「あ、今わたし、何かを理解したな」とふと感じて成長するあの感じ、 あれを体験しました。 (汚水の苔脅し)

2021-01-01

すごい。 すごいのは、この詩全体からアルミニウムの手触りを感じるんですよね。 それは詩でアルミニウムを説明しているから、というよりは 漢字とかひらがなとかの形からかな。 軽くて、薄い膜のある銀色の、冷たい手触り。 >幽かな陽電子の煌めき 私は文系で、アルミニウムの科学的な特徴などまったく知らないんですが、 それでもアルミニウムの煌めきをさっと思い浮かべることができたのです。 それがあなたの識相からあふれ出しているのだから、 もうこれだけで映像的な美しさと言語的な美しさを感じました。 (アルミニウムの涙)

2021-01-01

とても好きでした。 祈るシャワー/追放のクジラ このタイトルがもうすごく好きです。 叩け叩け、から始まる詩全体的に抑制が効いていて、言葉ひとつひとつがしっかりしていて、 何度も読んでいます。 タイトルも含めて現代的なセンスを感じたので、 最終行の「ああ」が若干古臭く感じて、そこは少し残念でした。 (祈るシャワー/追放のクジラ)

2021-01-01

>勿論 >無意味な言葉の組み合わせ この2行がとても好きです。 「勿論」の後にそのまま続けるのではなくて、改行するのが良いなあと思います。 それまでの詩の音も勢いがあって、その割にはちょっと斜に構えた感じがしてバカっぽすぎない感じのところが好きなんですが、 この2行で一気にそれまでの音が急に遠ざかったうえで、 立ち止まってもう一度前の段落を読みたくなりました。 (ピュー、パガン、タウングー、コンバウン)

2021-01-01

すっごく良いです。 言葉ひとつひとつが淀みなく、美しい。 不定形の柔らかなリズムがあり、 広がったり縮小したり波のような。 本文にはいる前に空白が入ってあるのも、 宇宙の広大さや距離感を思わせて視覚的にも楽しみました。 (                  しゅくたいするげんしのすーぷ)

2021-01-01

わあ、ありがとうございます。 さむいね、ていいながらくっつける幸せ、とてもわかります。 (わかれ)

2020-12-28

なかなかいただけないタイプの褒め言葉で嬉しいです。 シャープにストンと落とす感じって難しいですよね。 (崩壊する土曜日)

2020-12-19

たまねぎの匂いって食欲をそそるときも削ぐときもありますよね。 炒めていると良い匂いなのに、冷めるとちょっと生っぽさがでちゃうのかな。 (崩壊する土曜日)

2020-12-19

いのちじゃない。ち。 の繰り返しの中からリズムをとっていく感じとか、 最後の2行とか、好きだなーと思います。 (「いのちじゃない。ち。」)

2020-12-19

どういう気分で読めばいいんだ…と思ったんですが、普通に笑ってしまったので笑っていいのかな…という気分で読みました。 最初と最後に「*」をおいてあるのは狡い 詩のリズムと緩急がウンコにしか見えなくてほんと笑ってしまうし、 キリッ…と絞めているのもほんと「ああ出し切ったな」感の良さがあり良かったです。 (便)

2020-12-19

とても好きです。絵もすごく雰囲気があって良いです。 とても好きで、どんな感想書けばいいんだろうな…って思ってたんですが、感想を書かないと投票できないので、忘れないうちに。 水の入ったコップによって反転する絵。 水の中で体を翻す魚、そして君。 陸にいる語り手が、ジャスミンティーの香に空間が満たされることで、「おぼれる」という反転をする。 しかもそれぞれがとてもささやかで美しく映像的。 描写も巧みだったのですんなりと理解でき、 うっとりと読んでしまいました。 (水中反転)

2020-11-27

すごく良いです。良質な物語を読んだような満足感がありました。 ロードムービーのような終着点のある果てのなさと、湾岸沿いを走っていく視点 薄暗い死、それから喪失感、そしてそれらを置き去りにまだ走っていく視点 とにかく前に進んでいく描写の美しさ、鬱さが、 そのままやみくもに気だるげに生きる人生のようで、とても素敵な詩でした。 (潮風)

2020-11-27

すごく迷いながら、でも「良い」と確信しながら、 今日、何度もこの詩を読んでるわたしがいます。 どこまで言ってもいいのかわからないんですが、 最後二行までは面白みを感じなかったんです。 でも最後二行がとてもよい。 最後二行があるから一気に面白くなり、 それまでの面白みをあまり感じなかった部分まで良く見えてる。 では最後二行が他者と比べて図抜けて良いかと言われると迷うんです。 ただそれまでの六行が最後の二行でちゃんと落とすためならば、 ものすごいバランス感覚だなあと。 理屈ではあれこれ言いましたが、もう理屈抜きで感情として、 この詩、とても好きです。 (あなたのきびしさを私にください)

2020-11-27

その感想は不本意ですね。 作者本来の意図と、私の分析ミスを前もって提示したのちに、 この詩の本来のよさである「ただ思ったことがそのまま伝わるような」描写が、詩の可能性を狭めるのではなく、 かえって広げていること、母親のみならず誰しもが抱く愛の悲しさを語るに至っている。 この評を「元の詩を切り離すて」る、とされるのは。 遠回しな皮肉に見える文章なのもいやで、 それならば「詩にとっては幸せかもしれないが、(理由)のため元の詩を切り離しているのが気になる」といわれた方が勉強になります。 (現実と現実の行間に浮かび上がる詩情と「普遍的な愛」)

2020-11-19

いえ、こちらこそ素晴らしい作品をありがとうございました。 やはり現実に関わったことのある事実を元に作成されていたんですね。 恐らくそうなんだろうな…と思いましたが、評中では断定を避けております。 推薦文を書くにあたって、何度も詩を読み直して分析を繰り返しましたが、 読めば読むほど、母親のひたむきな心が伝わりやすい構造になっており、そしてそれが愛という普遍性を語っても壊れない頑強さに繋がっているというのは、 宵月様がしっかりと現実に根差している方なのかなあ、というように思っておりました。 さて、推薦文の感想まで書いていただき、誠にありがとうございました! 今後も是非すばらしい作品を読ませてください! (現実と現実の行間に浮かび上がる詩情と「普遍的な愛」)

2020-11-18

いえ、こちらこそありがとうございました! 一応10月は全部読ませていただいたんですが、その中でも一番響いた詩なので、 どうにかこうにか、頑張って推薦文を書かせていただきました。 (あるがまま、不条理な滅びさえも受け入れて、その先に自由と、自らに歌うレクイレムがあります。)

2020-11-15

私の感じたものと同じものを伝えることができてとてもほッとしました。 イメージの喚起力…。こういう語彙が私にはなく、とても腑に落ちました。 ありがとうございました。 (あるがまま、不条理な滅びさえも受け入れて、その先に自由と、自らに歌うレクイレムがあります。)

2020-11-15

コメントをありがとうございました! はい、私はどうしても生きていくために生きていきながら、生きていたいと思ってしまう、 何度でも生きてしまう、目が覚めて会社に行ってしまう、この「しまう」がとても苦しいのですが、一方で捨てられないのです。 それと「!」や「?」の使用についての好み、興味深く思いました! 私は手癖で記号を使いがちで、詩情を削ぐ可能性がある、というところに思い至れずにいたので……。 言われてみれば、記号ではなく描写や筆圧で伝えられることはまだまだありますね。 こういう気付きを戴けることもまたとてもありがたいことです。 改めてありがとうございました! (太陽のある世界で死ぬ者たちよ)

2020-11-15

いや、本当に奇跡が起きたようでとてもうれしく、なんども読み返してしまいました。 武田地球様の書かれたいのち、は、死後の「呼吸」を描写することで生死の境目を曖昧にしながらも、生きる、に針を向け続ける人間の日常の営みを、これまた命のないものの「呼吸」の描写で表したものだと理解しております。 一方で私は、どうしても生きてしまう、死ぬことができない、死というのがどうにも遠く感じてしまう、何度も登ってしまう太陽というイメージが強く、武田様の作品に対してぶつける形にいたしました。 (とはいえ、こうやって口に出さなければ気づく人はいないでしょうね) 水をモチーフにしがちな私ですが、あらたに太陽、というモチーフができたことがうれしいです。 ありがとうございました。 (太陽のある世界で死ぬ者たちよ)

2020-11-15

誰かと思えば、武田地球さん、「生きるためにパイを焼く」の作者さんですか! この詩は実は、「生きるためにパイを焼く」に対しての私なりの返詩なのですよ。 まさかコメントを戴けるとは思ってもみなかったですが、とてもうれしい。 とてもとてもうれしいです。 (太陽のある世界で死ぬ者たちよ)

2020-11-09

わーい!大好きな詩なので、批評がでたのがとてもうれしいです! ですねえ、書いてあることはかなり緻密な描写で、ある意味「単純に現実を描写するだけで詩情」という作品でもあるといえるのに、ラストの1連だけで一気に読者に空白を埋めさせる仕掛けを施す、とても素晴らしい詩だと思います! 私のコメントも取り上げてくださって、うれしかったです。 (作品の世界へ導く「あの頃の私」)

2020-11-08

コメントありがとうございます! そうですね、この辺りの順番はとても苦労しました。 クソッタレ短歌は私の中ではめちゃくちゃお気に入りなんですよね。 実は字余りしているという事実も含めて(笑 とはいえ、この詩を短歌として読むか?というと微妙に思う人もいそうだったので、転調前の慟哭として挿入しました。私も短歌ひとつ出せと言われてこの詩は出さないですね! (崩壊した海で生きよ)

2020-11-08

コメントありがとうございます! 私には勿体ない言葉ばかりで、とてもうれしいです。 「言葉としてどういう意味という以上に」はい!私はまさにそこが一番大切だと思って書いています。 言葉というのは鐘を打つ棒のようなもので、誰かのこころを打つものではあっても、どういう音を鳴らすかは鐘次第なんですよね。 すぐれた棒はある程度鐘の音を操作できてしまうだろうし、劣った棒は音すらならない…なんてこともありますが、一方で誰かにとって劣った棒が、誰かの心をガンガンに鳴らしてしまうこともあり……。 というわけで、どういう音だったにしろ、ryinxさまが、少しでも何か鳴るものを感じてくれたということはとてもうれしいことなのですよ。ありがとうございました! (崩壊した海で生きよ)

2020-11-08

コメントありがとうございます! この一連の詩のテーマは単に自分の短歌の中で「海」とか「水」に関連したものを選んだだけなのですが、そうすると不思議と私は怒っていて、悲しんでいて、つらかったので、 そういう叫びから生まれたのがクソッタレ!とラストの詩なんですよね。 一応、タイトルを付けて出すものなので、コンセプトアルバムで曲順が大事なように、 この詩も順番に気をつけて書きました。 (崩壊した海で生きよ)

2020-11-08

コメントありがとうございます! そうですねえ、人間は魚ではないので海には帰れず、各々の海の中で、仮初の塩辛さを泳ぐしかないのだろうなあ…という気持ちがあります。 ビーレビで短歌後悔するのは初めてでうわ~~~~どうしよ~~~~って思っていたので、コメントとても勇気づけられました!ありがとうございます。 (崩壊した海で生きよ)

2020-11-08

ぐう~良い! >次第に心は時代の眉唾飲み込んで 迷い探す夢現 これは素晴らしい美文ですね! 星に願う、星が燃え尽きる瞬間に瞬く全人類の切なる願い。 たとえかなえられたとしても、私たちの身には新たな不幸が、新たな絶望が、新たな疲労がやってきて、蝕まれ、そうしてやっぱり死を願う。 だけどそこにはどうしようもなく悲しくてやりきれなくて、でも生き抜く人間の魂の力のようなものも感じて、ニヒリズムに落ちきっていないところも好き。 そういう叫びが、ちょっとロックなリズムと一緒に、がなるような大声で叫ばれたと思ったら、 ズドン!と >(今日も救われた! だが、絶望は深くて重たい >そして次第に心は時代の嘘と共に虚ろになっていくのです) なんて打ち込んでくるのだから、やっぱりこの詩は素晴らしいです。 (呪願星)

2020-11-08

リフレインが美しい詩で、おお…と読んでいたら最終連にまた「おお…」となりました。 「島の夕暮れ」から「島の夜明け」へと変わり、 あれほど多彩なものが集まってできた「やさしさ」から とにかく白い、優しい、何を言えばいいのかよくわからないけど、ただただ白いだけの「やさしさ」 へと変わる瞬間。 夢から現実に覚める瞬間の、まっしろになる感じを思い出しました。 (島)

2020-11-08

とても素敵で、少し悲しい詩だけど、でも恋ってこういうものだよなァ!と共感しながら読んでいました。 どんぐりとハナミズキの実の共通点なんて「地面に落ちてる」くらいしかなくて、さっきまでどんぐりを一生懸命集めていた人が、次はハナミズキ…ってなれば、そんな人を愛するのはかなり覚悟がいりますね…。 せめて松ぼっくりなら!松ぼっくりなら!!なんとなく彼の趣味もつかめそうなものですが……!! 語り手「私」にとってどんぐりもハナミズキも目の前にいる彼だけなのに、彼といえば目に映ったものが全てでそこに全力投球してしまう、そんな彼のことが好きで、割り込むこともできず見守るだけの私……。おそらく行く先の破綻を覚悟しているのでしょうか。それでも彼の笑窪を見つめて、寒いなか彼を見つめる「私」、彼との幸せをなるべく長引かせようとする「私」…に少しだけ悲しくなりながら、冒頭で言った通り、「でも恋ってそんなものだよなァ!」という気持ちになりながら、がんばれ……(たぶんお前にはもっといいひといるよ!)と友達のような気持ちで応援してしまう、可愛らしい詩でした。 (あなたとどんぐりとハナミズキの赤い実とわたし)

2020-11-08

とても面白い! こういうリフレインでやると私はくどくなりがちなのと、変化球で詩の外観を壊しがちなんですが、 この詩はちゃんと綺麗にリフレインをおさめていて、かつ最後までそれを保ちながらも飽きさせなくて、 本当に少しだけの変化球「私のあの人ハンバーグ」という文のみで上手くそれまでとの差別化・対象化・変化をつけているのがとても好きです。 (私のハンバーグ)

2020-11-08

とても素敵な作品ですね! 古語っぽい文章というのはどうも引き付けられているんですが、この作品は古語に加えてカタカナ、ひらがな、漢字をとても効果的に使われていると思いました。 最後の方にカタカナを増やしていくのは、「バッハのアリアをほんの少しのあひだ」聞いていたかった私たち、の穏やかなあたたかさが、不意なアクシデントで「唖ッ」ととけてしまったが結果なんでしょうか。 ほんとうに最初はレースのカーテンや、強すぎることもなくあたたかくて眠気をさそうような美しい日光に照らされた穏やかな空間だったのに、何か少しの異物により、空間が冷たくて硬質な様に変わっていく。(それも語り手が”魚ノ骨ヲツナゲ”という、私から何をしているのかさっぱりわからない、異質な人間になってしまう)  のは恐ろしくもあり不思議でもあり、だけど妙に美しくもあり…でうっとりと魅入ってしまいました。  転調に「唖ッ」と漢字+カタカナを使うのもすごくセンスが良いなあと思います。  良い作品をありがとうございました! (溶解)

2020-11-02

ううう~~~好きだ……。 こうださん、前の詩もいいなあ、と思ったし、匿名で書かれてた詩もばっちし反応しちゃってたんですよねえ。 私、こうださんの書く詩がすごく好きなんだなあ、と思いました。 ひとつひとつの描写も郷愁があって「郷愁」って言葉の中に秋を見つけちゃったりして、あう…ってなったりして好きなんですけど、 >小指を真っ黒にした手を >太ももの下に隠して >トンボの羽はパリパリ乾いて >湿った指に貼りついて このふたつのリアリティがすごいですね。 上は「ああ~~こういうことした~~」と今まで忘れてた感覚を思い出したし、 下は、子供時代の、妙に筆圧高めで汗がかくほど一生懸命に文字に向き合ってたことを思い出しました。 秋、と書くたびに小さくなるのも可愛くて、逃がせないトンボ鉛筆の金箔を握りつぶししてしまうのも優しがあって好き。 私としては「子供だからこそ器用に立ち回れずに不器用に傷つけてしまう」と読み解いていますが、 後者の裏の忘れ物を虐めと解いたらちょっと悲しいなあ…と思ってしまいました。 ラスト、「大人」であることをとても鮮やかに表現しているんだけど、 一方で、子供時代の何か(子供ならではのどうしようもなさ、なのかな)から解放された安らぎを感じました。 (さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋)

2020-10-28

すごく好きです。 終わるべきものたちが終わるべくして終わる。 終わるべきものを冬のない世界に閉じ込めてがんじがらめのルールで縛り付けて。 見世物にする。 自然のありさまを無視して必死になって保護していたものたちが、 最後、崩壊した植物園の中、自然の厳しさを受けて 「あるがまま」に死んでいく。 ラストの連、 怒りでもなく悲しみでもなく 常人…「植物園の外の我々」には理解不能の笑い声によって遠ざかっていく「植物園の中のものたち」。 ここに描かれているのは、植物と自然であり、 人間と社会であり、 そこを生き延びるということは やがて滅びることさえも素晴らしいのだというような強い世界への肯定に思えました。 いいえ、ただの皮肉なんでしょうか…。 私には、錆びてメッキが剥げてあかぎれた植物園の崩壊から 怒涛に押し寄せてくる現実(植物園)に打ち壊される夢たちが、とても美しく、楽し気に思えたのです。 …解釈はあってますでしょうか。 いいえ、あってなくても、私にとってとても特別な作品となりそうです。 良い詩とはそういうものだと思います。 (良い読者になれればよかったのですが、難しそうです!) (植物園語しょくぶつえんご)

2020-10-28

東京と同じ大きさの穴。 日常の中でふとこの言葉を思い出し、 少しだけ考えて、 答えの出ないまま(出さないまま)すごし、 また思い出し…。 ということを繰り返しております。 東京と同じ大きさの穴。 からだのどこかに。真ん中じゃないところが、すごく良いな、と思いました。 (8月36515日)

2020-10-28

良いと思います。 正直なところ詩の内容をキッチリ詰めては読んでないんですが、そうしても楽しめました。 あとこういう詩には珍しくというか、読んでいて視線が止まらないというか、頭の中で淀みなく読んでしまえるのもすごい良いです。 >痛くも痒くも、無い筈だよ。理論上は。 の〆もかっこよくて好きでした。 (擦過傷)

2020-10-23

すごく好き!です。 最初、雪のもつやさしさ…というかあたたかさというか、 色んなものを下敷きにしてふんわりとつもる、しずかな孤独を想像していたんですね。 それは美しいけどどこか人間離れしていて「ああ、きれい~」という味わい。 でも最後、血、という単語から一気にそれが肉体を伴う”人間”、”女”の物語になってしまう。 粉雪のように消えて何もかも忘れてしまえそうな雪が降って、実際色んなものがその中に包まれるけれど、 血のにじむ痛みはそれが現実で、夢ではないということを強く突き付けてくる。 ワードチョイスも最高でした。 特に雪が沈めてしまうものの中に「酒の香」を入れ込むセンス……! とても素敵な作品でした。 (雪女)

2020-10-23

 疑問形で終わっていたので、返信をば。  私は好みでした。  あと、普段考えてる人が結構そのまま詩を書いてそうだなーというのは感じていたので、納得です。  「沈め」のワードの入れ方とか、間のとり方あたりにリアリティがあり、感情の入れ込み方が上手いな、と。  それから最初の2行目、詩を書く人ならだれでも思いつきそうなフレーズからガンガンと転換してバグを起こしてラストたたきつけるように終了する、めっちゃDOPEやな!と思って読んでました。 (生と枕と義務)

2020-10-23

コメントありがとうございます! 挨拶は結構意図的に入れたんですが、ちょっとわざとらしいかなーと思っていたところなので、 楽しんでいただけて安心しました。 一瞬のイチジク、というタイトルもそうですが、 少しラップの這うようなリズムのとり方を意識して詩を書いたので、ここを見つけてくれるのはうれしいです。 (一瞬のイチジク)

2020-10-23

 感想ありがとうございます!    フレーズにはついて最近かなり研究して頑張っているので、とてもうれしいです! (一瞬のイチジク)

2020-10-23

はい!フレーズはかなり頑張りました! 感想ありがとうございます。 (朦朧と檸檬)

2020-10-23

こんばんわ。 「朦朧と檸檬」ぱっと見似ている感じが好きです。 フレーズは頑張りました! 断片的…なるほど。確かにぶつ切り感が強いというか、最近書いている詩は全て連の始まりが唐突すぎたのはあると思います。最後まで読めてしまう手軽さ、はどんな詩を書いていても意識しているとことなので、この指摘は手痛かったけどとてもありがたいです。 断片的にならないよう気を付けて「一瞬のイチジク」という詩を書いてみたので、良かったら読んでみてください。 (朦朧と檸檬)

2020-10-23

 とても好みです。  すこやかに読めるんですよね。読んでいて喉の中に突っかかる言葉がない。  どのくらいまで計算で、どのくらいまでが本能かとはさておき、  日常生きるときの恨みとつらみのリズムを感じました。 (生と枕と義務)

2020-10-20

すごい良いなあ。 とても高度なことを力を抜いてやってるなあ、と思いました。 描写に欲張りがなくて重すぎなくて、とてもスラスラと読めて、でもオリジナリティがありますね。 今のところ10月ベストです! いいなあ、いいなあ、と唸りながら読みました。 (月を喰らう)

2020-10-11

すごい好きでした! とてもあっさりしてるけど、 二人の間にあったつながりと、 関係が終わるときもたぶんちょっとだけ二人らしいかんじが可愛い。手紙に書かれた通り燃やしたり、糞食らえされてお腹を壊しちゃったりして、お互いにとってお互いの関係にふさわしい終わりかたをしているのかなあ、と感じました。 そういう二人の関係をまったく知らない第三者が突き放してしまうかんじなのもいい。 最後の詩は、文中の言葉を浮かべてくすりときました。 最初から最後まで同一人物説とか色々考えましたが、そうやって解釈して楽しめるのも魅力ですね。 ユーモアがあってベタついてなくて、 この季節にぴったりの詩でした。 (つまらないと思います)

2020-10-07

わあわあ、こうだたけみさんだったんですね! パッと見でちゃんときれいに見えるところとか構成の美しさなど、納得です。 キャス見ました!Twitterログインしないと見れないのかな??と勘違いしてました。 お知らせありがとうございます。 可愛かったです!ちゃんとめちゃくちゃ可愛かったですよー! 特にバツ、バツ、バツの抑えかた、強めにいいながら少し低くなってるところはなるほどなー!!って思いながら聞きました。 こうやって否定的な感じとか、ばっさりと切られてく感じを出していくんですね。 他の朗読も聞いてますが、解説も面白くて、とくに「ぬら 死の~」は聞きながらウンウンと唸ってしまいました。 お疲れ様です!読んでくれてありがとうございました! (やまおりたにおり、折り目正しい但書付き)

2020-10-07

出展:アーサー・C・クラーク(1953年)『幼年期の終わり』 一応書いておきます。 (めざめ)

2020-09-27

すごく好きです。 あと、丁寧に作られているなあ、というのを感じました。 >す、 >ずむしの鳴き声 ここの作り方が綺麗ですね。 詩の中身についてはあまり考えてないんですが、 こう、少しだけ切なかったり、でもちょっと幸せだったり、そんな感情を引っ張り出されるような感じで。 (なあ、なあ。ほんでさ。)

2020-09-24

まさしくそういうところですね…主題は…。 筆者から主題説明はめっちゃダサいと思ってはいたんですが、今回の場合は大体読み解かれてしまっているので良いかなあ…と思ってます。 何故だろう、その場所にいて、ちゃんとその場所での機能を果たしているものが、とても生きているように見えるときってないですか? パッサパサのチャーハンの上だろうがなんだろうが、まるで泳ぐように隙間をかいくぐって拾い上げて、役目をはたしているって良いなあと思います。 多分スプーンに目がいったのはそういうところですが、チャーハンは私も大好きなので、次はチャーハンにも目を向けていきたいです。 (不在)

2020-09-21

はい、二句の現代短歌です。よくお気づきになりましたね!? これについては意図的にわからなくなるようリズムを崩したので、わからなくてもしかたがないというか、わかる方がビックリです。(一連目がややあからさまかな、とは思いましたが…) そうですね、私も少し生々しすぎるかな?というよりは、ショッキングな表現に頼り過ぎかな?とは思いました。 ただ今の私のブームが、愛すべき虚構と堕すべき現実との折り合いの付け方…なので、暫くこういう向き合い方になりそうです。 (不在)

2020-09-21

感想、ありがとうございます! そうですよね、そうですよね!スプーンのすらっとした銀の光沢と艶って魚っぽさがありますよね!? 此処が一番、伝わるかどうか不安なところだったので、伝わっていてうれしいです。 概ね皆さまが読み解いていただいた通りが主題となっております。 王子様であろうが、魔女であろうが、とにかく自分を打開するための何かがない。不在で、そんな状況なのに泡となって消えることもできない、生きているってつらいな…。みたいな朝です。 (不在)

2020-09-21

はい、当初は殴られた女の子を考えていました。 一番最初に考えたストーリーは「殴られておきたら彼はいなくて、机の上をみたら食べかけのチャーハンだけ置いていて、スプーンにはまだ彼の唾液がついている」という場面だったんですよね。 でも書いているうちに「これ別に自分がチャーハン食べている途中で鼻血出して…でも全然良いな」と思い、色々消していったのです。 主題となるものとは別のものなので。 かかないことで想像の余地を広げるのはある意味逃げ(それこそ、例えばタイトル「不在」で、中身を「あ、」だけにしても、それはそれで良いとは思うんですが、でもちょっと狡い気もする…みたいなアレコレ。)な気もしたんですけど、 私の中では美しくまとまっててこれ以上足すものがなかったので投稿しました。 (不在)

2020-09-21

はじめまして!しっかりと読み込んでくれてありがとうございます。 読んでいただいた通り、この詩の肝は、どうやっても泡になることなんてできない人間、です。 チャーハンについては、夜に作ったまま、少しだけ手をつけて机の上に放置されていたものを想像しておりました。 一行目があまりにメルヘンちっくかつ少女ぽかったので、現実であることを伝えたかったので、自分の中で「夜作ったまま放置しがちな乾いた食べ物」を探してチャーハンにしました。 百均さんの評を読んでひとつ後悔したところ。 なまめかしく生きている。は当初「ぬめぬめしく生きている」だったんですね。 こっちのほうがよりスプーンの生きている感が伝わるかと思い。 ただ、なんとなく不気味さを足し過ぎたかなあ…というのもあって、語感を寄せてなまめかしく、に変えたのですが。 すごく丁寧に読んでくださっている中で、スプーンの要素があまり上手く表現できていなかったことに気づき。「ぬめぬめしく」の方がわかりやすかったかな、と思いました。 (不在)

2020-09-21

 わあ、ありがとうございます。 ユーモラスであること、ってシリアスでいることよりもずっと難しいこと(少なくとも、私には) なので、少しでも面白いと思ってもらえたなら嬉しいです。 (不在)

2020-09-21

好きです。ひらがなの柔らかさが、ちょうどこの詩で描かれる美しさのようで。 いけないことより すてきなことがおおすぎる なんだかちょっといけないため息がでちゃいそうな、官能的な詩でした。 いちにく。いちにく、響きがいいなあ。と。 (いちにく)

2020-09-21

いいなあ、情景が浮かんできました。 文字数少な目に、宇宙まで語り切ってしまいそうな広がりもあるし、 一方で線香花火のさきっちょの小さな灯りだけをうつす良い意味での小ささもある。 好きです。 (自由律俳句 202009-2)

2020-09-21

ざーっと読み進めて、最後の短歌(…ですよね?)でガツンとやられて、もう一度読み返して良さに気づきました。 ちょっとだけ交わっていた、でも交わってなかった二人が、X字のように近づいたようでどんどん遠ざかっていく。 山折りと谷折りでは接着する面が違うのですね。 種明かしパートが「折り返す、ここで。」とある場面のちょうど次ってのもオシャレ。 このまま通り過ぎていくのかなと思ったけど、最後の短歌を詠むともうワンチャンスありそうですね! (ロマンス好きなのでポジティブな解釈をしてしまう) ただ、男性側は割と気楽なテンションに見えるのですが、女性側は結構切羽詰まった感じもして、そのあたりモヤモヤしてたりもします…。 (やまおりたにおり、折り目正しい但書付き)

2020-09-21

モチーフにされたきりん、はどこか幻想的だったりするのに、現実の描写がとても地に足がついていて好きです。 どこが好き、というのが難しいのですが…。 ラストの余韻、何か答えを出してしまえそうなものを、でも出しちゃうと興ざめしちゃうものを、 ちょうどいいところで切り上げて終わってくれたな、という印象でした。 (きりんのかそう)

2020-09-21

とても好きです。 こう、無駄がない、感じで、どこを切り取っても良いし、勿論通して読んでも良い。 わかりやすい文章の中に「シワのない目」というワードが来るのもセンスが良いなあと思いました。 ラスト、生きたくなる、ではなく生きたくなくなる。という着地が良いです。 違和感のある置き方なんですが、なぜか共感ができる。 これまで感じたことがないことなのに「私はこのように感じている」と思えました。 (夜明けの盗み食い)

2020-09-10

一応この詩は、明確にテーマを決めてはいるんですけど、 「ある一定の感情さえ呼び起こすことができれば、受け取るものはそれぞれでいい」と思っています。 私の稚拙さが演出しきれていない部分もあるとは思うんですが、 ryinxさまはじめ思ったよりもちゃんと読んでもらっており有難い限りでございます。 (ダクトテープでふさげないものを愛して。)

2020-09-07

—はダクトテープの表現であるのはそうなんですが、ダッシュじゃないのは単純に表記ミスですね…。 投稿時に気づいたんですが、なんとなくこのままもいいかな?と思ってそのままにしました。言われてみるとダッシュじゃない方がダクトテープ感は出ているので結果的には良かったかな?と思ってたり…。 ペタペタと表現を張り付けて伏せたテーマがなんとなく伝わると良いなあと思いながら書いたので、 少しでもその片鱗を感じてくれたなら嬉しいです。 (ダクトテープでふさげないものを愛して。)

2020-09-07

コサージュという表現は素敵ですね。 この詩を書いたとき、少しだけ表現をズラしたんですよ。蟻は社会的なものを表現するのによく使われるモチーフで、蟻の描写は会社の描写につなげた方が整う。そう判断しながらも愛に繋げたり。 まっすぐにリフレインするのは理屈っぽくなってあまり好みではないんです。 第一連はそういう意味で、意図的に少しズラしてはいます。 ただしそれが読む側の引っかかりになってしまったのは私の中での反省ポイントですね。 (ダクトテープでふさげないものを愛して。)

2020-09-07

私の中に美しく響いていく、ひとつひとつの言葉にうっとりとしながら聞いていました。 様々な描写に出てくる白、層が重なって、濁った白、の色を思いながら、 一方で、まっさらな透明な気持ちで思う白を思い浮かべました。 (始まる)

2020-09-07

あああああごめんなさい! >お互いを包む土に押されて >すこし うごく ここで終わりと思い込み、スクロールしておりませんでした! 後半については今!確認いたしました。 はっきりと木の下の死体と書いておられる…あわわわ…すみません…。 この後半の詩を読んでテーマ性ががっつりと伝わった&詩の前半がすごく引き締まった!と思うのですが、 一方で前半の詩の独特の間や、死が無限に引き伸ばされていった結果現実に浸食していくような、ある種のホラー感は減った気がしております。 少し残念だなーと思いつつも、 しかし後半の詩を読んだときのずっしりとした重さも中々に好きでした。 投稿されたのが8月ということもあって、元々テーマの上に表現があるタイプの詩でしょうから、あった方が良いのかもしれませんが、 ないほうが万人受けはしそうだなあという感想です。 なんにせよとても素晴らしい詩でした! (投票し忘れましたが、8月ベストです!) (すこし)

2020-09-03

とても面白いです。 言葉選びが好きだし、間の持ち方とリズムの崩し方が好き。 がっつり57577のリズムが見えちゃうと萎えちゃうんですよね(主観的な意見です) この短歌はそこの切り方が綺麗だなあと思いました。 (暗中讃歌(短歌))

2020-08-27

あまり捻らずに読むとグラウンドの木の下に人が埋まっているってことなんですかね?(桜の木の下でしょうか?) 冒頭三連は死んでしまった「わたし」の止まった時を表しているように思いました。 そして「わたし」の視点を失ったところで、緩慢に夏の「刹那」が動き出す。 崩れて土になっている人の身体を貫いて、木の根っこがうごめく。そうしてグランドの形を少しずつ変えていく。 気が遠くなるようにゆっくりと死は「死」という状況で動き続けていく……。 「すこし」というタイトルから、ぞっとするような内容を、 美しくエモーショナルに動きながら、思わず息を止めてしまいたくなるような緊張感と、 それでいて「すこし」なのにダイナミックな「動的」シーンを入れ込んでいて、 とても好きな作品でした。 (すこし)

2020-08-27

コメントありがとうございます! 詩の中では美しい言葉を並べているのに、 現実ではそれらの言葉を使うことはとても少ない。 私は平易な言葉を使う方ではありますが、 それでも、私が「うつくしい」と思う言葉の連なり、響きは現実で「つかえる」言葉ではない。 そんな言葉が現実の誰かの心を動かすことができるんだろうか? などと最近は思っております。 好感いただくのはとてもうれしいです! いろいろ未熟な部分があると思いますが、これからも頑張って月にひとつは作品を投稿していきたいです。 (溺れたいたいいたいいたいってうたうたいはうたう、うたうたいは生きる)

2020-08-23

コメントありがとうございます! 色々と考えてリズムを調整したのでうれしいです! (うらめしを炊いたよ)

2020-08-04

とても素敵な詩でした。 まず、 >君の薄い上下に呼吸するお腹を太ももで感じる この一文が良いと思います。 私は妊娠をしたことがないので、このような状態を知らないのですが、 妊娠中の赤ん坊の呼吸を、自らの腹や、腹の上に乗せた手のひらで感じるのではなく「太もも」で感じるというのはとても新鮮な感性でした。 (西洋人には「肩が痛い」という言葉はあっても「肩がこる」という言葉はないそうです。かといって肩がこらないわけではなく、日本に留学して「肩こり」という言葉を覚えるとめちゃくちゃ肩のこりを意識してしまうのだとか。私にとって、この一文はまさに、命を感じる際の”まったく予想もしない場所からの、しかし腑に落ちる一文”でした) それから、 >なんか生きてるね でいったん子供のことから離れるのも、言葉の呼吸としてとても心地よい。 子どもがいるからって毎日毎日ハッピーではいられない、 でも社会で生きてくにはある程度のハッピーがないとだめだし、 そういう丸裸では生きていけないつらさが「可愛いで武装」という一文にも表れていますね。 かわいいね、から最後の文章まではとても共感して読んでいました。 人の心の機微や揺れ動き、 すごく不幸なわけではないけど、やっぱり頑張らないと幸せにも不幸にもなれない、平凡な人生の一幕。 最後の一文 >梅雨だし幸せ感じづらいけど も落ちとして秀逸で、今月に入って一番好きな詩でした。 長文失礼しました。 (君と梅雨)

2020-07-22

とても好きです。 > >今朝、雨の匂いがして >しの 尾鰭がひるがえり  >バタフライで ひとっとびに はねあがる >し の、飛沫 前半部分の緩やかで、淡々としたテンションからここでいきなりダイナミックに、文字通り「はねあがる」感じ。 わたしにも”し”の飛沫が見えたようでした。 (し)

2020-07-09

ロックで好きです。 !を付ける位置が良いですね。 >ここってのは私たちってことなんだ! この着地が本当に好きです。 (ここのこと)

2020-07-03

ありがとうございます! たかだか失恋で~はもともと短歌のつもりだった、というお話をしましたが、 それをこの長さの詩にするための接着剤が、ばつ、ばつ、ばつ と なつ、なつ、なつ だったりします。 どちらもこの詩の中ではタイトルとならんで工夫した部分になるので、 褒めていただいて嬉しいです。 ありがとうございます。 (マスクの中で溺れている)

2020-07-03

文体をどの程度装飾するか、論理をどれだけ武装させるか、 この辺りの塩梅は私も迷うところです。 皆様から褒めていただくことの多い詩はえてして、私が吸った息を吐くように作ったものが多いですね。 この詩もそういう詩で、短歌を投下しようとパソコンの前に座って、別のものができあがった感じです。 最初こそ考えのまま書いて投稿して、という感じでしたが、 ここでお勉強し、味の付け方を覚えてきたのかな、と思います。 お褒めの言葉、ありがとうございました。 (マスクの中で溺れている)

2020-07-03

とても好みの詩でした。 こういう詩の良いところ、をあげるのはとても難しいですね。 まず、入りの二行が素晴らしいし、そこからラストまで飽きさせることなく、破たんすることなく読む者を惹きつけることができる、という点で抜きんでていると感じます。 この詩の中でもちいられている「足」というのは、世界との接着面としての役割を持っているのでしょうか。 世界(他者)に対して、着飾る必要も迷う必要もなくあるがままに接していたこと。 私も父親から「お前はもう少し素直な人間になると思っていた」と言われた時ほど自らを恥じたときはありません。 ラスト三行 上半身にのしかかったたくさんのもの、を 誤魔化し、なんとかなんとか生きていくことができるのが大人なのかもしれないですね。 (いち、にの、さーん)

2020-07-03

これすごいですね! まず一番最初に言い、と思ったのは、 >開いた口が塞がらない >鳶に油揚さらわれて からどんどん文字数が少なくなっていくのが、本当に目線をあげていく感覚があって、 鳶に油揚げをさらわれた気持ちになったことですね。 それから朗読としてもとても楽しかったです。 最初に文字だけ読んだときはさっと過ぎてしまった「ワ・とか絆とか・おひとり・サマーには」この辺りは動画を拝見してぎくりとしました。 こちらのコメントを見るまではコロナ=王冠には気づかなかったんですが、気づいてしまうと色々と面白くて味わい深い詩でした。 (鳶に油揚)

2020-06-20

素敵だなあ。 季節柄雨の詩が多いですね。私は蟷螂と葡萄が好きでした。 特に蟷螂は、その句のみで7月の生暖かい雨、捨てられた茶碗、そこに避難して、けれど話者を警戒し ”斧”(ここの表現を斧にしたのがまた良いですね!)をあげる蟷螂の、その鋭さ、静けさ…。 それが想像できて素敵です。 葡萄は↑の方と同意見になりますが、短歌らしい上の句下の句のわけができていて、上の句で興味を持って下の句でくすりとしてしまいました。 (若かりし眩しき夢を覚えたり『レモン哀歌』を読みて泣きぬる《短歌》)

2020-06-20

ありがとうございます! そうですね、ラストはちょっと直接的すぎたかなとは思っていました。 ここは読み手に意図が伝わらず(意図が伝わらないこと自体は全然かまわないのですが、何か意図があるらしい、ということすら伝わらない可能性がある気がして)ぼやけた印象のまま終わらせたくないと思ったんですよね。 ただこのサイトにおいてはある程度詩的な表現に慣れ、読み手として優れた方も多いわけで。 もう少し捻ってみても届くと判断すべきだったかもですね。 (乾いた砂浜)

2020-06-20

わあ!嬉しい言葉をありがとうございます。 たかだか失恋ごときで~ は、もともと短歌として投稿するつもりだった句を、直したものなんですよね。 この詩の中ではもっとも凝っていて、手を入れたポイントなので、ほめていただけると嬉しいです。 話が変わりますが、私もウトイさんのぷろてすとたん、とてもいいなあと思ってました。 語の選択と音にしたときのハマりかた、最後に謎のカタルシスを感じさせてくれ、意味自体は捉えられなくとも目と音で楽しむことのできる作品だったと思います。 (マスクの中で溺れている)

2020-06-20

上誤字です。 夏を思う存分楽しんでほしい!ではなく、楽しめるようになってほしい!でお願いします。 そうですね、この場合は全然チャンスがあると思います。 私は田舎で生まれて少しだけ都会で育ったのですが、都会の雨が田舎よりも温かい。というのは幼いころに実感したものですね。 今はコロナで自粛中、あらゆるものを我慢して辛抱して、それではぐくまれる心もあるかと思います。 いつか晴れるのが楽しみですね。 (マスクの中で溺れている)

2020-06-20

>刺激的な感情を欲する現代詩の特徴(多分)からか、恋のお話には反応が鈍い気がします。青春のポエムっぽさが出るからかな? 私自身の中でも最も抽出しやすい感情はセックスだったり憎悪だったり身を切るような悲しさだったりするのですが、 でも生活しているうえで私の中を一番占めている感情ではないんですよね。 それは私が幸福であることの証なのかもしれないですが、 誰かに何かを伝えたくて、でもどうやって伝えるのか?どうして私たちは解り合えないのだろうか? 仕事にしてもプライベートにしても、一番を占めているのはこの感情です。 なので私の中でも結構切実なところがテーマになっているとは思ってます。 結果的に青春のポエムっぽくはなっちゃってるのですが(笑) それはそれで良いのかなあ、と出来上がったものを見て思ったので投稿しました。 全国の少年少女のためにも、夏を思う存分楽しんでほしい!!ですね。 (マスクの中で溺れている)

2020-06-20

どうなんでしょう。 マスクが取れることにはなんとかなるのではないかな、と思います。 自粛、大切 (マスクの中で溺れている)

2020-06-10

「他者」の文字がいらなかったかなあと私は思いました。 ただタイトルのセンスはすっごく好きです。 他者を「タシャ」とするとなんだからおかしな響きになるんですね。 この軽妙さが詩の内容にもう少しほしかったなあと思います。 (タシャ)

2020-06-03

すごく好きでした! この世の中への皮肉とか鬱とか嫌悪とか、そういうのって比較的表現しやすいと思うんです。 でも愛や思いやりや誠実さを詩に盛り込むのってすごく難しくて、 私も一番苦労するところなんだけど、この詩は読んでるだけでとても勇気をもらえました。 もちろん「だれがつよい/えらい」を計っている、という人に対する批評はあるんですが、 その人も、その人に傷つけられた人も含めての優しさがすごく好きなんです。 (つよさ予報)

2020-06-03

すごい好きです。 最初の三行がジンジンと響いていました。 私はすべての言葉が女性視点で見えてて、女性が好きな女性が「上京する君」に送る詩なのかなーと思っていました。 (タイトル「多チャンネル」から視点が幾つかあるのは承知の上です!!) 4行目までが女性としての言葉で、5行目からは女性を愛する人間としての言葉ですね。 ただこの場合は「上京する君」は好きな人へ、よりは友人へのあたたかさを感じます。 色々読み取りができる余白があって、表現の美しさもありとても好きでした。 (多チャンネル同時中継 上京する君へ)

2020-06-03

とても好きです。 キラキラした(美しい、という意味ではなく)ものが熱を出してうなされている少女のうえにふりかかっているような感じ。 たくさんの感情や思い出が泡のように弾けていく、 でもそれらがちゃんと繋がっているのを感じています。 (『ハッピーバースデー』)

2020-05-14

「道草にバター」というフレーズが本当に大好き。 だからこそ本文そのものは「ああ、こう来るのかあ…」という残念感が少しありました。 「道端にバター」というフレーズから感じるスウィング感?が「AはBのように」と連なる詩文で消えてしまっていたからですかね。枕草子とかのリズムというか。 でも読むと結構面白くて、表現も「え?そこ?」から雪のようにふんわりと着地していく様が楽しかったです。 どこに向かっていくのかな~と思いながら読んでいて、最後の粉雪部分は脱帽でした。 (道草にバター)

2020-05-14

ちょっと泣いてしまいました。 最初は「この内容を書くのにこの量が必要かなあ…」と思いながら読んだのですが、 最後の2行を読み「ああ、ここに繋がるには必要だなあ」という思いに変わりました。 ”世界”にたいするぼやけた愚痴と人生の欠片のようなものがバラバラと繋がって自分を弱い虫にしていて、それは悪酔いのような気分で。でも酔いが醒めるとそれは残酷なほどにバラバラの事象なんですよね。 詩の中の私、の幸せを願いながら 私自身の「相手もいないのにハメを外して酷く酔った帰り道」を想いました。 (弱者の詩)

2020-05-14

「私はペットボトル飲料を少し残してしまう人」 これ私もそうです! ってところから読み始めて、さらりとした文章の中にずしんと響くものを感じてコメントいたしました。 詩の全ては一番最初のこの言葉に集約されていて、 本当はペットボトル飲料を必要としていないんですよね。それで飲み残してしまう。 でも飲み残した分に執着がないかといえばそうではなく「ああ勿体ないなあ」と思う気持ちもある。(なら飲み上げろやって話ですが!それができないのでそもそも必要もないペットボトル飲料を買ってしまう) それが彼女への態度や未練をうまく表していると思いました。 (さざ波)

2020-05-14

死に顔を「塩大福」とたとえ、それを「てん、と置かれた」と表現する目新しさに惹かれました。 全体的に可愛らしくやさしげな雰囲気をまとわせているけれど、 死人となってしまった母親を塩大福として母親の人格そのものから切り離しながら、 母親の人格をどうにか探すように棺をのぞきこむ子供が想像されてしまってちょっと悲しくなりました。 (午睡の静物)

2020-05-14

わあい二回ともコメントありがとうございます! わかりやすい文章で、世界平和とか仲良くなりたいとかそういうことを書くのが好きです。 私個人が、こういう散文ちっくなものをどっしりと読めないタイプなので、 ライトで軽く、でもなんかちょっと感じるものがあるなあ。 的なものを目指しました。 ちゃんと伝わったみたいで安心しました。 (私の盗まれたバックあ赤かった)

2020-04-24

感想ありがとうございました! メモ、のところはおっしゃる通り、終わりに向けてスピードを緩め、 最後の二列をゆっくり読んでほしかった工夫です。 考えるに、 おそらくここが一番詩として工夫すべきところで、 この文に何か鋭角から飛び出してくるものを入れ込めるのが「詩人」なのかなあ。 と思っております! (私の盗まれたバックあ赤かった)

2020-04-24

感想ありがとうございます!! 教材的に他の人ならどう描くかみてみたかったりもしますね! 私はどうも、まっすぐに見えた事柄を書く方が性に合っているようで。 深かったり鋭かったりするものを作ると、 ゴテゴテに飾り付けたうえに何も面白味のない文章になってしまうのです。 それはともかくとしても、 さらりとしすぎているのは良くないですよね! 何か鋭角から飛び出すものをひとつ、工夫していきたいと思います。 (私の盗まれたバックあ赤かった)

2020-04-24

わーすみませんタイトル「私の盗まれたバックは赤かった」です 何度も修正しているうちにチェック甘くなってました…。 (私の盗まれたバックあ赤かった)

2020-04-22

みました!!!! わあいありがとうございます!! 私のお気に入りの詩だったのにコメントもついていなかったから、ほんとうにうれしいです! 特に「そのまま読んでほしい」という指摘が本当にその通りでした。 ありがとうございました! (分断)

2020-04-22

90年代から00年代前半ぽいかんじ。 なんだろう、グロエロとか電波系とかに緩く影響を受けた大衆向けの作品とか、そういうのに似た良い意味での気持ち悪さとポップさの融合といいますか。 「自分なんかどうでも良い存在だよね」と建前上謙虚に振る舞いつつ、その実、凡庸な自分を許せず特別だと信じていて、そういう複雑な感情をそのまま他者に押し付けてくる感じとかまさに。 いまはもっと素直な欲望だよね、俺TUEEEEってかんじで。 本当に良い意味で気持ち悪く、でも良い意味で飲み込めるんですよね。 素敵な作品でした。 他のかたの感想を読みたい。 (ううっ! 終わらないのに、なんで終わらないのに、こんなに言葉を書かないといけないから、私って、うう、もう終わりたいのに、終わらせた、いのに、うぐっ、冗長ですよね? だっだから、わわわわたしには生きる意味が無いから無いからないからっ!つまらないなあ、とっ、思いましたか? 思っててもいいからわたしのためにもう少し時間を無駄にしてっ あー、欲しいけど、やっぱ、いいです………あの、でもとりあえず、あっ、(もう少し簡潔にする努力を…)全然凡庸、ですよね、ですですです。?ちょっとだけ質問がしたい、けど、いっ、死にたい)

2020-04-17

うん、好きです。 なんだろうな、眩しいものを、眩しすぎるものをそれでも見ようとして、 目を閉じる限界まで細めて、 その輪郭が光で飛ばされながらも、影や反射からどうにかそれを掴もうとしているような。 だからこそ最後の二行がどすんと響きます。 いきなり色んなものの正体が(語り部の中で)見えてしまったようで。 最後の最後に、冷たい石のような鈍重さでのしかかってくる。 (あなたの手つき)

2020-04-08

>争いの言葉が互いを刺す宵にはずし忘れた風鈴が鳴る タイトルにもなっている、これがやはり一番刺さりますね。 全体的に緩やかなほんの少し幸せだったりちょっと悲しかったりする、 色でたとえるならパステルカラーの色彩に、 ここだけドスンと重く落ちる。 勿論他の詩も丁寧で好きなのですが、 激情を感じるこの句がもっとも好きです。 (はずしわすれた風鈴が鳴る)

2020-04-08

感想をありがとうございます。 丁寧に読み込んでいただいて嬉しい限りです…。 >時間軸をずらした時に表れる「わたし」と「きみ」そのものなのではないでしょうか はい、そうです。 同じ人間を同じ人間だと捉えられなくなっていくとき、 きみはきみたちで わたしたちはわたしになったとき それがズレてしまうと どうにも付き合いというのは上手くいかなく 本来ならば見なくて良いはずの夜の顔まで確認しなくてはならないのですが 夜の顔など見てはならないもので 夜の顔を見た途端に終わっているのも同然なんですよね。 なんで私たちは(わたしは) そうやって大切なものを土足で踏み荒らしてしまうのか。 ちゃんと読み込んでいただいてありがとうございました。 (夜になるまで眠らなきゃ)

2020-04-08

正直なところこの詩は多くの粗があると思いますが、 私もその二行だけは大切にしたいと思っています。 というより、その二行が示すことを何行もかけて書きすぎたなあと反省しております。 「彼」、が魅力的にうつったのはうれしいです。 私にとって彼は長らく嫌いな人間だったのですが、「海のを泳ぐ魚の方が空を飛ぶ鳥よりも自由だ」という話をふと思い出し、 そして許せるようになりました。 (傷つきやすく脆いひとへ、レクイレム)

2020-03-30

わあ。素敵な言葉をありがとうございます。 大切にします。 (傷つきやすく脆いひとへ、レクイレム)

2020-03-30

おそらく二つの人格を持った一人の人間の詩なのだなあと思ったのですが、 二面性についてだったのですね。 それは抜きにしても、その映像を思い浮かべるだけでぞっとするような美しさを感じることができました。 一種のナルシシズムというのか、 耽美ささえも感じられてヨカッタです。 (汚濁)

2020-03-30

>トビラさま 感想ありがとうございます! 「彼」は具体的な人物がいて、「彼」を思いながら書きました。今見直すと拙い部分も多く恥ずかしさもありますが、書いてよかったと思います。 トビラ様にとっての「彼」に安らぎが訪れることを祈っております。 >花澤悠さま 感想ありがとうございます。 彼、は単なる一人の人間だったと思います。 それでも私の中では特別な人間で、そのアンバランスさが詩にも出ていたかなあと思いました。 個人的な動機が強くにじんだ詩で、冗長というのもその通りだと思います。 (傷つきやすく脆いひとへ、レクイレム)

2020-03-12

 かなしいね じぶんのことを にくむのは (雛祭イベントで、五七五調でコメントしてます。) https://www.breview.org/forum_blog/archives/668 ■感想。 こういうテーマ、やっぱり好きなんですよね。 私も他人を見下したり、他人に対して冷ややかだったりする自分がとても嫌になる瞬間があって、 そういうときの嫌悪感を、 「かなしいよ」と耽溺して語られるとぐらぐらきます。 (冷めた自分が消えない)

2020-02-16

ううん、かっこいい。 こういう硬めの文体って筆者の実力が足りないと気取ったラノベみたいになるんですよね。 で、実力があっても硬すぎると面白味がなくて人の目に留まらないし。 他表現の秀逸さもさることながら「こくろ。」でハードな世界観を壊すことなく一気に面白い詩になっていると思いました。 (落雁)

2020-02-16

うわー!面白い。 最初はまったく意味が解らなくて????どういうこと???10円どこで使ったの?お茶でも飲んだの???? って思ってたんですけど、いつも同じことをしているから、きのう10円使ってるってことですよね?? いや、 これ自体はよく映画とか小説で見るシーンなんですけど、持って行き方と、それまでの表現方法がすごいですね。 アート系の短編映画とかにありそう。 全体的にちょっとノスタルジックなのも効いていて、「あしたを捕まえに行く少年」がこちらからみると過去の人物に見えるってのがも面白いです。 (書かれなかった日記)

2020-02-16

■あかさま 感想ありがとうございます! リズムの良さはとても大切にしているのでうれしい言葉です(少しもったりとし過ぎたかな?と心配だったので) ■つつみさま 感想ありがとうございます! そうですね、二連目以降はもう少し工夫の余地があったなあ、と自分でも思っています。 一応、レシピ通りではない手順については、本人はレシピ通りだと思っているのにレシピ通り作れていない錯綜感、を出してます。ただ指摘を受けて気づいたのですが、「愛」に当たるモチーフがこの中にはないんですよね。 しいて言えばジンジャークッキーそのものなんですけど、ジンジャークッキーは愛そのものというよりは、愛をこめて作ったもの(結局壊れたもの)なので。 バターでもチョコレートでも、何か意識的にモチーフに焦点をあてたらもっと面白くなったなあ。と気づきました。 ありがとうございます! 後半の連についても丁寧に読んでいただきありがたい。高校生の下りは力作なので嬉しいです。 (バレンタインさよなら。)

2020-02-16

■真清水るる様  感想ありがとうございます。 シュールさは少し意識したので、感じ取っていただいたのがうれしいです。 ラストに向けて、ゆっくりと鯨と太陽の黒点を合わせていく努力をしました。 ■なかたつ様 丁寧に読んでいただきありがとうございます。 他の感想でも熱意を持って読み解いていて、尊敬します。 最終連では、何気ない問いが少し言い換えられているのですが、「あるべき」と述べられており、この「べき」という何気ない表現が引っ掛かります。この問いに答えを出さなくても、この語り手はきっと生きていけるでしょう、ちゃんちゃん、と読み手が勝手に〆ることはできるのですが、語り手は自らが納得できる答えを見つけたいという確固たる姿勢がこの「べき」に表れています。偶々目にしてしまった風景、それもまた、誰かが干渉することで変えられる事物ではないものに対して、語り手が十字架(責任)を負うという姿勢が感じられます。もしかしたら、他者には見えない世界なのかもしれないですが、確かに語り手は見てしまった、そして、考え始めてしまったのであり、この問いこそ語り手だからこそ生まれたのだから、その問いに最後まで向き合うのだと ここ、長いですが、おおよそ詩にこめた部分はここが全てだと思っています。 問いかけを持つこと、それにこたえる責任を持つこと、あらゆる不可思議と震えのなかで、微妙に姿と意味合いを変えながら、黒点と鯨が、まるで並列であるかのように、 私の中では、揺れているのでした。 (黒点)

2020-02-16

◼️鈴木夜道さま 前半の詩、楽しく詠みました。 引用、「水よ凪げ 心よ凪げ 私よ凪げ 私は呼吸だ 呼吸が私だ 生と死に意味はない 呼吸に意味がある」 ここ、詩から読み取っていただき嬉しかったです。 呼吸を意識した瞬間の、能動的に生きている感覚が、好きです。 ◼️エイクピアさま 言葉の語感はそれだけで音楽だと思います。 今回はまさしく音としての詩を重視したので、とても嬉しいです。 (私は呼吸する。生きていくために。)

2020-02-13

あー、やられた。 という印象。 私もバレンタインと、その雑多すぎる感情と大雑把すぎるうえに重たすぎる情念をチョコに重ね合わせて詩を書いたんですが、ここまで昇華しきれなかったです。 まず、橋が根腐れしてチョコの海に落ちる、そして向こう岸(おそらく相手)から遠ざかる、 この持っていきかたがすごく上手いし、 「枯れ木だらけの山」で冬を暗示しつつ、「梅」を持ってきて(梅、てのがまたすごいです。チョコの海と、梅。どこから計算したのか聞きたい)、来る春に繋いでいく。 展開の進め方に綻びがないし無駄もない。 香りに着目して、最後は「プレゼントの心は否定しない。私にとって必要なのはチョコじゃなく梅だっただけ」と、 なんて上品で可愛らしくて納得のいく結論なのか。 また梅とチョコの香りにまで目をつけられていて、モチーフを余すことなく使いこなしているのも良いと思いました。 思ったより語られていなかったので書きました。 大好きです(にどめ) もっと色んな人の感想が聞きたいです。 (バレンタインが氾濫してる)

2020-02-13

オーストラリアを想いながら読みました。 「炎」という表現をひとつも出すことがなく、 感情を表す言葉をひとつも使うことがなく、 痛みを表現することもなく、 唯一不穏な言葉は「焦げたコアラ」と「黒い雲」のみなのに、 オーストラリアで起きていることの悲劇性や恐ろしさを実感させられました。 詩単体でも美しく、言葉に無駄がなく、かなり工夫されているのに一見してその工夫があまり見えない(技巧だけが前に来ていない)のも素敵でした。 (カンガルー森のうた)

2020-01-19

最高です。 「詩的な工夫のない」という風におっしゃられているけれど、私には色々と勉強になる表現ばかりでした。 まずタイトルが素晴らしいです。 タイトルの疾走感と爽やかさが、そのまま詩を読むときのアクセントになっていて。 愛は続いていて、思いはどこかに残っていて、それはこんな詩を作らせるほどに美しいのに、 でも火が付いたのは一度だけで、おそらくそれで正しいんだって感じる瞬間って私にもあって。 胸の中にいろんなものが浮かんだり消えたりして、忘れてた記憶を思い出したりそれがいとおしくなったりして、とても素敵な詩です。 特に気に入っているのは「静かに食べた中華料理」 単に事実なのかな、と思うんですが、 中華料理ってどちらかといえばワイワイ食べる印象があって、だからこそそのとき二人が感じていたであろう「静か」以上の重圧を感じました。そしてそういうふうに静かに中華料理を食べる日って、現実には確かに存在するんですよね。 単なる事実でも詩になりうるものを持ってきていると思いました。 (火がついたのは一度だけであった、サンキュー)

2020-01-10

まずタイトルに惹かれて読み始めました。 タイトルは水玉である「あなた」の台詞であると思われます。 しかし「ため息をつく」という関係性から、 なんとなく「私」と「あなた」だと「あなた」の方に優位性があるように感じられ、 いったいなにがあったのだろう? どういった関係なのだろう? と気になって何度も読んでしまいました。 ”散った木蓮 汚いな”のフレーズも印象的で謎めいてて面白い。 今のところ ストレートに性行為の暗喩なのかなあ…と思っています。(花が女性で水が男性…というのはちょっと直接的な気もしますが) いずれにせよ、 最後の文章とタイトルだけでがっつり心を持っていかれる、面白い詩でした! (この家には花柄しかないのか!)

2020-01-10

■蕪木一花さま  感想ありがとうございます!  質問形式にしたのはまさしくそのほうがテーマに入り込みやすいからかと思ったので、  感想いただけてうれしいです。 ■萩原 學さま  ドビュッシーですか…それは素敵な空間ですね。  ただドビュッシーさえも白けてしまう空間があり瞬間があり、だからこそ音楽は素晴らしいと思ったりもします。  とどめ二行は私も迷いましたが、やはり最後は独白で〆たかったんですよね。  詩的なバランスで言えば問いかけで終った方がよかったと思っていますが、  問いかけるよりかは、問いかけの理由を着地したかったというのがあります。 ■右肩ヒサシさま  アドバイスありがとうございます!  「白けた」については、正直なところどれでも正解なんですよね。   あえて言うなら白けているのは主体なのだけど、何故白けているのか、という点でどれでも正解だと思っています。  ただ確かに今読み直すと、ところどころもったりとした印象を受ける語句があるので、  次書きなおすときは何かしら削っていくと思います。 ■つつみ様  感想ありがとうございます!  たくさん読み取っていただいて嬉しいです。  「なぜ黒点なのか」という観点からの意見、とても面白く読ませていただきました。 (自分語りになりますが、私の詩は私の経験と感情に大きく左右されています。この詩もまさにそういう詩であるので、”なぜ黒点なのか”という点については私自身、論理的に説明するのは難しいです)  そのうえで、つつみ様の感想を読み、  私が無意識に言葉の隙間に詰め込んだものに気づいたのです。 (黒点)

2020-01-10

■蛾兆ボルカさま  ありがとうございます!  自己の主体と客体については、前々から自分自身で意見がブレるところもあり、  その不安定さも含めて表現したかったところです。 ■渡辺八畳@祝儀敷さま  感想ありがとうございました!  第三連は一番推敲をくりかえしたので、ほめていただいて嬉しいです。  人間の体と、主体性と、歴史上文化上どうしても伴ってしまう客体としての自分と、  それらとの折り合いの付け方というのは、  直近メディアや広告、オタクカルチャーの在り方で色んな意見が揉めているのを見ても  真っ直ぐに議論するよりも詩的な感性による濁したかた、暈しが必要な領域のように思え、  自分の中でも繰り返し「何がもっとも理解を促すか」を考えた部分です。 (ビキニアーマーの女戦士にはなれない)

2020-01-01

■蛾兆ボルカ  感想ありがとうございます!  このまえ歯医者に行ってきて、歯を削られている間に感じていたことをそのまま詩にした部分があります。  虫歯はまさに「身から出た錆」という言葉がぴったりと当てはまるもので、  歯医者からの注意がとても刺さりました。 ■おむしび 健太郎さま  感想ありがとうございます。 (はいしゃ様)

2020-01-01

 テーマとラストの急降下感は好きですが、  そこに至るまでにもう少し工夫を入れても良いのかな、と思いました。  例えば冒頭「街を歩くと~」から二連目「そういうものを拾いながら~街を歩くと」と  言葉が重なってしまっている。  (鉢植えに出会うも同様に重なっている)  重なったことで面白味を増す場合もあるけど、この場合は少し冗長に感じました。  重ねるなら思い切って三連目、四連目にも重ねてしまっていいと思います。  ただ「伸び伸びと~」から最後までの詩句については、引き寄せられるテンポと美しさ、それから悍ましさがあり、  ひとつひとつ拾っていくと現実の描写を詩へと変換するときの手際がとてもいいと思いました。 (消費される花々)

2019-12-30

言葉ひとつひとつがきらきら光っていて、でもちょっと寂し気な感じで素敵です。 落としどころはどこかな、とまさに私が思ったところで、お年玉を挟んで年末まで向かって行き、 そういえばそもそもスタートが「満月の次の日の流星群」だったなあと思わされ、 しっかりと現実に足のついた美しさを感じました。 (星月夜)

2019-12-30

目を引くショッキングさや、一言で心を奪われるキャッチーさはなくとも、 確かな筆致で見過ごせない美しさを感じます。 (石油、ときどき水)

2019-12-07

かっこいい。 タイトルからしっかり引き付けられて、ラストまでちゃんと魅了してくれる。 文字数以上の広がりがある詩。 (割れない海を抱えて)

2019-12-05

とても面白い。 言葉の繋げかたとリズムが最高で、 朗読してもまったく無理がなく、気取ったところがなく、面白くてかわいい。 こういう詩は大好きです。 (ニルヴァーナスープ)

2019-12-05

好きです。 君と私が途方もなく奇跡的な繋がりを持ち得ているのに、 人間の意思はその繋がりを理解してさえ、互いの繋がりを否定する美しさがある。 (量子の彼方)

2019-12-05

素敵ですね。 詩が 詩のようなものが書けそうな気がするんよ これがあるから言葉がまとまってる。 ラストの〆もなんだか良いです。 多くをしらなくても楽しんでいける。 (相応しい朝焼け)

2019-12-05

 素晴らしいです。  ロマンチックで、美しくて、暗くて、でも現実的で地に足がついている。  千才森さまの感想がとても頷けますね。   >「なにか消すものを。星を消そう」  このタイトルの回収までに、  しっかり二人の関係や背景についてのめりこませますね。  詩としての美しいフレーズが、無意味なものになっていない。  特別な単語としてのフレーズに、ちゃんとなっていると思います。 (「オリオンの消滅」)

2019-12-01

追記です! 生き生きとした生、はちがうなあとウーンウーンしてたんですが、最近、ちかい言葉を見つけました。 ゆめかわいい! ちょっとファンタジックな でも足元はちゃんと着地している、 不思議な感覚の詩です。 (短歌)

2019-11-27

 最初の二段の合わせ方がかなり難しかったんですが、  >語れぬ面影は棕櫚(シュロ)の木陰に  この部分の盛り上がりはめちゃくちゃ気持ちいいですね! 「詩に祈る/連れて行って」の段は少しリズムがまだるっこくなって言葉の情緒を奪っている感じもしました。  (※合わせ方を間違えているかもしれないです…)   (鎮魂歌)

2019-11-24

これ!素晴らしいです。 リフレインがもともと大好きなのもあるんですが、 この見ていて不安になる感じを、音で出しているのがすごいんですよね。 脳の中で僕の体には金属メモリが入っていますって何度も言っているうえに詩が繰り返されている感じ。ぐわんぐわんする。 これ思いつくまま書いたってセンスあるなあ。羨ましい。 あと一行目題名の消し忘れなんですね。私はあっても良いような気はしております。(気づいたのすごくないですか??ふつうに詩の一部だと思ってました) (ぼくの体には金属のメモリが入っている)

2019-11-24

私も「孫兵衛の孫は孫兵衛の顔らしい」という〆でも良かった気がしますが、 「町ではだれもぼくを 孫兵衛とは呼ばない」 を見てしまうとこの後味を捨てるには惜しいなあという気もします。 インパクトのある孫兵衛という名前のリズムと、そこに流れるゆったりとした情緒が美しいです。 (孫兵衛の顔)

2019-11-24

現代短歌って最近読み始めたけど本当に多彩で美しいものになってますよね。 ライ麦さまのこの短歌群もそういった現代短歌の印象と同じく、ひとつひとつの言葉がきらきらとして美しいです。 死のニュアンスが多いのに、感じ取れるのはイキイキとした生の印象で。 私は3首目が好きです。 (短歌)

2019-11-24

 この詩は本当に自分の中で特別というか、 この「マキ」がある意味で私自身なんですよね…。 2000年代初期にある程度ネットと距離が近かったすべての女性に当てはまる感覚なのではないでしょうか。 書いている詩まで方向性が似ている(笑) 笑いごとではなく、こういうタイプの女性が醸しがちなムードが最高なんですよね。実体験として「わかる」という気持ちが強い。すごい観察眼だな、と思いました。 >家族の証言によると、マキは本来異常なほど表現をしたがるタイプであったようだ。そんな彼女が今まで封殺されてきた言葉、それをネットであれば表現しうる事に気付いた。 この一文が重く重くひびきます。 (いたたまれない女)

2019-11-24

■survofさま  感想ありがとうございます。  >リズムと速度をコントロールするための非常に細かい調整  >そういうポップさってどうしたって引き寄せられてしまう  ありがとうございます!  どちらも、自分が詩を書く上で、一番たいせつにしている部分です。  「意味」なんてものは置き去りにするくらいがちょうどいい。  これも、(怒られそうですが)私の詩を書くときのモットーにかなり近いです。  意味より音重視になりがちですね。   (それはせかいのような、はかいのような。)

2019-11-24

■/舜舜さま  感想ありがとうございます。  もともととんこつラーメンが詩の基軸だったんですが、どうもリズムと語りの調子がつかめず、順序を逆にした経緯があり。  でも感想をいただくと、なかなかいいアクセントになれてたのかな、とふわふわ考えております。    それにしても、  >虚構を泥濘に例えて、溺れて窒息して死んで  私はこういう詩を書きがちなところはあります(笑)  だからこそこういう評価はうれしいですね。  気を付けているのですが…やはり美しい言葉=美しい詩とならないところが面白いところでも難しいところでもありますね。 ■沙一さま  感想ありがとうございます。  >おまじないみたいな「あおぞら」のリフレインは~  正直なところ、まさにかわいい感じというか、  あ~~~もう!!!って気持ちを、  そのままグロテスクに持って行くのではない方法として、「あおぞら、あおぞら」「あおぞら!」のリフレインを思いついたところがあるので、  この評価はうれしいです。 (ふざけた世界に飛び込め!)

2019-11-24

好き!です。 最初から最後まで、余計な句も足りない情報もなく、さっと距離を詰めてくれて、さらりとしててちょっと考えさせられて、カッコいい。 すごくすき、なんですが。 文体はもう少し砕けてもよかったのかな? という気がします。 或いは少し固くするか。 全体のリズムはいいのにちょっとぎこちない感じがあるので。 それはそれで、なんだか青さが風味になってる気もして難しいですが! ((爆))

2019-11-20

好きです。 人間の祈り(約束、といってもいいのかも)の、とても柔らかな部分を、 繊細に紡いでいるように思える。 昼のあわただしさに流されて忘れそうになるけど、 ふとした静かな夜に 天使がささやくように、 思い出す亡くなった人たち。 星になるのであれば、と慰められるのは自分なんですよね。 美しくて切実で、でもあっさりと突き放している風もあって。 好きです。 (天使の内在)

2019-11-15

 これはすごく好きです!  「重力」「凍え」どちらの感想もなるほどなるほどとうなずかされました。  「聴覚以外の感覚」というのもすごく納得です。  私が感じたのは(失礼でなければいいのですが!)シュルレアリスムの絵画の色使い、息遣いを感じるということです。  なんとなく重苦しいトーンに、違和感のある差し色に、バラバラに配置された象徴が、夢のようで。  壊れていくような、再生されているような、ごろごろとした違和感がとても楽しい作品でした。 (反転)

2019-11-15

■IHクッキングヒーター様  わあ!「読みやすい」嬉しい言葉です。  一般的にあまり芸術的な素養がないもので、  だれでも気軽に手にとって楽しめる、或いは感じるものがある詩を書きたいと思っております。  タイトルの堅さについてもなるほどと思いました。 ■エイクピアさま  ありがとうございます。  また解釈いただけたら是非教えてほしいです。   (こちら落花生、沈丁花におくる)

2019-11-15

■peace.pot.microdot様  感想ありがとうございます。  「ラムネ色の、湿気た世界だ」は私も気に入っているのでうれしい言葉です。  終わってしまう世界なんて自分の心しかないんだよなあという気持ちを込めて書きました。 ■/舜舜様  感想ありがとうございます。  事実、自分の命を燃やすのは自分だとおもうんです。  ただし命は燃えているのに、もはや自分で命を燃やしている実感を失うと、  死の境界線が蠅になってしまうのだと。  どこで道を間違えたのか、まあ必死にやればもしかしたら挽回できるのかもしれないのだけど…  ほんとうにしんどいですが、詩を書き始めて色々と前に進めている気はしています。 (それはせかいのような、はかいのような。)

2019-11-15

「雨は美しく燃えて」というタイトルから大好きです。 雨が他のものを分断するような描写である一方で、過去との深いつながりを感じられる。 第四連まで詩の主体が見えないが、第五連でぎゅっと主観的になるのも好きです。 そこにいる人間の息遣いまで聞こえるような。 本当に素敵でした。 (雨は美しく燃えて)

2019-11-03

 私はsurvofさんの詩を読むたびに世界が救われる気がします(笑)(いや笑いごとではない)  依然逃げ水の感想に返事をくださったときに、勧めていただいた四つの詩のうちのひとつですね。私が四つの中で一番好きな詩でもあったのでうれしいです。   「レースのカーテンで境界を滲ませて、揺らぐ呼吸のふくらみを陰影の濃淡に柔らかく包み込んでひかりは、些細な神経の震えさえも逃さずに、すべやかな肌に感傷を縫い付けてひとつ、またひとつ、ひそやかな 波に喩えてみたとして果たして。」  こういう瞬間、あるんですよ本当に。  「カーテンのふくらみ」をみたときに感じる、あのうつくしさ、泣き出したいくらいの柔らかさなんです。私にはこれだけで終ってしまう世界を切り取って広げて、美しくしてしまう。すごいです。  私にはカーテンのふくらみを波にたとえられた時点で勝ちのようなものだけど、survofさまはそれではまだ足りないんですね。  そこから境界を見つめる、以降へと繋がっていくのはもう圧巻でした。  ふくらんで、しぼんで、ゆらいで、押し寄せて、ひいて、  不安になったり幸福になったりしました。  素敵です。 (ソナチネ)

2019-10-26

うーん、好きです。そしてすごい。 感想戴いたときの独特のグルーヴというかロックな感じというか…が気になって詩を見に来ました。 結論、好きです。そしてすごい。 剥きだしの暴力とか痛みを、「これじゃ、ちょっとね」という感じに解体しているかんじ。 それでいてほんのちょっと世界を救いたい感じ。此処はひどいところだけど、なんだかよくわからない美しさもあるのだというような、どうしようもなさ。 おそらくこの詩はひとつのまとまった物語があり、読み解けばそれを理解することもできるのかなと思います。なんとなく、理解した気にもなります。(とんでもなく勘違いしていたら申し訳なく……) ただまあ、しんどさを抱えた人間として、ただぼんやりと聞いていたくなる詩でした。 (「みんな、恋してる、そんな街がいいね」)

2019-10-26

■沙一さま  感想ありがとうございます。  おっしゃる通り、少しダウナーで、慰みもなく悲しみやつらさに浸りながらゆっくりと落ちていく沈んでいく花を想像しながら書きました。 ■南雲 安晴さま 感想ありがとうございます。 アドバイス募集のタグ付けしてなかったですが、アドバイスは歓迎しております。 皆さんから指摘を受けたように、説明不足・分量不足を感じております。 ただ、長かったあの詩を投函したところで、いまよりイイものにはならなかっただろう…という感じもあり。難しいですね。 もう少し長い詩を、破綻なく書けるように頑張りたいです。 ■/舜舜さま 感想ありがとうございます。 わあ!うれしい言葉ですね。 私もけっこうしんどくて(笑 しんどい人の気持ちに、べったりとくっつくのではなく、ほんのちょっと通り過ぎるようなものを書きたかったので。 ところで、最後の三行、素敵ですね。こちらの感想もまた詩のようなリズムを伴っていて好きでした。 指摘されている通り、説明不足・分量不足な面もありながら、 6名もの方に感想を戴けて嬉しく思っております。 もし具体的な指摘を遠慮されている方がいれば(アドバイス募集のタグ付けをしてなかったので…) していただけたら嬉しいです。 (こちら落花生、沈丁花におくる)

2019-10-26

■ウタさま 感想ありがとうございます。 説明過多になる気がして削った部分が、この詩に穴を開けた気もします。 少し不完全な感じが私は好きですが、説明調にならず自然にテーマとタイトルを接続する技術を学んだら、またチャレンジしてみたいです。 ■survofさま 感想ありがとうございます。 最後の二行の変換、素敵ですね。そちらのテーマでも書いてみたいと思いました。 解読についてですが、この詩はいくつかフレーズを削ったので、説明不足もあるかと思います。詩全体の空気感を壊さないまま「ハロゥ。」や落花生、沈丁花に繋げる技量がなく、指摘を受け後悔している部分です。 ■よんじゅうさま 感想ありがとうございます。 まさしく、「声に出して読む」ことを重視して書いたので、嬉しい言葉です。 句読点は必ず息継ぎをしてほしいところに入れてます。 (こちら落花生、沈丁花におくる)

2019-10-26

カッコいい。 こういう詩は単語や文章のセンスが問われると思いますが、これはカッコいいです。 タイトルも良いです。 実現が困難なほど確率が低いが無限の時間があれば可能なことを「猫が鍵盤のうえで出鱈目に歩き回った結果、モーツァルトかが奏でられるのを待つようなもの」みたいに言いますが(無限の猿)、それを思い出しました。 (猫たちの影)

2019-10-26

 あーっこれ好きです!  みしらぬ人々が同じ時間と空間をバラバラの心で過ごす。  あたたかくて何度も読みたくなる詩でした! (寒さと手を合わせて)

2019-10-25

 これ好きだなあ。  私、男性視点の性的な表現って安っぽく感じて好きじゃないんですが、これは好きです。  主体が煩悶しているようにも、  主体は「お断りです」と言ってる側で、おっぱいを揉みたいというメッセージにNOをつきつけてるようにも、  下らないギャグ調にも読み解けて、  何度読んでも好きでした。  ラストにかけて狂いが加速してる感じも良いです。 (Calling)

2019-10-23

 このページを読んで今ビックリしてるんですが、  や■しさは「やさしさ」一択のつもりだったんですね。  で、「私」はあの子の恋人が好きで羨ましくて、あの子の恋人こそが「やさしさ」であるがために、  他の人たちのやさしさが見いだせず別のものに変換されている=致命的なエラー、というつもりだったのです。  後につれて難癖が弱くなってるのはそのせいで。  ■で囲ったのは、読み手に一任するというよりは、私が「やさしさ」を見つけられなくなっている、という状態の表現のつもりでした。  でもこういう詩よりも、読み手に開かれた皆さんの解釈の方が断然ステキ!  いくつか雑なまとめ方になってるな~ってのも、指摘を受けてひしひしと感じているところです。  アイデア先行で衝動的に書いちゃった部分があるので、  もっと緻密に構成していけたらな~と思いました。  アドバイスありがとうございました! (致命的なエラー)

2019-10-08

すごくロマンチックで涼しげで優しげな死でした。 不思議なのが、死を感じさせる描写なのに、同時に強く励まされたことです。 あくせくする人生のなか、私の骨は美しく清潔に保たれるのであればまだ頑張れる。どんなに脂汗を書いても、私という墓地の中、不可侵な涼やかさがあるのだ……。と。 本当に素敵な詩でした! (九月の終わりを生きる)

2019-10-02

■survof様  感想ありがとうございます。ご友人のお話、大変な思いをされたんですね。  私も誰かの激情に巻き込まれてあるものを喪った経験があり、そのつらさを未だに思い出しては溺れるような痛みを感じております。誰かが悪いと言い切れるものでもないのがこの手の話のつらいところで、survof様とそのご友人、それから自殺未遂をされた方の事情はそれぞれ存じ上げませんが、今現在の平穏を祈っております。 ■蕪城一花様  感想ありがとうございます。  誰かの何らかの悲しみや、許せない心にに寄り添えるような詩を書きたかったのでうれしい言葉です。 ■つつみ様  感想ありがとうございます。  細かいところを見ていただいて嬉しいです。特に父親の感情については、読む人に伝わるように試行錯誤したので、そこを読み取っていただけると有難いです。 ■渡辺八畳@祝儀敷様  感想ありがとうございます。  当初は親が謝るところで終っていたので(!)セーフですね(;'∀')  ルビについては機能は知っていたのですが、詩にルビを付ける、ということ自体があまり好きではなく…。  梅雨の夜、つゆのよ。と候補として迷っていたのですが、ルビを付けないということだと素直に「つゆのよ」で平仮名タイトルにしてもよかったなあ。とご指摘を受けて思いました。  ありがとうございます。 (梅雨の夜(つゆのよ))

2019-09-23

言葉ひとつひとつが丁寧で繊細で綺麗でドキドキしながら読みました…。 ヒーリングミュージックに近いというか、 とにかく丁寧・繊細・綺麗な描写に圧倒され、 頭を空っぽにした状態でも強制的に安らぎが得られる文章鎮痛剤的なすさまじさがありました。 と、小学生並みの感想だけだと私も成長しないので、どうしてこんな風に感じるのかと読み込むと、 序盤に散りばめられた不穏な描写(壊死、腐敗、引き剥がされ)が、二連目で虚ろであることに焦点が向けられ、無毒化、三連目とラストで一気にそれが形を持ち「羽ばたいて」いくという構成だからかな…と。あと「お前の脊柱はバラバラになったりしないから」が強烈な頑張れワードで、ここがあるから不穏なワードもそんなに重くならなかったのかな…と。 ばたついた足音を落ち着いた歩行に変えてくれるような強さと優しさがあって大好きです。 テーマとしての深みもあって、何度でも読める詩でした。 (逃げ水)

2019-09-10

■ふじりゅう様 感想ありがとうございます。 前々からロムってたんですが、思い切って投稿してみました。 大体全部読み解いていただいて有難い限りです。 夏が終わる頃の髪をひっつかまれた感じが好きです。 (残暑)

2019-09-10

引きこもりやってたときの心境まんまでウッとなりました なんとなくカーテンを開けたあと視線より上空をみがちなのもあり (引用) 開けた途端 その高さにひれ伏してしまった ここは多分私が落ちるためにある ここで足がヒュンとなる落差を感じました 好きです (カーテンを開けたら)

2019-09-05

お洒落感にものすごく惹き付けられるけど意味を理解できてないです(申し訳ない) でも読んでて素敵な詩でした。 (エグランティーヌ)

2019-09-05

■みうら様 感想ありがとうございます。 センチメンタリズム(とルサンチマん)は最後の最後に書き加えた言葉です。 最後まで「説明が過剰か?」と悩んだので、その部分を誉めていただけると嬉しいです。 ■stereotypr2085様 感想ありがとうございます。 私の住む地域では8月末頃かなり涼しく、夏休みも終えてないのに秋のようでした。 まだ死なずともよさそうなセミの死体もあちこちに見つけ、怒りと悲しみと不完全燃焼から思い付きました。 しかしいまは普通に夏の気温なので、やはり夏はシツコイ。 (残暑)

2019-09-05

夏の終わりごろのこのころに特に現れる 一瞬いろんなものが放置されるあの瞬間を思い起こさせました。 そういう瞬間に鴉が来ると考えると恐ろしいものがあります。 好きです。 (夏の階に立ち)

2019-09-03

うーん好きです。 人間に対する強い憧れと、それに付随する善も悪も飲み込む人間賛歌。 虎になることを恐れるほど人の形をしていない、 にハッとさせられました。 (泥中)

2019-09-03

好きです。 上の方と同意見になりますが、こういう詩の場合、かけることが多い/表現できるものが多い故に描写を重ねすぎて重く感じる印象の詩が多い、或いは削ぎ落しすぎて印象に残らないものが多いですが、空白と余白と、それを読むためにスクロールする時間合わせて丁度良いなあと。 (白き空に)

2019-08-26

TOKYO

2020-02-24

逃げ水

2019-09-04

汚濁

2020-03-12

2020-07-09

かいてんたい

2020-07-08

速さについて

2020-05-09

君と梅雨

2020-07-20

貝化石

2020-07-27

すこし

2020-08-25

人魚性

2020-03-15

月を喰らう

2020-10-11

ストロボ

2018-09-02

水中反転

2020-11-19

潮風

2020-11-19

きみのせい

2020-11-27

日本のゆくえ

2021-01-03

2021-01-11

触中毒

2021-01-08

ふるる

2021-02-28

縮こまり快楽

2021-06-05

しつ

2021-06-26

閉じて

2021-06-27

Dreams

2018-04-12

答え

2022-07-01