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つよさ予報
つよさ予報 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 3032.2
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 55
作成日時 2020-05-22
コメント日時 2020-06-08
項目 | 全期間(2024/11/07現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 22 | 20 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 5 | 4 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 11 | 7 |
音韻 | 3 | 3 |
構成 | 12 | 7 |
総合ポイント | 55 | 43 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 5.5 | 3 |
前衛性 | 0.3 | 0 |
可読性 | 1.3 | 1 |
エンタメ | 0.3 | 0 |
技巧 | 2.8 | 3 |
音韻 | 0.8 | 0 |
構成 | 3 | 3.5 |
総合 | 13.8 | 15 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
冒頭の、えらいのは からはじまる文章.. 何かの例え、たとえば造るものと別のなにかの関係性の比喩なのかなって思い読み進めていました。 けれども 繰り返し読んでいるうちに、 その誰かは 君自身でないことを願う 特に、 その誰かは 君自身でないってことをつよく願うよ から、また文章を遡ると 文章全体に漂う優しさを感じました。 君 から始まる他の行もとても印象的です。
2繰り返し読んでくださり、ありがとうございます。 実は、繰り返し読んでほしくて、短い詩にしてます。 あとは、行ったり戻ったり読んで理解されるように意図しています。おそらく。 ですので、そう読んでくださって、また、感想寄せてくださり、とても感謝します。
2なんだろうとても現代詩なんだよね でも技術がそうというよりは 態度がそうという感じ 単語自体はひとつも奇異なものはない 強いという漢字が開かれているのがテクい 「比較する」ということが論理としては書かれているが 結局はじぶんも何かと比較しながら >君自身でないってことを >つよく >願う という入れ子構造になってる 石村さん!!こっちのほうが傑作じゃないですか!?どうすか!?
3とても嬉しいコメントです。 最後の呼びかけ(?)に思わず笑ってしまいましたが、「傑作」とのお言葉、大変喜んでおります。ありがとうございます。
0ぶっちゃけイイ詩ってコメントし辛いですよね。自分の中に何が残されたのかって、暫く時間が経たないと、ちょっとした醗酵を経ないと、分からないんですよね。この詩は私にとってイイ詩です。いつか改めてコメントしたくなるくらい。
「イイ詩」と仰ってくださりありがとうございます。 ぜひ、「いつか改めて」コメントいただけたら嬉しいです。
1分け隔てることなく、序列を与えることなく、一つ一つの物事の、ユニークな絶対的な強さを身に浴びて生きたい、そういった生を美しいと言いたい 例えばこんな感じでもあるんでしょうか。共感します
1以前に別のところで書いたことですが、すぐれた作品は安易な問いの形をしておらず、まして凡庸な答えなど記してはいないが、自ずと読み手を虚心な問いへと誘う。この作もそうです。「えらさ」「つよさ」とは何か、「誰か」とは誰なのか、読み手はそうした問いの意味を噛み締めながら、自身の人生を噛み締めると言ってもよい。答えなど出せないし出るものでもないが、どうしたってその問いを手放すことはできそうもない。そういう、極めて個人的な問いを噛み締める虚心な時間が余情と呼ばれるものなので、この作にはそれがあり、ゆえに詩なのです。Um Fantasmaさんが「態度が現代詩なのだ」という意味のことをコメントされていますが、何も現代詩に限らない。近代詩であれ和歌、俳句であれ、安易な問いや答えを何一つ述べることなく、読み手に自ずと余情を噛み締めさせる、そういう態度で存在する言葉はいつの時代でも詩です。前作よりも「傑作」であるかどうかはわかりませんが、この作者が本物の詩の書き手であることを再確認しました。
1「分け隔てることなく、序列を与えることなく、一つ一つの物事の、ユニークな絶対的な強さを身に浴びて生きたい」 いいですねいいですね。同感です。1つ付け足すならば、それらはすべて「自分」よりつよい、ということです。 憧れがあるんでしょうね、おそらくは。
1友人が、「二作目を発表するということは前作との点と点が繋がり、線になるので、その作者が見えてくる」というようなことを言いました。僕もそう思っていて、その結果、今月二作目、今回の詩を投稿したのです。 性急さを感じさせてしまうほど(自分でそう思うのですが)、はやいスパンで二作目を発表したのは、前作のようなものだけが僕の詩と思われたくなかったからなんです。 ですが、自分の考えは杞憂だったのか、「前作よりも「傑作」であるかどうかはわかりませんが、この作者が本物の詩の書き手であることを再確認しました。」というコメントをいただけて、とても喜んでおります。 ありがとうございます。
1正直、あ、こういった詩も書けるんだ!って思いました、 前作が前作だったので、えらく愚直に映ります。 でも内容は読むのにやっぱり頭を使いますね。一筋縄ではいかなかったです(笑
1愚直ですか笑 初めて言われました! なんだか照れます。 し、どちらも自分の詩といえるというか(本人的には)。 し、どっちかだけが本当の自分、というわけでもないんです。 し、小説を書いてる自分というのも存在しますし。 コメントありがとうございます!
0すごく好きでした! この世の中への皮肉とか鬱とか嫌悪とか、そういうのって比較的表現しやすいと思うんです。 でも愛や思いやりや誠実さを詩に盛り込むのってすごく難しくて、 私も一番苦労するところなんだけど、この詩は読んでるだけでとても勇気をもらえました。 もちろん「だれがつよい/えらい」を計っている、という人に対する批評はあるんですが、 その人も、その人に傷つけられた人も含めての優しさがすごく好きなんです。
1誰かに勇気をあげられたと思うと、嬉しくなります。 (自分はまだまだなので、あげられたなんておこがましいですが) こちらこそ「すごく好き」というコメントに勇気づけられました。 ありがとうございました。
0対象が言葉のなかでつよくなっていくところ、膨らんでいく感覚を感じました。「君」の影を濃くしながら、願いもつよくなっていく。肯定否定両面をもちながら、それでもつよさはあるのだなとしみじみ思いました。
1「つよさ」って難しい力だと思のです。 それについてを詩に収められたらいいなと思って書きました。 「対象が言葉のなかでつよくなっていくところ、膨らんでいく感覚を感じました」ありがとうございます。
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