作品投稿掲示板 - B-REVIEW

楽子


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これすごいですね! まず一番最初に言い、と思ったのは、 >開いた口が塞がらない >鳶に油揚さらわれて からどんどん文字数が少なくなっていくのが、本当に目線をあげていく感覚があって、 鳶に油揚げをさらわれた気持ちになったことですね。 それから朗読としてもとても楽しかったです。 最初に文字だけ読んだときはさっと過ぎてしまった「ワ・とか絆とか・おひとり・サマーには」この辺りは動画を拝見してぎくりとしました。 こちらのコメントを見るまではコロナ=王冠には気づかなかったんですが、気づいてしまうと色々と面白くて味わい深い詩でした。 (鳶に油揚)

2020-06-20

素敵だなあ。 季節柄雨の詩が多いですね。私は蟷螂と葡萄が好きでした。 特に蟷螂は、その句のみで7月の生暖かい雨、捨てられた茶碗、そこに避難して、けれど話者を警戒し ”斧”(ここの表現を斧にしたのがまた良いですね!)をあげる蟷螂の、その鋭さ、静けさ…。 それが想像できて素敵です。 葡萄は↑の方と同意見になりますが、短歌らしい上の句下の句のわけができていて、上の句で興味を持って下の句でくすりとしてしまいました。 (若かりし眩しき夢を覚えたり『レモン哀歌』を読みて泣きぬる《短歌》)

2020-06-20

ありがとうございます! そうですね、ラストはちょっと直接的すぎたかなとは思っていました。 ここは読み手に意図が伝わらず(意図が伝わらないこと自体は全然かまわないのですが、何か意図があるらしい、ということすら伝わらない可能性がある気がして)ぼやけた印象のまま終わらせたくないと思ったんですよね。 ただこのサイトにおいてはある程度詩的な表現に慣れ、読み手として優れた方も多いわけで。 もう少し捻ってみても届くと判断すべきだったかもですね。 (乾いた砂浜)

2020-06-20

わあ!嬉しい言葉をありがとうございます。 たかだか失恋ごときで~ は、もともと短歌として投稿するつもりだった句を、直したものなんですよね。 この詩の中ではもっとも凝っていて、手を入れたポイントなので、ほめていただけると嬉しいです。 話が変わりますが、私もウトイさんのぷろてすとたん、とてもいいなあと思ってました。 語の選択と音にしたときのハマりかた、最後に謎のカタルシスを感じさせてくれ、意味自体は捉えられなくとも目と音で楽しむことのできる作品だったと思います。 (マスクの中で溺れている)

2020-06-20

上誤字です。 夏を思う存分楽しんでほしい!ではなく、楽しめるようになってほしい!でお願いします。 そうですね、この場合は全然チャンスがあると思います。 私は田舎で生まれて少しだけ都会で育ったのですが、都会の雨が田舎よりも温かい。というのは幼いころに実感したものですね。 今はコロナで自粛中、あらゆるものを我慢して辛抱して、それではぐくまれる心もあるかと思います。 いつか晴れるのが楽しみですね。 (マスクの中で溺れている)

2020-06-20

>刺激的な感情を欲する現代詩の特徴(多分)からか、恋のお話には反応が鈍い気がします。青春のポエムっぽさが出るからかな? 私自身の中でも最も抽出しやすい感情はセックスだったり憎悪だったり身を切るような悲しさだったりするのですが、 でも生活しているうえで私の中を一番占めている感情ではないんですよね。 それは私が幸福であることの証なのかもしれないですが、 誰かに何かを伝えたくて、でもどうやって伝えるのか?どうして私たちは解り合えないのだろうか? 仕事にしてもプライベートにしても、一番を占めているのはこの感情です。 なので私の中でも結構切実なところがテーマになっているとは思ってます。 結果的に青春のポエムっぽくはなっちゃってるのですが(笑) それはそれで良いのかなあ、と出来上がったものを見て思ったので投稿しました。 全国の少年少女のためにも、夏を思う存分楽しんでほしい!!ですね。 (マスクの中で溺れている)

2020-06-20

どうなんでしょう。 マスクが取れることにはなんとかなるのではないかな、と思います。 自粛、大切 (マスクの中で溺れている)

2020-06-10

「他者」の文字がいらなかったかなあと私は思いました。 ただタイトルのセンスはすっごく好きです。 他者を「タシャ」とするとなんだからおかしな響きになるんですね。 この軽妙さが詩の内容にもう少しほしかったなあと思います。 (タシャ)

2020-06-03

すごく好きでした! この世の中への皮肉とか鬱とか嫌悪とか、そういうのって比較的表現しやすいと思うんです。 でも愛や思いやりや誠実さを詩に盛り込むのってすごく難しくて、 私も一番苦労するところなんだけど、この詩は読んでるだけでとても勇気をもらえました。 もちろん「だれがつよい/えらい」を計っている、という人に対する批評はあるんですが、 その人も、その人に傷つけられた人も含めての優しさがすごく好きなんです。 (つよさ予報)

2020-06-03

すごい好きです。 最初の三行がジンジンと響いていました。 私はすべての言葉が女性視点で見えてて、女性が好きな女性が「上京する君」に送る詩なのかなーと思っていました。 (タイトル「多チャンネル」から視点が幾つかあるのは承知の上です!!) 4行目までが女性としての言葉で、5行目からは女性を愛する人間としての言葉ですね。 ただこの場合は「上京する君」は好きな人へ、よりは友人へのあたたかさを感じます。 色々読み取りができる余白があって、表現の美しさもありとても好きでした。 (多チャンネル同時中継 上京する君へ)

2020-06-03

とても好きです。 キラキラした(美しい、という意味ではなく)ものが熱を出してうなされている少女のうえにふりかかっているような感じ。 たくさんの感情や思い出が泡のように弾けていく、 でもそれらがちゃんと繋がっているのを感じています。 (『ハッピーバースデー』)

2020-05-14

「道草にバター」というフレーズが本当に大好き。 だからこそ本文そのものは「ああ、こう来るのかあ…」という残念感が少しありました。 「道端にバター」というフレーズから感じるスウィング感?が「AはBのように」と連なる詩文で消えてしまっていたからですかね。枕草子とかのリズムというか。 でも読むと結構面白くて、表現も「え?そこ?」から雪のようにふんわりと着地していく様が楽しかったです。 どこに向かっていくのかな~と思いながら読んでいて、最後の粉雪部分は脱帽でした。 (道草にバター)

2020-05-14

ちょっと泣いてしまいました。 最初は「この内容を書くのにこの量が必要かなあ…」と思いながら読んだのですが、 最後の2行を読み「ああ、ここに繋がるには必要だなあ」という思いに変わりました。 ”世界”にたいするぼやけた愚痴と人生の欠片のようなものがバラバラと繋がって自分を弱い虫にしていて、それは悪酔いのような気分で。でも酔いが醒めるとそれは残酷なほどにバラバラの事象なんですよね。 詩の中の私、の幸せを願いながら 私自身の「相手もいないのにハメを外して酷く酔った帰り道」を想いました。 (弱者の詩)

2020-05-14

「私はペットボトル飲料を少し残してしまう人」 これ私もそうです! ってところから読み始めて、さらりとした文章の中にずしんと響くものを感じてコメントいたしました。 詩の全ては一番最初のこの言葉に集約されていて、 本当はペットボトル飲料を必要としていないんですよね。それで飲み残してしまう。 でも飲み残した分に執着がないかといえばそうではなく「ああ勿体ないなあ」と思う気持ちもある。(なら飲み上げろやって話ですが!それができないのでそもそも必要もないペットボトル飲料を買ってしまう) それが彼女への態度や未練をうまく表していると思いました。 (さざ波)

2020-05-14

死に顔を「塩大福」とたとえ、それを「てん、と置かれた」と表現する目新しさに惹かれました。 全体的に可愛らしくやさしげな雰囲気をまとわせているけれど、 死人となってしまった母親を塩大福として母親の人格そのものから切り離しながら、 母親の人格をどうにか探すように棺をのぞきこむ子供が想像されてしまってちょっと悲しくなりました。 (午睡の静物)

2020-05-14

わあい二回ともコメントありがとうございます! わかりやすい文章で、世界平和とか仲良くなりたいとかそういうことを書くのが好きです。 私個人が、こういう散文ちっくなものをどっしりと読めないタイプなので、 ライトで軽く、でもなんかちょっと感じるものがあるなあ。 的なものを目指しました。 ちゃんと伝わったみたいで安心しました。 (私の盗まれたバックあ赤かった)

2020-04-24

感想ありがとうございました! メモ、のところはおっしゃる通り、終わりに向けてスピードを緩め、 最後の二列をゆっくり読んでほしかった工夫です。 考えるに、 おそらくここが一番詩として工夫すべきところで、 この文に何か鋭角から飛び出してくるものを入れ込めるのが「詩人」なのかなあ。 と思っております! (私の盗まれたバックあ赤かった)

2020-04-24

感想ありがとうございます!! 教材的に他の人ならどう描くかみてみたかったりもしますね! 私はどうも、まっすぐに見えた事柄を書く方が性に合っているようで。 深かったり鋭かったりするものを作ると、 ゴテゴテに飾り付けたうえに何も面白味のない文章になってしまうのです。 それはともかくとしても、 さらりとしすぎているのは良くないですよね! 何か鋭角から飛び出すものをひとつ、工夫していきたいと思います。 (私の盗まれたバックあ赤かった)

2020-04-24

わーすみませんタイトル「私の盗まれたバックは赤かった」です 何度も修正しているうちにチェック甘くなってました…。 (私の盗まれたバックあ赤かった)

2020-04-22

みました!!!! わあいありがとうございます!! 私のお気に入りの詩だったのにコメントもついていなかったから、ほんとうにうれしいです! 特に「そのまま読んでほしい」という指摘が本当にその通りでした。 ありがとうございました! (分断)

2020-04-22

90年代から00年代前半ぽいかんじ。 なんだろう、グロエロとか電波系とかに緩く影響を受けた大衆向けの作品とか、そういうのに似た良い意味での気持ち悪さとポップさの融合といいますか。 「自分なんかどうでも良い存在だよね」と建前上謙虚に振る舞いつつ、その実、凡庸な自分を許せず特別だと信じていて、そういう複雑な感情をそのまま他者に押し付けてくる感じとかまさに。 いまはもっと素直な欲望だよね、俺TUEEEEってかんじで。 本当に良い意味で気持ち悪く、でも良い意味で飲み込めるんですよね。 素敵な作品でした。 他のかたの感想を読みたい。 (ううっ! 終わらないのに、なんで終わらないのに、こんなに言葉を書かないといけないから、私って、うう、もう終わりたいのに、終わらせた、いのに、うぐっ、冗長ですよね? だっだから、わわわわたしには生きる意味が無いから無いからないからっ!つまらないなあ、とっ、思いましたか? 思っててもいいからわたしのためにもう少し時間を無駄にしてっ あー、欲しいけど、やっぱ、いいです………あの、でもとりあえず、あっ、(もう少し簡潔にする努力を…)全然凡庸、ですよね、ですですです。?ちょっとだけ質問がしたい、けど、いっ、死にたい)

2020-04-17

うん、好きです。 なんだろうな、眩しいものを、眩しすぎるものをそれでも見ようとして、 目を閉じる限界まで細めて、 その輪郭が光で飛ばされながらも、影や反射からどうにかそれを掴もうとしているような。 だからこそ最後の二行がどすんと響きます。 いきなり色んなものの正体が(語り部の中で)見えてしまったようで。 最後の最後に、冷たい石のような鈍重さでのしかかってくる。 (あなたの手つき)

2020-04-08

>争いの言葉が互いを刺す宵にはずし忘れた風鈴が鳴る タイトルにもなっている、これがやはり一番刺さりますね。 全体的に緩やかなほんの少し幸せだったりちょっと悲しかったりする、 色でたとえるならパステルカラーの色彩に、 ここだけドスンと重く落ちる。 勿論他の詩も丁寧で好きなのですが、 激情を感じるこの句がもっとも好きです。 (はずしわすれた風鈴が鳴る)

2020-04-08

感想をありがとうございます。 丁寧に読み込んでいただいて嬉しい限りです…。 >時間軸をずらした時に表れる「わたし」と「きみ」そのものなのではないでしょうか はい、そうです。 同じ人間を同じ人間だと捉えられなくなっていくとき、 きみはきみたちで わたしたちはわたしになったとき それがズレてしまうと どうにも付き合いというのは上手くいかなく 本来ならば見なくて良いはずの夜の顔まで確認しなくてはならないのですが 夜の顔など見てはならないもので 夜の顔を見た途端に終わっているのも同然なんですよね。 なんで私たちは(わたしは) そうやって大切なものを土足で踏み荒らしてしまうのか。 ちゃんと読み込んでいただいてありがとうございました。 (夜になるまで眠らなきゃ)

2020-04-08

正直なところこの詩は多くの粗があると思いますが、 私もその二行だけは大切にしたいと思っています。 というより、その二行が示すことを何行もかけて書きすぎたなあと反省しております。 「彼」、が魅力的にうつったのはうれしいです。 私にとって彼は長らく嫌いな人間だったのですが、「海のを泳ぐ魚の方が空を飛ぶ鳥よりも自由だ」という話をふと思い出し、 そして許せるようになりました。 (傷つきやすく脆いひとへ、レクイレム)

2020-03-30

わあ。素敵な言葉をありがとうございます。 大切にします。 (傷つきやすく脆いひとへ、レクイレム)

2020-03-30

>どれだけやさしくカーテンをあけても >二度と入ってこないのが朝だ この文章に惹かれたまま、うっとりとして、そして少し悲しくなって。 チェルノブイリにチェが降った という言葉の、「ああ、これはココでしか感じることのできない感情だ」という気持ちにさせる一文。 すっと消えていってしまいそうな、 でも何かがそこに残っているような。 チェルノブイリは今、野生動物たちの住処になっているのだという話を聞きます。 顔が二つある鹿がいたとかいう噂も。 穏やかで、でもやっぱり、なにかが、おかしい。 (チェルノブイリにチェ)

2020-03-30

おそらく二つの人格を持った一人の人間の詩なのだなあと思ったのですが、 二面性についてだったのですね。 それは抜きにしても、その映像を思い浮かべるだけでぞっとするような美しさを感じることができました。 一種のナルシシズムというのか、 耽美ささえも感じられてヨカッタです。 (汚濁)

2020-03-30

>トビラさま 感想ありがとうございます! 「彼」は具体的な人物がいて、「彼」を思いながら書きました。今見直すと拙い部分も多く恥ずかしさもありますが、書いてよかったと思います。 トビラ様にとっての「彼」に安らぎが訪れることを祈っております。 >花澤悠さま 感想ありがとうございます。 彼、は単なる一人の人間だったと思います。 それでも私の中では特別な人間で、そのアンバランスさが詩にも出ていたかなあと思いました。 個人的な動機が強くにじんだ詩で、冗長というのもその通りだと思います。 (傷つきやすく脆いひとへ、レクイレム)

2020-03-12

 かなしいね じぶんのことを にくむのは (雛祭イベントで、五七五調でコメントしてます。) https://www.breview.org/forum_blog/archives/668 ■感想。 こういうテーマ、やっぱり好きなんですよね。 私も他人を見下したり、他人に対して冷ややかだったりする自分がとても嫌になる瞬間があって、 そういうときの嫌悪感を、 「かなしいよ」と耽溺して語られるとぐらぐらきます。 (冷めた自分が消えない)

2020-02-16

ううん、かっこいい。 こういう硬めの文体って筆者の実力が足りないと気取ったラノベみたいになるんですよね。 で、実力があっても硬すぎると面白味がなくて人の目に留まらないし。 他表現の秀逸さもさることながら「こくろ。」でハードな世界観を壊すことなく一気に面白い詩になっていると思いました。 (落雁)

2020-02-16

うわー!面白い。 最初はまったく意味が解らなくて????どういうこと???10円どこで使ったの?お茶でも飲んだの???? って思ってたんですけど、いつも同じことをしているから、きのう10円使ってるってことですよね?? いや、 これ自体はよく映画とか小説で見るシーンなんですけど、持って行き方と、それまでの表現方法がすごいですね。 アート系の短編映画とかにありそう。 全体的にちょっとノスタルジックなのも効いていて、「あしたを捕まえに行く少年」がこちらからみると過去の人物に見えるってのがも面白いです。 (書かれなかった日記)

2020-02-16

■あかさま 感想ありがとうございます! リズムの良さはとても大切にしているのでうれしい言葉です(少しもったりとし過ぎたかな?と心配だったので) ■つつみさま 感想ありがとうございます! そうですね、二連目以降はもう少し工夫の余地があったなあ、と自分でも思っています。 一応、レシピ通りではない手順については、本人はレシピ通りだと思っているのにレシピ通り作れていない錯綜感、を出してます。ただ指摘を受けて気づいたのですが、「愛」に当たるモチーフがこの中にはないんですよね。 しいて言えばジンジャークッキーそのものなんですけど、ジンジャークッキーは愛そのものというよりは、愛をこめて作ったもの(結局壊れたもの)なので。 バターでもチョコレートでも、何か意識的にモチーフに焦点をあてたらもっと面白くなったなあ。と気づきました。 ありがとうございます! 後半の連についても丁寧に読んでいただきありがたい。高校生の下りは力作なので嬉しいです。 (バレンタインさよなら。)

2020-02-16

かわいい! 前感想を書いた「犬歯」と同じテーマなのかなあとかほんわり。 だとしたらこちらの絵が「猫」なのが面白いですね。 それとは別に、 こういうまったりと落ち着いてて、でもどこか少し緊張感もある優雅さって、あまり家では感じなくて、 もっぱら外出しているときに感じるものだと思っています。 この猫も外出中なのかな? 外に出て、完全に無防備ではないからこそ訪れるリラックス。家にいるとリラックスってよりは怠ける。になりがちかも(汗 この絵とにはそんなホリデイ(休日)の充実を感じました。 (ホリデイ)

2020-02-16

■真清水るる様  感想ありがとうございます。 シュールさは少し意識したので、感じ取っていただいたのがうれしいです。 ラストに向けて、ゆっくりと鯨と太陽の黒点を合わせていく努力をしました。 ■なかたつ様 丁寧に読んでいただきありがとうございます。 他の感想でも熱意を持って読み解いていて、尊敬します。 最終連では、何気ない問いが少し言い換えられているのですが、「あるべき」と述べられており、この「べき」という何気ない表現が引っ掛かります。この問いに答えを出さなくても、この語り手はきっと生きていけるでしょう、ちゃんちゃん、と読み手が勝手に〆ることはできるのですが、語り手は自らが納得できる答えを見つけたいという確固たる姿勢がこの「べき」に表れています。偶々目にしてしまった風景、それもまた、誰かが干渉することで変えられる事物ではないものに対して、語り手が十字架(責任)を負うという姿勢が感じられます。もしかしたら、他者には見えない世界なのかもしれないですが、確かに語り手は見てしまった、そして、考え始めてしまったのであり、この問いこそ語り手だからこそ生まれたのだから、その問いに最後まで向き合うのだと ここ、長いですが、おおよそ詩にこめた部分はここが全てだと思っています。 問いかけを持つこと、それにこたえる責任を持つこと、あらゆる不可思議と震えのなかで、微妙に姿と意味合いを変えながら、黒点と鯨が、まるで並列であるかのように、 私の中では、揺れているのでした。 (黒点)

2020-02-16

◼️鈴木夜道さま 前半の詩、楽しく詠みました。 引用、「水よ凪げ 心よ凪げ 私よ凪げ 私は呼吸だ 呼吸が私だ 生と死に意味はない 呼吸に意味がある」 ここ、詩から読み取っていただき嬉しかったです。 呼吸を意識した瞬間の、能動的に生きている感覚が、好きです。 ◼️エイクピアさま 言葉の語感はそれだけで音楽だと思います。 今回はまさしく音としての詩を重視したので、とても嬉しいです。 (私は呼吸する。生きていくために。)

2020-02-13

あー、やられた。 という印象。 私もバレンタインと、その雑多すぎる感情と大雑把すぎるうえに重たすぎる情念をチョコに重ね合わせて詩を書いたんですが、ここまで昇華しきれなかったです。 まず、橋が根腐れしてチョコの海に落ちる、そして向こう岸(おそらく相手)から遠ざかる、 この持っていきかたがすごく上手いし、 「枯れ木だらけの山」で冬を暗示しつつ、「梅」を持ってきて(梅、てのがまたすごいです。チョコの海と、梅。どこから計算したのか聞きたい)、来る春に繋いでいく。 展開の進め方に綻びがないし無駄もない。 香りに着目して、最後は「プレゼントの心は否定しない。私にとって必要なのはチョコじゃなく梅だっただけ」と、 なんて上品で可愛らしくて納得のいく結論なのか。 また梅とチョコの香りにまで目をつけられていて、モチーフを余すことなく使いこなしているのも良いと思いました。 思ったより語られていなかったので書きました。 大好きです(にどめ) もっと色んな人の感想が聞きたいです。 (バレンタインが氾濫してる)

2020-02-13

 とても素敵な詩だと思います。  誰が読んでも、詩の内容を自分の状況と重ね合わせ、小さな気づきを得ることができる。  また色々な解釈ができそうな、懐の広いところも魅力的です。 (犬歯)

2020-01-19

オーストラリアを想いながら読みました。 「炎」という表現をひとつも出すことがなく、 感情を表す言葉をひとつも使うことがなく、 痛みを表現することもなく、 唯一不穏な言葉は「焦げたコアラ」と「黒い雲」のみなのに、 オーストラリアで起きていることの悲劇性や恐ろしさを実感させられました。 詩単体でも美しく、言葉に無駄がなく、かなり工夫されているのに一見してその工夫があまり見えない(技巧だけが前に来ていない)のも素敵でした。 (カンガルー森のうた)

2020-01-19

読んでてとても面白く、しかしがっつりと後味を残して、 もう一度読もうという気になって。 二度読んで重みのある言葉に頷かされて、三度読んで色んなことを考えたりして。 四度読んでやっぱり面白く笑ってしまい。 何度読んでも楽しい詩でした。 (増えろワカメ)

2020-01-11

最高です。 「詩的な工夫のない」という風におっしゃられているけれど、私には色々と勉強になる表現ばかりでした。 まずタイトルが素晴らしいです。 タイトルの疾走感と爽やかさが、そのまま詩を読むときのアクセントになっていて。 愛は続いていて、思いはどこかに残っていて、それはこんな詩を作らせるほどに美しいのに、 でも火が付いたのは一度だけで、おそらくそれで正しいんだって感じる瞬間って私にもあって。 胸の中にいろんなものが浮かんだり消えたりして、忘れてた記憶を思い出したりそれがいとおしくなったりして、とても素敵な詩です。 特に気に入っているのは「静かに食べた中華料理」 単に事実なのかな、と思うんですが、 中華料理ってどちらかといえばワイワイ食べる印象があって、だからこそそのとき二人が感じていたであろう「静か」以上の重圧を感じました。そしてそういうふうに静かに中華料理を食べる日って、現実には確かに存在するんですよね。 単なる事実でも詩になりうるものを持ってきていると思いました。 (火がついたのは一度だけであった、サンキュー)

2020-01-10

まずタイトルに惹かれて読み始めました。 タイトルは水玉である「あなた」の台詞であると思われます。 しかし「ため息をつく」という関係性から、 なんとなく「私」と「あなた」だと「あなた」の方に優位性があるように感じられ、 いったいなにがあったのだろう? どういった関係なのだろう? と気になって何度も読んでしまいました。 ”散った木蓮 汚いな”のフレーズも印象的で謎めいてて面白い。 今のところ ストレートに性行為の暗喩なのかなあ…と思っています。(花が女性で水が男性…というのはちょっと直接的な気もしますが) いずれにせよ、 最後の文章とタイトルだけでがっつり心を持っていかれる、面白い詩でした! (この家には花柄しかないのか!)

2020-01-10

>今日も電車はゆれている >こころは、こころは >かっくんって まずこの詩句が好きで。 この言葉のリズムのゆれから、本当にゆったりとした「カタンカタン」という、電車の結合部が鳴らすリズムを感じ。 そして電車の中でどうしようもなく揺らされている人たちの、 穏やかだけど切実なこころを感じ。 ああ、詩だなあ…。と思わせる、 なんともいえなくなる詩でした。 どちらかといえば都会というよりは田舎の電車を思い浮かべるノスタルジックさも面白いです。 (KQ)

2020-01-10

■蕪木一花さま  感想ありがとうございます!  質問形式にしたのはまさしくそのほうがテーマに入り込みやすいからかと思ったので、  感想いただけてうれしいです。 ■萩原 學さま  ドビュッシーですか…それは素敵な空間ですね。  ただドビュッシーさえも白けてしまう空間があり瞬間があり、だからこそ音楽は素晴らしいと思ったりもします。  とどめ二行は私も迷いましたが、やはり最後は独白で〆たかったんですよね。  詩的なバランスで言えば問いかけで終った方がよかったと思っていますが、  問いかけるよりかは、問いかけの理由を着地したかったというのがあります。 ■右肩ヒサシさま  アドバイスありがとうございます!  「白けた」については、正直なところどれでも正解なんですよね。   あえて言うなら白けているのは主体なのだけど、何故白けているのか、という点でどれでも正解だと思っています。  ただ確かに今読み直すと、ところどころもったりとした印象を受ける語句があるので、  次書きなおすときは何かしら削っていくと思います。 ■つつみ様  感想ありがとうございます!  たくさん読み取っていただいて嬉しいです。  「なぜ黒点なのか」という観点からの意見、とても面白く読ませていただきました。 (自分語りになりますが、私の詩は私の経験と感情に大きく左右されています。この詩もまさにそういう詩であるので、”なぜ黒点なのか”という点については私自身、論理的に説明するのは難しいです)  そのうえで、つつみ様の感想を読み、  私が無意識に言葉の隙間に詰め込んだものに気づいたのです。 (黒点)

2020-01-10

■蛾兆ボルカさま  ありがとうございます!  自己の主体と客体については、前々から自分自身で意見がブレるところもあり、  その不安定さも含めて表現したかったところです。 ■渡辺八畳@祝儀敷さま  感想ありがとうございました!  第三連は一番推敲をくりかえしたので、ほめていただいて嬉しいです。  人間の体と、主体性と、歴史上文化上どうしても伴ってしまう客体としての自分と、  それらとの折り合いの付け方というのは、  直近メディアや広告、オタクカルチャーの在り方で色んな意見が揉めているのを見ても  真っ直ぐに議論するよりも詩的な感性による濁したかた、暈しが必要な領域のように思え、  自分の中でも繰り返し「何がもっとも理解を促すか」を考えた部分です。 (ビキニアーマーの女戦士にはなれない)

2020-01-01

■蛾兆ボルカ  感想ありがとうございます!  このまえ歯医者に行ってきて、歯を削られている間に感じていたことをそのまま詩にした部分があります。  虫歯はまさに「身から出た錆」という言葉がぴったりと当てはまるもので、  歯医者からの注意がとても刺さりました。 ■おむしび 健太郎さま  感想ありがとうございます。 (はいしゃ様)

2020-01-01

 テーマとラストの急降下感は好きですが、  そこに至るまでにもう少し工夫を入れても良いのかな、と思いました。  例えば冒頭「街を歩くと~」から二連目「そういうものを拾いながら~街を歩くと」と  言葉が重なってしまっている。  (鉢植えに出会うも同様に重なっている)  重なったことで面白味を増す場合もあるけど、この場合は少し冗長に感じました。  重ねるなら思い切って三連目、四連目にも重ねてしまっていいと思います。  ただ「伸び伸びと~」から最後までの詩句については、引き寄せられるテンポと美しさ、それから悍ましさがあり、  ひとつひとつ拾っていくと現実の描写を詩へと変換するときの手際がとてもいいと思いました。 (消費される花々)

2019-12-30

言葉ひとつひとつがきらきら光っていて、でもちょっと寂し気な感じで素敵です。 落としどころはどこかな、とまさに私が思ったところで、お年玉を挟んで年末まで向かって行き、 そういえばそもそもスタートが「満月の次の日の流星群」だったなあと思わされ、 しっかりと現実に足のついた美しさを感じました。 (星月夜)

2019-12-30

目を引くショッキングさや、一言で心を奪われるキャッチーさはなくとも、 確かな筆致で見過ごせない美しさを感じます。 (石油、ときどき水)

2019-12-07

かっこいい。 タイトルからしっかり引き付けられて、ラストまでちゃんと魅了してくれる。 文字数以上の広がりがある詩。 (割れない海を抱えて)

2019-12-05

とても面白い。 言葉の繋げかたとリズムが最高で、 朗読してもまったく無理がなく、気取ったところがなく、面白くてかわいい。 こういう詩は大好きです。 (ニルヴァーナスープ)

2019-12-05

好きです。 君と私が途方もなく奇跡的な繋がりを持ち得ているのに、 人間の意思はその繋がりを理解してさえ、互いの繋がりを否定する美しさがある。 (量子の彼方)

2019-12-05

素敵ですね。 詩が 詩のようなものが書けそうな気がするんよ これがあるから言葉がまとまってる。 ラストの〆もなんだか良いです。 多くをしらなくても楽しんでいける。 (相応しい朝焼け)

2019-12-05

 素晴らしいです。  ロマンチックで、美しくて、暗くて、でも現実的で地に足がついている。  千才森さまの感想がとても頷けますね。   >「なにか消すものを。星を消そう」  このタイトルの回収までに、  しっかり二人の関係や背景についてのめりこませますね。  詩としての美しいフレーズが、無意味なものになっていない。  特別な単語としてのフレーズに、ちゃんとなっていると思います。 (「オリオンの消滅」)

2019-12-01

追記です! 生き生きとした生、はちがうなあとウーンウーンしてたんですが、最近、ちかい言葉を見つけました。 ゆめかわいい! ちょっとファンタジックな でも足元はちゃんと着地している、 不思議な感覚の詩です。 (短歌)

2019-11-27

 最初の二段の合わせ方がかなり難しかったんですが、  >語れぬ面影は棕櫚(シュロ)の木陰に  この部分の盛り上がりはめちゃくちゃ気持ちいいですね! 「詩に祈る/連れて行って」の段は少しリズムがまだるっこくなって言葉の情緒を奪っている感じもしました。  (※合わせ方を間違えているかもしれないです…)   (鎮魂歌)

2019-11-24

これ!素晴らしいです。 リフレインがもともと大好きなのもあるんですが、 この見ていて不安になる感じを、音で出しているのがすごいんですよね。 脳の中で僕の体には金属メモリが入っていますって何度も言っているうえに詩が繰り返されている感じ。ぐわんぐわんする。 これ思いつくまま書いたってセンスあるなあ。羨ましい。 あと一行目題名の消し忘れなんですね。私はあっても良いような気はしております。(気づいたのすごくないですか??ふつうに詩の一部だと思ってました) (ぼくの体には金属のメモリが入っている)

2019-11-24

私も「孫兵衛の孫は孫兵衛の顔らしい」という〆でも良かった気がしますが、 「町ではだれもぼくを 孫兵衛とは呼ばない」 を見てしまうとこの後味を捨てるには惜しいなあという気もします。 インパクトのある孫兵衛という名前のリズムと、そこに流れるゆったりとした情緒が美しいです。 (孫兵衛の顔)

2019-11-24

現代短歌って最近読み始めたけど本当に多彩で美しいものになってますよね。 ライ麦さまのこの短歌群もそういった現代短歌の印象と同じく、ひとつひとつの言葉がきらきらとして美しいです。 死のニュアンスが多いのに、感じ取れるのはイキイキとした生の印象で。 私は3首目が好きです。 (短歌)

2019-11-24

 この詩は本当に自分の中で特別というか、 この「マキ」がある意味で私自身なんですよね…。 2000年代初期にある程度ネットと距離が近かったすべての女性に当てはまる感覚なのではないでしょうか。 書いている詩まで方向性が似ている(笑) 笑いごとではなく、こういうタイプの女性が醸しがちなムードが最高なんですよね。実体験として「わかる」という気持ちが強い。すごい観察眼だな、と思いました。 >家族の証言によると、マキは本来異常なほど表現をしたがるタイプであったようだ。そんな彼女が今まで封殺されてきた言葉、それをネットであれば表現しうる事に気付いた。 この一文が重く重くひびきます。 (いたたまれない女)

2019-11-24

■survofさま  感想ありがとうございます。  >リズムと速度をコントロールするための非常に細かい調整  >そういうポップさってどうしたって引き寄せられてしまう  ありがとうございます!  どちらも、自分が詩を書く上で、一番たいせつにしている部分です。  「意味」なんてものは置き去りにするくらいがちょうどいい。  これも、(怒られそうですが)私の詩を書くときのモットーにかなり近いです。  意味より音重視になりがちですね。   (それはせかいのような、はかいのような。)

2019-11-24

■/舜舜さま  感想ありがとうございます。  もともととんこつラーメンが詩の基軸だったんですが、どうもリズムと語りの調子がつかめず、順序を逆にした経緯があり。  でも感想をいただくと、なかなかいいアクセントになれてたのかな、とふわふわ考えております。    それにしても、  >虚構を泥濘に例えて、溺れて窒息して死んで  私はこういう詩を書きがちなところはあります(笑)  だからこそこういう評価はうれしいですね。  気を付けているのですが…やはり美しい言葉=美しい詩とならないところが面白いところでも難しいところでもありますね。 ■沙一さま  感想ありがとうございます。  >おまじないみたいな「あおぞら」のリフレインは~  正直なところ、まさにかわいい感じというか、  あ~~~もう!!!って気持ちを、  そのままグロテスクに持って行くのではない方法として、「あおぞら、あおぞら」「あおぞら!」のリフレインを思いついたところがあるので、  この評価はうれしいです。 (ふざけた世界に飛び込め!)

2019-11-24

好き!です。 最初から最後まで、余計な句も足りない情報もなく、さっと距離を詰めてくれて、さらりとしててちょっと考えさせられて、カッコいい。 すごくすき、なんですが。 文体はもう少し砕けてもよかったのかな? という気がします。 或いは少し固くするか。 全体のリズムはいいのにちょっとぎこちない感じがあるので。 それはそれで、なんだか青さが風味になってる気もして難しいですが! ((爆))

2019-11-20

好きです。 人間の祈り(約束、といってもいいのかも)の、とても柔らかな部分を、 繊細に紡いでいるように思える。 昼のあわただしさに流されて忘れそうになるけど、 ふとした静かな夜に 天使がささやくように、 思い出す亡くなった人たち。 星になるのであれば、と慰められるのは自分なんですよね。 美しくて切実で、でもあっさりと突き放している風もあって。 好きです。 (天使の内在)

2019-11-15

 これはすごく好きです!  「重力」「凍え」どちらの感想もなるほどなるほどとうなずかされました。  「聴覚以外の感覚」というのもすごく納得です。  私が感じたのは(失礼でなければいいのですが!)シュルレアリスムの絵画の色使い、息遣いを感じるということです。  なんとなく重苦しいトーンに、違和感のある差し色に、バラバラに配置された象徴が、夢のようで。  壊れていくような、再生されているような、ごろごろとした違和感がとても楽しい作品でした。 (反転)

2019-11-15

■IHクッキングヒーター様  わあ!「読みやすい」嬉しい言葉です。  一般的にあまり芸術的な素養がないもので、  だれでも気軽に手にとって楽しめる、或いは感じるものがある詩を書きたいと思っております。  タイトルの堅さについてもなるほどと思いました。 ■エイクピアさま  ありがとうございます。  また解釈いただけたら是非教えてほしいです。   (こちら落花生、沈丁花におくる)

2019-11-15

■peace.pot.microdot様  感想ありがとうございます。  「ラムネ色の、湿気た世界だ」は私も気に入っているのでうれしい言葉です。  終わってしまう世界なんて自分の心しかないんだよなあという気持ちを込めて書きました。 ■/舜舜様  感想ありがとうございます。  事実、自分の命を燃やすのは自分だとおもうんです。  ただし命は燃えているのに、もはや自分で命を燃やしている実感を失うと、  死の境界線が蠅になってしまうのだと。  どこで道を間違えたのか、まあ必死にやればもしかしたら挽回できるのかもしれないのだけど…  ほんとうにしんどいですが、詩を書き始めて色々と前に進めている気はしています。 (それはせかいのような、はかいのような。)

2019-11-15

「雨は美しく燃えて」というタイトルから大好きです。 雨が他のものを分断するような描写である一方で、過去との深いつながりを感じられる。 第四連まで詩の主体が見えないが、第五連でぎゅっと主観的になるのも好きです。 そこにいる人間の息遣いまで聞こえるような。 本当に素敵でした。 (雨は美しく燃えて)

2019-11-03

 私はsurvofさんの詩を読むたびに世界が救われる気がします(笑)(いや笑いごとではない)  依然逃げ水の感想に返事をくださったときに、勧めていただいた四つの詩のうちのひとつですね。私が四つの中で一番好きな詩でもあったのでうれしいです。   「レースのカーテンで境界を滲ませて、揺らぐ呼吸のふくらみを陰影の濃淡に柔らかく包み込んでひかりは、些細な神経の震えさえも逃さずに、すべやかな肌に感傷を縫い付けてひとつ、またひとつ、ひそやかな 波に喩えてみたとして果たして。」  こういう瞬間、あるんですよ本当に。  「カーテンのふくらみ」をみたときに感じる、あのうつくしさ、泣き出したいくらいの柔らかさなんです。私にはこれだけで終ってしまう世界を切り取って広げて、美しくしてしまう。すごいです。  私にはカーテンのふくらみを波にたとえられた時点で勝ちのようなものだけど、survofさまはそれではまだ足りないんですね。  そこから境界を見つめる、以降へと繋がっていくのはもう圧巻でした。  ふくらんで、しぼんで、ゆらいで、押し寄せて、ひいて、  不安になったり幸福になったりしました。  素敵です。 (ソナチネ)

2019-10-26

うーん、好きです。そしてすごい。 感想戴いたときの独特のグルーヴというかロックな感じというか…が気になって詩を見に来ました。 結論、好きです。そしてすごい。 剥きだしの暴力とか痛みを、「これじゃ、ちょっとね」という感じに解体しているかんじ。 それでいてほんのちょっと世界を救いたい感じ。此処はひどいところだけど、なんだかよくわからない美しさもあるのだというような、どうしようもなさ。 おそらくこの詩はひとつのまとまった物語があり、読み解けばそれを理解することもできるのかなと思います。なんとなく、理解した気にもなります。(とんでもなく勘違いしていたら申し訳なく……) ただまあ、しんどさを抱えた人間として、ただぼんやりと聞いていたくなる詩でした。 (「みんな、恋してる、そんな街がいいね」)

2019-10-26

■沙一さま  感想ありがとうございます。  おっしゃる通り、少しダウナーで、慰みもなく悲しみやつらさに浸りながらゆっくりと落ちていく沈んでいく花を想像しながら書きました。 ■南雲 安晴さま 感想ありがとうございます。 アドバイス募集のタグ付けしてなかったですが、アドバイスは歓迎しております。 皆さんから指摘を受けたように、説明不足・分量不足を感じております。 ただ、長かったあの詩を投函したところで、いまよりイイものにはならなかっただろう…という感じもあり。難しいですね。 もう少し長い詩を、破綻なく書けるように頑張りたいです。 ■/舜舜さま 感想ありがとうございます。 わあ!うれしい言葉ですね。 私もけっこうしんどくて(笑 しんどい人の気持ちに、べったりとくっつくのではなく、ほんのちょっと通り過ぎるようなものを書きたかったので。 ところで、最後の三行、素敵ですね。こちらの感想もまた詩のようなリズムを伴っていて好きでした。 指摘されている通り、説明不足・分量不足な面もありながら、 6名もの方に感想を戴けて嬉しく思っております。 もし具体的な指摘を遠慮されている方がいれば(アドバイス募集のタグ付けをしてなかったので…) していただけたら嬉しいです。 (こちら落花生、沈丁花におくる)

2019-10-26

■ウタさま 感想ありがとうございます。 説明過多になる気がして削った部分が、この詩に穴を開けた気もします。 少し不完全な感じが私は好きですが、説明調にならず自然にテーマとタイトルを接続する技術を学んだら、またチャレンジしてみたいです。 ■survofさま 感想ありがとうございます。 最後の二行の変換、素敵ですね。そちらのテーマでも書いてみたいと思いました。 解読についてですが、この詩はいくつかフレーズを削ったので、説明不足もあるかと思います。詩全体の空気感を壊さないまま「ハロゥ。」や落花生、沈丁花に繋げる技量がなく、指摘を受け後悔している部分です。 ■よんじゅうさま 感想ありがとうございます。 まさしく、「声に出して読む」ことを重視して書いたので、嬉しい言葉です。 句読点は必ず息継ぎをしてほしいところに入れてます。 (こちら落花生、沈丁花におくる)

2019-10-26

カッコいい。 こういう詩は単語や文章のセンスが問われると思いますが、これはカッコいいです。 タイトルも良いです。 実現が困難なほど確率が低いが無限の時間があれば可能なことを「猫が鍵盤のうえで出鱈目に歩き回った結果、モーツァルトかが奏でられるのを待つようなもの」みたいに言いますが(無限の猿)、それを思い出しました。 (猫たちの影)

2019-10-26

 あーっこれ好きです!  みしらぬ人々が同じ時間と空間をバラバラの心で過ごす。  あたたかくて何度も読みたくなる詩でした! (寒さと手を合わせて)

2019-10-25

 これ好きだなあ。  私、男性視点の性的な表現って安っぽく感じて好きじゃないんですが、これは好きです。  主体が煩悶しているようにも、  主体は「お断りです」と言ってる側で、おっぱいを揉みたいというメッセージにNOをつきつけてるようにも、  下らないギャグ調にも読み解けて、  何度読んでも好きでした。  ラストにかけて狂いが加速してる感じも良いです。 (Calling)

2019-10-23

 このページを読んで今ビックリしてるんですが、  や■しさは「やさしさ」一択のつもりだったんですね。  で、「私」はあの子の恋人が好きで羨ましくて、あの子の恋人こそが「やさしさ」であるがために、  他の人たちのやさしさが見いだせず別のものに変換されている=致命的なエラー、というつもりだったのです。  後につれて難癖が弱くなってるのはそのせいで。  ■で囲ったのは、読み手に一任するというよりは、私が「やさしさ」を見つけられなくなっている、という状態の表現のつもりでした。  でもこういう詩よりも、読み手に開かれた皆さんの解釈の方が断然ステキ!  いくつか雑なまとめ方になってるな~ってのも、指摘を受けてひしひしと感じているところです。  アイデア先行で衝動的に書いちゃった部分があるので、  もっと緻密に構成していけたらな~と思いました。  アドバイスありがとうございました! (致命的なエラー)

2019-10-08

すごくロマンチックで涼しげで優しげな死でした。 不思議なのが、死を感じさせる描写なのに、同時に強く励まされたことです。 あくせくする人生のなか、私の骨は美しく清潔に保たれるのであればまだ頑張れる。どんなに脂汗を書いても、私という墓地の中、不可侵な涼やかさがあるのだ……。と。 本当に素敵な詩でした! (九月の終わりを生きる)

2019-10-02

■survof様  感想ありがとうございます。ご友人のお話、大変な思いをされたんですね。  私も誰かの激情に巻き込まれてあるものを喪った経験があり、そのつらさを未だに思い出しては溺れるような痛みを感じております。誰かが悪いと言い切れるものでもないのがこの手の話のつらいところで、survof様とそのご友人、それから自殺未遂をされた方の事情はそれぞれ存じ上げませんが、今現在の平穏を祈っております。 ■蕪城一花様  感想ありがとうございます。  誰かの何らかの悲しみや、許せない心にに寄り添えるような詩を書きたかったのでうれしい言葉です。 ■つつみ様  感想ありがとうございます。  細かいところを見ていただいて嬉しいです。特に父親の感情については、読む人に伝わるように試行錯誤したので、そこを読み取っていただけると有難いです。 ■渡辺八畳@祝儀敷様  感想ありがとうございます。  当初は親が謝るところで終っていたので(!)セーフですね(;'∀')  ルビについては機能は知っていたのですが、詩にルビを付ける、ということ自体があまり好きではなく…。  梅雨の夜、つゆのよ。と候補として迷っていたのですが、ルビを付けないということだと素直に「つゆのよ」で平仮名タイトルにしてもよかったなあ。とご指摘を受けて思いました。  ありがとうございます。 (梅雨の夜(つゆのよ))

2019-09-23

言葉ひとつひとつが丁寧で繊細で綺麗でドキドキしながら読みました…。 ヒーリングミュージックに近いというか、 とにかく丁寧・繊細・綺麗な描写に圧倒され、 頭を空っぽにした状態でも強制的に安らぎが得られる文章鎮痛剤的なすさまじさがありました。 と、小学生並みの感想だけだと私も成長しないので、どうしてこんな風に感じるのかと読み込むと、 序盤に散りばめられた不穏な描写(壊死、腐敗、引き剥がされ)が、二連目で虚ろであることに焦点が向けられ、無毒化、三連目とラストで一気にそれが形を持ち「羽ばたいて」いくという構成だからかな…と。あと「お前の脊柱はバラバラになったりしないから」が強烈な頑張れワードで、ここがあるから不穏なワードもそんなに重くならなかったのかな…と。 ばたついた足音を落ち着いた歩行に変えてくれるような強さと優しさがあって大好きです。 テーマとしての深みもあって、何度でも読める詩でした。 (逃げ水)

2019-09-10

■ふじりゅう様 感想ありがとうございます。 前々からロムってたんですが、思い切って投稿してみました。 大体全部読み解いていただいて有難い限りです。 夏が終わる頃の髪をひっつかまれた感じが好きです。 (残暑)

2019-09-10

引きこもりやってたときの心境まんまでウッとなりました なんとなくカーテンを開けたあと視線より上空をみがちなのもあり (引用) 開けた途端 その高さにひれ伏してしまった ここは多分私が落ちるためにある ここで足がヒュンとなる落差を感じました 好きです (カーテンを開けたら)

2019-09-05

お洒落感にものすごく惹き付けられるけど意味を理解できてないです(申し訳ない) でも読んでて素敵な詩でした。 (エグランティーヌ)

2019-09-05

■みうら様 感想ありがとうございます。 センチメンタリズム(とルサンチマん)は最後の最後に書き加えた言葉です。 最後まで「説明が過剰か?」と悩んだので、その部分を誉めていただけると嬉しいです。 ■stereotypr2085様 感想ありがとうございます。 私の住む地域では8月末頃かなり涼しく、夏休みも終えてないのに秋のようでした。 まだ死なずともよさそうなセミの死体もあちこちに見つけ、怒りと悲しみと不完全燃焼から思い付きました。 しかしいまは普通に夏の気温なので、やはり夏はシツコイ。 (残暑)

2019-09-05

夏の終わりごろのこのころに特に現れる 一瞬いろんなものが放置されるあの瞬間を思い起こさせました。 そういう瞬間に鴉が来ると考えると恐ろしいものがあります。 好きです。 (夏の階に立ち)

2019-09-03

うーん好きです。 人間に対する強い憧れと、それに付随する善も悪も飲み込む人間賛歌。 虎になることを恐れるほど人の形をしていない、 にハッとさせられました。 (泥中)

2019-09-03

好きです。 上の方と同意見になりますが、こういう詩の場合、かけることが多い/表現できるものが多い故に描写を重ねすぎて重く感じる印象の詩が多い、或いは削ぎ落しすぎて印象に残らないものが多いですが、空白と余白と、それを読むためにスクロールする時間合わせて丁度良いなあと。 (白き空に)

2019-08-26

TOKYO

2020-02-24

逃げ水

2019-09-04

汚濁

2020-03-12