喰らう - B-REVIEW
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喰らう    

 胃の中  だるまが死相を作り、最後の極楽鳥にナイフを入れている。  「たかし。骨壺の中を覗き込むのはおやめなさい。次の生命が始まったと勘違いをして、じいちゃんがお前をとり殺してしまうよ。」  薄荷の飴玉を舐めながら子供が死相をまねようとしている。おやめなさい。どうせ大きくなったら死ぬほど出来るから。死相は。  大人ぶるな、と大きめの硯が天井から落ちてきた。  はて、四畳半のくせに?と、私は首を傾げる。  そのいぶかしそうな顔も死相に似ている。  高橋  あの夜  お前の考えた神様が踏みにじられ  密室で巧妙に殺された夜  俺はティラノサウルスの末裔だと、何故、急に言い張り始めたんだ?  俺が十七歳まで冷蔵庫に育てられたと告白したからか?  高橋、あの時のお前の顔も死相に似ていたよ。  (鳥は空に溺れたら?)  もっとあたたかい空に墜落していくの。  その頃、遠い未来では  弊衣破帽の王様が座る玉座が諫死する夜  親衛隊たちは自分たちが権力に飽きてしまっていた事に気づいてしまうだろう  高橋の尻尾につかまり、引きずられながら  俺は一つの朽ち果てた冷蔵庫の前に立っている  高橋はその大きな口から、よだれを垂らしながら、俺を食べたそうにしている。  だがまだ恐竜の本能よりも人としての倫理観がきいているおかげで、俺は消化されずにすんでいる。  俺は  ただいまと言いつつ  冷蔵庫を開ける  俺はアイスキャンディーを  ふたつに割り  高橋に  今日のところはこれで勘弁してくれないか?  と、手渡す  無学な俺には例えづらい味だが、滅びた空中都市の断末魔の味に似ていると思った。



喰らう ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 1784.5
お気に入り数: 2
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-08-27
コメント日時 2023-09-25
#現代詩 #ビーレビ杯不参加 #縦書き
項目全期間(2024/04/28現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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音韻00
構成00
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叙情性00
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 エンタメ00
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閲覧指数:1784.5
2024/04/28 15時58分48秒現在
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    作品に書かれた推薦文

喰らう コメントセクション

コメント数(12)
m.tasaki
作品へ
(2023-08-27)

こんにちは。 済みません。正直なところ訳のわからない詩だと感じました。 ただ、 「たかし。骨壺の中を覗き込むのはおやめなさい。次の生命が始まったと勘違いをして、じいちゃんがお前をとり殺してしまうよ。」 というところは、なるほど、そういう見方もあるのだな、と感心してしまいました。 また、 「(鳥は空に溺れたら?)」 「もっとあたたかい空に墜落していくの」 というところは、個人的にはとても美しい秀逸な表現だと感じました。 以前、岡本太郎氏が 「なんだこれは!と思いながらも、なぜか惹き付けられる。それが本当の芸術だ」 と言っていたのを、この詩を読んで思い出しました。 訳がわからないけれど、なぜか惹き付けられる詩です。

0
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-08-27)

うーん。 その、多分、視覚に訴えるタイプの詩作品だと思いつつ 死相、骨壺、だるま、極楽鳥、とね その物質、物、でしょうね、物があって、当然それにはカラーがあるので それが、なんていうか、後々になって単色から、極彩色になってゆく とかならば、まだそれはついていけるのでしょうけれど それが判然としていないテキストなのかな、と。 分からないですけれど、それはもう本当に「読解」になってしまって。 生活圏としてね、その団地とかアパート、マンションでもいいですけれど 僕自身、あんまり、ごちゃごちゃした空間って好まないのですね まあ、僕の好き嫌いは置いておいて その、この詩作に於て展開される世界観は非常にごちゃごちゃしている。 でも、何かノスタルジーの中で、僕は少年期 そういった世界観で生きていたような気もする。すいません、感想コメントで。

0
鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
m.tasaki さんへ
(2023-08-28)

おはようございます。 わけわかりませんよね。 好き勝手書いて、どがん、とぶちまけたわがまま作品です。 シェフの気まぐれサラダ、ならぬ、わがままサラダです。(たぶん、とにかくわがままなのでしょう。ポテトサラダにニンジン一本そのまま突き刺さっているような) ざっくり言いますと、人類史を述べてみました。 ただ、フックのない作品だけは作らないようにと、肝に銘じながら書きました。 読んでいただいてありがとうございます。 ところでtasaki氏にはいつも作品を読んでいただいているのもありまして、連詩なるものに投稿させていただきました。 いろんな文章がのたくっていて面白かったです。 来月の完成、楽しみにしております。

0
鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
田中恭平 newさんへ
(2023-08-28)

おはようございます。 作品、読んでいただいてありがとうございます。 どうせ、絢爛にやるのであれば伊藤若冲や岡本太郎くらい、やらねばいけない。(あくまで個人的な見解ですが) 田中氏がいまいち、ピンとこないのは塗料(言い換えれば、私自身の地肩)、配色に問題があったのでは、といったところです。 この作品はある人に向けて書いてみたもので、情報量の多いもの、を狙って書いてみたものです。 ごちゃごちゃしている。 あきらかに雑多な部品が組あわさっている、建築物。 しかし、バランスがいいから、見事という。 ピサの斜塔をまっすぐにしろとは言わない。 そのフォルムが見事だから。 誰が見ても見事。 そんな作品を書くのが夢です。 40手前で酒を呑む事だけが趣味の男ですが、文筆というのは、ものをつくってみるという事はいいですね。 運営。大変だろうなと、思います。 頑張ってください、と書くとお前、何様だと思われるので、書きません。(僕自身、今の職場についていくので必死なので。) だから最後にエールを。 ファイト。

1
楽子
楽子
作品へ
(2023-09-01)

面白い! 好きだ、理由もなく。 ちゃんと文字が流れるしユーモアがある。 堅苦しいけど肩の力が抜けててよい

0
鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
楽子さんへ
(2023-09-02)

こんばんわ。 理由のない好き、という感覚。 僕もその感覚、好きです。 ロジックは大切で、完璧な理論は美しいものですが、言語化出来ない感覚といいますか、血管がとらえた感覚。 僕はしょっちゅう、そんな感覚で生きているので、なにか作品に関して感想を求められると困る事、多々あります。 あまり関係のない話をしてしまいました。 面白い、と書いてある事が嬉しかったのでうかれてしまいました。 読んでいただきましてありがとうございます。

0
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2023-09-02)

すばらしい。

0
ライカ
ライカ
作品へ
(2023-09-23)

こんにちは。 新鮮で、自分の中に消化させるのに時間がかかってしまいました。 読めば読むほど味がわかっていく詩だと感じました。

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鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
ライカさんへ
(2023-09-23)

こんばんわ。 その、申し訳ないと思っています。 上手い人は、何分間で理を説明出来ると思います。(夏目漱石はそういった人物ではないかと) 楽しむために、時間をかけさせてしまう娯楽ではない、娯楽としての詩を見つけた方がいいよなと、思っています。 というのも、近所の図書館に詩誌がありませんでした。 僕の心は詩から、遠ざかる思いです。 このサイトもですが、現代詩と呼ばれるものは弱体化しているように思えます。 このサイトは村に縮小され、鎖国同然のありさま。 悲しくはありません。 人間ってのはこういうものでありますから。 ただ、詩という鳥を大空にはばたかせたかったなあ、、、

0
鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
田中宏輔さんへ
(2023-09-23)

詩を読んでいただきありがとうございます。

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あやめ
作品へ
(2023-09-24)

鯖詰さま ライカさん宛の鯖詰さんのコメントを読んで、少し心配になったので。 >僕の心は詩から、遠ざかる思いです。 あなたのファンとしては聞き捨てならない言葉です。詩人という人種がどれだけ詩から遠い所へ行こうともまた詩があるところへ戻ってくる、と私は思っているのですが、万が一ということもあります。 ですが詩作という行為の報われなさをなんとなく知っている身としては、遠くへ行かずにここへ居てください、とは言うことができないのです。 私はあなたの詩を受け取ったし、それを大切に思っている、ということを伝えるのが限界です。 >ただ、詩という鳥を大空にはばたかせたかったなあ、、、 私も、ずっとずっとそう思い続けています。

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鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
あやめさんへ
(2023-09-25)

こんにちは。 あとで自分のコメントを読み返したのですが、なんだか後ろ向きな感じですね。 なんか、よくないなと思いました。 心配してくださる方がいらっしゃるとは思いませんでした。 驚きました。 読んでいただきありがとうございます。 創作はなんだかんだで切っても切れないものだと思います。 ちゃんとした飯食わないと後ろ向きになってしまいますね。 飯食って、仮眠して、今夜も夜勤、頑張ってきます。 ありがとうございます。

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