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カンガルー森のうた   

作成日時 2020-01-19
コメント日時 2020-01-30

焦げたコアラをポッケに入れる 黙々の黒い雲にねむりを降らせて 大きな青いカンガルーがしずしずと歩く その影をじっと見つめる穴ぐら 息を潜めるウォンバットの目にも まっしろい光が溜まってゆく 形あるものは穴ぐらで 透明なものはポッケのなか みんな仲良く身を寄せ合って 白い雲が歌うのをじっと待ってる


項目全期間(2020/02/22現在)投稿後10日間
叙情性125
前衛性11
可読性33
エンタメ11
技巧73
音韻30
構成21
総合ポイント2914
 平均値  中央値 
叙情性2.42
前衛性0.20
可読性0.60
 エンタメ0.20
技巧1.40
音韻0.60
構成0.40
総合5.86
閲覧指数:1012.1
2020/02/22 15時57分08秒現在
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コメント数(9)
沙一 (2020-01-19):

素朴な詩も、書かれるんですね。山火事のことをえがかれているのだと感じました。せつなくも、やさしい、寓話のようです。

蛾兆ボルカ (2020-01-19):

リズムが良いなあと思いました。 「こ」げた「こ」あら 「く」ろい「く」も など音そのもので韻を踏んでるところとと、口の形で、ということは母音の並びで反復してるところがありそう。 感じの良い詩だと思います。

楽子楽子 (2020-01-19):

オーストラリアを想いながら読みました。 「炎」という表現をひとつも出すことがなく、 感情を表す言葉をひとつも使うことがなく、 痛みを表現することもなく、 唯一不穏な言葉は「焦げたコアラ」と「黒い雲」のみなのに、 オーストラリアで起きていることの悲劇性や恐ろしさを実感させられました。 詩単体でも美しく、言葉に無駄がなく、かなり工夫されているのに一見してその工夫があまり見えない(技巧だけが前に来ていない)のも素敵でした。

なゆた創a.k.a.NORANEKO (2020-01-21):

沙一さんへ いつもご批評いただき誠にありがとうございます。 オーストラリアの森林火災についてのニュースを観るなかで、ふと苦しくなって書いていました。これは世界との接続というよりは、ひたすら自らの慰めのために書いたものでした。 より現実に対して解像度を上げたところで書いてもよかったのですが、こういう作品を投げてみたときにどんなレスポンスが返ってくるのかという興味も湧いたので投稿したしだいです。 蛾兆ボルカさんへ お久しぶりです。NORANEKOです。 韻に関してはここ数年、日本語ラップをひたすら聴いていたせいか自然と意識するようになった気がします。さいきんラッパーのZeebraさんがHIPHOPクルーのICE BAHNの曲について解説する動画を拝見したのですが良い刺激になりました。詩人さんでも大いに参考になると思いました。 楽子さんへ ご批評、感謝致します。 この作品はおもに自分を慰めるために書いたものですが、なるべく痛みに沁み渡るあたたかさを意識しました。声高に嘆くでもなく、痛みから目を背けるでもなく、何を訴えるでもなく、ただ静かな叙情のなかにある慰めが余韻を引いて反響するようなものとなっていたらと思います。

ミリウェイズ (2020-01-21):

読んで、オーストラリアの火事のことを自分も想いました。

帆場 蔵人 (2020-01-21):

リズムが心地よいです。火災のニュース映像が衝撃的でした。そういった現実があり言葉でこのように描かれたものはまた違う質感を持ちながらも繋がりを感じるものがありますね。

なゆた創a.k.a.NORANEKO (2020-01-24):

ミリウェイズさんへ はじめまして。ありがとうございます。 あまりこういうタイプは書かないほうですが、こうして新しい方に読まれるのは嬉しいですね。 帆場蔵人さんへ ありがとうございます。「世界と作品のあいだ」というのはきっと、終わらない問いと答えの連続のような気がしました。

ふじりゅう (2020-01-29):

有袋類は真獣類と完全に共存していれば絶滅していたはずであり、だからこそオーストラリアという隔離された大地で生き残り我々が姿を拝めることに生命の神秘を感じます。本作は配色、視点などからそのような有袋類の神秘を感じさせる作品であり、その人間から離れた生物が物静かに、また優雅に動く様を描き出している点で見事です。 他方、単純にそれらを映像として浮かび上がらせただけではないように思われる描写もいくつかあり、その点でも高い評価ができる作品です。

5or6(ゴロちゃん。) (2020-01-30):

全ての不幸が詩になるのは世界がまだ平和だからなのか。募金を上回る言葉を放ちたいです。

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