崩壊した海で生きよ - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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だれのせいですか

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ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

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崩壊した海で生きよ    

・雨の日にサイダーを飲めば溺れると君は知らぬまま瓶底にいる ・心臓は海を泳いでいますか?Bluetoothの闇ばかり打つ ・骨のないサカナのような愛はもう間に合っているけどください ・君の夢の中にしかない鱗を5万円で買い取ります ・夢を吸い込んだまま帰らない子をこの世界では少女という ・失恋で3キログラムも痩せるので君はきっと人魚姫だね ・鼻血からサカナの匂いがする 私は人魚姫より不幸だ ・壊れた海の中で生きていくとしてスマホの灯りだけはつけてて ・まないたの 上で寝ている 豚なので 海に生きる 資格などない! ・クソッタレ!クソッタレクソ!ッタレク!ソッタレクソッ!タレクソッタレ! ・アタシの絶叫でも聞いて笑っていればいい/お前を殺す ・雨の日にサイダーの瓶を開けて傾けて、もう溺れても良い?  もうずっと 怒っているんだ 泣いてるし この気持ちを 海と呼んで良い?



崩壊した海で生きよ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 1657.5
お気に入り数: 1
投票数   : 3
ポイント数 : 9

作成日時 2020-11-02
コメント日時 2020-11-07
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/19現在)投稿後10日間
叙情性22
前衛性00
可読性22
エンタメ11
技巧22
音韻00
構成22
総合ポイント99
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性11
 エンタメ0.50.5
技巧11
音韻00
構成11
総合4.54.5
閲覧指数:1657.5
2024/04/19 20時19分28秒現在
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    作品に書かれた推薦文

崩壊した海で生きよ コメントセクション

コメント数(7)
大塚拓海
大塚拓海
作品へ
(2020-11-04)

全体を通す海のモチーフ。不確かで不安定な雰囲気。 都市の夜の真っ黒な海を思い描く。 それでも、私たちは陸に上がる前は海にいて、真っ黒で汚い海で泳ぐ気にはなれないけど懐かしくて帰りたくなるのかもしれない。でも、そういう風に体を預けられる海がない。そのもどかしさと、寂しさ。 個人の口から吐き出されたような小さな声が、大きな不合理を訴えている。

0
エイクピア
作品へ
(2020-11-04)

どうしても同じフレーズを繰り返す、クソッタレの短歌が印象的だったのですが、タイトルの趣旨に従えばやはり海を主題にしていると思うので、人魚姫や、瓶底や骨のない魚、壊れた海、サイダーの瓶、気持ちを海と呼んだり、様々な発想が海へと収斂して行く、そのさまは全体で詩になっているようなそんな気がしました。

0
ryinx
作品へ
(2020-11-06)

非常に洗練されていて、美しい文章だと思いました。 はじめに見て、そう感じました、  サイダーという言葉は、海に溺れていくひとの口からこぼれでる泡のようでもあり、  Bluetoothの闇ばかり打つ というフレーズは意味以上に、洗練されたものを感じました。 言葉としてどういう意味だという以上に、 じっくりと眺めていたい、夢のようでもあり リアルのようでも...... たまに読み返して、そうして、文章の中を漂い、沈み込めば もっと、少しずつ伝わってくるものがあるのかな。  個人的には、こういった表現は新鮮でした。  

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楽子
楽子
大塚拓海さんへ
(2020-11-08)

コメントありがとうございます! そうですねえ、人間は魚ではないので海には帰れず、各々の海の中で、仮初の塩辛さを泳ぐしかないのだろうなあ…という気持ちがあります。 ビーレビで短歌後悔するのは初めてでうわ~~~~どうしよ~~~~って思っていたので、コメントとても勇気づけられました!ありがとうございます。

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楽子
楽子
エイクピアさんへ
(2020-11-08)

コメントありがとうございます! この一連の詩のテーマは単に自分の短歌の中で「海」とか「水」に関連したものを選んだだけなのですが、そうすると不思議と私は怒っていて、悲しんでいて、つらかったので、 そういう叫びから生まれたのがクソッタレ!とラストの詩なんですよね。 一応、タイトルを付けて出すものなので、コンセプトアルバムで曲順が大事なように、 この詩も順番に気をつけて書きました。

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楽子
楽子
ryinxさんへ
(2020-11-08)

コメントありがとうございます! 私には勿体ない言葉ばかりで、とてもうれしいです。 「言葉としてどういう意味という以上に」はい!私はまさにそこが一番大切だと思って書いています。 言葉というのは鐘を打つ棒のようなもので、誰かのこころを打つものではあっても、どういう音を鳴らすかは鐘次第なんですよね。 すぐれた棒はある程度鐘の音を操作できてしまうだろうし、劣った棒は音すらならない…なんてこともありますが、一方で誰かにとって劣った棒が、誰かの心をガンガンに鳴らしてしまうこともあり……。 というわけで、どういう音だったにしろ、ryinxさまが、少しでも何か鳴るものを感じてくれたということはとてもうれしいことなのですよ。ありがとうございました!

1
楽子
楽子
さんへ
(2020-11-08)

コメントありがとうございます! そうですね、この辺りの順番はとても苦労しました。 クソッタレ短歌は私の中ではめちゃくちゃお気に入りなんですよね。 実は字余りしているという事実も含めて(笑 とはいえ、この詩を短歌として読むか?というと微妙に思う人もいそうだったので、転調前の慟哭として挿入しました。私も短歌ひとつ出せと言われてこの詩は出さないですね!

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