作品投稿掲示板 - B-REVIEW

鳴海幸子


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3の数珠は、たしかに隠喩的に使われていると思うのですが、それが十分に成功しているようには私は思われません。 (これはあなたの物語、です。)

2024-03-30

コメントありがとうございます。コメントに手助けされて、自分の詩を客観的、批判的に見ることができたように思います。というのは、なんか、自分で読んでても、むずかしいな~って思ってきました。 (これはあなたの物語、です。)

2024-03-30

エロで読むしかないんじゃないかとは思います。 これでもオノマトペには「賭けた」つもりなのですが (これはあなたの物語、です。)

2024-03-26

素敵で正当でもある解釈をいただき、うれしく思います。それはもう、ネガティブな気持ちを植えられたということも含めて (これはあなたの物語、です。)

2024-03-26

すみません、#歌誌帆掲載応募というタグは間違えて付けてしまいました。掲載の意志はありません。 (これはあなたの物語、です。)

2024-03-14

あ、そうなのですね。こちらが誤解していました。申し訳ありません。こちらこそよろしくお願いします。 (『郵便屋さん』、または窓辺より)

2024-01-27

 すみません。他人の作品を勝手に生成AIに入力することは、学習データとして利用され、結果的に著作権が侵害されてしまう危険があるため、マナー違反であるように感じます。  著作物に関する取り扱いは見つからなかったので、明確にマナー違反と言えるのかは自信がありませんが、たとえば、個人情報については、個人情報保護委員会が生成AIサービスの利用に関する注意喚起をしています(下記リンク)。 https://www.ppc.go.jp/news/careful_information/230602_AI_utilize_alert/  したがって、このような行為は控えて頂くよう個人的に要請したいです。  ゆくえ さま、作品に関係ないコメントで恐縮ですが、違和感を覚えたので口出ししちゃいました。運営の方も、このコメントが不適切であるようでしたら適切な処置をしていただいて構いません。 (『郵便屋さん』、または窓辺より)

2024-01-27

 『恋愛フロップス』ってアニメがありまして、それを観たとき私は、「そうか、私はこういう詩が書きたかったんだ!」と思って、いまも少しは思い続けています。  この投稿においても、中心的なアイデアは、「伝えたい」、だけど、その伝達行為がflopして――仕損なって――しまうという点にあると思います。一般に発話行為が「不適切 Infelicities」になる仕方には複数のカテゴリーがあるように思われますが、この投稿で目につく方法は、その中でも、そもそもの発話段階での失敗(もっとも、この作品においては「書き損じ」なのかもしれませんが)、そして、意味の取れなさ(たとえば、「請行為」)です。  よって、この作品を読んだとき、かねてよりこの種の作品を好むようになっていた私の関心は、①この「不適切」あるいはflopが(逆説的な言い方ですが、)どのように適切になっているかということ、そして、②それがどれほどの効果を挙げているかという点に注がれました。  まず①について順に見ていくと、 >貴方の書く行為 という、全く「適切な」文で始めて、次の一行で一転不適切にするという冒頭の導入だと解釈しました。 次に、 >リアルで在り >現実で在り という言い換えは興味深いです。切り詰められた文章の中での無意味な繰り返しは異様に見えます。しかも、同じ無意味でも、全く同じ文章を繰り返すのとは違って、言い換えることによってこの異様さが引き立てられているように感じます。 最後に、 >貴方に愛に生きたい >貴方に合いたい この繰り返しにおいて、それがまさに作中主体の「伝えたいこと」であるということを考えると、それに二度とも失敗しているということには、胸を打つものを感じさせられます。  では、②について、上で見た「不適切」の技法は、どれも興味深いもので、言語遊戯としての面白さを感じられましたが、それが詩全体のテーマと調和した効果を示しているかを考えたいと思います。しかし、この詩においては、背景情報が極端に排されているということも特徴であり、どうやら作中主体は、帰って来ない「貴方」に合いたいようだ、という状況しか読み取れないように思います。この点において、上で見たような「失敗」が、どれほどの意味を持っているのかがイマイチ分からないと、少なくとも私には感じられました。  このような作品が読めると、うれしいので、うれしくて、少しの感想と共にコメントしてしまいました。では。 (伝えたい)

2024-01-27

それぞれで主張の内容は違っても、そういうことを考えている人は少なくない気がします。 (おやおや氏「葬儀、地球の」を読んで)

2024-01-27

ありがとうございます。 (vapor trail)

2024-01-22

>どうしても和歌の世界の腰折れ歌が浮かんで これ知りませんでした! それはイメージが錯綜しそうです。 (vapor trail)

2024-01-22

読んでいただきありがとうございます。「視覚的」というのは、ひょっとしたら二重の意味(景の描き方という意味と、鉤カッコなどの文字の意味)で評して下さったのかなと思って、考えています。 (vapor trail)

2024-01-22

コメントありがとうございます。 (おやおや氏「葬儀、地球の」を読んで)

2024-01-22

読んでいただきありがとうございます。失恋のことだという解釈もできるのですね。興味深いコメントです。 (おやおや氏「葬儀、地球の」を読んで)

2024-01-22

なにか通じるところがあったようでうれしいです。 (vapor trail)

2024-01-07

ああ、こういう風にも書けるんだ……と思いました。コメントありがとうございます。 (vapor trail)

2024-01-07

日本語が話されていないところに行く機会があり、そこでなんか寂しくなって、自分なりに、日本語に向き合おうと思って書いたので、そういうところが伝わったのかなと思いました。 (vapor trail)

2024-01-07

コメントを読んで、「飛行機を題材とした詩」として読んでなかったことに気付きました。私にできるかは別として、飛行機にもっと寄り添っても良かったのかなと思いました。 (vapor trail)

2024-01-07

感覚に依存した表現を排して、「~とはない」という言い方を重ねたり、また >わたしのわたしのお花をあげたい といった表現をしているのにも好感を覚えました。 (わたしのお花)

2023-11-03

けっこう行数があり、中田満帆さんの詩と言うこともあり、「ちゃんと読めるかな~」と思って読んだのですが、非常に楽しめて、うれしかったです。 >おれは虚構の度合いをもっと深めたい >だってそれがおれ自身の生き方だからだ というところ、「顔の見えない相手」といるのに、「おれ」のことを語っていることが引っかかりました。また、この詩では「おれ」という一人称が、おそらくは意識的に、非常に多く使われていると思います。そのまま読み進めると、この語り手は >ああ、作業所の時間だ と移動をはじめます。ここで私は、この語り手の作業所の場面に移るのだなという予測をしたのですが、それを裏切るように、 >見えない顔はじつはきみの姿で、 >カソリック教会へと祈りにゆくんだ と、「顔の見えない相手」の描写がはじまり、それが心地よく感じられました。ここで、「顔の見えない相手」が「見えない顔はじつはきみの姿で」と書き換えられている点と、「作業所」「カソリック教会」という場所の対比がある点から、「おれ」と「きみ」の対比が立ち上げってくると感じました。また、そこからも、「おれ」という一人称が多用されていることの意図が納得できてきました。 また、 >とりあえずは長い悪友──アルコールを使って、 という言い換えなど、いいな~と思う表現があって、 楽しく読めました。 (ふたつの詩の距離が平等になるまで、タンゴのリズムでレゲエを踊れ)

2023-11-03

多くのコメントを残されている田中宏輔さんから、そのようなコメントを頂けるのは良かったな~と思いました。 (2023年の初秋)

2023-11-03

m.tasakiさん、具体的なコメントを頂き、ありがとうございます。頂いたコメントを自分の書いたものを一歩引いた視点から見ることに役立てたいと思います。 まず、「長い文」ということですが、自分でもこれだけ長いものができてしまったことにびっくりしています。とはいえ、このサイトには普段からもっと長いものを書いている投稿者もいらっしゃるので、これが特別特徴であるという気はしていません。しかし、各連にトピックセンテンスを持たせることで、読みやすさを確保することはできたかな、と思います。長い文章を書くときに、この点を損なうことは、私にはこわくてできません。自分で読んでても疲れちゃうし。 また、最後の(7連目、になるんですかね)独白の部分を「要約」と言っていただいたのは、意外で、おもしろかったです。この部分は、正直加えるべきか迷ったところで、意図したところは、前半部を享けつつ、記述のスタイルを変えて詩に変化をつけたいと思ったのですが、どういう点で迷ったかというと、この部分には「詩的飛躍」のような要素が乏しいように見えるという点です。いま、「要約」という評価をうけましたけど、いいかえれば、それは詩の読みを一義的なものにしてしまったということでもあり、もし「詩は多義的な読みを許すべきである」ということをよりよい詩の規範の要件のひとつとして認めるならば、この部分はその点でデメリットを抱えているように思われます。 一方で、 >とても切実な想いが込められているように感じられて、非常に印象的でした。 という感想を得られたことは、列挙法が一定の効果を生んだのかな、と思っています。 最初と最後の行を印象に残せたのは、うれしいな、と思います。 コメントありがとうございました。 (2023年の初秋)

2023-11-03

おもしろいと思いました。この作品では、内容に反して、かなり素朴な語り方が選択されています。その内容というのは、SMものの個人製作のアダルトビデオ、あるいはwebcamの撮影の風景を、「ご主人様」の視点から描いているというものです。この語り方は、「愛犬の詩」というミスリードなタイトルからすれば、意図されたもので必然的な選択なのでしょうが、SMという特殊な(?)関係性と相まって、多くの効果を生んでいると思います。 とりわけこの作品で特徴的な仕掛けは、読者に、作中の語り手の意図とは関係なく、この関係性の中に参加させてしまうという点にあります。この作品が「貴方に」という語りかけではじまっていることから、この点は提示されているように思います。 このとき、私の目を引くのは、語り手の独善性です。この語り手は、「貴方」に向けて語りかけているようでありながら、実際には「貴方」に関しては詳細な記述は与えられておらず(しかも、「貴方」は目隠しをされている!)、この作品の全体を通して読者に与えられるのは、またしても語り手の意図に関係なく、むしろ語り手自身、そしてその独善的なあり方についての記述です。たとえば、作中で幾度も繰り返される「~あげる」という記述からは、「貴方」の意図をきかない様子が、「支配欲求に狂っちゃう前に」という自己弁護や「変態たち」という言葉の使い方からは、「自分は狂っていない、正常なんだ」という信念が見え隠れします。きわめつきは、最後に「貴方」に与えられることになっているのが「プラダの首輪」であるということ。 以上のように、この詩には単に特徴的な仕掛けがあるというだけでなく、この仕掛けを存分に活用することで印象的な読みを引き出すことのできる情報の統制があり、興味深い作品になっていると考えます。誰かの個人的な手記を覗き見るようなおもしろさを感じられて、良かったです。 (愛犬の詩)

2023-10-12

最後の三連に引き込まれました。 そこで、冒頭から読み返してみて気付いたのですが、この詩には主語、あるいは動作主を意味する語が極端に少ないですね。初連から第二連までのところでも、「かみさまは」「小雀が」「腰を」などが候補だと解釈できそうですが、ともかく少ない。その一方で、「それとなく」「すくなくとも」「やおら」「さまざま」などの動作を修飾する句がとても多い。このことから、この作品は、「動作」そのものを比較的詳細に描くことで何か表現をしようとしている、といった書き方をされている作品なのかと思いました。 ところで、最後の三連は上のようなルールから逸脱しているように思えます。動作主を表す語と思えるものは、「結氷が」「風鈴の」「Lynxの舌」「武装した策士」「苹果(りんご)」……はっきりと動作主だと断定できるものはないかもしれません。しかし、「自棄酒(やけざけ)の濁声(だみごえ)」は、人の気配を強く感じさせるものだし、「風鈴」は、動いて音を鳴らすという動作と強く結びついた名詞だし、「武装」という動作をするのはおそらく人だろう、というように、明確に「何が動いているのか」が分かりやすい書き方が選択されているように思います。 この詩の序盤から終盤にわたる、書き方の変化が良いな、と思いました。 最後に、もうひとつ、この詩の(あるいは作者さんの)書き方で私に印象的に思えるのは、詩句のインテンド(字下げ)が多用されていることです。そのなかには、作者の意図が明確に読み取れないものもあります。 >演舞を失う >意思下に生じる >radiata という部分は、それほどに強調するほど周辺の文との対比が著しいものだとは思えず、謎です。 また、ラスト三連の >滑(ナメ)る。 >つまり >憧れ/畏まり、 というのも、後続する文章との関連性が、私には読み取れません。 こういうインテンドの使い方には、視覚的な面白さや、読むときの切れ目の意識の他に何か意図があるのか(というか、なにか意図がありそうな感じがするので、それがなにか)気になりました。 以上、なんだか、あんまりテクストの意味を読み込んでいなくて、とってつけたような書き方で申し訳ないのですが、感想です。 (少焉)

2023-10-12

一連目と二連目、「のそり」「じゅわ」という擬音を起点にして展開している書き方に好感を覚えました。三連目の >なめらかで、あけすけで >ふんわり精密 曇った街 というのも、それに連なる表現に一見みえますが、違った感触がします。これはどういう表現なのでしょう。 手掛かりになると思うのは、一連目、二連目における語り手の「冷めた」感じ方にあると思います。「のそり」「じゅわ」という知覚経験によって沸き起こるロマン派的な感動を、この語り手はあえて自分の外部に逃がしています。一方で、第三連の最後でこの語り手ははじめて「遊びに行くよ」という自発的な欲求に従うことをします。 このようにも解釈できるかもしれません。語り手のこの境地は、あるいは、これから死に行く人の情感なのかもしれません。余計な感情を自ら殺しながらも、これから死ぬのだということだけは強く意識して、自ら死を受け入れる態度といった感じです。 第三連目「なめらかで、あけすけで/ふんわり」という曖昧な単語のひらがなの感触は、この語り手が受け入れるものとして適当に思え、また、この三連目とそれまでの連の対比は、よい効果を生んでいると感じました。 (遊びに行くよ)

2023-09-26

ラスト4行の描写がいいなと思いました。文末に体言を連続させることで流れが出てるのかなと思いました。 (魚釣り)

2023-09-26

この詩を評価するには、私の技術も経験も足りないことでしょうが、何か気になるな、と思ったので感想を残してみることにします。 私がこの詩を読んで最初に抱いた印象は、「すごく……文章が特殊だな」というものです。 うまく説明できるかわからないのですが、たとえば、 >恋愛対象として応援する人もいるだろうし、パフォーマンスに惹かれる人、顔だけが好きな人もいるだろう。 >私は、パフォーマンスでアイドルに惹かれる。 というところは、「既に挙げた3つの類型のなかにあるんだ……それも2つ目なんだ……」と思わせる書き方だと感じました。 >彼女には恋人がいる。それは紛れもない事実だ。 というところも、「紛れもない事実」であることを強調する意図がとりかねました。 >彼女の所属していたグループは実力主義を全面的に押し出し、これからというときだというのに。 という語り手の受け止めも、言及されているメンバーがそのグループにとってそれほど重要な位置を占めていたということは明示されていなかったと思うので、唐突に感じました。 極めつけは、 >みなさんの意見を聞きたい。 という到底詩の中の言葉とは思えない問いかけで締められていることです。もしこの作品が独立した芸術作品であるならば、「みなさん」とは誰のことを指すのか、厄介な解釈を生むものでしょう。 あるいは、文章が異様なほど簡素だ、と言ってもいいかもしれません。この詩にはほとんどレトリックが使われていません。たしかに、列挙や体言止めといった方法は使われているかもしれませんが、直喩や暗喩、倒置による感情の喚起はみられません。ただ事実を淡々と述べているというか。この点にこの詩の文体の特殊さがあり、それが私をして「何か気になるな」と思わせたものです。 このような独善的な語り口の語り手を、作者がどのような意図で創出したのかは分かりませんが、この書き方には何か独特の味があるというか、何か変なことを言っていないかと読者に注意を促すような書き方で面白いかも知れないと思いました。 あと、ユーザー名もいいですね。 (アイドル)

2023-09-26

どの人のことか知りませんが、まあ、言葉の詩ですんでね。そういう感想もあるんですね。 (こういうことがありました)

2023-08-13

>制作過程が気になりました。 前作を投稿した後、なんかムカついたんで、腕力で書き足したって感じですね。 (こういうことがありました)

2023-08-13

>爽やか >端々、みずみずしく、光るフレーズも見受けられます ということですが、なるほど、何がそのような印象を生んだのかは分かりませんが、仮説としては、そうですね、なんとか若者らしい文体を込められたんですかね。 (こういうことがありました)

2023-08-13

>韻律といえば音、リズムなのかもしれないが、語句の印象によるフローもある。 そういうものはあるかもしれませんが、元の詩を何か変えたわけではないので、単に背景情報を開示することによって元の詩にあるそれを引き出した、という感じかもしれません。まあ、元の詩のコメントで実験的というコメントもありましたが、こっちの方がよっぽど実験ですな。 (こういうことがありました)

2023-08-13

はい、言い回しをどう崩すかという点は意識して書いた記憶があります、というかそれだけを。そこをコメント主さんがどう評価されたのかが伝達してきませんが。自分なら「よくわからんな~」とでもなりそうなところを色々思って下さったようで、好意的な読みをするレッサーさんだなあと思いました。 (こういうことがあります)

2023-08-13

ひょっとしたら、第四連を強く読まれて、そういう感じを抱かれたんじゃないかなと思いました。確かに、この詩を書くときに、第四連は文章の感じを変えていたところがあるので、好意的に解釈すれば、その書き方の変化に感動の中心を作ることができた、ということかもしれません。ですが、やはり意味が不明瞭なので、その点で、コメ主さんのように肯定的に受け取れるかどうかを読者の側に任せ過ぎたのかもしれません。 (こういうことがあります)

2023-08-13

これは、白丸と黒丸に対してルビで白丸や黒丸を付けることでこのような模様を作っているんですね。投稿するときに改行が狂わないものかと思ったけど、地の分で白と黒を交互に配置することでそれを予防している。ブラウザの横幅に応じて見え方が変わって、私が最初に開いた時は、タテに同じ色の丸が並んでいて、教会か映画館の席に整然と人々が座っているように見えたのですが、ウィンドウを奇数文字分小さくすると、雑然とした印象になります。面白いと思いました。 (┣○┳●┫┣●┳○┫)

2023-08-08

>まず、詩ありき、の詩なのかな?と。 >詩としての意志が前に出過ぎてる なるほどです。なんか、詩としての意志っていうのものが出過ぎていることがこの詩の価値を落としているんじゃなくて、何かプラスアルファがないことで、何を言いたいのかわからない、という感じなのかなと思いました。 (こういうことがあります)

2023-08-08

丁寧に返信していただき、ありがとうございます。 もじゃおさんのバックグラウンドに根ざしたコメントから、自分の中に新たなスタンドポイントを得て、認識を広げることができたように思います。 さて、 >大学生だったときに誰かが作りそうな作品だと感じました。 という点は、自分のまわりにそのような若い詩人がいないので、そういうものかと思いました。また、そういう緩い形での類型から外れるような独自性をこの詩で示すことができなかったのかなと反省しました。 >言葉遊び的な要素 >エロスの要素(性欲解消に用いるエロとは別のものとして) >レイアウトを使った記号、絵画的な要素 >詩の要素 >リフレインの要素 >など、それぞれが実験的に展開されているように感じられたため、 リフレインは確かに重要な要素だと思っていて、リフレインって、とりあえず使って「詩っぽく」誤魔化すようにも使えるので、好き嫌いが分かれる、というより、かなり注意して読まれるものだと認識していて、この詩ではそれを使う必然性があったのかどうか、と思いました。 (こういうことがあります)

2023-08-08

コメントありがとうございます。 >本文の韻律は、私の読誦する口には合わなかった。 正直、何か投稿してやろうと思って10分くらいで書いたというのもあり、韻律まで意識をしておらず、ハッとしました。また、 >頭でかかれた詩 という指摘も当たってると思います。昨晩、久しぶりに奇妙な夢を見て、その夢にあるような衝迫力は詩を良くするようなものだけど、この詩にはそれがないな、と思いました。 (こういうことがあります)

2023-08-08

コメントありがとうございます♪ とりあえず、私への返レスへのレスレスをします。 >要約すれば世界での在り方、認識、センス、そういうものが階段を下りていってる、いった方の、そういう作品だということです。 その後のコメントも併せて、仰りたいことの方向性というかそういうものは分かってきました。 後に > 筆者さんが、準プロ、セミプロだとしましょう。 と評価を修正されているように、正直行きすぎた評価だなと思いました。でも、そういう方面で受け取られるように作ってしまった私の方にも、詩の書き方を改善する検討材料を見直させるもので、参考になりました。ありがとうございます。 少し、コメントの方向が全体として芸術論の方向に傾いてしまっているのは、話題としては興味深いものですけど、私にも原因があることなので、もし掲示板の他の方々が怪訝に思われたならごめんなさい。 (こういうことがあります)

2023-08-07

では明日お願いしますね (こういうことがあります)

2023-08-06

すみません。私、芸術というものがからっきしで、また、もし私が芸術について何か観念を持っていたとしても、あなたと思うそれと同じである保証はないわけで……たしかに私はこれを詩を書くという意図を持って書いたので、詩が芸術の一種ならばそれは芸術だなぁという感じがするのですが、それをあからさまに標語として用いられるのは、むしろお前の詩は芸術である以外に何の価値もない空っぽなもんだと言われているようにもきこえます。あなたにとって芸術とは何ですか? 私の詩がどうしてその資格があるように見えたのですか? 後学のためにも知りたいです。 (こういうことがあります)

2023-08-06

どの点についてそう思ったんですか? (こういうことがあります)

2023-08-06

はじめまして。2連目の一字下げは、たしかに私もカッコにすることを考えた部分です。結果的に、こうすることで、勢いを落とさずに読ませることができたのかも知れません。また、まさにアニメを模倣した、象徴的でポップ、そしてハイテンポな演出を目指していたので、その点もクリアしていたかもしれないことが分かって良かったです。不思議に私の意図と合致する部分の多いコメントを頂き、なんだかとてもうれしいです。 (爆裂BOYとパーカー女)

2023-06-17

読んでコメントを残してくださりありがとうございます。そこの部分に面白さが生じるというのは、意識して書いたわけでないので興味深く思いました。たしかに、最初に「決断!」と来るのは、あまり日常的な用法ではない(「宣誓!」とかならあるけど)ので、そこを意識するべきだったかもしれません。ありがとうございます。 (爆裂BOYとパーカー女)

2023-06-17

>ChatGPTにはなんとなくサディスティックさとグロテスクさの印象が私にはあったのですが、この作品を読むとその真逆な感触。モチーフを詩表現としての構成に上手く組み立て書かれていらっしゃる。 お久しぶりです。コメントありがとうございます。ChatGPTに対する私の印象は、「常識人」って感じですかね。詩を書く人の人格としては、これ以上ない理想的なものだと考えています。もしかしたら、このモチーフを使っている人がbreviewにあまりいなくてブルーオーシャンなのかなと思っていますが、私は、誰かがChatGPTを使ってもっとうまくやることを期待したい気持ちがあります。  なんか、ふと思ったんですけど、この詩では私は悪役で、ChatGPTがヒーローだったのかも、なんてことを思いました。 (連詩・未知への旅)

2023-05-07

コメントありがとうございます。 ChatGPTに対しての感想は出てきますが、私の詩についてのコメントがないようなのは、単純に悔しいですね。 (連詩・未知への旅)

2023-05-07

実際のやりとりです。これは明示しておくべきでした。題名もChatGPTに付けてもらいました。 >少々タジタジしている感じがよく出ていて滑稽でした。 そうなんですよ! かわいいんですよね、いじめたくなるというか。その滑稽さをちゃんと詩に昇華できているかという点を評価してもらいたいものですが。 (連詩・未知への旅)

2023-05-07

こんばんは。 こういうツールを使って詩を作るのも面白いと思います。m.tasakiさんも試してみては? >その言葉が詩句のひとつなのか、本当に不満を表明したものなのか、AIにはまだ判断がつかないということなのでしょう。 どうやらそのようですね。今回は、判断がつかないというまさにその点が面白いな~と思ってそのまま使ったのですが、いやでも、こんなことも、対人で連詩をするときにはマナー違反になるのかもしれないし……。連詩をしたことがないので分かりませんが。 (連詩・未知への旅)

2023-05-07

確認しますが、ChatGPTに対してのコメントですよね。ChatGPTに対してのものだと考えて返信します。私にはChatGPTのフィードバックがレパートリーに富んだものだとは思えませんでした。そこで、幾度か攻撃、というか口撃を仕掛けて興味深い反応が返されないか試したのですが、今回はそれほど上手く誘導させることができなかったように感じます。つまり、私が今回試みたのは次のようなことです。ChatGPTに対してある種の工夫をした命令を与えることで相応しくないフィードバックを、いわばプログラムの穴を突いて、引き出すことが「倫理的脱獄」と呼ばれているようですが、私はChatGPTに「詩」らしくない詩を出力させるような「詩的脱獄」をしてみたかったのです。今回は上手くいかなかったので、もし同じような遊びをする機会があれば、次のような改善をしてみようかなと思います。 ①倫理的脱獄の手続きを転用すること 今回は私の準備不足で、実際の倫理的脱獄でどのような手続きがとられているのか分かっていませんでした。したがって、ひょっとすると、同様の手段が有効かもしれません。分かりませんが。 ②ChatGPTに対してこれが「連詩」であることを明示しないこと 今回は「詩」の生成を求めたために、ChatGPTが理解している範囲での「詩」概念に合致した出力が出てきたように思われます。私としては、このChatGPTの「詩」理解には偏りか誤りがあるように思えます。よって、それを回避するための手段が有効かもしれません。 ③ChatGPTに対して「詩」概念の定義を正確に、少なくとも部分的には正確になるように与えること。たとえば、穴あき文章を与えて、それを一定の方法で充足するように命令すること。 この方法でもChatGPTの「詩」理解の適用を回避できるかも知れません。 (連詩・未知への旅)

2023-05-07

ライトレスです。助詞「が」の使い方がかっこいいなと思いました。 (頭塔)

2023-05-06

「海龍」というのは調べたら旧日本軍の水中特攻兵器の名前みたいですね。浮遊する金属の魚というのにスチームパンクな魅力を感じていたのですが、もし「海龍」にそういう意図があるならば、残念な感じがします。直喩を多用する書き方が、砂漠という場面に合っていると感じました。 (金属の魚)

2023-05-06

うわあ、いいですね! 5連目まではめちゃくちゃ詩情を感じます。こういう改行が好きなんですよね。 でも、その後は蛇足って感じがします。 (宇宙の法面に張り付いた奴)

2023-05-06

いいな~と思いながらも、適切なコメントが思い浮かばないので、とりあえず簡単にコメントしたいです。テニスンのTears, idle tearsって詩を読んだときと同じ感じがしました。 (未詩)

2023-05-06

作者プロフィールを見ていたら、「婚礼」を書いた方なのですね。お久しぶりです。古風にも思える自然物を多く含んだ景の描写に、作者の強い意志を感じます。 詩を読んでいてふと思いついたのですが、一人称・二人称になっている部分を三人称にしてみるのはいかがですか。たとえば、コメントの中でホメーロスの叙事詩の名前を挙げられていますが、叙事詩言語における、固有名詞に対していつも決まった形容辞(エピテタ)を割り当てるという特徴は、韻律の面でも、読みやすさの面でも、非常に有用な仕組みだと思います。いやあ、そういうのもアリかなと思っただけです……。なんだか嫌なコメントになってしまいました。今後の投稿も楽しみにしています。 (神話の夏)

2023-05-06

読みやすくていいと思いました。こういう詩がもっと増えればいいな、と思っています。 (サイン会)

2023-05-06

これ、めちゃくちゃいいと思います。私はこれは「日記」だと思うんですよね。小説やホラーゲームで、日付がバグったような表記にするという表現は別に新しいものではないと思います。しかし、この詩では同様の表現を詩として昇華できている、という点に価値があると考えます。詩人がしている工夫は、まず、第一連と第二連の間に落差を作っていることが挙げられます。第一連だけでは恐怖からほど遠い内容であるのに対して、第二連で人の落下の不穏なイメージを提示しています。また、語り手に常に客観的な描写をさせている点も不穏な感じを与えています。 (小鳥曜日)

2023-05-06

難しく書きすぎなんじゃないかなと思いました。たとえば、ニ・三行目は、  思ったより大人は自由じゃない  思ったより子供は無邪気じゃない で十分なんじゃないかなと思いました。 「子どもも大人もつまらない」だったり、「だから運命はやってこない」とか気になる行があって、対句構造も意識していて、好きな書き方だなと思ったので、感想をば。 (灰汁)

2023-05-06

テキトーすぎると思いました。 (詩人として)

2023-05-06

良いな~と思いました。  まず、目につくのは二連目の「ビーズクッション」です。この一語だけで、語り手がどんな部屋にいるのかのイメージがよく喚起されます。また、二連目と三連目の対比構造にもこの語は一役買っているように思われます。三連目の一般的でよくある客観的な描写が「喉が渇く」で締められているのに対して、二連目の主観的で少し変わった記述は「横になりたい」で締められています。  第二連に関してはもうひとつ付け加えることがあるようです。私は、第二連の素朴で単純な文構造が、第一連における大胆な倒置法から適切な距離感というか落差を保っているように感じました。  第四連では更なる飛躍が詩によって期待されていたと思います。このことによって詩の全体に消化不良な印象が浸透してしまっているように思います。また、第五連の「~と思う」のリフレイン構造は一読で気付きにくくなっていて、効果を生んでいないように思えます。 (反抗期)

2023-04-06

すみません、六崎杏介さんの手法とは何ですか? 単にリスペクトの意味で追記されているならすみません。ただ、そうではなく、六崎杏介の手法とは何で、それが使われている場所とそうでない場所がどこかということが分かっていないと鑑賞することができないかのように思えて。 (5時、Dodge!)

2023-01-10

一字空けと改行でリズムを作っていく形式の書き方と各行の繋がりを曖昧にする書き方の組み合せが、ひょっとすると安易な気もするけれど、良いなと思いました。 外来語をひらがなに開いているのは、語り手のキャラクターを浮かび上がらせる要素なのかなと思いました。タバコの銘柄が吸う人の人格を連想させるっていうことがあるらしいですけど、それと同じような感じで。 (ぴーす)

2023-01-04

25人の衛士が1人ずつ物語をしていくという設定で、クリスマスの「到来」(こういう言い方が日常的な用法なのか分かりませんが)を上手く読み替えた作品だと思いました。最終連の解釈はかなり開かれているように思えて、何ともコメントできません。 (到来)

2023-01-04

コメントありがとうございます。 ([つみきでピラミッドを作った……])

2023-01-04

コメントありがとうございます。 ([つみきでピラミッドを作った……])

2023-01-04

 めちゃくちゃ良い詩だと思いました。読んでいて題材が同じポーの ”song” が思い起こされたのですが、並べてもそれほど見劣りしないように思われます。  この詩が優れていると感じた点は、読者にほとんど同じムードの同一の景を提示していながら、その見方を第5連の一文を起点にして様変わりさせてしまっていると思われる点です。  私の場合、タイトルの「婚礼」に加えて、詩に語り手とある女性が登場することから、この詩はこの二人の間の結婚のことを表すのだろうなという信念ないし、少なくともそういう気構えができていたのですが、第5連 >そのひとの婚礼は間近だ によって認識がひっくり返されるので、まず単純に引き込まれました。  また、この第5連の挿入によって、いままで描かれてきた自然に対する人為的な社会的制度(結婚)の対比関係が暗に導入されて、その結果、その後の連に危うげな影が落とされる効果があるように感じました。 (婚礼)

2022-12-29

コメントありがとうございます。 (共有典雅)

2022-06-28

拝読しました。分かりやすい表現を使っていて、「読まれる」ことを非常に意識されているのだと思います。それがすごくムカつきました。例えば、 >その過程は、 >コーヒーが冷めるのに似ている この直喩そのものは嫌いです。嫌い以前に全然納得できませんでした。まあ、ここで強調されているのは改行なのでしょう。人の死体を前にして、その感じの受け止め切れなさのようなものは、あえて安易な予定調和をすること、その前にためらいを入れることで一応は表現されているのだと思いました。それでも結局は直喩をして突き放した態度を取っています。こうした冷笑的な態度は、 >と、まで考えて私は思い出し笑いを溢す という場所にも一貫して表れていて、それが、作りものじみていて違和感がありました。 ムルソーって分からなくて調べたんですが、『異邦人』の主人公のようですね。読んだことがなくて分からなかったです。 一貫して嗅覚に訴える表現が使われているのは、逆に視覚が軽視されているというか、もやもやした感じがして、そこは効果が出ていると思いました。 (葬式)

2022-01-15

「ガスガン」というのもなかなか出せない丁度いい名詞だと思っていて、良いと思います。 最後に、「夕方」というタイトルの付け方は、1-5連と最終連の落差という詩形を意識した部分もあるものなのかな、と思いましたが、個人的には納得できません。夕方っていうのは人々の意識の中で、ものすごく再生産されてきたイメージだと思うので、詩人としては、最低限、夕方という単語が持っている一般的なイメージに寄り添う必要が出てきてしまい、それが結局詩の内容の自由度を狭めてしまうということがあると考て、私だったらあまりそのまま使いたくないなと思ってしまうんですけど、投稿者さんはそのまま使われているということで、決意のような強情さを感じます。 (夕方)

2022-01-15

拝読しました。良かったです。 各連の行数をみると、 2 3 6 3 2 4 となっていて、最終連を読ませる構造になっていると思いました。 また、時制という面からも、1-5連は「です」、「いる」と現在の景(この術語は嫌いなのですが)を描いているのに対して、最終連の場面は過去のものなので、その点でも最終連に展開を持ってきているんだなあと思いました。 細かい表現をみていきます。第一連で「石垣りん」という人名が出てきますが、初読では元ネタが分かりませんでした。そして次連、石垣りんが登場した理由が分からないまま、 獣-女の人 涙-表情 という対応関係をもった文章が提示さるので、石垣りんのことは最後まですっかり忘れてしまったのですが、よく考えると石垣りんの「くらし」という「人を喰う」詩のイメージが引用されていたんですね。偶数連に直接関係しない文章が挿入されていることで、引用の味が心地よく出ていると思いました。 最終連二行目、二回の「旧友」の繰り返しが、景の等質な広がりを連想させました。また「分からない言葉」という状況も、過去の記憶の薄ぼんやりとした感じを感じさせ、好みでした。 (夕方)

2022-01-15

感想だけ読んでも何のことか分からないので、やっぱり一貫性が足りないんでしょう。冬の夜に自販機にジュースを買いに行くのって、泣けるかなと思ったのですが、素直にそう書いた方が良かったですね。 (ディセンバー)

2022-01-03

ルミナスラインというのはよくわからないのですが、パンチラインは短く多くした方がいいと思ってます。 (かふ、ちょう、せい)

2021-08-24

コメント頂いてから「この詩のテーマって一体何だったんだろう」ってことを考えましたね。 そこは読者も混乱してて、家父長制がテーマだと思っていたが実は生まれることがテーマなのか?みたいになってると思います。 私、今月のこれまでのビーレビの投稿作品を全部一通り目を通してみたんですがそれで思ったのは、みんな結構いろんなテーマで書いてるんだなあと。 それを考えると、根本的に、私の感覚って、エロのことか生きることと死ぬことを対象として書かないと、何かを書いたっていう気になれないというか、少なくとも今はそういう状態みたいなので、他のことはチャッチくて、そういうのテーマにして書いて何の意味があるのか分からないって気になってしまうんです。 あと、確かに最近は産まれるっていうイメージを利用しまくっています。鈴木志郎康の現代詩文庫になんか似たような、母の胎内に還る感じを示すのに女体を過剰に描かなければいけなかったみたいなことが書いてあったのを、「確かに生と死の結節点として産まれるって大事だな」と納得したのを覚えてるので、それをもっと自分にしっくりくるように使ってるというところはあるかもしれません。 なかたつさんが書いてる「狭く深くか広く浅くか」っていう分け方もピンと来ないですね。なんであれ今まさに感じてる語のナマの感覚って文脈として拡散して輪郭をかくことしかできないし、それが結局再帰的に語そのものを示すことになるのだから、なぜそうしないのか、とあえて土俵に乗って書くならそんな感じでしょうか。間違ってたら悪いですけど。 (かふ、ちょう、せい)

2021-08-24

私もそこらへんのとこ良いと思ってます。でもちょっと飽きたかもしれないですね。 (かふ、ちょう、せい)

2021-08-24

希望なんかなくっていいと思ってるので、引っかかったのかも知れませんね。 (サードからファーストへの飛行)

2021-08-23

二連目の「その監督は父の同僚だ」の後からずっと「僕」の「この町」にいる疎外感が口ぶりから伝わってくるようで、読んでて身を任せられました。いいと思います。でも、「野球のルールを知らない」とあるのに、サードからファーストへの送球をそのまま「サードからファーストへの送球」と書いているのがちょっと気になりました。「僕」が結局はこの町の人に受け入れられたがっているという表現なのか。初連の「持っていたい」が最終連の「あるはずだ」に変わっているのもよくわかりませんでした。 (サードからファーストへの飛行)

2021-08-21

鳥の名前がいっぱい出てくるのが面白いですね。「革命戦士」という言葉が強いので、はじめはそっち系の寓喩かなと思ったのですが、渡り鳥の習性になぞらえて家族の生活を描いてるとみてもいいし。でも最終連をどうとるかがわからないので、本文とタイトルの有精卵を行き来して、また別の日に読んだら違って読めるかもしれないし、そういうのがいいと思いました。 (有精卵)

2021-08-03

「内緒すらない緩やかな曲線」とか好きです、なんで行わけじゃないのかとか考えました。 (獣と月光)

2021-08-03

コメントありがとうございます。解読させるタイプの詩、というものではたぶんなかったのですが、表現が興味深いんですね。落差を作れたかと思います。名詞の取り方が効果出してるといいんですが。 (甘い死を、家父長制に)

2021-08-03

お笑いにおけるブリッジとは、ショートコントや漫談などの短いネタの間にはさむ言葉や動作のこと。なるほど、完全に一致ですね。くすっとさせた後もっと背筋とか凍らさせたかったですけど。 (産声)

2021-07-07

今月の別の作品にも書いたことは繰り返しません。海という風景あるいは単語がなんの内包をもたないままにいてくれるので印象的でした。「おれ」も同様に心地いいと思いました。というか明らかに詩が次元が違いますよね。投票します。 (死ね、ニュートン)

2021-07-03

『死ね、ニュートン』にランボーといっていた人がいましたが、やっぱり、むしろ荒地派というか。「言葉は」「鳥は」「事実は」「全世界の」「詩は」……こういった主語の繰り返しにはうんざりです。古すぎる。リルケ、尾崎豊。いかにも、ですね。そこは正直言って嫌いです。実際ほとんど目に入った時点で読み飛ばしました。 作者の二つ目の特徴として、スピードを意識して書かれている。こちらは見習わせていただきたい。ビーレビでスピードは一番じゃないかな。 最初の特徴について散々に言いましたが、この二色が作者のカラーになっているとも思うので、この書き方でやった先に何があるのか見せて欲しいと思います。でもちょっと軽さというか、作者の空虚さ、そこが気になるんですよね。たとえばボクはあなたとして生きたいとは思わない。 (おれのじじつにわななけ)

2021-07-03

いいと思います。たぶん詩集のなかでコンテキストをもってやったら皆納得すると思う。 (詩のための言葉を使うやつは詩人じゃないんだ)

2021-07-03

けっこうTwitterに帰属意識があるんですね。だからそっちがパロールになってる(してる)というのはあります。みんながやったら価値観の相違による腐敗が起きるかもね。やるけど。 自問自答に読めますか。それは皮肉的ですね。 (産声)

2021-07-03

A「共感をぶち壊してやりたい」 B「流れる水ってきれいだよね」 A「水の気持ち(中略)ベランダからは宇宙が見える」 B「それは夜というもので、(中略)死ぬ必要はないよ」 A「わかった」 会話分析てきには、Bの最初の発言は話題をずらしているように見えます。あるいは、前の文脈によってはこの会話が無軌道でなければならないというルールのもとに行われているという場合も考えられますが、後をみると提示されたワードに対して反応する通常のルールがみられるようなので、そうではないでしょう。そうすると奇妙なのは、Bは、おそらくAが死んでやりたそうな勢いだったから一度話題を拒否したであろうはずなのにも関わらず、死に関する話題を提示するという点です。Bは非常にAが死ぬことを否定する理由をつけることを急いでいる。そして、今度はBが死のうとしていることが明かされる。 気合の入った詩だと感じました。たとえば、「死にたそう」ではなく「死んでやりたそう」と書くような微妙な言葉への配慮。「ぼく」という一人称。「ベランダからは宇宙が見える」や「月は割れて地球に堕ちる」といった詩のデフォルメであるかのような文言、というのも、これがまさにデフォルメ化された詩人一般の描写であるように思うからなのですが。たとえば、「半分合ってる」という表現、きみとぼくが同一のなにかであることを暗示しているようにもみえます。死の意思をきみからぼくが引き継いだかのように。ここで、投票入れておきますね。 でも、もうちょっと上手く書けると思います。最後の方に2点、この会話が電話上で行われていることが明かされる点と、またねというのが世界中のみんなであるという点で詩が大きく動くと思うのですが、動き方が弱いように思います。 (花火)

2021-06-10

確かに、ザーザーを挟むことで説得力だいぶ出てますね。それは事実としてあると思います。これもともとTwitterでつぶやこうと思ってた文章なんですが、ちょっとイジれば詩になるんじゃねで詩にしちゃって。質問と応答のセットにすれば簡単になっちゃうみたいです。最近よく使ってるけど。 (産声)

2021-06-09

◯なのはおかしい。意味の捨て方中途半端だし普通に光るものもないってこと。 tiktok、興味あるんですよね。例えばこの詩は5分くらいで書いたけど、tiktokerは動画ひとつ作るのにどれくらい時間かけるのか。 (産声)

2021-06-09

帆場さんってはじめから独特な人だと思って敬遠していたけど、この詩はかなり好きですね。まず、先取りして、この詩の内容を言うならば「わからないので橋になった」というので済んでしまうと言ってしまいましょう。ただ、これは既に一文目で示されているから、よってその後の全ての文は一文目の展開として読まれる。その展開を、この作者の場合、素朴な言葉と現代詩の技術でやっていくので、こなれ感が出ている。そこに「恋慕」とか「わからない」とかいうとっつき易い判断を散らしているのもポイント高いですが、書きすぎることはしない。日常ではちょっと見ない橋の建築の用語を使っていても、書きすぎないのでそのまま読める。ボクとしては傑作と言いたい。投票します。 (橋人の唄)

2021-06-09

「ねえ」と語りかけているのにかかわらず、言葉がかたくって、合っていないと感じました。 (噛み殺しっ)

2021-06-09

あまり用法のない使い方の単語で押し切っていく書き方は好感が持てました。 (宇宙の風道)

2021-06-09

A「おまんじゅうおいしいね」 B「あんこいっぱいだね」 っていう会話って、Bは新規情報を提示しているわけじゃなくて、Aに同意を示しているんだと思うんですよ。そこが一読では読めなくて最後、「プーン」が付かないのか?とか思って読んでいたんですが、むしろ付かなくていい着地になっているのかと思ってます。僕だったら B「おいしいおまんじゅうだね」 とでもしちゃう。 構成が、洋服とノートの話が縦にスライドして行ってる中を猫の話が横切って変化をつけているようで、こういう使い方があるのかなと思いました。 (あんこいっぱいのおまんじゅうはおいしい)

2021-06-09

気になってたけど、長くて読めてなかったんですが、今読んでみて、めちゃくちゃ面白かったんで良かったです。「絶対安全カプセル」で吹き出しちゃいました。「チバ君」も好きです。会話文がちょっと冷めてるところが雰囲気ありますね。コントみたいな。これに「む×10」とタイトルがついてるのかっこいいすね。 (むむむむむむむむむむ)

2021-06-09

お行儀がいいですね。もっと意外性が欲しかったです。 (決斗!人造人間シジーン)

2021-05-31

二部構成じゃないという意味でした。 (ふしあわせのうた)

2021-05-27

「遮断機に似た祈りで」からはじまるふたことのことばですね。踏切でなく遮断機と書いたので、二項を使って書こうとしてるのかな、と思い、不十分だよとでも言おうとしましたが、なんか違う。抒情詩なんですか。日常からいつでも虚脱できるのに、それをしないで止まってる、みたいな(笑)窮屈な感じがしました。題名が特に。岩崎ひゅーいを知らなかったので聴いてみましたがなかなか良いと思う。でも羽川翼の方が好き。 なんで匿名にしたのかは深読みする必要はないと思うのでしません。 (はい)

2021-05-27

期待して損しました。 (俺は人生において悩みが一個もねえんだ)

2021-05-27

この書き方すごい好きです。この長さなのがいいですね。瘤が二つじゃ不恰好だったと思います。似たような詩で詩集とか作れたらいいなと思ってます。投票しました。 (ふしあわせのうた)

2021-05-27

ちょっと自分はエモいという感じはしなかったです。すごくコミカルで良かったです。特に英語のセリフで、三点リーダーのあとに律儀に同じ単語を繰り返しているところは牛がかわいいですね。牛の造形がここで確定したので、そこで最初から読み直してみたのですが、二連目のあたりの風景の描写が読めてくるみたいで、タイトルが勿体ないくらいだと思いました。 (ボツにして、パソコンのフォルダに「エモい詩」というファイル名で雑に置きっぱなしにしていた詩)

2021-05-27

山口昌男? 二重跳びに二重があるのは空間的な広がりもヴィヴィットに感じられていいと思います。。 (ユグ)

2021-04-19

なんか、ビーレビらしいなと思ってボクはうれしかったです。 (うら若き革命家志望者達へ)

2021-04-01

>形態と語りが一致している ああ、これが凡てだなと思いました。人間の言葉だとかいう形態は、大体はその形態と語りとがてんでばらばらなんですよ。じゃあそうでないものを考えると、音楽。音。ただ、あるという内包しかないので、なんの矛盾もなくただある。でもそういう「構造」を志向するっていうのは現代詩にとってはスタートラインでしかない。この詩を書いてる時、どうしても頭の中にあったのは「これはロマン主義に陥っているのではないか」という懸念でした。教科書的な説明では、所詮は主観主義であり、近代的二元論の内部での異議申し立てに過ぎず、結局は啓蒙思想に組み敷かれることとなった文学上の失敗を繰り返していないか、ということです。これを脱して、しかも書かれたものと書く言葉を自然に一致させるのはむしろ現代においては芸術そのもののを規定する条件でしょう。「試み」でそれをクリアーしても、やはりそれを易々と乗りこえてきた猛者に勝てるのか、ちょっと課題はそこにありそうです。 (無名の詩)

2021-03-03

#私の詩に感想批評リプOKだぜ でのことですね。素顔さんの感想とかは https://twitter.com/sugakobaxxoo/status/1361678000031297540 で読めます。 さて、ここからが本題です。プレバト構文でいえば、この詩の評価の分かれ目は、この「試み」の是非です。これに尽きましょう。だってそうでしょう。変な詩だってことは見て明らかです。前衛詩だかなんだか、ひとつまちがえばそう思われて無理はない。 (無名の詩)

2021-03-03

鳴海幸子の詩について、あまりそう思ったことはありませんでしたが、単純に言ってしまえば、固いという感じは自覚していました。でもこういう書き方しかできずに書いてるのは、生まれ持った言語感覚なのかもしれませんね。今回、そういうのを活かせたのならよかった。興味深いコメントでした。 (無名の詩)

2021-03-03

信号機ときいて、かつてボクが盛大に誤読をやらかした一足遅れた戦友さんの「パレード」を思い出しました。なんかこの詩の返詩みたいな感じもありますね。 breview.org/keijiban/?id=6018 かわいいといえば、福まるさん(と同じHNの人)の、「悪神(幻聴)と戦闘中」というあざとい詩にもなんか書きましたね。懐かしい。 https://www.breview.org/keijiban/?id=6014 (無名の詩)

2021-03-03

富士の樹海ですか。あたらずとも遠からず、です。ちょっとこの詩とは関係ないけど、ボクは、Twitterで好きになった人がいるんです。まあ、ひとことでいえば、かわいいんですね。かわいいとは何か?かわいいとは、絶望していることです。ボクはかつて、「さくらももこ的であることだ」とかいろいろ定義を試みましたが、最近キェルケゴールを読んで確信したのですが、かわいいとは(悪魔的に)絶望していることです。「楽な道を選ばないこと」と言えば、一側面を反映しもしましょうか。あるいは、「感受性の強さ」でもあるかもしれません。この詩にある、死の気配。というか何をするにもスーパーヴィーンしてくる、よくわからない劣等感だとか抵抗。現実み。その人のツイートを読んで、自分が未だ気付いていなかった現実の深遠さのようなものに触れること多しです。 (無名の詩)

2021-03-03

違います。そんなつまらない書き方だけはしません。 (無名の詩)

2021-03-03

コメントはもらった順番に返そうと自分ルールにしていたけど、今回はちゃんと話を深めていきたい。以下、返信の並び方はボクとしてはちょっと考えがあってのことです。なにしろこんなに期間を空けて書くのですから。 さて、あの楽子さんに「すごく良い」と言ってもらえる日が来るとはゆめ思いませんでしたが、こうなったのは端的にこの詩が優れていることを証明しもしましょう。 楽子さんの読みはボク自身が、書いてるときに感じていたものに近いと思います。なにか、本能的なものというか。よくあるじゃん、上手く言えないけど。でも、それを詩に「すること」自体に抵抗があるにはあって、そのこともあとで書きますね。 (無名の詩)

2021-03-03

やっぱりボクは「空・空・空」という羅列が有機的なものでないのだったら、何が有機的なんだと思ってしまう気分だけれど、頂くコメントに無機質/有機質という対立で読まれているものが目立つのは何故だろう。 こたえ、挿入された文があまりに自然だったからじゃないかな。当初は羅列だけで詩にするはずだったのだけれど、そうしているうちに文言が口をついて出たからそのまま入れたことだ。一行詩ってこうやって書くのかも知らん。 なんだか自分で読み返してみて、確かにそこら辺の詩と較べてみればよく書けている(とボクがいう基準についてはあとでしるすけど)とは思うので、書いてよかったんじゃないかとは思う。こっからはへたに詩を書けないことになるから。 (無名の詩)

2021-03-03

改行して、窒息緊縛、というインパクトしか残りません。というか、逆にその威力を高めるためだけにその他の詩行があるかのようです。その上で、その一撃がしっかりと効いている。どうしようもない、屋外で、縄の圧力、そのぬくもりに縋るしかない、そんな心地が決まっている。言葉の使用として美しいと思います。 (窒息緊縛)

2021-02-27

 だいたい2か3行ごとに同じ事について書かれていて、そのなかでは同じ名詞が2回繰り返されるのですが、この2という関係が会話のようにも見える発言をする語り手2人の役割を映しているというか、別に必ずしも以上のように表現するべきという訳ではないのですが、そういう構造=型がありますね、そうでしょう? というのもボクは、ちょっと思想しながら書いています。詩ってどうやって読むものだっけ?って全然分からないまま書くので、許して。  もう、全面的に、意味はいらないと思うんです。最初の連で前口上として >音楽もかけられないけど とあるのは、あたかも詩を読むときは音楽をかけることが当然であるかのような言い方ですが、けっこう賛成しちゃう気持ちがある。さっき言った「型」さえ分かっていれば、調性を守る音楽みたいに、意味がなくても読んでいてそれなりに気持ちいい。この詩も結構飛躍した論理や表現があるけど、気に留めないので、単に気持ちいい。  ここで、最後の方は気持ちよくないんですよ。何が「世界の終わり」だって思う。ミサイルだとか赤ん坊だとか意味が溢れて、それが急速に詩の構造を破壊して、唐突に終わるという感じがする。しかも、「世界の終わり」、何が。金と食べ物とセックスの話してりゃそれでいいのに。  結局、詩中並べ立てられたいろいろな話題というのも、話者2人の微妙な関係性を描かんがためなんじゃないでしょうか。お互いの表現を真似しあって、でもどこか同一の何かになれないでいて。だから「世界の終わり」に対する2人の描写というかテンションが違う。腕が一本。(まだ見つかって、ないんだろうを導く枕詞ではありますが)特定の比喩、おそらくは暗喩、は何なのかさっぱり。詩の外にある力で終わらされたみたいで、くやしい、というのが感想です。 >関係性という目に見えない対話 まあ、何も書かないよりはましな感想だと考えながら。 (世界の終わり)

2021-02-27

三浦さん、コメント、絶対にとはいえないけど、大事にします。「自覚が欠落している」って、他人の言葉とは思えません。 でも、未知のことってなんですか。 みうらさんが理解できなかった。それは分かります。 コメントをくれた皆さんも理解できなかった。なるほどそうでしょう。 なるほど確かに、多くの人から理解されないでしょう。だって、理解されるべきことなんて、ない。本物の「無作な試し書き」、だったんです。 生まれてはじめて詩をばこさえて、ビーレビに投稿してコメントを貰ったとき、『精神分析みたいだな』って思いました。そこからは半ば自覚的に、自分をサルベージする、仮想空間に自分のクローンを作る、そんな気分で詩を書き続けてきたところがありました。みうらさんが言っているのは、そういう書き方自体を止めなさいということだと思います。 本当に自覚すべきことは他の何かで、このままでは創作に苦しみ=楽しみつまりデーモニッシュな絶望が欠落したままだ、と。 >「3回待って、」と①②③という打たれかたに人間が、うっすらとみえます。 えー、これけっこう気に入ってたんですよ。詩句に番号を振る詩はよくありますが、「3回待って、」これは見ない。読者には大縄跳びでタイミングを計るときのような緊迫感を与えられると思いましたが、安易でしたか。あるいは、地の文の内容が重くて溶けあわなかった。そもそもそんなに上手いやり方じゃない、試し書きじゃないというならね。作者 (輾転反側させられ)

2021-02-16

はい、そういうレトリックはあるかなと思って書きました。 セックスしたことないです。「ずっと、演技ってごっこ遊びだと思っていました。変顔をすれば友達は笑ってくれました。「演技、面白い」って言ったら顧問の先生は演劇部に誘ってくれました。断りました。役者は、いやらしいです。演技はいやらしいです。だから、実は演技してるって、 いえない。言ったら言ったそのことは演技なんですか? 禁止してしまいたい。矛盾律で放逐してしまいたい。何を?概念を、演技。下手な、演技。バレバレの、演技。上っ面の、演技。素人くさい、演技。演技くさい、列挙法、失礼しました。使い古された、噓つきのパラドックスじゃない。赤ん坊のようにしゃぶっても味はしない。」 ガンバって書いてみても、この程度ですね。この試行でわかることは、大事なのは "世界観" だということなんですよ。世界観があれば、問題の本質をちゃんとえぐれるんです。知らんけど。演技の末に死が待ってるだとか、寓喩?ではボカロの歌詞と変わらない。ジョブナイルの表現なんです。 そこのところをこの詩の作者は分かってないな、と詩を読んで思いました。 (輾転反側させられ)

2021-02-16

ええ、そういう効果はあるかなと思って書きました。 セックスしたことないです。だから、 「好ましい、って。どうもありがとうございます。また読んでくれますか。3回待ってくれたら、きっといいの書きますから、じゃあね。」なんてことが言えてしまえて不甲斐ないです。 (輾転反側させられ)

2021-02-15

最初にコメントをくれたのが福まるさんでしたね。そのときも~どうでしょうか?と聞かれました。あれ、うれしかったですよ。 (輾転反側させられ)

2021-02-15

最初の二連読んで、これはいいと感じていました。でも気になることがあって色々考えようとしていたのですが、もう投票期間も終わってしまうので書こうと思います。その気になることとはつまり、 >涙さえ乾いてさ の一行です。この一行によって、話者はかつて泣いてしまうようなことがあったんだなと察せられるのですが、それ以上の効果はないように思えます、ので、これがないほうがよかったなと思ってしまいます。 (紅白)

2021-02-09

3連目までは問題ない、ただのいい詩だー。と思って読んでいると、4連目、 >沈みゆくなか 浮きあがる あからさまに逆説法。でもどういう意味だろう? たとえば、掘ることは地球の北半球からすれば沈むことだが一方で南半球からは浮かぶことだ? 掘りつづけることは物理的には下降だが、魂は上昇するのだとか?この場合魂は木に似てその上昇は垂直でしかも土は崩れない。 ここで第1連をあおぐと >そのままで という詠嘆。全然問題ありだ!と、ボクはかなり練られてる詩のように思いました。 (発掘)

2021-01-25

プロメテウスのところまで読んで、思わず開いてしまいました。プロメテウス、の目。目も血もクリトリスもlungも犬歯も喉も、体の一部分に執着しているみたい。あと「気持ちさめる/熱い」っていう対立が世界を快/不快としか認知できない赤ちゃんを思わせて、 >撃ち殺せ 刺し殺せ 殴り殺せよ お前を苦しめる観念をだYO! SA☆TSU☆GA☆I☆ しろ♥ なんてこと、どうせできないんだろうな、「好き」だって(笑)という不器用さというかおかしみがレトリックの裏にあるからでしょうか、読んでて愛着が湧いてきました。いや、そんな分析だとか読解は関係ない、単にレトリックやイメージのこのつなぎ方があるだけで、長くてまとまりのない文章に価値が出てる。だから、プロメテウスのところまで読んでその時点で投票するって決めた。それだけ。 最後の宇宙・葉・川・花っていうならびはブレークっぽいなと思いました、星の宇宙(PLANET)に執着している感じ。アンテナからクリトリスの流れはうげってなりました。なんかクリトリスって謎に微妙に詩にならない感じがします。なんでだろう。 (依存でGO! PLANET REMIX)

2021-01-24

あっ、そうですかー、読んでいただきありがとうございますー、なんて、返信をするくらいならそもそも無視してしまうボクですが、本当にただありがとうございますと言うだけ。鳴海 (捨てる-Dole-大蛇)

2021-01-05

嫌いな言葉だし、嫌われる言葉に近いことは分かっていても、「でも、皮肉だしいっかー、言っちゃえ」って言い訳して使ったりする。軽率なんですね、作者は。だからやっぱり嫌いな言葉だと感じるとこに戻る、言葉も精神も信じない。でもやっぱりなんかまぐれにもこの言葉ががっちりとはまっているので、作者はだれか知らない人が書いた詩だと思うならばすっと読めるんですね。 (捨てる-Dole-大蛇)

2021-01-05

すみません、理解できませんでした。 10月次選考以降のB-REVIEW新選考制度は言ってみれば直接民主制であり、その運用は全面的に投稿者各位の良心に依るところとなりました。また、「選評文」投稿による投票には5票分が割り当てられ、これが十分に選考の結果を左右しうると言えるでしょう。 そこで、私はこの選評文の内容が理解できませんでした。私個人としては自作に寄せられた文章はその作を省み、次の段階へ進める上での資料として重視しているので、あなたが何をいおうとしているのかは理解したいと考えています。 一方で、この掲示板と選考を利用している方々にしてみても、不可解な理由で決して少なくはない票が投じられるのは好ましく思われないでしょう。 一体、拙作のどんな感じが「すこぶる愉快な絶望」という評を引き出したのでしょうか。 一体、「女子高生」という語がどう拙作に関係しているのですか。 何故、この選評文はこのような題名を取っているのですか。 説明するか、あるいは説明を拒否するか拒否さえしないかして説明してくだされば幸甚です。 なんてね。 (鳴海幸子へ。)

2021-01-05

かえってこれで文章としてもいいのだったかなとコメントを読んで思いました。ありがとうございます。 (捨てる-Dole-大蛇)

2020-12-17

ぼくは傘の話のところからノってきました。ここのところで調子が変えてるのか、この連だけ令和感強いように思い、印象に残りました。固有名詞を使わない方が令和感出るんですかね。 (令和BeaTnik(ーNaked Lunchーmix))

2020-10-14

一文目のとこの脚韻が気持ちいいと思いました。 (無題)

2020-10-14

本文が23行で、全体が50行になっています。下にスクロールしたとき、目が覚めたみたいな感じがしましたー。 (awaking )

2020-10-11

ライトレスです。いつもみな濡れてるっていう非現実的な説明をすることで、逆にアイラキ町の匂いをのっぺりとしたままに伝えられてるのかと思いました。何よりとにかく、いつもみんな濡れてるっていうのが好きです。 >気が付くと私は濡れた窓に額を付けていた >どこにもいない人達に本当は会いたかった (テレビ)

2020-10-03

僕がどうしてあなたに悪意を持つ義理があるのか、何をすれば善行をしたことになるのか知りませんが、この作品が善い読者を得るよう望みます。 (悟りの過程)

2020-09-30

コメントついてうれしーです。ほっとしたー。 僕は、逆に、 杜 琴乃 さんが触れられなかった部分に突くべき隙が読めると思います。 >歌声がちょっとうわずるかも知れないな という句は1連目では「スカート」をきている人物が主体で、2連目では「おやすみなんて考え」る人物が主体であるように読めるのですが、少なくとも1連目で主体の人物は語り手ではないなと感じる。なぜなら、 >等しい距離で次々歩く というとき、語り手がスカートをきている人物を観察している感じがあるから。 つまり、同じ文句でありながら、一方は「語り手自身の気持ちを告白している部分」で、他方はそうではない。 あとなんか全体的に言い方が反実仮想なんですよね、思弁的というか。そういう彼の逃げ腰(?)な姿勢が逆に彼の純粋さのようなものを表しているあたり、やっぱり愛おしい。鳴海 (すい-すい-Y.S.君の詩(その2))

2020-09-29

「悟り」がなにかの比喩でなく本当に悟りだったり、「母親」と暮らしていることが明かされたり、ボケが上手過ぎて読まさせられました。 (悟りの過程)

2020-09-28

こんな書き方があるんだって思いました。 みつき さんの「木箱」に似ているけれど、この詩には作者が普段からこういう言葉を使っているのだろうかと思わされる、ニセモノ感がないというか。「圭(わたし)」という一人称のせいなのか。 (治療と捜索-或る女-)

2020-09-28

僕なんかはこういう形を発明してしまうといろいろ言ってしまいたくなるものですが、筆者のそんな無駄な言葉を使って形をダメにしていないところに学びたい。テーマは響かなかった。僕は羽田さんのような経験をされた方のように読むことができない。「症」とか「吐く」という言葉がなにか特定の病気を示しているようで、その時点で僕は拒まれてしまった。 (拒自症)

2020-09-28

過激な詩です。常識的な感覚からは倫理にずれを感じざるを得ません。この詩を投稿することで、このずれを詩情だといいはるあたり(ボクもそう思うので)評価します。 (南スーダン)

2020-09-20

読み方につめてるあたり、無視できないと思います。 (変人道中、怪人猛進。)

2020-09-20

なんでこのタイトルなのか言う必要がありそうですね、2つあります。  詩そのものに関わるただ1つの狙いは、ターゲットを絞ること。ちょうど12年前に小学校入学を控えていた、同い年の人に見つけてもらおうとしたのです。その人たちが一番共感してくれる読者のはずですから。「何為欲学也」への回答は、彼らそれぞれが「決める」。語彙の件について、それは作者をあぶりだすというのには至らず、この世代の人間というカテゴリーを喚起するというだけのことではないですか?もっとも「懐疑主義」の頃と比べれば(生きることに)真摯であろうと努めていますが。(囲碁を打ってた時、他校の先生から「君の碁はなんか、熱い」って褒められたんですね。やっぱそういう、主人公らしい真摯さが根にあるんですね~。)  それだけじゃないです、実は、ボクはそのことでボクが癒すべき「しゃべらない高校球児くん」を捕まえようとしていた。このシーンがなきゃつまらないよ:)  もうひとつの理由は、この詩には直接関係ないのですが、ボクが詩を書くことででやろうとしていることは、ボクたちがはてなようせいさんに教え込まれた(?)所有の決まりごとそのものを拒否することだからです。これは「全裸パーク」や「「名前」禁止令」の延長ですが、オブジェクトがただ自分だけに紐づけられた状態はもったいないと思います、名付けが許されないものを見たいです。  「脱」、流石。 (はてなようせい)

2020-09-19

そのために書き直したので、最後の行まで読ませることができて良かったです。 https://www.youtube.com/watch?v=BgiXBf_gShQ 聴きました。思い出して当然って思う。困ってしまいます。 (はてなようせい)

2020-09-19

コメントありがとうございます。(半分「!」)そうかー、ボクってエロいんだー。 本家の「はてなようせい」はやっぱりのっぺりしたキャラクターで、というのはつまり、素材が少ないからで、そういうミッシングピースをあるいは埋め、あるいは埋めずに、秘密のかんざしを挿してコンテキストを無視して飛び回る、電子の妖精とみんな遊んでたのでしょう。でもこの詩は、そのような遊び方を自ら避けるはずです。 (はてなようせい)

2020-09-18

>あいつの目ん玉はよく憶えてる なんで目なんですか。 (金魚のくせに)

2020-09-13

返信ありがとうございます。 しかし、私にはこの青、青という反復になにか有機的なリズム、たとえば人の声のような、を感じずにはいられないのです。そのことはこの詩を構成の上でも、感情の上でも支える土台になっていると思っていたので、 白目巳之三郎 さんへの返信で >青は迷った と書かれたのにおどろいたのでもあります。 感情、といったのはつまり交通事故とコロナ禍あるいは人の死に対する「怒りとは言わないまでも言い表しがたい思い」と原口さんがかかれたものですが、詩の後半では、これは私にとって不可解なことなのですが、それが諦観というかドライに語られている。私はむしろこの怒鳴る男の方に共感するのです。 一足遅れた戦友 さんの私への返信を読むに、作者自身は白いワンピースの語り手と同一の想念を持ちながら、両者は乖離している、いや、詩である以上それは当たり前ですが。あるいは乖離し切れずに最後には合一してしまった。 その想念とは、「身体的なものの遅れ、そして遅れないものとしての夢(精神的なもの)」というアイデアです。ここまではいい。 "見える" ものに囚われざるをえないという「矛盾」を語り手は糾弾しておきながら、結局は甘んじてその矛盾の中へ歩き去っていく。これが不可解です。むしろ語り手は夢の中にとどまり(「溺れ」)、轢き殺されるべきだった。しかし、そうしない、という全体的な反語を読むこともできますが、 身体的なもののなかにとどまるというならはじめから夢なんか見てほしくはないです。 (パレード)

2020-09-09

正直、ボクはこの詩を読んだとき衝撃を受けました。なんでこんなへにゃへにゃな詩に衝撃を受けてんだよって、すごく悔しかったです。 ボクは「かわいい」という言葉を好んで使うのですが、なぜかというとその軽率さというかバカっぽさがかわいいと思うからです。 福まる さんの過去の作品を試しにたどってみたら「神様」という詩がありますね。今回の作品ではこの詩のかわいさがブラッシュアップされていて明らかにおおきく爆発力を増しています、これは、かわいいの二番煎じという一見すると禁じ手を使っているようにもみえる。でもやっぱりそのズルさというか過剰さがたまらなくかわいくって・・・ 失礼、詩をみていきましょう。 第一連目の神様を善悪二元論で区別するところ、こういった考え方は多くの人が小学生のときに経験し、卒業するものです。それを、あざとくも、さも当然であるかのように導入するあたりから超絶かわいいんですね。 >それで今 とか、 >といっても といった接続詞の使い方もその点で非常にマッチしています。これはボクもよく使います。かわいいでしょー? そして極めつけは >おすすめします という結び。疑似科学のセールスじゃないんだから。これを意図的に無意識に言ってる感を出すことはかなりかわいいです。 (悪神(幻聴)と戦闘中)

2020-09-09

女性の様子を入れ込まないと笑えないと思いました。 (月夜の電話)

2020-09-08

blue, blue, blueという男のしかめっつらの声が「感じられ」ます。ろう者の語り手にとっては「青、青、青」という色だけど。 >一瞬、轢き殺される夢を見る はなくても読めると思います。 (パレード)

2020-09-08

タイトルがいい。 (TAMASY)

2020-08-30

国だとか、この口調で言っておいて、 >ぼくはきみになど ってなるのいいっすね、て思ってます。 >言ってはいない と継ぐのもかわいい。 (〈安閑夜話〉 耳の心 )

2020-08-28

写真ですが、こんな風に電気を眺めてると落ち着いてしまうのに、一方で友達の家に来たみたいに神妙になっちゃう。 (まくらに歯)

2020-08-28

モールス解読中、どきどきしました。それが、夢を見てるのが実は自分でもおかしくないみたいな感じになって、変だなあ。 なんか、3層になってるレイヤーがふんわりかき乱される感じがする。「苦」を描いたのは、死んだはずの人なんだし。 (┣文字描き┳月夜乃海花┫は死んだ)

2020-08-28

伊東静雄の『わがひとに与ふる哀歌』の「鶯」という詩は、先行する詩に対して「そうだ、(私の魂)といふことは言へない/その証拠を私は君に語らう」と、同意する形で書かれているのだ、ということを杉本という人がいっているようですが、 この詩について私は、「いいや、人生はゲームではない/その証拠」と、テーゼを否定する形で書かれているということを強く感じました。 滝の換喩は、あいかわらず、いいなあと思います。 (人生はゲームではない)

2020-08-24

エチゼンクラゲを連れ帰るっておもしろいなあ、目から鱗。でも傘は、バルーンやプイに比べて凡庸だなと思いました。 柱、的なもので水っぽいのは傘くらいなのでしょうか。 >、いたかった/からん みたいな、読点の使い方に意味があって好きです。 (モノ・クラゲ)

2020-08-24

友達の詩です。 (志願理由書-Y.S.君の詩(その1))

2020-08-20

構成はかなりの完成度だし、音韻やテンポにも意味を持たせている。視覚的な効果もありそう。 ただ、宮沢賢治の「春と修羅(mental sketch modified)」( https://ihatov.cc/haru_1/009_d.htm 外部サイト:宮沢賢治の詩の世界)の「おれ」と違って、修羅が本当に「人でなし」になっていくのを、 「都会」「汚れ」で描くのはちょっと古いかなと思いました。 (僕は修羅)

2020-08-16

返詩です。 僕自身を清く愛すのは 僕が僕であるためで 僕が壊れそうなのは 街が悲しいからで 自分を奪われたくはない   を盗まれたくはない お前をもっと知りたかった 未だお前を乗りこなせない お前をこんな夜から守りたい お前のコロナに包まれたい (自由律俳句 202008-1)

2020-08-14

>僕は佐川さんの顔を間近で見たんだ、最高だったね。 佐川さんは、AV女優の 佐川はるみ さんを中心的なモチーフにしました。 現実において、(奥村さんの、夢においてとは違ったニュアンスで、)意味が通っていないことを、僕は本当に素敵だと思っているんですよ。 (直列つなぎ-┣うんこ!!┳うんこ!!┫-奥さんに会いに行くの変だよ。)

2020-08-12

学校それ自体に、特定の形をした思い入れがあるのですか。 高校生という語の占める位置の中心的な部分からのベクトルの引かれ方は、 「雰囲気」についてのコメントをいただいたことが以前にもあるのですが、それは僕の立場ですね。つまり、僕は、すでに理解している読者(すなわち僕自身かそれに迫る者)は容易にポイントを捉えるがそうでない読者は「雰囲気」以上のものを自力で感じることができないという問題について、そもそもすでに理解していない読者なんていないし、もしいたとしても命をすべて浪費したような者だろうと思っている。ただ、鍛えなすった読者は妙手な読みを打たれることが常だなという留保はあるけど。 まあ、「そうですか」としておくのがちょうどいいところだと思ってます。 (直列つなぎ-┣うんこ!!┳うんこ!!┫-奥さんに会いに行くの変だよ。)

2020-08-12

つくったの。 https://youtu.be/7DelEJY6sXg (【史上最長】-全裸パークに行ってみたwww)

2020-08-10

※とちゅう、「僕」の表記が乱れていますが、意図したものではありません。結構ちゃんと推敲したはずなのに、初歩的なミスを。 (直列つなぎ-┣うんこ!!┳うんこ!!┫-奥さんに会いに行くの変だよ。)

2020-08-09

原口さん、コメントありがとうございます。 「奇跡的」ですよ。やっぱり、地球があるのと同様に。だからこそ、ちょっと穿った見方ではないですか?僕の考えでは、 恣意的に、うまくやってみせてるというべき、脚本の中の人間みたいに、まごころをなくして。 (直列つなぎ-┣うんこ!!┳うんこ!!┫-奥さんに会いに行くの変だよ。)

2020-08-09

電流の定義だって導体のある断面を単位時間に通過する自由電子のもつ電気量だし、時間は直接与えられた姿をわからなくしている。 ということじゃないですか?主観的な齟齬をなくすには客観的な齟齬を最大にしなければいけない。断絶するのに連続的ではいけない。 そういう意味では、夢って、とっても合理的ですよね。 と、まあ、こういうことはポリコレの話だと思うんで、問題は技。 題名と本文の差異はそれとは異なる法則で、問題にもできますが、これ、いいでしょ(笑) ・黒山の件。「僕」だけが自我をもつべきであるのに、佐川・黒山に感情を持たせてしまったきらいがあって、黒山が飛ぶのは破綻ですね。 読者がどう読まれたのか気になります。 (直列つなぎ-┣うんこ!!┳うんこ!!┫-奥さんに会いに行くの変だよ。)

2020-08-09

「ねえ、とだけ送って次を言わないのはping」は電車の中吊り広告みたいにうまいのに、「げらげら笑った」とうけることで読み手の意識は笑う主体のほうにそれて、笑われる文言のうまみが死んでしまう。この一文の中にあるそうした力学が一行空きを隔てて働いて、日常語の正しくなさとそのリズムを検閲・露呈させていく、詩論と一体の野心作だなと思います。やっぱり、日常語というものの危い魅力がしっかりとでてると思うので、僕は非常に、強く推したい。ただ、タイトルがちょっと硬くて損をしているように思える。感情と言葉の関係ははっきりでてないと思う。 (検閲アレキシサイミア)

2020-08-05

詩の死を知ること、強いてあげるね。 読みました、わかんねえわ。 いいえ、わかりません。 あなたは何が気がかりなんですって? でも、そういうものこそ僕がやりたかったことなんですよ。詩はただあるだけでは言葉に過ぎず、読まれなければ詩ではないが、読まれた瞬間に詩は亡骸になってしまうかのように見える。僕は、かの詩をほとんど殺せるかのように思ったので、それが動機です。 問題は次の段階で、詩は作者のプライドにかけて回復するに違いなく、僕はほとんどバラバラに分節化した詩ちゃんを、それこそ評者のプライドにかけて完全に解体しなくちゃいけなくなる。そういう闘争が見たいのにやってないから、僕はプレイヤーになったんです。それが動機。 ははは、あなたは気がかりになるべくしてなったんですよ。 (ありがとうございます。) というわけで、全ては冗談! そんだけ、ふぁいと。 P.S. あなたは明らかに「僕」のことは見ていて、獣だと分かるが、もしかしたら人を見ることを自分に許さない。人は獣じゃないから吐くのでは?ただし、これは思想であってプライドの問題じゃないので、僕たちは会話不能に陥ってしまうかもしれない。 (「名前」禁止令)

2020-07-30

作者から付け加えることはほとんどないように思います。 ただ、僕としては「詩人追放」でのフィードバックを生かしたつもりなのでちょっと悲しいです。 プアプア詩、ちょっとググりました。あれが〈生命〉に突進しているのなら、こちらは〈実存〉にしているのだと思います。つまり、エロのとなりにはグロがあるかのように、人はいってきたけど、グロはエロのための通過点でしかなくて、僕は詩の中では自分に器官なき身体を用意できるかのように思います。 (【史上最長】-全裸パークに行ってみたwww)

2020-07-23

格闘ゲーム、そいつぁ作者の敗北です。 冷笑的、というのは(詩ではなく)作者の態度ですから、もしや、僕のことを調べましたねっ! ただタイトルは、それありきの詩なので、順序が違いますよ。 よびな さん、まさか普通にコメントするとは、妙手ですねえ。 (【史上最長】-全裸パークに行ってみたwww)

2020-07-21

音声で投稿しようかとも思いましたが、やっぱ活字の不思議な力があるかな、と。 せめてリンクスさんのコメントを引き出せただけでもよくやったって感じです。 (【史上最長】-全裸パークに行ってみたwww)

2020-07-20

ああー、わかるわ。 いや、わかります。 ありがとうございます。 そんだけ、ふぁいと。 (「名前」禁止令)

2020-07-20

おかしいの反対がおかしくないではなくて、大丈夫の反対がだいじょばないでない、ってなんか納得できる。不条理かな? (隣の家に興味がある)

2020-07-20

言葉の感じは好きです。でも、読み込むには長すぎるように感じるので、個人の意見として、もっと削ってほしかった。残念です。 (あまえ)

2020-07-20

レモンだかを食べる代わりにはなるんでしょう、こんな簡単に詩の価値が計れてしまえるのか、100円×n回なり。 香りが強すぎて何を 川上翡翠 さんが伝えたいのだか読めなくなってしまうきらいがあると思います。 (くるおし柑橘類)

2020-07-20

「|感触《ねつ》」や「|幸福《しあわせ》」といった記法には意味がなくてはならないはずだ。 この行以降では「わたし」の告白が一段階具体的にあるいは直接的になっていると見ることができる。 つまり、その行以前の「所有する」というのがどういうことか、その行以降に書かれているし 「自然な」状態とは、その行以前では「蝉」「蝶」「蟻」によって担われている。 今、僕らはどれだけ自然だろうか。僕らの意識に対するギャップをこの詩は描こうとしている。 「まわる(流転する)」亡者が自然なら、自然である「蝶」は「わたし」だろうか。ギャップがあるので、僕にはそうとしか読めない。 (うつろな夏)

2020-07-16

勝手に言わせてもらうのですが、「我とは主語的統一ではなくして、述語的統一でなければならぬ、一つの点ではなく一つの円でなければならぬ、物ではなく場所でなければならぬ。」の翻訳かな、と思いました。 スカートってのがいいですねえ、全円スカート! スカートはすでにひとつの物ではなく、 スカートの内側っていう場所はあなたのものなんで、それって最強じゃん! Zone of Controlってか。 (ここのこと)

2020-07-05

一連目の最後の「質」って、しつ、しち、たちのどれでもいいみたい。かなり好みの詩です。 (だだ!)

2020-07-05

沙一さんの興味は少なくともそれらの点にあるのですね。 最初の点についてはアドバイスと受け取り、次の作品に生かそうと思います。 しかし、この場所にはそれをものとしないやさしい読み手もいらっしゃるのだとも分かっているのです。 その他の一般的な問いへ一義的に答えることは避けますが、この作品という特殊の場合について応答するのも嫌ダッ! 作者としてはそれらのことは知ったこっちゃないです。語りえぬ美学に過ぎない。しかし、感情として ・作者がどうして作品を呪術と同じ力をもつ、作者と同じような体験に立って読まれもしたいと思わないでしょうか。 ここでは体験の連なりこそが詩を成り立たせるポエジーだから。 ・また、具体的なひとつのイシューを扱っていて、そこに "作者のような立場のものが、今この時代にあって、書くという史料的な価値" を狙ったこともあります。 いくら歴史家の数だけ歴史はあるといえど、史料を誤読されることへの生理的怒りといった種のものはあるものですから。 ・すべてが終わった後、あなたは >下駄箱には何もなく に戻らなければならない。 以上三点、応答ではなく、主張をしました。 (2020年-詩人追放)

2020-07-03

作者はボリス・ヴィアンの小説が好きなんですね。で、この手の暗喩は詩の教科書があったら必ず記されるべき項目だと考えているんですよ。 (2020年-詩人追放)

2020-07-03

なるほど。 (2020年-詩人追放)

2020-07-02

帆場さん、賢治の「手紙」は読まれましたか?たぶん、読まれたのだろうと思います、実はそのことは重要じゃないんですが。 そうだとしたら、これは素晴らしいことですよ、気付いてしまった!先生。 >読まずに食ったのですね 追放されるのは詩人じゃない、僕であり、あなたですよ! だって、僕と同じことをあなたは言えるし、あなたと同じことを僕は言える! 帆場さん、朝が来て、誰が誰だかわかる前にこれだけは言わせてください。あなたは >いい顔をしている (2020年-詩人追放)

2020-07-02

以上でも、以下でもない-平均。 令和でも、昭和でもない-平成。その >幼い物語は、僕の身体を驚くほど蝕んでいて >引き剥がそうとするとひどく痛かった という二行で、アンチクライマクスのように読めないですね。 意識が、この "躁" の部分では内向的で、そうでない "鬱" の部分では外に向くのも共感できます。 その最たるものが冒頭の二行で、切れ味抜群と思います。 (以上でも、以下でもない)

2020-07-01

じゃ、あなたは人間じゃないんですね、帆場先生。 And Father, I love you like the little bird that picks up crumbs around the door. (2020年-詩人追放)

2020-07-01

巧みですか。やっぱ、一連目がよかった。これを変奏しながら説明する、方便の方法だったんじゃないですか???...獣偏さんの方がこうしたことは意識的にやられているようだから、そういわれるとうれしいです。 ちなみに、新型豚インフルの発見は僕のビジョンじゃないですからね。マジで。 (2020年-詩人追放)

2020-07-01

 子はかすがい、父になるっていうことは自分を抜け出せないくらい地面に突き立てるってことなんだろうな。これって、また、ひとに何かを教えなくちゃいけないってこと、は、人生のうちの他の何よりも絶対的にそうなんですね、しるしとしては "芸術" なんですね。いや、知らんけど。  こいつ、なかなか不良でさ、そのなかで "自然" のしるしを持ち出してきやがる。アントナン・アルトーが「演劇はもはやひとつの芸術ではない。あるいはそれは無用な芸術である。」って言ってるんだけどそれをやってんだ。観念しやがれ、おまえは "芸術" のなかでしか生きられない。  そして、負ける。 アラジン さん、ありがとう。僕が本当に求めているのはこのような詩ですよ。 (風が吹いた。)

2020-06-30

#アドバイス募集 です。 (2020年-詩人追放)

2020-06-29

千才森さん、椅子、超ありがとうございます。 作者としてはシンプルに政治的に書いたつもりなのですが・・・。 6月の選考おつかれさまです! (2020年-詩人追放)

2020-06-29

沙一さん、コメントいただき本当に嬉しいのですが、あなたの読みは 重要な部分で 完全に 間違っています。 作者の説明が足りないところもあったようですが、あまり作者が余計なことをいうのも野暮なようなのでいくつかのことをのみ言うのですが。 冒頭は登校の場面ですよ。作者の一貫校は作者も含めて善良なモヤシ君ばっかでしたので、そんな心配はいりません。 あと、作者の衒学っぷりはそんなことではとどまっていないんですね。 賢治に関して、というだけでいえば、「手紙」( amazon.co.jp/手紙-四-宮沢-賢治-ebook/dp/B009B1D4VQ )を読んでこれを書きました。 (2020年-詩人追放)

2020-06-29

ほばさん!はっ、「イカリング」そのものは異化ではなくむしろナンセンスのつもりだったが。 でも、異化ですか。一回目の >鳴海幸子とは申しますがその実 云々 で示したテーゼが二回目の >鳴海幸子とは申しますがその実 云々 の繰り返しでは異化されているともいえる、と気づかされましたね。自分で書いておきながら。 それも、この異化は、(異化された)イカリングによってなされている! よくわからないものを「異化だ」といってしまいたい衝動があるので、イカにとっては迷惑な話でしょう。 (あいさつ-アイドル-ビーレビュー)

2020-06-25

ドキドキします。ネットの詩はやっぱこうだったか。 言葉がちゃんとはまっていて、上品に下品というか。  (なにかディスらなきゃ) 読んだ後には、タイトルの魂というのが安易に感じられます。 (ディする魂)

2020-06-23

的確ですね・・・恐れ入ります。  クセになる曲をスルメ曲ともいいますねw んん、むずがゆい。僕は「そのように楽しまれては不愉快です」ということを楽しんでもらえたら愉快です。  だってあいさつだから。鳴海 (あいさつ-アイドル-ビーレビュー)

2020-06-23

大変申し訳ございません。作品には全く関係ないところですが、「見捨て(下二・連用)・たり」としかなりませんね。 「ミステリ」という呼称に引っかかるところがあって、ひらがなだし、なにか意味があるのかなと思って読んだところ、そうでもなさそうなのが残念に思い、作ってしまいました。でも、Wikipediaでも「ミステリー」ではなく、「ミステリ」で載っているし、そっちが一般的なのかな。鳴海 (みすてり)

2020-06-16

即興で返詩を。 「みすてり」を読む、 あなたの目だけが 「みすてり」の手がかり だったので、 手すさびに栞を 手にとりながら 「みすてり」を読む、 あなたの目のけが さようなら、「みすてり」 もう終点だ、「みすてり」 手すさびの切符は 改札に通して もう会いはしないね わたしあなたをみすてり (みすてり)

2020-06-16

エピローグみたいな詩ですね、 4行目までは、「処女」だったのだから、女の人の言葉で、 5行目からは、「僕」だから、男の人の言葉。「コリちゃん」は男なんだろうなと読んでおく。 (「21」をすごくいいなと思いつつ、でも全然わからなかったのが、わかった気がします。) でも、考えればTOKYOでは、お父さんから生まれた男はホモになるのだから、「処女」が本当に女である必要もないじゃないか。 と、考えるたびイメージがめぐって、心地いいです。 (多チャンネル同時中継 上京する君へ)

2020-06-03

少しの表現まで読んで下さりありがとうございます。 まず、次の動画を見て自然数の定義を知ったことが、これを書く動機にあったのです。 「予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」/1+1=2の証明が難しいって本当?(ペアノの公理)」 https://www.youtube.com/watch?v=6XUNqeiJmrg この定義と「せんにん」の定義の対立が、思う事とダブったんですね。 >「せんにん」に纏わる母子のやり取りが切なく感じました。 母子の関係にはある時期から先生(-社会)が介入するようですが、母(-神秘)の言う事と先生の言う事の間で子どもは揺れながら、考えて、折衷案を出すのだと思います。そういうときに母の言う事が動くことは子どもにとって深甚たる恐怖でしょう。はじめて無限に宇宙、あるいは数が続くと知らされたときに感じるのと同じ類の恐怖です。折衷案を作ろうとしているのに、100%先生の言う事を受け容れろと言われることは愛する出生地の喪失でもあります! 僕はそれを「子」位置で書くのですが、杜さんの「母」位置に立つと、 小学校の先生に教えられたものだと思い込んでいた数について、ハッピージャムジャムと同じに暗誦していたころもあったのだと気付かされたりして、おもしろいもんですね。 鳴海 (あそぼう! 教養定期)

2020-05-21

最終連の「どうでしょう」「私はなんだか」というのが、 「おそらく本書は、ここに表されている思想をすでに自ら考えたことのある人だけに理解されるだろう。」というのと同じに、 絶対読んでやる!という気持ちにさせるので、引っ張り出して来て読んでます。 (ワイエルシュトラス関数)

2020-05-19

南雲 安晴さん 返信ありがとうございます。僕は、湧水に役割を求め過ぎて、読み過ぎたようです。以下のことは僕の勝手な読みですから、読まなくても構いませんよ。 湧水は確かに、愛おしい。愛おしいと思いながらも、僕の愛し方はある種のものです。 僕は、湧水が昨日の出来事、言葉、そして人たちと同じであり得ない、はっきりと違うものだと読むのです。というのは、 >こんなに透明で >やわらかかっただろうか の、そして特に、 >やわらかでしたか の、「か」を反語の意味に捉え、湧水を「昨日の出来事、言葉、人たち」よりも「透明でやわらかい」ものだとして、さらに、 「湧水を掬う・飲む」という行為を、その昨日会ったような人たちには、少なくとも今日の時点では、理解されずひとり行うしかないが、「私」にとってはただひとつの正しい行為だと信じて疑えない行為だと感じるのです。 >私の指しか映らないほど というのは、これが(今日の時点で)「私」-湧水という閉じた系の内側のことで、そのからだ以外は介入しないから。 湧水によって、「私」は変革される。湧水の不思議な力によって。ここでひらく景色、「海」とは新世界です。それは終末論ではなく、この世界にある「私」の心の裏返しになった場所、「私」だけの世界です。 そして同様に景色は、水平線はひとりひとりが持ち得て、持てばそれは「みんなの海」です。というのは、さすがに苦しいかな。 僕には、そのような湧水があるのだ!と書かれていることが救い・赦しのように思えたのです。湧水が何のメタファーであれ関係なく、ただ、そういうものがあるのだ、ということが。 なんか神秘主義めいているうえ、長いんでいやな字面ですね。でも、僕はこんな風に感動したんですよ。鳴海 (湧水のメモリー)

2020-03-18

湧水を掬うさまを、「惜しみ惜しみ」と形容する人がかつていたでしょうか。 惜しいなら掬わなければいいのに、掬わずにいられない。「でも漏れてゆく」。 そのことがメタファーを立ち上がらせて。 (湧水のメモリー)

2020-03-17

ミリウェイズさん 好きといってくださるのは、うれしいです。僕自身、これが好きですから。 言葉が漂う世界とミリウェイズさんがいうのは、正確に言って、「僕の」世界なのでしょう。(もっと正確に、僕というのは一年前の僕なのですが) 僕の腕が届いた限りの言葉、特に僕が見栄っ張りなためにその最外殻に近い名辞群、が強く主張していますね。 だから、「一貫した何か」があるとすれば、僕自身、か、その思想。と、それは詩ならばあたりまえですね。(思想というなら・・・) 「夏の香り」。実は、はじめは無意識に、だんだん意識的に、ナンバーガールの「透明少女」にあるような夏を書きたいと思って書いたのです。 >「すずしいね」 とかそのまんまだし、 >pressureは押し合う は、「軋轢」のことですよ。大気の膨張という物理学を援用してはいるけども、拍子抜けなねたばらしかな。 思想というなら、「懐疑主義」は最後に詩の全体をみて浮んだ言葉で、つまり、それが「一貫した何か」でないことはないが、メタ的な自分が皮肉って「ハイハイ、懐疑主義ね」と言い捨てたものということです。 それでこれをタイトルに据えたことは、(トビラさんへの返信に書いた通り、) 『言葉の使い方としてはぶきっちょなこのスタイルでもっておまえは詩を書き続けるというのか?』 という、自分への問題提起だったのだと思います。 コメント、ありがとうございました。鳴海 (懐疑主義)

2020-03-17

トビラさん 僕のは、練ってあっても、明確でもないですね。 僕が懐疑主義とタイトルを据えたのは不可知論につながるものとしてのそれ、という意味で、 (ここで論理の飛躍) 練られたもの、明確なものに対するあきらめというシニックだったんでしょう。 タイトルすら、練っていないので、たぶん、というのですが、そんな感じで無意識が決めたんでしょう。 ただ、音声含めての小気味よさを目指したので、テンション上げてくれれば、と思います。 (そういう意味ではタイトルを「利己主義」としてもいいですね。) コメントありがとうございます、がんばります。鳴海 あと、ぜんぜん関係ないんですけど、ちょっとお話させてください。 僕は、英語の授業でふざけて英文を訳したことがあるんですけど、そのとき英語の先生が、やはり微笑しつつではあったが「ちょっと、怖い」と呟いたということがあったということを思い出しました。 (懐疑主義)

2020-03-16

湯煙さん dead or alive は、ない、ですね・・・。気分でゴリ押してしまった。 「知的で洒落っ気を効かせた趣」とは一番うれしい評価です! (酔ったような)饒舌と異言の言葉、自動筆記のイメージ、を雰囲気としては、目指していましたから。 それが裏目に出て、軽く、薄い言葉を許してしまった。 長所を短所にしてしまうのは経験不足でも、まずはそんなこと言われないようになろうと思います。 コメント、ありがとうございました。鳴海 (懐疑主義)

2020-03-16

福まるさん 「悲しみ...憂い...?」と、はじめは飲み込めず、本文をもう一度読んでみて、「あ、」 >よごれちまった悲しみに の部分か、と気付きました。最後の二行は、不用意な引用だったようです。 前半の(むしろ全体の)可読性の低さもあって、もともとない〈感情〉が全く読み取れなくなってしまって、この部分の「悲しみ」だけが浮いたのでしょうか。 自分のありうるすべての「悲しみ」を自分から取り出しておいてしまい、笑っちゃってる。感情をいうなら、ここです。 「舶来品」という言葉はまず脚韻の都合で浮んで、次に「舶来品だ」という断言がぴったりしたものに思えて採用したのです。 *どのような意味でぴったりしたものに思えたか* ここでの舶来品である「すべて」は、日常使う「道具」ではなく、 僕が、(僕の外側からもってきて)使う「言葉」です。 「fine」や「dead or alive」に、「マークトウェイン」、「Mi amas vin」、 海外からのものだけでなく、「よごれちまった悲しみに」「ぼくらは薄着で笑っちゃう」も含んでのものです。 それらを、 >すべて舶来品だ。 と自分で笑っちゃうシニックを僕は目指しました。 目指したところで詩になるか、は、みなさんのコメントの通りだったようで。 根が自分勝手なのと、音声を最重要視して作ろうというもくろみで、他が雑かな、と思い知らされました。コメントありがとうございます。鳴海 (懐疑主義)

2020-03-16

1KHzの正弦波

2019-12-24

2018-05-31

独言少女

2020-03-06

不在

2020-04-04

弱者の詩

2020-05-12

2020-04-03

そこ

2017-05-13

チャイム

2020-05-19

21

2020-05-06

うちで踊ろう

2020-06-04

風が吹いた。

2020-06-07

笑みの残り香

2020-06-06

かわいい

2020-06-07

あす

2020-03-14

ディする魂

2020-05-01

こうふく

2018-03-05

瓦解する某日

2020-04-14

生と死

2020-06-17

あなた

2020-06-30

しゅっせき

2020-06-30

2020-06-30

六月

2020-03-24

ここのこと

2020-07-02

だだ!

2020-07-04

だっちゅーの

2020-03-05

あまえ

2020-07-07

furu

2020-07-20

終始点

2020-07-28

室内

2019-03-05

2017-05-22

祖母包茎

2018-01-31

ラファエロ

2019-09-11

飛行

2020-08-17

鬼ごっこ

2020-08-17

神の庭

2019-05-06

台所

2020-04-18

パパの日曜日

2020-08-18

パレード

2020-08-30

クウガは普通

2019-11-01

雨(猛暑)

2020-08-30

死ね

2020-07-30

無乳病

2020-09-08

南スーダン

2020-09-20

手の鳴る亡霊

2020-09-13

傘泥棒

2018-10-19

語り、手

2018-08-31

Anthology

2020-09-25

拒自症

2020-09-24

悟りの過程

2020-09-28

秋になる朝

2020-10-02

テレビ

2020-09-21

道になりたい

2020-10-15

禁忌

2020-10-02

内部

2020-10-16

紅白

2021-01-02

発掘

2021-01-24

イカす詩編①

2018-07-19

たまゆら

2021-02-22

窒息緊縛

2021-02-13

世界の終わり

2021-02-25

百折不撓

2021-03-28

相撲界の妖精

2021-03-28

SDGs

2021-04-07

寝室

2021-04-17

虹は優等生

2021-05-02

Aya Ragi Round

2021-05-05

橋人の唄

2021-06-01

かもめ

2017-11-10

2021-08-02

ワンルーム

2021-08-24

ヒッキー

2022-01-06

よしっ

2018-11-01

博愛主義

2019-11-02

失敗の家族

2023-01-04

すごいやばい

2023-01-08

The Garden of Hexe

2023-04-08

あっちこっち

2023-04-01

連頭越しの式

2023-05-04

ノイズ

2023-05-11

shame

2023-05-23

曲がりつつ

2023-06-11

そんな朝

2023-08-02

なまこ

2023-08-01

遊びに行くよ

2023-08-06

2023-08-05

魚釣り

2023-08-21

釣果

2023-08-24

Ice cream

2023-08-03

狐憑き

2023-10-01

あの烏賊

2023-10-01

2023-10-06

17歳

2023-10-08

インソムニア

2023-10-11

塵の詩

2023-11-01

明るい朝の歌

2020-10-28

2023-10-18

2023-10-14

おはなし

2023-11-07

nonequilibrium

2023-12-30

管理

2023-12-18

葬儀、地球の

2023-12-20

2023-12-12

ゆりか

2023-08-25

チープ

2024-01-21

見えないもの

2024-01-24

光/ひかり

2024-01-26

詩人X Chapter2

2024-02-04

.673:怨憎法

2024-02-04

くじらの歌

2024-03-06

自答

2024-03-18

2024-03-28

孤独な口づけ

2024-04-02