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かみさまぼくはいきてゆくのがこわい
かみさまぼくはいきてゆくのがこわい フルミュージックビデオ //////////////////////////////////// かみさまぼくは 生きてゆくのがこわい かたい土をかためた高い門をくぐって この世におちて 水のなかでおぼれるみたいに 少しずつ生きてきました かみさまぼくには 話をする人が、ただあなただけです なにがほんとうにたいせつなのか 考える隙間がどこにもなくて ふくらみきった風船に空気を入れて あとはただ、はじけて消えるだけですか かみさまぼくは いきてゆくのがこわい かみさまどうか ぼくのからだを、あの大きな木の幹の 一部にしてください 樹液になって、いいにおいになって ながれてゆけたらいい あたたかい人工の風にあたって 太陽でも月でも星のひかりでもない 街灯に照らされた、かたくかためられた地面を歩き 足の指は、くつのなか、暗いところでゆらぎを感じて ぼくの、まいにちに流れる 不安や、たくさんのこわい気持ち たくさんの口を切り落として ぼくの、買い物ぶくろのがさがさ 自転車の車輪は、まわりつづける ぼくの、まいにちに流れる 空白の時間や幻想 生きてるぼくへ とどけられた ろうそくの ほのおのように ゆらゆらして儚い とおい空からの きれいな空気を すいこんで ほんとうの ねむりを知る日 まどから あの大きな木のなかを通過した きれいなひかりが いつか生命をつつんで りんごの種は、やわらかい地面から 芽吹く (映像、音楽、編集 みうら)
かみさまぼくはいきてゆくのがこわい ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1874.3
お気に入り数: 3
投票数 : 2
ポイント数 : 5
作成日時 2020-10-12
コメント日時 2020-10-26
項目 | 全期間(2024/04/20現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 5 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 5 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 5 | 5 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 5 | 5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
声に出して読んでみると、 印象が変りますね。 けれども1番印象に残ったのは 少しずつ生きてきました という箇所でした。
1見てくださってありがとうございます。 コメント感謝です(#^^#)
1このような作品が お作りになれる 人間関係の豊かさが、まばゆいと 感じました。
1こんにちは。ありがとうございます。 うれしいです(#^^#) コメント感謝です。
0さっきのコメント、間違えて「作品へ」にしてしまいました。 ほんとは、るるさんへです。ありがとうございます。
0とても魅力的な声をされてますね!あどけなさがありながら芯の強いしっかりとした発声が、年齢や性別を限定させず、どこか人間離れしているようにも感じました。 >かみさまぼくは/いきてゆくのがこわい というのは、これから生まれようとしているものの言葉なのか、すでに生まれたものの言葉なのか。 >この世におちて/水のなかでおぼれるみたいに わたしたちはひとたび羊水から出てしまうと水のなかでおぼれることも容易い。それってすごく自然で、とても不自然なことですね。 漠然とした、生きてゆくことへの不安以外にも、「生きづらい」と感じさせることの多い世の中になっているのかなぁという恐ろしさも感じました。
1コメントありがとうございます。 深く読んでくださり嬉しいです。 声に関してもご感想いただき有り難うございますm(_ _)m
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