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内部
劇団を待っていると 二つの嘘に羽根が生えて 滑走して行き 私の内部に空洞をあける 滑走して行き 目的地の池に落ちる 下垂体の異常分泌で 背が異常に伸びた頃だった 「無いが無い」と騒ぐ群衆 池の内部は遺伝子の組み換えで 慰安の意識が積み込まれて行く 彼方で牛を買う人人を認識した 柿の木を見るのも嫌悪していた頃に 背が異常に伸びたのだと思う 私は鳩の糞の掃除を手早く済ませて 連絡帳に 「冷蔵庫にプリンを隠すな」と千回書いた
内部 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1606.6
お気に入り数: 2
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2020-10-16
コメント日時 2020-11-25
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 2 | 2 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 2 | 2 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 2 | 2 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


ABさんコメントを有難う御座います。内部と言う概念にはこだわりがありました。秋山駿の「内部の人間」が少し念頭に有りました。無いが無いはベルグソンが念頭に有りました。
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