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ことばの刻み
ことばの刻みの断面は 黒曜石の濡れた色 街と電車と校庭で、 それら破片が散っている 僕はそれらを吸い込まないよう 息を止めたりしてみたり 僕が混じっていなければ、 とりあえずは平気なので だから僕は僕の中から 僕を漏らさぬべきだった ことばの刻みは 他人の顔で しかもいつかの私の顔だ
ことばの刻み ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2197.8
お気に入り数: 2
投票数 : 6
ポイント数 : 1
作成日時 2020-10-02
コメント日時 2020-11-04
項目 | 全期間(2024/12/10現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 1 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
- 自分の言葉は他人の言葉 (r)
最終連だけはわかります。 しかし、なぜ言葉の断片を吸い込んではいけないのか。「僕」が混じってはいけないのかとの疑問が残ります。
1>ことばの刻みの断面は/黒曜石の濡れた色 黒曜石は名前のとおり、色は黒で、ガラスとよく似た性質を持ち、割れた断面は非常に鋭く、狩りの時代ではナイフなどの石器として使用されていた鉱物ですね。 この作品において「ことば」は非常に鋭利なものであるということでしょう。 しかし、確かに第二連は少し説明というか情報が少ない気がしました。 なぜ、 >僕が混じっていなければ、/とりあえずは平気なので なのか。 逆に「僕が混じっているとどうなってしまうのか」が知りたかったです。 一連目・三連目はとても好きです。
1こんにちは。読んでいただきありがとうございます。 私は時々ことばが怖くなることがあります。それは多分私の自業自得である場合もあるのです。余程心が弱っているときですが。そういう時息がしずらくなるような気がするのでした。
0すみません。上はrさんへの返答です。 あらためまして読んでいただきありがとうございます。 ことばの責任というか、わたしを傷つける言葉というものはほとんど、実は私の内にある言葉のような気がします。ということでした。確かに僕が混じってといきなりするのは黒曜石が出てくる上との関連が薄くて唐突な感じがします。 とても好きとのお言葉、嬉しいです。
0選評を読んで来ました。 僕が混じっていない言葉が欲しい。しかし、言葉は自分の中から生まれてしまい、自分で書きたいと思わなければ書くこともできない。その矛盾が、より一層純粋な言葉への渇望を掻き立てる。 誰も傷つけずに表現したい、そんな優しさも感じられる。
0読んでいただきありがとうございます。 僕はニュートラルで中立な純粋な絶対的に正しい言葉を求めているかも知れません。でもなぜ絶対的に正しくなくてはいけないのか、絶対的に正しいことは本当に正しいことか(ちょっとよくわからなくなってきましたが)というのは難しいですね。
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