僕らはみんな詩都だった。 - B-REVIEW
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僕らはみんな詩都だった。    

僕らはみんなシトだった 僕らはみんな詩都だった 明日は明日はたくさんの 歓喜の雨が降るだろう トラウマたくさん抱え込み 静かに流れてく 二人は二人はたくさんの 歓喜の雨を降らせてた 乗り越えた絆の数は 無限に流れてく でも今日という日は 昨日と明日どちらにつづけよう? 初めてのプレイバック リアルタイムに生きたい 僕らはみんな歌われる 都の使徒だった いつでもいつまでも 愛の夢から醒めた時 親子関係は終わる 魂の絆だけが 印になっている 証になっている 昨日は昨日でたくさんの 歓喜の雨が降ってたね? 日傘はびしょびしょに濡れて 乾きを待っている この時間というノロノロ読書 思考に歯止めかけ 支離滅裂にならないのが 心の健康だ 境界線を超えた時 俗世とお別れだ 狂った狂ったたくさんの 景色は闇に刻まれて アカシックレコードの 容量食っている そうしてそうして時は経ち アクセスする人現れる 僕らの思い出垣間見て ラジオを始めたよ 人気になってたよ 絶対塗り替えられるべき 未来の伝説だ 終わった来年のカレンダー 創造主がえがかれた 嘘しか無かった過去形が ほんとになっている 繰り返しの中でこそ 生まれる生まれる新しさ 酔狂な自由人たちが 今を生きている 枯れた野原の思い出を 僕らはみんな紡いでる 美しい花畑を卒業し 文化の音韻をリリックにする やがて最高潮の文明の末に 新作の生じる余地を失くし 絶滅の果てのはじまりを待つ都に 歓喜の雨が降り注いだ 僕らはみんな詩都だった


僕らはみんな詩都だった。 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 686.3
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2023-09-02
コメント日時 2023-09-03
#現代詩
項目全期間(2024/04/28現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
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 エンタメ00
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閲覧指数:686.3
2024/04/28 14時32分13秒現在
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    作品に書かれた推薦文

僕らはみんな詩都だった。 コメントセクション

コメント数(12)
m.tasaki
作品へ
(2023-09-02)

こんにちは。 まず、テンポの良さを重視した作品のような印象を受けました。 「僕らはみんな詩都だった」 言葉を紡ぐことの大切さ、あるいは喜びを表したものでしょうか。 「トラウマたくさん抱え込み」 「愛の夢から醒めた時  親子関係は終わる 」 というところに、何か軛のようなものからの解放を感じます。 「境界線を超えた時  俗世とお別れだ」 「アカシックレコードの  容量食っている」 近代神智学についてお詳しいのでしょうか。 時間的にも空間的にも俯瞰的に世界を観ようとしている姿勢が、この詩全体から窺えます。 そしてその結論として描かれている 「やがて最高潮の文明の末に  新作の生じる余地を失くし  絶滅の果てのはじまりを待つ都に」 というところについてですが、私も以前より、詩を含めた芸術全般に同様の感想を持っていました。 まさに「我が意を得たり!」という感じです。 とても面白い詩だと思います。

1
エツヤ
エツヤ
m.tasaki さんへ
(2023-09-02)

コメントありがとうございます! 最後の部分以外はテンポと、おっしゃる通り時間を俯瞰した表現を意識してました。 (時間を俯瞰ってわかりやすいです!) 近代神智学に関しては、全く触れたことが無い訳ではないですが、ワードの語感、響きが気分と合っちゃえば使ってしまうところが自分にはあります。 ですんで科学や哲学の常識にはめっぽう弱いですね、自分は。 我が意を得たり!と思ってもらえて嬉しいです! m.tasakiさんもAIに関する詩を書いてましたね。 人間は人間にしかできない表現をすればよくて、AIは表現の洗い出しというか、ビッグデータからの模倣で処理できるところを食い潰してくれると今書いてて思います。 「AIっぽい」 っていう評価が今後表現者にとって悲しい評価になるのでしょうかね… 熟成の証の絶滅 そしてまた新しい次元を加味した上で全く新しい表現をしていく。 なんかそんな世界観にロマンを感じます。

0
シノハラマサユキ
シノハラマサユキ
作品へ
(2023-09-02)

難しいことはいえなくて恐縮です…。面白い詩だと思います。 「やがて最高潮の文明の末に 新作の生じる余地を失くし 絶滅の果てのはじまりを待つ都に 歓喜の雨が降り注いだ」 というところが好きです。

1
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2023-09-02)

わかりやすかった。

1
エツヤ
エツヤ
シノハラマサユキさんへ
(2023-09-03)

いえいえ!コメントするのもハードルありますから! 歓喜の雨ってどういうものだろう?というのが、最後に、ああ、こういうものか、と思ってもらえたのかな? とフィードバックをありがたく受け取ります! コメントありがとうございました!

1
エツヤ
エツヤ
田中宏輔さんへ
(2023-09-03)

コメントありがとうございます! 今月の二作はギャップを演出しようとしたのですが、劇作家の〜の方はちょっと難解さが強く出てしまったので、こちらはわかりやすかったようでよかったです!

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manacuba
manacuba
作品へ
(2023-09-03)

「詩都」「歓喜の雨」というフレーズに惹かれました。

1
エツヤ
エツヤ
manacubaさんへ
(2023-09-03)

コメントありがとうございます! 惹かれたといういずれのフレーズも持病の陽性症状の時に降りてきたものなんですよね。 劇作家の〜の方はコメントあんまりつかなかったんでこっちではコメント結構ついて嬉しいです!

0
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-09-03)

うーむ、むずかしいなぁ。 なんでこんなにむづかしいのだろう。同期がしづらいのもありつつ その、インターネットツールがインフラとして前提化した社会、を前提に それを肯定的に捉えていらっしゃるのかな、と。 それでも、やっぱりこの少子高齢化社会に於いて、その享楽=歓喜の雨、に ふれることは、これは日本に於てはどうなのだろうと思いつつ 世界的にいえば、まあそうなのでしょう、と。 アフリカなんかでもスマフォが普及しているわけですから。 ここで疑問なのだけれど、そのインターネットツールを一種の ビックブラザー、まあ、独裁者の意味になるのですけれど そう醸している一節があるのですね。 >終わった来年のカレンダー >創造主がえがかれた そのインターネットインフラ、スマフォでもいい 高度に展開されて増設し続ける享楽、それを詠い、個人を詩のみやこ、と評するのは いいのですけれど その「提供された享楽」に対してもっと欺瞞を感じてもいいし そうして、僕はデジタル・デトックスなんかするわけですね。 何か、ここまで現代文明に恩恵を感じるのであれば 反射神経、何かおかしくない?って視点が出てきてもいいし まあ、何か注文になってしまっていますが(笑) じっさい、知らぬが仏、な、側面があるのが現代文明だと思うんですね。 そうして、現代詩、というものを考えたときにタブーへの斬りこみがあると思う。 で、エツヤさんはこんだけ書けるのだから、それできますよね っていう与太話でした。

1
エツヤ
エツヤ
田中恭平 newさんへ
(2023-09-03)

むずかしいむずかしい、と言いつつ100%俺のカルマを清算してくれる田中さんw インフラに関して昔感銘を受けたのは某アニメの超情報化社会の中で「インフラを食い潰すことに無自覚な者たち」みたいなセリフがあったんですけど、ああ、それじゃだめなんだな、と思ったりしましたね。 表現をすることに臆病になるべきだなんていうことでは全然なくて、クオリティをブラッシュアップしていこうぜ!って意志に帰結して… 今月の作品は二作とも先月の間に推敲をしてたんですよね。 自作曲の歌詞はフィーリングではまればよし!みたいなところがあるんですが、反響が思わしくなかったのでスタイルの方を変えてみた次第です。 気合いを入れてたつもりではあります、が 劇作家の〜はむずかしいのわかるんですがこの、僕らは〜の方も難しいというのは意外でした。 とにかく自分の人生このままじゃやだ!って思ってるんですが、どうしたらいいのかはその都度やりたいことやってくしかないのかな、と。 どこかで扉が開くと楽観的に信じつつ。 ここで秘密をお話ししたいんですが、今月の2作の両方に支離滅裂って言葉を使ってるんですよね。 僕自身が精神の持病で支離滅裂になった時期があったんですが、 論理的整合性の維持 という特殊能力(w みたいなものを身につけまして まあ、劇作家の〜の方でコメントいただいたように、論破不能、だけど、ゴリ押しはしてないつもりなんです。 自分の作品の輪郭からメッセージあるいは主張がはみ出ないようにしてるというか。 こうして補足してるということははみ出ちゃってるのかもしれないですが。 タブーに関しては、今、ジャニー喜多川が叩かれてるようなことの根底の本質に迫ることを2014年から電子書籍で発表してたりしたんです。それはエッセイでしたが。 ああ、詩と全然関係なくなってきた。 この辺で終わるとして。 今月も来月の分を二作、推敲しながら書こうと思います。 できるよね?という発破はモチベーションになりました!ありがとうございます! じゃ!この辺で!また次回作でコメントいただけたら嬉しいです!

1
ほば
作品へ
(2023-09-03)

しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃんてフレーズが浮かびました。世代じゃないが。なんで雨の擬音てしとしとなんでしょうね。 歓喜の雨に打たれてなにもかも営みも都も水に流されて、それでも何かが残って…感想としては無駄なく磨かれていてテンポよく読めました。思いを馳せながら雨を待っている感じ。遺跡と生きた街の境い目みたいな。すいません、著しく印象で書いてます。

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エツヤ
エツヤ
ほばさんへ
(2023-09-03)

大歓迎です!印象も! 遺跡って言葉!いいですね! オノマトペには二音の環(わ)というものが関与してるそうですよ? 手拭い、は意味的には、て、ぬぐい ですが、アクセントはテヌ・グイってのがわかりやすい例なのですが、二音が結びつこうとする脳の中での働きが、日本語を第一言語にして10歳くらいまで育った人にはあるそうです。 空港で虫の声をチリチリコロコロ、と聞いて風情を感じるのは二音の環を能力として備えてる人だけなのだとか。 ってなわけでしとしと、も、しっとりしてるとか、湿度の高まりを感受した人が言い始めてひろまったのですかね? 歓喜の雨って言葉は自分が何度も使った言葉なのですが、属性:水、って印象はほとんど無かったので、なるほどお!って感じです! コメントありがとうございました!

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