【希望】ヤ_サイ 一株 【秘密厳守】⇒(001) - B-REVIEW
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エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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【希望】ヤ_サイ 一株 【秘密厳守】⇒(001)    

   * おれが愛にきづいたとき、その愛がおれに語ったこと    *  どこか見憶えのあるような、  なだらかな空気のなか硝酸系の毒物を蒔く  愉しそうな子供たち、大丈夫もう終わりだから  地下鉄工事の終わらない夏休み   眠れない夜をいくつもいくつも数えた、  だけれど、それ、ぜんぶ終わるから。  だから緊急脱出ハッチにはふれないでおくれ  わたしに預けられたはずのあかるい未来、そして来なかった未来、  ガラス戸のむこうでいまも存るかも知れない未来について考えるのはもうやめだ  計画はみんな中止、  愉しみはぜんぶ忘れろ  欲しいものは全滅だ、すべてを清める塩だ  成分表示を朗読するような人生を投げ棄てて祈る  破綻と快楽とを融合された手で、その毒をふりあげろ  データ消滅まで時間は1時間を切ったんだから逃げたってむだだよ  できればきみを保存したかったんだ、この地下を流れるだろう鉄路の壁に  きみの人生だったすべてを、ありうるすべての可能性を、  階下から沸き上がるデスコティックな声援、突然のメール、  あなたにぴったしのご案件があります。高収入まちがいなしです。つづきは→  きみはまだわたしのことをおもっているのか、ほんとうにそうなのか  いくつもむなしい夜をその痛苦とともに過ぎるしかないときに  毎秒ごと髄液のなかで神経伝達物質があるひとつの命令をくりだす  あなたからあなたにとってもハッピーなお知らせです。  かくも深い迷いから醒めるからにはあなたの死が  絶対条件となりますので、ご容赦ください。  きみは素晴らしい、ただ素晴らしくて、  その意味するところがよくわかない  防毒マスクを外せというのか?  この喧噪のなかで?──くたばれというのか?  きみを愛するわたしは此所で消えてしまえばいうのか  ならば告げよう──きみなんか、うんこ召し上がれですと!  胸の甲板を突き刺したいくつもの槍が、カシウスの槍が、  わたしにはきみの愛であったなどとは幻想しない  討論もなく、和解されるだけの世界なんざケツ喰らって死ね!  わたしはもうやめた、──おれはこのままじゃ死なない!  おれの全歴史と時間の考古学によって発掘される未来でいまと心中する!  ああ、そうともおれはおまえを見限った、そして電気冷蔵庫に改造すらしたさ、  でもあれだっていまおもえばおれなりのやさしさだってもう気づいたっていいだろう!  おれが軽薄だったことなんかいちどだってない、いつもほんきだったはずだ!  それがこんなところから、まさか綻び始めるなんて、──いッ!  つーッ、ぃてエなぁ!──こんなものが愛だったなんてな!  これはおまえへの愛じゃない!──おれからおれへの愛!  ゲートの通路上にだれかが立ってる、いや消えた、  消息不明、人体センサー反応なし、えっ?  おまえばかだろ、おれは現象学の話なんてひとつもしてねえぞ!  待ってて、ゲートがもうひらくよ。  おい、ばかやめろ、──死ね、──殺す!  子供たちが進んでいくね、──もういくんだね。  勝手に進めるんじゃねえくそったれ、おまえ死んでろ  なにいってんだ、おまえもおれだろ、おれのはずだろ?  おまえのくそみたいな音楽趣味にずっとつきあってきたし、  映画も観たし、デートにもいったろ、いまさら「いやです」なんでいうなょ  それでいままのところ、痔の痛みは治まってますよ、先生。  次の予約はいつでしたっけ?──え、もういいって?  「もういいです」ってなんだよ、おまえ!  だ・か・ら、ダダイズムの時代は終わったんですよ、  いまから子供たちの迎いがあるのでついて来ないでくださいね。  どこか見憶えのあるような、  空気のなか硝酸系の毒物を蒔く  愉しそうな子供たち、  大丈夫もう終わりだから  地下鉄工事の終わらない夏休み   眠れない夜をいくつもいくつも数えた、  だけれど、それ、ぜんぶ終わるから、  だからおれを此所からだしておくれよ、もう、ぜんぶわるかったから、  ただきみと話がしてみたかっただけなんだ、おれって、 


【希望】ヤ_サイ 一株 【秘密厳守】⇒(001) ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 847.6
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2023-07-16
コメント日時 2023-07-18
#現代詩
項目全期間(2024/04/28現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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音韻00
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叙情性00
前衛性00
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 エンタメ00
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閲覧指数:847.6
2024/04/28 16時29分20秒現在
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    作品に書かれた推薦文

【希望】ヤ_サイ 一株 【秘密厳守】⇒(001) コメントセクション

コメント数(4)
エルク
作品へ
(2023-07-18)

中田満帆さんの普段の書き方は、私の知っている範囲でですが、テクニカルな部分に重きを置いてる。 でもそのテクニカルな修辞のせいで小奇麗にまとめすぎてるという感覚がしています。 最終行以外は劇団員のセリフみたいになっていて感情移入がしにくい。 最終行で急に感情移入させられて、それが他9割のセリフっぽさと、作者の温度に近いと感じるセリフとのバランスは良いと思ったので、全体的に計算して書かれているんでしょうね。

1
鷹枕可
作品へ
(2023-07-18)

滅多刺しにされる感覚が、僅かならぬユーモアと交りあって。頗る佳いと。 独白体=毒吐く体の記法と内容の相性も抜群。 突っ走っていただきたいと。

1
ほば
作品へ
(2023-07-18)

これが中田さんのベストオブベストなんてことはないのだろうが、この作者の詩をまだ読み続けたいとおもえるものでした。最期の一行がまるで手をのばして願っているようで、印象的です。

1
中田満帆
作品へ
(2023-07-18)

加筆・訂正しました。 https://mitzho84.hatenablog.com/entry/2023/07/18/113743

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