ペット
古銭好き

リバー
田中教平


おれはハンターだ
いすき

リビングデッドおれら
富井嫉妬

老人と海とロマンシネ
ゼッケン

女の子
妻咲邦香

食事の用意
相野零次

痛み
福まる

今日を感じた日を文字にする
むたんちゃん

在りし日が僕をまだ追ってくる
テイムラー隆一

悲しい歌
たわし

蝶々のような
stereotype2085 

どんなだったかな
緒北くない

豪雨と明日
出て来た言葉ならべる

影と梁
熊倉ミハイ

アイマスクハイパーループ
Levi16

お前は天使
むむむ、

おまえがほしい
紅井ケイ

酢飯でも喰って明日でも待とう
宮田

黒髪 says:

カタカナの言葉が多いのですが、異様な面白さがある。個人的に、宮田さんはすごく頭のいい方だという気がします。

ランドセル
yasu.na


完備


つつみ

万古千秋
Tofu on fire

由比寺の刀
atsuchan69

不眠症
さか たけお

陽炎
ぺえ太

奏(かなで)
ローゼ・ノイマン

黒髪 says:

心臓についての死ですが、愛と狂気が触れ合っている。時計が止まったまま、というフレーズが面白い。責任を負おうとする作者の姿が美しい。動き出した時は、永遠になるという。心臓が時である、という洞察。 

泣いてもいいならいいな
花澤悠

黒髪 says:

タイトルが素晴らしい。そして、内容は、短歌だが、作者の感情が言葉になっており、表現に成功している。

愛はシュワッチじゃない
ぺえ太

ひどくもろくみえづらくさわれないもの
A・O・I

理解するということ
涼夏

完備 says:

まだ詩のことがよく分かっていないのだろう。しかし応援したい書き手だ。

憂闇。 融闇。 夕闇。
古銭好き

完備 says:

まだまだ拙いが、熱量はある。頑張ってほしい。

愛はシュワッチじゃない
ぺえ太


つつみ

フィールド
蕎麦屋の娘

完備 says:

読みづらい。が、短いのでまだ読解しようかという気になれる。

愛しい人
iori

黒髪 says:

全部の行が必然的な意味に満ちていて、創作とはこういうことだという感じ。芽を咲かそうとする幼女は、人間的真理に触れている。花が咲いて、人が喜ぶ。

奏(かなで)
ローゼ・ノイマン

黒髪 says:


心臓についての死ですが、愛と狂気が触れ合っている。時計が止まったまま、というフレーズが面白い。責任を負おうとする作者の姿が美しい。動き出した時は、永遠になるという。心臓が時である、という洞察。

ゆらうフーガ
熊倉ミハイ

だれにもみせない文章
おまるたろう

完備 says:

カスみたいな作品も多い書き手だが、その気になれば良い作品を書けるのだ、という主張を感じる作品だ。「習作」に見える。

花を道連れ
墨野みどり

秋はまだ、探さないことにする
1.5A

できないことは
Tofu on fire


完備

ねがい
西山智

完備 says:

下手くそなのだが無性に好きな作品だ。

暗号
ハツ

AI Generated Poem #2
AI詩研究所

獅子奮迅
盗人猛々

黒髪 says:

自らを追い込む経験が、書いてあり、興味をひく。感情を否定しない人間らしさ。意味がないと思っても、深い愛情が否定できない、という良い終わり方。

羽(リライト版)
ハツ

世間
湯煙


完備


夏立むぎ

黒髪 says:

「宝石をくだく海」という言葉が美しい。希望にあふれた小説。詩の中で、人生の思考が、はっきりと言葉にされている。(「夏までの時間をなにに使うか考えてみた。一つ、二つ、三つと挙がって四つ目が見つからなかった」)。夢が溢れていて、清潔な夏の日を感じさせる。

完備 says:

初読して傑作だと思ったが、再度読むと当初の感動はやや冷め、粗も目立つなあと思った。終わり方が良い。

「三月一日はマヨネーズの日。」
その次の日の欄には、死にたいと書かれていた。

ここなどは極めてX(旧Twitter)的、あるいは短歌的に思われる。どんでん返し。最近は世界のいたるところにギャップやどんでん返しが満ちていて、みんな食傷気味ではないか 

郷愁が僕を離さないのです
テイムラー隆一

diary_aryarchive_2
カオティクルConverge!!貴音さん

ストリーム


佐々木春

「ストリーム」は都会のOL(?)がふと思い立って(?)田舎に新幹線とバスに乗って釣りに行くという詩です。佐々木春さんの特徴である、たおやかな文体で、流れていくことが表現されています。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとゞまりたるためしなし。世中にある人と栖と、又かくのごとし。

流れるということは、まさにこの方丈記の書き出しを彷彿とさせられるようなテーマで。この詩では、都会でなにものでもないキャラクターが、人里離れた川の流れに住む魚をキャッチする、という一種のカタルシスのある結末になっていて、逆説的にまたこのひとは、世間に戻り、なにものでもない、ような社会で生きていくであろうということが思わされます。でも、それがまあ世間ということだし、人生ということ、淀まず、とどまらず、生きていく、流れていくということなのかもしれません。最多得票納得のナイスアートです!

キラーフレーズ賞

宝石をくだく海

夏立むぎ 「」より

日々たくさん寄せられる素敵な作品たち。それらの魅力をみなさんに伝えるお手伝いができればいいなと考え始まったBeです。なるべく広範に作品に言及しようということで、今回から、Creative Brilliant そしてArtと言わば層を設けて、キュレーターたちからの意見や考えを編集してみました。Creativeは注目に値する佳作たち、Brilliantは素晴らしいライティングにたいして、そしてArtはひとのなせる崇高な業に敬意を表して、ささやかながらBeが顕彰したいと思います。コツコツを積み上げて年間賞みたいなものもできるといいなあ‥‥。なにれにせよ!常に変化し続けるBeとビーレビに注目です!

写真提供:

Ryinx(Back cover image)