2021.11千休利推薦文 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

真清水るる

時の名を考える

奇妙な味わい

時の名前、おもしろい発想です。黒髪ワールド炸裂です。

yamabito

声明 流木から

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

魔法はある 犬ver

うまいと感じました(内容は15禁)

レスが少ない順から眺めていったんですが、埋もれてましたので掘り出しました。

yamabito

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち❤️久遠恭子

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち❤️久遠恭子

初恋

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち❤️久遠恭子

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち❤️久遠恭子

藤の花

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち❤️久遠恭子

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち❤️久遠恭子

犬のしっぽ

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち❤️久遠恭子

あなたのために

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

十月

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

真清水るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

死んだベテルギウス

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

七月の雨

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow

桃太郎の神殿

幻想的な具体、具体的な幻想

時刻、刻々、刻むということは生きるということである。生きる、生まれる、死を予感する全ての事象が望む新たな幻想、書かれるべき詩、読まれるべき詩がここにある。

狂詩人

優しい人が好き

淡くうかびあがる差異のせつなさ

自分にとって「優しい人」と他者にとって「優しい人」は同じ「優しい人」だろうか。同じ言葉を使っていながら思いうかべるものは同じだといえるだろうか——

沙一

死ね、ニュートン

こいつはいい

こいつはいいよ。文体とイメージは翻訳ランボーの剽窃だが詩の勢いはホンモノ。

豆大福の日

ひとつ私に くださいな。

仮に、お伽噺のような平和があるとしても 敵は、存在するする。人には 雉、猿、そして犬のようなタイプの人のように個性が色々であっても、共通する敵が いる。敵に勝つために、もっとも大事なことは、共通する喜びに きがつくこと

真清水るる

ひらいて、とがって

ひらひらとひらかれひかれて

ひざこぞう、に出逢ってください。そして手をのばして作品の言葉にためすすがめつ、触れてほしい。

ほば

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批評対象
作品を読む

2021.11千休利推薦文    

<批評対象作品>
夜空のかたち


序文 なんとか2021年の11月投稿分を読み終えたので、約140の詩の中から、最も優れていると感じた作品を選んだ。いくつかの基準があったが、その中でも「イメージの連鎖度」とそれに関連して「表現の充填度」の二つから、「夜空のかたち」を選ぶに至った。 以下にその理由を、なるべく纏めて述べたいと思う。また必要に応じてコメント欄からの引用もするつもりである。 またこれは、あくまでも千休利という一読者としての感想であり、それを誰かに強要するものでも、また強要されるものでもないと考える。 本文 詩における技巧、というものには幾つかの種類があると思うが、その中で最も目に付きやすいのはパワーフレーズやキラーフレーズとも言える、「掴み」の強いフレーズではないだろうか。こういったフレーズから詩の世界が展開されることもままあることである。意味や情景の飛躍を含むことも多い。 しかし、この「掴み」が成功しているかは、詩文の強度と言われるものに依存していると思う。それは序文で述べた「イメージの連鎖度」や「表現の充填度」に密接に関わることでもある。あまりにも「掴み」が先行していては読者もついていけない。また、「掴み」は良いが、そこから弛れていくということもある。 それだけ「掴み」というのは詩文における技量の目安になりやすいと思うし、そこに面白さがあるのではないだろうか。 そしてこの詩において「掴み」のある詩文があるかといえば、ない。皆無である。 ありふれた言葉と表現で、飛躍と言った面白みもあまりない。 しかしそれ故に、この詩は良いのである。つまり、この詩は非常に読みやすく、読者の感覚を阻害するものがない。直感的に理解できる。それは、このサイトのポイント制に従えば、可読性に優れていると言える。 短詩という形式も良い。短詩のメリットはいくつかあると思うのだが、特に「イメージの連鎖度」と「表現の充填度」を損なうリスクが低いという点が挙げられるのではないだろうか。そして本作はといえば、非常に成功している。 これらにより、本作には(コメント欄からの引用であるが)「全体からは言葉にし難く体に沁みてくるものがある。ポエジーと呼ぶとすればそれに相応しい」ものがある。(藤一紀氏、2021.11.27) さて、ここまでで「イメージの連鎖度」と「表現の充填度」を繰り返してしまったので、具体的に本作でどのように作用しているかを述べなければならない。よって以下に述べる。 ・イメージの連鎖度、表現の充填度 単語のもつ属性といったものに着目する。 夜空(星空)→月、ポラリス(星)→(光、標としての存在)→灯台→(海)→さざ波、波打ち際(海)→ウミガラス(鳥ともシーグラスとも読み替えられる) ポラリス(星) →星座(星) ポラリス(北)→ウミガラス(鳥として、北) (海)→(生命の始まりという属性としての母)→へその緒→(しろく、ほそく)→彗星(の尾を引く様子) さみしさ(孤独感)→(繋がりの希求)→へその緒 (:藤一紀氏のコメントより) かけら→欠けてしまった 夜空(確かにあるもの)→(確実性としての形)→たしかなもの→(確実性への懐疑)→なにもたしかなものはない (:沙一氏のコメントより) もはや多くを語る必要もないが、このように全ての単語が属性として強固に結びつき、交合している。 連鎖度としても、そして充填度としても、非常に高いレベルにあると言って良い。 意味の連鎖によりイメージが複合し、もう一度述べるが、やはりポエジーと呼ぶにふさわしいものが存在する。 さて、「イメージの連鎖度」と「表現の充填度」については説明できたように思う。が、もう一つだけ言及したい良い点があり、それを述べる。 それは、非常に細部ではあるが、語順についてである。 ・語順について ここで取り上げるのは >ちいさく、まるく (中略) >しろく、ほそく のニ箇所である。どちらも同じ手法で語順が設定されているように思うので、「ちいさく、まるく」を例にとって説明する。この箇所はこうなっている。 >夜空は とじている >ちいさく、まるく >月のかたちを うたがうように まず、夜空が閉じている、という表現があり月へと収束していく様子が描かれている(内容は違うのだが情景として)。ここで、「ちいさく、まるく」がどのような効果を持っているか。 月(一般にイメージされる満月の形状)へと収束していくためには、ステップとしては 1.広大な夜空が小さくなる 2.そして小さいものが丸い という2つが必要である。これはもちろん、 1.広大な夜空が丸くなる 2.そして丸いものが小さい とも言い換えることができる。 ではなぜ、本作では(あえて)小さく→丸くの順番なのか。それは単に、イメージ喚起により有利であるのがこの形式であったからに他ならない。 本作は、(コメント欄より引用すると)「夜空は空間であるから「かたち」なんてないはずなのに、「月のかたちを うたがうように」と、かたちあるもの=月を相対化することで、夜空のかたちという観念について説得力をもたせている」のである。(沙一氏、2021.11.28) つまり、夜空と満月を対比するためには、まず夜空が小さいという宣言をはじめに行うほうが効果的であるということだ。ここが、丸く→小さいの順番では、夜空が大きな何かの形になり、イメージがぶれてしまう。 批判 ここまで良い点を述べたが、それではやや建設的ではないように思えたので、少し気になった批判的な部分を述べたいと思う。 私は「短詩という形式が良い」と述べた。この意見は変わらないのだが、しかし表現がほぼ完璧に充填しイメージの強固な連鎖もある本作では、それにより形式そのものへ意識が向いてしまうように思う。これは語を変えても成立しうる一つの形式であり、同じような連鎖の仕方、最後の一文での多少の飛躍、を行うことで幾らでも作品が作りうるのではないか? という懐疑である。もしそういった意図があるならばそれは成功していると言わざるを得ないが、やや気になる点ではある。 跋文 ここまで読んで下さった方には、感謝を。私が良いと思った理由、気になった箇所を少し、の構成であったが長くなってしまい申し訳ないと思う。 最後に繰り返すが、これは、あくまでも千休利という一読者としての感想であり、それを誰かに強要するものでも、また強要されるものでもないと考える。 以上 千休利


作成日時 2021-12-08
コメント日時 2021-12-10

2021.11千休利推薦文 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 744.7
お気に入り数: 2
投票数   : 1

2021.11千休利推薦文 コメントセクション

コメント数(2)
ほば
作品へ
(2021-12-08)

こんにちは。コメント欄も充実していた作品なので補足説明の引用もありわかりやすく、また短い詩という形式での書き手の考えも含まれていて楽しく読ませて頂きました。最初に夜空が小さいという宣言を行うというところは頷くものがあります。 ひとつ質問ですがこれは推薦文ではないのでしょうか? 批評文と推薦文のカテゴリを間違えて投票がされていないことが多々あります。 もし、批評文として書かれていたなら余計なお世話ですが、気になったのでお尋ねしておきます。

2
てんま鱗子(揶白)
作品へ
(2021-12-10)

ほば様へ 質問のコメントを読みました。「頷くものがあります」のあとに「ひとつ質問」とあるのですが、段差があると感じ、最初のご感想を楽しく読んでいたのですが、確かに丁寧に書かれてますがあやふやな言葉の空気と、間違った順序にたいしてそれらが嘘が愛想のように思え、私は昏迷しました。小言を失礼しました。 作品へ 「掴み」と聞いてお笑いを想像しました。それらもあらゆる、様々な色んな角度からとして、広く見渡せるような考察で、非常にありがたく思って居ます。言葉の説明にたいしては新書のように興味を持ちやさしく読めました、内容としてこの「考察して居る」こと、筆者が。(詩を)、書く方法として学ばれている文そのものであるのだから、与えられるやり方に従順過ぎず、道筋を自分が噛み砕く事が出来れば、そこでやっと読み手の飛躍はとても大きいとこう思います。

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