Goldfish scooping - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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Goldfish scooping    

玄関を出ると死んだ金魚のにおいがしたのでまたどこかで夏が終わったんだと思う。床が磨かれていてきれい。ぴかぴか。つやつや。水の中の夢なんて見ないからとうに私は乾いている。手のひらにザラメ。ザリザリ。カラカラ。なんでこんなにも眠りたくないのだろう起きつづけていればなにか解決するとでも言うのかばからしい。うとうとしては、目を覚ましては、もう三時四時。飛んで七時。 建売住宅のどれかから漏れるアラーム。チャリ通いのおばちゃんが開ける町工場のシャッター。全品百円自販機のあやしげな缶ジュース。ブロワーの扱いがめっきり上達した清掃員の肩の位置。路線バスから忽然と消えたベビーカー置き場。高層マンション飛び出して走るハイヒールの細い足。その踏まれたマンホールに犬みつけてよろこぶと暗い子って言われるってよ。ふーん、暗いって罪なの? 右の目頭からツツぅっと涙こぼれても泣きの演技にはなりません。小鼻に沿って下がった口角へと流れ込んで苦い海水浴を思い出さすだけで。アトピー持ちに塩水は不向きだって知っていますか耳たぶの、付け根に三日月が生まれつづける間は夏だと思っていたあの頃より、剥がれて落ちて削られる私。のこらずとっておけばよかったのこんなにも減じてしまった。消しゴムの角、鉛筆の芯、瘡蓋。 扉を開くと洋梨のにおいが立つのでお帰りと言われた気がした。奥に行くほど足の踏み場がないのは誰も訪れない証拠。もう家にいるのにかえりたいかえりたいと思ってばかりいたかつての、あたしの帰りたかった場所ってのはここなんでしょうかね。それともあれは還りたい孵りたいだったのかもしれないと、胎児みたいなかっこで眠る、努力だけする夜に。安らかであれ金魚たち。掬われた夏。


Goldfish scooping ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 15
P V 数 : 2543.0
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 13

作成日時 2019-11-29
コメント日時 2019-12-13
#テキスト
項目全期間(2024/04/26現在)投稿後10日間
叙情性44
前衛性33
可読性33
エンタメ11
技巧11
音韻00
構成11
総合ポイント1313
 平均値  中央値 
叙情性1.31
前衛性11
可読性11
 エンタメ0.30
技巧0.30
音韻00
構成0.30
総合4.35
閲覧指数:2543.0
2024/04/26 12時53分37秒現在
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    作品に書かれた推薦文

Goldfish scooping コメントセクション

コメント数(15)
/舜舜
/舜舜
(2019-11-29)

全体的に子供っぽい詩だと思った。視点が。 >チャリ通いのおばちゃんが開ける町工場のシャッター。 >全品百円自販機のあやしげな缶ジュース。 この連は詩に組み込むほどの意味を感じなかった 楽園は無い。あるとすれば幼少時代という、谷川の言葉があるが、この詩の主人公の言う孵りたいは説得力に欠けていた。それより社会的な主張を言いたげ、そう見えたから。

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こうだたけみ
(2019-12-01)

/舜舜さんへ はじめまして。コメントありがとうございます。 > 全体的に子供っぽい詩だと思った。視点が。 とのことですが、どのあたりからそう感じたのだろう??と思いました。 そしてこの文面からは「子供っぽい=よくないこと」とおっしゃっているように思えてしまったのですが、子どもっぽいってよくないものなのでしょうか(なんか二連目の最終行みたいになっている)。本作において、なぜ子供っぽさがあるとだめなのか。そのあたりを説明してもらえたらうれしいです。 > この連は詩に組み込むほどの意味を感じなかった ご指摘のあった二行を含む二連目について。 この二連目は、家から駅までの往復路で毎日気になっているものの羅列です。ですから、組み込むこと自体に意味はありません。なぜかこれらが気になっている、という事実のほうに意味を置いています。これは作者である私にとっての必然ですから、読者である/舜舜さんにとっての必然ではないのでしょうね。 > この詩の主人公の言う孵りたいは説得力に欠けていた。 最終連で私は「胎児みたいなかっこで眠る、努力だけする夜に。」と書きました。「努力だけ」ですから本気ではありませんので、「孵りたい」には説得力などなくてもよいのです。 > それより社会的な主張を言いたげ、そう見えたから。 ちょっとびっくりしたのですが、この詩を書いたとき、じつは最終連の前にもう一連ありました。説明的すぎるからという理由で削除したのですが、そこにはたしかに主張が書かれていました。たしかこんな感じのだった。 *** うつくしい。一般的な人々がなんとなく思い浮かべる共通の美しさからは逃れたい。誰もがわかる美しさは誰のものでもないし、私のものではないし私だけのものではないし。見て触れて感じるうつくしさなら信じられるけれど、かつて美しいとされてきたものに照らし合わす美しさは判断でしかないから。一つ言えることは「私の肌は美しくはない」ということ。誰の目にも明らかで確度は高い。 *** 社会的かどうかはわからないけれど、思い切り主張が書かれていますね。笑。連をまるっと消すことで主張性をも消したつもりだったのだけれど、「何か言いたげ」な感じだけが残ってしまったようで。 ところで/舜舜さんには、この主人公はどんな主張をしているように見えたのでしょうか。私からは見えないので、とても気になります。

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こうだたけみ
(2019-12-01)

沙一さんへ コメントありがとうございます。過去作まで引いていただいて、丁寧に読んでくださっているのだなあとうれしく思います。 二連目について。 /舜舜さんへの返信にも書いたのですが、二連目は、家から駅までの往復路で毎日気になっているものをピックアップしてただ並べただけです。それらを見てどんなことを思っているかは一切書いていないし、おそらく「なんか気になるな〜」くらいのことしか思っていません。笑。 その羅列に対し「共感したり励まされたり」「ささやかなやさしさが滲み出て」いるようだと感じてくださった沙一さんは、とてもやさしい方なのだろうなと思いました。なんだかあたたかい気持ちになります。 > 始めと終わりの連の出だしは、ちょうど対照的になっていますね。 はい。家に「帰る」ことと、対外的に用意した自分から本来の自分に「還る」こと、そしてそれを日々繰り返している(返る)ことまで描けたらいいなと思ってそのようにしました。「孵る」は寝姿(胎児の姿勢)を呼び起こすためにも用いていますが、翌日にはまた新たな私に孵って外へ出ていくので。 そういえば「私」という存在についてどのように考えているかは、「たまきはる」という詩にも書いています。もしよければご覧ください。 https://www.breview.org/keijiban/?id=1579 > 掬われた夏。には、「携帯海月」での多義的な言葉を思い起こされました。 言葉に複数の意味を持たせるのが好きなのは逃れられない性のようです。笑。 タイトルの「Goldfish scooping」は日本語にすると「金魚すくい」です。私にとって金魚すくいはまさに夏の象徴。そのままだと季節外れ感が半端ないなと思って英語にしてみたのですが、「玄関を出ると死んだ金魚のにおいがしたのでまたどこかで夏が終わったんだと思」ったことは私的にScoop(特ダネ)でもあったので、滅多に英語のタイトルはつけないけれどこれは気に入っていたりします。

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/舜舜
/舜舜
(2019-12-01)

2連目、イメージでなく、記憶から書いてるんだろうな。そして記憶を言葉に換えて、その言葉を作品に落とし込むでなく、最適なものを切り取ってくるわけでなく、作者が思いつくものをべたっと並べただけ。そう見える。 書き連ねた事実が、こんな風に読まれて、それが作者にとって必然だからって、その感覚で詩を書くのはだいぶ甘いと思うけど。 なーんて、書いたけど、沙一さん感覚の人もいるんだろうからねえ、あくまで俺の見方ってことで。 視点って書いたのは、 それ子供がよくやってるから。 あれも気になるし、これも気になる。 或いは、この社会の中で自分の居場所を見つけようと悩んだり苦しんでる人たちも。そして、その芯の通ら無い様子も、やっぱり子供っぽいかな。 ただ、そのこと悪いと思ってないよ。 (この作品の表現には批判的な立場だけど) >水の中の夢なんて見ないからとうに私は乾いている。 >その踏まれたマンホールに犬みつけてよろこぶと暗い子って言われるってよ。ふーん、暗いって罪なの? >剥がれて落ちて削られる私。のこらずとっておけばよかったのこんなにも減じてしまった。 >あたしの帰りたかった場所ってのはここなんでしょうかね。 あたしを見つけて、 あたしを分かって、 あたしを探して、 あたしを教えて。 って感じかな。

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こうだたけみ
(2019-12-01)

/舜舜さんへ 丁寧に噛み砕いてご説明いただきありがとうございます。おっしゃっていることがやっと少しわかった気がします。他人様の考えを「わかる」と言い切るのは無理だけれども、わかろうとはしていきたいのでありがたいです。 > 2連目、イメージでなく、記憶から書いてるんだろうな。 えーと、私は詩をiPhoneで書くので、歩きながらその場でメモに書くプラス通るたびどう書こうかと反芻したうえで書いた、という感じです。記憶だけから書いた、というのとは若干異なります(どうでもいい違い)。 そうですか、べたっとしてますか〜。悔しいな。ここは早足で通り過ぎながらそれらをただ見ているという感じにしたくて、声に出して読みやすい音数にすることに注力しています。朗読を聞いていただきたいけれど、しばらく練習しないと無理ですねえ。音で聞くとべたっと感は減るはず! まあ、朗読しなきゃだめならテキストとしてだめだろって言われるでしょうけども。笑。 > あたしを見つけて、 > あたしを分かって、 > あたしを探して、 > あたしを教えて。 なるほどなーって思いました。 ここ最近スランプ気味で書けなくて、詩の核になるものを、詩の書き出しになるものをって探しつづけて、やっと詩の形になった気がする!って思ったのが本作です。私は詩を探しているつもりで自分を探していたのでしょうかねえ。そりゃ子供かよって言いたくもなるわな。そして実際、私はいい歳こいて子供のままです(社会生活が問題なく送れれば中身は子供でもいいと思っている)。

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なゆた創a.k.a.NORANEKO
(2019-12-01)

こうださんの詩としてはたぶん初めて私が素直に気に入った作品になりました。 暮らしのなかから切り取ってきた映像をひとつひとつ羅列しながら、羅列の行間に漂う叙情に語りを託すような手つきですね。 >ブロワーの扱いがめっきり上達した清掃員の肩の位置。 この着眼点好きです。よく見てるなこれってなりました。 あと、「耳の付け根に三日月」はアトピー持ちとしてリアルに感じられました。私は四季を問わず三日月から血が滲んでいましたが。 起承転結というか、全体の構成として内容が散漫という弱点はたしかにあって、一個の作品としての成立としては脆いのは確かだと思いますが、この系での進化はちょっと見たいです。

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るる
(2019-12-02)

私が この詩を読んで感じたのは、五感で感じたことを 感じたままに書くことの凄さです。 >玄関を出ると死んだ金魚のにおいがしたのでまたどこかで夏が終わったんだと思う。 この一文だけで、わたしのオツムの場合は 衝撃を受けます。夏の終わりは死んだ金魚の匂いなのですよ。この一文に、はっとしてしまうのは 私だけなのでしようか? 金魚の死んだ匂いだなんて、金魚をとても 近くに感じてなくては感じられない匂いです。それを そこはかとなく、遠くに嗅ぎ取っている。そのことに、だれも驚かないのですか?わたしは 驚きます。  作者は、「私は 鋭敏な性質なんです。……。」なあんてことは けっして言わない。むしろ 詩文全体を覆っているのは倦怠感。睡眠の足りてない話者は アンニュイな態度で 目に映るものを感じたままに拾い上げているかのように見える。玄関を出ると外の空気には 夏の終わりを感じたはずであるのに、そのすぐあとに つづく文は、ピカピカの廊下。……ということは。話し手は 半分は起きているが、半分は寝ている感覚なのでしょうね。 現実感のあるものが、様々に列挙されているのですが、この話し手は そうやって現実を拾っていかないと 現実感がなくなってしまうかのようで あやういです。いたいけな不安定感のまま もとめているものは、↓ >扉を開くと洋梨のにおいが立つのでお帰りと言われた気がした。 この箇所にも どなたも驚かないんですかね。私は、驚きました。 鮭が自分の川を 匂いで 嗅ぎ分けて遡上するかのように、故郷や居場所を匂いで嗅ぎ分けようとする人のなま(生)の心が、この詩にはあるように思えて、私には 驚きでした。洋梨がお帰りなんですよ。驚くわ。拝読していて、わたしの場合は 部屋をいっしょに体現しているかのように そそられました。(そそられるっていうのも、へんな表現ですが、ほかに言い方が思い浮かばない。) この詩は、常に五感が開いていて 私にとっては とても驚きでした。読ませていただけて、嬉しいです。ありがとうございました。

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こうだたけみ
(2019-12-02)

なゆた創a.k.a.NORANEKOさんへ わーい、なゆたさんに褒められた! たぶん初! ありがとうございますうれしいな。 お、なゆたさんもアトピー持ちですか(勝手に親近感)。私は2歳くらいまで顔面真っ赤になってたらしいのですが、幼稚園に上がる頃にはお腹や二の腕、太腿など服に隠れる場所に出るだけになり、二十歳を超えると湿度の高い梅雨から夏場にかけては治り乾燥しだすと再びリンパ液まみれ(他人には見えない)という状態でした。 ところが一昨年病気が見つかって化学療法を受け、今も投薬治療をしているせいか体質が変わったようで、両足の脛と右手の甲にずっと出ています。やっぱり皮膚科行かなきゃだめかしら。あ、というわけで一連目の「とうに私は乾いている」は比喩でもありますが現状そのままでもあります(うれしくて喋りすぎた)。 > この着眼点好きです。よく見てるなこれってなりました。 おそらく腰の入り方が変わっているのだろうから腰の位置と書いたほうが正確なのでしょうけれど、それだと腰が低いとか別の意味合いが加わる気がしたので肩の位置にしてみました〜。 > 起承転結というか、全体の構成として内容が散漫という弱点はたしかにあって、一個の作品としての成立としては脆いのは確か はい、自覚はしております。しばらくスランプ気味だったので、ここまで書けたら合格だよね!ってことで投稿しました。 なゆたさんが私の書いたものをどれくらい読んでくださってるのかわかりませんが、そしてこの手の系統で一番よく書けていると思っているのは「魚とバナナとラクダの話」https://www.breview.org/keijiban/?id=1225だったりするのだけれど、いろいろ書けるように精進します。がんばります。

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こうだたけみ
(2019-12-02)

yamabitoさんへ はじめまして。コメントありがとうございます。 > 作品としての完成度から言えばどうなんでしょうか。賞みたいなものを対象とした詩とか・・・。 この「賞みたいなもの」が何を指すのかがわかりませんでした。ビーレビにおける月間投票のことかしら?? もうしそうならば、申し訳ないけれど私はビーレビで何らかの賞をとることに興味がないです。かといってわざわざ不参加表明するなら投稿そのものをしなきゃいいんじゃないかな?となるので、ゆる〜く参加しています。他サイトの話で恐縮ですが、投票の結果優勝した人が次のお題を出すシステムの即興ゴルコンダ(仮)みたいに、場を成り立たすために必要なら投票をします。けれど今は参加するうえでの絶対条件ではないようなので、投票も気が向けばしようかなというスタンスです。 はい、完成度がイマイチなのは自覚しております。 本作にポエジーを感じてくださりありがとうございます。yamabitoさんがどのあたりにポエジーを感じたのかが気になるので、もし気が向いたら教えてくださいな。

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ねむこっとん
(2019-12-02)

"もう家にいるのにかえりたいかえりたいと思ってばかりいたかつての、あたしの帰りたかった場所ってのはここなんでしょうかね。それともあれは還りたい孵りたいだったのかもしれない" この部分、おかれた環境と私自身から逃げたかった時期に、そんな想いにとらわれていた気がします。 この部分、私も同じで

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ねむこっとん
(2019-12-02)

最後の一行、消し忘れです。失礼しました。

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こうだたけみ
(2019-12-02)

真清水るるさんへ 新しいお名前、何と読むのかと思っていたら「ましみず」さんなのですね。みずみずしい感じ。鬢から外した「りら」の花はそっと水面に浮かべられているのかしら。なんちゃって。 そして、とてもうれしいコメントをありがとうございます。「五感が開いて」いると感じるその、るるさんの感受性がすごい!と思いました。かなわないや。 > 玄関を出ると死んだ金魚のにおいがしたのでまたどこかで夏が終わったんだと思う。 この最初の文ですが、じつは、私はこの一文のために本作を書きました。玄関のドアを開けて一歩踏み出したほんの数秒の間に、電気が走るみたいに回路が繋がったのが特筆すべき事柄(scoop)だったので。 ※ドアを開けたら生臭いようなにおいがする→どこかで嗅いだことのあるにおいだな→昔金魚すくいのおまけでもらって飼っていた金魚が死んだ時のにおいだ→金魚すくいは夏の象徴→どこかで金魚が死んだということはどこかで夏の思い出が死んだ→夏が終わった→いつの間にか晩秋! > 扉を開くと洋梨のにおいが立つのでお帰りと言われた気がした。 ここでの洋梨は、ごく個人的には勤め先の果物屋=現在の居場所を表していたりします。だから「お帰り」。さらに、夏の象徴である金魚すくいに対する晩秋の象徴としての役割も担ってもらっています。洋梨は11月から12月にかけてが美味しいので。 ちなみに、買ってきたばかりの硬い洋梨は数日間常温で置いて、おしりのほうからよい香りがしてきた時、あるいは肩の部分にシワがよってきたら食べ頃なのだそうです。追熟した洋梨はとろけるような美味です。 ところで、冒頭の一文のような「急に回路が繋がる感覚」は何気ない日常の中でもあるのですが、詩を読んでいるときにもあります。ビーレビでは、クヮン・アイ・ユウさんの「リュウセンケイ」という作品を読んだ時に起こりました。その衝撃を書いたのが「からだをひらくと口から火花が出た話」https://www.breview.org/keijiban/?id=2449 です。いま読むと、衝撃が書き切れていない気がするけれども。 私は詩を読むとき、この「急に回路が繋がる感覚」を常に体験したいと期待しています。そして、自作を読んでくれた人にもそんな体験をしてもらうことができたらいいな、と思っています。まあこれは意図してできるものというより、タイミングとかコンディションとかいくつかの条件が揃って初めて起こることだとは思うのだけれど。 もし、るるさんが本作に感じた驚きが、私が言うところの「急に回路が繋がる感覚」に似ていたのならうれしいです。いや違うな。似ていなくても十二分にうれしいです。読んでくださっただけでうれしいな。ありがとうございます。

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こうだたけみ
(2019-12-02)

ねむこっとんさんへ はじめまして。コメントありがとうございます。 私がそのように思っていたのは小学生の頃でした。ねむこっとんさんのコメントは過去形ですから、ねむこっとんさんも、今はもうそういった想いにとらわれてはいないのですね。それならばよかった。 私事で恐縮ですが、アラフォーになってみると、帰る場所なんてなくてもなんとかなるわと開き直ることができたりします。生きてるってそんなに悪くないとも思えてくるし。何より、急がなくても人は必ず死にますから、たのしみは寿命が尽きる時まで取っておいてもいいよねと思いつつ、今日も“生き詩て”います。

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ふじりゅう
(2019-12-04)

/舜舜さん、こんばんは。運営のふじりゅうです。 B-REVIEWで合評活動に励んで下さり幸甚の至りです。そのうえで、コメントの仕方にご注意されたくご連絡いたしました。 一つ目のコメントですが、「子供っぽい」「組み込む意味を感じない」「説得力に欠ける」「社会的な主張をいいたいだけ」これらの批判的要素に理由付けがほとんどされておらず、批判的意見すなわちビーレビ三ヶ条でいうところの「真摯なアドバイス」にあたらないのではと思料しご連絡いたしました。 アドバイスというのは難しいものですが、筆者が質問をしてようやく詳しい理由を明言するのではなく、できれば一つ目のコメント付与時から記述くださればと存じます。 なお、こちらのコメントに対するご返信は不要です。もしなにか府に落ちないことや仰りたいことがございましたら、フォーラム(https://www.breview.org/forum_blog/)かメール(breview.works@gmail.com)またはTwitterのDM(https://twitter.com/breviewofficial)へご連絡いただければと存じます。 こうださん、コメントをこのような形で使用してしまい申し訳ございませんでした。失礼致します。

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こうだたけみ
(2019-12-13)

みなさまへ 今回いろんなご意見をいただいておもしろかったので、前からやってみたかった遊びを実行してみました。それは朗読における遊びです。 おそらく多くの方は頭の中でこんなふうに再生しているのではないかなと予想される、でも、こうだとしては“らしくない”朗読と、こうだの解釈のもとに行なった“らしい”朗読。二種類の朗読を録音してみましたので、もしよろしければご視聴ください。 Goldfish scooping らしくないver. https://soundcloud.com/user850776306/goldfish-scooping-ver Goldfish scooping らしいver. https://soundcloud.com/user850776306/goldfish-scooping-ver-1 これはあちこちで主張しているのですが、私の作品にとって作者である私の意図とされるものは、読者によって様々である解釈のなかの一つに過ぎません。この朗読も、“こうだの解釈”に基づいて行ないました。解釈にはどれが正解ということはありません。読んでくださった方のなかに生まれた解釈が、その方にとっての正解だと思います。ですので、私の作品に限っては、どうぞお好きに読んでやってください。 ふじりゅうさんへ 運営のお仕事ご苦労様でございます。いつもありがとうございます。 とある方が「たくさんコメントして(やって)るんだから一つひとつに対応なんてしてられないよ」という旨の主張を以前されていたのと比べると、/舜舜さんは誠実に対応してくださったと思いますよ。ただ、なぜ批判をするときは乱暴な口調になるのかは疑問ですが。 ネットでコメントを書くとき、私たちはPCやスマホの画面を前にしていますが、その向こうには生身の人間がいます。その人に直接会ったとき、その言葉遣いで話しかけますか。と、ちょっと聞いてみたい気もします。2ちゃんねるとかが流行っていた頃はネットスラングみたいなものが当たり前にあったのかもしれないけれど、その感覚は旧時代的なんじゃないかなあ。今のネットはかつての作法を知らない人のほうが多いだろうし、とうにそんな閉鎖的なものではなくなっていると思うのだけど。 まあ、若干疑問に思ったよと言いたかっただけです。わざわざフォーラムにスレッドを立てるほどのことではないのでここに書きました。終わり。

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