雨の残像 - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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雨の残像    

雲が溶け落ちて 傘の花が咲く たんぽぽの綿毛に 思い出を重ねて 雨粒がぴちゃぴちゃと舞い踊る ここはきっと 日記帳の余白なんだ 来世でまた会おうが あいことばの 有限を作るための 区画整理事業 雨粒がぴちゃぴちゃと舞い踊る 一粒一粒に 名前をつけてやるつもりで 傘の音を聞いていた 篝火は弾ける 人々は往々にして 味のないバブルガムを噛み 様々な名を騙り 赤茶けた漣に耳を傾けた 海だと思っていたものは たったひとつの貝殻だった 雨雲の向こう側 銀河の彼方 美しい蝸牛の群れ 倒れ続けるドミノを追って 萎れたマリーゴールドは 雨の中、必死に 体を折り曲げていた



雨の残像 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 16
P V 数 : 1382.4
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2022-08-03
コメント日時 2022-08-10
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/03/29現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:1382.4
2024/03/29 04時10分16秒現在
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    作品に書かれた推薦文

雨の残像 コメントセクション

コメント数(16)
かずや
かずや
作品へ
(2022-08-03)

雨が降っている中で考えたことを文章化していると思考が広がる。 広がるというよりは深まる。 そんなイメージでしょうか。 読んでいて気持ちが良かったです。 ただ、難しい漢字がいくつか使われていたので恥ずかしながら検索して読みました笑。

1
黄葉さと
黄葉さと
作品へ
(2022-08-03)

最初の二行が素敵で惹かれました。

1
あいす
あいす
作品へ
(2022-08-03)

美しい言葉の羅列が心地よかったです。意味よりも先に、ただ美しい言葉の音が頭で響くような素敵な詩だと思いました。

1
小夏 巣鳥
作品へ
(2022-08-03)

表現に触れ、触発される箇所がありました、ので自分のノートに書いてみました。ありふれないことが真髄ならばもしかして私たちは新陳代謝を担っているのだろうか。

1
入間しゅか
入間しゅか
かずやさんへ
(2022-08-04)

コメントありがとうございます。 気持ちよさを感じてもらえてよかったです。

1
入間しゅか
入間しゅか
黄葉さとさんへ
(2022-08-04)

ありがとうございます。嬉しいです。

1
入間しゅか
入間しゅか
あいすさんへ
(2022-08-04)

コメントありがとうございます。 美しさを感じてもらえてよかったです。 素敵って言って貰えるの嬉しいです。

0
入間しゅか
入間しゅか
小夏 巣鳥さんへ
(2022-08-04)

コメントありがとうございます。 触発される箇所があったという言葉はとても光栄です。

0
stereotype2085
作品へ
(2022-08-05)

一連目を覆う柔らかくも自然を見守る描写。オノマトペを使ってもいる一連目の淡く繊細な様子、実は僕は余り好きではなく得意じゃないのですが、後半二連目になって畳みかけるように力強くなり、一連目のある意味茫洋ともしている雰囲気が、鮮明に惹きたてられていく。技術だなと思いました。萎れたマリーゴールドが、からラストまでは長閑な心証を覆すかのようにタフな印象を僕に与えました。

1
入間しゅか
入間しゅか
stereotype2085さんへ
(2022-08-06)

コメントありがとうございます。一連目と二連目で意図して雰囲気変えたので功を奏したみたいでよかったです。技術磨いていきます!

0
藤 一紀
作品へ
(2022-08-06)

ちょっといいんじゃないかな。一連目は意味も通ってるし、ああ、わかるよね、って感じ。二連目は、「美しい」とか「必死に」とか、その形容詞いる?って感じではあるけど、まあ、イメージの連結で遠くまで広げていく感覚なのかな。 それはそれとして《雨粒がぴちゃぴちゃと/舞い踊る》という詩句はいいね。おとなしくて可愛らしい「ぴちゃぴちゃ」と激しさを感じさせる「舞い踊る」を繋ぐって不合理でいて、わからなくもない。びちゃびちゃの方が好みだけど。こういう詩句に会えただけでもこの作品を読んでよかったなと思います。

1
入間しゅか
入間しゅか
藤 一紀さんへ
(2022-08-07)

コメントありがとうございます。形容詞なんか付けちゃいたくなるんですよ。不安で笑 雨粒の表現を気に入ってもらえてよかったです。読んでよかったって言ってもらえるのはほんとに嬉しい。ありがとうございました。

1
エイクピア
作品へ
(2022-08-07)

海と貝殻の逆転した発想だけではなくて、最後のマリーゴールドの描写も含めて、 「一粒一粒に 名前をつけてやるつもりで 傘の音を聞いていた」 など、一見突飛な発想に見えても、自制があり、イメージに自省が有ると思いました。

3
湖湖
湖湖
作品へ
(2022-08-07)

きれいです。蝸牛の群れあたりにぐっと美しくなって静謐な印象。マリーゴールドは暑い国でも持つ、強い花、祝福の花、という強いイメージなので折れて曲がっているイメージがすこしわかりませんでした。でもきれいでした。

1
入間しゅか
入間しゅか
エイクピアさんへ
(2022-08-09)

コメントありがとうございます。 一見突飛な発想に見えても、自制があり、イメージに自省が有ると思いました。 ここの部分、なるほど。そういう風にも読めるなぁと思いました。びーれびの良さは読者コメントで自分の作品に様々な気づきを得れることですね。いい意味で意表をつかれることがある。

0
入間しゅか
入間しゅか
湖湖さんへ
(2022-08-10)

コメントありがとうございます。 きれいって言っていただけるだけで大満足でございます。

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投稿作品数: 2