夢夜、四 獣の影と永遠の放課後の廊下 - B-REVIEW
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こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

真清水るる

時の名を考える

奇妙な味わい

時の名前、おもしろい発想です。黒髪ワールド炸裂です。

yamabito

声明 流木から

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

魔法はある 犬ver

うまいと感じました(内容は15禁)

レスが少ない順から眺めていったんですが、埋もれてましたので掘り出しました。

yamabito

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち❤️久遠恭子

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち❤️久遠恭子

初恋

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち❤️久遠恭子

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち❤️久遠恭子

藤の花

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち❤️久遠恭子

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち❤️久遠恭子

犬のしっぽ

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち❤️久遠恭子

あなたのために

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

十月

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

真清水るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

死んだベテルギウス

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

七月の雨

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow

桃太郎の神殿

幻想的な具体、具体的な幻想

時刻、刻々、刻むということは生きるということである。生きる、生まれる、死を予感する全ての事象が望む新たな幻想、書かれるべき詩、読まれるべき詩がここにある。

狂詩人

優しい人が好き

淡くうかびあがる差異のせつなさ

自分にとって「優しい人」と他者にとって「優しい人」は同じ「優しい人」だろうか。同じ言葉を使っていながら思いうかべるものは同じだといえるだろうか——

沙一

死ね、ニュートン

こいつはいい

こいつはいいよ。文体とイメージは翻訳ランボーの剽窃だが詩の勢いはホンモノ。

豆大福の日

ひとつ私に くださいな。

仮に、お伽噺のような平和があるとしても 敵は、存在するする。人には 雉、猿、そして犬のようなタイプの人のように個性が色々であっても、共通する敵が いる。敵に勝つために、もっとも大事なことは、共通する喜びに きがつくこと

真清水るる

ひらいて、とがって

ひらひらとひらかれひかれて

ひざこぞう、に出逢ってください。そして手をのばして作品の言葉にためすすがめつ、触れてほしい。

ほば

薬売り

胡散臭さがたまらない

怪しいものや不思議なものが好きな方におすすめしたい、世にも奇妙な掌編——

沙一

書かざる言わざる、雄弁に水銀を

黙って笑ってろ、沈黙は金

これを見ているあなた、恥ずかしくはないんですか? 答えられないのですか。 なんでですか。 理由があるという訳でもないのですか? ああ、そうか。 全部、冗談だというのですね。

鳴海幸子

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夢夜、四 獣の影と永遠の放課後の廊下    

 ここはひそやかな放課後が続く学校の廊下だけが、永遠につらなってできている。壊れて積み重ねられた机と椅子が、防音ガラスの窓から差し込んでくる青みをおびたピンクの夕日に、金色の埃を浮きたたせ、影を濃くしてどこまでも続いている。  さいごにだれかが言った、さようならの声だけが響いているような場所だ。  つならる廊下で私は、あんまりに大きい、獣の黒い影から逃げていた。獣の影は、うしろの廊下をすべて食べて飲み込んでぐちゃぐちゃとかみ砕き、青ピンクの夕日も金の埃も、数十人が使い壊した笑い声や鉛筆のさらさら鳴る音のつまっている机も椅子も、すべて光を吸い込んで反射させずに、ほんとうのねっとりとした闇にしてしまう。深海に泳ぐ魚の、誰もしらない腹のなか。  食べられたら、私も骨も残さずに闇に同化してしまって、次の犠牲者をいっしょになって追いかけることになるだろう、この獣の影はそうやってできたのだから。自分が飲み込まれることよりも、自分が飲み込む側になることが、おそろしくてたまらない。  命がけで、ほんとうに必死に逃げているつもりだったが、子どもの追いかけっこのように、奇妙に遊んで笑いだしたくなるような気がするときもあった。必死に誰かの顔色を窺ってまじめな顔をしようとするとき、なぜだか自分でもぞっとするくらい卑屈な笑い方をしてしまう、あの感覚とおなじ。  ともかく体は、走っていた。  ただ、どんなに走ったって、まったく同じ距離で、私の通っている女子校の汚物入れから匂ってくるあのにおいと同じなまぐさいを放ちながら、獣の影が迫ってくる。人の掻き切られた喉からヒュウヒュウと呼吸が鳴らすような音を、獣の影全体がさせている。    走りながらどこかに入れる扉はないかと両目で左右を探していたけれど、どこにも扉はない。  「1-梅組」のクラス札があっても、「理科準備室」のクラス札があっても、本来引き戸があるところには、防音ガラスの窓がはまっている。ふつうの錠のほかにも、ごちゃごちゃと補助錠がいくつもあって、あける余裕はない。その間にガジリと噛み砕かれてしまう。  さきに、大きな窓があった。  まるで宗教画のように額のされたきれいな大きな窓の前を走り抜けるとき、中の風景が、時が止まったようにくっきりと見えた。  なぜか、そこの窓のガラスは、ほかの窓のガラスと違って、触れればすぐに割れてしまうプレパラートのようにほんとうに薄いのが分かった。叫べば外に声も響くだろう。  きれいにととのえられた芝生、赤い果実が実っている木々のあざやかな緑を背景に、幻の蝶のように淡いやさしい色合いの花がポンポンと咲く、手入れされた中庭が見える。その中庭だけは昼の光があかるく差し込んでいて、まんなかで黒い服の神父様がひざまずいて祈りを捧げているのが見えた。胸もとには、十字架がしずかに光っていた。  神父様!  獣に追いかけられて声も出せず、その薄い昼の窓の前を駆け抜けた。  するとまた、すぐに不思議なことに、おんなじ昼の中庭の見えるふたつめの窓があって、どれだけ遠ざかっても大きさのかわらない月のように、やはり神父様は態勢を崩さず、祈っていらっしゃるのが見えるのだった。  「神父様!」    今度はおおきな声が出た。この薄さであれば、声はプレパラートの窓をとおって神父様に聞こえているはずだ。けど、どうしたって、彼の耳に届いていないことは、分かった。  神父様は、目をとじていた。お祈りを唱えているのが、私にはしずかだけれどはっきりと聞こえてきた。  -わたしたちの罪をお許しください。-  みっつめの窓が見え、また昼の光の陽射しさす、あかるい緑の中庭の神父様が見えたとき、私は、立ち止まった。  走れなくなったのではなかった。  このところふくらんできた乳房が痛い。すぐうしろに獣の影がせまっているけれど、気持ちはシンと静まり返っていた。    「私があなたを祈らなかったのではありません。あなたが私を祈ろうとしなかったのですのです、けっして」  なんて私は、偉そうなことを言うのだろう。シンと静まりかえって、涙をこぼしているのに気づいたのは、くちびるに塩辛いのが垂れて舌ですくいとったときだった。  獣の影が私を飲み込んでゆくのが分かる。骨と肉に蕩けながら、私は、無実の魔女が磔にされて燃え上がった炎の熱さや、ほくろがあるというだけで吸血鬼のしもべとあざ笑われ水に沈められたおとめの吐き出す銀色の泡、裏切りのくちづけをしなければならなかったあわれな黄色い衣の男、そんな二千年のうらみに抵抗なく、すんなりと交わっていった。  そこで、目が覚めた。


作成日時 2017-07-13
コメント日時 2017-07-23

夢夜、四 獣の影と永遠の放課後の廊下 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 605.4
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0
項目全期間(2022/07/07現在)投稿後10日間
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2022/07/07 19時02分18秒現在
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    作品に書かれた推薦文

夢夜、四 獣の影と永遠の放課後の廊下 コメントセクション

コメント数(8)
田中修子
(2017-07-13)

はじめまして~だいたい現代詩フォーラムに投稿しているものですが、 白島さんに「活気があるでー」と伺ってふらっとこちらにやってきました。 (自己紹介はここでいいのかなぁ) この文章ってこちらの趣旨にあっているだろうか! 散文詩だろうか! どきどき。 ここまで書いて夢オチってありえないわ~って感じかもしれませんが、夢夜シリーズと名付けてますので、お許しください。 みなさまの詩や文章も、私はあんまり難しい感想は書けなくて、 「なんか素敵ですね!」とかそんな感じですが、ちまっと仲間入りさせていただければ嬉しいです~。 ではではおやすみなさい~。

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白島真
(2017-07-13)

修子さん、こんにちわ~(^^♪ 私もここに来たのはまだ最近で、投稿は2作だけです。よろしくね^^ >ここまで書いて夢オチってありえないわ~って感じかもしれませんが ありゃ、先に言われちゃった。でも、やっぱり最後の「そこで、目が覚めた。」は蛇足だなー。 読んでいた緊張感や膨らましたイメージがカッコーンと崩れてしまう。 タイトルが「夢夜」だし、内容を読めば非現実的な話だから、無くても分かる気がします。 冒頭の「さいごにだれかが言った、さようならの声だけが響いているような場所だ。」 ここはいろいろ考えてしまいました。 「さいご」とは何に対しての「さいご」だったのか。 言ったのはその場で言ったのか、はるか昔に言ったのか。 まあ、行分けの詩だったら、こんな時制的なことはどうでもいいのですが。 勿論、神話的な雰囲気を出すために、わざとボカしたことも考えられます。 終連の魔女狩り(16C~17C)、吸血鬼のしもべ、黄色い衣の男もラノベや映画からのイメージでしょうか。 年代がバラバラなものをひっくるめて二千年のうらみというのが、よく分からないのですが、神父が出てくるのでやはりキリスト教の暗示と見るべきなのかな。多分、黄色い衣の男はチェンバースの「黄衣の王」のイメージではないかと。(最初はユダかとも思いましたが、どうも違うようです) さてさて、枝葉末節の疑問はこれくらいにして本題。 相も変わらず筆致が冴えていて狂気さえ孕んだ作風は大好きです。 舞台は放課後の学校の廊下で、神父も登場してきますからミッション系の中学か高校でしょうか。 全てを呑み込んでいく獣の黒い影は、青春期の不安定な精神状態を思わせ、 それは制度であったり、押し付け教育であったり、あるいは家族を含んだ社会全体を表象しているのかも知れません。その中でもがく主人公の苦悩、神父を通して顕現される神など何の救いのもならない無念さ。 「私があなたを祈らなかったのではありません。あなたが私を祈ろうとしなかったのですのです、けっして」 ここが本作の圧巻ですね。ニーチェの「神は死んだ」をつい連想してしまいました。 しかし、主人公は「なんて私は、偉そうなことを言うのだろう。」という自戒する冷静さもまだ保っている。自戒を持ったまま、自らを動物の影の人身御供となる道を選ぶのだから、これは自虐の道、あるいは罪を背負って罰を受けようという聖書の物語にも通底する。 痛い思春期の神を問う物語と思いました。

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花緒
(2017-07-13)

初めまして。夢のようだ、と思いながら読んだので、最後の一行は、私には納得の一行でもありました。夢占いや夢分析を少しだけ齧ったことがありますが、それを用いるなら、学校で何かに追いかけられている夢、は、社会化へのプレッシャーに飲み込まれんとする不安や葛藤を表しているように感じます。しかし、その葛藤において、既存の宗教(神父)は役に立たない。最後、作中話者は、宗教ではなく、宗教を含む、より根源的な人間の歴史や伝統と交感することで、社会化というか、一人前の人間になろうとしていく、そんな風に私は読ませて頂きました。夢を描写する散文詩として、かなりレベルが高いと感じます。特に、私があなたを祈らなかったのではありません。以降の展開、筆致には驚きました。

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田中修子
(2017-07-14)

白島さん こんばんは~。ありがとうございます! よろしくお願いします! わーおしっかりした感想を! 緊張しますねぇ。 そっか、目が覚めた、いらないですか。たしかにタイトルにもありますしなぁ。「うみのほね」も夢の話だけど、夢オチだとばらしてないしなぁ。 で、魔女狩りとかは、たしかに、時代がバラバラ! 黄色い衣はユダでしたので、最初にいれとくべきでしたが、もう少しユダのことを知りませんとね。 魔女・乙女ですが、 【魔女のイメージ】キリスト教が弾圧することになる、キリスト教以前の女神・自然信仰をしていた人々。のちに異端の神を信仰する人々として魔女と呼ばれ火刑などに処され殺されていく過程を描いた研究書(「魔女たちの世紀」シリーズ)を読んでの想起。 【乙女のイメージ】小学生ころに「魔女裁判でどんな人々がどんな理由で裁かれていったか」という本を読みまして、そこで「非処女なら即死刑、処女でも、ほくろがあるだけで吸血鬼(魔女・悪魔の同類)に噛まれて汚染されたと判断され、水に長時間沈められて自然死したら無罪、気絶して水を飲まず生き延びたら有罪であらためて火刑」というどーしょーもないのからの想起。 魔女は大人になってから読んだ文献によってですけど、乙女のイメージの出典がはげしく不明なことに気づきました。読書読書~。 それで、全体の雰囲気とか、「さいごにだれかが言った~」とかは、実はこのお話はほとんど「中学生の頃夢で見た景色や雰囲気ををそのまま書きおこしてみたので、ひとつひとつに意味があるかは私もよくわかんない~」という情けないものです。へへ。台詞と、獣に飲み込まれてみた風景だけ作りものです。 当時プロテスタント系の学校に通っていて、先生はほとんど全員クリスチャンという学校でいろいろ愉快な状況があったので、こんな夢をみたのかと思います。 夢ですので変なところがあって、牧師(プロテスタント)と神父(カソリック)がごちゃごちゃになっていますね。 この夢を精神分析の先生に話したら、興味深そうにしていたのを思い出します。精神分析の先生なんて、興味深そうにするのがお仕事っていうところもありますけども。 書いているうちに気づいていることもあって、「食べられたら、私も骨も残さずに闇に同化してしまって、次の犠牲者をいっしょになって追いかけることになるだろう」と主人公が思うところがあるので、膨らんできた胸が痛む主人公は獣になって、こういった迷いを引きずって迷い込んできた次の犠牲者を追いかけることになるんだろうな、と。 けれども、ときには追いかけっこのようにドキドキしながら廊下をかけめぐる獣=主人公と、うんと薄い窓ではあるが絶対に廊下にはやってこない神父とは絶対的な違いがあって、それはいったいなんなんだろうな~。 精神分析の先生がいちばん興味深そうにしていたのは、主人公・獣・神父という三人の登場人物と、窓を三回みた、という「三」のつながりでした。キリスト教における三位一体をあらわしているのかな、とかつぶやかれていた気がします。最終的に、「精神分析なんて、分析しても分析しても涙が出てくるだけ、って河合隼雄さんなんかは言うてはりましたで」なんておしえてくださいましたけども。 感想に対する感想なのか自分に対する分析なのかよくわからない返信になってしまって申し訳ない~! ともかく、もし紙の本にするときはもっと詰めていく必要を感じました。ありがとうございます!

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田中修子
(2017-07-14)

花緒さん はじめまして、こんばんは、遊びにきました~。 そうです、夢です!笑 最後、「目が覚めた」不要なところを削るのが詩ならば、それでその方が興味がなくならないなら、削ったほうがいいんだろうな~と。でも、「な~んだ夢だったんだ~のホッとした感」もたぶん最後の一行で出ているのかな、と思いました。 そうして実際に精神・夢分析にかかっていたときに印象に残った夢なので、夢好きの方には好かれる散文詩? なのかな、と! セリフと、それ以降の文章を気に入っていただけて、なんだかうれしいです。知識のツメが甘いんだなぁ、と気付きましたが、こういう書き方はなんとなくレイ・ブラッドベリな感じで、自分でも嫌いではないのです。 獣が「宗教ではなく、宗教を含む、より根源的な人間の歴史や伝統」という解釈は、なるほどなぁ! と思いました。そういうものに飲み込まれ、同化するのなら、主人公も幸せだと思います。分析の先生よりしっかりした解釈なのです。 ありがとうございます!

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宣井 龍人
(2017-07-16)

田中修子さん、こんにちは。 某サイトではお世話になっております。 私も本サイトにお邪魔したばかりであり、レベルが高過ぎて私には無理感がありますが、皆様に学ばせていただいています。 「 ここはひそやかな放課後が続く学校の廊下だけが、永遠につらなってできている。壊れて積み重ねられた机と椅子が、防音ガラスの窓から差し込んでくる青みをおびたピンクの夕日に、金色の埃を浮きたたせ、影を濃くしてどこまでも続いている。  さいごにだれかが言った、さようならの声だけが響いているような場所だ。」 私はこの冒頭部分が大好きです。 印象的な始まりであるばかりでなくある種の終わり、結論を示しているように私には感じます。 私は読書も苦手ですし、書くのも億劫です。 (じゃ何でここにいるんだ?と言われそうですが(笑)。要は怠け者なんですね。) 数少ない読書経験の中にブラッドベリがあります。 その感覚に一番ぴったり来たのが個人的には冒頭です。 詩全体としては動から静になり重みが増していきます。 上手くクライマックスを形成しているなあと感じます。 ライトな拙い感想ですみません。

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まりも
(2017-07-17)

はじめまして。 実際の夢をそのまま記述した、というより・・・(もちろん、私の想像に過ぎないのですが)具体的なイメージがまず先にあって、そのイメージに夢から得た材料を埋め込んで行ってできた作品、のように感じました。 冒頭の〈学校の廊下だけが、永遠につらなってできている〉で思い出したのは、三面鏡の鏡台。両翼を直角に立てて、首を入れて覗き込むと、永遠に続く回廊に取り込まれるような気がして・・・怖ろしいのに、なぜか夕方になると覗き込む、覗き込みたくなる、そんな誘惑を感じる場所でした。 確かに、題名に既に「夢」と入っているし、最後の一行はいらなかったかな、と思いました。 プレパラートのように薄い窓ガラス・・・プレパラート、という言葉が醸し出す、実験室とか、診断される、観察されるイメージと・・・薄さ、ということから連想される、カバーガラスのイメージ・・・逃れたい、救済されたい、そのために祈ってほしい、という願いと、自分で祈らなくてはならないのだ、という自己認識。映像がくっきりと立ち上がって来る作品でした。

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田中修子
(2017-07-23)

うおお、コメントをいただいていたー! わーい嬉しい、そして遅くなりまして大変失礼しました。 宣井 龍人さん、こちらこそ、お世話になっております。 あちらでよくポイントをいただいていて、嬉しくもなんでだろう? と思っていたのですけれど、 さきほど宣井さんの夢のお話を読ませていただきコメントさせていただきまして、 おおお夢仲間であったかぁ! 同志! と思ってから、ふとこの作品に戻ってきたらコメントをいただいていて、 テンションがあがっています~笑。 こちら、ほんとに、コメントのレベル高いですよね! 私は書くのも読むのも好きですけれど、基本的に「なんとなくすき」ではじまっておわるので、 あんまり深く読み込まないので、オドオドしております。 みなさんすごいな~、ト……。 ブラッドベリ素敵ですよね~、そのお言葉をいただけてとっても嬉しいです。ウフフ。 まりもさん、はじめまして! これはですね~、ほとんど実際の夢を書いてしまったんです、ズルです、サボりです笑 それだけ、なんとも詩的な夢だったということでひとつお許しください。 最後のセリフと、主人公が溶けていくところだけ、創作ですね。 ただ、そうですね、あの薄いけれど、割ってはならない感じのガラス窓はどんなだろう、あ、あの顕微鏡の上で割ってはならないようにおそるおそる扱っていたプレパラートでできたようなガラス窓であったか、という風に、細かいところは作っております。 そうか~夢、いらないですね、タイトルにも入っていますし。 これは、十夜溜まったら紙におこしたいので(いつになるやら)、あたらしいのがかけたときと、紙にしたときは削ります。 ありがとうございました!

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