命の恩人が別の命の恩人の
人格を否定していて、僕は悲しい
つぶれかかっている商店街でも
コンビニよりも
あたたかな人情、
もしくは特別なコロッケ
(ソースをつけなくてもおいしいやつ。)
が、あふれているだろう
というくらいの人生観では
乗り越えられない日々が続き
睡眠、睡眠、睡眠、と
僕の心のムーミン谷で
モンタージュに失敗したスナフキンが
ギターをかき鳴らしながら
新曲を手探りでつくっているかのような
ウィスパーなボイスでつぶやいている
(このおぼろげなスナフキンを
君に見せようものなら、
ミムラでしょ?と言われそうな
そんなスナフキン。)
僕にだってね、
湯呑に浮かべたいくらいの
やさしい目玉があるんですよ。
「父さん。」って呼びたいくらいの。
アパートの天井がこれ以上、白いのならば
伝家の宝刀である「卵還り」を繰り出しているところだったぜ。
まあ、鶏でもないくせに、な。
と、口元をゆるませながら
チキンラーメンにお湯をそそいだ。
作品データ
コメント数 : 4
P V 数 : 295.3
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2026-01-05
コメント日時 2026-01-07
#現代詩
#縦書き
| 項目 | 全期間(2026/01/08現在) |
| 叙情性 | 0 |
| 前衛性 | 0 |
| 可読性 | 0 |
| エンタメ | 0 |
| 技巧 | 0 |
| 音韻 | 0 |
| 構成 | 0 |
| 総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
閲覧指数:295.3
2026/01/08 02時55分07秒現在
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詩な内容が色々飛んでいるように感じるので、点々? 特別なコロッケ、美味しいですよね。 商店街じゃありませんが、セブンイレブンのコロッケは値段の割に中々美味しいです。 鯖缶さんは優しいと思いますよ。目玉。
0こんにちは。 「転々」という映画が好きで それにインスパイアされたものを 書こうとしたのですが、タイトルと乖離してしまったような内容になってしまったので、点々にしました。 目玉。 あとあと、読み返すと、 まあまあグロテスクな事を書いたものだな と思いました。 作品、読んでいただきまして ありがとうございます。
1こんばんは、 >>命の恩人が別の命の恩人の >>人格を否定していて、僕は悲しい 僕は題名の「点々」と この冒頭の連が気持ちとしては結び付くものがありました。 僕の場合は命の恩人ではなく 慕っている人ですが このような 場面に出くわしたことがありますので やっぱり悲しかった。 人間だもの、と思いつつも割りきれないなと悩んだ日を思い出しました。 >>僕にだってね、 >>湯呑に浮かべたいくらいの >>やさしい目玉があるんですよ。 この場面で一瞬 柔らかく時が止まるような 温度を感じました。 湯呑が優しい色に 染まった気がします。 >>チキンラーメンにお湯をそそいだ。 白い天井を湯気が通過して お湯がジャーッと注がれる音が 聞こえてきて チキンラーメン食べたくなりました。 「まあ、鶏でもないくせに、な」 の、「くせに、な」が 瞬時にどきりとしてお気に入りです。
0両作読みましたが、こっちが好みです。細部のムーミンやらが作品を壊すことなく、しっかり溶け込んでて面白かったです。また読ませてください。一票。
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