おちきる おちきる おちきる
か まだ しにきりは せず
おちきる おちきる おちきる
か
生活の低音域を
まかされているかのような電車の音だ
ある朝 俺は鉄で 出来ていたから
がたん ごとん がたん ごとん と
言っていた 車内で
あなたは すこし 窓をあけて
シャボン玉を つくっていた
うまれてはじめて
ひかっている有機物が車窓の外で
ゆれていた
夕日にこがれ おちきる事を
いさぎいいぞ いさぎいいぞ と
とけゆけば 中途半端にかたちづくった
ナルシズムが 生きゆく事を
灯す事を 阻んでいる
行く手を阻んでいる
原点を 行く手を 弱点を
なぜ 世辞を言う案内人しか見えないのか?
おまえにも おれにも 空はおちてこないよ
映画になるには ゴシップすらも
足りないじゃないか
地獄をみつめていると
ぐつぐつ ぐつぐつ と
道行く人たちは 独り言をつぶやいている
なにが おちきる だ
なにが おちきる だ
顔がふと なくなってしまったかのように
なにが おちきった というんだ?
作品データ
コメント数 : 3
P V 数 : 243.4
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2026-01-05
コメント日時 2026-01-06
#現代詩
#縦書き
| 項目 | 全期間(2026/01/08現在) |
| 叙情性 | 0 |
| 前衛性 | 0 |
| 可読性 | 0 |
| エンタメ | 0 |
| 技巧 | 0 |
| 音韻 | 0 |
| 構成 | 0 |
| 総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
閲覧指数:243.4
2026/01/08 03時15分42秒現在
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「おちきる」は、まやかしだったと言うことでしょうか。タイトルから考えれば。 潔くないというか。 地獄に堕ちきるのか、空が墜ちきるのか、自堕落なのか、「おちきる」は、色んな意味がありそうです。 >うまれてはじめて >ひかっている有機物 この表現、良いですね。とても印象的。
0こんにちは。 ふと、そんなに不幸でもないのに 不幸だと考えてしまう自分への戒めのような気持ちで書いたとでもいいましょうか。 こういったものを書いても ないものねだりを繰り返してしまうというのは我ながら愚かしいなあ、なんて 考えながら日々を過ごしております。 作品、読んでいただきまして ありがとうございます。
1なにより誠実さがあるなと思ったですね。どこか苦し気で、血で書かれているような。この方向性の行き先はきっと苦しいのだろうな、と。 >顔がふと なくなってしまったかのように >なにが おちきった というんだ? 最期はこうなるよってことでしょうね。詩人たちへのメッセージ。
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