詩の日めくり 二〇二一年五月三十日、二〇二一年五月三十一日 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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詩の日めくり 二〇二一年五月三十日、二〇二一年五月三十一日    

二〇二一年五月三十日 「『ギャラクシー』上巻」 きょうから寝るまえの読書は、アメリカのSF雑誌「ギャラクシー」誌のアンソロジー『ギャラクシー』上巻だ。既読である。上巻の目次を見ても、ただの1作しか思い出せなかった。すさまじい忘却力。 https://pic.twitter.com/tLfGGB6tBj 『ハインリヒ・ベル短篇集』、フィリップ・ホセ・ファーマーの『奇妙な関係』、『デイワールド』が到着した。 https://pic.twitter.com/BEtICmbpgM 湊 圭伍さんから、俳句集『そら耳のつづきを』を送っていただいた。「明日の国の向こうはきっと駐車場」「重力はユーモアだから信じよう」「針が降るふつうの町で生きている」「カクレミノという木があって考える」「天井に並んで生える歯がきれい」句は、知的であり、幻視もある。 https://pic.twitter.com/X9cd2wAVoR @umiumasenryu お名前を変えていらっしゃるのですね。俳句は、ぼくもつくったことがあるのですが、むずかしかったですね。きれいでおしゃれな句集、ありがとうございました。 出前一丁のしょうゆ味を買ってきた。5袋入り412円(税別)だった。塩味がよかったんだけど、なくって。おいしいかな。食べてみる。 https://pic.twitter.com/myV1ZCSRYy アンソロジー『ギャラクシー』上巻1作目は、フリッツ・ライバーの「性的魅力」放射能汚染のためか、女性はマスクをしなければならないアメリカでの話。主人公はイギリス人の男。アメリカにきていて、マスクをしたひとりの女性に出合う。女性からイギリスに連れて行ってくれるように頼まれるが、女性は主人公に抗う。 @rr0101kt 夢は講師時代のことが多いです。あと、親や兄弟のこととか。SF的な夢は見ないですね。残念。 2作目は、デーモン・ナイトの「人類供応のしおり」これは憶えていた。異星人が地球にきて、地球人に戦争をやめさせたり、エネルギー装置をつくらせたり、病気をなくしたり、人類に平和と富と健康をもたらせるのだが、最終的には、人類を自分たちの食料にするためにだったという話。 @mazurow ワンアイデアストーリーは憶えていることがありますが、忘れていることもあります。意外性の強いのはわりかし憶えているようです。 @mazurow ぼくも始終忘れるので、再読が新刊本を読むような感じがして、ちょっと得かもしれないと思うことがあります。 3作目は、ロバート・シェクリーの「幸福の代償」ほとんどあらゆることが自働機械化している未来。主人公の仕事といえば、ボタンを押すこと。ちっとも楽しくないと思っている。 4作目は、ウィリアム・モリスンの「審査の基準」ケーキの味の品評会。審査をするのが人間ではないという点だけがSFなわけか。妙な作品。 5作目は、ジェローム・ビクスビイの「火星をまわる穴・穴・穴」直径ほぼ4インチ、惑星の表面、平均4フィートのところに無数の穴があいている。それらの穴はほぼ直線状にあいていることがわかった。そこから得た結論は、ごく小さな衛星が火星の表面をめぐっているということだった。この話は憶えていた。わかりやすいタイトルとアイデアだものね。こういうものは、先に書いた者勝ちなんだよね。詩でもそういうのたくさんあるね。先に書いた者勝ちって作品。 6作目は、マーガレット・セント・クレアの「ホラーハウス」ホラーハウスの出し物を売りつけようとする主人公。本物の化け物を呼んできてしまう。買い主は化け物に連れ去られてしまう。 7作目は、アラン・アーキンの「人間スープ」タイトルは作品とは関係ないみたいで、ただスープだけが中心になるもの。弟が台所でいろんなものをミキサーにかけてスープをつくっている。姉はそれをひとなめした。するとニワトリになった。弟がひとなめすると、セントバーナードになった。 8作目は、ゼナ・ヘンダースンの「光るもの」貧しい家の娘が、隣の家に住むお婆さんのところに泊りに行く。その代わりに朝食とお昼代をもらえるというもの。お婆さんは、寝るまえに、光るものを捜していた。娘が見つけると、お婆さんは、その光に向かって通り抜けようとする。通り抜けた。あとで夫も。 9作目は、コードウェイナー・スミスの「星の海に魂の帆をかけた女」この作品には、抜き出すべき名句がいたるところにある。「母親がさまざまな狂信者とかかわりあったため、ヘレンは鋭い人間観察家に成長していた。」(コードウェイナー・スミス『星の海に魂の帆をかけた女』5、伊藤典夫訳)とか、「人間は星の海でこんなことを学ぶのだろうか? 相手のことを心から気づかい、むさぼり食うのではなく愛するために人に接することを学ぶのだろうか?」(コードウェイナー・スミス『星の海に魂の帆をかけた女』5、伊藤典夫訳)とか。片道40年の星の旅。男と女。先に男が地球にやってきた。40年かけて。地球人の娘と恋に堕ちる。別れる。地球人の娘は星を旅する。40年かけて。そこには植民地惑星があり、男が待っていた。男はポッドできたので齢をとってなかった。ふたりは結婚し、以後、100年を幸せに暮らした。物語の途中で挿入される話があって、この物語をただの陳腐なロマンスだと批評している。物語の自己内部批評だ。工夫の妙が見られる作品である。コードウェイナー・スミスの作品はすべて傑作だ。 二〇二一年五月三十一日 「深層のドラゴン」 10作目は、ジュディス・メリルの「深層のドラゴン」夫婦がいて、3本足の怪物に妻がとらわれているのを夫がたすける、という筋書きで物語は進むが、それは脳内で行われるシミュレーションで、それが精神療法であることがわかる。 11作目は、アルジス・バドリスの「クリスタルの壁、夜の目」メディアをも自分の傘下に置く実業界の大物が主人公。彼を暗殺しようとする者と火星で対決する。主人公は火星人によって不死の身になっている。結末は書かれずじまい。 12作目は、ジム・ハーモンの「シカゴのあった場所」世界中の人間が人間や動物を殺せなくなっている世界の物語。放送局が大脳皮質反転状態にする電波を送っているからである。それでも戦争はある。じっさいに殺し合うわけではないが。殺意はほんとうになくなってはいないという話。 上巻さいごの13作目は、アラン・ダンジグの「大いなるネブラスカ海」アメリカ大陸に大地震が起きて、8つの州が水没したパラレルワールドの物語。 きょうから寝るまえの読書は、アメリカのSF雑誌「ギャラクシー」誌のアンソロジー『ギャラクシー』下巻だ。既読である。これまた目次を見ても思い出せないものばかりだ。 https://pic.twitter.com/GwuJ9tLrGn 1作目は、フィリップ・k・ディックの「おお! ブローベルとなりて」異星人のスパイになるために身体改造した地球人がいる。男は、戦後、後遺症のせいで一定時間、ぐにゃぐにゃの異星人の姿になるのがいやで機械の精神科医にかかっていたのだが、そこで、自分とは逆に地球人に身体改造された異星人を紹介されたのである。彼女はぐにゃぐにゃの異星人なのだが、彼女もまた一定時間、人間のときは美女だったのである。彼は、人間のときの彼女に惚れて結婚したのである。しかし、また彼女と同様の立場の異星人に惚れて浮気をしたりするのであった。妻は手術でずっと人間の姿になる。しかし、時すでに遅し。彼は手術でずっと異星人の姿となるのであった。異星人であること。それが事業拡大の条件であったためである。めっちゃ嫌っていた異星人の姿なのにね。男は仕事優先って時代のSFだもんね。 2作目は、アイザック・アシモフの「入植者」名もない惑星に5人の宇宙飛行士が乗った宇宙船が不時着した。大気中に4%のアンモニアを含んだ毒性の大気である。地球の植物でテラフォーミングしようとしたが失敗した。4人が先に亡くなり埋葬した。埋葬後、大気の成分が地球型になりそうだった。 清水鱗造さんから、小説『月夜に ゾウがはしごを上っていく』を送っていただいた。登場人物の名前が独特なのは、これまでの清水さんの作品に共通している特徴だ。清水さん独特の世界がここでも展開されるようだ。きょうは、清水さんの小説を読もう。 https://pic.twitter.com/InLP9wI43h 夢想キャラメルというのは、面白いアイデアだと思った。 夢の駄菓子に、無目的広場か、これまた面白いアイデアと思った。 @rr0101kt はい。ありがとうございます。いま、SF短篇の感想を書いていますが、自分でもへただなあと思うところがあって、反省しています。書くことで、うまくなればいいなと思って、書きつづけています。 西原真奈美さんから、ツイート連詩『ふたりの普段詩』を送っていただいた。宮尾節子さんとの連詩である。 なにも捨てなくてよいのかもしれない 発てる気がした春 名を呼ぶたび その春が今もあること 西原さんのこの言葉の深さを考える。 https://pic.twitter.com/zy4E0Qlku2 山田亮太さんから、詩集『誕生祭』を送っていただいた。文字の大きさが好みである。余白を活かすために、ぼくも文字の大きさはとても気にする。作品の声を聞く。個人を超えた声が聞こえる。一見、過剰に見える言葉が、じつはそうではないことがわかる。ギリギリに詰めた言葉であることがわかる。   https://pic.twitter.com/vG9SmEMyzx @m_a31354363 すてきな詩集をありがとうございました。写真もよかったです。 アンソロジー『ギャラクシー』下巻の3作目は、ロバート・シルヴァーバーグの「すいすい落ちてく」機械の精神分析機。不安定な人間と長いあいだ接触していたために、機械である精神分析機も不安定な兆候を表わしていたのだろう。 4作目は、ラリー・ニーヴンの「時は分かれて果てもなく」並行宇宙からさまざまなものを持ち帰ってくる会社が実現している世界で、自殺や殺人が急増しているという話。その捜査をしている警部が主人公。並行世界には、その主人公も自殺している世界もあった。 ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネルの『インフェルノ─SF地獄篇─』を、Amazon で買い直した。800円。(送料別)だった。手放したのだけれど、さっき、ニーヴンの短篇を読み直して、やっぱりニーヴンって、いいなって思って。もったいないけどね。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4488654037/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1…



詩の日めくり 二〇二一年五月三十日、二〇二一年五月三十一日 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 568.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-09-02
コメント日時 2023-09-06
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/28現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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 平均値  中央値 
叙情性00
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2024/04/28 16時13分21秒現在
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詩の日めくり 二〇二一年五月三十日、二〇二一年五月三十一日 コメントセクション

コメント数(2)
鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
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(2023-09-03)

いいよね

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田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2023-09-06)

お読みくださり、ありがとうございました。

0

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投稿作品数: 2