戦場のタンポポ - B-REVIEW
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戦場のタンポポ    

毎日毎日、重い鉄の扉を押して 戦場に入っていく 殺したくないけれど、勝つために 疲れ果てて、仲間と笑いあう みんな、見て見ないふりしてる 感じて感じないふりをしている 今日も 重い鉄の扉を押して 戦場に入っていく 私は知っていた その扉の片隅に黄色いタンポポが咲いていることを 視線は戦場へ向いていても 黄色く、健気な小さな命が視界に入ってくる そこに目を止めることはしない できない 少しでも心を奪われることが怖いから 殺したくないけれど、勝つために 疲れ果てて、仲間と今日も笑いあう



戦場のタンポポ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 1160.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-06-01
コメント日時 2023-07-03
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/27現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:1160.6
2024/04/27 18時46分44秒現在
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    作品に書かれた推薦文

戦場のタンポポ コメントセクション

コメント数(12)
m.tasaki
作品へ
(2023-06-01)

はじめまして。 短くシンプルな詩ですね。 戦場とは学校のことでしょうか、それとも職場のことでしょうか。 殺したくないけれど勝つため、殺さなければこちらがやられてしまうから。 そんな空間が至るところにあるのでしょう。 でも、そのとき殺しているのは、自分自身の一部なのかもしれませんね。 黄色いタンポポはそのことを表すメタファーなのでしょう。 そう考えると少し恐ろしい詩でもあります。

1
てつふみ
てつふみ
m.tasaki さんへ
(2023-06-01)

m.tasakiさん はじめまして。 ロシアウクライナ問題での報道されないYouTubeでの惨状があまりにもひどく、心身ともにそこに飛んで行って浮かんできた心象です。 矛盾と葛藤の中で必死にもがいている現況の中での自然との共鳴に救われたい戦士の内奥かもしれません。

0
こひもともひこ
こひもともひこ
作品へ
(2023-06-09)

この「戦場」というのが戦争の現場なのか、それとも職場や学校の比喩なのかは分かりませんが、職場や学校の比喩とするのであれば、仲間と笑い合えるのは良いことだと思います。それと、タンポポに気付いている人は意外とたくさんいるものです。

1
吸収
吸収
作品へ
(2023-06-10)

ちょっと表現が安易だと思ったな。 重い扉とたんぽぽの対比なんだけど 使い古されているモチーフと言うか 作者はうんうん上出来と思っているかも知れないけど、まずは其処から這い上がらないと景色が見えない気がします。 海軍 伍長

1
てつふみ
てつふみ
作品へ
(2023-06-13)

こひもともひこさん そうなんです。 たんぽぽに気づいていても、笑い合いながら戦わなければならない矛盾と葛藤がいちばんの恐怖なんでしようね。 ありがとうございました。

0
てつふみ
てつふみ
作品へ
(2023-06-13)

吸収さん 表現が安易で使い古されているモチーフ・・・。 好きなんです。 這いあがろうとしないままの地の果て。 そんなものに憧れているのかも知れません。 ありがとうございました。

0
もじゃお
もじゃお
作品へ
(2023-06-13)

まさに兵士の心境だな、と感じました。ベトナム戦争に出ていたアメリカ軍の方の話を聞いた事があったので。 作品を読んだ後にコメントに目を通して、まさにそうだったんだなと感慨深いものがありました。

1
てつふみ
てつふみ
もじゃおさんへ
(2023-06-14)

お察しいただきありがとうございます。もちろん、戦争は未体験ですが、何とか状況を言葉にできればと思いました。 コメントありがとうございます。

0
いすき
作品へ
(2023-06-25)

なんだろう、ありえない読み方なんだけど自分にとってけっこうタンポポっていうのが効きました。ありえない読み方だけど、私にとってタンポポって決して平和的な象徴にはならないんですよ。ありえない読み方というか、つまりセイヨウタンポポとニホンタンポポの戦いというのがあって、ニホンタンポポは劣勢を強いられている。タンポポはどこにでも咲くし、春になればとても遠いところまで綿毛を飛ばすことができる。

0
てつふみ
てつふみ
いすきさんへ
(2023-06-29)

いすきさんにとって、タンポポは平和的な象徴にならないのですね。セイヨウタンポポとニホンタンポポの戦いですか?知りませんでした。タンポポの生存戦略にもいろいろあるのでしょうか? コメントありがとうございました。

0
羽田恭
作品へ
(2023-07-01)

元自衛官です。 少し感じるところがあり、返詩をと思ったのですが自分独自の作風がかなり入ったので、自分の作品として投稿しました。 よかったらどうぞ。 https://www.breview.org/keijiban/?id=11269

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てつふみ
てつふみ
羽田恭さんへ
(2023-07-03)

コメントありがとうございます。 伝わってきました。自分の感覚ですが。 妙なシンクロの情景の中、タンポポを対象とする葛藤があります。 「少し感じるところ」 自分も大切にします。

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