ハオルシア・シンビフォルミス - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

エセ詩人

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

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sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

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ハオルシア・シンビフォルミス    

シンビフォルミスは 枯れる 理由をつげずに 無言で 日あたりが悪かった とか 水が多すぎた とか みずからの窮状や 不平不満をいわず ただただ オトコはだまって 枯れていく 絶望しているのか この世界に すっかり 絶望してしまったのか 見つめたり さわったり 枯れた葉を ちぎったりしながら さがしたのは シンビフォルミスの 声 人には きこえないかもしれない 周波数で ないている 声 人には 見えないかもしれない 波長で うったえている 声 ふと ちぎった葉の 根もとから ちいさな 小さな 新芽がかおを のぞかせている どうやら この世界に まったく 絶望しきっている わけではないらしかった


ハオルシア・シンビフォルミス ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 14
P V 数 : 1620.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2021-06-30
コメント日時 2021-07-09
#現代詩
項目全期間(2024/04/25現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:1620.1
2024/04/25 21時28分10秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ハオルシア・シンビフォルミス コメントセクション

コメント数(14)
湯煙
作品へ
(2021-06-30)

タイトルの「ハオルシア・シンビフォルミス」が何なのか? 本文を読めば植物の一種とわかりますね。植物類は実際、なんらかの音声らしきものを発していると言われていたりします。そのあたりからも不可思議な感触を残す作品と思いました。 波長や周波数という選語は少しありきたりな印象がありますね。ラジオの中波は数年後には長波のFMデジタル放送に移行するそうです。

1
まさ
まさ
湯煙さんへ
(2021-06-30)

コメントをいただきありがとうございました。 植物が音声らしきものを発しているというのは知りませんでした。 波長や周波数という選語は、クソ文系野郎がイキって用いることができる ギリギリの理系用語でして、 ありきたりというのはその通りで、ぐうの音もでません。 精進します。

1
三浦果実
作品へ
(2021-06-30)

何故にか、本作、私的にはヒットする。解像度が低めの方がいいことってあると思うんですよね。平易にふわあっと書いてあることによって得られる強度ってあるなって思いました。

2
まさ
まさ
三浦果実さんへ
(2021-06-30)

読んでいただきありがとうございました。 おっしゃられるような解像度の低い、平易な文章というのは 私の詩を成すほぼすべてなのですが、 以前、投稿していた場所ではそれが"らしい"ということになっていたのですが、 ここではただ平凡な表現にしかなってないと思われて、 もっと技術的なことを身につけるべきか、 ということに葛藤があります。 ちなみに前回の「工場の妖怪」で、neue Ära recordsさんから タイトルから内容の想像がついた、とのコメントをいただいたのを踏まえ、 今回の詩を書くにあたって、 絶対にタイトルから内容が想像がつかないようにしようと、 今回ほぼそれだけを心がけました。

1
三浦果実
まささんへ
(2021-06-30)

道と君の名前と朝焼け以外の作品って「私」か「ぼく」が必ず出ていて、出ていない先述の3作品でも、宛先であるような「君」の存在があるように思うんですよね。それが本作では、完全に消してると思うんですよね。それがいいのか悪いのか分かんないですけど。 私も詩のことよくわかんないんですよね。他人のコメントって参考にはしたいけど、従いたくはないってありますよね(笑)。

1
まさ
まさ
三浦果実さんへ
(2021-07-01)

わざわざ過去作まで読んでいただいて、申し訳ないことです。 そしてめっちゃ鋭いですね。 「●●●●●● ● ●●●● ●●●● 」のコメント欄で、 作者さんがneue Ära recordsさんに返信した内容に 頭を打たれたような気持ちになり、 できるだけ視点を外にもっていくように、 今回ほぼそれだけを心がけました。

0
mimi
mimi
まささんへ
(2021-07-01)

こんにちは。 私は作詩の難しいことは解りませんし、スペシャリストが議論すればいいと思う人間です。 平坦で抑揚がなく、濃淡がない世界があるとしたならば、周りの様々な方に凸凹やアップダウン、色彩の強弱を私なら教えていただくからです。 全て人の指示や顔色を伺っては作品が嬉しいでしょうか?またその評価は嬉しいものでしょうか? 世界で一つだけのオリジナリティある作品を創り上げてください。 素朴で日常生活のあるもので描写する作品は何よりも代えがたいものですから。 まささんの感性を信じてくださいね。 作品ではなくて、まささんへ 熱くなりすぎてすみません。 気分を害したならごめんなさい。 応援しています、アーティストとして。

1
stereotype2085
作品へ
(2021-07-01)

この詩縦書きで読んでみたかったですね。より一層良さが際立ったと思うのです。一節一節が短いですし。何だか儚く脆い男性の心情が描かれているのかとお見受けしましたが、八連目から希望へと少し繋がるのですね。ならばこそ「絶望しきっている わけではないらしかった」ではなくこの作品を数段良きものに変える締めのパワーワードを持ってきてほしかったと個人的には思います。

1
まさ
まさ
stereotype2085さんへ
(2021-07-01)

コメントをいただきありがとうございました。 縦書きのご指摘はギクリとしました。 縦書きにすると、詩形が丸見えになるわけですが、 私の詩は、表現が平凡、文章が平易と言われることが多く、 詩形が丸見えになることで、それがあからさまになることを気にして、 今回思わず横書きにしてしまったのですが、 そういうところって見抜かれているんだと思いました。 締めですが、植物を育てるのは初めてで、 どう育ててよいかよくわからん、 という不安感が正直にでてしまっていますが、 いつかはドヤっとした締めができるくらいになりたいです。

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まさ
まさ
mimiさんへ
(2021-07-02)

mimiさん、すみません、 いただいたコメントを見逃しておりました。 大変失礼いたしました。 めちゃめちゃ熱いコメントをありがとうございます。 以前は別の投稿サイトにいたのですが、 半年前からビーレビで投稿するようになって、 なんだか田舎から都会に出てきた大学生みたいな気分です。(中身はおっさんです) ゆえに、都会に染まろうとして、我を失っているかもしれないです。 しかしながら、せっかく都会に出てきたからには、 いろいろ読んで、いろいろ書いて、 経験していくしかない!と思っています。 熱いメッセ―ジをありがとうございました。

1
森石 州未州
森石 州未州
作品へ
(2021-07-02)

拝読しました。 多肉植物ってカワイイですよね!プニプニしてますし。 わたしも名前をつけた植物を飼っている(?のでとても共感できます。 自分の姿を重ねるのもいいですし、植物に人格を見出すのもいいですよね。 まささんにとってシンビフォルミスがどういう存在として移り変わっていくのか、 連作で見てみたいと思ったりもしました。

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まさ
まさ
森石 州未州さんへ
(2021-07-02)

森石さん、読んでいただきありがとうございました。 かわいかったんですが、みるみるうちに徒長したり、枯れたり あられもない姿になってしまいました。 植物に名前をつけるなんて粋ですね。 植物は初めて育てているのですが、 育てていると、いろいろ気づきや発見があるもので、 またそういうものがあれば、 連作ができたらいいなあ、と思います。

0
るる
作品へ
(2021-07-09)

 私も ハオルシアの一種を 一鉢だけ持っています。前に 一回枯らしてしまって、この鉢は 二鉢めです。2回目なので、育てるための動画もたくさんみました。すると、どうやら 前回の鉢も再生が可能だったようです。そして、多肉を育てている人の多くは 自分の鉢のことを「この子」という呼び方をしているらしいです。この子と呼んでしまうのは、私にも わかる気がしてます。 この子たちは、ほかの植物とは 違って、家の中で育てるものだから情がわきやすいでです。ところが この詩では、 ただただ オトコはだまって 枯れていく オトコなんですね。人生の悲哀を、ハオルシアに感じて そして その再生を 見出しておられる。そうかあ。そうなんですねぇ。勇気がでました。ありがとうございます。その視座が素敵です。

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まさ
まさ
るるさんへ
(2021-07-09)

真清水さん、コメントをいただきありがとうございます。 真清水さんもハオルシアを育てているんですね。 ハオルシア仲間がいて嬉しいです。 「オトコはだまって」は、 実際のところ性別はさだかではなかったのですが、 クールポコのショートコントが好きで、 思わずそのフレーズを引用してしまいました。

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