Tomato(しかもカットしてある89円のやっすいヤツ) - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

わたしがいのることは

とても重い

みんな経験したことがあるであろう、とても重い"ちょっと"が詰まっている。

錠9

生きる

声なき声を拾いたいと思ったことはあるか

わたしは、ある。 あなたの胸を叩き 何故なのかと問いただしたい そう呼び止められた時 わたしは何と答えられるだろうか。 静かにだが確かにこの詩からは 張りつめた足音が聴こえる

ぼんじゅーる

天皇陛下万歳

知的破産者及び愚昧界の金字塔

平成天皇と存命中に呼び不敬を極め、大正・令和を外す選別賛美。明治から平成まで乱暴に万歳する時代錯誤と挑発精神が光る奇作。

大人用おむつの中で

好きです。

切れのいい、知性あふれる現代詩だと思いました。

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)



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Tomato(しかもカットしてある89円のやっすいヤツ)    

長年続いた「りんご、みかん」論争 彼女は3000円しか入ってないGUCCIの財布を持ちスーパーへ向かった と思ったら、薬局だった みかんかりんごを買いに来たのに 何故、薬局なのだろう 彼女は頭痛薬が欲しかった 何のため? 愛について考えすぎて 愛をその辺に棄てすぎて とても頭が痛かった 彼女は生理痛止めを買い 自分には生理がないことを思い出した 疑問に思いながらスーパーへ向かう スーパーだと思ったら 地獄か天国の入り口だった ゲロや蛆にまみれながら 生肉を買おうとした 手が止まる 私は狂っていると首を傾げながら 何も買わずにレジへと向かう 何も買わずに? 彼女は慌てて引き返し 缶詰め売り場でみかんを買おうかももを買おうか迷い りんごだと錯覚して引っ付かんだモノはカットトマト いや、それは確かにりんごだった どっからどう見ても、りんごに見えた 彼女は不満気に鼻を鳴らしてTomatoを買った 帰り道々考える 私は何をとち狂ってカットトマト缶を買ったのか 確かにアップルパイを焼くため Tomatoが必要だった 考えてみれば 彼女にしてみればお高めの、 3個421円無農薬ではないが有機栽培のまるごとTomatoなら良かったのにと 彼女はりんごを呪った まるごとTomatoなら丸かじりしたりサラダにしたり りんごの代わりにはなる だがカットトマトは? カットトマトはミートソースくらいしかにならない りんごの代わりはできても みかんにはならない 彼女は苦労して手に入れたTomato缶を睨み りんごが食べたかった カットトマトは役に立たない 彼女は気難しく納豆し りんごのようなカットトマトを 物置の奥にしまった



Tomato(しかもカットしてある89円のやっすいヤツ) ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 22
P V 数 : 1327.9
お気に入り数: 1
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2025-03-01
コメント日時 2025-03-29
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/12/05現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:1327.9
2025/12/05 20時46分24秒現在
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    作品に書かれた推薦文

Tomato(しかもカットしてある89円のやっすいヤツ) コメントセクション

コメント数(22)
レモン
レモン
作品へ
(2025-03-02)

そんなに出来が悪いかなあ… 結構、良く書けてると思うんだけど… 意味が解らないとか? うーん…悩。

0
トビラ
作品へ
(2025-03-02)

財政支援かと思って投票したら増税だったり、幸せになるために明らかにダメな相手と結婚しようとしたり、世界平和を唱えて家で家族を殴ったり、人生にはなかなか噛み合わない時がある。 ただ最近、自分は自分と向き合い、Tomato(しかもカットしてある89円のやっすいヤツ)じゃなくて、本当にほしい赤い丸っこいりんごを求められるようになってきました。 自分の場合、その噛み合わなさは、過去のターニングポイントで選択を間違ってるところきていました。 そういうのを正せて、けっこう楽になれましたよ。

1
レモン
レモン
トビラさんへ
(2025-03-02)

ありがとうございます。 何も考えなかったら、りんごを買うことは簡単なんですが、 考え始めると、どんどん解らなくなるのです。 >過去のターニングポイントで選択を間違ってるところきていました。 なんか、そんな歌がありました。 違います。ある詩人さんのポエトリーリーディングで聴きました。 リンクを貼って良いか、ご本人に確認して、「オッケー」なら、のちほどURLを貼らせていただきます。 ありがとうございます。

1
千才森 万葉
千才森 万葉
作品へ
(2025-03-02)

ん、難しいですね。 読みやすくて、書いてあることもわかるんですけど、何を狙って書かれたのかが量れない。 彼女は愛を棄てすぎて、あらゆる物を愛せなくなった結果、彼女の中の世界が混乱してきたと捉えるべきか、それとも単純に何らかの病気だと考えるべきか。はたまた大いなる比喩だと捉えるべきか。 彼女は自分自身を絶対に正しい、とは思っていないんですよね。自身の行動の結果を見て疑問を覚えたり錯覚だと断定していたり、とち狂ったと評してみたりしています。それでも彼女は行動を止めない。この辺は彼女の性格が表れているようにも感じます。 比喩だと仮定して、わたし自身こういった状況を知っているような気がするな~と考えてみました。 わたしの場合は、創作がこの作品に当てはまりそうな気がしますね。 リンゴをテーマにして書かなければ! と意気込んでキーボードを叩き始めるんですけど、なぜか果物繋がりでミカンの描写が多くなりはじめ、それでもどうにかこうにか1本書き終えたんですが、読み返してみればみるほど学生時代に追いかけてた白球を喩えているように思えてしまい、そこから我に返ってみても、リンゴを書く理由は確かに存在するものの、なぜあんな熱量でリンゴを書かねばと勢いづいていたのか思い出せなくなってしまった。 まあいいかと開き直って、そしたらどの投稿サイトに持っていこうとうろうろしたまでは良いけど、あちこち見て回るうちに気に入った作品を見つけてしまいコメントを考えているうちに、気が付いたらもう寝る時間になり、いや、そもそもこんな作品達がゴロゴロしている場所に自作を持ってきても良いものだろうかと自問自答してしまって、結局投稿しないままPCを閉じてしまったとか。 ここまで書いておいて、御作はそういう話じゃないんだろうなという気持ちに落ち着いてくるわけです。 悩みながら進んで、あちこち間違いだらけの選択をし続けても、毎日の生活はやらなければいけない事だらけで、それなのに行動の結果は受け入れていかなければいけない。 そんな詩かなとも思います。

1
レモン
レモン
千才森 万葉さんへ
(2025-03-02)

ありがとうございます。森っち。笑 この詩を書いた動機は、 現代詩フォーラムで、ある詩人さんから、 「世の中は、みかんばかりに見えて、みかんに見えるりんごが混じっているんだ。 僕は、それはりんごだ。と言わなければならないけど、君はみかんはみかんだと笑っててくれ」的なことを言われ、 「私だって、りんごはりんごだと言います」とお答えしたのがきっかけです。 それから、やたらと周りが「りんご、りんご」と言うようになり、 面倒臭くなったと言うか、ウザくなったと言うか。 「じゃあ、Tomatoにするよ」と書き始めたのが、この詩です。 書いている中で、 色んな気付きがありました。 「仮面舞踏会だけど、本物は1人だけだ」と思いました。 だけど、森っちの仰有ることも、良く解ります。 脱線、脱線、脱線続きの日々で、 本当は何がしたかったか、コロっと忘れてたり、 お恥ずかしいですが、実生活ではポンコツも極まれりと言う感じなんです。苦笑 明日は久々にシャワーを浴びて、 新宿アイランドとか言う場所でやっている「リャド展」に行ってまいります。 東京の駅は、ハードルが高くて、いつも駅構内で迷子になります。 ありがとうございます。

1
レモン
レモン
トビラさんへ
(2025-03-02)

許可がありましたので、URL貼っておきます。 https://youtu.be/8qh2EZk2N-0?si=-pGwBZq_uERDp1C8

2
レモン
レモン
レモンさんへ
(2025-03-02)

ひとりごと。 日本人の奥ゆかしさも結構だけど、 このインターナショナルな時代、 少しは外人さんの積極性を見習ってほしい。 昔、フェイスブックで片っぱしから友達リクエストしたことがあるんだけど、 承認後すぐアラブから電話がかかってきたり、 今度はXでフォローするなり、 英語の手紙がきて、 その後、自己紹介が日本語できて、 「私は57歳です。」って返したら、友達として話したいですって返って来ました。 そう言う風に、正直で素直な人が大好きです❤

1
榮翆
榮翆
作品へ
(2025-03-03)

批評家めいたことはよその人にお任せして、 感じたままを… アンバランスな心の裡の幻想、幻視。そして想像の余地を読み手にあたえる余白。 良いと思いました。

1
レモン
レモン
榮翆さんへ
(2025-03-03)

榮翆さん。 綺麗なお名前ですね。 ありがとうございます。 作品は作者の人となりを反映していると思います。 私は、 自分自身に、安定を求めるにはまだ早すぎる。と思っています。 ありがとうございます。

1
レモン
レモン
レモンさんへ
(2025-03-04)

愚痴。 あーあ。 何でこんなに難しいコメントばっかり用意されてるかね? こう、自分の102%くらい出す感じ? 刺激はあるけど、面白くはないなぁ…

1
秋乃 夕陽
秋乃 夕陽
作品へ
(2025-03-04)

読めば読むほど面白いです。 現実なのに非日常に迷い込む感じ、好きです。

1
レモン
レモン
秋乃 夕陽さんへ
(2025-03-04)

こんにちは。 (色々、1人遊びしてるので、恥ずかしい。笑) 面白いと言っていただき、 ありがとうございます。 詩だと、非日常も味わえたりするので、 やっぱり「詩はサイコー!」って感じです。 ありがとうございます。

1
秋乃 夕陽
秋乃 夕陽
レモンさんへ
(2025-03-04)

レモンさん、ホントそうですね。 詩は日常を離れた非日常も味わえたりするので、最高ですよね。

1
レモン
レモン
秋乃 夕陽さんへ
(2025-03-04)

嬉しいです。 秋乃 夕陽さんは、 気が合いそうだと勝手に思っております! お知り合いになれて良かったです。 ありがとうございます!

1
秋乃 夕陽
秋乃 夕陽
レモンさんへ
(2025-03-04)

これからもどうぞよろしくお願いしますね。

1
レモン
レモン
秋乃 夕陽さんへ
(2025-03-04)

こちらこそ宜しくお願い致します。^^

1
かずや
かずや
作品へ
(2025-03-06)

クスっと笑いました。 別に何を書こうとかではなくて、きっと思考の流れ、想像のようなものを書かれたのかなと。 こういう横滑りしてくような感覚は必ずあって、思考という言語で行うあやふやなものを文字起こしすると必ずこういうことってあるよなあと。

1
レモン
レモン
かずやさんへ
(2025-03-06)

これを書いてる(入力してる?)時は、楽しかったです。 3作目を投稿しようと、今書いてるものは、楽しくないし、飽きてきたし、疲れて来ました。きっと途中、区切りがついた時点で投稿すると思います。 詩じゃないものを、書いてて思いました。 「やっぱり詩は最高だ!」って。 ありがとうございます。

1
Metro
Metro
作品へ
(2025-03-07)

面白い!

1
レモン
レモン
Metroさんへ
(2025-03-07)

おはようございます。 おお! 最高の誉め言葉。 ありがとうございます!

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えんがわ
えんがわ
作品へ
(2025-03-29)

この作品はレモンさんの詩の中で特別に好きです。 あれこれ狂気つつ、それをコミカルに処理しようとしていて、そしてやったことは普通の日常の生活というところが、なんか好きですよ。 何気なく生きてても、軽い倒錯感に飲まれる一瞬ってありますけど、そういうのをフレッシュに表現していると思います。 うつうつとした狂気じゃなくて、カラッと笑える不思議さというのが好きです。

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レモン
レモン
えんがわさんへ
(2025-03-29)

こんにちは。 そうですね。 今、コメントを懐かしく読み返しておりました。 たくさんの方にコメントいただき、 この詩は幸せものです。 「やるやん」と、 自分でも評価してあげたい。笑 私の詩は練って書かないことが多いのです。 自分で「良いな」と思える詩や、 たくさん評価していただける詩を、いつも書けるわけではなくて、 偶然、ぽこっと生まれた詩が、多くの評価をいただいたりと、 下手な鉄砲、数打ちゃ当たる精神で、 書いていこうと思っています。(今のところ。変わるかもしれません) 好きと言って下さり、 とても嬉しいです。 ありがとうございます。

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