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森の向こう側には、きっと
狐は餌を求めて山を彷徨う 木の実を拾って巣穴の中へ 紅葉した葉をカサカサと踏みながら 川の水の冷たさを感じている この道を歩いていくと 何処に着くのでしょう 狐はペロッと足先を舐めた 棘は抜けたが傷口は痛む 泣き腫らしたから見えること 喚き散らした夜を超えて 生きとし生けるもの 全てはこんな風に輝いている 忘れない忘れようもない 暗い闇を超えて 今とても落ち着いている 鬱蒼とした森を歩く 歩くことさえ出来たなら 答えはすぐに見つかるはず 泣き崩れた日々さえも愛しくて 自分自身を抱きしめた こぼれ落ちるのは涙だけじゃなく 金木犀の花びらなんだと気付いた 橙色に煌めいて はらはらと咲き舞い飛ぶ
森の向こう側には、きっと ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1012.3
お気に入り数: 0
投票数 : 4
ポイント数 : 0
作成日時 2024-09-07
コメント日時 2024-09-15
項目 | 全期間(2024/12/10現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
一つ一つの表現が絵画のように鮮明に浮かび上がってきました★ 花を表現に入れているところが好みです(*´ω`*) "こぼれ落ちるのは涙だけじゃなく 金木犀の花びらなんだと気付いた" ↑このフレーズ好きです( ꈍᴗꈍ)
0お寿司に喩えると、金目鯛の炙りじゃなく、旬の細魚みたいな、透明感のある甘味が爽やかで舌に残る。見た目の綺麗さと同時に、クセのない上品な白身が堪らない。ラストにふたたび追加したくなるような一品。酒は凉冷えの東洋美人か文佳人を頼むのが良いと思った。
0何かこれまでいろいろあったからこそ書けるものなのだろうと(勝手に)思いました。 押しつけがましくないかたちでそっと背中を押してくれる作品ですね。
0ストレートな良さがある作品だと思いました。
0きょこちさんの詩って、なんか透き通った雫といった感じがするから好きです。
0セクシャルウですね。 このお狐さんはきっと人間に姿を変えるのでしょう。概略風に読めて続きに興味が湧いてくる。そんな深い内容を帯びてくるドラマ性を感じます。
0いつも、イメージが頭の中に絵画のように浮かぶので、絵画のようにと、仰っていただけるのは嬉しいです!それから、私も花が好きです。ありがとうございます。
0食べ物のイメージで例えてもらえるの、とても好きです!ありがとうございます♪ 冷酒も美味しそうですね!!
1本当に色々あります。 少しでも読んだ人の癒しになれたなら、そう思います。私自身の支えにもなる詩です。ありがとうございます。
0そう言ってもらえて嬉しいです。 ありがとうございます!
0透き通った雫、素敵なイメージで詩を見てもらえて嬉しいです! ありがとうございます♪
0ドラマ性があると仰っていただけて嬉しいです。 狐が人間になったら、どんな生き方をするのかなと逆に興味を持ちました! コメントありがとうございました♪
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