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【確かな世界】
私が「面白い」と感じる作品には、 その物語だけの確かな世界が息づいている。 アンパンマンの世界では血は流れない。 お腹がへっていれば顔を分け与え、みんなを笑顔にしていく。 そして、マントで空を翔ける姿もまた、 その世界ではひとつも不自然ではない。 世界がそう在ると定められた瞬間から、 その真実は静かに回り始める。 物語に生まれる、小さな理。 そこに矛盾のない息遣いがあるとき、 私たちは自然とその中へ引き寄せられてゆく。 ――確立された世界が持つ重みこそ、 人を物語へと、深く誘い込むのだろう
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【確かな世界】 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1041.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-11-16
コメント日時 2025-11-22
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


皆さんが思う面白い作品、魅力的な作品とはなんですか。 よろしければコメントください。
1深く頷けました。 ふと思い出したのは「夏への扉」。 何故SFってあれほど強度を持ちつつも世界を保てるのでしょう。 命が宿ってるようにしか思えません。
1エヴァンゲリオンです。 世界観が凄い。
1第3連の"矛盾のない息遣い"こそが重要で私は注目しました。 第4連は不要です。単なる補足以外の何ものでもないからです。第3連の内容と重複しています。 話を戻しますが、たとえ不条理の物語を書いたとしても矛盾が題材の作品であっても、重要なことはその作者の息遣いに矛盾がないことというのは同感します。 要するに、作者の中で絶対的な規則性を持つことなのです。火の点いた一本の蝋燭をイメージするとそれがよく分かります。絶対的な規則性を蝋燭とすれば、そこに点いた火は不規則に揺れても、支えとなっている"矛盾のない息遣い"が確かであればあるほど、世界観(と言うより世界の肌触り)が破綻しません。 蝋燭に点いた火が美しく感じられるのは、1/fの揺らぎを意識的・無意識的に感受しているからに他なりません。 すなわち、蝋燭に点いた火を――確かな規則性を元にした不規則なパターンの揺らぎを再現すること。私が今もっとも考えている領域で、興味深く拝読しました。 因みに私が面白いと感じる作品は、最近では特にないです。ただ面白いと感じることはやはり、創作をすることだけです。自分の作品が面白いのではなく、作品を創出すること自体が面白いです。いつも。
1物語の世界が矛盾なく生きていることの大切さを感じれました
1あんぱんまん、幼児たちが大好きですよね。 あんぱんまんとは守られた世界での つまり卵の殻で守られた内側の世界での空想祈念物語であって それはそれはすばらしく安穏な世界だけど、 そこからは何も産み出しません。一見、そういうものが好きな 大人が平和的でやさしい人間になりそうに見えますが、 リアルは逆です。それが現実です。わたしたち大人は、大人の 文学はあんぱんまんにとどまっている限り、永久に退行して、 結果、戦前のような世界が再び現れてくるでしょう。 その殻をやぶって、つらいけれど、現実をみなければならない と思いますね。だれからも支持されないし、嫌悪されるでしょうが これが真実です。
1つまらないこといってますね。 4連が不要だとか、そんなことは余計なことです。 感想でも批評でもない。あなたがそう思うなら あなたが書けばいい。みてるだけで不快な指摘だ。 いい加減にしてはどうですか。あなたは詩がわかって るわけでもないし詩が書けるわけではない。そのことを ちゃんと自覚しては如何ですか。
1さすが詩人様ですな。 これからも頑張ってください。
0私自身は、このサイトの投稿作品ですと、 https://www.breview.org/keijiban/?id=5461 が好きです。「お気に入り」という機能があるので、この機にたくさんのユーザーさんのお気に入り作品を読んでみるのもいいですね。 その他ですと、「魔法少女まどか⭐︎マギカ」、「ケムリクサ」、「大海原と大海原」、「ゆめにっき」、「ドグラ・マグラ」、「サイクリック宇宙論」、「777の書」が私の好きな作品群です。私の場合は、作品内のガジェットに謎があると一気に好みになるし、登場人物がなんらかの象徴である、という考察欲を引き立てるものだと好きになりやすいんですよね。 アンパンマンについては、「子どもが理想とする世界のあり方」に一番近いから、子どもやお母様方から人気を得ているのだと思います。それは子どもにとっては理想郷でもあり、「故郷」を感じるから、ではないでしょうか。 子どもはこの世で最も優れた批評家です、彼らは『つまらないをつまるにする手段(それは大人にとっては当たり前の手段でもある)』を知らないからこそ、本当にいいものを感じ取れるのです……
1「リアリティ」を「背徳感」と言い換えてもいいのではないか。
0そういった機能もあるのですね!
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