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風船
私は風船。 風船のように壊れやすく、世界を知らずに生きていく。 私はきっと。 母と父が手を離してしまったら、きっと私は割れてしまう。 私は空へ。 高く、高く飛んでいく、このまま飛び続けたら、私はきっと壊れてしまう。 私は風船。 私が自由に生きられるように。 世間知らずの私が、この世界で歩んでいけるように。
風船 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 781.1
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-05-25
コメント日時 2025-05-29
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


風船を掴めるのは、親だけではなく、友人であったり恋人であったり、もしかしたら、これから出会う人かもしれません。飛んでいくのは怖い、未知の空はあまりに高くて怖い。詩から、足元がおぼつかないような、寂しい心許なさを感じました。その風船は、きっと割れずに揺蕩うことが出来ますよ。
1そうですね。 お父さまとお母さまが、 ご自身より長生きするとは考えにくく、 世間知らずとのご自覚があるならば、 少しずつ、世間を知っていけば良いのではないか?と思いました。 最初は誰でも世間知らずで、社会に出るのは怖いものです。 失敗を重ねて、少しずつ色んな場合に対応できるようになりますので、 小さな1歩から初めてみては如何でしょうか。 ありがとうございます。
0親というのは死ぬ頃にはちょうど憎たらしくなっており、その憎たらしきが死んだ時の悲しみをちょうどいい塩梅で緩和してくれるものです。 どうぞご自由にお飛びなさい。親は一生ものではありません。利用するだけ利用すればいいのです。子が空を飛ぶ足枷になってはいけない。
0ちょっと不気味というのか、ロールシャッハ・テスト味がありますね。意外と(→失礼)達者な書き手さんな気がしました。
0はじめまして★ ピュアで作者の真っ直ぐな気持ちが伝わる美しい作品ですね! 飛んでいく怖さと両親に守ってほしい気持ちがありつつ、新しい世界を知りたいという意志がこの詩で表現されているように感じます★
0親になってみて、初めて感じる目線と、 もう子供じゃないよ、そう思う気持ちの両方を感じました。 ふわふわ、ふわふわ でも いつかは。 素敵だと思いました。ありがとうございます。
0どうかこの風船が割れないような社会を作っていきたい… そうは思えるのですがね… 上手くいかない社会でも、私はこの風船を最後まで見たいです
0私を風船と規定した詩。切なる希求が感じられました。詩想は理想なのかもしれません。理想を空に求める。私は風船と言う言明は、ある意味挑戦的な試みなのかもしれません。
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