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『にぃぬぅふぁぶし(北極星)』   

作成日時 2018-01-30
コメント日時 2018-02-12

わかるってことは 分かってなかった ってことを 知る ということ 大人になるってことは 自分がまだ子供のままだ ってことを 知る ということ 子供を作らない人をみて ズルい って思っていたのは いつまでも子供のままでいられるじゃない! って思っていたから 産んだ途端に お母さん! と呼ばれて 一気に大人にさせられた って 自分のことそう思っていたから でも 本当は 親って名前になったからって 今でも 大人、 になれた訳でもないし 親、 に 成りきれた訳でもないと 知ったのはついこの頃 里親をアシストする専門家が言っていた 子供を育てるんじゃなくて 子供が親を 親に育てるんです と 未だに子供と 本気になって喧嘩して 痛いところを突き刺し合って ズタズタのボロボロになりながら 近づいたり 遠退いたり そんなわたしが 本物の 親に 成りきれるのは 棺桶に入るその時までに間に合うだろうか? 故郷の唄に こんな歌詞がある ゆーるはらーす ふーにーや (夜進む船は) にーぬぅふぁぶーしーみーあてぃ (北極星を目当てにするが) わんなちぇーるー うーややー (わたしを産んだ親は) わんどぅ みぃあーてぃー (わたしだけを見つめて進む) 歌うたびに 込み上げてくる熱い想いは おっぱいをあげたその時 子宮から 大地から 貫かれるように込み上げた歓びを 今でもわたしに 思い出させる 宇宙の一部に なったみたいに


項目全期間(2019/06/18現在)投稿後10日間
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2019/06/18 00時06分45秒現在
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コメント数(11)
エイクピア (2018-01-30):

親と子の問題。民謡、母親になる、妊娠出産した後の諸問題が、子宮、大地、宇宙の一部などの壮大なスパンから、母子的な近視眼的な問題にまで含めて、簡潔に詩に要約されていると思いました。特に故郷の唄の印象は強烈で、「北極星」を調べてみたくなりました。

仲程 (2018-01-30):

最終二連はすばらしいと思いました。 親、おばあの顔がでて、ちむにすみりよ って聞こえてきそうです。 すみません、歌詞の一部を 天からぬ恵み 受きてぃ此ぬ世界に 生まりたる産子 我身ぬむい育てぃ

みうら? (2018-01-31):

仲程さんと同じく、最後が綺麗です。深い夜空に星々が無限大になって私も入っていけましたよ。

まりも (2018-02-02):

前半部分、あまりにも素直というのか、ストレートで驚いたのですが・・・ 大人だって子供になりたいときもあるし、子供だって大人になりたい時、ありますよね(お母さんごっことか、ヒーローごっこ、をしていてもよい、それが子供時代の特権、かもしれない。もっとも、今は「お母さん」ごっこではなく、「家族」ごっこ、と幼稚園などでは呼ばせるようですが。) 「両親学級」で、初産で多少なりとも不安を抱いている妊婦さんたちを前に、妊娠した時から、女性は母として一週目、二週目と成長していき、出産と同時に「母親」も生まれる。誕生日が一緒なんです、だから、一緒に成長していけばいいんです、というような話があって、涙ぐんでいる女性もいたことを思い出しました。女性は、生まれつき「母性」に恵まれている、というような「神話」や、社会人として一人前であるのだから、母親としてもそうであるべきだ、というような重圧に苦しむ女性が多いようです。核家族化が進んでいるので、多世代の声や、別の家庭の声を聴くことも少ない。余計な口出しをされている、と感じることも多々ありますが、夫の両親との完全同居で得るものは(私の場合は)大きかったように思います。 自分の両親との同居は、ある意味で自分の生まれ育った「文化」から、外に出ることがない。核家族も同様、夫は自分の「文化」を子育てに持ち込むことは少ないですから・・・。 作品評から離れてしまいましたが、これから「おかあさん」になることに悩んだり、「お母さん」であらねばならない、「良い母」であらねばならない、というような悩みを抱えているグループの自助支援の場などで紹介されるとよい詩だなあ、と思いました。そんな機会があると良いですね。

杜 琴乃 (2018-02-02):

子供を作らない人をみて について、私もきっとどこかでそう思っていた、と思いましたし、 産んだ途端に/お母さん!/と呼ばれて も、また。 「母」と呼ばれる人に、こう思っている人は少なくないと思います。けれど、それは言ってはいけないような気がしてしまう(私の場合ですが)。それをストレートに言ってしまっているので、どこか胸の内を抉られたような気もしましたし、代弁して頂いたようでスッキリした気持ちもあります。 母と呼ばれることに時々嫌気がさして、それでも母であることに歓びを感じるときも多くある。 おっぱいをあげたその時に からの噛み締めるような最後の言葉がとても胸に響きました。

夏野ほたる (2018-02-07):

最近大人になりたくないとよく考えるのですが、それは大人に苦労や苦悩のイメージが先行するからです。この詩を見て、年齢が上がったり立場が変わったからといって大人になりきれている訳では無いのだと安心しました。意識してのものかそうでないかは分かりませんが、誰かを救えるような詩を書けるって凄いです。 そして、わたしを産んだ親はわたしだけを見つめて進むというフレーズや母乳を赤ちゃんにあげたときの体の奥底から湧いてくるような喜びの表現に無償の愛情や母性を感じました。優しくて素敵!また、きっと私はこの先大人になりきれないまま生きていきますが、いつか自分が妊娠したら赤ちゃんと共に成長していくという関係でありたいなあと思いました。

沙一 (2018-02-09):

この詩は〈母性賛歌〉だと思いました。 私は男なので母にはなれませんが、それでも、母親になることのよろこび と きびしさが、やさしく伝わってきて、いいなあと感じました。

ユーカラ(でこちん) (2018-02-12):

エイクピアさん、 お読み頂き、講評まで、ありがとうございました! 返信、大変遅くなり誠に申し訳ございません!私の悪い癖でございます。きちんとした返信をしなくては!という思いで筆を動かせなくなるのは。 この作品に壮大なテーマを読み取って頂き、本当にありがとうございます。人生も後半を迎え、まだ子供とやりあって居ります!というか、先が見えてきたからこそ、納得のいくやり取りを、子供との間に交わして起きたいと頓に思うようになりました。これも私自身が、親との距離を縮めきれずに亡くしてしまったという後悔を残しているからだと思うのですが。長らく思い悩みながら親をしてきましたが、私の中の理想(?)の親像も随分と変わりましたが、唯一つ変わらないのは、最後の二連に描いた気持ちです。どんなに自分の母性を疑った日が続こうとも、あの歓びだけは、天から貰った贈り物であったと。 なので、お褒めいただき、とても嬉しく思いました。ありがとうございました!

ユーカラ(でこちん) (2018-02-12):

中程さん、嬉しい感想を誠にありがとうございます!!返信、大変遅くなり、本当に申し訳ございません!! 実は私、中程さんに、このビーレビューで出会わせて頂き(勝手にそう思って居ります!汗)とても嬉しく影響を受けているように思います!中程さんが今どちらにお住まいなのかは存じ上げませんが、沖縄にルーツを持たれておいでなのですね?! 度々目にする懐かしい方言。故郷を離れ生活するようになってからの方がうんと長くなった私の人生ですが、それでも時々故郷の血が騒ぐのを感じます。 それが私の抱える課題と混じりあって出来上がったのがこの作品です!気に入って頂いたみたいで嬉しく思います!今後もこのような詩を書けていけたらと思って居ります。今後とも、よろしくお願いいたします!ありがとう!!

ユーカラ(でこちん) (2018-02-12):

三浦さん、お読み頂き、ありがとうございます。 そうですか、無限大に広がる星々が見えましたか?! 嬉しいです!! 人間の身体は不思議です。そして命、というものもまた然り。おっぱいを与えるとき、今までに感じたことのない歓びを感じました。それこそ宇宙と繋がっているような。 三浦さんには、いつも温かい眼差しを感じます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

ユーカラ(でこちん) (2018-02-12):

まりもさん、こんにちは! いつも多角的な視点からの深い講評を頂き、誠にありがとうございます! 私は平たい表現しか出来ず、難しい詩が書けない(語彙が少なくてお恥ずかしい限りですが、汗)訳ですが、ストレート過ぎましたか? 私自身の母は仕事を持ち(助産婦でした)、常に忙しい上奔放で、昔には珍しく、家を守る主婦、というタイプではありませんでした。なので、私の中には子供や家族を中心に据えて生きている母親、というものに強い憧れや理想があり、それを目指して子育てに取り組んだ、という経緯があり、結果自分の育った環境とのギャップ(結局、自分の育った環境をモデルにする事は出来なかったので上手くいきませんでした。)に苦しむ、という事になりました。 (母性は本能という神話は)は、確かに女性を苦しめますね!この歳になってやっと、試行錯誤しながら人は親になっていくのだ、ということを、頭では心で解って、色々なタイプの人がいるのと同時に、色々なタイプの母親がいていいのだ、いや、いて当たり前、と思えるようになった次第です。 今子育てに苦しんでいる方、また、今後親になることへの不安をお持ちの方に、少しでも安心を届けることが出来れば幸いです。 いつも深いところまで汲み取って頂きありがとうございます。まりもさん、今後ともよろしくお願いいたします。

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