四番 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

死ね、ニュートン

こいつはいい

こいつはいいよ。文体とイメージは翻訳ランボーの剽窃だが詩の勢いはホンモノ。

豆大福の日

ひとつ私に くださいな。

仮に、お伽噺のような平和があるとしても 敵は、存在するする。人には 雉、猿、そして犬のようなタイプの人のように個性が色々であっても、共通する敵が いる。敵に勝つために、もっとも大事なことは、共通する喜びに きがつくこと

真清水るる

ひらいて、とがって

ひらひらとひらかれひかれて

ひざこぞう、に出逢ってください。そして手をのばして作品の言葉にためすすがめつ、触れてほしい。

帆場 蔵人@⚰

薬売り

胡散臭さがたまらない

怪しいものや不思議なものが好きな方におすすめしたい、世にも奇妙な掌編——

沙一

書かざる言わざる、雄弁に水銀を

黙って笑ってろ、沈黙は金

これを見ているあなた、恥ずかしくはないんですか? 答えられないのですか。 なんでですか。 理由があるという訳でもないのですか? ああ、そうか。 全部、冗談だというのですね。

鳴海幸子

夏は夜。月のころはさらなり

田舎の夜道は暗くとも、恋は華やかで明るい——

沙一

あなたとどんぐりとハナミズ……

悪意のないホローポイント弾

ここには○○の残酷さが描かれている。 ○○が何なのかは、読めばわかる… …かもしれないし、わからないかもしれない。 感じ方は「人それぞれ」だから。

R

祖父の痕跡

黙想を貫いた彼が最後にみたものは…

祖父の遺物が並んだ「私」だけの世界… 彼の深層に踏み込むべく「私」は宝物箱に触れてしまうのか…祖父とは一体何なのか…

つつみ

直列つなぎ-うんこ!!(……

青春の現代詩

青春はいつも、エロくて汗臭い。そして切ないけど優しいところもあり、美しい瞬間もあるけど、昆虫たちも僕らも命を捨てて夫婦になることを受け入れる。それが生きるということだから。個人的には、僕は飯田華子さんの紙芝居を観に行きたい。

蛾兆ボルカ

ちがう星

ピッチャーとキャッチャーみたいだね

それから時々 おなじ星

neue Ära records

いつまでもあいさつをしてゆ……

伝説の流行語はここから始まった

「かきかきたぶんしない」は伝説になった。わからない人には永遠にミューズは来ない。

neue Ära records

粘土

こんにゃろっというやり場のない怒れる者よ

ほの暗い系男子がたどり着いた極北のモノローグがきみにはわかるまい

neue Ära records

菊の花

2020年10月の裏番長/裏大賞

これの良さがわかるまで詩を書くんじゃない

neue Ära records

死んだベテルギウス

地球は退屈な諦念に埋め尽くされてる

重力に支配された地球人にはわかるまい

neue Ära records

風吹き抜ける青

残酷なロマンティズムがきみにはわかるまい

そのまま生き地獄で野垂れ死にするといいという孤高の美

neue Ära records

ぢんせぃ

その喪失感は夢かうつつか

ネットとリアルがボーダーレスな、デジタルネイティブ世代の感性──

沙一

潮風

潮の香りにのまれるように

不思議な気配が手招きをしている

帆場 蔵人@⚰

空の下

大自然という舞台への出奔

二人が走り出す。広大な大自然という舞台へ。

羽田恭

明るい朝の歌

明るい朝のうらには、暗い夜があった

外をみつめることが、内をみつめることにつながっている──

沙一

震え 揺れ 回る

一気に詩情が注ぎ込まれていく。 それが 震え 揺れ 回る。 詩を詠み終えても、止まらない。

羽田恭

生きるためにパイを焼く

どうしようもなく生きていくということ

ただパイを焼く。それだけなのだけれど、衒いも奇抜さもなく心にぶつかってきて揺さぶられる。

帆場 蔵人@⚰

別れ

靴の哀しみ

歩くための存在でありながら、誰かが履いてくれないと歩き出せない存在が、絶望して待機してる

蛾兆ボルカ

パパの日曜日

しがない日常に飽きてしまったすべての人へ

ごく平凡な日曜日のパパが、壮大で絢爛豪華な世界へ旅立つ——

沙一

「中央公園より」

わかりあえなくたっていい

人種、国籍、性別、年齢、人間同士のわかりあえないディスタンス、そんなことよりも、おたがいに笑っていよう、ここはみんなの公園だから——

沙一

わたしの髪は生きているのか……

心を亡くしてしまいそうなときに

ささやかなお洒落をたのしむ、それは自分が自分であることをわすれないために、ひつようだったのかもしれない——

沙一

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四番    

(四番) 「紅茶さーん」 「はい」 「四番の前でお待ち下さい」 「はい」 (なめくぢ) なめくぢは急いでいた 展開図の上に 借り物徒競走 放たれた心臓 (青) 他を圧倒して サイコロの傾きに 湖の揺れる様 青い毛の猿が一匹 座っていた。 闇を描いている と思しきチョーク (ブーゲンビリア) 僕の枕元にはブーゲンビリアの花が咲いている 死んだ者だけが 鮮やかに生きている 咲いている 一対の悲しみと 憎しみが円型と テーブルをはさんで 座っている 「何の話だい?」 それを誰に問へばいいのか 分からない


作成日時 2021-02-17
コメント日時 2021-03-15

四番 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 863.0
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 0
#現代詩
項目全期間(2021/06/18現在)投稿後10日間
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閲覧指数:863.0
2021/06/18 18時45分15秒現在
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    作品に書かれた推薦文

四番 コメントセクション

コメント数(8)
福まる
福まる
作品へ
(2021-02-17)

すいません。正直よくわかりません「悲しみ」と「憎しみ」がよく分からくて困惑しています悔しいですわからない自分が

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紅茶猫
福まるさんへ
(2021-02-18)

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紅茶猫
福まるさんへ
(2021-02-18)

こんにちは。コメントありがとうございます。私の詩はよく分からないと言われますのでどうぞ気になさらないで下さい。自分でもよく分かっていないかもしれません。 分からないことを分かったつもりになる時は、悲しみと憎しみが同じテーブルについているような時が一つあるかもしれません。これも後から考えたこじつけに過ぎませんが。

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紅茶猫
福まるさんへ
(2021-02-18)

「分からないこと」を詩にしていきたいです。 分かったつもりにならないと書けませんが。 禅問答にならない程度にします。 うまく投稿できないので細切れの返信、読みづらくてすみません。

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よびな
よびな
作品へ
(2021-02-19)

この詩を読んでの感想です。 最初の(四番)を読んで銀行の窓口だろうかと思ったら急に(なめくぢ)が出て来たので面白いと思いました。しかしもう少し読んでからこれは短い詩が4つなのだと気が付きました。ブーゲンビリアという花の名前は初めて聞きました。 「私は、あなたは、私達は、一体何の話をしているのか」というのは非常に重要だと思います。何の話をしているのかという話は、普段あまりされませんけれども。

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紅茶猫
よびなさんへ
(2021-02-21)

返信が遅くなりました。 おっしゃる通りです。数字に辻褄を合わせることが好きみたいで、いつも何かしら数えてしまいます。 これを書いた後にブーゲンビリアの花言葉を調べてみたら(さしたる意味もなく語感で導き出しただけなので)情熱という言葉が出てきて、これはぴったりだったという気がしています。 話、そうですね。詩に書くととりとめもない感じにはなりますが。 コメントありがとうございました。

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杜 琴乃
作品へ
(2021-03-07)

「四番の前で待つ」って不吉ですね。(しあわせ、という見方もあるけれど) 呼ばれてさらに待たされる、という生殺しの状況も相まってドキドキしました。 「なめくぢは急いでいた」ってすごく好きです。なめくぢの探しているのはなんだろう。ドキドキしてるなめくぢって臓器っぽいですね。。 「闇を描いている/と思しきチョーク」チョークといわれてはじめに思い浮かべるのは「白いチョーク」でした。たしかに、黒いキャンバスで「闇」を表現するなら白で塗りつぶすのかもしれない。 「死んだ者だけが/鮮やかに生きている」切ない!! 同じ対象を見たとしても、見る人によって見え方は全く違ってくる。あたりまえだけど、気づきにくいことで、でもとても大切なことだなぁと思いました。読み手が想像する余地がたくさんあって、とても楽しく読ませていただきました。

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紅茶猫
杜 琴乃さんへ
(2021-03-15)

返信が遅くなりました。普段は俳句に没頭しているのですが、現代詩は頭が解れていいですね。 短詩を並べて書く時はメリハリを付けるために、一編一編あまり関連性を持たせないようにしています。 >「死んだ者だけが/鮮やかに生きている」切ない!! 自分としてはあまり共感出来ていないフレーズでした。なので詩自体もあまり強度のないものになってしまいました。 こうして読後のご感想をお聞きするのは楽しいです。 コメントを寄せて下さりありがとうございました。

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