淡雪 - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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淡雪    

「すぐに消えるから     気にしないでね        迷惑はかけないからさ」 うるさいニュースと裏腹に 静かに降った 淡雪は やはり静かに消えてった 汚い私と裏腹に 白い白い 淡雪は 汚れる前に消えってた 静かに降った淡雪は 静かにとけて水となり ぽたらららんるぅ 流れてく 昨日に降った淡雪は 積もれどすぐに水になり 雪かきは不要で 雨となんも変わらない   すぐに消えた淡雪は 名残惜しむ暇もなく 汚れず静かに 消えってた 「ほらね迷惑かけないで     綺麗に消えていけたでしょ」



淡雪 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 11
P V 数 : 1684.1
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 11

作成日時 2021-01-02
コメント日時 2021-01-22
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/20現在)投稿後10日間
叙情性44
前衛性00
可読性33
エンタメ00
技巧11
音韻22
構成11
総合ポイント1111
 平均値  中央値 
叙情性1.31
前衛性00
可読性11
 エンタメ00
技巧0.30
音韻0.71
構成0.30
総合3.74
閲覧指数:1684.1
2024/04/20 23時51分15秒現在
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※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

淡雪 コメントセクション

コメント数(11)
螢草
螢草
作品へ
(2021-01-02)

小林素顔さん、コメントありがとうございます。 「消えってた」は意図したものなのですが、後々見ると違和感を感じなくもない気がしますね。

0
螢草
螢草
さんへ
(2021-01-03)

リズム感…ですかね。 読んだ時にそっちの方が心地よい気がして。 一回目は普通にしたのですが、やっぱり普通じゃつまらないかな、と思いましてね。

0
奥村うみ
作品へ
(2021-01-03)

痕跡を残さず消えてゆくものの綺麗さが素直に伝わってくる作品だと思います。 私の個人的な感想として、「」内の台詞があることで、台詞の裏に淡雪の存在に気づいて欲しいという願望が隠れているように感じました。 その願望が淡雪自身のものか、淡雪を観察する「私」のものかわかりませんが、読者の勝手な想像として、後者なのではないかと思いました。

0
螢草
螢草
奥村うみさんへ
(2021-01-04)

奥村うみさん、コメントありがとうございます。 そうですね、自由に色々考察してくれるとこちらもとっても嬉しいです。

0
羽田恭
作品へ
(2021-01-09)

前住んでいた地域で散々猛吹雪に苦しめられた北海道民です。 この消えていく雪の雰囲気がいいですね。 たまにあるほぼ幻のような雪をよく表現できていると思います。 オノマトペも秀逸です。

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宵月
作品へ
(2021-01-10)

消える時、こんなふうに消えたいと私も思っています。 そうでなければ、ならないと

0
螢草
螢草
羽田恭さんへ
(2021-01-10)

コメントありがとうございます。 私の住む地域ではあんまり雪が積もらないのですが、祖父母の住む北陸ではとても積もるんです…今も困ってるそうです。

0
螢草
螢草
さんへ
(2021-01-10)

コメントありがとうございます。 私もすぐ消えてしまうところに価値があるのではと思っています。

0
螢草
螢草
宵月さんへ
(2021-01-10)

コメントありがとうございます。 私もこの淡雪のように消えたいですね。

0
螢草
螢草
作品へ
(2021-01-11)

0
stereotype2085
作品へ
(2021-01-22)

この詩、凄く好きですね。擬人化された淡雪が秘めやかにひっそりと消えていく様が描かれている。淡雪が「汚い私と裏腹に」と書かれている一節と「迷惑をかけないで消えていけた」というラストからすると、淡雪を擬人化している話者が自分は人に迷惑をかけるが、と自身を評価していることが推察される。同時にその話者が、淡雪をこうも綺麗に儚く心の内で思い描けることから、逆に話者の内面の美しさが炙り出されるという構図。良かったです。

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