沙羅双樹in the soy sauce - B-REVIEW
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沙羅双樹in the soy sauce    

嘘ばかり並べたて 迷い込んだのは拝金主義の巣窟で そこはキングにもモンクにもなれなかったボロで溢れてる 世間はハレルヤ 独裁者が死んだと叫んでるけれど 僕が興味あるのはサンドに突っ込まれる万札の行き先 パチンコ屋の入り口で 「1000円軍資金が欲しいんだけど」 って電話してるおばあちゃんがいたのに 涙も出ない 同情も出来ない 哀れみもない だって同類だからね 僕も 世捨て人も呆れるこの戯言 渇いた喉を潤すのはリターンの回収金 骨身になった体からこぼれ落ちるのは 祇園精舎の鐘の音 うつろになった目に浮かぶのは ひっそりとつつましげにたたずむ 沙羅双樹in the soy sauce



沙羅双樹in the soy sauce ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 1842.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 2

作成日時 2020-08-29
コメント日時 2020-09-05
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/19現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1842.8
2024/04/19 11時24分51秒現在
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    作品に書かれた推薦文

沙羅双樹in the soy sauce コメントセクション

コメント数(7)
stereotype2085
さんへ
(2020-08-29)

沙一さん、コメントありがとうございます!ですね。自分でも対照的な二つのモチーフを上手く詩情に昇華出来たと思います。soy sauceに血。確かに黒く凝固した、もしくはドス黒い血の中に沙羅双樹が浮かんでいるとイメージすればこの詩が成功した理由、そしてこの詩の指向性が見えてくるかもしれません。イメージとして殺伐としていながらとても綺麗ですね。文章もソリッドにきまっているとのこと。ありがとうございます!

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羽田恭
作品へ
(2020-08-31)

>沙羅双樹in the soy sauce この個所いいですね。 醤油に漬けられてしまった。 ということは強者必衰の理を表す、無常の象徴が保存されてしまっている? パチンコ屋と平家物語冒頭を連想させるワードの対比が面白いですね。 ただこの人、全く懲りずに何度でも伽藍精舎の鐘の音が零れ落ちそう。

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ほば
作品へ
(2020-09-01)

沙羅双樹in the soy sauce、キャッチーな言葉と軽妙な詩文、良さも感じるけれど >僕が興味あるのはサンドに突っ込まれる万札の行き先 >パチンコ屋の入り口で >「1000円軍資金が欲しいんだけど」 >って電話してるおばあちゃんがいたのに >涙も出ない 同情も出来ない 哀れみもない >だって同類だからね 僕も >世捨て人も呆れるこの戯言 おばあちゃんを観る目線に同類だからね、とどこか主体が自分を擁護するようなナイーヴさが見えて惜しい気がします。ギャンブルに狂うなら元カノにパチ代をせびろうかと考えて、婆さんが金の無心をする姿に浅ましい自分をみる。しかし、パチンコはやめられない、ハレルヤ、独裁者が死んだってさ、玉が弾けて沙羅双樹の華が咲く、ぐらいの人でなし感が欲しい気がしました。ただそのナイーヴさが軽妙さを出す持ち味なのかもしれないですね。 >渇いた喉を潤すのはリターンの回収金 >骨身になった体からこぼれ落ちるのは >祇園精舎の鐘の音 >うつろになった目に浮かぶのは >ひっそりとつつましげにたたずむ >沙羅双樹in the soy sauce ここいらは最高にリズミカルで良かったです。

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stereotype2085
羽田恭さんへ
(2020-09-02)

羽田さん、コメントありがとうございます!無常の象徴が保存。そこまで直接的にイメージはしませんでしたが平家物語の無常観、切なさ、儚さをこの現代の俗っぽい男、半ば人生が終わりに差し掛かっている男に照らし合わせようと無意識にはしていたかもしれません。懲りない。確かにこの男性は凝りそうもないですね。

0
stereotype2085
ほばさんへ
(2020-09-02)

帆場さん、コメントありがとうございます!沙羅双樹 in the soy sauce はキャッチーですよね。本当にキャッチーです。実はこのタイトル、以前書いた詩作品のタイトルでもあったのですがその詩が最早スタイルとして私が忌避しているものだったので、タイトルだけ借用して作り直したのです。このタイトルだけはまだ「生きて」いたので。さてもう一つの感想、自分を擁護するナイーブさがあるとのことですが、実際ギャンブル中毒になると私も経験ありますが自己弁護、自己擁護しないと精神が破綻するんです。それだけ生活諸々めちゃくちゃになる。だからこの詩の話者も自己擁護したんですね。ある意味自然な流れなのです。リアリティを伴った。最後の段は僕も気に入っています。地獄のような生活から垣間見える沙羅双樹。しかしそれがsoy sauceに浸かっていることで不穏な兆しが感じられる。同時にこの男に人の心がまだ残っていることを示している。良かったと思います。

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るる
作品へ
(2020-09-04)

詩でコメントを書いてみたくなりました。 「沙羅双樹in the soy sauce」のパクリで題名は「こんな沙羅双樹de inde sky (デ インデスカイ)」 ********************* 「こんな沙羅双樹de inde sky 」 祇園精舎の鐘の音  勝者に必死で頭さげ stereoさんの顔を見上げ 「あんな兄ちゃん  おごれる人も久しからず、ねぇ1000円軍資金おごってyo^」 年金の入る日には とんかつに醤油かけ パチンコに行く時だけが 目が輝く そんな婆さんに おごってyo^」 そんなんで いん death か Money to die 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色は白く 花が終わると実をつける その実の様子は まるで 婆様が子供の頃に見た パチンコ台のチューリップ だから いいんです  勝利の日は目が、婆沙羅 敗北の日は 芥川の羅生門  家に帰ると ステレオないし音楽は無い 人の気配も無い だけど パチンコ屋さんには、stereoさん 居る! ハレルヤ キングにモンクのひとつでも 言ってやる!

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stereotype2085
るるさんへ
(2020-09-05)

るるさん、コメント&返詩ありがとうございます!inde skyって。本当に良くないんですよ。パチンコ。心身共にハマりすぎは毒になります。僕はようやく最近ギャンブル中毒からも脱しつつあり、心も体も健康を取り戻しつつあります。良かったです。キングにモンクの一つでも言ってやれ!で言いたいところですが、ここはグッと堪えて自分の身の立て直しに執心したいと思います。笑けてきますが。僕の調子を少し気遣ってくれているかのような返詩。ありがとうございました!

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