判断する たましいよ - B-REVIEW
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あなたへ

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判断する たましいよ    

朝の誘蛾灯 で首を吊るやもり おはようの死体 ぱちぱちと焦げている 匂いはしないけど 夢にみるよ 判断する たましいよ ありがとう 気持ちいいな 分別をもった やさしい 肺よ ちゃんと動いてくれて どうもありがとう 肉眼でみた夢に出てくる 火薬類取扱保安責任者の おくれ毛 生命! ハート型のことじゃないけど 心配しないで作業をしてね 心臓! ちゃんと動いてくれて どうも有難う 減らしますかお薬を いいえ とりあえずのそのままが もう少し誰もが慣れるまでが けれども 慣れても失敗はするんだから あんまり怒らないでって いうこと それ融通利かせてくれて どうもありがとうございます 髪の毛 一房分の重さの 多ければ二、三本の軽さの 染まった毛先の枝毛ぶんの 感謝をしましたが 初めからあなたには関係なかったこと だったので 聞いてくれて それこそありがとう ごめんね



判断する たましいよ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 9
P V 数 : 1497.8
お気に入り数: 3
投票数   : 0
ポイント数 : 2

作成日時 2020-08-28
コメント日時 2020-09-06
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/03/28現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1497.8
2024/03/28 22時55分34秒現在
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    作品に書かれた推薦文

判断する たましいよ コメントセクション

コメント数(9)
ryinx
作品へ
(2020-08-29)

やさしく柔らかい文章のなかのところどころに、 もしかしたら、もっともっと強いメッセージがあるのかもしれない、 と感じました。   朝の誘蛾灯   で首を吊るやもり   おはようの死体   ぱちぱちと焦げている   肉眼でみた夢に出てくる   火薬類取扱保安責任者の   減らしますかお薬を   髪の毛 一房分の重さの けれども、全体として文章を読むと優しい印象があります。   どうもありがとう   どうも有難う   どうもありがとうございます   それこそありがとう 文末に記されている、それこそありがとうの後の 最終行の   ごめんね という言葉が、とても印象的です。

1
エイクピア
作品へ
(2020-08-29)

描写からある病者の心象風景、特にヤモリの冒頭部分はこの詩の中に出て来る主人公の自画像であろうかと思いました。最終連の髪の毛の描写は他者を慮る中での自我の儚さを感じているのであろうかと思いました。

2
多宇加世
ryinxさんへ
(2020-08-30)

率直なご意見ご感想、ありがとうございます。 優しさと強い部分を意識して読んでくださって嬉しいです。

1
多宇加世
エイクピアさんへ
(2020-08-30)

非常な鋭さをもった分析、感謝です。 確かにヤモリの部分は、それを見ている自分と彼(ヤモリ)が同一化する意図が込められています。 髪の毛の描写もその通りだと思います。 ありがとうございます。

0
杜 琴乃
作品へ
(2020-09-05)

自身の臓器それぞれと精神の対話のように感じました。心臓も「私」が動かしているのではなくて心臓そのものが頑張って働いてくれている。肺もまた然り。しかも、精神は間違えることはあっても、臓器は正しい判断をしてくれる。繰り返す「ありがとう」は胸が苦しくなります。さいごの「ごめんね」がまたとどめを刺してきますね。 全体的に柔らかな可愛らしい文体のなかに、ふいに物騒な言葉がでてくる感じがたまらなく好きです。

1
多宇加世
杜 琴乃さんへ
(2020-09-05)

「たまらなく好き」と言ってくださりありがとうございます。 純粋にいえば臓器も間違えることはあるけれど、精神とはまた違った誤りをすると思ってます。

0
中貝勇一
作品へ
(2020-09-06)

質問を2つ。 ①「有難う」「ありがとうございます」「ありがとう」の書き方の違いは意図的ですか? というのも、この作品の特徴の一つは、話し言葉的であるということを思うからです。詩句がすっと読者に入ってくるのも、この文体のおかげで語られるように感じるからだと思われますが、「読む」行為を経ている以上、書き言葉的な要素(漢字の変換、あるいは常体か敬体か、など)も含めてあれこれ考え得てしまいます。 特にここで私が気になっている感謝の言葉についてですが、私なら「ありがとう」と書き方を統一して明確なリフレインを狙っちゃうなあと思います。 ②感謝の対象である「たましい」「肺」「心臓」など、その順番の意図というのは何かありますか? タイトルが読者を惹きつける力を持っています。そのフレーズは第一連の半ばに現れていますね。 ただし、その「たましい」に次いで他の身体が出てくる。そして「あなた」(この「あなた」は誰か?)も出てくる。すると、なんだかせっかくのタイトルのフレーズが薄まる感じがしてしまってなりませんでした。 モチーフとしては、他の方がコメントしてくださっているように評価できる点だと思います。自身の肉体への眼差し。ポエムアイだと思います。 あとは、その眼差しの持って行き方かなぁと。 (ちなみに私なら、ベタかもしれませんが、肺→心臓→たましいの順で視点の深化を狙います。)

2
多宇加世
中貝勇一さんへ
(2020-09-06)

質問の答えになってないと重々承知ですが、自分は「天然」で詩を書いています(もしかしたらお分かりかもしれませんが)ので、2つの答えを持ち合わせていません、というのが答えです。 ただ、分析してみるに、 「ありがとう」に関しては、僕は「これはリフレインにすべきではない」と、何かしらの直感があったので、このような形になったのは間違いありません。「リフレインでまとめるようなそういう詩ではないのだ」と思ったから、としか言えません。 それからタイトルに関しては、僕はこの詩には本当はタイトルをつけたくありませんでした。「無題」も「Theme」も違う。。。しかしこのような媒体ではタイトルは必須なので、「僕の天然」で、本文中から無造作に「拝借したに過ぎない」というわけです。 「たましい」「肺」「心臓」という順番も、天然です。自分の中の自然な流れです。推敲をしなかったとか手抜きというのでなくて、この詩はこういう形でしか成立しなかった(自分の中から出てこなかった)というわけです。 お分かりいただけると嬉しいです。

1
中貝勇一
多宇加世さんへ
(2020-09-06)

なるほど、よくわかりました。 ありがとうございます。

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投稿作品数: 2