十二月分フル選評。 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

「中央公園より」

わかりあえなくたっていい

人種、国籍、性別、年齢、人間同士のわかりあえないディスタンス、そんなことよりも、おたがいに笑っていよう、ここはみんなの公園だから——

沙一

わたしの髪は生きているのか……

心を亡くしてしまいそうなときに

ささやかなお洒落をたのしむ、それは自分が自分であることをわすれないために、ひつようだったのかもしれない——

沙一

angel coffee?……

一瞬と、永遠

幸せなコーヒーと、降りやまない雨、好きな人といるとき、あなたならどちらを選びたいですか?

沙一

食べ物と死ぬ人

目が付いているうちに読みたまえ諸君

傑作。 目が付いているうちに読みたまえ、諸君。他に言うべきことはない。

石村利勝

別れ

余りにも挑戦的、だがそれがいい

数ある一行詩の中でも、想像力/表現力がとても高い作品。最初は(え、これだけ?)と感じることだろう。しかし、これだけ?からの作中世界の広がり方は、これだけ?発言が恥ずかしくなるほど広すぎるのだ。

ふじりゅう

ママンへ

散り際にも見えるママンの後ろ姿

無駄なくそつなく、それでいて大胆にママンに語りかける。「ママンへ」あなたはこの書き出しで何を思い、連ねますか?

stereotype2085

名残の雪

美しいと思える作品だった

美しい空間を、踏む。踏むことで、汚す。踏むことで汚す、明示のされない寂しさ。本作にとって、雪を踏む行為、それだけが個の存在の証明なのだ。

ふじりゅう

例えば鳥の教え

色が付いたばかりの映画のように

情景の転調あるいは繋がりが「色彩」を基調にして、境界をあいまいにしながら広がる。

鈴木歯車

おかあさん

史上最強のタイトル回収

本文たったの6行、造作もなく読み切れ、詩人よ。 そして再度タイトルを見返し驚愕せよ、詩人よ。

さ、さ、さ、

空なんか見てんじゃないよ

淘汰

この詩はあるタイプの詩と詩人を淘汰するべく書かれている と言えば言い過ぎか。 要注目。

stereotype2085

はずしわすれた風鈴が鳴る

やさしくせつない短歌集

かたづけられない想い出、それでもめぐりくる季節——

沙一

春風に吹かれてる

だいじょうぶだあ

《なんてこたあ ないんだよ》 天国から呼びかける声が、聴こえる。

stereotype2085

永遠の反射

名作?それともただの習作?

ただの習作なのかもしれない。が、ここには作者当人も気付いていないかもしれない、天才がいる。俺の直観は当たるんだよ。人生で二回くらいは。

石村利勝

こんにちは まっさらな世界

「まっさら」の優れた表現

あなたの世界も「まっさら」ではないかな? 「まっさら」なのに、書けますか?

南雲 安晴

imagine

パンチング。

今からリーディング界隈を、ノックアウト。

stereotype2085

はっかといちご

詩における視覚要素の決定版

いわゆる視覚詩的なものは作ろうとするとパッと見の奇抜さで満足してしまい、それを行った理由に乏しくなってしまうことが往々にある。しかし「はっかといちご」はその域を超え、結晶の造形だからそこの効果を成せている。

渡辺八畳

独言少女

いつも終電に間に合う人生生きてますか

少女の独言は胸に刺さる。というか萌える。条件があって、少女は本当に少女でなくてはならず独言は本当に独言でなくてはならない。なのでこの詩は刺さるし萌える。

石村利勝

MY 9090 OF NO……

最先端ノスタルジア

なつかしみが 超えてゆく 未来という名のノスタルジイ 

真清水るる

骸骨スフィア

プラトニックな求愛の舞踏

ほろびたゆえに、もうほろびることのない、永遠の愛。それは、幸せか、囚われか——

沙一

人魚性

海、たましいの故郷

素直さゆえに、なじめない人間のせかいにたいする、異邦のかんかく——

沙一

宇宙飛行士の解剖

死因は、孤独

二重の夜に、追い詰められた、かれは、涯のない闇のなか、吊るされた——

沙一

家庭の檄文

悲運

そこには笑顔の絶えない、家庭があった。

stereotype2085

あす

ミのシャープはファ

「ミのシャープ/響かせる笹舟にのせて/送り出してみる」って、やりますねえ。ひねりが利いてて鮮やか軽やか、清新なリリシズム。これぞ令和の”もののあはれ”じゃないですか?

石村利勝

バナナはおやつに入りますか

たもつワールド全開

これはバナナですか いいえ詩です たもつザ・ワールドです

羽田恭

TOKYO

不良天使の幻像

広大さと、小さなもの、神聖さと、世俗的なものの、コントラストに富んだミニチュア——

沙一

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十二月分フル選評。    

ビーレビ筆者様各位へ。 先ず、皆様、あけましておめでとうございます。若輩者でございますが、今年といわず、末末宜しくお願い致します。先月に選評した方の作品は今月に選出しません。ビーレビさんの評判がありますね。中にはビーレビさんを貶める発言をされる方もいらっしゃいます。その為の抑止力として、貶める方も、ビーレビさん筆者様各位お互いを守る為の選評にさせて頂きます「なれ合いだろ」とは言わせません。そして今回の選評では、これから活躍する筆者様の事をおもい、選評をしますので、御理解宜しくお願い致します。 技術面だけではなく。創作活動で共通して言える事があります。ネット詩だけではなく。様々な芸術に触れる事をお勧めします。習い事や趣味を探すこと、日本各地に在る図書館にしか無い文献を見る事。旅行。要するに世界は広いので、全てを詩作に生かしたいなら。日本だけでは、詩作には足りないんです。日本にしかない言葉の表現があるように、他国も同様です。読む本を選び良い悪い感じるのは筆者様各位ですね。ですが、著名人だから書いた本が全部良いとは、私は決して思っていません。むしろ、悪い事や嫌いな所を見付け、得たのですから、自作に活かします。 今回は狡い詩について書いていきます。批評で悪い点を指摘し辛い、立ち入ってはいけない領域、絶対不可侵領域があります。絶対不可侵領域が分からなければお調べ下さい。狡い詩(絶対不可侵領域の詩)であっても私は、作品、筆者様の為になると判断した場合。ためらいません。ですが、踏み込んだのなら、責任を負うように、作品への批評を行います。狡い詩は批評を行う際、言葉にしてはいけない言葉があります。ですが、教えません。わざと使う人がいても困りますし、批評者に絶対不可侵領域があるなら、自分と重ね合わせて、言葉を選んで批評を行う事をお勧めします。それでは狡い詩ってあるの?って思いますよね?狡い詩を例えますね。大事な人を殺されたらどう感じ思い考えますか?狡い詩は広義ですので「狡い、狡くない」は批評者の判断次第です。むしろ。全ての詩が、狡い。そうあるべき。そう捉えるべき。なのかもしれません。 ビーレビ筆者様各位へは以上です。 今月の投稿作品の雑感として、私としては、とても良作が多く、選評しやすかったです。ですが、できるだけしか書けない未熟な選評を書かせて頂きます。 大賞候補作、蛾兆ボルカさん「海猫」投稿日2018年12月2日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2716 蛾兆ボルカさんの書いた海猫はすらっと読める短詩です。誰もが読める作品です。ですが。組まれた短い言葉の中には、すらっと読むだけでは分からない部分、筆者の視点からの何重にも重なった意味や技巧が有ります。ですが、読んだ方が深読みしなくても、充分想像して楽しめる作品です。感想にあらかたの答えが載っています。作品の構成力、短詩でここまで書ける方ですので、長編の散文詩、物語詩を何時かは読ませて頂ければ嬉しいです。短詩特化の方かもしれない。そう考えていたりもします。大人も子供、読み手を選ばない作品です。ですが、とてつもない情報量があります。私はほぅっと感嘆の息を吐きました。詳しくは感想を見てみてくださいませ。 優良作、ishimuratoshi58さん「秘法(第一巻)」投稿日2018年12月8日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2740 作品として空間構築に特化している作品です。読み手を選ぶ不親切な作品です。ですが、読み手が興味を持てば筆者様の勝ちでございます。いかに詩に潜れるか試される作品です。最終連の印象は皆様、如何でしたでしょうか?私にはとても心地よかったですし、感想に書いた通りです。大賞候補作にしようか迷った作品です。 優良作、仮名吹(かなぶき)電子書籍の詩集さん「仮想詩人」投稿日2018年12月8日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2738 現代から未来に向かっていく作品。無駄な言葉が無いので、読みやすく分かりやすいです。AIについて調べが足らない部分があるので、大賞候補作の迷いの中、優良作に選出させて頂きました。私が書く事が少ない事は、珍しいです。書く事が少ない事は良い意味です。 優良作、stereotypeさん「瓦礫の淵」投稿日2018年12月5日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2733 作品が現代詩でありながら近代詩の特徴を持つ作品。詩の中で、フィクションの部分を感じてしまう事が、少し頂けません。ですが、作品構成も良いです。全体を通した、着眼点と詩情と斬新さが融合していました。評価を得るに足る作品であると判断しました。 全ての優良作ですが大賞候補作であっても良いと判断しています。大賞候補作を選ぶにあたって悩みました。結果「海猫」ですが。読み手に親切でありながら「読み手を選び、読み手を選ばない」両方を併せ持つ大作、力作です。私のフィーリングにあったのかもしれませんが、私は短詩を読んで驚いたのは久しぶりです。貴重な機会、体験を、蛾兆ボルカさん、ありがとうございます。 推薦作、永峰半奈さん「故郷」投稿日2018年12月5日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2732 探している途中で何を得るのか。何を失うか。何も失わないか。何も得ないか。大事な題材を生かせていない部分もありますが。応援していますので、推薦作に選出させて頂きました。指摘した部分があるように、改善点がありますが。皆様の故郷は何処ですか?と聞こえてきた私です。囁くような声ですが、ひらがなにした「ふるさと」を読みたいと我儘に思いました。 推薦作、桐ケ谷忍さん「愛と名づける」投稿日2018年12月10日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2749 独断と偏見で選出。他に言う事があるとしたら。選出させて頂いた筆者様全員に向けて書きます。 推薦作、柿原凜さん「平成最後の冬」投稿日2018年12月12日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2758 回復者さんに寄り添い生きる筆者様。私の本職に関わるんですが、よく書けていますの一言と筆者様に共感していました。私にとって、共感という言葉がとても大事なので本当に使う事が滅多というか、大事だから本当に使いません。筆者様の流す涙は、パートナーさんを受け止める為の涙です。受け止める為に涙を流してください。筆者様に大丈夫という言葉をかけます。共感していた。私ですから言いましょう。私は筆者様とパートナーさんとの味方です。 推薦作、花音さん「願望」投稿日2018年12月1日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2713 溺れていない渦巻く情の言葉が素晴らしいです。 大賞候補作、優良作、推薦作の皆様の詩作を応援する形で今回は批評を行いました。年が終わり明けて、新しい年を筆者様、皆で迎える年です。皆様、あけましておめでとうございます。私、つきみは若輩者でございますが、今年といわず、末末宜しくお願い致します。ビーレビさんがこれから、もっと○○○○しますように。神頼みですから、本当の願いを、皆様には教えれません。叶わないかもしれませんので。


作成日時 2019-01-01
コメント日時 2019-01-17

十二月分フル選評。 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 297.1
お気に入り数: 0

十二月分フル選評。 コメントセクション


コメント数(8)
༺❦柿原 凛☂༻ (2019-01-01):

あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。 新年早速嬉しい文字列を見てしまいました。 推薦してくださり本当にありがとうございます。 めったに使わない“共感”を使っていただけるとは光栄です。 力強い味方を得ることができました。とても励みになります。

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仮名吹(かなぶき)@詩のブログ (2019-01-01):

つきみさん、2019年(平成31年)、明けましておめでとうございます。「仮想詩人」を優良作に選んでいただき大変ありがとうございます。「AIについて調べが足らない」とのご指摘、全く仰るとおりでしてIT音痴で超文系人間の弱点が新年早々露呈してしまいました(笑)今年もよろしくお願いします☆

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stereotype2085 (2019-01-02):

つきみさん、あけましておめでとうございます。「瓦礫の淵」を優良作に選んでいただきありがとうございます。手前味噌ですが今振り返ってみると本当に美しい詩でしたね。「瓦礫の淵」。このような詩は中々書けないと思うので、評価していただいてとても嬉しいです。これからもコメ、詩作ともにビーレビ内、またその他の場所でも活発に活動なさるのを期待しています。

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環希 帆乃未 (2019-01-15):

元、つきみです。環希 帆乃未(たまきほのみ)と呼んで頂ければ幸いです。改めまして、末末宜しくお願い致します。

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石村利勝 (2019-01-16):

新しいお名前に変えられたことは先日気が付いたのですが何とお読みすれば良いのかが分からず困っておりました(笑)たまきほのみさん、ですね。ひらがなの方が可愛いように思うのですが、如何でしょうww それはともかく、拙作を優良作品に選んで頂き有難うございます。求める基準の非常に厳しい選者に選んで頂いたことは、詩書きとして大変励みになります。御眼鏡に適うような作は中々かけるものではありませんが、ともあれ巧拙を省みずかき続けて行く中で、いくらか増しなものをお目に掛けることが出来ればと思っております。

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環希 帆乃未 (2019-01-16):

石村さんへ。求める基準の非常に厳しい選者ですので、もしかすると。今月のフル選評は、ワン選評のみに成る可能性が出てきております。ですが、酷評では無く批評であれば。歯を食いしばって。歯が折れても良いので。フルを書こうかなとも悩んでおります。皆様の詩作を応援しております。

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永峰半奈 (2019-01-16):

環希 帆乃未さま 永峰です。拙作「故郷」を読んでいただいたのみならず、こうして選評していただき、まことにありがとうございます。いただいた批評を真摯に受け止め、詩作に励んで参りたいと思います。この度はどうもありがとうございました。 松の内も過ぎてしまいましたが、さいごに、明けましておめでとうございます。

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環希 帆乃未 (2019-01-17):

永峰さん応援しております。あけましておめでとうございます。末末宜しくお願い致します(*・ω・)*_ _))ペコリン

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